人間が出来てるドイツ人上司に「今度はイタ公抜きでやろうぜ」っていつものジョークを伝えに行くと、
「なあ、僕らはなぜあいつらに負けたんだろう?」とビールでへべれけで絡み酒。お前、また禿げたな。
さて、ピザが焼ける。底面が完全に真っ黒なのが気になるが、10名強で、32インチ3枚。お前ら、
常識とか分かってきたじゃねえか?良いよーアメリカ人良いよー。とか思っていると、ピザばあさんが
口を開く。 「今日は、私のピザが食べられるラッキーさんは三人だけなの、そのラッキーさんは
私の娘と息子、それに今日とっても素敵なプレゼントをくれたケンあなたよ」32インチの黒焦げの
肉の塊を渡される。贔屓?いじめ?なんなの?それ?氏ね。畜生氏ね。泣けてきた。
ほかの奴はどうするんだろうと思っていると、 庭の前にバンが二台横付け、中から屈強な男たち
が両手に何かを抱えて四名出てくる? スワット!?ああ、ピザ一家殺しに来たんですね。格好良い。
「ほかの人たちには全米1美味しい、BBQピザを頼んでおいたわ」出席者の手に また30インチピザが
配られる。一人1枚。罰ゲーム。ピザデブ娘とピザデブ息子は歓声を上げる。
全米1美味いピザは焦げと脂身の味しかしなかった。
ピザデブ一家は一人2枚ピザを平らげ、俺が買ってきたダイエットコーク24本×3を三人で飲みきった。
まあ、おまえら日本人はノーと言えるようにならないとだめだってことだ