はてなキーワード: 元彼とは
「ありのままの自分を受け入れて欲しい」「受け身でも構って欲しい」なんて言うとたいていは批判に晒される
弱者男性にも良いところはあるはずなんだよ
それが見た目や態度によって「即チェンジ」されるから恋愛まで発展しない
弱者男性が取るべき戦略は多くの男女が行う短期決戦ではなく、長期持久戦
サークルや趣味の集いなど「強制的に関わらないといけない」場に参加して「即チェンジ」を無効化する
それがスタート
あとは徐々に弱者男性の良いところに気づいてもらえることを待つ
ひたすら待つ
もちろん会話はしないといけないぞ?告白とかアプローチはせずに待つという意味だ
相手に彼氏ができようが我慢だ。どうせ元彼は存在する。同じ同じ
あとはこの長期持久戦をできるだけ多い場所で実行する
それを覆すために見た目を整えたり、学歴つけたり、資格取ったりして評価を上げようとする
https://anond.hatelabo.jp/20240601002155
(女は特に)大人は子供に対して譲るべき!って風潮のせいで嫌な思いをさせられてる話は至る所で聞くからな
以前にもトイレで並んでいる時、知らない子供が漏れそうなので、後ろに並んでいる人々の了承も取らずに勝手に前に並ばせた大人が非難轟々だったけれど、当然だと思うよ
トイレだろうが物販だろうが同じ事で、
親がついてるような小さい子の面倒は親がみててくれよ
その結果目当ての商品の販売なりトイレなりに間に合わなかったとしても、その責任を負うべきなのはその子の親であって、たまたま居合わせただけの赤の他人の大人ではない
子供にゴネ得の成功体験を積ませるのは子供の教育にもよくないし
どう考えても善行とは言えないと思う
こういう時って、どうしたら正解なの?
限定品で整理券が発行されてるのに、のんびり来て泣いてるヤツが悪いんだ。とか、もっと早く来いよばーか。とか言って笑ってるのが、正解?
笑いはしないけど、ゆっくりきたんだから仕方ないよね。欲しかったら早くきたら良かったのにね。と、なぞの自己納得して無視?
明らかに見て知っているのに、ずるく知らぬ存ぜぬで、知らんぷり?
たぶん、同じ状況なら私はこの元彼と同じ事をすると思う。自分のことを聖人だとか、まっとうな正しい事をする人間だとも思っていない。
これが、一人一個とかで二つ欲しいとか、一人二個とか三個で友人の分も必要で4つ5つの場合なら譲らないだろう。
店内を一緒にワイワイならさっさと目的の物を買って、次どこか一緒にショッピングなりランチなりした方が気持ち良く楽しめる気がする。
まあ、元彼が正しいとは書いてあるので分かっていてもなんだろうけど。
この元彼はどうしたら良かったのだろう。
これを読んで昔の彼氏のことを思い出したのでちょっと書く。この増田の話と私の話が同じとか言うつもりはない思い出しの書き散らしだ。
私の元彼は優先席でなくても電車でお年寄りや子供連れを見つけたら速攻で立って譲るとか、ゲームセンターで取れたぬいぐるみを子供にあげるとか、街中で迷ってるぽい人がいたら声かけて道案内するとか、お年寄りの荷物持ってあげるとか、フィクションの登場人物か?ってくらい人助けをする人で、それは別にデート中とか関係なく行われる超正しい人であった。そういうところが好きだったんだけど、そういうところが原因で別れた。
ひとつのことが原因というより積み重ねだったのだけれど、一番決定的だったのは彼と私が好きだったキャラクターのショップに限定商品を求めて並んだときのことだ。この手の行列にしては短いのかもしれないけど、一時間半くらい外で並んで整理券を手に入れた。一人一枚なので彼と私で二枚。
記載時間までかなり時間があるからどうしようか、って歩いているところで整理券が終了したことを店員に告げられて泣いている子供と慌てている親がいた。正直に言って超嫌な予感がした。案の定彼氏はその場で店員に一枚で親子が入れるか確認したうえで自分の分の整理券を譲った。二人分の個数制限分ほど買わないからこれでいいよね、外で待ってるから俺の欲しいものもお願い、と言われた。
彼氏の行動は今考えても間違ってはいないと思う。一人分の購入制限で欲しいものは足りるのも、子供がメインターゲットに含まれているようなコンテンツだったので、子供を優先する態度を取るのも正しい。
でも綺麗にかわいくラッピングされたりオブジェが置かれた店内を一人で回って、なんで私は今これを一人で見ていて、かわいいね素敵だなって彼氏と言い合えていないんだろう?と思った。それを彼氏に伝えた。でも子供優先じゃん。俺が見られなくても、その分あの子たちは楽しんだと思うからよかったよと言われた。喧嘩した。たぶん幻滅された。別れた。
よく女は感情(笑)って言うけど、そうなんだろうなーと思う。結果だけ理性的に見れば、彼氏の行動は超正しい。むしろ利益を生み出している。私たちは欲しいものを全て買うことができた。譲られた親子も欲しいものを買うことができただろう。私が一緒に店内を見たかったとか、買い物がしたかったっていうのは感情の話だ。彼氏にとってその感情は他人のために我慢できる範囲であった。皮肉でもなんでもなく素敵な価値観だと思う。
でも私はそうなれないなと思った。テーマパークで一日遊んだあと、足が痛くて疲れてるのに優先席でもない席でお年寄りに席を譲れるほど、美味しそうって事前に言ってたのに後ろの人が食べたがってるからってビュッフェで残り少ないケーキを我慢できるほど、頑張って朝から並んで手に入れた整理券を知らない子供に譲れちゃうほど、他人のために我慢できないのである。それが当たり前だって言えない。
彼氏は当然私にもその飛び抜けた善性を期待するが、私は利己的な人間のため、電車を一本見送ったら座りたいし、自分の順で食べられるものは食べたいし、ゲームセンターで二人でとったぬいぐるみは思い出に持って帰りたかったし、朝から並んだら一緒に店内を見て回りたい。それも伝えたがわかりあえず、私は彼氏の当たり前の基準値の高さについていけなかった。
たぶん人によって他人のためにどこまでリソースを払えるか、損を許容できるかってちがって、それがずば抜けて広い人と私みたいな狭いカスが付き合うと破綻する。
私はおばあちゃんの迎えが来るまで待ちながらイライラしてしまった彼女さんの気持ちがわかってしまう。好きな相手との初めてのデートで、二人で楽しく過ごす時間というリソースがどんどん他人のために払われていくことが辛くて、辛く思ってしまう自分の心の狭さを感じてさらに辛くなったのだと思う。私もそうだった。聖人とカスは付き合えない。
共通の友人に根掘り葉掘り聞いて、結婚式の写真も見せてもらった。新婦の両親は品の良さそうな家族。お互いの実家を行き来してて両家仲良さそうと聞いて大泣きしている。とても悲しい。人は同じもしくは近いカーストの人としか結ばれないのか?
付き合いは本当に順調で、私は彼の実家にもよく顔を出していた。注文住宅の一軒家、ペットの犬、何より優しく働きものの彼の両親と兄弟が大好きだった。
結婚を意識し始めた25歳の春。彼が四国の私の実家に来たいと言った。私の実家は貧しいこと、フル奨学金で進学した事は事前に伝えていた。再度「うちの実家本当に貧乏だから、驚かないでね」と伝えた。彼は「大丈夫だよ」と笑っていた。
私の実家は古びたトタン貼りの長屋タイプの貧乏平屋で、申し訳程度に片した物が散乱している部屋にアルコール中毒気味の痩せこけたパチンコ狂の父親とプリン頭のだらしなく太ったパチンコ狂の母親と祖母と分不相応な吠えまくるチワワがいる。生計は祖母の年金と両親のたまの労働と借金と私の仕送りで立てている事は内緒だ。
挨拶のために、事前に家を片付け、身なりを整えてもらい、食事は地元の料亭を予約した。彼らの自己紹介も事前に台詞を準備し、練習してもらった。彼はそつなく私とお付き合いしているという挨拶をこなしてくれた。家族は事前に準備した服を着用し、台詞をこなしてくれたが、彼の仕事と彼の実家の事をそれとなく聞きお金の匂いに目を光らせていたので、少し憎く思ってしまった。
それからしばらくは今まで通りのお付き合いが続いたが彼の実家の定期イベントのバーベキューに呼ばれる事はなく、なんとなく疎遠になっていき、私の実家に彼が来た3ヶ月後に、彼の浮気の自白と強引な別れ話で交際は終わった。
納得できなかった私は彼の実家に訪問した、彼は不在だったが彼の母親が出てきた。あんなに仲良くしてくれたはずの彼女は家に招き入れてくれず、近所の喫茶店に私を連れ出してくれた。私は別れに納得がいっていない事を泣きながら伝えた。彼女は冷ややかな目で私を見て「ごめんね。私にはどうする事もできない。」と言った。
当時も今も浮気の件は嘘で、私の実家にドン引きしたから別れたのだと思ってる。ハリボテの家族ぐるみの演技も見破られたのだ。親にあんな嘘をつかせてまで、私は幸せになりたかったのに、結局なにも手に入れられなかった。
そういえば、友人が結婚する事になった際、相手の身元調査するって言ってたな。
当たり前なのかな。どんな項目でNGが出るのかな。
その男は自分の母親(子供からしたらおばあちゃん)に子育てを丸投げしていて、毎週土日になると趣味のツーリングに単身で来ていた。
家に帰るとすぐ自室にこもってオンラインゲームやバイクの改造に精を出していた。(フレンドだったのでわかる)
子供をメンバーに紹介して「え?お子さんいたの?」「かわいいね~」と等と言われまくっていた。
彼は釣りスポットを下見したいと、どこかへ散策しに行ってしまった。
メンバーはほとんどが独身で子供の扱いがわからない。お子さんはしゃがんで石をいじって遊んでいた。
2,3人の優しいメンバーが「お肉食べる?」「とうもろこし食べる?」などと声掛けしてあげていた。
父親は「川を自転車で渡ろうぜ!」と言って、はしゃいでいた。それをお子さんは物乞いのような目で見ていた。お子さんは自分の唇をつまんでいた。
帰り際に、みんなが「お子さんお利口さんですね」などと声掛けしていたが
父親は「うちの子はいい子かもしれないけど、正直頭は良くないと思うw」と言い、嬉しそうな顔でヘラヘラしていた。
6才くらいだったので、話の内容はわかるだろう。お子さんは大人同士の話を聞きながら、常に不安そうな顔で父親の表情を読み取ろうとしていた。
「そういう話は子供が間にうけてしまうんじゃない?やめたほうがいいんじゃない?」とオブラートに包んで言ってみたら、彼は「貶しても、その分いっぱい愛情を注いでいるから大丈夫」と言っていた。
道中で お子さんが酔って吐いてしまったら、彼は急に不機嫌になった。
「ちゃんと袋に吐けよ」と言っただけで、何も手を貸そうとしなかったし、運転を止めるつもりもなく、子供は自分でビニール袋を持って吐いていた。
そして、そのビニール袋を道端に捨てるために「このまま置いとくと匂うから、これ、道に放置してくる。ちょっと車止めるわ。」と言った。
彼はその間ずっと運転席でタバコ。私が車に戻ると「ありがとう」って言ってた。
この間子供を心配する言葉が一切ないのが気になったが、私は子育ての経験がないのでそんなもんなのかな?と思ってしまった。
私が子供についてたからだろうけど、彼は音ゲーで遊んでいた。たまに様子を見にきて「こっちのほうがいっぱいメダル出るよ」などとアドバイスして、また戻っていった。
子供は「パパ、これほしい!これはお勉強もできるんだよ!」と言った
「・・・◯◯ちゃんは本当にこれがほしいの?」
「うん。ほしい」
「・・・◯◯ちゃんは、カメラがほしいんでしょ? これはね、お勉強するやつで、カメラはおまけなんだよ。お勉強は本当はしなくてもいいんでしょ?
「・・・◯◯ちゃんはカメラはほしいからそう言ってるんだよね? 本当はお勉強するやつはいらないんでしょ?」
「お勉強もするよ」
「・・・◯◯ちゃん、パパ怒らないから正直に言っていいんだよ。本当にこのお勉強するやつがほしいの?本当は、カメラがほしいだけなんだよね?」
「(涙目で)うん・・」
この時、私は別の店を見ていたので↑の会話は彼本人から聞いたんだが、
「子供ってオマケが欲しいだけなんだよね。カメラだけが欲しいって言うと、買ってもらえないか怒られると思ってたんだろうね。でも、ちゃんと時間をかけてじっくり聞いたら”カメラだけが欲しい”って言っててさ。最後には涙目になって素直になってくれたよ。あとで1万くらいするちゃんとしたデジカメを買ってあげるつもり」と言っていた。
私は、お子さんが自宅でしまじろうのダイレクトメールで届いてくるサンプルDVDを見ていて、サンプルのワークとかもやっていた形跡があったのを知っていた。
おばあちゃんとやってるから、彼はそのことを知らなかったのかもしれない。
お子さんがとてもかわいそうになってしまって、そのあとに私とお子さんでファンシーショップに入り、欲しがったものを何でも買ってあげた。
屋上駐車場が見えてくると、まだ帰りたくない!やだやだ!と、ごねはじめた。
彼は怒って無言になり、黙ってスタスタ車に行ってしまった。私とお子さんを階段の登り口に残したまま。
階段あるし、外は真っ暗だし、子供が一人でいるのは危なさそうなので、子供のそばにいた。
お子さんは「パパが行っちゃったぁ・・・・」と泣いていたが、私はまだ子供と会って2,3回だったので、うまいなだめ方がわからない。
とりあえずそのまま待っていた。10分たっても彼は戻ってこない。お子さんは「パパいなくなっちゃったぁ・・・」と泣いている。
電話をかける。出ない。私はお子さんを連れて車に向かった。彼はずっと機嫌悪そうに黙っていた。お子さんはずっと泣いていた。
お付き合いする前はお子さんのエピソードをいっぱい聞かせてくれて、愛情いっぱいのお父さん!というイメージで、一緒に子育てできたらいいな。と思って交際を始めたのだが、思ってたのと違った・・・
私は中卒フリーターで、キャバクラでバイトしながら定時制高校に通っていたのだが、彼は専業主婦になったら働かなくて済むよ。と言ってくれた。
私が4年かけて卒業した時には「高校卒業おめでとう!」と祝ってくれた。
いざ、お試し同居を始めてみよう、という段階で
「専業主婦だと今までみたいに遊べなくなるから、少し働くとかはどう?」と言ってきた。
「じゃ、せっかく高卒になれたから、正社員で働きたいな。今まではバイトしかしたことないから、正社員になりたいな。」
「正社員は(育児との両立が)辛そうだぞ~。パートにしといたほうがいいぞ。」
「実は、来年◯◯(教育系)の資格の学校に通おうと思っててね・・・。その仕事で正社員になりたいと思ってるの」
「お前に人に教える仕事は無理だ。やめとけ」
「でも、職業訓練校だからお金もかからないで資格がとれるんだよ」
「いや、働き始めたら、お前が辛くなる。やめとけ」
別れる前には「結婚しないでいいから彼氏彼女として付き合ってくれ」と言われて少し関係を持っていた。
結婚話が宙に消えてからは、高級なレストランを予約したり、私が欲しがっていたペンタブを「そんなの使わないから買うな」といった後でこっそり買っておいて後でプレゼントしてくれたりした。
私が「◯◯ちゃんにはパパと長く過ごして欲しいから、◯◯ちゃんが幼稚園に行っている間だけにデートしよう」って提案した。彼は三交替勤務で平日休みなので、それでも問題ない。
彼は「正直に言っていいよ。他に男いるんでしょ?だからそんなこと言うんでしょ?」とヒスっていた。
お子さんは誰にでもよく懐く子で、私にも懐いてくれたのもあり、さみしかったが、子供の心の傷を増やすことになるかもしれないから、それ以降は会わないようにしていた。
彼の話ぶりで女の子は大学とか進学させてもらえない雰囲気だったので、お子さんが大きくなったらの進学まわりで世話してあげようか?
>(これを若いブス狙ってレイプすりゃいいんだなと解釈する人間が湧きそうで本当に嫌だ)
いや、他にどう解釈すればいいのよ?
それでも一生彼女居ない童貞と比較したら流石に格段に楽しい人生を送っているし
この文章は、小学校6年生からオタクグループに所属している女性の体験を振り返っています。彼女は処女の頃はオタク活動を楽しんでいましたが、彼氏ができた後にエネルギーを失い、幻滅や鬱に陥る経験をしました。別れた後、趣味が復活し、フィクションも楽しめるようになりました。また、別の彼との経験を通じて、二次元以外のコンテンツも楽しめるようになり、インプットの幅が広がりました。彼女はオタクのレッテルについても言及し、見た目やセックスとの関連性を否定しました。彼女は経験がコンテンツの好みに影響を与えることに気づき、人間関係の重要性やリスクについても考えます。最後に、元彼との関係やなぜ付き合ったかについて疑問を投げかけています。
元彼と関わるとなんで軽く鬱みたいになっていったのか。
早押しクイズみたいに。評価が高速で断定的であればあるほど頭の回転が速いと考えているようだった。
優越の欲求自体は私の中にも存在するし、それが無ければ大学受験や就職活動を乗り切れていないようにも思う。
エナドリ飲むように、優れていたいとか勝ちたいとかいった感情に酔っぱらうことで戦えるという一面はあるけど、それが人生のすべてではない。
勝つことが全く意味がないとも思わず、人生のなかの重要な一部であるとも思うけど、プライベートの人間関係に持ち込むのは相性が悪いから使い分けが必要だと今の私は考える。
しかし優勝劣敗が物理法則のようにこの世のすべてに当てはまるような世界観を手放さない人だった。
身長が低い男性や、肥満体型の男性など、女性受けがよくなさそうな容姿の同性の友達とつるんでいた。
彼女ができる可能性が低そうな友達の前で、自分が彼女持ちであることをマウント要素にしつつも、私がブスでなければもっとマウント取れたのにという不満を持っていた。
友達の前で私の容姿を馬鹿にしていた。おそらく友達に可愛い彼女ができて、「負けた」と感じたら元彼は発狂していたと思う。でも知りうる限りそんなことは起きなかった。全く女に縁がない男の具体的なイメージとして今でも彼らの姿が頭に浮かぶ。
この人のそばにはいたくないと思って別れてほしいと言ったら、すぐに別れてくれたけど悪評を流された。
訂正して回る気が起きなくて共通の知人がいるコミュニティからも逃げた。小学生のときにいじめられたことあるんだけど、それとは比較にならないほどのストレスを受けた。ストレス反応の身体症状が出まくった。このときの対人関係ストレスを上回る出来事はその後起きてない。
それ以降、伝聞の悪口を信じなくなった。その噂は丸々嘘の可能性もある。
なんで元彼と付き合ったのか。
行儀が良いコミュニティにいたのを、ブスだから私には誰も欲情しないと思っていた。男性のストライクゾーンの広さについての理解が浅かった。お互いが唯一の存在になるという女性向けコンテンツにありがちな関係性幻想に染まりすぎだった。
最初に露骨に口説いてきたのが元彼だったし、私に勃起する人がいるんだと感動した。
(これを若いブス狙ってレイプすりゃいいんだなと解釈する人間が湧きそうで本当に嫌だ)
「俺に欲情して強引に露骨に口説いて彼女になる女はいなかった。ブスにはそういう男が湧くのに。やはり女はイージーモード」と呪われそうだ。
買って済む話ではないことはわかる。ホストに貢ぐための金を得るために必死な女の時間を買うことでは解消できない種類のもの。
私大の陽は怖いけど受験勉強を真面目にやった芋なら大丈夫だろうみたいなポジティブ方面の偏見、安心感を持っていた。単純化は愚か。怠惰。
元彼の両親は偉い父親と専業主婦、うちは二馬力だったので家庭に関する感覚が全く違っていた。
元彼は父親に強要された価値観に苦しめられているように見えたけど、父親の価値観をインストールして母親を馬鹿にしているようにも見えた。
「親によって苦しめられ歪められた人を恋人が救う話」というコンテンツの影響を受けてきたオタクだったから、初めての恋人との関係を美談に仕立て上げていたが、元彼は私にまったく救われていないし、そもそも私に救われることを望んでいたか。私が空回っていただけの可能性が高い。元彼の望みは「整形ではない可愛い処女の彼女ができて高カーストの男からも羨ましがられるようになる」辺りのほうが本質的だったのではないかと思う。