しかし、休学前と同じようなことはできないし、体調によっては学校に行くことも難しい日もある。
このままでは卒業も難しく、退学も考えているが、やはり学位は獲りたい。実験はだいたい終わってて、あとは論文と学位論文書くだけなんだ。
でも、学校に行こうとすると吐き気がしたり泣いてしまったり、ダメな日がどうしてもある。
そういう日、自傷をすると気分が楽になることに気づいた。
気付かれたら困るから、内腿とかを軽く切る。血が少し出るくらいでいい。それだけでなぜか気分が楽になる。学校に行って、ある程度しっかり仕事ができる。休学前や休学中は死にたい気分でズバっと切ったことがあったけど、そういうのとは違う。
卒業まで、このままのペースでやっていってもいいんじゃないかって気がし始めている。
足は傷だらけになっているけど、このまま宙ぶらりんで止めるよりは将来の自分にとっていいんじゃないだろうか。