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はてなキーワード: cf.とは

2011-10-26

http://anond.hatelabo.jp/20111026234249

単純に異性側に回る妄想、とくくるなら同性愛になる必然性はないはずなのに、なぜ同性愛になるのかは興味深いな

発想が異性になりきれてない、ってことなのだろうか(cf. http://yucl.net/man/174.html)

2011-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20110908230329

依存性の高いものの売買においては供給側のほうが需要側より重い責任がある。cf.パチンコドラッグ

基本的にその論理は既に実装されている。

から風俗業者は取締りの対象であり、

ソープランドなどはセックスに至る独自の理屈をこねて暗黙の了解を得ている。

デリヘル等は大半が完全に違法だったりする。)

結婚詐欺との類似性

ちょっとこれは無理だ。

といより大間違いだこれ。

結婚詐欺とは2人の未来についてコミットする、

「将来これこれのものを渡す」を匂わせてカネをとる騙しだけど、

風俗は最もこれから遠い。




明朗会計でいくらのカネをとってセックス一回。

水商売の中でももっとも誠実なのが風俗だと言っていい。

風俗結婚詐欺逮捕だって言うなら

キャバクラなんか市中引き回しの上獄門が必要になる。




キャバクラ勤務者と風俗勤務者なら

 前者の方が圧倒的に態度が悪いしネット上で客を馬鹿にするのも前者だが、

 詐欺的商売をやってる商人・真面目な量り売り商売をやってる商人、と考えれば

 この自分の商売への態度の差は説明が容易だ。)



・嘘であるフィクションであるということが人間恋愛感情に対してあまり影響を及ぼさないこと

ちょっと文がどういう意味かわからない。




この辺のことを適当データ集めてロジカルな文章にまとめられたらいいと思うんだけど、

頭が働かないので誰かよろしく。

こうやって考えるのはとても面白いよね。

レスや追加のお題が合ったら是非。

2011-09-08

風俗批判メモ

依存性の高いものの売買においては供給側のほうが需要側より重い責任がある。cf.パチンコドラッグ

結婚詐欺との類似性

・嘘であるフィクションであるということが人間恋愛感情に対してあまり影響を及ぼさないこと


この辺のことを適当データ集めてロジカルな文章にまとめられたらいいと思うんだけど、

頭が働かないので誰かよろしく。

2011-03-23

電力需要をどうするか。

2000年夏のカリフォルニア停電以後、北米西海岸では、時間当たりの電気料金に変動制が適用される地域が発生した。夜間等の需要の少ない時間帯と、冷房需要のピークとなる時間帯とでは、1KWh当たりの価格が違うという制度である。発電量不足から停電が発生したことから、発電事業を自由化するとなり、それを実現する為に、その時点電気相場が作られ、この相場価格に、送電業者の取り分を乗せた分が、一般家庭が購入する単価となる。この制度を実現する為に、消費電力計に時計機能と記録機能と現在電気相場価格を示すインジケーターが組み込まれたSmartMeterが使用されるようになっている。クーラーの電源を入れる前に、今の電気相場がいくらなのかを確認し、コストパフォーマンスを考えるようになる事で、省電力という行動を取るように仕向けている。

しかし、これで省電力をやるのは個人の家庭だけで、商業施設場合、営業時間はいくら高値になっていたとしても、つけっぱなしにせざるを得ない。こうなると、営業経費における電気代のコストが読めなくなる。そこで、電気代は上限価格で商品に転嫁し、実際のコストとの差額を利益として確保するという手法へと、変わっていっている。ここで重要なのは、上限価格があるという点である。この上限価格制度は、発電業者が自由化されているアメリカにおいては、大規模需要者に自社の電気を買ってもらう為のサービスとなっていて、一般家庭には適用されない。大規模需要者にプライスキャップをつけた分、一般家庭や小口消費者向けの代金が高くなり、結果的に、一般家庭では節電しているのに高くなった電気代を請求されるとなっている。電気相場がいくら高値に上がっていったとしても、大規模需要である商工業者は痛くも痒くも無いというのが、この制度本質なのである電気相場が高騰すればする分だけ、上限価格契約価値は高くなり、需要家を囲い込む事が可能になる。

一般家庭の消費電力よりも、商工施設が使う電力の方が、大きいし波が激しい。商工施設が使う電力は昼間の冷房のピークに集中し、一般家庭の消費電力は夜に集中する。需給の波を大きくしているのは、昼間の商工施設の消費電力であり、設備投資という観点からみれば、商工施設の為に真夏冷房需要の為だけの余剰設備を抱え込んでいるというのが、電力業界現実なのである

持続発電に適した原子力発電を民間発電業者が運営するのは、リスクが大きすぎるので、火力発電が主体となる。火力発電業者にとっては、昼間の営業中にのみ大量に使ってくれる商工業者の方が、設備の運営の面において、メリットがある。このために、一日中ほそぼそと電気を使う一般家庭の相手は、メリットが無い。

大口消費者に売電する方が、一口あたりの成約金額が大きくなり、歩合制セールスマンにとっては、美味しい話となる。売電量を大きくする事で、設備投資の回収期間を早め、市場での競争に勝ちやすくなる。もっとも、その先で独占企業となってしまったら、再び規制産業に逆戻りしてしまう。目先の金、出世の為に、間違ったインセンティブを設定してしまうというのは、よくある事であるが、SmartMeterは、理念は立派だけど、それをやるのが生身の人間だという点で、失敗に向かっている。

で、考えつく対策として、時計を進ませるサマータイムを主張する者が現れてきているが、電気の主たる使用先が照明用であったならば、昼間の明かるさを最大限利用しようというサマータイムは有効であるしかし、現状、電気の主たる使用先は昼間のオフィスや売り場の照明であり、工場を動かす産業用電力であり、冷房である

冷房のピークが来る時間帯には工場を止めて、夜間を主たる生産時間とする、労働時間の逆転という手法もあるが、夜勤を主体とすると、深夜割増賃金夜勤手当を出さなければならないので、コストが跳ね上がってしまうという欠点がある。時計を早めるサマータイムのような、電気のピークを抑制するどころか、長引かせて電力消費量をふやしてしま施策よりも、電気を必要とする産業に対しては、深夜割増賃金夜勤手当についての特例を作る方が、効果的と言えるかもしれない。もっとも、夜勤で帰ってきて、暑い昼間にカーテンを閉めて寝る為にクーラーガンガンつけるとなれば、電気需要はかえって増えてしまうであろう。

この日記では、昼間の明るさよりも朝方の涼しさと日没後の涼しさを利用する、時計を遅らせる逆サマータイムを提案している(cf.[2007.6.3])。逆サマータイムの方が、冷房電力需要に対しては効果が期待できる。

2010-11-20

ネトウヨの、「・・・だったらいいな!」をカタチにする...産経新聞

cf. http://togetter.com/li/69643

2010-09-22

文芸設定

県立第一高校(一高)cf.高一

県立第二高校(二高)cf.高二

県立第三高校(三高cf.高三

・各学校各学年200名の生徒(各学年五組)40×5=200

・本来は設立順、現在偏差値順の意味合いが強い

2010-09-01

東浩紀(@hazuma)であそぼう

  1. まず、Twitterで東に何か議論を吹っかけます。(議題は何でもいいです)
  2. やりとりの最中、おもむろに「@hazuma 前の写真のほうがよかった」とツイートします。
  3. それを見た東に即ブロックされます。
  4. あとは簡単。「東は議論中にブロックした卑怯者だ!」とでも言えば完全勝利です。
    Togetterなどでまとめてみるのもいいですね。

cf. http://twitter.com/hazuma/status/22621576660

2010-08-25

[2010.8.24]

部落在日前科者といった人たちばかりが生活保護を受けられて、気弱な人は門前払いされて餓死したり熱中症死したりするのはおかしいから、生活保護者収容施設を作って一括管理するべき?

http://hiro.asks.jp/73011.html

昔、人足寄せ場というモノがあった。自己破産者や逃散農民といった無宿者を、犯罪者として懲罰するのはやりすぎだが、野放しにするのも迷惑という事で、そういった軽犯罪者を収容して、職業訓練を施して社会復帰させるという、更生施設として運用されていた。この寄せ場送りになった者は、寄せ場から解放されるまで、非人という身分になった。

生活保護者収容施設というのは、ようするに、寄せ場を復活させようという話なのであろう。しかし、まともな人だけが寄せ場に送られるのであれば良いのだが、人間には、いろいろな人が居る。シャブ中賭博狂、異常性愛者や暴力的性向、酒乱、虚言癖、盗癖等、まともに社会生活を送れないし、更生する見込みも無いという人が、一定の割合で発生すると言っても良い。

そういう人が寄せ場に溜まると、風紀や治安が乱れ、管理責任をまっとう出来なくなる。刑務所と違って、懲罰や経済行為の禁止は出来ないだろうし、同性愛者が紛れ込んでエイズ蔓延したりしたら、更生させようとしているのか病死させようとしているのか、わからなくなってしまう。

管理責任をわざわざ背負い込むような施設を作るという考え方は、間違っているという事である。

この日記では、失業保険生活保護といった社会保障も、納税預金口座のような、入金はできるが、政府機関が発行した払い出し書が無いと引き出せない口座を利用した積み立て制度にする事を提案している(cf.[2008.12.4])。

この制度において、赤字が発生した時に、その増大を、どのように食い止めるかという問題がある。口座の残高が赤字で本人が病気になった時に、将来赤字を補填してくれる子孫や血縁者が居ない場合には、赤字の額が残りの労働可能期間と平均賃金から算出される納付可能額よりも低い場合には通常治療、大きい場合平均余命以上であれば、緩和ケアのみになるというルールを強制すると、長生きしたければ家族親族を作って大事にしろ、一族から赤字を発生させるような人を発生させないように、親族全員で努力しろ、本人に更生の見込みが無いならば、緩和ケアのみにしてくれと意思表示を取りまとめろという話になるわけで、起業する意義や、雇用を作り出す必然性が発生するようになるし、更生の見込みの無い人を選んで病死に追い込む判断は、本人が属する一族が行う事になるので、責任問題は発生しないという事になる。もちろん、本人が生前に作った赤字を一族が分担して負担しない場合には、税金赤字を補填する為に、意思の取りまとめをした文章と一緒に公開という事になる。赤字の回収も可能となるであろう。

行政指導の権限を強化するばかりで起業する人に嫌がらせをしているような規制を止めて、大企業優先の知的財産権や懲罰的損害賠償といった制度を改めるだけでは、人民の行動は変わらない。変えるならば、家制度破壊して核家族から個人にまで分解を進めてきた家や家族といった概念に実質を持たせる改革も行わなければならない。生活保護受給者が増加し続けている事や、非実在高齢者年金不正受給が発覚したり、育児拒否で餓死学校に丸投げしていじめに気がつかず8歳児が首吊り自殺してから大騒ぎ等という事も、特殊例ではなく、制度の欠陥が表面化してきていると考えるべき問題なのである。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2010-08-08

今どき○○ってだけでおかしな男の人に狙われるから

「今どき処女ってだけでおかしな男の人に狙われるから、無難非処女って言っておきなさい」

もうこれでいいんじゃないの? 髪を染めるより面倒がない。

cf. http://b.hatena.ne.jp/articles/200908/363

2010-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20100801031032

少なくとも米語ではワイファイみたいです。

 cf.http://dictionary.reference.com/browse/wi-fi

ただ、ローマ字読みすればウィフィなので、そっちが自然に感じる言語も多いと思います。

2010-07-10

主党菅内閣官房長官が、外国人記者懇談会で、日韓基本条約で解決済みの問題を蒸し返すと発言。

民主党菅内閣官房長官が、外国人記者懇談会で、日韓基本条約で解決済みの問題を蒸し返すと発言。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010070802000074.html

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100707/plc1007072049009-n1.htm

国家間の条約を何だと思っているのであろうか。ましてや、請求権を蒸し返すのであれば、日本人日本法人や当時の政府が南鮮に保有していた全ての権益についても、現在価値によって返還を求める事になる。当時は、軍関係を除いて53億ドルと算定されていた。南鮮は、日本の統治は歴史上最悪の植民地支配であり、それらの財産の掠奪は正当な権利であると主張しているが、日帝の統治下において、土と糞を練り固めた壁や天井に、オングルという上げ底式の床がついた縦穴式住居に住んでいた朝鮮土人に、上下水道のついた石やレンガや材木で作られた家に住むようにし、衛生の観念を教え、ハングル文字を教え、人口を2倍に増やしたのである。朝鮮半島への投資は、日本経済を傾けた投資であり、2.26事件の発生する原因となったほどであった。それらの権益全てを、現在価値で清算させると、いったいいくらになるのやら。南鮮側が条約を破棄するのであれば、それらを請求する権利日本に発生するが、日本側が破棄してそれらを求めるとなると、言いがかりで請求してきているとなり、筋が通らなくなる。民主党の大好きな埋蔵金と言えなくも無いが、この埋蔵金を掘り出すには、軍事的な圧力が必要であり、憲法9条の破棄と軍の強化、さらに、核保有までやらないと、おそらく手にできないであろう。米韓同盟の終了に向けて、準備をするべきであろう。南鮮を甘やかした当時の判断が問題なのだが、朝鮮半島と係わり合いを持つと損をするから、手を切りたいという思慮の浅い人々が後押しをしたのであろう。隣国である以上、手を切りたくても切れないのだから、犬をしつけるように、どちらが主人なのかを徹底的に教えなければ、付け上がるのである。

民主党は、学生運動崩れとサヨク活動家政党なので、契約を結び、それを実行するという経験に欠けている。前首相や前幹事長が、税法を破って脱税していたように、ルール契約を守るという意識存在しないのである。法制局を廃止して法律の条文を解釈する権利を党が持つと変更したように、"俺がルールだ!"と公言して憚らない独裁者の集まりと言える。

自分の都合で法律契約勝手に変えるというのでは、土人国家と変わらない。先進国である事を、自ら放棄しようとしているのである。

先進国とは、経済的な発展によって決まるのではない。契約が守られ、明文化されたルール常識の範疇で物事が決まる、秩序が存在する事によって決まるのである。経済的な発展は、秩序のあとからついてくる物である。

日韓基本条約で解決されていない竹島の奪還を約束するならばまだしも、妄言としか言いようのない発言を垂れ流すというのは、いかがなものか。

官房長官と言えば総理大臣スポークスマンであり、その発言は、内閣の方針のうちの軽微な問題についての決定と取られる。

自ら契約を結び、損も利も含めて契約を全うした経験が無い、万年野党の極潰しが、国家の代表者ぶって好き勝手な事をほざくのは、はっきりいって、好ましくない。

もっとも、自民党代議士の中にも、在日参政権参議院選挙後に開かれる9月国会で成立させると、ぶち上げているのが居る。比例区立候補しているらしいが、売国法案を通すと公言していて、日本人の票を集められると思っているのであろうか。

政治家の質の低下が著しい。民主主義は、国民レベルに見合った政治にしかならないと言うが、政治家を育てるという発想がないと、選挙のたびに、新人に入れ替えるという事を繰り返すしかなくなり、質の低下は止まらなくなる。しかし、有権者に育てて貰うという姿勢が無い政治家ばかりとなれば、それも仕方が無いのかもしれない。有権者に育てて貰うには、日頃の政治活動の可視化から、始めるべきであろう(cf.[2003.9.29])。刑事事件取り調べの可視化を求める前に、自らの活動の可視化が先なのだが、有権者に信頼され愛されるよりも、利権をばら撒き、支持団体に利益供与約束をし、税金を私する共犯者を増やす事で選挙を乗り切ろうという輩ばかりとなってしまっているのである。

[2010.7.8]

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

アムスINGリポートを出している。

ユーロ再編についての見通し。

アムスINGリポートを出している。

http://www.guardian.co.uk/business/2010/jul/07/breakup-emu-eurozone-deep-recession

ユーロから離脱した国家は決して幸福になれない、なぜなら、ユーロから離脱して自国通貨に戻してフロートさせても、過去に発行したユーロ建ての国債を償還する為に、自国通貨売りユーロ買いをしなければならず、自国通貨が大暴落を起こし、輸入物資の手当てが出来なくなる。ガスやヒーティングオイルや電気が買えなくなると、冬の欧州寒いぜ覚悟しろよ?という恫喝が入り、さらに、自国通貨安によって輸出を行おうとしても、それを買ってくれる旺盛な消費国欧州には存在せず、通貨安によるダンピングで輸出利益を取りにいけば、経済侵略に対する当然の防御策として規制の強化や課税が行われるようになり、最終的には、再び戦争で決着をつける時代に戻ってしまうという話になりかねないと言う懸念を表明するという展開である。

もちろん、こういったリポートポジショントークであり、INGが抱えているギリシャ国債スペイン国債が飛ぶのを避ける為の主張がこめられている。

ユーロから自国通貨に戻す際に、過去に発行したユーロ建ての国債も、自国通貨建てに差し替えるという手法(cf.[2010.4.10])の存在を、あえて無視している所に、本音が表れている。

ギリシャスペインが飛んでも、ユーロ建てで高利回りになっている国債ユーロで元利を償還してくれないと困るという本音であり、万が一、過去に発行した国債を自国通貨建てに差し替えるという手段に気がついたとしても、ユーロから離脱して通貨フロートさせて通貨安による加工貿易で黒字転換を狙っても、規制や課税で叩き潰すから無駄努力だと、警告しているのであった。

すがすがしいほどのポジショントークぶりである。

ユーロドイツマルクであり、ドイツ以外の国家は、ドイツ経済体質についていけない以上、最終的には、ユーロという通貨ドイツ通貨になり、それ以外のユーロ加盟国は、それぞれの独自通貨に戻るというのが、ユーロ崩壊の最終的な決着となる。その過程において、ユーロ離脱の際に過去に発行した国債も自国通貨建てに書き換えるという行為は当然のように行われ、最後までユーロに残るであろうドイツだけが、大損を被ることになる。手持ちのユーロ建て国債が他国通貨建てに差し替えられるという行為は、伝染する。そうしないと、自国の銀行が保有している債券の減損で、金融機関破綻する。ユーロ建ての債権が残っているうちにユーロから離脱してフロートさせないと、会計基準を維持できなくなる為である。

離脱する側は、自国通貨建てへの差し替えを拒絶するなら、デフォルトによって踏み倒すと公言するだけである。こういったチキンゲームは、財政破綻している側の方が、強い。銀行風情では、せいぜい経済的に破綻を長引かせてやると恫喝するぐらいしかなく、デフォルトさせない為には、デフォルトする分だけ国土を寄越せと、国家規模で戦争を覚悟したグレートゲームに引っ張り込む恫喝を返さなければならない。国境線を書き換える所まで行くかどうか、非常に楽しみである。

統一通貨ユーロが消滅したら、もはや、グローバリゼーション必然性は無い。後進国・中進国に金を持たせるというプランは終わりであり、多国籍企業は、すでに、その方向に動いている。多国籍企業の中ではトロい方に分類されているフランス資本カルフールすら、中国東南アジアからの撤退の方針を決めたようである。

[2010.7.9]

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2010-06-07

[2010.6.6]

 財政再建の手法。

 緊縮かばら撒きかという両極端な話しかでてこないというのが、不思議な所である。

 財政問題は、公務員や準公務員、老齢の年金受給者や生活保護受給者が増えて、生産性マイナス労働力に対して過大な人件費が国費から投入されるようになるという点に原因がある。これは、産業政策において、既存大企業にとって有利な制度改正が進み、技術製品革新をしなくても市場を維持できるようになり、雇用が減少する事から始まる。工場近辺からの苦情や、特許権著作権といった知的財産権運用や、損害賠償裁判における懲罰的賠償といった制度で、大企業しか存続できない環境が作られてしまえば、現状維持の為の雇用だけしか必要なくなり、余った労働力は、公務員や準公務員になったり、産業機械を買うよりも安価使い捨て労働力である派遣労働者になって搾取されるか、働くのをあきらめて生活保護受給者やNEETと呼ばれるようになるしかない。

 短期的な雇用の減少であれば、公的セクションが雇用を作り出すのは合理的であるが、制度の改正は長期的な影響を発生し、公的セクションの雇用が恒常化してしまい、生産性マイナス労働力雇用し続ける為に税金を使う羽目になるのである。

 財政の再建は、既存大企業にとって有利な制度を改廃していく事でしか、成功しない。

 工場近辺からの苦情は、工場採用する労働者は、徒歩で通勤できる範囲に不動産を所有して居住している者、あるいは、高卒採用を前提に、18年以上継続して居住している者を過半数以上とするというルールが必要である。地域住民を味方につけていない工場が、存続できるわけがないのだ。

 特許権著作権といった知的財産権については、上場企業等の帳簿に信頼が置ける企業に関しては、権利者が公開している単価や利用料を支払いさえすれば利用できるようにする代わりに、権利の有効期限を無くす使い方もできるようにする改革が必要である(cf.[2009.4.22])。

 懲罰的賠償制度については、市場占有率によって上限をつける事で、独占禁止法よりもスマートに寡占を防止するべきである(cf.[2010.1.30])。

 公務員については、使った官僚の面倒を見ないから、天下り先を作って自分の老後を確保しようとするのである。大臣に仕えた次官級の官僚は、市会議員や県会議員へと政党の推薦で転出するべきである(cf.[2009.4.25])。

 高齢者の増加による年金負担の増加については、年金制度国家が運営するネズミ講であることを止めることから始めるべきである。平均余命までは、自分の積み立てた分を使い、それ以上に長生きするのであれば、自身の貯金家族に支えて貰うという家制度を復活させるべきである。親が子供を育てる事に、然るべき動機と理由が無ければ、優秀な若者を増やす事はできない。子供教育責任は親にあり、学校社会は協力しているだけである。親が自分の親の老後を支えていたように、子供自分の老後を支えて貰うという連綿と続く家族の絆を復活させる為にこそ、ネズミ講は止めるべきである(cf.[2007.10.24])。

 国家借金はいくら増えても痛くも痒くもないが、自分家系借金が増えるのであれば、人は本気になる。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2010-02-06

[2010.1.23]

 足利事件再審

 この事件は、釈放中の受刑者が嘘の自供をした為に捜査が打ち切られ、真犯人が野放しになっている。

 有罪の根拠とされていたDNA鑑定で別人である可能性が出てきた為に、無罪判決が出るという事になっているのだが、では、真犯人はどうなるのであろうか。

 釈放中の受刑者は、被疑事実については無罪なのかもしれないが、自供によって捜査を妨害し、被害者の無念を晴らす機会を喪失せしめた事について、どのように考えているのであろうか。いずれも時効が成立してしまっている為に、今更蒸し返す事は出来ないのだが、嘘の自供をした事に対して、道義的責任が存在する筈である。この責任を、どのように果たすつもりなのであろうか。無罪判決を受けても、この責任について、無罪となったわけではないのである。

 自分の事だけしか考えず、被害者やその遺族の無念や、真犯人を野放しにする事に考えが至らない思慮の浅さは、長年の刑務所暮らしをしても、変わらないようである。

 捜査担当者検察官に対し、犯罪を認める嘘を述べたのは、厳しい取り調べを受けたからであると主張し謝罪を要求しているらしいが、捜査担当者検察官は、被疑者を取り調べる職務を果たしていただけである。大量の犯罪者を見ているそれらの人々は、本当にやっていないのであれば、どんな証拠が出てきても証拠の捏造を訴え、無罪を主張すると、経験的に知っている。また、証拠が事実であっても無罪を主張する精神異常者か、社会的に失う物が大きすぎて認められないという状態であるかどうかを見極められるというレベルにまで、犯罪者を見慣れている。そういう観点からだと、証言があやふやな被疑者は、精神異常者でないのであれば、犯人である。

 証言とDNA鑑定だけという立証であった為に冤罪が発生したとも言えるが、釈放中の受刑者の側にも、社会性の欠落という原因があった。釈放中の受刑者捜査機関の対立は、どっちもどっちであり、不毛である。そして、殺害された被害者とその遺族の無念だけが放置されている。彼等は誰を憎めばよいのであろうか。

 最近は、精密司法へと起訴基準が変わっており、自供が無くても有罪が確定的な犯罪しか起訴しないようになってきている。自供は、他に犯罪が無い事を確認する為と、量刑を決定する際の更生の可能性を測る基準にしか使われない。懲役を受けている最中に他の犯罪事実が明らかになると、心証が悪く、確実に刑期が伸びる。自供を求めるのは、まさに、被告の為となっている。

 取調べの可視化という話が出ているようであるが、公職にある政治家の日々の活動こそ、可視化するべきであろう。勤務時間中は長時間録音が可能なICレコーダーを持ち、全ての会話を記録し、誰と会って何を話したかをテキスト化し、議事録として関係者に内容の確認を得た上で公開することは、webを使う事で不可能ではなくなる。守秘義務プライバシー等の理由で非公開にするならば、何年後に公開という条件をつけて非公開としておけばよい(cf.[2003.9.29])。検察の任意聴取の内容も、自ら公開できるのである。下に可視化を求める前に、自ら可視化を実行してみせるべきである。今まで求められてこなかったから政治家はやらないが、警察検察はやれというのでは、たんなる嫌がらせでしかない。

 まさか、政治家は、警察検察よりも信頼されていると思っているのであろうか?

2009-12-11

 イギリスVAT(Value Added Tax)の減税を打ち切る。

 イギリス2008年12月1日から、17.5%だったVATを15%に引き下げていた。おおよそ2%、消費者物価が引き下げられていた事になる。消費税お金を税率の分だけ目減りさせる税制であり、その目減り分が減っていた事から、ほんのわずかであるが、消費の下支えとなっていた。しかし、税収が減っていて、財政的に厳しくなったのであろう。減税を打ち切って、もとの17.5%に戻すようである。

 当然、2%以上、物価が上昇することになる。

 雇用が増加しているわけではないのに物価が上昇することになる。税収が足りないから国債の増発をしてという手法を取らないのは、一つの見識である。たとえ、国債を発行しても、それを買ってくれる人がいないという事実があったとしてもである。国債を発行して中央銀行に買わせ、ばら撒きを続けるという無駄な行為をしない分だけマシとは言えるのだが、産業政策において何の変化もなく、財政事情だけから増税するというのでは、減税という手段を取った意味がなくなってしまうのであった。

 労働者の権利を優先する労働党では、産業政策に踏み込めない以上、仕方のない事なのかもしれない。現状の労働契約が続くことが権利の保護であるとなり、技術革新も新製品への切り替えもできず、賃金だけは高くなり、しかも、解雇もできないとなれば、会社倒産させて、工場海外に動かすしかないとなる。倒産させない為に補助金を出し、海外からの安くて高性能な輸入品に対して、関税をかけると不平等貿易になるから、安全基準や環境基準といった無理難題を吹っかけているうちに、自国の産業がやせ衰えて行くというのが、ゆるやかな衰退といわれる先進国病の症状である。

 スペインギリシャのsovereign格付けが引き下げ方向で見直しに入っている。たとえ長期国債を発行していなくても、財政的に問題があると見られれば、格付けは容赦なく引き下げられるのだから、赤字国債の発行をしないという行動をとっても、無駄努力といえる(cf.[2009.1.22])。

 欧州の金詰りは、かなり酷いようである。

 グローバリゼーションで分不相応なお金を掴んだ反米産油国後進国・中進国が、資金の分散先としてユーロを選択していたから、景気が良かったのであって、それらのお金の出し手が、大損していたり、成長を維持しないと国内の治安が維持できなくなるから内需拡大の為にお金を必要としているという理由で、お金を出せなくなっている以上、金詰りが起きるのは当然と言える。

 国債を発行して中央銀行に買わせてばら撒きを続けても、先行きは暗いし、増税してもその分消費が減れば歳入は増えないわけで、次の選挙で敗北必至となる。

 時間を稼いでも、その時間を有意義に使えなければ、時間を稼ぐ為に浪費したコストが、そのまま、重荷になってしまうという点で、迷走しているという結論にしかならないのであった。

2009-10-12

輸出という商売。

情報物質とでは、物質の方が先に着くというのが、物質媒体時代の常識であった。インターネット以後は、情報が先に着いて、後から物質が届くというのが、常識となりつつある。ロングテールという言葉が使われるようになったが、それは、情報が先に広まってから、在庫が動き出すという意味であった。

もちろん、インターネットがそこに存在するという意味では、物質が先であるという前提は崩れていないのだが、物質媒体情報との不可分性は消滅しており、情報の不足している地域に商品を売り込む為に、サンプルを抱えた商社マンを送り込み、地域商人政治家を抱きこんでビジネスループを組み上げ、地域経済成長の割り前を取るというビジネスモデルは(cf.[2007.12.16])、既に否定されてしまっている。後進国・中進国を発展させて、その成長の利益の分け前を受け取るというビジネスモデルは、米ドル基軸通貨からの転落によって、否定されているのである。

世界中インターネットが張り巡らされているわけではないし、インターネットを実現するのに必要な、安定した電源が供給されている地域は、先進国と呼ばれる地域だけであるというのが、現実である。

となれば、この現実の中で利益を上げるにはどうすれば良いのかという事を考えるしかない。

後進国・中進国において、現地の産品の商業活動を活発化させ、食料や燃料や消耗品を買う貨幣経済に取り込み、その上で、Made In Japanを買わせるというやり方がやれないのであれば、先進国市場にするしかない。しかし、企業が商品を輸出し、現地で販売するというやり方では、貿易赤字が発生するし、現地の雇用が奪われるということで、批判の対象となる。

そこで取れる手段は、輸出するのではなく、個人輸入してもらうという事になる。

現地人が日本から個人的に商品を取り寄せるのであれば、それは、貿易摩擦を発生させない。現地に存在する日本企業支店が、貿易赤字の元凶として攻撃されるのであって、それを購入した顧客は、決して批判されない。ならば、現地にサービス拠点を置かずに、商売をするしかない。現地に店舗を出して直接販売する方が、はるかに楽であるが、それがやれない以上、遠回りであっても、日本製品個人輸入するという行為を、広めていかなければならない。日本製品を買わせるには、日本語を理解させる事が必要であるし、日本の常識認識させる事が必要となる。

インターネットによって国境を越えて情報を広める事が出来る環境があるのだから、後は、人々の興味をいかにして集めるかである。日本の娯楽コンテンツは、その為の道具となりえる。ドラマ小説の中に登場した物が、実際に存在していて、お金を出せば手に入る、あるいは、日本に行けば実物に触れられるというのは、人々に行動を起こさせる動機となりえるのである。

もちろん、日本からの個人輸入が簡単に出来るように、日本国内での宅配便外国為替クレジットカードによる決済といったルールの整備も必要となる。日本国内での使用を前提とした製品を、勝手海外で使ったユーザーPL法関係の訴訟を起こすという事は考えにくいが、万が一の時でも、第一審の専属管轄裁判所日本国内の裁判所に指定しておくという手段が可能になる。また、海外で使用されていたとしても、日本法律が適用されるというように、法制度を整えておく必要があるであろう。この辺は、海外での使用に対して、事前にメーカーが知っていたかどうかというのも問題になりそうなので、小売業者を資本的にも切り離しておくという手管が必要になるかもしれない。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.12]

財政赤字の大部分は国債の残高となっている。

これに対し、日本国債は国内で引き受けられているから、財政破綻の可能性は無いという主張があるらしい。

しかし、それは、国民国債という投資お金を振り向けている状況があるから成立しているのであって、雇用が減少していく現状においては、国債への投資は消滅し、現状、国債を買っているのは、預金運用しなければならない金融機関保険会社だけとなっている。特に、金融機関国債繰りは、新発国債の安定的な消費を実現する為の手法と組み合わされて、興味深い。

中央銀行国債担保貸し出しを行い、市中銀行から国債を吸い上げて現金を渡す。その現金で、市中銀行は新発国債に応札する。中央銀行バランスシート上に、貸し出し分の現金の担保として、国債という資産が積み上がるというのは、一局面だけでしかない。

市中銀行現金を入手する気にさせるには、国債の表面利率よりも高い利回りで運用できる見込みが無ければならず、新発国債の利回りが、少しずつでも上昇する必要がある。しかし、上げっぱなしには出来ない。そこで、国債担保貸し出しの期間を長く取り、その期間中は国債の表面利率を引き下げ、貸し出し期間が終了する頃には、現金を返して国債を引き取った方がメリットがあるように仕向ける。

当然、その翌月からは、手持ちの国債を担保に差し入れ現金を手にし、新発国債を買ったほうが利益が出るように、表面利率を引き上げていくことになる。

さらに、この利率の上下は、国債現物中央銀行相手に大量に動かす取り引きをやらない限り、利益が出ないという、ぎりぎりの値幅で行われている。

金利コントロールする事で物価コントロールするという、国境の内側で経済が閉じていた頃の概念はとっくに昔の物になっており、財政赤字のファイナンス国債を発行するという状況から、発行しすぎた国債を値崩れさせずに、そして、暴騰もさせずに、コントロールして利払いを低く押さえ込むという手段としての、金利操作という状況になっているのである。

金利に誘導して安定させるという状況は、財政赤字の利払いを減らすという点では正しいが、国債よりも高利回りな投資先が発生してしまうと財政赤字のファイナンスが出来なくなる為に、そういった存在が国内に発生しない方が望ましいという判断を招いてしまう。国内の企業に頑張ってもらっては困るという事になるのである。国内の企業が頑張っても、配当利回りを低くし、終身雇用として、発生した利益退職金年金分として国債を買う事で積み立ててくれるというのであれば、ある程度は融通が効いたのであろうが、そういうシステムを組むには、頑張った成果を売りつける先が必要であった。世界を相手に米ドルで物を売りつけるという時代は、それらの歯車が上手く噛み合っていた時代であったが、アメリカ自身の変質によって、米ドル基軸通貨体制は終わってしてしまった。

新しい秩序が出来るまではという事で、ごまかしを続けてきたが、いよいよ、無理が利かなくなってきたようである。

既存産業は従業員を減らす事でしか生存が出来なくなりつつあり、失業率・無業者数は上昇し続けているという状況は、預貯金生命保険年金基金といった、国債を買う原資の減少を招く。金融機関は、減少した分は政府からの融資政府系の財団等からの出資で補い、国債の循環に手を貸して利ざやという名の手数料を取るだけの存在となりつつある。

財政赤字の大部分は国債の残高となっているが、その国債を買っているのは増発された赤字国債の代金であり、利払いが出来ているから破綻していないという自転車操業借金となっているのであった。

特に、年金基金からの原資の減少は大きく、もともと使い込んじゃっていて足りなかったのが、現役世代の労働者数とその賃金水準が大きく減っている事から、目先の購入分すら減らしていかなければならない状態にある。これでは、厚生労働省財務省に対する発言力が失われるということで、消費税目的税化をしての増税といった手段をという話につながるのであった。

ただし、現状の制度では、国債の利回り以上に有利な投資が現れてはまずいという前提があり、この前提がある限り、景気の悪化は止まらない。失業率・無業者数は上昇し、生活保護等の社会福祉予算は増大し、法人税所得税の税収は減るという事になる。消費税増税しても、肝心の付加価値を生み出す産業が無いのだから、税を集めてばら撒く機関が繁忙するだけとなるであろう。この現状を変えない限り、景気は回復しないし、税収の回復も期待できない。赤字国債の償還どころから、さらなる増発という結果を招く。麻生内閣外交面においては何ら失敗が無かったのに批判を浴びたのは、小渕内閣時代の古いばら撒き政策に戻ってしまっていた為である。

財政赤字が問題なのは、国内産業健全な成長を阻害するほどに巨大化してしまっているからであり、巨大化しているが故に、有効な対策を取れなくなってしまっているという点にある。

対策としては、医療保険のローン化(cf.[2005.11.29])や、年金失業給付や生活保護の口座化(cf.[2007.10.24])による血族負担化によって、天涯孤独者の死亡以外に赤字が発生する状況を無くし、法人税所得税増税と、株式配当に対する二重課税の廃止、さらに紺綬褒章の授与規定の変更(cf.[2004.11.26])によって、企業が頑張った結果は個人に集まり、個人が納税することに名誉を実現するというやり方で回収するという手段であろうか。無論、将来(制度が始まって4世代くらいたった頃になるだろう)的にはこれも問題が発生する事がありえるから、そうなった時には、ひっくり返す必要がある。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.6]

2009-10-06

財政赤字が問題なのは、国内産業健全な成長を阻害するほど

財政赤字の大部分は国債の残高となっている。

これに対し、日本国債は国内で引き受けられているから、財政破綻の可能性は無いという主張があるらしい。

しかし、それは、国民国債という投資お金を振り向けている状況があるから成立しているのであって、雇用が減少していく現状においては、国債への投資は消滅し、現状、国債を買っているのは、預金運用しなければならない金融機関保険会社だけとなっている。特に、金融機関国債繰りは、新発国債の安定的な消費を実現する為の手法と組み合わされて、興味深い。

中央銀行国債担保貸し出しを行い、市中銀行から国債を吸い上げて現金を渡す。その現金で、市中銀行は新発国債に応札する。中央銀行バランスシート上に、貸し出し分の現金の担保として、国債という資産が積み上がるというのは、一局面だけでしかない。

市中銀行現金を入手する気にさせるには、国債の表面利率よりも高い利回りで運用できる見込みが無ければならず、新発国債の利回りが、少しずつでも上昇する必要がある。しかし、上げっぱなしには出来ない。そこで、国債担保貸し出しの期間を長く取り、その期間中は国債の表面利率を引き下げ、貸し出し期間が終了する頃には、現金を返して国債を引き取った方がメリットがあるように仕向ける。

当然、その翌月からは、手持ちの国債を担保に差し入れ現金を手にし、新発国債を買ったほうが利益が出るように、表面利率を引き上げていくことになる。

さらに、この利率の上下は、国債現物中央銀行相手に大量に動かす取り引きをやらない限り、利益が出ないという、ぎりぎりの値幅で行われている。

金利コントロールする事で物価コントロールするという、国境の内側で経済が閉じていた頃の概念はとっくに昔の物になっており、財政赤字のファイナンス国債を発行するという状況から、発行しすぎた国債を値崩れさせずに、そして、暴騰もさせずに、コントロールして利払いを低く押さえ込むという手段としての、金利操作という状況になっているのである。

金利に誘導して安定させるという状況は、財政赤字の利払いを減らすという点では正しいが、国債よりも高利回りな投資先が発生してしまうと財政赤字のファイナンスが出来なくなる為に、そういった存在が国内に発生しない方が望ましいという判断を招いてしまう。国内の企業に頑張ってもらっては困るという事になるのである。国内の企業が頑張っても、配当利回りを低くし、終身雇用として、発生した利益退職金年金分として国債を買う事で積み立ててくれるというのであれば、ある程度は融通が効いたのであろうが、そういうシステムを組むには、頑張った成果を売りつける先が必要であった。世界を相手に米ドルで物を売りつけるという時代は、それらの歯車が上手く噛み合っていた時代であったが、アメリカ自身の変質によって、米ドル基軸通貨体制は終わってしてしまった。

新しい秩序が出来るまではという事で、ごまかしを続けてきたが、いよいよ、無理が利かなくなってきたようである。

既存産業は従業員を減らす事でしか生存が出来なくなりつつあり、失業率・無業者数は上昇し続けているという状況は、預貯金生命保険年金基金といった、国債を買う原資の減少を招く。金融機関は、減少した分は政府からの融資政府系の財団等からの出資で補い、国債の循環に手を貸して利ざやという名の手数料を取るだけの存在となりつつある。

財政赤字の大部分は国債の残高となっているが、その国債を買っているのは増発された赤字国債の代金であり、利払いが出来ているから破綻していないという自転車操業借金となっているのであった。

特に、年金基金からの原資の減少は大きく、もともと使い込んじゃっていて足りなかったのが、現役世代の労働者数とその賃金水準が大きく減っている事から、目先の購入分すら減らしていかなければならない状態にある。これでは、厚生労働省財務省に対する発言力が失われるということで、消費税目的税化をしての増税といった手段をという話につながるのであった。

ただし、現状の制度では、国債の利回り以上に有利な投資が現れてはまずいという前提があり、この前提がある限り、景気の悪化は止まらない。失業率・無業者数は上昇し、生活保護等の社会福祉予算は増大し、法人税所得税の税収は減るという事になる。消費税増税しても、肝心の付加価値を生み出す産業が無いのだから、税を集めてばら撒く機関が繁忙するだけとなるであろう。この現状を変えない限り、景気は回復しないし、税収の回復も期待できない。赤字国債の償還どころから、さらなる増発という結果を招く。麻生内閣外交面においては何ら失敗が無かったのに批判を浴びたのは、小渕内閣時代の古いばら撒き政策に戻ってしまっていた為である。

財政赤字が問題なのは、国内産業健全な成長を阻害するほどに巨大化してしまっているからであり、巨大化しているが故に、有効な対策を取れなくなってしまっているという点にある。

対策としては、医療保険のローン化(cf.[2005.11.29])や、年金失業給付や生活保護の口座化(cf.[2007.10.24])による血族負担化によって、天涯孤独者の死亡以外に赤字が発生する状況を無くし、法人税所得税増税と、株式配当に対する二重課税の廃止、さらに紺綬褒章の授与規定の変更(cf.[2004.11.26])によって、企業が頑張った結果は個人に集まり、個人が納税することに名誉を実現するというやり方で回収するという手段であろうか。無論、将来(制度が始まって4世代くらいたった頃になるだろう)的にはこれも問題が発生する事がありえるから、そうなった時には、ひっくり返す必要がある。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.6]

恐ろしい話

[2009.10.6]

 財政赤字の大部分は国債の残高となっている。

 これに対し、日本国債は国内で引き受けられているから、財政破綻の可能性は無いという主張があるらしい。

 しかし、それは、国民国債という投資お金を振り向けている状況があるから成立しているのであって、雇用が減少していく現状においては、国債への投資は消滅し、現状、国債を買っているのは、預金運用しなければならない金融機関保険会社だけとなっている。特に、金融機関国債繰りは、新発国債の安定的な消費を実現する為の手法と組み合わされて、興味深い。

 中央銀行国債担保貸し出しを行い、市中銀行から国債を吸い上げて現金を渡す。その現金で、市中銀行は新発国債に応札する。中央銀行バランスシート上に、貸し出し分の現金の担保として、国債という資産が積み上がるというのは、一局面だけでしかない。

 市中銀行現金を入手する気にさせるには、国債の表面利率よりも高い利回りで運用できる見込みが無ければならず、新発国債の利回りが、少しずつでも上昇する必要がある。しかし、上げっぱなしには出来ない。そこで、国債担保貸し出しの期間を長く取り、その期間中は国債の表面利率を引き下げ、貸し出し期間が終了する頃には、現金を返して国債を引き取った方がメリットがあるように仕向ける。

 当然、その翌月からは、手持ちの国債を担保に差し入れ現金を手にし、新発国債を買ったほうが利益が出るように、表面利率を引き上げていくことになる。

 さらに、この利率の上下は、国債現物中央銀行相手に大量に動かす取り引きをやらない限り、利益が出ないという、ぎりぎりの値幅で行われている。

 金利コントロールする事で物価コントロールするという、国境の内側で経済が閉じていた頃の概念はとっくに昔の物になっており、財政赤字のファイナンス国債を発行するという状況から、発行しすぎた国債を値崩れさせずに、そして、暴騰もさせずに、コントロールして利払いを低く押さえ込むという手段としての、金利操作という状況になっているのである。

 低金利に誘導して安定させるという状況は、財政赤字の利払いを減らすという点では正しいが、国債よりも高利回りな投資先が発生してしまうと財政赤字のファイナンスが出来なくなる為に、そういった存在が国内に発生しない方が望ましいという判断を招いてしまう。国内の企業に頑張ってもらっては困るという事になるのである。国内の企業が頑張っても、配当利回りを低くし、終身雇用として、発生した利益退職金年金分として国債を買う事で積み立ててくれるというのであれば、ある程度は融通が効いたのであろうが、そういうシステムを組むには、頑張った成果を売りつける先が必要であった。世界を相手に米ドルで物を売りつけるという時代は、それらの歯車が上手く噛み合っていた時代であったが、アメリカ自身の変質によって、米ドル基軸通貨体制は終わってしてしまった。

 新しい秩序が出来るまではという事で、ごまかしを続けてきたが、いよいよ、無理が利かなくなってきたようである。

 既存産業は従業員を減らす事でしか生存が出来なくなりつつあり、失業率・無業者数は上昇し続けているという状況は、預貯金生命保険年金基金といった、国債を買う原資の減少を招く。金融機関は、減少した分は政府からの融資政府系の財団等からの出資で補い、国債の循環に手を貸して利ざやという名の手数料を取るだけの存在となりつつある。

 財政赤字の大部分は国債の残高となっているが、その国債を買っているのは増発された赤字国債の代金であり、利払いが出来ているから破綻していないという自転車操業借金となっているのであった。

 特に、年金基金からの原資の減少は大きく、もともと使い込んじゃっていて足りなかったのが、現役世代の労働者数とその賃金水準が大きく減っている事から、目先の購入分すら減らしていかなければならない状態にある。これでは、厚生労働省財務省に対する発言力が失われるということで、消費税目的税化をしての増税といった手段をという話につながるのであった。

 ただし、現状の制度では、国債の利回り以上に有利な投資が現れてはまずいという前提があり、この前提がある限り、景気の悪化は止まらない。失業率・無業者数は上昇し、生活保護等の社会福祉予算は増大し、法人税所得税の税収は減るという事になる。消費税増税しても、肝心の付加価値を生み出す産業が無いのだから、税を集めてばら撒く機関が繁忙するだけとなるであろう。この現状を変えない限り、景気は回復しないし、税収の回復も期待できない。赤字国債の償還どころから、さらなる増発という結果を招く。麻生内閣外交面においては何ら失敗が無かったのに批判を浴びたのは、小渕内閣時代の古いばら撒き政策に戻ってしまっていた為である。

 財政赤字が問題なのは、国内産業健全な成長を阻害するほどに巨大化してしまっているからであり、巨大化しているが故に、有効な対策を取れなくなってしまっているという点にある。

 対策としては、医療保険のローン化(cf.[2005.11.29])や、年金失業給付や生活保護の口座化(cf.[2007.10.24])による血族負担化によって、天涯孤独者の死亡以外に赤字が発生する状況を無くし、法人税所得税増税と、株式配当に対する二重課税の廃止、さらに紺綬褒章の授与規定の変更(cf.[2004.11.26]) によって、企業が頑張った結果は個人に集まり、個人が納税することに名誉を実現するというやり方で回収するという手段であろうか。無論、将来(制度が始まって4世代くらいたった頃になるだろう)的にはこれも問題が発生する事がありえるから、そうなった時には、ひっくり返す必要がある。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html


特にこの辺

現状の制度では、国債の利回り以上に有利な投資が現れてはまずいという前提があり、この前提がある限り、景気の悪化は止まらない。

2009-09-11

小学生は本を読むか?

私が小学生の頃(私は大学生なのでゆとり世代に入るか?)はほとんど読まされなかった。

図書室では結構借りていたが、ドラえもんやら円谷怪獣など雑学系ばっかり借りていた記憶がある。

中学校の頃は、特に本は読まなかった。

高校の頃は、朝のHR前に文庫本より薄いブックレットみたいな本を貸し出していたな。

ただ、ほとんど読む人が居なかった。学年全体で見ても、クラスに数人程度いれば多い方だろう。

そんな生活のなかでも、大学に入ると、いろいろ読まなきゃいけない。

電車で通学する間に、文庫本新書を読んで、講義で使用する専門書は図書館で眺めている。



読書環境学校や家)がどれだけ成熟しているか、っていうのは人や家庭それぞれだろう。

まあ、学校に関して言えば、2007年頃に環境整備すべきっていうことも言われている。

cf. http://benesse.jp/blog/20070531/p3.html



与党が変わったことで、「健全な」教育のあり方も、徐々にてこ入れしていってもいいんじゃないだろうか。

とりあえず学びはつまらないものじゃないってことを植え付けていく。

実利には結びつかない学びもあるということを間接的にも植え付けていければ?

方策は知らないけど、電子書籍端末とかNintendo DS携帯電話学校に持ってきて、

あるいはそれらを学校で用意してでも良いが、それで読もうする試みをやれないだろうか。



え、教える側が本を知らない?

2009-09-04

景気対策について

景気対策

乗数効果マイナスになっている構造を変えない限り、いくら財政出動をしても、景気は回復しない。財政出動を行う前に、構造改革が必要である。

いくつかの条件があるが、同時に実現しなければならない改革と、複数の選択肢の内の一つが改革されなければならない組み合わせがある。

同時に実現しなければならない改革は、独占の道具となっている知的財産権運用の変更、損害賠償における懲罰的賠償金の規定の削除である。知的財産権が独占の道具となってしまっている為に、企業の活動は阻害されているし、独占企業に対する消費者の反撃手段として、懲罰的賠償金の高騰という手段が発生する。独占を禁止するのではなく、独占が不利になる状況を作らない限り、競争は発生せず、雇用は増加しない。従って、知的財産権を独占の道具として使う場合にはこれまで同様、権利に有効期限を発生させるが、非独占の運用を行うのであれば、複数の企業がその財産権を利用して対価を支払っているという状況が継続する限り、有効期限の開始が停止されるという手法が望ましい(cf.[2006.12.31]、[2009.4.22])。また、懲罰的賠償金は、市場占有率が一定以上の時期に売買契約が成立した製品に限るという規定を加える事で、企業側は、シェアを取り過ぎないで競争を行う事になる。これは、シェアを分割する為に必要な最劣後企業コストにあわせるという事で、起業が不可能な状態では単純に高コスト体質を発生させるだけとなるが、起業が可能であり、かつ、知的財産権の利用が可能であれば、新規参入者によってコスト競争は維持され、消費者利益は損なわれない。

複数の選択肢の内の一つというのは、高速道路無料化か、人口密集地への工場の進出を認める事である。人口密集地への工場の進出は職住接近の為には必要な手段なのだが、工場があると土地が高く売れないという住民の本音によって、難しいであろう。となれば、人口密集地から工場がある地域まで、毎日通勤が確実に出来る環境が必要となる。それは、自動車による移動となるであろう。また、移動コストによって取引先が限定され、下請けいじめの原因になる特定取引先への依存という現象を、緩和できるようになる。

自民党国民に見捨てられたのは、セットになっている筈の改革を、片手落ちで実現していった結果、日本産業を衰えさせ、雇用を失わせるという失敗を繰り返して来た為である。非自民党自民党に成り代わって政権与党としての認知を受けたいのであれば、自民党片手落ちにし続けてきた部分を拾って行く事である。

手当てや補助金のばら撒きで景気が回復すると主張するのであれば、非自民である必然性は無い。ばら撒きをやる為に官僚と戦うようでは、参議院選挙までもたないということもありえるのであった。

2009-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20090725082645

あ。元増田さんの質問に応えていないことに、気付きました。

 

「女の価値」ってネガティブ言葉なのかな。

はい、一般的に、男性がその言葉を使う場面にロクなものはありません。

もっとハッキリ言いましょう。 女性が、(ほかの女性でなく)自身について使うことのみ許されているような言葉です。(cf.女性雑誌の記事タイトルなど。)

 

そもそも人間には価値のある物だから、わざわざ男の価値、女の価値って言うのが間違ってるって事なのかな。

ある程度合っています。 が、間違っている真の理由は、上述したとおりです。

男性が、女性に対して発することが間違っています。

 

 私は鈍感なので「女の価値」って言葉からイヤらしさを感じることができなかった。

そのとおりだと思います。「女の価値」というのはイヤらしい言葉です。

このことが判らないのは鈍感、というか国語勉強が足りません。(言葉の用例の収集不足)

 

「女の価値」とは「可愛く着飾って男を踊らせながら世間を生きていくしたたかさ」くらいの意味

…。 釣りでしょうか。

釣りでなければ「男を踊らせながら」というフレーズについても、元増田認識を間違っています。

それは ”ネガティブでイヤらしい”フレーズです。

国語勉強が足りません。(言葉の用例の収集不足)

 

元増田は、もっと本を読みましょう。古典などを読み、マジョリティ言葉のつかいかたを収集し、学びましょう。

もしくは、電子辞書を買いましょう。電子辞書を持ち歩き、「?」と思う言葉があったら、すぐにその言葉を調べる癖をつけましょう。

2009-07-13

在留特別許可の指針について

10年以上の不法滞在者で、子供が就学していれば、在留特別許可が出るという基準を作るらしい。

つまり、4年間不法滞在の末、祖国から妻を呼んで子供を作り、子供が6歳になって小学校に入学したら、その時点で合法滞在者になれるという事である。

この話は、一番最初の不法滞在の時点で間違っているのだが、間違いを放置した挙句に合法化してしまおうという、筋の通らない話である。

そもそも、日本血統主義であり、出生地主義ではない為に、日本国内で出生しても、国籍は付与されない。不法滞在者が出生地主義国籍である場合には、生まれた子供無国籍者となる事から、まともな親ならば、そのような事はやらない。まともでないのがゴネ得狙いで行い、それを認めてしまったら、まともな人が馬鹿を見る事になる。

在留特別許可は、法相国益資すると判断した時に例外的に認めるモノである。具体的には、スパイや脱柵軍人(cf.1976年,ベレンコ中尉亡命事件)といった例外的事象に対して運用する物であって、経済難民や不法滞在者の為の制度ではない。それによる利益が例外的処理を行う不利益を大きく上回ることが明白な場合でなければ、法治を捨て人治主義へと転換する事になりかねない。

不法滞在者が日本に入り込み、納税する気も最低賃金を守る気も無いブラック企業低賃金労働者として働く事から、ダンピングによって、まともな日本人労働者日本企業が消滅するジャンルが発生するのである。

不法滞在者や特定の職業差別されるというが、不法滞在者である事や、ブラック企業の非遵法性こそが、区別の原因である。区別を差別と言い換える事で被害者ヅラをしているが、このような厚顔無恥な行為を認めてしまっては、法治国家とは言いがたい。

ただし、たとえ3ヶ月とはいえ、国籍のばら撒きと売国を公言している政党法務大臣を取りかねない状態にある以上、なんらかの基準を作って、無責任なばら撒きをやれないようにしておく必要はある。作成して1週間で運用開始という慌て方に、事情が透けて見えるのであった。

国籍のばら撒きよりは、税金のばら撒きの方が、幾分かはマシなのだが、論外と最悪のどちらかという、どうしようもない選択肢しか無いというのが、困りどころである。

2009-06-04

無届け有料老人ホーム

老人ホームは、現在の法制度の中では、老人福祉法第29条に規定されている。介護保険制度が成立した2000年以後、介護ビジネスに参入するには、介護を受ける老人を確保しなければならないという事で、設備投資として、老人ホームを作る事がブームになった。不動産業界と金融機関では、老人ホームバブルとすら、影で言われていたぐらいの好況が発生していたのである。

このビジネスの要諦は、要介護認定において、症状の軽い人を重症者として登録する事で、介護する手間をかけずに、満額の介護報酬を引き出すという点にある。入所者の支払ったお金は、家賃光熱費、共益費、食費といった実費分で費消してしまうが、介護報酬分が利益となるのである。これは、詐欺行為である。介護支援専門員(Care Manager)にしてみれば、ケアプランを作って手数料を貰う以上、老人を管理しているホームの側の要求に従わないと、仕事が取れない。老人にしても、ホームに入った以上、ホームの指示に従わないと追い出される。行政が調査に来る時の為に、ボケや徘徊や失禁の症状を装う練習すらあったと聞く。

この詐欺行為がなぜバレたかというと、本当にボケたり徘徊したり失禁したりするような老人が出てきた為である。老人ホームは、元気な老人を重症者として偽装する事で利益を上げているわけで、本当に重症者になってしまったり重症者が入所してきたりしたら、困るのである。そういう患者を追い出したり、他の施設に飛ばしたりしてごまかしていたのが、ついに入所者達にバレ、行政に密告が入ったのである。

2006年以後は、介護保険の支払い総額を抑制する為に、都道府県によって、新設数が規制されている。

介護保険を作った事が根本的な間違いなのだが、行政のやる事に間違いは無く、問題は運用にあったという事で、不埒な業者が悪いという事になり、不埒な業者が老人ホームを開設しないように、厳しい規制を課している。ここに、無届け有料老人ホームが発生する原因がある。

老人人口は増加しているし、介護家族関係破壊し、老人の面倒を見ていたら生活が成り立たなくなるという共稼ぎ核家族家庭も増えている。老人ホーム需要はあるのだが、新設が許可されないということで、無届老人ホームが発生するのである。

老人ホームは、老人福祉法によって規制されている。しかし、各都道府県の育英基金等が運営する学生県人寮(cf.1,2)のように、若者ばかりが寄宿する施設も、世の中には存在する。

老人ばかりでは、実質的老人ホームとなり、老人福祉法の届け出をしなければならないが、たとえば、年齢条件を課さず、結果的に老人ばかりとなっていれば、それは、老人ホームでは無く、単なる雑居寄宿施設となる。

行政としては、設立許可を出した老人ホーム介護保険詐欺を働いたら責任問題になるという事で、基本的に、官職退職者やその関連といった、人物的に問題の無い人や、不祥事があっても出身省庁が全力をあげて揉み消してくれる人にしか事前許可を出せない。無届老人ホーム勝手開業した後に、老人ホームとしての実体がある事が介護保険の請求から判明したので、届出を出させたという形であれば、将来詐欺行為が発覚しても、責任問題にならないのである。開業してしまえばなし崩しにできると言えなくも無いのであるが、まともな人は、認可老人ホームである事を入所の条件にする為に、無届老人ホームには、まともではない患者ばかりが集まる。そこで、ビジネスとしては死に筋という話になっているのであった。

官職退職者が、同じような退職者や現役官職者の老親を受け入れる為の老人ホームを設立し、そこで行われる介護行為にかかる費用を賄う為に、非公務員はおとなしく介護保険料を支払え、非公務員やその老親は、ボケようが徘徊しようが、介護保険対象にはならないし、たとえなったとしても自宅で面倒を見ろ。あと、公務員関係者以外に介護認定を上げてきた介護支援専門員は、五年毎の資格更新試験の時に覚悟しろよ。という話なのである。

介護保険という善意あふれる思い付きが、結果的に、老人ホームが必要な人に供給されないという現象を発生させ、大衆を苦しめるという典型的な展開になっているのであった。

2009-05-28

GM破綻の理由の原因は民主党にあるのをなぜ誰も指摘しないのか?

なぜGM破綻するのか?

アメリカ製の車が売れなくなったからである。では、なぜ売れなくなったのか。ガソリンをたくさん消費する自動車ばかりで、石油価格が上昇する過程で、誰も買わなくなった為である。石油価格が上昇したのは、グローバリゼーションの為である。

では、軽い車体にほどほどのエンジンという、日本車みたいなガソリンを食わない車を作れば、売れるようになるのかというと、これが難しい。そのような華奢な車を作ってみた所、製造ラインの工員の士気が低くなり、不良品率が高くなるという結果が出た為である。また、販売店舗の側にしても、価格に対するパーセンテージで報酬が出るから、少しでも高額の車を売った方が、同じ労力に対する報酬が大きくなる。クレジットカード会社にしても同じで、口銭の比率が決まっているのだから、高額の車を買わせたほうが手取りが大きくなる。どうせ、その債権証券化して売り飛ばしちゃうのだから、より高額な車を買わせた方がキックバックが大きくなるといったインセンティブを組むという販売報奨プランも、出てくる。

結局、作る側、売る側、融資する側の都合だけで、重くて大きくてガソリンを食う車ばかりが、宣伝され、そういう車に乗るのがアメリカンだと印象操作がされてしまったのである(cf.[2005.5.10])。

グローバリゼーションによって後進国や中進国でも石油を使うようになると、当然、価格が高騰する。重くて大きい車を維持する費用が、馬鹿にならなくなる。さらに、それらの後進国・中進国で生産された工業製品アメリカ市場に流れ込み、アメリカ国内の雇用を奪った。

雇用は無くなるし石油は高くなるということで、誰も、アメリカ車を買わなくなってしまったのである。

GMは、労働者退職者の医療年金といった、レガシーコストを切り離しても、自動車そのものが売れない限り、再建にはなりえない。

それにしても不思議なのは、労働組合が、グローバリゼーションを行った民主党を支持している事である。経営者側である共和党を支持しないのは理解できるが、今回のトラブルの原因を作ったのは、民主党である。民主党を切り捨てて新しい政党を立てるという事ができないのが、二大政党制の欠点なのかもしれない。

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