例えば何か新しい商品を買うとする。
自分にその商品カテゴリーに関する知識がないため、誰かに聞いて購買判断するとしよう。
ネットをある程度使いこなしている層であれば、掲示板などで前評判を調べた上で購入することが出来る。
それならまだ救いようがあるのだが、一番難儀なのが調べもしないのに買いたがる層である。
この層はほとんど突発的に購買行為に走るため、下調べは全くしない。
そもそもその商品が自分に本当に必要であるかどうかすらも吟味することは無いのだ。
彼らの購買欲で一番先行するモノはイメージ・ブランド・ステータスである。
そして、彼らは身の回りのいわゆる『口コミ』にも満たないような意見に右往左往される。
その彼が言うには、『液晶テレビを使うと目が悪くなる』という。
どこでそんな都市伝説を拾ってきたのか?と問えば、彼の知人の話だという。
実際そんなことはあり得ないのだが、真に受けてしまうのがまた知識の欠如からくるのだろう。
(当然画質設定によっては目が疲労し視力低下を招く可能性は否定できないが当然液晶方式に直接関連はない)
その程度の知識もない人間が正しい購買判断を出来るかと言えば、当然否である。
テレビであれば画像表現性、乗用車であれば運動性や居住性、酒でも香りや風味など、
ありとあらゆるモノを評価する際は基準(=知識)がないと当然評価できない。
その評価基準を他人に委ねる・若しくは抜きにして判断しようというのだから笑止である。
しかも素人のにわか知識では細かい差など解らない。
だからといって知識も身につけず、差も解らずに購買行為に及ぶのはまさに愚の骨頂。
差が解らないうえに大して興味もないモノであれば自分の価値観相応のただ安い物を買えば良いだけなのだが
何故それを出来ない消費者が多いのだろうか?
メーカーに踊らされているのに気付いてないのだろうか?
未だ持って謎である。
それは君の偏見だと思うよ。 あいつ超だっせー服買ってるよ、って言ってるのと同じでは? 世の中の人は、わざわざ時間を使って、最大効率の選択肢をとろうとはしてない。 高い金出...
口コミにも満たないような話に左右されるつっても ネットの掲示板見て判断するのもそれと似たようなもんだろ いや、ネットの方信じる方がタチ悪いかも