はてなキーワード: 武器とは
日 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
01 | 3253 | 320260 | 98.5 | 39 |
02 | 2513 | 270883 | 107.8 | 42 |
03 | 2006 | 233723 | 116.5 | 40.5 |
04 | 1862 | 169463 | 91.0 | 40 |
05 | 2122 | 230105 | 108.4 | 42 |
06 | 3725 | 334926 | 89.9 | 41 |
07 | 2780 | 265308 | 95.4 | 43 |
08 | 2968 | 271394 | 91.4 | 37 |
09 | 3330 | 278549 | 83.6 | 40 |
10 | 3697 | 303288 | 82.0 | 38 |
11 | 3293 | 282484 | 85.8 | 39 |
12 | 2902 | 304107 | 104.8 | 40 |
13 | 3442 | 321168 | 93.3 | 42 |
14 | 2759 | 255934 | 92.8 | 40 |
15 | 3128 | 292039 | 93.4 | 39 |
16 | 3189 | 274351 | 86.0 | 38 |
17 | 3080 | 286057 | 92.9 | 40 |
18 | 2269 | 222116 | 97.9 | 42 |
19 | 2736 | 256091 | 93.6 | 42 |
20 | 2603 | 230738 | 88.6 | 39 |
21 | 2793 | 244623 | 87.6 | 35 |
22 | 2937 | 258784 | 88.1 | 39 |
23 | 2903 | 287217 | 98.9 | 40 |
24 | 3752 | 328941 | 87.7 | 41 |
25 | 2653 | 253351 | 95.5 | 44 |
26 | 2249 | 249928 | 111.1 | 41 |
27 | 2643 | 262032 | 99.1 | 39 |
28 | 4146 | 346183 | 83.5 | 40 |
29 | 2568 | 230040 | 89.6 | 39 |
30 | 3448 | 289451 | 83.9 | 38 |
31 | 3107 | 272358 | 87.7 | 36 |
1月 | 90856 | 8425892 | 92.7 | 40 |
■同人女として、男性サークルへの毒マロが理解できてしまうので解説する /20240510142012(125), ■デートで女性を試して何が悪いんだろう /20240515130736(92), ■デート中おばあちゃん助けたらフられた話 /20240531110922(91), ■男って女より年収低くても育児するつもり無いよな /20240517191901(86), ■旦那が娘の名前を「ことり」にしないかと言い出した /20240501142024(86), ■痴漢ってまじでなんで無くせないの? /20240509195934(72), ■男性恐怖って差別なの? 追記・男は薄っすら嫌われる女は薄っすら好かれるについて /20240511100235(69), ■まだ5月だけど大学院やめたい /20240524223357(67), ■男に痴漢撲滅するインセンティブなんかなくね? /20240510000324(65), ■頼むから男は「今すぐ」化粧水を塗れ!! /20240516134432(63), ■男親から見る男児の女子トイレ使用について /20240516221255(63), ■【追記】妻の育ちが悪くて離婚になりそう /20240523005958(62), ■日本人女性の海外売春の現状 /20240512145508(59), ■独身の50代だけど寂しいから止まらない /20240517232037(55), ■三大「えっそこで死ぬの?」と思ったキャラクター【ネタバレ注意】 /20240516181711(54), ■ /20240523131000(54), ■結婚指輪を作ろうとしたら結婚そのものが無くなりそうになっている話 /20240528193933(53), ■「パパ活女子が殺されてスカッとした!」 /20240509232918(52), ■女子枠なんかクソくらえ 現役旧帝理工系女子より /20240510163027(52), ■人を好きになる経験がないと何がいけないのか /20240509105701(50), ■フィクションのタバコ・喫煙描写は今のままでいいのだろうか /20240507200548(50), ■視界に入ることすらない男たち /20240505185638(50), ■女性には武器携帯を許可した方がいいと思う。割とマジで /20240519040445(50), ■東京は家の中に文化がない /20240421132347(49), ■何度言っても分からないだろうけど親ガチャは存在しない。その親から産まれるか存在しないかの2択だ /20240105191053(48), ■生まれてくる意味 /20240522133053(48), ■皆偉そうなこと言うけど「俺が弱者男性を助ける」って言うやつは1人もいない /20240524195801(48), ■ /20240530124908(48), ■臭すぎて職場でも家でも虐められるようになったのでちょっとマジで頑張りたい /20240522214643(47), ■何回も思うけど、女性の社会進出って害悪すぎると思う。 /20240505020820(47), ■[追記あり]性的搾取っていうけどフィクションだし実際には誰の人権も侵害されていない /20240507082648(46), ■年収800万くらいの男の自己評価の高さは異常 /20240527172204(46), ■殺された女性を詐欺師と決めつけてる奴らヤバすぎ /20240510023757(45), ■腐女子のくせに彼氏がいる人間が嫌い /20240514140151(45), ■女性専用のジムでチー牛を働かせないで /20240515221853(45), ■オムライス婚 /20240501203604(45), ■東京の文化資本 /20240530065636(44), ■いちフェミニストとしてお詫び申し上げます /20240502205151(43), ■フェミニストの問題点は知能なのでは? /20240507202657(42), ■大ヒットを狙って滑ったやつ /20240530190217(42), ■ /20240506154707(42), ■シュークリームを捨てる妻 /20240526195357(42), ■同人女に夢破れて /20240508192401(41), ■晴海フラッグ、こんな所に住むな!!!!!! /20240528110305(40), ■わい、ダンジョン飯を見ないことに決める /20240503232218(40), ■万博行く予定のはてな民、いる? /20240528202837(39), ■大障害が発生したとき女だけ夜勤を逃れていた /20240523173219(39), ■もうズバっと言えよ、ズバっとよ /20240516090439(39), ■言うほど都心育ちって見識広いか? /20230423104346(38), ■そろそろ男性の自殺数の内訳を見てくれよ /20240527193342(38), ■ブルアカへの怒り /20240510105151(38)
例えばApexとかだと、何もスターにはならなくてもいいんだけど、「こここうやってカバーして」ってくらいの指示を遂行できる能力が実につかなかったり、「この武器強いよねー」って言えるレベルのゲーム理解度まで到達しない
8年も真面目に都知事やってれば数々の立派な実績があるはずで、
それを武器に堂々と戦えばいいのに、
対蓮舫にしても、対石丸にしても、イメージ毀損戦略に徹しているあたり、
本人も支持者も武器になる実績が何もないことは認めているんだよね…。
粗野な状態に置かれた捕獲されたものは主に女性である。これにはもっともな理由がある。
男性の奴隷階級が存在するところ以外では、女性は原始的集団の中で、より役に立つばかりかより簡単に管理できるものである。
その労働は集団にとってその扶養をおぎなう以上の価値があるし、武器を持っていないので男の捕虜より脅威が少ない。
女性は非常に効果的な勝利記念品という役目も果たすし、またそれゆえ、捕獲者には、証拠として、捕獲者であるという彼女らとの関係を跡づけ保つことは価値がある。
この目的のために、彼は捕獲した女性たちにたいして支配と強制という態度をとり続けるのである。
そして、武勇の印であるから、彼女たちが競争相手の戦士のいいなりになることを許さない。
彼女たちを支配することは、彼の名誉と虚栄心のどちらも満たしてくれるのであり、この点での彼女たちの有用性は非常に大きい。
この捕獲の慣習が共同体の習慣になった後、服従させられ証拠とされた女性は一般に、
その捕獲者と慣例として認められた婚姻関係にはいるようになる。
その結果生じるのは婚姻の新しい形式であり、そこでは男は主人となる。
この所有権――婚姻は私的財産および家父長制家族の両方の起源であるように思われる。
したがって、この偉大な制度はどちらも競争的起源をもっているのだ。
https://open-shelf.appspot.com/TheBeginningOfOwnership/chapter1.html
例えば、
誰かによるデタラメな回答に質問者が納得し感謝している様子を見ると、
「このままではこの人は間違った知識をずっと正しいものと勘違いしてしまう」
という強い危機意識と焦燥感に駆られて、納得できるよう根拠を示しながら訂正をせずにはいられない程度には誠実です。
それにもかかわらず、「日本語訳」を提示することに対する拒否反応が自分の中で凄まじく強いです。
日本語訳の助けとなる文法知識や読解方法などのヒントは惜しげも無く教示しますが、そこから先はどうしてもやりたくないのです。
相手が
「教えられた知識を頼りに自力で日本語訳をしたあと、答え合わせしたいから」
という理由で日本語訳も併せて求められても、ここだけはとにかくキッパリと断ってしまいます。
また、「日本語訳を教えてください」という質問に対してもわざわざ出ていき、ヒントを提示した上で
「自分でなんとかしなさい。訳せないなら力不足だからやる意味が無い」
と叱りに行きます。
このどうにも抑え込めない出し惜しみはなぜ起きてしまうのでしょうか?
私以外にも英語学習の世界には同じような人はかなり多いので我がことながら不思議に思いました。
ちなみに、プログラミングやイラスト制作の世界も同じような感じだと仄聞しました。
正直言って、日本語訳を求められた時に意地悪な衝動が湧き上がるのも自覚してます。
一方で、私が見る限り野球やゴルフや楽器演奏のジャンルでは、仮に自分より技術的に劣る人間が教えを乞うてきた場合は快く、丁寧にノウハウを伝授し、
「これはエラー動作だからこう直そう。これは君の武器になる良い特性だからそのまま大事にしよう」
とか惜しげもなく導こうとする意思を持つ人が大多数のように見えました。
なぜ英語の世界では腕に覚えがある人ほど意地悪になってしまうのでしょうか?
自分の胸に問うてもわかりません。
たとえば1950年代において、女性は家庭的であるべきとされた
つまり
現代人はAを支持できるか(Aを否定するのを我慢できるか?)で多様性に対するスタンスが変わると思う
まあ昔(1950年)は「主義Bなんてとんでもない」が主流だったので分かりやすかったんだけど
現代は多様性の時代とされてるからややこしいんだよね、偽物の多様性主義者がたくさんいる
ちゃんとした多様性主義者は、どの時代、どの場所、どの立場でも「AもBも認める」というべきだけど
偽物の多様性主義者は、ポジションや現代の価値観に引きづられる
この人たちのことを同調主義者(Conformity)と呼ぼう
同調主義者が多様性を支持しているのは、あくまで現代において多様性がメイン主義だからだ
でも偽物だからボロが出る
非常にめんどくさいのは、多様性をアピールしている企業や団体が、単なる同調主義者であることが多いことだ
よくよく見ていくとそれは多様性ではなく、メイン主義への同調と、メインがどれになるかの争いでしか無い
アサクリ世界では、遥か昔に「かつて来たりし者」が超古代文明を築き、強力な遺物をいくつも残した
その遺物を収集し世界を操ろうとする敵集団が「テンプル騎士団」である
騎士団の起源は紀元前10世紀、古代インドで釈迦によって設立された「修行教団卍」である
世界中に広がった騎士団は国や時代にあわせて様々な宗教団体、企業などに姿を変えながらも遺物による世界支配を企み続けていた
テンプル騎士団に与する歴史上の人物には、アレクサンドロス大王、始皇帝、クレオパトラ、フィリップ4世、フランシスコ・ザビエルなどがいる
アサシン教団は、テンプル騎士団の企みに気づき、人々の自由を求めて抗う集団で、主人公側
遺物の眠る神殿を騎士団(当時は"結社"という名)に襲われ家族を殺された男が、騎士団と戦うため前身団体「隠れし者」を結成
アサシン教団に与する歴史上の人物には、ブルータス、フィリップ4世、徳川家康などがいる
6世紀、アサシン教団の鑑真は、遺物を隠し守るために唐招提寺を建設
遺物の一つである「エデンの剣」は強力な力を持ち、ペルセウス、チンギス・ハーン、ジャンヌ・ダルクなどを主人とした後に、武田信玄の手に渡る
遺物を求めた騎士団のフランシスコ・ザビエルは、信玄の孫である望月千代女を取り込み信玄に与する
信玄は遺物の力で天下統一を目指すも、アサシンの服部半蔵に暗殺される
本能寺の変にて、アサシンのヤマウチ・タカは信長を暗殺、遺物を回収
豊臣秀吉は徳川家康殺害をもくろみ、その忠臣である服部半蔵を風魔小太郎に暗殺させる
関ヶ原の戦いでアサシンは東軍を支援し井伊直弼の陣に加わり、島左近を暗殺
アルターエゴ社という多国籍企業を隠れ蓑にするようになった騎士団は、1945年にアメリカで暗躍し、日本に原爆投下をさせた
2013年、アサシン教団日本支部はヤクザの陰摩羅鬼(オンモラキ)組に襲撃され、返り討ちにして陰摩羅鬼組を乗っ取り教団の表向きの顔にした
ヤクザもまた、闇に紛れて光に奉仕し民衆を守る集団であるとした
陰摩羅鬼組の構成員であるタカクラ・キヨシは最初は反発していたが、アサシンのモチヅキ・ケンイチとモチヅキ・サエコに教えを受けて彼もまたアサシンとして生きる道を選ぶ
弥助が注目されすぎてW主人公の忍者ナオエが注目されていないが、今までのアサクリ日本史で大活躍していたヤマウチ・タカってナオエじゃね?
ナオエは女性差別の風潮が強い中で、男の名前を使って男のふりをして2つの名前を持っているのでは?
アサクリシリーズは各国を舞台にし、主人公の名前は各国語で「鷹」を意味するものになっている
タカのビジュアルは発表されており、まあ普通に見れば男だし、発表当初は男として描いてたと思うが、ギリ実は女設定いける範囲
天狗のお面つけてる絵とかは、性別偽装に便利そうなアイテムだし
弥助=タカは流石に難しそうだが、その線もなくはない、でもナオエ=タカだと思う
弥助は奴隷の立場を逃れて信長の家臣になったつもりで信長に心酔するも、結局は見世物かつ慰み者の性奴隷にすぎず、ナオエが自由を説き真に解放させるのではないか
転スラ見てみたけどヤバいな
ゲームのNPCとしか会話したことなくてゲームのNPCのセリフを全部間に受けてる人間向けだよなこれ
俺、ドラクエの中で勇者として魔王を倒した経験あるんだぜ!俺Lv99だから1番レベル高くて強いのw魔王とか余裕で倒せるw伝説の武器も持ってて天空龍が友達で、どの街の人も俺に会うたびに感謝してて道具屋はいつ行っても5割引なんだw俺だから安くしてくれるんだってw
気付いたら魔王倒して世界平和取り戻しちゃいました、あれ?俺なんかした?
仲間の踊り子は俺が大好きで、やめろよって言ってるのに俺のこと○○様って呼ぶのwさんでいいってのwバカなんだよなあいつw
を楽しめる人向け?
これで人気出てるの?大丈夫か?
○ご飯
朝:なし。昼:サラダ。夜:ヨーグルト。キャベツと人参と大根とシメジとウインナーのスープ。いりたまご。サッポロ一番塩。間食:なし。
○調子
むきゅーはややー。おしごとは、それなりー。
10連敗ぐらいして流石に落ち込んでる。
多分根本的に何かを誤解してるっぽいな。
一度強い人の動画でも探そうと思う。
セレマグ石を最後まで超越した。
これでティアマグ、シュヴァマグ、コロマグ、セレマグと実装済みの4属性の石は全部超越を最後までできた。
武器集めはまあおいおい。(光が終わって、あと少しで風も終わる。火と闇はおいおい)
知りたくなかったのに知ってしまって一週間?二週間?が過ぎた。でもまだ引っ張ってる。
半額セールやってたからいつものように推しの出演作をポチっとする流れの中で、ふとレビューのところを見た。
レビューの内容なんか関係なく買う気ではいたのだが(内容関係なく推しは常に可愛い)その時は本当に何となく見てしまった。
そこで見た幾つかの不穏な言葉。
は????
昨年に死んだ???
なんで???
そんな訳ないだろと名前で検索したらTwitterのアカウントが出てきた。が、それはどうやら移行前のものらしく新アカウントがあるらしい。
早速新アカウントを見てみたところ、直近の投稿こそないが今年の投稿はある。ほらみろやっぱりデマじゃん!!!と安心したいがどう見ても本人のアカウントには見えない。恐らく同名アカウントを第三者が取得したパターンに見える。
(なお自分は推しのSNSは見ない主義。完成された推しの作品を見たいのであって、推しと同じ空気を吸いたいわけでも同じSNSを使いたいわけでも無い)
冷静にキーワードを多少工夫して検索したところ、真相というか当時の情報が出てきた。推しが亡くなってしまったのは否定しようのない事実だった。
自分から見て推しは一言で言えば「あざとかわいい」タイプだった。自分の武器を完全に理解し一番望まれているものを出し惜しみなく提供する。メンヘラ的な雰囲気も全て計算された自己プロデュース的なものだと思っていた。しかしSNS等を通じて知る推しの姿はそうではなかったようだ。
推しの最後の言葉の中に、やっと楽になったんだと思って欲しいみたいなものがあった。生きること自体が苦痛と思う人に生を望むのは酷いことかもしれないが、それでも生きていて欲しかった。推しがいなくなるのは、つらい。
あんまり多く語られてないが、初期のゴールデンカムイは明らかに「山賊ダイアリー」とかのジビエブームの流れに乗っていた。
公式切り抜きがネットのミームになったり、そういうところから徐々に認知度が上がっていった作品だ。
今では評価が固まり過ぎて「多様性が」とか「歴史評価が」とか、批評的にお利口な語り口でばかりその魅力が語られるが、実際に初期から連載とその人気拡大を追っていると、ゴールデンカムイにはそれだけでない多様なフックと、それをタイミングよく引っ掛けるそれこそ漁師の神業がふんだんに見られた。
ゴールデンカムイの受容(需要)の変遷をまとめることによって、長期連載漫画が当たるためにどれだけ多くの仕掛とチャンスを要するのか、改めて考えてみたい。
2014年8月、連載始まる。 増田はこの頃はまだ読んでいない。
1話ははっきり言って、刺さる人には刺さるのかも知れないが、古臭い冒険ものの空気しか感じられない。
「露助」と差別語を使う戦争帰りの主人公。囚人を殺して皮を剥ぐ猟奇趣味。まだ頭身の高い美少女のアシリパ。
一部のネクラには受けても、一般には忌避される湿っぽいダークさが作品を包む。
キャラクターも、薄汚い囚人たちに、死をも恐れぬ兵隊、そのトップの怪人中尉と、マイナーさは否めない。
しかし、連載数話目から、この漫画にはちょっとだけ流行の要素が入ってくる。「ジビエ」である。
当時は「山賊ダイアリー(2011〜2016)などの猟師ものが密かにブームを迎えていた。
あるいは、同時期(2011〜2019)のメジャー作品として荒川弘の「銀の匙」など、「命をいただく」をテーマにした漫画も人気を博していた。
ゴールデンカムイはこの流れに乗って、「冒険をしながら猟師生活を見せる」というストーリー構成で注目を集めていくことになる。
ニコニコ静画のタイムスタンプによると、ゴールデンカムイの公式切り抜き漫画「アシ(リ)パごはん」第一回が掲載されたのは、2015年1月となっている。
初回は「リス」。可愛らしいリスの皮を剥き、ミンチにしていく様子がコミカルに描かれるシーンを作中から数ページ切り抜いて公開した公式の切り抜き漫画である。
これが、受けた。
チタタプ、オソマ、ルイベなど、アイヌ語の食べ物の名前が広く知られるようになり、アシリパがアザラシをしとめるシーンなど、コミカルなカットがネットミームにもなる。
しかしこの頃もまだ、一般受けする漫画とは言い難かっただろう。なにせ「山賊ダイアリー」のような、「命をいただく」テーマ自体が重すぎる、マイナーメジャーのものだ。キャラクターも男臭い変態だらけで「ホモソ受け」という感じは強く、牛山も女を武器にする卑劣漢だった。(このマンガがすごい! 2016 オトコ編 2位、マンガ大賞 2016 大賞)
増田自身、この頃作品を知り、アシリパごはんは面白く読んでいたが、金塊探しというメインストーリーにはまったく興味が持てず、長いこと本編は読まずじまいだった。
10巻頃まではこの漫画はこういった男向けの要素だけで進んでいく。変態的な囚人、覚悟を決めた簡単に死ぬ兵隊、「命を食らう」生活感。
しかし、ここにきて大確変要素が加わる。プリンス鯉登、心に闇を抱えた尾形などの、圧倒的に乙女受けなキャラクターやエピソードが増えたのだ。
彼らのシーンを見た瞬間に、増田は「あッ、これはジョジョみたいに腐女子アンテナにひっかかるゾ」と確信した。
今となっては当たりも当たり。SNSで「ゴールデンカムイ」を検索すれば9割女性向け同人イラストという現状への変動がこの瞬間に確定したのである。
そして本作はこの勢いを掴んだまままさに滝を遡る鯉のごとく大作へと変貌を遂げていく。
シリーズ前半のクライマックスとも言える網走監獄編を見事なテンションで描ききった本作は、アニメ化(2018)、手塚治虫文化賞 マンガ大賞(2018)、大英博物館の特別展においてキービジュアルを飾る(2019)など、大躍進を遂げる。
アニメシリーズは海外配信も好評で、海外にもファン層を広げる。
大英博物館の展示では、「女性を表している点。(中略)アイヌという少数民族の文化を描いている点」など「ダイバーシテイの理念を体現する作品になっている」を評価されキービジュアルに選ばれたとされる。
「多様性」や「文化歴史描写」に優れた名作という評価は、この段階で確立された。
網走監獄編で大きな波をひとつ越えたあと、人によっては中だるみと言われる樺太編に入る。
すでに確立された名声を揺るがすような劣化も見られないが、特に新しい要素が受けたわけでもないので話題は少なくなる。
このあたりで増えた要素と言えば谷垣を中心に多用される「ホモギャグ」である。
増田の受け止め方としては、「文化的な名作」扱いに対する作者の反発と言うか、何かヤケクソなものを感じる。
宇佐美の「◯◯探偵」に至っては常軌を逸しているというか、ここだけをもってして「文化的な作品」として他人に勧めることは出来ないだろうと思う。
しかしこれもある意味で時代は掴んでいるのかも知れない。一部のラディカルフェミニストを中心に、この過剰な下ネタが「セクハラのミラーリング」として全面肯定される現象も見られた。ほとんどの人には、ホモソーシャルの笑いの延長にしか見えないと思うが。
清濁合わせのみ毀誉褒貶を越え、本作は2022年に連載終了を迎える。
作品としては大団円だったものの「文化的」という名声を得すぎた故の重箱の隅をつつくような批判が最終回のいくつかの描写につけられた。
単行本化に際してそのうちのいくつかは修正され、うるさ方もそれで納得したのか、今では「文化的」で「多様性」を表現した、歴史に残るすばらしい名作という評価がほぼ揺るぎないものになったように思われる。
しかしその8年にも渡る連載期間を省みれば、このようにさまざまなフックと変化で客を掴み、興味を維持し続けてきた結果のことなのであって、ただ「綺麗な作品」(と思う人もまあいないとは思うが)を描いたから評価されたというような単純な話ではないのだということは覚えておきたい。
トラバもブコメもだけど、「自分の趣味にあった部分」だけが評価の対象じゃないと許せないって思考回路のやつ、キツいわ。
「血なまぐさい男受けだけじゃ同人受けや海外受けまで広がらなかったよね」ってことが書いてあるのわからん? 日本語わからん?
根本的にこの文章で書いてあることが何かということが理解できてないと思うので、自分が機能的非識字だと認識した方が良いよ。
クライマックス付近の無料公開で認知を広げたのは書いといても良かったなとは自分でも思った。