2007-02-16

理系

工学系と非工学系の間って、ものすごい溝があると思う。

工学系って主に既知の知識を応用したらどういうシステムができるかを考えるスタンスで、非工学系は既知のシステムの仕組みを調べるっていうスタンスだと思う。

メインストリームとしては要は正反対に近いわけで。

大学の学部を選ぶ時に興味とかが大きく作用すると思うけど、工学系に進むか、非工学系に進むかは多分本人の根本的な興味の対象によって分かれるような気がする。

よく、応用か理論か、とか言われるけど、そうじゃなくて、既知の知識としてベースにあるものを基本にするのは同じでも、向いてる興味の方向性が全然違うんだと思う。「なんでこれはこうなってるの?」というような領域を向いているのか、「これをいじったら面白くなりそう」という風に向いてるのか。思考や興味が開いてるのか、閉じてるのか、と言えるのかもしれないけど。

そういうのを考えずに、なんで工学系に進まなかったの?とかいう質問を非工学系の子にするのは全く以てナンセンスだな、と思う今日この頃。もちろん逆も然り。

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