はてなキーワード: 献身的とは
ニンテンドースイッチのゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ(部門別ランキング)
「明日宇宙飛行士になって大気圏外で愛を語ろうか」の歌詞が主人公が夢を持って職業を選ぶことがルート分岐の重要な点になるストーリーと密接に関係しているのが大好き。
・旅路の果て
「長い道のり超えてたどり着いた私たちの“先達”」
どのルートでもしっくり来るが個人的にはサクヤルートを踏まえて聞くのが好き。
アカイイトは泡沫のボーカル版もいいんだけど、これはゲーム内には未収録なので選外。
・星の瞬くこんな夜に
この続きを読みたいなあ。
ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれてから自分も同じ信条を掲げて怪盗を始める導入から、かなり色々なエピソードがありこの信条の重さがどれほどの物かを理解するシーンは胸が激って熱くなった。
女性キャラだけでなく男性キャラからも惚れられる展開もあり、その際に割と躊躇せず行くのも貪欲で大好き。
・タイラ
宝探しゲームが大好きで、彼が考えるアクティビティが楽しいことが、周りの人間をどんどん引っ張って行くのが前向きで凄くいい奴。
このシナリオライターさんの主人公はみんな同じキャラと批判されるのを見たことがあるが、その点をうまく脱臭してシナリオに落とし込めていると僕は思う。
・静希草十郎
電話すらない田舎から引っ越してきた純朴な青年で、慣れない街に四苦八苦しながら一生懸命に生活をする様が格好いい。
疑わないぐらい当たり前のことが当たり前じゃないことを気づかせてくれる彼の独白は非常に興味深く、それが魔法と同じぐらい特別で異質に見えるその境遇が重たいし考えさせられる深さがあった。
・怪盗ミスアルテ
AMBITIOUS MISSIONのヒロインで、ハートとため息を盗む怪盗。
作品の大きなテーマであるハートとため息を盗むを実現し続ける様は、カッコよすぎて開幕から一気に引き込まれた。
そんな格好いいキャラが中心だからこそ、最終盤で彼女のハートとため息を盗むように盤面をひっくり返すあのシーンは堪らなく燃える最高のシーンだった。
・スバル
マイナス思考で陰気で自分勝手な、世間一般の価値観ではよくないとされるキャラで、作中の言動も度が超えてる程に度し難いシーンが多い。
しかしその自分勝手さもここまで一貫すれば見事と言うしかなく、彼女の働かず誰とも交流せず美味しいフルーツと牛乳だけを飲み食いし自然を愛で続けたいという欲望を、ガチでドン引きするぐらい繰り返すくだりは圧巻だった。
・小熊真央
FatalTwelveに登場する主人公とヒロインの友人キャラ。
デスゲームの参加者じゃないのに参加者よりも忙しそうに活動し続け、ヒロインのメンタルをケアし、主人公に察することを教えと、縦横無尽に活躍する名脇役。
恋のキューピットと言えば聞こえはいいが、主人公とヒロインの二人のために献身的が過ぎるので、彼女が彼女自身の幸せを見つける追加ファンディスクなども遊んでみたい。
・葛
小学生ながら廃屋で一人暮らしをしているため、夏の蒸し暑い時期なのにお風呂に入っていない。
しかも、彼女の攻略ルートに入ると主人公もお風呂に入れないため、蒸れが蒸れ蒸れになるのはエッチがすぎる。
アウトドアが大好きなため、汗臭いのは当たり前と割り切っており、キャンプ場でシャワー浴びたいとゴネる友人を冷たい目で見るシーンがたまらない。
その証拠に、シャワーを浴びるルートに入るとスリラーサスペンスな展開が始まるが、シャワー浴びずにいると男性と急接近し恋愛ルートに入るため、恋愛においてもお風呂は入らない方が良いことが示唆されている。
・保村
Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~のヒロイン。
常にふざけており下品なことも平然というキャラクタだが、温泉旅館に泊まりに行くのに変えの下着を持ってこず同じものを履き回すというエッチな技を披露する。
お風呂に入ってがっかりさせた後、下着の履き回しで興奮させる高等テクニックに感謝。
男子学生なのだけどとある事情からプライベートでは無理矢理メイド服を着せられている不憫なキャラ。
かなり流されるタイプで押せば普通にエッチなことできちゃいそうな様が可愛かった。
・レイ
災難探偵サイガ~名状できない怪事件~のワトソン役を務める助手キャラ。
性別不明なため男女どちらかは作品内で明記されておらず、ビジュアルもその通りどちらとも解釈できるデザインになっている。
路上生活を長く続けていたため、お風呂に入る頻度も少なかったに違いなく、その点を深掘りしていきたいと考える。
・翔太
成人済みの男性ながらオンラインゲーム内のアバターでは女性キャラを使い、他のプレイヤーに媚びを売って所謂「姫プレイ」を楽しんでいる。
サークルがクラッシュしてからも、色々なキャラに依存心高めに媚を売る様は普通にエッチで、可愛いキャラだ。
コロシアイ学園生活というダンガンロンパの根幹をなす設定をおちょくりまくる、シリーズ屈指の名エピソードの立役者の一挙手一投足。
V3だけでなく、1と2も含めた今までの学級裁判が如何に黒幕の恣意的な誘導であったかが理解できる設定の妙が面白かった。
死生観に関する非常に独特な設定が開示されると共に、その異端なキリスト教の解釈を否定する岡田黒洲の有り様は驚いた。
特にオーラスもオーラスで、作品のタイトルの意味を独白しながら彼が叫ぶ慟哭は、物語のために作られたミステリらしいトリックで、謎解きやパズルではなくミステリとして優れた作品だったと感じた。
・ワールドエンドシンドロームの主人公の名前入力にまつわる仕掛け
プレイヤーが自分で名前を付けるのは、テレビゲーム黎明期からあるありふれた仕様だが、この点を見事にトリックに昇華しており驚いた。
さらにこれが叙述トリックやサプライズの類ではなく、フーダニットの過程に用いられるのがたまらなく決まっていた。
・ルストと翔太
アーキタイプ・アーカディアの主人公と独自ルートがある男性キャラ。
彼のルートを選択すると密接な関係値のエンディングを迎えられる。
カップルか否かは議論の余地があるかもしれないが、依存心が強く自立できない翔太と、他人に固執せず内に篭りがちなルストはまさに割れ蓋に閉じ蓋、幾つもルート選択があるゲームだがこの組み合わせがベストカップルだと感じた。
一夏のボーイミーツガールものだが、とあるSFガジェットの登場により、随分と歳の差カップルになる。
この歳の差に苦悩するところがいじらしく面白いので、アフターストーリーとして少ししか読めないのは物足りなかった。
・佐知子と貴呼
二人の関係値は話の大きな主題にあるため、このゲームが好きということは自然とこのカップルが好きになる。
女性同士だからこそのアクティビティもあったりして、とても幸せそうなカップルで素敵だった。
⚫︎好きなスチル絵ベスト3
2枚あるがどちらも最高で甲乙は付け難いが、2枚目に出てくる方が好き。
ミスアルテ、ミッドナイトに続く3人目の怪盗だが、まさかここで来るかと驚かされ、さらに背景にちらっと映るある事情を抱えた前作のヒロインたち。
今作の仕掛けが一点にあつまる万感の想いがこもったいいシーンな上に、前作への気配りもされた完璧な一枚絵だった。
・島の電気が復旧するスチル絵
ATRI -My Dear Moments-の最後の方に出る、主人公とヒロインは後ろ向きで、電気で明るくなる島の家々がメインのスチル絵。
今までの苦労が報われる上に、電気が付く背景の美しさが合間って非常に感動した。
その上で、これは日本の小さな離島の電気が復旧しただけで、世界はまだまだ苦難が多く、これを第一歩にするという決意に繋がるのも良きシーンだった。
・死の線が見えない月明かりに照らされたアルク
月姫-A piece of blue glass moon-の志貴がアルクに惹かれる印象的なシーン。
直死の魔眼という得意な能力のせいで人とは違う生死感を持ってしまった主人公が、美しく見えるヒロインが登場するのは非常に納得感があり、一気に話に引き込まれた。
個人的には原作の際は琥珀さん派で、他のキャラにはあまり思い入れがなかったのだけど、リメイク版はここだけでアルク派に鞍替えした。
⚫︎美味しそうな食い物ベスト3
・月の涙
味についても言及されているが、現実世界には無いので飲みたくてしかたなかった。
食事に舌鼓を打つシーンは多いゲームだが、前後の文脈も相まって印象的でお腹が空くシーンだった。
実のところ繰り返し登場するわけではなく、要所で数回出るだけなのだが、印象的なシーンが多いため読了後にコンビニに買いに走った。
ストーリーとして綺麗に終わってはいるものの、設定や未来が知りたいことが多すぎる。
特に周瀬律架については蒼崎姉妹と何か関係値がありそうなので深掘りを期待したい。
ポケモンの買い切りゲームはいくらあっても困らないので半年に一回ぐらいは何かリリースして。
素材使い回しでいいから1時間ぐらいの短編を定期的にリリースするのが向いてると思うんだけど、難しいか。
COLD SLEEP1巻
病院で目覚めた22歳の青年は、自身の名前すら忘れた完全な記憶喪失に陥っていた
交通事故で頭を強く打った後遺症のようで、一般常識はあるものの過去の思い出を何一つ覚えていない
22歳でフリーターをしていたらしいが、入院している間に家は家賃滞納で追い出されており貯金も少なく退院後の行き場はなかった
しかし、友人だという少し年上の藤島さんが同居させてくれ養ってくれることになった
藤島さんは、以前の青年が写真家志望だったからと写真の専門学校に行くよう勧めるがピンとこない
本格的な高価なカメラをプレゼントしてくれたりするが、特に本腰入れて写真技術を学びたいとは思えない
思い出せない「以前の自分」に戻そうとする藤島さんに苛立ちを感じる
それと同時に「今の自分」を見てほしいのだと、異常に献身的で養ってくれる藤島さんに恋をしているのだと気づく
コンビニでバイトするようになり、ふとケーキを買って帰ったところ藤島さんは美味しそうに食べてくれた
厳しい親に育てられ甘いものを一切禁じられていたという藤島さんは大人になってから極端な甘党になっていた
藤島さんを喜ばせるためケーキ屋の開拓をするようになってから、青年はあるケーキ屋の主人と親しくなりその店に転職
パティシエを目指すようになった
藤島さんは、以前は写真家志望だったのにと不満そうではあったが受け入れてくれた
実は青年の交通事故は人身事故で、相手は一方的な過失があるとはいえ青年のせいで死んでいた
資産家の家に生まれた藤島さんは親の遺産である会社を売ってつくった莫大な金を遺族に投じて刑事事件を力技で回避して青年を守っていた
被害者の姉が納得できずに青年を襲った際に藤島さんはかばって負傷
どうしてそこまで藤島さんが自分に尽くすのか青年は怖く思うほどだった
本当はただの友人ではなく恋人同士だったんじゃないかと問いかけ、答えようとしない藤島さんを青年は抱いた
2巻
青年は製菓の資格を取り順調にキャリアを積み重ねつつ藤島さんとラブラブな日々をすごしていた
色々あって家庭はギスギスしていたが、父親が婚外子を引き取ったことで更に悪化
少年の実母はろくでもない女で元からネグレクトの末に失踪し、仕方無く引き取った父にも愛情はない
無関心な父と憎悪を向ける母に苦しめられている少年を放っておけず藤島さんは隠れて優しく接した
過干渉な母親に性的なことを極端に抑制されている藤島さんは、少年を抱きしめて眠っていたある晩にふと少年のちんちんをしごいた
少年は唯一心を許していた藤島さんにイタズラを受けたことに泣き、藤島さんを拒絶しもう誰にも心を開かないようになった
中卒で少年は家出して親たちも探すことはせず、藤島さんは自分のせいだと後悔した
両親が相次いで亡くなりしばらくしてから、青年が事故で意識不明になっていることを知らされた
また身辺を検め、青年がろくでもない薄給の仕事で苦しい生活をしていることや
そんな中でも貯金して写真の専門学校を目指していることを知った
最悪な環境の中で荒みきった姿を知っていただけに、青年が夢を持って生きていてくれたのが藤島さんは嬉しかった
藤島さんは事故を処理し彼の夢を支えることが償いになると思った
青年がなにもかも忘れて恋人になったことに喜びはあったが、罪悪感もつきまとっていた
3巻
アラサーになった青年はある日目覚めて、なんの前触れもなく事故以前の記憶を取り戻した
引き換えにそれ以後の記憶は失い、知らない部屋で目覚めたこと、鏡に映る自分が老けていることに恐怖した
しかも部屋を調べたら、かつて幼い自分にイタズラした最悪な存在である藤島さんとのハメ撮りが出てくる
カレンダーを見れば数年が経っており、外に出れば土地勘のないところで、青年は途方にくれる
記憶喪失になり、それをいいことに性犯罪者の藤島さんにいいように丸め込まれたのだと怒りに燃える
藤島さんをボコボコに殴ったりもしたが、他に行けるところもなく少しずつ関係は軟化
パティシエとしての頑張りが評価され、町の菓子屋ではなくハイレベルな店に修行に行く話もあったことや、
状態が落ち着いたらひとまずうちの店に復帰すればいいよと言ってくれ実の息子のように扱ってくれる店主の存在
それらは、婚外子だの中卒だのでどこにいっても軽んじられた青年がかつては持たないものだった
記憶を取り戻す前の自分の方がよほど人に必要とされて愛されていたと青年は突きつけられる
製菓の技能は記憶とともに失い、道具を持てば体が覚えてる、などということもなく青年はなんのスキルもないアラサーおじさんに成り下がった
こういうことをするタイプの人間って顔つきがなんか違うから分かるんだよね
そのせいで普段から他人に心から信頼されるという体験が得られないせいで
余計にこういうことをしてまで人の歓心を買おうという発想が生じるんだろう
元から妙な人だと思われているから、それで得られる歓心も建前的なものでしかない
普通の顔つきをした人なら、身を粉にした貢献的な行動ですでに信頼を得ているものだから
仮に本物だとしても金品で歓心を買おうとするのはお互い微妙な気分になることを理解している
なので祝い事など時期を選んだタイミングでしか金品のやりとりはしにくいものだ
おそらく献身的行動を示すだけのスキルや貢献実績がないから、他人からの評価が金品授受に関わる出来事に集約される
それは、友人知人の関係というには歪で、ご機嫌取りをしているようにも見える
他人からよく見られたいという不安に駆られがちな性分ゆえモノを振る舞う人もいるが、そういう人は欺瞞的手法を用いないだろう
金品での接待が常に有効なのは、個人的に親しいわけではないが立派な肩書や権力をもつ賓客に対してだけだ
関係性を深める時間の欠如を金品による誠意で補い、最終的には便宜を図ってもらうことを目的とする仮初めの友好関係だ
一般的な感性ではそういう対象として友人知人を見ているとみなされるだろうし、偽物と察すればそれ以下の、愚弄してもいい道具かアクセサリーのような存在として見ていると受け取られかねない
オレオレFCがアルビレックス新潟を1-0で下し、ホーム開幕戦を勝利で飾った。終始相手を上回る戦いを見せ、後半31分にMF鈴木潤が今季初ゴールとなるPKを決めた。開幕連勝はクラブ史上初。順位も暫定ながら首位に浮上した。
改修工事が終わり、新しくなったロイスタ初戦でロイブル軍団が開幕連勝を飾った。野河田彰信監督は「今日は選手達が良く集中していたので、(注文は)点がなかなか入らなかった事くらいですね」と話したように、前半から攻守が一体となった戦いで優勢に進めたが、なかなか得点が入らず。それでも攻め続けると後半31分にFWトーマス・ノレジーのシュートが相手のハンドを誘い、PKを獲得すると鈴木潤が冷静にゴール真ん中上に決勝弾を決めた。
「どんな形であれ、勝利が必要だった試合で結果が出て、良かったです」と喜びを口にした鈴木潤。この日は3-1-4-2のインサイドハーフで先発。弟のMF鈴木亮とともに献身的な動きで守備のスイッチ役を担い、攻撃では持ち前の技術で相手に脅威を与え続けた。野河田監督は「あのくらいは普通ですよ。それが出来る選手だし、ウチのシンボルやから」と話す言葉に、鈴木潤への全幅の信頼を寄せている。
昨季は4戦目まで得られなかった白星はクラブ史上初の開幕連勝で暫定ながら単独首位に躍り出た。それでも鈴木潤は「試合通して、まだまだ課題の方が多いので、みんなで一丸となって積み重ねていきたい」と満足はない。次節は6日、アウェイで大分トリニータと対戦。チームの象徴である背番号10がチームを更に躍進させる。
○…オレオレFCの新戦力がクラブ史上初の開幕連勝に貢献した。
DF松岡、DF本田、昨夏復帰のMF藤崎と今季から復帰のFW佐藤の4人が先発。松岡は新潟のFW谷口海斗に自由なプレーをさせず、本田は空いたスペースをカバーリングするなど、無失点に封じ、藤崎はボール奪取て.佐藤はポストプレーで貢献した。後半38分には羽志和から復帰したMF秋葉も出場した。
松岡は「ホーム開幕戦で負けるわけにはいかなかった」と振り返り「22年までは5月くらいまでかかったりとかが多かったので(苦笑)。それに比べたら、チームは凄く成長しているのかなと思います」と喜んだ。
多くの日本人にとって宗教は「必要のないもの」という感覚が共有されているように思う。
しかし、本当にそうだろうか。
あるいは、「宗教は必要のないもの」という認識が宗教問題について冷笑的な態度を生み出し、本当にその問題について考えることを無意識的に避けてしまうのではないだろうか。
もともと、この語源となるラテン語における「Religio」は、「(精神的な)深い絆や繋がり」を指す言葉であり、もしくは今日においても「Religious」が指すように「信仰深い態度」そのものを指す言葉として使われていた。今日における「○○教」といったような言葉は、単に「○○の弟子たち」あるいは「○○の後を追う者」といったような言われ方がされてきたし、日本においても「茶道」「武道」などの言葉に残るように「仏道」など「○○道」という言葉があてがわれていた。近代に入るまで「信じる」ということが、より実践的な行為と不可分なものとして扱われていたことがうかがえる。
私なりに「宗教」という問題が何を指すのかを考えてみるところ、それはおそらく「生き方(a way of life)」そのものなのだ。
このように言うと、「ならやっぱり必要ないじゃないか。現に私たちは宗教に頼らずとも、自分たちの生き方に不満がないのだから」と言いたくなるかもしれない。それもひとつの「生き方」だ。
しかし、もう少し俯瞰してみると、これには以下のような構造が見て取れる。つまり、日常生活においては必要のないものもいるかもしれない。しかし、自身の生きる目的や指針などが根底から揺らいだ時にも果たしてそうだろうか。宗教的契機は必要なときに必ずや立ち現れるものなのかもしれない。
少したとえ話をしよう。
人類史における長い間、「地球は平だ」とする見方が優勢だった時期があった。しかし、当時に生きる人々はそもそも、大半が一生を自分の村で過ごす農民だ。たとえ貴族であっても交流の範囲は限られていた。シルクロードを通じて、遠くから物品が運ばれてくるとしても、それは「遠くから運ばれてきたもの」であり、具体的にどのような道を通ったのか、その間に地平線を意識することもなければ、時差について説明する必要もあまりなかったはずだ。つまり、「丸いと考える必要がなかった」のだ。
しかし、時代は移り変わり大航海時代。領域国家なども生まれ、人々の交流範囲がどんどんと全地球規模に発展していった。その過程で、例えば「他国より手短にインドに行ける方法」を知らなければいけなくなったし、「離れた地域の人と連絡を取る方法」を考えなければいけなくなったし、「大規模な航海を行う必要」にかられた。その過程で、新たな発見を迫られ、徐々に「地球は丸い」という考え方が受け入れられてきた。
これは、地動説VS天動説にしろ、アリストテレス目的論VSニュートン力学にしろ、ニュートン力学VSアインシュタイン量子力学にしろ、パラダイムシフトというのは、往々にしてこのように「新たな問題に気付き、これを解決する過程で、認識全体が変容する」ことによって起こってきた。
宗教においてもおなじことがいえる。
つまり、「宗教」というものも、そのようにより深い、目の前の生計や、人間関係、さらには政治や技術、そういった問題を超えた「自分自身は何のために生まれて、何のために生きているのだろう」「この世界は何のためにあるんだろう」といったような問題に対処するための、プラグマティックな実践論といえる。
そして、「自身の生き方に行き詰ったとき」「自身の生き方を見直さなければならない時」に、必ずこうした宗教的問題に取り組む契機が訪れるのだ。
これは、「既存の伝統宗教や新興宗教は信じるに値するか」といったような問題とは異なる、より根本的な「宗教的契機の構造」の話をしている。その上で、「どんな信仰体系がその個人にとって意味があるのか」は、その個人のマインドセットや、置かれている社会的・文化的環境によって異なってくるだろう。もちろん、その人が置かれている社会的・文化的環境によっては、特定の信仰体系が反社会的であるとされることも容易に想定できる。それこそ、人々が宗教的契機に恵まれる、「自身の生き方の根底が揺さぶられるショック」を受けた状態に、巧みな言葉を投げかけ、献身的な信者を作ろうとする商業主義的宗教は、必ず唾棄されなければならないと考えているし、宗教のもつ「強固な集団形成力」が誤った方向に向けられ多くの不幸を生み出した事例は人類史を見ても枚挙にいとまがない。伝統宗教に価値を見出すとすれば、それは「長年生き残ってきた風習」であることに意味を見出す保守主義的観点からだと言えるかもしれない。いずれにしても、それが「生き方」の問題である以上、ひとりひとり、さらに状況によっても異なって当たり前だし、多様な実践が見られて当然だろう。
「宗教は我々の生き方(a way of life)を根底から見直すときに必ず立ち現れる根本的な認識論であり実践論である」
長らく実家に顔を出していなかったのだが、最近母親が軽い認知症になり頻繁に様子を見にいくことになったのだ。
スポーツマンで大食漢だった父も今は普通の一人前の食事でも多すぎるくらい。
だが、父はついつい『大盛り』を頼んでしまう。
母や私が食べ終わった頃に困ったように「これ、お前が食べないか?」と大盛り部分を寄越してくる。
食べきれないならなんで『大盛り』なんか頼むのと母は叱るが、いつものことなので、それを見越して最初から私は『少な目』を注文して腹の余裕を確保してある。
人によってはひどい父親だと思うだろう。
だが、私にとっては父が愛おしく思える時間だ。
男尊女卑の強い地域で、昔はいっとう豪勢なお膳が父の前に出された。
父はそれらのご馳走を惜しみなく子供たちの皿に分けてしまい、子供たちが食べる姿を嬉しそうに眺めながら大盛の白飯と汁をお代わりしていたものだ。
老いて食欲が落ちた自分を認めたくないという見栄も、一番のご馳走を子供に分け与えるという染みついた習慣も、私の好きな父の一部だ。
あと何度、父と母と外食する機会があるだろう。
妻のタイミングで出すとのこと。
もう別居の手配もできているようで、今週末に家を出ていくそうだ。子供がいなかったこともあり、トントン拍子で離婚が進んで行き、現実感もまだあまりない。
5年前、妻との結婚を選んだのが正解だったのか、今でもわからない。
趣味や見ているyoutubeが近く、会話のペースなども合っていたため、居心地の良さから付き合っていた。
性格も良く、相手のことを考えられてかなり献身的な人だなと思っていた。
しかし、学歴が専門卒で頭があまり良くなく、収入も年収ベースで300万円程度とかなり低く、結婚や子育てを考えると少し不安だなと思っていた。
また、顔がお世辞にも可愛いとは言えず、子供のことを思うと少し後ろめたい気持ちになっていた。
趣味こそ合わなかったものの、性格が良い子であることは部活をしていた時から感じており、顔も平均程度には綺麗な子だった。何より同じ高校出身ということで、ある程度学力のレベルが合っていたのが心地よかった。
一緒にいて楽しいのはマチアプで出会った子ではあったものの、やはり将来のことを考えると部活の後輩の子の方が良いように思い、アプリのことは付き合いつつも、後輩の子ともデートを重ねる日々だった。
たまたまその子の教育担当となり、日々仕事を教え、時には仕事での悩みを聞いたりしながら時間を過ごすうちに、私に好意を抱いてくれるようになった。
その子は上記の2人よりも可愛く、また学歴も、年収も1番高かった。自立していて、人に依存しなさそうなタイプなのも好印象だった。
趣味や性格はまだよくわからなかったが、少なくともメンターとして話を聞いている限り、謙虚でいい子だと思っていた。
そんなこともあって、最終的にはマチアプの子と別れ、後輩の子とも連絡を断ち、会社の後輩と付き合い、そのまま1年半の交際を経てゴールインした。
実を言うと趣味は全く合わず、向こうはスポーツや旅行などアウトドアな趣味であったのに対し、私は映画やアニメを家で見たりゲームをして過ごすことが多いインドア人間だった。
それでも趣味を理解してくれて、一緒に映画やゲームを楽しんでいた。
性格も謙虚だと思っていたが、思ったより我が強く、自分の意見を曲げようとしないタイプだった。
結婚までの1年半は、お互い好きという気持ちが冷めなかったため、多少の衝突はあれどもお互いに我慢し、歩み寄っていた。
しかしながら、結婚してしばらく経つとそのような気持ちも失せてしまい、次第に険悪になっていった。
疲れているのに外出しようと無理に誘っては、断る私に対して激昂するような調子だった。
皮肉にも向こうもそれなりに収入があり、自立したタイプであったために、離婚という選択を相手が取るまでにもそう時間はかからなかった。
あの時3人から今の人を選んでいなければ、離婚には至っていなかったんだろうか。
あの時取るべき正解はなんだったのか、教えてほしい。
カフェに誘ったら最初は断られたけど、せっかくだからってお願いしたらOKしてくれた。
付き合ってたのは15年も前だけど、まだ彼女のこと好きで。
もしかしたらワンチャンあるかもって思ってたんだけど、カフェに彼女の旦那だという男が合流。
3人でお茶するっていう妙な構図になった。
俺は昔の思い出話したりしたかったけど、旦那の登場によってそれは出来なかったから2人の馴れ初めとか旦那がどんな仕事してるかとか聞きまくった。
どこか俺が旦那に勝てるとこないかと思って色々聞いたけど、勝算ゼロ。
そもそも見た目の時点で完全に負けてた。あっちは勇者。こっちはゴブリン。
もう何聞いても面白くないから帰ろうと思ってたら、飼い犬の話になった。
旦那が独身時代から飼ってる犬がいて、その犬と暮らしてると言う。やっと俺のターンが来たと思った。
彼女は極度の犬嫌い。さぞ辛い生活だろうと思ってとにかく彼女を慰めて、旦那を批判しまくった。
彼女が犬嫌いなの知ってて一緒に暮らすことを強要してるのは最低だ。彼女が大事なら犬をよそにやれってアドバイスした。
俺と結婚してたら嫌いな犬となんて過ごさせないのにって言ったら、彼女が怒り出して俺のこと罵倒し始めた。
ビックリして固まってたら、旦那が彼女を宥めて「先に車戻ってて」と車のキーを渡した。
彼女がカフェを出ていってなぜか俺と旦那が2人きりになって、どうしたもんかと考えてたら、
「彼女は今すごく犬好きですよ。彼女の発案で2匹目を迎えたくらいです」と言われた。
旦那がずっと飼ってる犬は老犬で認知症もあり介護が必要な状態だが、彼女が献身的に世話してるらしい。
子犬とのふれあいで、認知症でボーッとしてることが多かった老犬は少しずつ元気になってると。彼女のおかげだと旦那は言ってた。
彼女もとても犬達を大事にしてるからあなたの「よそにやればいい」という言葉に怒ったんですよと言われた。
失言だった申し訳ないと謝ったら、あなた失言しかしてませんよと旦那が言う。
・とにかく俺のこと下げようと必死なのが話しててわかった。
・その仕事だと年収それほど無いでしょ?とか。初対面の相手に言うことじゃない。
・妻から「元彼にしつこく誘われてるんだけどどうしよう」って連絡来て、とりあえずすぐそっち行くから一旦誘いに乗れって俺が言った。
・ワンチャンあるとでも思ってた?
以上のことを言い返されてぐうの音も出なかった。図星すぎて恥ずかしくなった。
今後見かけたとしても二度と声掛けないでくださいねって。借り作りたくないんで妻と俺の分は会計していきますって言って、旦那は席を立って行った。
ただただ惨めだった。15年前彼女に別れ話された時も一人置いてかれて惨めだったな。
俺がゴブリンじゃなくて勇者だったらフラれることなく結婚までいけたのかな。
アイマス | ラブライブ | |
---|---|---|
アイドル育成ゲーム | 出自 | 雑誌企画発の美少女IP |
キラキラ職業モノ | ジャンル | スポ根部活モノ(スクールアイドル部がある世界) |
プロデューサー(マネージャー) | 参加者の立場 | 透明な存在、または女子マネ部員(女子校) |
アイドルと信頼を築き成功させる | 参加者の目的 | 部活や大会を見守り成功物語を目撃する |
個性のサラダボウル100人超 | キャラの魅せ方 | メイングループ9人程度に焦点 |
小学生からアラサーまで | キャラの幅 | 女子高校生 |
都会のアイドル事務所 | 舞台 | 東京ないし地方(ご当地推し強め) |
俺嫁思考ベース | 消費傾向 | 百合豚思考ベース |
女性が奉仕・献身的 | 物語設計 | 女性が主体・能動的 |
2005年~/ゼロ年代の価値観 | 歴史/背景 | 2010年~/10年代の価値観 |
年齢層高め,ターゲット性別多め | ファン層 | 比較的若め,男女混合率高め |
バンナム | 権利者 | KADOKAWA |
コロムビア | 音楽レーベル | ランティス |
大手諸々 | アニメ制作 | サンライズ |
バンナム系,サイゲ他 | ゲーム開発 | ブシロード |
声優カラオケ大会 | ライブ演出 | ダンス完コピ再現 |
故ジャニー喜多川は「哀しきモンスター」…55歳のゲイライターが考える高齢同性愛者の性欲と特殊性
https://mag.minkabu.jp/mag-sogo/21102/
こちらの考察が旧ジャニオタの私、特に、「哀しきモンスター」と言うキーワードがとても刺さってしまった。
読んで思うことがあったので、増田に流す。
ちなみに昭和のことはよくわからないので、基本平成ベースで、さまざまな事例を織り交ぜているので、悪しからず。
例えば舞台や映画化もされている、ジャニー喜多川プロデュースの「少年たち」。
ストーリーは割愛させていただくが、彼のやりたいことがこれでもかと詰まった、いわばトンチキ物語。
2018年に公開された映画版「少年たち」のエンディングは、少年たちが踊り歌う舞台小屋が映し出されます。
まさしく、ジャニー喜多川の夢が具現化された場面です。自分の好みの少年たちが歌い踊り続ける永遠に終わらない舞台小屋。
読んで字の如く、一生子どもでいてよ……
といった嘆きだと推察できる。
彼は気に入った子、オタクの間ではスペオキ(スペシャルオキニ)と呼ばれているが、
スペオキが見つかると、何歳だろうが、入所して半年だろうがなりふり構わずデビュー。
スペオキを輝かせるためのメンバー編成、デビュー曲、演技経験ゼロの中のドラマの主演、
そして紅白の舞台も用意し、謎にマジックさせたり、少年たちに合唱歌わせたりとやりたい放題にスペオキを輝かせる。
売れてないのに、紅白でトップバッターで歌わせるから、視聴者の紅白離れの一旦はジャニーのせいだと思っている。
好きすぎて、12歳の男の子がいるのに、性器と言う名前のグループ名をつけるほど。
しかし、当のアイドルも最初は超特急の列車に乗せられて、行き先が分からないまま進み続けるのだけど、
変なグループ編成、突然の解体、トンチキソングなど、さまざまな与えられた試練に疑問を抱く。
ふと休憩で止まった電車を降りると、外
反抗し始めると、今度は少年たちの成長が始まる。
背が伸びる、男性的な顔になる、体躯が変わる、変声期が始まる……
その頃、怒涛のジャニープロデュース時期が終わっていくのだ。まるであの狂乱がなかったかのように。
そして成長し、逞しくなった元スペオキに久しぶりに会ったジャニーがこう言うのだ
「YOU誰?」
つまり、ジャニー喜多川は、一生涯まともな恋愛をしたことがなかったのではないだろうか。愛し愛されて、という経験が一度もなかったのではないだろうか。
これはきっとそうだと思う。
というか、生涯何度か恋に落ちている。そして献身的に尽くし、愛し、金も労力もかける。
ジャニー喜多川はおそらく誰かの影を追い続けてたら、思いがけずに事務所が大きくなり、権力を持つようになり、そして、たくさんの少年たちが集まるようになったのではないだろうか。そんな環境が哀しきモンスターを生み出してしまったのではないだろうか。
旧ジャニオタとして、この問題を知っていて声を上げられなかったのは悔やんでいる。
しかしサムソンさんの言うように、時代が変わったのは肌で感じている。
セクハラ問題が女性だけのものでなくなってきた、男性特有の生き辛さにもフォーカスが当たるようになり、
少しずつジャニーに対する疑問や疑惑に対して声を上げられるようになってきた。
しかし、彼はその前に死んだ。
夢を持つ未成年が同じような事例に2度と合わないようにしないといけない。
両親がマイルド毒親(普段からあからさまな嫌がらせはされない、わかりにくい類の微毒を恒常的に盛られる)だった。
ただ、毒の部分が冷酷なのは事実だけど、相性的な問題も少しはある。
こっちが辛いと思った時に、自我優先で良心無くしたり悲痛に訴えられるような強メンタルなら、多少の毒でも問題なかったかもしれない。
対抗や突破さえできれば。
されたことに何十倍もの罵詈雑言で返せたり、非行に走れる感じとかでもいい。全然そういうのできないから、こっちが極端に無力なせいで、その分感じる毒のレベルも強くなってるだろう。
もちろん反抗期もなかった。
ある人で、両親のことが好きで「私のことを一番に考えてくれる最高の親です」とネット上に書いていたことがあって、私レベルの無能ならそう言えるくらいの献身的な親でやっとバランスとれるんだろうなと思った。
残念ながらそんなセリフは口が裂けても言えない。
私が自分を守ることについてもっと有能な人間に生まれるか、親がもっとまともかどっちかなら切り抜けられた気がしてしまう。でもどっちもダメだからアウトだった。