2007-07-30

参議院選挙 山本一太がなぜ当選したか 振り返りと自民党落選候補者

山本一太候補者がなぜ参議院選挙当選したか。

1.対抗馬に「民主党候補者がいなかった。

2.徹底的に自民党色をなくした。

3.TVタックルでの知名度があった。

 

ま、いろいろありますが、他選挙区落選した自民党候補者の反省に。

 

彼は、まず風を読んだ。

 

どういう風かというと、自民党の本当の逆風だ。

 

彼は「自民党」という言葉に、選挙民の人々が嫌悪感をむき出しにするのをわかっていた。

 

そこで考えた。

 

民主党自民党になろうと。

 

ここが他の選挙区落選した候補者と違うところ。

 

民主党風に化ければよいのだ。そして、それを実行する。

幸い、選挙区には、国民新党共産党候補者しかいなかった。

 

1.カモフラージュ

まず、最初にしたこと。

タスキの色を白地に赤い字で「山本一太」に。

民主党かと見間違えてしまうくらい。

 

2.自民党大物議員 小泉首相が来ても、同席しない。

小泉首相選挙応援に来ても、決して、一緒にテレビに映ることはしなかった。

小泉首相が一緒のところを見られれば、テレビに写り、無党派層民主党寄りから敬遠されるのは目に見えていた。

 

3.名前の連呼に「自民党公認」とは言わない

自民党」という単語も「安倍首相」という単語も極力言わない。

彼は応援していた安倍首相の代わりに「政府」という言葉を使い、批判する。

 

4.「民主党」を批判しない。

自分がやってきたことを、ひたすら握手とおじきと名前の連呼。「頑張ります」とだけ声が枯れるまで叫んだ。

その際、決して「民主党」を批判することも、もちろん擁護することもせず、政府批判を繰り返し、名前の連呼。

 

応援演説を聴くと、まるで民主党候補者のようだった。

 

5.創価学会

創価学会票を安定的に取り込んでいた。

 

彼はある意味選挙の情勢を読む天才なのかもしれない。

 

政治には、彼のようなしたたかさが必要。

 

安倍首相の逆風が吹いたこの選挙戦

 安倍首相の名前は言葉は出さない。安倍首相ポスター選挙事務所からは見せない。すべて裏返し。

 

自民党が敗れた他の選挙区はどうか。

たとえば、三重小野崎耕平という候補者

とても優秀で落選したのは残念であるが、彼は一貫として自民党色にこだわっていた。

 

風が読めなかった。

 

政治には、ずるがしこさとしたたかさ、とにかく当選するならどんなことでもする傲慢さが必要。

自民党から来た有力者の応援に同席しないといった、頭脳戦略も策士のひとつ。

 

落選した自民党候補者は、山本一太を見習って反省すべし。

 

えっ そんな小賢しいことはしたくない?

あのね、選挙民は、賢くないんですよ。

白地に赤字の名前のタスキがあれば、民主党だと刷り込まれている。

名前の連呼とかすれた声があれば、頑張っていると思う。

国民新党なんて党は、新聞を読まない層はわからない。

握手すれば、応援したくなるのが人情

 

こうしたことは、ぶっちぎりで当選していることが物語っているんですYO。

  • http://anond.hatelabo.jp/20070730060929

    彼が本当に抜け目ないと思うのは、けっこう組織票も持ってそうなのに、 増田が指摘したような事を怠らずやってるところだよな。

  • http://anond.hatelabo.jp/20070730060929

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