2007-11-26

恋愛至上主義って

「私、恋愛至上主義だから」って冗談めかしていうことがある。

けれどそれは「私は恋愛を最優先しまーす」っていう風に自分で決めてなったものじゃない。

勝手に頭が相手のことでいっぱいになっちゃって他のことが手につかなくなるだけ。

別になりたくてなってるわけじゃない。自分でもコントロールできない。

「この人を好きになって幸せ」と思うこともたまにあるけれど、「なんでこんな人を好きになっちゃったんだろう」ともがき苦しむことのほうが圧倒的に多い。

それは甘酸っぱい思いなんていう生易しいものじゃなくて本当につらくて苦しい。

どれだけ苦しい目にあっても何度も恋愛しちゃうのは別にそれが楽しくて幸せだからじゃなくて、望んでなくても恋に「落ちちゃう」から。

それだけ必死になって相手のことを見て相手のことを調べて相手が望むものをなんでも提供しようとするからアプローチが成功することは多いけど、自分が相当無理をしないと相手の望むものを提供できないなら、結局は続かない。

モテてるわけじゃない。無理をしてでも相手に合わせて貢ぎまくってるだけ。(貢ぐってのはお金に限らず時間だったり手間だったりいろんなコストを膨大に費やしてるってこと)

無理をしなくてすむかどうかで好きになる相手をコントロールできるぐらいなら恋愛至上主義とは言わない。

多分そういう場合は恋愛の優先度もちゃんと適切にコントロールできるから常に恋愛至上にはならない。

恋愛至上主義っていうのは恋愛感情に翻弄されている自分の情けなさを自嘲してる言葉なだけだよ。

電通とか全然関係ない。

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