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はてなキーワード: 階級とは

2024-06-02

anond:20240602144938

表現の自由は悪です

思想言論の自由も悪です

リベラリズムはそういった「自由」を悪である定義しま

差別弾圧格差社会階級、そういったものを定め、個人権利を認めない事、それこそが真なる社会的正義であり、リベラルなのです

これから日本必要なのは焚書表現の自由の取り上げ、クリエイターリベラルに反する悪ですので

遺伝の引力すごいと言いつつ、二行目でいきなり遺伝ではないものの話をしていて意味が分からなかった。

実家の太さが遺伝とどう関係あるんだ?

遺伝っていうなら実家が太くても遺伝子が悪いと失敗するって統計を出さなきゃなのに…

二行目以降って昔(といっても5年くらい前)は専ら社会階層階級問題として語られていたのに、最近は全て遺伝で済ます人が増えたよね



https://x.com/tanukiponkich/status/1796462735884193939

2024-06-01

セクシー田中で思い出す某アニメ

声優韓国ルーツの人がいて別の仕事慰安婦について聞かされていた監督音響監督監督と仲が良くストーリーにもかなり関与)がアニメ慰安婦を取り上げたいとなり(本人たちがインタビューで語る)

西洋舞台ファンタジーからもちろんそのまま使うことはできないが、「ヒロインレイプ妊娠されるがその苦しみを乗り越える」という原作には一切存在しないシナリオ提案

原作者は「ヒロインの出番が原作では遅れたので早めに出してほしい」とアニメ側に改変要望を出していたのだが

監督らは「早めに出します、ヒロイン軍人レイプされてどん底に陥るがそこから回復するストーリーにしてもいいですか」と相談

鬱要素もあるファンタジー作品とはいえセクシャルさはあまりない原作で、16歳の明るく元気なヒロインへのレイプネタなど、原作者は断る

しか慰安婦の悲しみをメインストリーに組み込むのはもう決定済みで、軍事政権軍人が幅を効かせているという世界観なのに軍人によるレイプネタがない原作の方がおかしいと納得いかないアニメ制作

攻防の末、「ヒロインに使うのはダメだが、レイプネタオリキャラに使う分には許す」という運びへ

そのオリキャラというのがアニメしか完全に存在しないキャラかというとそうではなく、原作ではほぼゲストキャラのような子

ファーストネームしかなかったそのキャラ苗字もくっつけ、肌の色などキャラデザもやや変更し、「一応オリキャラ」ということにして原作ヒロインよりも活躍する悲劇慰安婦へと仕立て上げた

それだけレイプ展開を描きたくて仕方なかった制作陣なのに、レイプに至る展開が雑だった

市民暴動を起こして軍が制圧した際に「レジスタンスがどこに潜んでいるか知っているか」と聞かれ、慰安婦が「知らないわ!たとえ知っていたとしても教えないわ!」と強硬な態度を取ったため見せしめ連行され犯されるという

本当にどこにいるか知らないのでただのアホになっているという

その慰安婦連行した軍人キャラ原作から登場する人物

主人公サイドの軍人キャラ対立関係にあり態度悪いものの、休日には妻子を連れて遠出して家族サービスするパパという描写がある

家族サービスパパをレイプ犯にしたってわけ

原作には老若男女が出てきて、イケオジではないおっさんキャラが多数いるのだが、アニメは若く美しい男女ばかりに興味があり、おっさんキャラの変な改変がよくあった

内乱移民虐殺が行われた際に、前線移民の子供の死体を前にして、彼らを殺すことなどできないと精神崩壊して撤退したメンタルが脆い軍人キャラがいて、

彼は名門家系から解雇にまでは至らなかったが、内乱で武勲をあげられなかったため昇進が止まって目下のもの階級を抜かれている

アニメだと普通に移民虐殺するキャラに変えたくせに昇進してないただの無能にされた

美しくなく若くもなく、アニメ側がオリジナルでやたらねじ込む恋愛ネタに使えないキャラから興味ゼロでそういう扱い

「これ変えたら面白いやろ」と色々変えるけど物語全体との統合性を考えられないのでオリジナル部分と原作由来部分の矛盾が大量にあった

慰安婦レイプ出産のショックで口を利けなくなっていたが、かっこいい主人公くんにイイハナシされたら立ち直って喋れるようになりましたチャンチャン

全てが雑でゴミだった

anond:20240531171656

東京にいることで階級再生産が起こってることは事実から

議論がややこしくなるんだよな

本来意味なら元増田みたいに親子と家庭に着目するのが正しいんだが

粗野な状態に置かれた捕獲されたものは主に女性である。これにはもっともな理由がある。

男性奴隷階級存在するところ以外では、女性原始的集団の中で、より役に立つばかりかより簡単管理できるものである

その労働集団にとってその扶養をおぎなう以上の価値があるし、武器を持っていないので男の捕虜より脅威が少ない。

女性は非常に効果的な勝利記念品という役目も果たすし、またそれゆえ、捕獲者には、証拠として、捕獲であるという彼女らとの関係を跡づけ保つことは価値がある。

この目的のために、彼は捕獲した女性たちにたいして支配強制という態度をとり続けるのである

そして、武勇の印であるから彼女たちが競争相手戦士のいいなりになることを許さない。

彼女たちは命令強制にぴったりの被支配である

彼女たちを支配することは、彼の名誉と虚栄心のどちらも満たしてくれるのであり、この点での彼女たちの有用性は非常に大きい。

この捕獲の慣習が共同体の習慣になった後、服従させられ証拠とされた女性一般に、

その捕獲者と慣例として認められた婚姻関係はいるようになる。

その結果生じるのは婚姻の新しい形式であり、そこでは男は主人となる。

この所有権――婚姻私的財産および家父長制家族の両方の起源であるように思われる。

したがって、この偉大な制度はどちらも競争起源をもっているのだ。

所有権起源 ソースタイン・ヴェブレン

https://open-shelf.appspot.com/TheBeginningOfOwnership/chapter1.html

2024-05-29

虎に翼43回 父親のやったことの何がダメなのか

この回で、寅子の父親(直言)が告白した色々に娘の寅子が「は?」って顔して、最後はいい話で終わった。

直言がやったことの何がダメかわからない人もいそうだけど、パターナリズムからです。

パターナリズムとは、

権威ある人間の考え、行動が第三者のために決定し、その結果第三者アドバンテージを得るかもしれないが、人生自己決定責任を持てなくなる”

であり、親から子、帝国から植民地などへ主になされるもの

日本語では家父長制と訳されることが多いが、日本旧来の家制度を軸にした家父長制とは意味が異なる。

同じくペイトリアーキも家父長制と訳されるけど、こちらは、

「最年長の男性家族の長である社会。または、彼ら自身利益のために能力権力行使する男性によってコントロールされた社会ケンブリッジ辞書)」

なのでまた違う。

家父長制だから父親の行いというわけではなく、構造なので当然のように女性もその構造内で権力をふるいます

姑や中高年女性が、若い女性や息子の妻に「男性優位家父長制のわからせ」するのが家父長制構造です。


話を戻して、寅子の父親が「娘のために」いい結婚相手勝手に決めたり、配偶者の死を隠すのは、

娘の自己決定権を侵害し、人権を軽視し、所有物として扱う、してはならない行為

それが、「娘を可愛がってくれるいいお父さん、いつも優しい、味方の、弱いところもあるお父さんが良かれとおもってやってしまった、本人も反省している」であっても

ダメものダメで、

「お父さんだけが私の味方だった。ありがとうしかしそれはそれ、これはこれ。私に対する侮辱であり許せない。よくしてくれたことのバーターにはならない。これからの私にも娘の代にも誰にも絶対させない」というジャッジ批判必要だ。

日本ではお気持ち人情構造邪悪グロスで許して安いいい話にしてしまいがちで、NHKもそういう価値観迎合しているのだろうけど、

ダメものダメとやりすぎなくらいしっかり指摘していかねばならない。

NHKにそういうレベルバカにされているから、ああい報道をされているわけだし。

男性の弱さ愚かさゆえに女性子ども人権が踏まれるのを許していてはダメで、

社会構造的に男性権力勾配の上にいるので、愚かで弱いことはそれだけで悪なんですよ。

優三さんという「都合のいい男」の使い方にも問題がある。

必要なのは「何でも許して受け入れて応援してくれる都合のいい階級の低い優しい男(女)」ではなく、

都合が悪くても思考して個として敬意をもって互いに対話交渉ができる人間同士の関係から

弱さ愚かさを謝罪するのなら、責任を取ってさっさと妻や娘の無料衣食住マネジメントでもするべきで

「お父さん」の座でヨイショされながら謝っていい話にするのは全くもって違う。

2024-05-28

anond:20240528161036

アンフェ弱男はただの自称であり、勝手階級を作って特権意識を持ってるだけ

障害とは別の概念です

障害者だから困難な人間がアンフェ弱男を自称なんかしたら福祉を受けられないのは当然ですよね

何故日本ではデモが起こらない?

現代日本社会は有能なやつが能力に見合った報酬を得られる、能力と対価の交換が非常に効率的社会になってるから、有能なやつがデモ一揆する下級側の組織に入って利益を得ることがない

なぜなら優秀なやつは稼ぐチャンスが豊富で稼ぐ手段複数から自由に選べるから上級になりやす

社会を変える力のある規模の組織的大規模デモ一揆は、優秀なやつが組織の下級側に燻ってる構造じゃないと起きない

優秀なやつは自力で成り上がるチャンスが一昔前に比べて爆発的に増えてるから下級で燻りづらい

一昔前は出身学歴人種階級による差別が強く、優秀な人間が下層で燻る可能性が低くなく、知能が高くて優秀な下級が団結して社会変革を起こすことは可能だったが、

国境がほぼなくなり情報海外から得られて移動の自由保証された現代では、優秀な人間が上層に階級移動し、無能が下層に下落する社会効率が非常に高くなった。

なので社会を変えるような大規模デモ組織されない。何故なら、大規模組織を維持運営できるような有能は既に起業していたりして対価を得ることができる世の中になっているからだ。

そして無能は団結できないし、大規模組織を維持運営することはできない。無能が何百万人何千万人いても、彼らは団結できないし組織をつくることはできない。

から自民党下野しないし、多数決議員が選出される議会政治圧倒的多数経済弱者が主導権を得ることができず、圧倒的少数の強者に主導権を渡しているのだ

2024-05-26

長年ブログをやってても泣かず飛ばずだったのにtogetterではわずか7ヶ月で1000万PVを達成してしまった

適当に手抜きで他人発言をまとめたものの方が圧倒的にバズるPVも尽くし報酬も得やすいのがわかってブログへの熱意が冷めてしまった。こういうのをアンダーマイニング現象っていうんだっけか。

しかしこの1000万すら、今のインターネットでは砂粒みたいなもんなんだろう。そもそもツイッターでは月1500万PV収益化条件=そのくらいは当たり前のようにみんなクリアしている人がゴロゴロいるってことだ。YouTubeとかTikTokではもっと恐ろしい世界が広がっているらしい。しらんけど。結局のところ、インターネットは「いかにしてインフルエンサーと絡むことができるか」「いかインフルエンサーに絡めるか」が全ての世の中になりつつあって、現実世界よりずっと階級が明確で、影響力の格差も桁違いだ。 控えめな人間常識的なことをいう人間は目立つことがない。かといってズルをして他人のバズツイートやバズった記事寄生しているといつまでたってもただの虫けらだ。どうすればいいのだろう。頑張ってオフ会かに参加して凄腕の人とかと顔見知りになって、そこから食い込んでいくしか道はないのだろうか。そりゃこんな世の中なら、インフルエンサーの人たちは弱者を食い放題だろうな。

2024-05-21

はてなって慶應に対する認知ヤバい

田舎ものの弱男だらけだからか、慶應揶揄するブクマ多過ぎ。

内部生は皆1回は留年する→実際はストレートで95%は留年せずに大学卒業する。酒の席での与太話を本気にするな。

内部生は馬鹿しかいない→実際には、大学で入ってきた奴の方が大学の成績も悪い。非コミュ大学入学の奴が、内部生で留年するような5%の層より上にたって満足してるんだろ。

金はあるが子供バカな家がいかせる→小学生地頭()が良くないと幼稚舎は入れないし、中学普通に中学入試偏差値75とかだった奴とクラスメートでやっていけてる。

というか関東私立小に馬鹿はいない。関西は知らんけど。

内部生は上級階級東京出身者なら、どこの私立でも公立出身者でもあんなもん。田舎と一緒にすんな。

打倒しないといけない存在→そのまえにお前を搾取してる官僚を生み出す東大からやったら?

福澤諭吉がうんぬん→そもそも家がどうこういう前に家の周りにイオンくらいしかない奴が言ってるだけだから東京以外でも大都市はこんなもん。ど田舎なのが悪い。

三田会うざい→実際は、宮廷のほうが他者に対してのひけらかし度は強い。三田会は内輪で盛り上がってるだけ。

高校選択でもだいぶ違う→雰囲気や母校に対するスタンスが違うだけで皆同じ。どうせ大学同じ学部行くんだし。

女だけど下方婚で上手くやってる(私:1000万円 夫:130万円)

下方婚エントリをみて、我が家は上手くやっている方だなと思ったので書いていく。

私:年収1000万円。有名企業ホワイト

彼:年収130万円。扶養している。兼業主夫

上手くいく理由は以下の通り。

結婚前にどちらかが不倫した場合財産分与の取り決めをした

(夫は「俺は貯蓄がないか慰謝料300万円が払えない。結婚したら君だけが不利で可哀想から」とのこと)

大学時代からの付き合いで、彼が稼いでた時代も知っている

・めちゃめちゃいい家電を買い揃える(ドラム式洗濯機ホットクックなど)

・夫の家事スキルが高い。逆に手を出して欲しくないと言われる

子供を産む気がない

私は年収が高い≒偉いなんてことがなく、ただ運が良くいい企業に入れただけだと思っている。私の仕事は完全なブルシットジョブだし、PC一台で終わるし、偉いもクソもない。夫のことをリスペクトしている。

下方婚について書いている女増田は、なんか相手のことを見下しているような気がしている。それが相手にも伝わったか不倫されたんじゃ?

.

(2024/5/21 20:30追記

コメントで指摘されて気づきましたが、確かに具体的な情報を書いていませんでした。お詫びいたします。

少し自己紹介を追加させていただきます

ワイ:早慶上理のどこか。外資系IT企業営業。昨年度の年収が980くらい(1000万円は盛りました。すみません)。有給は秒で取れるし、ホリデーも長め。

夫:早慶上理のどこか。週2でコールセンターバイト(今年から扶養制度変わるみたいだからどうするか悩んでる)。顔かっこいい。ホモソーシャルが苦手だから色々あって兼業主夫になった。

結婚生活についての私の考え方が、一般的価値観とズレていることに気付きました。子供を含めた結婚一般的だということは理解していますが、我が家のような形も存在するということを伝えたかったのです。(ちなみに、ゼクシィなどのカップル特集に応募しましたが、一度も通ったことがありません。私たちのケースが参考にならないからでしょう……)

私が最も伝えたかったのは、結婚生活において重要なのは「愛」と「リスペクト」であり、年収役割分担が全てではないということです。年収300-500万円の人々は現場に近く、ストレスが溜まりやす階級です。そこに家事を求めるのは無理があるし、パートナーに対する愛とリスペクト気持ちがないと結婚生活破綻するのではないでしょうか。伝え方が下手で申し訳ありませんでした。

夫婦二人なら家事は大したことない」というコメントがありましたが、そんなことはありません。子供がいる場合さらに大変なのは承知していますが、二人暮らしでも家事は手間がかかります家電アウトソーシングできるなら投資した方が、夫婦ゆっくり過ごす時間が増えると思います

最後に、こんなエントリコメントをしてくださった方たちに感謝いたします!結婚の形は人それぞれであり、幸せの形も様々です。お互いに愛とリスペクトを持って生活していけるよう、これから努力していきましょう〜。

2024-05-20

anond:20240520101010

すげーわかる。自分柔道やってるけど、ボクシング総合格闘技ほどは減量しない。

減量失敗もほぼないし。

ボクシングはあまり階級が細分化されすぎてるように思う。

2024-05-17

anond:20240516192143

生来階級で俺の持っていない全てのモノを持ち、その上俺からまだまだ収奪しようとしている。

そのような悪の貴族連中に憎悪以外の何をぶつけられようか

anond:20240516192143

生来階級で俺の持っていない全てのモノを持ち、その上俺からまだまだ収奪しようとしている。

そのような悪の貴族連中に憎悪以外の何をぶつけられようか

2024-05-16

井上って何階級まで上げれるかな

フェザーくらいならまだいけるけど、

スーパーフェザーは厳しいって感じだな。

ただ、井上より身長低いクルスが

スーパーライト級でチャンピオンになってるから

KO狙わなければライトまでいけんじゃね?と思う。

2024-05-14

anond:20240503133545

本能に関わる「リプロダクティブ・ライツ繁殖権)」みたいなものを国が独占、管理するSF的状況下で、特権階級とそうでない階級の間に起きるのは、競争というよりももう「闘争」になるだろね。物理的に、血で血を洗うことになりかねない。だって上流階級ブッコロすれば、それだけ権利価格が下がるんだよ。そりゃーブッコロですわ。上流階級なら金とか権力で身を守るだろうって? ど-だろーね。金ならまだ配って護衛も雇えるだろうけど、繁殖権は1か0で、分割して配れないからねー。まあ、ポイント制にして仮想的に分割してもいいけど(たとえば護衛1日100pts、100000ptsで繁殖権ゲットとかな)繁殖する/しないは最終的にゼロイチの世界なんで、「どうがんばってもイチに届きそうもねーなー」ってなった瞬間に、ポイントへのインセンティブ自体ゼロになるからなー。


まあ、そういう社会になったら、貧乏の子育て衝動を解消するような社会の風潮にしたり、代償行為としてペットみたいなもんをはやらせたり、でもって金持ち金持ちでそこまでたくさん子供いらないんで、結局想定より少子化したりして。てな話をしてるうちに、どんどん現代社会の話してるような気がしてくるのはどういうわけか。

2024-05-13

相撲体重制限が無いボクシング

ボクシング体重階級が分かれている。同じ階級内であれば重い方が有利なのでわざと過度な減量をしてまでなるべく下の階級に入ろうとする。一方の相撲には体重制限が無い。重いほうが有利なのは相撲でも同じであるが上限がないため力士はぶくぶくと脂肪もつけることで体重を増やす。もし相撲階級が導入されるとガリガリ力士ばかりになるだろう。

井上尚弥は今後どうするのか?

戦う相手が今の階級にはもういないし、正直モチベーションつのが一番難しいんじゃないの?

2024-05-12

anond:20240512135115

戦闘力最強×チビはありえないんだよ

少なくともしっかり鍛えたプロ領域においては体重=パワー

ほとんどの格闘技体重階級を分けてある意味理解して欲しい

2024-05-10

ゴジラ-1.0 感想

アマプラ配信始まったんで見てみた。

特撮はスゴい。以上! っていう感想だった。

特撮に関しては100点満点です。こんなにナチュラルな、そらぞらしさ・嘘っぽさのない映像効果ハリウッド映画でもなかなかない。そらオスカーも獲るわと思った。

特に、海、波、しぶきの演出が素晴らしい。海上シーンは最高です。

 

でも脚本がね、もう、ダメダメ……てんでダメでね……。

稚拙もいいとこ……。

 

致命的なネタバレを含むので、これから見ようって人は以後は読まぬがよろしい。

 

プロット以前に全体として語彙が貧弱で、「あたまわるいひとががんばって書いたセリフ」という印象ばかりが目立った。素人ラノベみたいな感じ。

言葉遣いもそう。当時の言葉遣いそのままである必要はもちろんないけど、終戦直後昭和20年代という舞台にふさわしい言い回しが多少は使われていないと奇妙な感じになる。テレビ時代劇だってマイルドアレンジはされてるけど一応「ござる」とか「そのほう」とか言うでしょ。そういう、時代を映すムード作りがセリフにない。

そして「さすがにその時代、そんな言い回しする? その単語あった?」みたいな現代的な表現が出てきては興を削ぐ。

こんなの、専門家ちょっとリファインさせるだけでぐんと真実味が増すと思うんだけどなあ。

あと秋津佐々木蔵之介)が野田吉岡秀隆)に対してガクシャと渾名をつけて呼び捨てにしたりタメ口なのも違和感がある。学者技官とは言え元将校という設定で、元下士官秋津が気安く茶化したりイジッたりできる階級ではなかったんじゃないだろうか。ガチガチのタテ社会での上下関係は、組織を離れてもずっと続くものだ。渾名呼び捨てなんてちょっと信じられない。関係ないけどガクシャが船に乗ってると「ガンバの冒険」を思い出す。

そしてプロット

物語背骨になっている「大戸玉砕主人公のせい」という前提がまず苦しい。実際にあのとき零戦機関砲でゴジラ撃退できたかどうかは不確実で、少なくとも「敷島が撃てば確実に撃退できた」と言えるバランスゴジラではなかった(どっちみち敷島特攻から逃げなければあの島にはいなかったのだし)。敷島神木隆之介)が気に病むのも橘(青木崇高)が敷島を恨むのも当人たちの思い込み以上の根拠が薄く、物語駆動するトルクがまったく足りない。

まして「大戸玉砕は橘の責任というデマを流したら腹を立てた橘が現れる」という敷島の幼稚な策略。なにこれ。子供? 子供なの? もうちょっとマシな作戦なかった?

敷島家の隣人澄子さん(安藤サクラ)の役柄も最後まで謎だった。復員してきた敷島に繰り返し毒を吐いていた前半のサイコな印象と優しく敷島家をサポートする後半の印象とがまったくチグハグで、ずっと身構えていなければいけなかった。前半のサイコキャラ必要

あともう典子(浜辺美波)。典子関連はもう完全に意味からなかったしどうでもよかった。

初対面の敷島の家に転がり込む初手から「は?」っていう感じだった。バックグラウンドキャラクターもフワフワ、敷島への思慕の念もまともに描かれず、自立したいって働きだしたわりにいつまでも敷島の家に居候してるし、ゴジラが咥え上げた電車から振り落とされても誰もが即死確信する爆風に巻き込まれてもキレイな顔で生きていた。不死身か。ゴジラ並みの回復力じゃねーか。

キャラクターがフワフワと言えば、ほかならぬ主人公敷島クンのフワフワぶりも目を覆うものだった。薄っぺらくありきたりなメンヘラ演出神木隆之介クンの演技力とは関係なく説得力ゼロだったし、意志薄弱なのか臆病者なのかただのボーッとしたやつなのか人物造形がまったく不徹底だった。そのせいで「典子の死をきっかけに自分の中の戦争を終わらせる決意を固める」という重要な心境の変化もヌルッとしていたし、当の典子は死んでなかったっていうんだから吉本新喜劇のように全員ズッコケしまう。敷島の行動原理のコアとなる「敷島の中でまだ終わっていない戦争」というテーマからして扱いがぞんざいで、もっと丁寧に描きこむべきだったんじゃないだろうか。まあ、特攻から逃げたとかはともかく大戸玉砕に関しては前述の通りなので、いくら描きこんでも説得力は生まれ得なかったのかもしれないが。

それはそれとして、典子との死別は非常に重く重要な節目であり、〈実は生きてましたぁ!よかったよかった!〉と簡単に済ませていいような出来事ではないと思う。だったら話は違ってくるじゃん、となるレベル卓袱台返しであり、典子は安らかに死なせておくべきだったと思う。

2024-05-09

井上尚弥の次の試合が約3年ぶりのただのタイトルマッチ

2021年12月 デイバエン戦 WBA/IBFバンタム級王座防衛戦 →「・・・」前回のただのタイトルマッチ

2022年6月 ドネア2戦 →「うおー!ドネアとの因縁の再戦!」「WBCを加えて3団体統一だ!」

2022年6月 バトラー戦 →「うおー!とうとう4団体統一だ!」

2023年7月 フルトン戦 →「スーパーバンタムでも通用するのか!?

2023年12月 タパレス戦 →「2回級連続での4団体統一いけるのか!?

2023年5月 ネリ戦 →「(ちょいテンション下がるけど)山中の敵討だ!」「東京ドームやぞ!」

2023年9月 次戦グッドマン戦 →「誰や」「ムロジョンじゃないんかい」「階級上げへんのかい

3年間もストーリーの濃い試合を組み続けてきたのが異常で、本来なら「ただのタイトルマッチ」なんてものではないのだが。

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