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2024-06-02

超時空世紀オーガス エンディング(心はジプシー)の替え歌

dアニメストアの新着を見ていたら、超時空世紀オーガス配信開始されてました。

https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=27125

おー、モームにまた会える!と思って1話を見たら、まだ出演していなくて、お話終わってエンディングへ。

その時、暗い記憶を思い出してしまったのでした。

エンディングの「心はジプシー」は名曲なのですが、当時のロリコンブームもあって、どっかのアニメ雑誌替え歌掲載されて、これが結構辛辣な物でした。

当時の記憶が蘇って、あんまり最後は楽しめず・・・

早く、モーム出てきておくれ。

そんなわけで、検索しても出てこないので、記憶を頼りに歌詞掲載して供養としたいと思います

 

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 “I'am ロリコン” 暗い青春

 大人の女に捨てられて

 踊り明かす瞳の中にお前の

 明日を見た

 

 クラリス(*1)の為に涙 (Hey,うーうーロリコン〜)

 ななこ(*2)の為には愛 (Hey,うーうーロリコン〜)

 

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補足

*1 言わずと知れたルパン三世 カリオストロの城」のヒロイン。当時の一般的ロリキャラ代表でした。

*2 同時期にアニメ化された、吾妻ひでお原作ななこSOS」のヒロインです。イメージシングルの「愛のロリータ」は初めて聞いたとき、こんな曲出してよいの?と思った想い出。

 

その他、キャラ名を変えて、いろいろバリエーションがあったと思いました。

 

追伸

OVA版も配信してくれないかなぁ〜

anond:20240602200009

プログラマだけどバージョン1が完成形はあり得ないと思ってる。

俺らは同じコードを何度か書き直すけどシステム全体を最低二度フルスクラッチしないと、完成形にはならん。

から憲法だって改正すべきと思ってる。

最初に作られた憲法日本にとって奇跡的にマッチするベストルールだった、なんて可能性はない。

マッカーサー軍人であって神様じゃない。

同様に原作マンガだって完璧ではあり得ず、ドラマ化なりアニメ化なりを繰り返して無駄は削ぎ落とされ必要な要素が強調されブラッシュアップされていくはず。

原作改変するな、ってスローガン芸術に逆行してると思います

anond:20240602185934

そもドラマって意味あるの? 子供の時から思ってたけど。

契約書・

原作改変せず忠実にアニメ化しま

これでいいじゃん。

anond:20240602185934

いや今回の事件契約問題ではなかったことが明らかになったおかげで、焦点は原作改変問題に絞られた。

原作者が納得できるような改変をしろ

視聴者が喜ぶような改変をしろ

❸ さもなくば改変するな

過去の、あの映画とか某アニメ化とか誰得改変は黒歴史になっていく。

anond:20240602001415

漫画尊重されてるというより、ドラマがいい時間放送してるが故数字が求められるってことなんじゃないかなぁ

オタク向けアニメは午後9時に放送しないじゃん

からドラマ大衆受けする(とテレビ局脚本含めた製作陣が思った)ものに仕上がる

で、出版社的にもそれで人気が出て原作が売れてくれたらOK

原作と違うから原作も見てみよう!となってくれればそれはそれでOK

対してオタク向けアニメなんてそもそも原作が売れてなきゃアニメ化の話なんて来ないから、

さらに売れるとなるとよほど神演出でもしなきゃ無理だから無難なのは原作通り、ってことになりやすいんじゃないか

しかのこのこのここしたんたん

アニメ化するほどの内容かな…、と思ってしまった…😟

2024-06-01

ダンジョン飯はほぼ原作通りのアニメ化だが、「1クールOP微妙」「OP映像がなにをしたいかからない」と言われたことへの落ち込みを円盤監督が表明していた

かにあれはよくわからん

なんでみんな巨人化して立ったまま寝ているのか

2クールOPといい、「眠り」「夢」にフィーチャーしている

原作にその要素はあるとはいえ、序盤の展開で取り入れても意味不明だし、原作の展開知っていても1クールOPは「どういうこと・・・?」となる

なんとなく雰囲気はいいんだが、OPにはもっと派手さがほしい

原作原理主義

俺は原作原理主義者である

コミック化しても読まないし、アニメ化しても見ない。

作者がそちらにかまけていたら「原作に注力せんかい!」と心の中で怒る。もちろん表には出さない。

公式コミック公式アニメ同人誌と何ら変わらない二次創作だと思っている。

コミックアニメベース原作を語るやつは二次創作オリジナルに持ち込むのと同じぐらいの愚行だと思って軽蔑している。

ただ別に二次創作からといって下に見ている訳ではなく、原作を下敷きとして生まれた新たな作品としてはリスペクトしている。

読まないし見ないが、それぞれ多くのクリエイターが携わって作っている作品なので、悪く言うことはない。

何より原作とは別物なのだから原作毀損するということも無い。少なくとも俺は感じない。

しろ前述の原作を読みもせずファンを気取る連中に対しては怒りが沸くが、原作を読め以上のことを言ったことはない。

昨今世間を騒がせたネタで思うのが、他人が作った作品まで原作とその延長線上とみなす人の気持ちが分からない。

あれは原作棒、原作者棒としてやってるとしか思えない。

原作者の作品という原典公式)が守られればそれでよくないだろうか?

それで言うと俺は原典価値は最大限に認めているが、あまりその著者に興味がない。

作品の外側で作品について言及したとしても無視することが多い。

必要であれば原典修正すればよいし、もしくは続編という形式で打ち消せばよい。

「作者がなんか言ってる」と口に出すことは無いが、たまに思うことがある。

原作があればそれでよい。

パタリロってそろそろ再アニメ化しそうだよね

と思うようになってから10年くらい経ったような気がす

なんでリメイクアニメ化しないんだろうね

2024-05-30

anond:20240530190217

マヴラヴシリーズの一連のアニメ化は進撃の元ネタバフを狙うも見事玉砕の印象

anond:20240530143613

そんな大物ではないよ。

ドラマ化はしたけどアニメ化はしてない。

身バレ防ぎたいので名前は出したくないけど、全部カタカナ文字作家

anond:20240529201537

お兄ちゃんおしまい!とか?

最初pixivで数回で終わらせる予定の単発作品だったが人気出て商業誌連載になりアニメ化ドイツでウケた

2024-05-29

「~わよ」はともかく「~なのだけど」はねーよ

わよはお嬢様セレブ上品ぶるときボケ日常会話で飛び交うけど

なのだけど だけは聞いたこと無い

なろうのアニメ化で耳にするたび きもいな~と思う

2024-05-28

宮崎駿は許されて、士郎正宗は許されないんだよな…

正直なところ、諸事情もあって君たちはどう生きるかはまだ観てないのだけど、

ぶっちゃけ千と千尋の神隠しとか、自分にはもうよく分からんのよな、俺にはもう理解できない

シナガキクエほどではないけど、ハウルの動く城もそうだけど、どんどん宮崎駿自由になりすぎちゃって、

起承転結がない、尻切れトンボ感さえある、もしくは無理矢理盛り上がって終わるとか、そんな感じ…

ナウシカラピュタ、ってやっぱり分かりやすい、分かりやすすぎるぐらい分かりやす

あの頃の宮崎駿ジブリって興行的な失敗が許されないから、ナウシカなんか完全に宮崎駿は折れてる

俺はこういうオチにしたいんだ、というのを折られてる

恥ずかしながら最近になって知ったんだけど、紅の豚ラストも当初の宮崎駿の考えとは違ってるんだよな

自分としては当初想定していたオチは流石に酷いと思ってて、でも、当の宮崎駿本人はノリノリで描いてたんだろう

紅の豚は分かりやすい、魔女の宅急便とかとなりのトトロ深読みしなければ分かる

というか、なんで深読みしなければならんのだ

個々人によって作品深読みレベルなんて異なって当然だし、最近ネット上のアニメ評とか深読みしすぎてるのもあったりして、ちょっと怖い

なんとなく、よく分からんけど面白い、でもいいではないか

そう考えると、士郎正宗作品はなんでアニメ化失敗するのかというと、あれも標準的な読者にはよく分からない、一読して分からない

あと、個人的にはM-66は素晴らしいと思うんだけど、あれもストーリー構成として考えると、同人誌っぽい、起承転結がなんか薄い

士郎正宗作品の格闘とか、そういう細かい所を楽しむためにあるような作品だと思う

まあ、観ていて楽しいんだけど、やっぱり同人誌ぽいんだよな

攻殻機動隊とかアップルシードになると、一読しただけでは正直自分にはよく分からない、一読目は雰囲気だけは楽しめる、だから、何度も読む

宮崎駿が今、どんどんよく分からない、黒澤明夢じゃないけど、そういうことができるのは多くの作品を作ってきた御大晩年から、というのがあると思う

どんどん私小説になっていって、なんか宮崎駿オナニー見せられてるんだな…、と思って嫌になっちゃときもあるんだけど、

なんかよく分からんけど作画レベルは異常に高いし、なんか海外にまで評価されちゃってる

一方で、士郎正宗作品で分かりやすい、そこそこ成功した作品って、ドミニオンぐらいだと思うんだよな

ドミニオンにも文句がないわけではないが、総じて作品として成立してる

DoGAのはCGちょっと残念、やろうとしたこと自体は良かった気がするんだけどね、でも、まあ観れなくはない、個人的に甘く評価してしまってるのもあるけど

士郎正宗宮崎駿みたいに、最初分かりやすラピュタとかナウシカから始まって、次々に作品を生み出して巨匠になって、

晩年に向かって周囲が益々口出しできなくなって、完全に自分勝手な作品を作れるようになっていれば、原作のまんまみたいなのも可能になるんだろうけどね

どうしても作品として小さくまとめようとされちゃうよね、攻殻機動隊アップルシード

ガンドレスとか運に恵まれないのもあるけど

興行的に大失敗してもいいから、原作そのまんまのテイストでわけわからんの作っていいよ、とは士郎正宗氏が死ぬまでならん気がするんだよね

あ、あと個人的には「RD 潜脳調査室」は好きなんだよな

伊東岳彦ゼーガペインじゃないけど、敢えて絵とか降りちゃうのもありだとは思うんだよな

アニメゆるキャン3の違和感

ゆるキャンは実写を先に見て

「おもしれーからアニメも見てみよう」

てな感じで見始めたので

最初しまりんが主人公だと思ってた

アニメ最初に見て声優クレジットトップなでしこだったので

そうなんだ!って思った

今まではそんなことはあんまり関係なくアニメ見て楽しんでた

3になったらしまりんの出番が減って

ああやっぱりなでしこが主役なんだと改めて思った

もう福原遥さんが売れたので実写の3が作られることはないと思うが

 

ところで伊豆キャンプ話題がところどころで出てくるがそこはアニメ化しないの?

(2の最終回で次は伊豆キャンプだ!みたいなこと言ってた)

それとも原作にも無いの?

2024-05-27

今期アニメ感想

ガールズバンドクライ

脳内物質の分泌に問題を抱えた女の子たちの、衝動に任せた刹那的生活物語

公共の場暴力行為や罵り合い繰り返す彼女たちに対し、周りの大人は冷たい目を向けるだけで何もしようとしない。

おそらく、それが川崎らしさなのだろう。

社交性が欠落しやたらと攻撃的で、互いの事を何も説明しないせいですれ違っていく感じは、ある意味で実際のバンドマンらしさもある。

いまのところ話の進展はほぼないが、なぜか主人公たちのバンドは人気が高まりつつあるらしい。

その前に登場人物の誰かしらの預金残高が尽きる気がするのだが。

彼女たちが福祉につながれることを切に願う。

性格ピーキー登場人物キャットファイトさせることで、何か物語が進展しているように見せかける手際は、いかにも花田十輝らしい。

ただ、見せ場のために非現実的衝動的な行動をキャラクターに取らせる悪癖が、このアニメにおいては奇跡的にマッチしている。

最新話で、雨の中、軽トラの前に飛び出す主人公や、メジャーアーティストステージ衣装のまま楽屋から屋外に駆けてくるシーンは、

わず「そうはならんやろ」とモニターツッコミを入れてしまった。


怪獣8号

1話で切った。1話はよくできていたが、オリジナルストーリーで再スタートを切れなかったのは致命的失敗だろう。

ダンジョン飯(2クール

やたらと軽薄なOPが鼻につくが、相変わらずいいアニメ化。

原作に詰め込まれ小ネタキモになる部分を巧みに採用しつつ、映像化に際してテンポを落とさないようにチューニングされている。

カットされているセリフが聞きたかった、と思うことはしばしばあるが、大きな不満はまったく無い。

「今期の覇権アニメ」といった刹那的ポジションではなく、耐用年数が長く何度も見返せる作品意識しているのだろうか。

映像化に際してかなりの準備期間・制作期間をもって作られているらしいところがあるので、

3クール目がまだまだ先になるのでは無いか懸念している。できれば、迫力のある絵で劇場でやってほしい。

ゆるきゃん△ SEASON3

制作会社が変わったせいか、どうも会話のテンポ感にハマりきらないところがある。

パッと見は作画が変わったくらいで、劇伴声優はこれまでと変わらないだけに、この「ハマらなさ」がどこから来るのかがよく分からない。

しかに、原作でもこのあたりの話は間延びしている感じはあったのだが、広角レンズを使った大コマの迫力があるぶんあまり気にならなかった。

アニメ場合、広角のシーンでもパンが振られていたり、キャラクターが動いているせいで逆に安っぽく見えるときがある。

視覚のすごみに欠けるせいで、見せ場となるシーンが単なる長回しになってしまい、テンポが悪く感じられるのかも。

予断だが、賛否両論あった映画オリジナルストーリーは、個人的には大好きです。本編に影響がない未来の話だし、あれくらいやったほうがよい。

冬のオフィスに出社したときのひんやりとした空気感などがよく伝わってきたところが良かった。

3期は、キャラクターに「寒い」と言わせなければ寒さが伝わってこないような感じがある。いちゃもんっぽい批判ですが。

狼と香辛料

前回のアニメ化は1話しか見ていないので、話も含めて実質初見視聴。

概ね楽しく見ているが、街の風景旅路宿屋酒場の描画が、全て同じに見える。リアリティが無いというか、生活感を感じられない点がちょっと気になる。

もっとも、この作品面白さは何と言っても会話劇にあるから、背景の描き込みはほとんど気にならない。

主役の二人はもちろん、モブも交えた会話でも、小粋なセリフ回しで心地がよい。セリフのものの魅力に、声優のバフがかかっている感じ。

この作品なら、動くアニメではなくて、朗読劇や舞台で見ても面白そう。

忘却バッテリー

原作未読で、アニメ初見。さすが横手美智子とうなる軽妙な脚本宮野の当て書きじゃねえか、とツッコミを入れたくなるくらい、宮野がハマっている。

記憶喪失人物を通じて、野球という題材の汗臭さや泥臭さをメタネタにしつつも、

当事者たちが取り込まれるある種の狂気も、野球経験者にも分かりやすく伝わってくる。

うっとうしいくらいのギャグが脳に残ったところで、登場人物シリアス過去もばっちりと魅せてくる。

過去編をしつこく感じさせない映像はいいですね。

ダンジョン飯もそうだが、このアニメキャラクター作画上の演技が細かくて見入ってしまう。

アクションシーンが長いのではなく、さりげなく差しまれる捕球のシーンなどの動きがよい。

グローブに球が収まるとき反動や、投げるときの重心移動の身体感覚が、視聴者自然に伝わってくる。

増田野球経験だが、バッティングセンターに行ってみたくなる。打てるのかな。

響け!ユーフォニアム

吹奏楽部を題材にした学園サスペンスものファムファタールに出てきそうな新キャラを交えて、陰湿さにもオーバードライブがかかっている。どう考えてもNHKの日曜夕方17時に放送していいアニメではない。なんとなくだが、売上の一部を不登校支援寄付などに回したほうがいいと思う。

要するに、そのくらい心理描写が細かいアニメだと思う。破綻の無い作画もさることながら、表情やカメラワークが良い。黒沢ともよは化け物。アニメ黒沢ともよの演技が凄すぎるせいで、この作品実写化できないんだと思う。

原作は未読だが、ねちっこい女性同士のからみにフォーカスして構成するあたりが花田十輝らしい。

それと、京アニキャラクターの演技ってやたらとわざとらしいよね。顔の前で手を合わせたり、わざとらしく頭を掻いたり。変に心理描写が細かいから、そういうアニメっぽい仕草が浮いて見える。

関係ないけど、井芹仁菜は北宇治高校ウジ虫と呼びそう。

2024-05-26

[]ゴールデンカムイに見る長期連載漫画の受容の変遷

あんまり多く語られてないが、初期のゴールデンカムイは明らかに山賊ダイアリー」とかのジビエブームの流れに乗っていた。

公式切り抜きがネットミームになったり、そういうところから徐々に認知度が上がっていった作品だ。

今では評価が固まり過ぎて「多様性が」とか「歴史評価が」とか、批評的にお利口な語り口でばかりその魅力が語られるが、実際に初期から連載とその人気拡大を追っていると、ゴールデンカムイにはそれだけでない多様なフックと、それをタイミングよく引っ掛けるそれこそ漁師神業がふんだんに見られた。

ゴールデンカムイの受容(需要)の変遷をまとめることによって、長期連載漫画が当たるためにどれだけ多くの仕掛とチャンスを要するのか、改めて考えてみたい。

 

【連載開始】最初は古臭い冒険譚。世間の関心は薄い?(1〜2巻)

 2014年8月、連載始まる。 増田はこの頃はまだ読んでいない。

 

 1話ははっきり言って、刺さる人には刺さるのかも知れないが、古臭い冒険もの空気しか感じられない。

 「露助」と差別語を使う戦争帰りの主人公囚人を殺して皮を剥ぐ猟奇趣味。まだ頭身の高い美少女アシリパ

 一部のネクラには受けても、一般には忌避される湿っぽいダークさが作品を包む。

 キャラクターも、薄汚い囚人たちに、死をも恐れぬ兵隊、そのトップの怪人中尉と、マイナーさは否めない。

 

 しかし、連載数話目から、この漫画にはちょっとだけ流行の要素が入ってくる。「ジビエである

 当時は「山賊ダイアリー(2011〜2016)などの猟師ものが密かにブームを迎えていた。

 あるいは、同時期(2011〜2019)のメジャー作品として荒川弘の「銀の匙」など、「命をいただく」をテーマにした漫画も人気を博していた。

 ゴールデンカムイはこの流れに乗って、「冒険をしながら猟師生活を見せる」というストーリー構成で注目を集めていくことになる。

 

ミーム化する】アザラシ猟とオソマミーム(2巻〜)

 ニコニコ静画タイムスタンプによると、ゴールデンカムイ公式切り抜き漫画「アシ(リ)パごはん第一回が掲載されたのは、2015年1月となっている。

 初回は「リス」。可愛らしいリスの皮を剥き、ミンチにしていく様子がコミカルに描かれるシーンを作中から数ページ切り抜いて公開した公式の切り抜き漫画である

 これが、受けた。

 チタタプ、オソマルイベなど、アイヌ語食べ物名前が広く知られるようになり、アシリパアザラシをしとめるシーンなど、コミカルカットネットミームにもなる。

 しかしこの頃もまだ、一般受けする漫画とは言い難かっただろう。なにせ「山賊ダイアリー」のような、「命をいただく」テーマ自体が重すぎる、マイナーメジャーのものだ。キャラクターも男臭い変態だらけで「ホモソ受け」という感じは強く、牛山も女を武器にする卑劣漢だった。(このマンガがすごい! 2016 オトコ編 2位、マンガ大賞 2016 大賞)

 増田自身、この頃作品を知り、アシリパごはん面白く読んでいたが、金塊探しというメインストリーにはまったく興味が持てず、長いこと本編は読まずじまいだった。

 

【大確変腐女子トメ心を掴んだ尾形と鯉登(10巻〜)

 10巻頃まではこの漫画はこういった男向けの要素だけで進んでいく。変態的な囚人覚悟を決めた簡単死ぬ兵隊、「命を食らう」生活感。

 しかし、ここにきて大確変要素が加わる。プリンス鯉登、心に闇を抱えた尾形などの、圧倒的に乙女受けなキャラクターエピソードが増えたのだ。

 彼らのシーンを見た瞬間に、増田は「あッ、これはジョジョみたいに腐女子アンテナにひっかかるゾ」と確信した。

 今となっては当たりも当たり。SNSで「ゴールデンカムイ」を検索すれば9割女性向け同人イラストという現状への変動がこの瞬間に確定したのである

 そして本作はこの勢いを掴んだまままさに滝を遡る鯉のごとく大作へと変貌を遂げていく。

 

【最盛期】網走監獄編、腐女子掴み、文化的描写評価が重なり、人気拡大、アニメ化、そして大英博物館の顔に。(14巻〜)

 シリーズ前半のクライマックスとも言える網走監獄編を見事なテンションで描ききった本作は、アニメ化(2018)、手塚治虫文化賞 マンガ大賞(2018)、大英博物館特別展においてキービジュアルを飾る(2019)など、大躍進を遂げる。

 アニメシリーズは海外配信も好評で、海外にもファン層を広げる。

 大英博物館の展示では、「女性を表している点。(中略)アイヌという少数民族文化を描いている点」など「ダイバーシテイの理念体現する作品になっている」を評価されキービジュアルに選ばれたとされる。

 「多様性」や「文化歴史描写」に優れた名作という評価は、この段階で確立された。

 

ホモり過ぎ】迷走の樺太編。しか腐女子は掴み続ける。

 網走監獄編で大きな波をひとつ越えたあと、人によっては中だるみと言われる樺太編に入る。

 すでに確立された名声を揺るがすような劣化も見られないが、特に新しい要素が受けたわけでもないので話題は少なくなる。

 このあたりで増えた要素と言えば谷垣を中心に多用される「ホモギャグである

 増田の受け止め方としては、「文化的な名作」扱いに対する作者の反発と言うか、何かヤケクソなものを感じる。

 宇佐美の「◯◯探偵」に至っては常軌を逸しているというか、ここだけをもってして「文化的作品」として他人に勧めることは出来ないだろうと思う。

 しかしこれもある意味時代は掴んでいるのかも知れない。一部のラディカルフミニストを中心に、この過剰な下ネタが「セクハラミラーリング」として全面肯定される現象も見られた。ほとんどの人には、ホモソーシャルの笑いの延長にしか見えないと思うが。

 

大団円】終わりよければすべて良し。炎上した内容も修正して晴れて「名作」に。

 清濁合わせのみ毀誉褒貶を越え、本作は2022年に連載終了を迎える。

 作品としては大団円だったものの「文化的」という名声を得すぎた故の重箱の隅をつつくような批判最終回のいくつかの描写につけられた。

 単行本化に際してそのうちのいくつかは修正され、うるさ方もそれで納得したのか、今では「文化的」で「多様性」を表現した、歴史に残るすばらしい名作という評価がほぼ揺るぎないものになったように思われる。

 しかしその8年にも渡る連載期間を省みれば、このようにさまざまなフックと変化で客を掴み、興味を維持し続けてきた結果のことなのであって、ただ「綺麗な作品」(と思う人もまあいないとは思うが)を描いたか評価されたというような単純な話ではないのだということは覚えておきたい。

 

感想感想

 トラバブコメもだけど、「自分趣味にあった部分」だけが評価対象じゃないと許せないって思考回路のやつ、キツいわ。

 「血なまぐさい男受けだけじゃ同人受けや海外受けまで広がらなかったよね」ってことが書いてあるのわからん? 日本語わからん

 根本的にこの文章で書いてあることが何かということが理解できてないと思うので、自分機能的非識字だと認識した方が良いよ。

 

 クライマックス付近無料公開で認知を広げたのは書いといても良かったなとは自分でも思った。

 

 増田に「資料がない」とか言っちゃうアホがいるの笑う。

 なんでそんな本気で書いたもんを増田投稿しなきゃいけないんだよ。

 いい加減自分が賢いつもりでアホ丸出しのこと言ってる自覚持てよ批評家気取りの低学歴ブクマカ

真面目な話、お前ら本当に原作準拠攻殻機動隊アニメ観たいと思ってるのか?

出てくるアニメ企画が毎度毎度押井版がベースなのはかに辟易するけど、正直原作攻殻っていかにも80年代後半~90年代初頭の作風って感じで絵柄もノリも内容もだいぶ古びちゃったし、欄外解説込みじゃないとなんかよくわからないし、今あれをアニメ化したとして喜ぶのアラフィフオタクおじさんだけだと思う。

まあ今オタクで金持ってるのアラフォー独身オタクおじさんだろうからそこ狙うという意味はいいんだろうけども。

anond:20240526115010

人の作品馬鹿にして楽しい

お前はさぞかし素晴らしい作品を作れるんだな?

作れよ、数万部売れてアニメ化するような作品を作れよ

ホラ作れ、作らないなら消せ、お前は創作者の敵

はやく消せ、はやく消せ、今すぐに消せ、アカウント投稿も全部消せ

タフってすごいよくある話で新鮮味がないっスね 忌憚のない意見ってやつっス それでも文句があるのならいつでも喧嘩上等っスよ

アニメでタフを初めて観た。

自分の中でタフって「アニメ化を待望されていた超話題作」みたいな感じのイメージで、それはもう面白いのだと期待していたわけよ。

で、実際に3話まで視聴してみて、えっこんなもんなの!?ビックリしている。

変態師範山本昌みたいな感じとか、"S"が尊鷹ひっくり返ってるとか、そういうのは「へー面白」って感じだったんだけど、

他はなんというか『ゴリラ喧嘩を売る話』も『ロボット格闘家惨敗する話』も、最近すごい飽和気味なやつで、どうにも新鮮味がない。

『格闘漫画に非現実的な展開をつけてみた』的ノリのディティールが深そうなのは何となく察せられるんだけど…でもそういう作品自体めっちゃ沢山ありますよね?って思ってしまった。

幹部分のウィザードリィっぽい世界観食傷気味で、

その上プーチン討伐とか、マジで小説家になろうとかで流行りまくって陳腐化してるような話が主軸なんだ!?となってしまったのがビックリポイントかなと。

なんか、全体的に今更やるには賞味期限切れテーマとノリなのではないですか?

2024-05-25

https://anond.hatelabo.jp/20240120235049

ダンジョン異世界飯が飽和してるって、こっちが先駆けなんだよな

ダンジョン飯が当てた鉱脈をあてこんで他が後からパ…やりだしただけ

そして安いなろう系ほど即アニメ化もするので、アニオタは先にアニメで見ることになっただけ

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