Adobe CS3を入れた。こりゃ駄目だと思った。
自称ロサンゼルスのデザイナーみたいにタダのソフトがあるからアカンワとかお母ちゃん並みのことを言いたいのではない。
PhotoshopもIllustratorもまあ、いい具合に仕上がってる。
プロのツールだからマウスでポイント引っ張って操作する所の挙動のチューニングなどはとてもありがたい。地味だがそれだけに金を払える。アフィ乞食がブログで伝聞と嘘を書くだけと違って1日1万回以上のクリック、3km以上のマウス移動をするのだ。それぞれのストレス軽減は「金になる」。
マーケティング的に必要なのかもしれないが機能の増加は金額に見合うかどうかわからない。工数はかかってるんだろう。でも要らないよ。それよりバグとってよ。
まあ、そんなアップグレードのシーンは日常であるのでいいのだが、最大の問題はやはりMacromedia製品とAdobe製品の統合である。
結論から言えば「統合」できなかったらしい。ユーザー数の多寡という小学生並みの多数決原理でバッティングするソフトがあるものは生き残り、あるものは消え去る予定のようだ。
名前のどちらかが消えるごときはいいのだが、せっかくの合併なのになぜパッケージのみならず違うチームの資産たるコンセプトやアイデアまで捨ててしまうのだろう。
キャッシュフローしか見てないマネージャーには分からないかもしれないが、あれだけ肩身が狭くともGoLiveを使ったのには理由があるからなのだ。Photoshopのおまけ扱いでもImageReadyの機能がワークローに既に組み込まれてそこにあるんだ。そういうリアリズムは商売人なら門外漢でも分かったもんだが、すでに椅子に座ってるのはサラリマンでしかないということだろうか。
どっちか残すなんて合併などせずとも元の両社がそのカテゴリから撤退すれば済んだことではないか。それで社会資本的にもロスが減る。でもそれだけだ。アドビのマネージャーたちが合理化と称するのはサルにでもできる椅子とりゲームでしかなかったわけだ。
10年以上前、ソフトウェアの会社からはコンピューターはこう使うんだぜと凄いディレクターと天才プログラマーが一緒になって俺たちにその知的再生産のための魔法を変な匂いのマニュアルとあっけにとられるフロッピーの束とともに売りつけてくれていた。
今は何も知らない能無しのスーツが目の前で札束を数えながら預かった畑を掘り返し、アスファルトで舗装している。
もうそこには二度となんの果実も実らないのだ。クソボケが。
この人は、企業がユーザのために存在するとでも思ってるんだろうか。そういう企業があっても良いが、企業は利潤を追求するために、投資とリターンを天秤に掛けて事を決めるのだけの...
君が経営者の器じゃないのだけははっきりわかる内容
器の問題じゃないだろ。 読解力の問題。
「先々の期待利益」って書いてあるんだけど読めないのかな。 「期待利益」の意味を無意識に矮小化して理解してるとしたら、器じゃないのはどっちだろうね。
経営者になる気がないなら別に器じゃなくても問題ないべwww
ようするに、二台巨頭が合併すると競争力が無くなる的話の続きでしょ? 使う理由があったソフトが本当に利益を産むほどの理由ならスピンアウトしてでも生き残るだろうし、そうなら...
1ユーザーとして「アドビは駄目だ」って言ってるだけにしか見えんが・・・ 食ってかかるポイント間違えてるだろ、それ
いや、根性論だよ。 そういう経営っぽい文句でいうとアドビさんはソニークライシス的「MBAの会社ごっこ」で事業コアを失いかけてるだろといいたい。 Acrobatはどうだったか。競争力が...
http://anond.hatelabo.jp/20070720125005 の記事に激しく賛同するとともにオチにワロタ。 俺は最近アドビプロダクションスタジオを自宅用に購入して唖然とした。 仕事先PCに入っているプレ...
それだけソフトとして完成してしまっていると言う事だよ。 だから困ってるんでしょう。アドビも
たまたま良く使う機能が、5年前でほぼ完成していたのでは? 俺も、CameraRAW(Bridge含む)を使いたいがために、PhotoShopを7からCS2に変えた。 それ以外はコピーツール類が使いやすくなっ...
ああ、なるほど。 確かにCSになってからDTPユーザ以外の方を向いてリーチを伸ばしているような感じはしていた。