2008-03-11

我々は胸チラ・ふくらみ観察学会である。

私は胸チラ・ふくらみ観察学会の末端構成員・谷間アリ・ガトーである。

引き締まった体にも興味はあるが、ほどよく肉のついた胸のふくらみこそが我々の宝である。

今日関東地方は4月中旬並の暖かさであった。

この日を、この谷間アリ・ガトーは6ヶ月も待ったのだ!

急に訪れた春の陽気に、街ゆく女性たちは無防備な身体を晒している。

これは、年に一度きりの、またとない好機なのだ!!

つまりこうだ。観察対象は、完全武装している冬から、春を経て夏へと段階を経て武装解除を行う。

武装解除には、露出度を上げる服装解除と、冬の間に余ってしまった脂肪解除とがある。

しかるに服装解除は即時に行えるが、脂肪解除はすぐには解除できない。

かくして、服装だけ春の武装で、体は冬のままという、ほどよく肉の付いた胸のふくらみを観察するのにこれほどの好機はないのである。

この陽気は長く続かないようであるが、これ以上脂肪解除の時間を与えることのないよう、

学会をあげて、気象庁に圧力を掛けているところである。

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