2008-04-21

こだわり大豆 風味にうなる

八王子一丁庵(いっちょうあん)」の「天日干し 一丁庵豆腐」(336円)

 大豆の風味に、うなった。コク(豆乳の濃さ)は通常の1.5倍。醤油(しょうゆ)をかけてはもったいない。そのままか、塩だけでいい。

 北海道有数の大豆産地、苫小牧市近郊の厚真町産100%。収穫後は、そのまま畑に積んで自然乾燥させる。にがりも、オホーツクの海水が行き来する北海道サロマ湖から。「北の大地と海からの贈り物。豆腐屋の意地を見せました」。380グラムに、社長高地広さん(42)のこだわりが詰まっている。

 絹、木綿のほか「がんこ」(399円)も。さらに手間をかけ、1日200丁の限定。手に入れば「今夜は冷酒のお供に」といきたい。

 店では契約農家国産大豆しか使わない。輸入物に値の安さで押されるが、「豆腐に最も合うのはやはり国産。こんな良い大豆が無くなっていいのか」との思いを込める。

 ヨモギ、ユズシソなど四季折々の豆腐や、野菜の色を巧みに取り込んだ豆腐の総菜は、目にもおいしい。

SEOスパム スパム SEO 検索スパム

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん