2013-06-06

産んだ産まないでエライとかやめようよ

はてぶをウロウロしていたら、たまたま見つけた文章に

心底腹がたったので、言わせてもらう。


その前に私のスペック

30代前半、2児の子持ち、女、正社員フルタイム勤務。


何について腹がたったかというと


特に第三号でずっと専業で子供を育てただけの主婦は、厚生年金払ってる子供のいない共働き夫婦女性に面倒見てもらって生きているわけだから、道ですれ違ったら頭を下げなければならない立場なんだと思う(専業がパートでちょろっと働く分くらいは厚生年金もろもろで税金として払っているわけなので)


という文章。


ちょっとまってよ。

あなたが歳をとったときあなたの面倒を見るのは

その「専業主婦」が育てた子供かもしれませんけど?


お金を払って介護をしてもらったとしても、

お金を払って医療を受けたとしても、

お金を払って食べ物を買ったとしても、

お金を払って水道やガス電気を使ったり自治体ゴミ収集へゴミを捨てたとしても、

お金を払って死後の片付けをしてもらったとしても


いずれ、全ては「誰かが産んで育てた、他人の子供」にやってもらうんじゃないの???



私は子供もいます

幸い、働くこともできています

これは、本当に幸せだと思っています


子供を産んだから偉いとか、産まないから悪いとか、

そういう事じゃない。


少子化がなぜ問題か。

年金保険、それだけじゃない。

世の中を支えるには、マンパワーが不可欠。

そのマンパワーを育てるのか、子育てでもある。


ロボット農業をする時代が来るかもしれないし、

できた野菜を分配する役割ロボットが担う時代も来るかもしれない。

野菜流通も、人工知能によってコントロールされるかもしれない。

役所も全て人の手を介さず、手続きが完了するなら

政治家もいなくなる?

そんな日が来る???



それはないよね。



年老いたら、誰だって若い誰かにお世話になる。


それは誰かが産んで育てた子供

そして社会が育てた子供

社会が育てるということは、税金を払う形で子供がいない世帯も参加しているということ。

それを忘れないで欲しい。



ちなみに、そんなの子供を産めた立場意見だ、という人もいるかもしれない。


私は学生時代から社会人になるまで、生理不順で服薬してました。

人より妊娠しにくいから、先々治療必要かも、と婦人科先生にも言われてました。

からこそ、結婚する際は相手にもその話はしたし、

一緒に病院に通ってもらうことになるかもしれない話もした。

人一倍基礎体温とか気にしてたし、20代から不妊治療に関しても勉強してた。

(二人の子供は不妊治療なしで授かりましたが)


産む、産まない、つくる、つくらない、欲しい、欲しくない、いずれ・・・は自由。

それでいいと思う。


でも、専業主婦に対して

「道ですれ違ったら頭を下げなければならない立場

これはないよね。

どんだけあんたはエライの??



もし、子供ができなくて悩んでいる人も

たとえ自分には子供がいなくても、納税という方法で、子育てに参加し、

未来を支えている、と考えて欲しい。



大人であっても、子供であっても、感謝できる人が増えますように。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん