オセロの中島知子と他2人(知らない人)と一緒に車で逃げているのだ。何から逃げてるかって?
核だよ。核。
どういうわけか、東京に核爆弾が投下されるという情報を知っていて、北へ向かって逃げているんだ。
それで、中島知子はパニクって反対車線へ行ったり来たりと、もう、てんやわんや。
で、暫く走ってると、車が沼地にハマっていて身動きが取れない。その時点で、もう東京じゃないんだけどさ。
すると、遠くの方がピカって光ったんだ。
次の瞬間、俺は食堂でトンカツを食べていた。
その味はやわらかくてジューシーで、こんな素晴らしいトンカツを食べられる私は、きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私が食堂の店主。客に出すのはもちろんトンカツ。
なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです。