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2010-12-27

岩崎夏海さんの文章の正しい読み方

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20101213/217523/

もしドラ作者がコラムを始めたというので読んでみることにした

とても不思議な文章である。なんというか、私は文章を読んでいるはずなのにまるで頭に入ってこないのだ。

4ページめまで来たとき、もしやと思い「ぼくは」で記事全体を検索しその周辺だけを読んでみた。

とたんにこの人の文章がよくわかるようになった。




ぼくはこれを丁重にお断りした。なぜなら、『もしドラ』に類する本は書かないと、もうすでに決めていたからだ

そこでぼくは、こうお答えしたのだ。「任天堂と、浅田真央さんです

ぼくは浅田真央さんに興味があった。

ぼくは、中継やニュース彼女を見る時には、いつもその演技や言動に引きつけられた。しかし一方では、なぜそれほど引きつけられるのかが分からなかった。

ぼくは、自分に気づかされた。「あ、ぼくは、浅田真央さんに興味があったのだ!」

ぼくは、予備知識をほとんど持たないままに生中継を見た

ぼくは、思わず叫んだ。「すごい!」

ぼくはショートプログラムフリーの時も、真央さんの番となると画面に釘付けになり、滑ってる間はすごいすごいと連発しながら、その演技に夢中になっていた。

真央さんの天を見上げる顔が大写しになった瞬間、ぼくは心を貫かれた。「これは……」

ぼくは、年来の疑問が少しだけ解けたことを知ったのだった。「ぼくは、浅田真央さんに人間の本当の顔を見たのだ。その顔に興味を持ち、なぜそうした顔ができるのかを知りたいと思った。だから、興味を抱いたのだ」




ぼくは、ショートプログラムが開催された日、つまり2010年11月26日金曜日に、エリック・ボンパール杯が行われたパリベルシー体育館へと赴いた。

ぼくは、非常な興味を持って彼女の練習を見守った。すると、滑り始めた彼女を見てまず思ったのは、その表情が明るいということだった。

ぼくはこんなふうに答えていた。「いや、実はぼくはそうは見ていないんです。むしろ、NHK杯のあの転倒によって、真央さんのすごさをあらためて実感したところです

NHK杯真央さんを、ぼくはすごいと思いながら見ていた。いやむしろ、そういう思いしか湧きあがってこなかった。

ぼくはハッとさせられた。

ぼくは、その見方に自信があった。ぼくは、これまでの42年の人生をかけて、ほとんど一つのことを習得することに専念してきた。その一つのこととは、「ものを見る目を養う」ということだ。「何が価値あるものなのか」を見極める目を持つというのが、ぼくの人生の大きな目標の一つだった。そうして、そのための修練を、これまで積んできたのである。その達成には、もちろんまだまだ遠いのだけれど、しかしそれでも、かなりのところにまで来たという自負はある。ものの価値を見定めることも、最近はいくらかできるようになってきた。余談だが、『もしドラ』という本は、「200万部は売れるだろう」という予測のもとに書いた。先日、それが現実のこととなったというのは、ぼくの見方がそう間違っていなかったということの、一つの現れだと思っている。

そういうわけで、ぼくは真央さんがNHK杯で身体を沈み込ませた後、いつ、どのようにジャンプするのかを見極めようと、パリにまで取材に来たのだった。

ショートプログラム前の真央さんの練習を見たぼくは、驚いた。

ぼくは、名古屋で身体を沈み込ませた彼女が、ぼくの読みとは違って、もう少し早く、このパリジャンプをするのかとも思ったのだがしかしながら、そうはならなかった。


試合を観戦し終えたぼくは、真央さんが今のこの調子、あるいは成績をどう見ているかというのが気になった。

ぼくとしては、多くのマスコミが悲観しているのに反して、真央さん自身はそれほど気にしていないように見えた

真央さんは、ぼくの目からは、あえて跳ぼうとしていないように見えた。

から、ぼくには、真央さんもそれに気づいていたから、直前になって力をセーブし、跳ばなかったように見えた

それでぼくは、多少失礼かも知れないと思ったが、こう尋ねてみた。


全日本フィギュアスケート選手権では、そんな、試合に出ることに喜びを感じている真央さんを見ることになるだろう。それが、ぼくには今から楽しみである







なんという東方ぼくラッシュ。なんというぼく殺天使。でも愛なら仕方ない。

ちょっと半端ない。日本人離れしている。わずか6ページの間に30回もぼくは、が出てくる。

今まで最も自己主張が激しかった河合薫遙洋子比較しても、「私は」の出現率が倍である

村上春樹ですら「おまえちょっと自分に酔い過ぎ」と言いだしかねないレベル




もしドラにもこのテイスト遺憾なく発揮されている。

もしドラはこういう文章で始まる。

みなみには、ひとつ目標があった。それは、野球部甲子園に連れていくということだった。

 彼女はそのためにマネージャーになったのだ。

 それは夢などというあやふやなものではなかった。願望ですらなかった。明確な目標だった。使命だった。

 みなみ野球部甲子園につれて「いきたい」とは考えていなかった。つれて「いく」と決めたのだ。」

お、おう・・・。



そして、もしドラマネジメントを読んだみなみ

はじめにマーケティングありきで顧客の求めるものを突き止める作業を始める。

この流れはいいな、と思う。

野球部のするべきことは、顧客に感動を与えることなんだ。顧客に感動を与えるための組織というのが野球部定義だったんだ!

うん。これも良い。で、次の文章。


こうして野球部定義が定まった。ついで目標もすぐに定まった。それは甲子園に行くということだった。

これは元々はみなみ個人の目標だった。しかし、野球部定義けがなされた今、あらためて部の目標として設定されたのだ。

というのも、甲子園に行くというのは、感動を与えるための組織地王野球部定義に最もかなう目標でもあったからだ。

もし本当に甲子園に行くことが出来れば、多くの人に感動を与えるだろうことは想像に難くなかった。

ちょっとまて、わからん




そして、岩崎夏海さんさんはもしドラのあと「甲子園けが高校野球はない」という本を出している。

意味が分からない。理解不能!理解不能!

俺は階段を登ったと思ったらいつのまにか降りていた。

200万部ベストセラーとかはてな1000ブクマとかそんなちゃちなものじゃねぇ。

もっと恐ろしい物を味わったぜ。



要するに私たちは浅田真央の文章を読もうとして岩崎夏海さんの内面を読まされている。

マネジメントに関する本を読もうとして岩崎夏海さんの読書記録を読まされている。

それならば、この岩崎さんの内面や思考法が果たして有用であるかどうかにかかっている。

そのことさえ理解していれば期待はずれでがっかりすることも腹がたつこともない。

2010-03-01

浅田真央が戦ってきたもの

出典元

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1424349721&owner_id=959758

***********以下、転載です************

1.はじめに

私がフィギュアスケートを見るようになったのは、リレハンメル五輪のシーズンのグランプリシリーズNHK杯からですから、

もう17年になろうとしています。その、フィギュア観戦生活の中で、私は今、これまでに味わったことのないような、暗澹たる思いで胸がいっぱいです。

バンクーバー五輪の女子シングルの競技を終えて、一夜明けた今、寝るに眠れず、このレポートを書いています。

 

果たしてそれにどんな意味があるのか。私にもわかりません。ただ、いちフィギュアスケートファンとして、

この現状を諦め、口をつぐむには、あまりにも今回の出来事は悲惨すぎる。少しでも多くの人に、現状を知ってほしい。

そう思って、このレポートを書くことにしました。 もちろん、主観だらけの内容になってしまうと思います。

けれども、理解していただきたいのは、そこにあるのは、フィギュアスケートに対する愛です。

誰がなんと言おうと、私はこのフィギュアスケートという競技を愛しているのだと思います。どんなにつらい思いをしても、納得できなくても。

 

フィギュアファンとして、浅田真央のファンとして、今回の結果がどうにも納得できないと言ったら、ほとんどの人はこう思うでしょう。

ミスをしてしまったのだからしょうがない」「キムヨナ完璧だったのだから」。

敗者は口をつぐむのが、日本では美徳とされています。私はそれを否定するつもりは全くありません。けれどもそれは、

フェアに競技が行われた上での結果というのが大前提ではないでしょうか。中には、フェアではなかったとしても、

それすらも納得して口をつぐんでしまう人も、日本人には少なくないと思いますが・・・。

 

はじめに断っておきますが、私は決してキムヨナが嫌いなわけではありません。むしろ、4年前世フィギュア彼女の存在を認識した時は、

浅田真央という天才にライバルができ、切磋琢磨できる状況になったということを歓迎しました。

彼女たちが、これからどのように戦っていくのか、胸を躍らせたほどです。

 

間違えてほしくないのは、このレポートが「キムヨナ批判」ではないということです。時には、キムヨナ本人を批判するような書き方になってしまうかも

しれませんが、私にはそのような意図は全くありません。むしろ、キムヨナもある意味では被害者であるといえると思います。世界最高点をたたき出し、

メダリストとなったキムヨナは、素晴らしい選手だ、天才だ、と思われていることでしょう。

 

ですが、実はフィギュアファンの目から見れば、主観を抜きにしたとしても、稀有な才能の持ち主というには、キムヨナはあまりにも凡庸すぎる。

ジャンプにしろ、ステップにしろ、スピンにしろ、スパイラルにしろ、すべての要素において、浅田真央に迫るものですらないのです。

ではなぜ、その彼女が「世界最高点」を出すに至ったのか。たゆまない努力のたまものだから、讃えるべきだという人もいるでしょう

しかし実は、その裏には様々な理由があるのです。

 

あの大舞台にノーミスで滑れたこと。それくらいは讃えてもいいと思われるかもしれません。しかし、です。

 

前置きが長くなってしまいましたが、私なりに、今回の出来事を分析してみようと思います。潔くないといわれてもかまいません。

この腐ったフィギュアスケート界をなんとかしたいと思っている人間は、たくさんいるのです。それを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

2.トリノ五輪後に4年がかりで浅田真央がされてきたこと

 

キムヨナフリーで3回も使うダブルアクセルの基礎点が突如3.3→3.5点にUP。加点をつける基準が

 難しい3回転と同じなので、簡単なダブルアクセル前後には工夫ができあっさり毎度トリプルループ以上の点に

 

トリプルルッツとトリプルフリップの踏みわけが厳格化され、真央が1試合3回使う得点源であり3回転で一番基礎点の高い技トリプルルッツが

不正扱いで使う度平均2,3点も減点。修正しない限り組み込めなくなる

 

真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。しかし真央即座に対応し深いシットスピン

 

・実はキムヨナも3回転で2番目に基礎点の高いトリプルフリップ不正があった。

 ところが何故かキムヨナ不正トリプルフリップだけは見逃され続け驚異の加点

 それでも真央が2008年ワールドで優勝してしまう

 

・その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表。更にトリプルルッツを跳べないでる浅田に、浅田の得意な3回転半を除いた

 3回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる。

 

・予想通り真央トリプルアクセルトリプルループ安藤トリプルループ、特に二人ともセカンドトリプルループが怖いぐらい全く認められなくなる

 

・ところがキムヨナの得意なセカンドトリプルトゥループだけは決して回転不足にならず、初戦のアメリカ戦でトリプルフリップがまた見逃される。

しかしVTRではっきりトリプルフリップ不正が映ってしまい、2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、

 彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続ける。

 

真央トリプルサルコウを克服しルッツもなんとか矯正してくる。対照的にキムヨナトリプルループが跳べなくなる。

真央が文句のつけようのない演技をしてグランプリファイナル優勝。するといつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに。

 

五輪シーズン、8月に韓国ルール改正決定。真央の最大の得意技トリプルフリップも、蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。

 ジャパンオープン矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦トリプルフリップも減点、しかもいじっていびつになり質が悪化、

ついでにトリプルトゥループも減点ジャッジが登場

 

・2010年度初戦で真央に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ五輪シーズン、彼女ループを2回転含め全て潰す意図が明確に。

 キムヨナトリプルフリップ不正は再び注意もつかなくなり、フリーではトリプルフリップを跳ばずに世界最高得点更新

 

 

いかがでしょうか。

浅田真央は、4年もの長きにわたって、これだけの仕打ちに耐え、乗り越えてきたのです。これだけの、浅田真央に不利でキムヨナに有利なルール改正。

浅田真央が、何十年に一度の稀有な才能の持ち主でなければ、ここまで露骨なルール改正はなされなかったかもしれません。

これでもか、これでもかと浅田真央をつぶしにかかり、それでもつぶれなかった浅田真央は、本当に頑張ったし、偉いと思います。

 

 

3.浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・

http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=205 より転載

 

日本の皆さんは、「浅田真央がノーミスなら当然金メダルだったはず・・・」と思っているでしょう。

 

違います。

浅田真央の代わりにプルシェンコが滑って、4回転ジャンプをかましても、キム・ヨナに勝つのは無理なんです。

 

だから浅田真央滑る前の、気持ちの持って行き方に迷いが出たのです。

絶対勝てない、って分かってたから。

 

フリー種目だけを、男子と同じPCS(*女子は×1.6、男子は×2.0)で計算すると、キム・ヨナジャンプが1回少ないにもかかわらず、

ライサチェックの得点を超えます。

 

女子金メダル キム・ヨナ(12要素ジャンプ7回)

FS 168.00点 [TES 78.30(加点17.40) PCS *89.70]

 

男子金メダル ライサチェック(13要素ジャンプ8回)

FS 167.37点 [TES 84.57(加点9.64) PCS 82.80]

 

男子銀メダル プルシェンコ(13要素ジャンプ8回)

FS 165.51点 [TES 82.71(加点7.68) PCS 82.80]

 

どうしてそんな差がついたの?

 

ジャンプ真央の方がはるかに難しいのを完全に決めたじゃないか。キム・ヨナは10位の選手と同じジャンプしかできなかったのに。

 

一言でいうと、審判のおまけポイント

気分次第で10点20点の差ができる仕様になっております。

 

    GOE女子             GOE男子

1位 ヨナ: 17.40        9.64 : ライサチェック

2位 真央: 8.82         7.68 : プルシェンコ

3位 ロシェ: 4.42         3.20 : 高橋

4位 長洲: 8.50         2.58 : ランビエール

5位 安藤: 5.30         3.80 : P・チャン

 

 

そして当日、韓国人審判とカナダ人審判が入っておりました。

 

だから

 

オリンピックの試合だが、全く緊張しなかった」

 

などと余裕をぶちかませたのです。

 

色々な感情がありますが、まずは浅田真央という選手を賞賛するべきでしょう。

 

スキージャンプよりも酷いルール変更の連続に苦しめられて、それをたった1、2年で修正してきて、「用意された王者」を脅かす所までいったのです。

 

4.画像比較 バンクーバー五輪SPにおける浅田真央キムヨナそれぞれの演技

(省略)

こうやって並べて比較すると、いかにキムヨナ浅田真央に比べて体が硬く、難易度の低いポジションでしか滑れないかがわかります。

ところが、ここでの二人のポイントは、驚くべきことに、全く同じなのです。また、キムヨナスパイラルの途中で一瞬よろけてしまいますが、

そんなこともおかまいなしに加点がついています。

 

5.さいごに

この四年というもの、フィギュアスケートファンが、どれほどの憤りを抱えてきたか、おそらくフィギュア五輪でしか

見ない人には想像もつかないでしょう。けれど、ここまでのまとめで少しだけでもわかっていただけたでしょうか。

それでも・・・と思われるでしょうか。

 

私たちが忘れてはならないのは、浅田真央は間違いなく、世界的に見ても何十年に一度の稀有な才能の持ち主であり、

キムヨナは凡庸な選手でしかないということです。 凡庸な選手を、何年もかけてさもものすごい選手であるかのように仕立て上げた。

五輪という大きな舞台で、世間に文句を言わせないために。

 

キムヨナの演技というのは、フィギュアをよく知らない人から見れば、パーフェクトで素晴らしいものに見えるかもしれない(点数という後押しもあり)。

しかし、フィギュアを少しでも詳しく知る人間から見れば、キムヨナの行っている演技は、五輪10位の選手ともたいして変わらない、平凡なものです。

ただ難易度の低いプログラムを、自信たっぷりに滑っているから、素人目には素晴らしく見えるだけなのです。ジャンプ以外の要素・・・

ステップスピンスパイラル。すべての要素について、それは言えることです。

 

では、自信たっぷりに滑れる彼女精神力を讃えるべきだといわれるかもしれません。ですが、上記にあげたように、

キムヨナは様々なものから守られている。採点基準・審判・マスコミ・・・。 バンクーバー五輪フリーにおけるキムヨナの得点はどのようなものか、

簡単に言ってしまえば、あのプログラムから、3-3のコンビネーション+3回転を一回、すっぽぬけたとしても優勝してしまえる。

そのような異常な高得点なのです。ですが、コアなファンでなければ、そんなことはわかるはずもありません。

 

1回や2回転んでも優勝できると分かっている選手と、世界最高の技をパーフェクトに滑っても優勝できないかもしれない選手が、

同じプレッシャーであるわけがありません。そのような、プレッシャーのない状況ですから、キムヨナがノーミスで滑れるのは、

別に驚くべきことではないのです。

 

フィギュアスケートは、芸術的要素を多分に含んではいますが、スポーツです。それなのに、難易度の低いプログラムプレッシャーのない状況で

滑った選手が勝ち、異常なプレッシャーの中で、それでも大技に果敢に挑戦した選手が負ける・・・。そんなことがあって許されていいのでしょうか?

高得点が出るのはキムヨナのほうが、表現力に優れているからでは?と思われる方は、上にある画像をもう一度見ていただきたい。

明らかに、浅田真央のほうが技術だけでなく表現力にも優れていることがよくわかるでしょう。

 

平凡平凡と何度も書きましたが、それは浅田真央と比べたらの話であって、キムヨナに才能がないわけではありません。トップレベルであることは間違いない。

ただ、浅田真央が天才すぎただけです。浅田真央が天才すぎなければ、ここまで念入りに、キムヨナを「世界最高」に仕立て上げる必要もなかったかもしれない・・・とも思います。ある意味キムヨナ被害者かもしれないというのは、そういうところにあります。

 

「仕立て上げられた世界王者」この言葉を、私はこれからもずっと忘れないでしょう。そして、浅田真央がこの四年間で何をされてきたか、

そしてそれをいかにして乗り越えてきたか。それを、私はできるだけ多くの人に伝えていきたいと思っています。冒頭にも書きましたが、

私はフィギュアスケートを愛しているからです。

 

浅田真央は、間違いなく、もっともっと、世界的に評価されなければいけないスケーターです。

私は、浅田真央キムヨナが甲乙つけがたいと評価されるだけでも我慢がならないのです。

どうか、この思いが、少しでも多くの人に伝わりますように。

そして、フィギュアスケートの現状が少しでもいいから変わりますように。

2008-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20081218213738

それも大事だけれど、もっと大事な点が一つある。

(というか、自分が言いたかったのは、増田が書いてくれたそのこともあるが、主に以下のことである)

(それと、「点が思った以上に伸びなかった」については勿論3-3のミスのことも考慮に含めた上で、の話な)



「今シーズン(昨シーズンもちときつかったが)からの異常なDG判定」がそれだ。

寧ろこれがもっともタチが悪い。

安藤中野が意外と点が伸びないのもこのため。


これまでDG(回転不足)というのは、肉眼で分からないレベル、よほど酷くないレベルならば、大概「まあおk」ということにされてきた。そもそも女子選手の場合、3回転は大抵わずかに回転が足りていなかったりするのだ。練習でコーチが見ても分からないレベルだが。が、といっても2.9や2.8くらいの話だったために取らずに来た。

が、昨シーズンあたりから妙に厳しくなり、今シーズンの厳しさときたら鬼だ。

荒川静香などのプロが、スローで見ても、「大丈夫では?」というレベルでもわずかーに足りなければDG。

いや、厳しくDGを取る事自体はいいのだ。わずかにといっても足りていないものは足りていないといえば、確かにそうなのだから。しかし問題は、DGによる減点があまりに酷いことだ。例えば安藤選手4Sの基礎点は10.3点だったが、回転不足とされその点は一気に2.9点となった。なぜそんなに減るか?といえば、DGと判定されたジャンプは――例えばDGくらった4Sであれば、「3Sの、まわりすぎた、質の悪いジャンプ」という解釈をなされるのだ!そうするとどうなるか?まず、3Sと捉えられるため基礎点が減る。更に、まわりすぎた質の悪いジャンプ、と見なされるため、GOEでかなり点を引かれる。その結果、わずか2.9点になってしまうのだ。

この酷い点引きぶりを、以前は、「まあ、これはだいたい飛べてるのでおk」というジャッジの判断によって相殺してなんとかやってきたところがあった。大体回れてればおk、でも流石に酷いのはこの減点法によってかなり減点すっべ、といったように。それでバランスを取ってきた所があった。しかしDGを(NHK杯レベルにいたってはイチャモンレベルに)厳しく取り始めた結果、「プロでもよくわからないほどの回転不足」によって一気に点を失ってしまうことになった。難易度が高い技ほど、当然、きっちり全くの不足なく回りきるのは難しい。安藤中野が見た目の割にGPFで点が奮わなかったのも、DGを物凄い勢いでとられまくったからだ(中にはまあこのくらいはDGはしかたないかな、というのもあるが、あれだけとられるのは凄まじい、とくに安藤)。

つまり今大技を決めるには、「全く文句のつかないほど完璧に」決めなければならない。そうしなければ、減点されて寧ろ足を引っ張るだけだ(ジャンプはいれる数や種類がある程度決まっているし体力の問題もあり、それが失敗したからといって、アドリブでホイホイ点とれるジャンプをいれるわけにはいかないのだ)。成功しても、増田のいったように、たいした点は稼げない。他選手よりそれでたかだか2、3点といったところか。そのくらいの点数のために、練習を始めると怪我の可能性もあり(これがフィギュア選手にとってもっとも怖い事だ。フィギュア選手はもともと選手生命が物凄く短い上、ケガをすると即引退ということも普通にある)、また、成功したとしても体力的・メンタル的に他の技に響いてきてしまう(GPFでの浅田の3-3の失敗も、主な原因は3A×2で体力を削られた故であろうし、小塚が4Tに成功したものの後のジャンプで転倒してしまったのもそれが考えられる)。それほどの思いをして得られるものは、数点でしかないのだ。今、大技というのは本当にやる意味がほとんどない。そういうルールになってしまった。とにかく無難演技を安定して行えるものが、今一番強いのだ。昨シーズンの世界選手権でも、男子優勝者はなんと4回転をしなかったバトル選手であった。といっても、勿論、バトル選手も、キム選手も、すばらしい選手には違いない。安定性も重要な要素ではある。しかし、今のルールではあまりにそちらに偏りすぎ&大技が非常にし辛い、のだ。

また、DG判定も曖昧なところがあって、一応4分の1以上足りていないジャンプはDGをとってもよい、というものはあるのだが、その辺りが曖昧なのだ。4分の1以内にとどまっていればいいのかといえば、そういうわけでもない。といって、回転不足だけど、その不足分が4分の1以内には収まっているから、という事で減点されない場合もある。そこが大会によって、または選手によって曖昧で、キム選手も正直微妙あやしいものはあるのだが……エッジについても増田が言っているように、微妙な線だったりする。日本選手の場合たいてい微妙な線であれば真っ先にアウトなのだが……

DGがあまりにキワドイレベルでどんどんされるために、中野は「(この点の低さは)どこかでDGがされているってことなんだろうけど、でもそれがどこでされているのか(プロトコルを見ないと)分からない」というような事を試合後に言ったことがある。まさしくそういう事なのだ。飛んでいる選手ですら、飛びながら、「今のはどうだったろう?!」と思うようなレベルミス。解説者も、「多分いいとは思いますが…」と濁らせるレベルミス。それで、何点も失っていく。


あと、GOEについて。

もう少し増田の説明に付け加えると、これの問題点は、そもそも「ほとんどジャッジの主観でつけられてしまう曖昧な点」の割に、「やたらと加点幅がでかい」ことにある。キムに対する加点は凄いものがある。そもそも3Aなどの難しいジャンプを成功してみせても、キムがルッツを成功させれば2点ほどの差でしかなくなったり、3A-2T(激ムズっつーか浅田くらいしかできん)と3F-3T(そこそこムズい)の基礎点が同じだったりと、増田の言うように基礎点やGOEの加点幅のつけかたも酷いものがあるのだが、そもそもそのGOEのつけかたがキムだけやたらに(不可解なレベルに)高いのだ、これはあまりいいたくないのだが。例えば2A。浅田はイーグルから入り、綺麗な2Aを決めたのちその足でステップを踏む、という高度な技を入れているのに対し、キムは美しいジャンプジャンプなのだが、入るとき・着地時などにそういった技は特にいれてきていない。のにも関わらず、加点はキムの方が高かったりする。「ええ!?」と思うのだが、そもそもここで問題なのは、GOEはそれほど曖昧なものということなのだ。


「そんな陰謀論みたいな」と思うかもしれないが、そもそもフィギュアは採点競技という時点でどうしてもそういったくらい部分が付き纏う。ソルトレイクスキャンダルと言う前科もあり、伊藤みどりのときの頑ななまでの下げぶりなど……言いたかないが、そういった部分があるのは事実だ。フィギュアスケートというのは、ルールで勝者が簡単に入れ替わる。今のルールは、とにかく無難な業を、回転不足とられることなく(寧ろ転倒はまだましだったりする)こなす、それだけだ。安藤はもう4Sをいれないほうがいいといったのは、そのためである。(先日の安藤4Sは、安藤にしてはかなり見事な出来だった。トリノ時代だったらば認定されていたかもしれない)

言ってしまうと、今のルールはほとんど日本女子スケーター潰しといっても過言ではないほど狙い撃ちにしてきたルールだ。今のルールで有利になるのは誰かというと、韓国のキムヨナ選手イタリアカロリーコストナー選手なのだが、ISUの会長イタリア人で副会長韓国人である。スキージャンプで、日本人が優勢になってきたとき、日本人に不利なルール改正がなされたのは記憶に新しいが、まさにあのようなことが起きていると思ってもらえればいい。とかく日本人外交下手で、すぐ欧米にこういったことをされてしまうのは本当に情け無い事だ。が、最早このルールはとりあえず五輪が終わるまでは覆されないだろう。今はこのルールにあわせてやるしかないのだ。もはやルール改正をせまるには時が遅すぎる。


客もマスコミも大技を煽るが、もう今はそんな時代では無い事に気付くべきだ。

今大技に挑んでも、ほとんど利はない。「勝つ」ためには、大技は不利でしかない。悲しいが。

キム選手が強いのは、増田も言ったとおり、点を取るために最大限効率的なプログラムを組んでいるからだ。3A×2は、効率とは程遠いところにある。まあ、今季の浅田のプログラムは、五輪プレシーズンとして、色々試すためのプログラムだろうから、勝つためでなくともいいのだが。(寧ろGPFは本当によく勝ったもんだw今年はGPFが韓国開催ということもあって、これは正直ほぼ無理だと思っていたのだがw)

といって、おそらく今浅田選手がキム選手と同じプログラムをやったとしても、キム選手ほど点は伸びないだろう(浅田選手は美しくてもいまいち加点をつけてもらえないが、キム選手はその逆だ、この辺りの加点は本当に曖昧な割に影響力がでかいから困る。完全に曖昧さを消せないのはしかたないとしても、そういった性質の点はあまり影響を及ぼさないレベルにすべきだろう)。だから浅田選手は、勝つためにはキム選手より凄い技を入れざるを得ないところもある。3A×2は五輪には流石にいれてこないだろうが(と言い切れないのが浅田の怖さだがw)、今シーズンは五輪にも3Aをいれてこれるくらいに3Aを当たり前の技とするための鍛えシーズンなのだろう。

本人が勝たなくてもいいというならまだしも、やはり基本的に皆「勝ち」を狙いに行っているのだから、煽り立てたところで責任のとれない外野が、無責任に「大技大技」と煽るべきじゃないと自分は思う。ひっそり「してくれないかな」と思うくらいならいいが。


浅田の3Aはやけに安定感を増してきたから大丈夫だと思うが、安藤4Sについては――期待したいといった人もいたし、気持ちは分かるのだが、厳しいといわざるを得ない。あれに拘りすぎていると、他のジャンプも崩れ出してしまう。それほど4Sは凄い技なのだ。

そもそも安藤が以前に認定された4Sは、おそらく今のルール下ではDGだろうし、あの時も正直言ってまぐれ的なものが大きかった(それでも凄いのだが)。もう20歳である安藤フィギュアスケートでは結構いい年で、フィギュアジャンプは年とともに飛べなくなる場合が多い)が、今のルール下でも認定されるような4Sを飛ぶ――というのは、ほぼ無理だ。無理してなんとかそれだけ出来たとしても、他に影響が出てしまう。今回のように。そもそも4回転ジャンプというのは男子でさえ4Tがほとんどなのだ(一般には4Sの方が難しいとされる。まあ、とはいえその辺りは個人差が大きいのだが。余談になるが浅田と安藤は、難しいジャンプは得意だが簡単なジャンプは寧ろ苦手という変わった性質を持っている。今ではそうでもないが)。今回、挑戦して、転倒もなく着氷し、シングル女子のプロトコル4Sと表示させただけでも自分は称えたい。あんなことができるのは安藤かいないのだ。精神力がどうこう言われやすい安藤だが、彼女は怪我に悩まされたり、上で言ってきたようなルールでなかなか思うように点があがらなくなったり、4回転の重圧があったり、そもそも忘れがちだが彼女はようやく今20歳(いや、ちょっとまて。誕生日今日だったかもしれない。そうすると21だ。安藤おめでとう)なんだよな、トリノのときなんか女子高生だったのだから、そういった事を考慮するとあれくらいで普通なのだ。寧ろ未だくじけず続けているのは強い方だと思う。(浅田は武士だから除外)あまり安藤を責めないでやってほしいところ。彼女は4回転がなくとももともと3Lz-3Loという女子最強難度の3-3を持っていたりとレベルの高い選手なのだから、そちらを練りこんでいったほうがいい。無論飛んでくれたらその日はひっそり安藤4Sおめでとうケーキでも買いたくなるくらい嬉しいし、安藤にとってはもうスケートを続けていくモチベーション4Sになっているところもあるため、難しいところではあるのだが。モロゾフはどうするかね。


それと安藤の話になったからついでにいうと浅田・安藤の今季のまだ解消されていない課題に「セカンド3Lo」がある。

3-3や3-2など、続けて飛ぶジャンプのことをコンビネーションジャンプというが、そのコンビネーションの二度目につけるジャンプは、実は決まっていて、トゥループというジャンプと、ループというジャンプしか実質つけられない(ルール上の問題ではなく、物理的な問題)。今更だがw、ジャンプには6種類あり、その難易度は、簡単な順番からトゥループ(T)サルコウ(S)<ループLoフリップ(F)<ルッツ(Lz)<アクセル(A)だが、このうちの太字にしたトゥループループが、セカンド、二番目につけるジャンプだ。で、難しいのはこの通りループ。というか、3-3でセカンドにループをいれてくるのは浅田と安藤かいないのだが。

これが、認定されない。ことごとくされていない。今季は安藤の一回だけか。SP序盤の浅田の3-3、あれがまさにそうなんだが、あれだけ回っていてアウト。くーっ、厳しい、厳しすぎるぜ。つうかもうこれは、ほとんどジャッジはセカンド3Loを認定する気がないと思われる。もともとDGとられやすいジャンプだからなあ、しかしなあ…

先ほど安藤と浅田は簡単なジャンプほどなぜか苦手と言う変わった性質を持っている、といったが、それがこのセカンド3Loが認定されない現象においてまたも弱みに変わってしまっている。3Loができないなら(それより簡単な)3Tをつければいいじゃない、ってな話なんだが、ことこの二人においては、「無理して3Loにしてる」わけじゃなく「寧ろ3Loの方が得意」というジャンプ天才たちなので、今まで、育っていくにつれ、特にその簡単な方のジャンプをみっちりやる必要がなまじなかったんだな。それが今ここにきて微妙に裏目にでている。3Tをやればいい、といっても、そんなに簡単には変えて来れないのだ(特に安藤)。飛べないわけじゃ決してないが、実戦で使えるほどかというとどうなのか…。



と色々心配な点はあるが、それはさておき今季の浅田のプログラムはおそらく後まで語られるような伝説プログラムになるから、録画しておくことを推奨する。(youtube等ではやはり画像が汚いからな)個人的には浅田はプルシェンコ並に伝説のスケーターとなると思う。

つか中野や小塚のことももう少し語りたかったが流石に書きすぎた。とにかく日本選手は皆頑張っているし今はとてつもなくレベルが高いから面白いぞ。特に女子の層の厚さは異常wルールに対する不安反面、やはりワクワクする気持ちを抑えられん。

2008-12-18

テレ朝スケート中継をするのはもうやめないか。

だいたいね、アイスダンスとペアはどうなってんのよ。地上波BSでもスルー

フィギュア好きだから冬はスカパー入ってるんでかろうじてテレ朝チャンネル(CS)で見られるけど、

GPファイナルの翌日にロシア大会ってなんだ。一週間遅れかよ。

http://www.tv-asahi.co.jp/channel/contents/sports/0047/

それもエキシビションの後にペアとアイスダンス

競技の前の順位がわかるようにしてどうするのよ。見れりゃいいだろって姿勢満載。


中継内容もわかりやすく競技者のまとめ映像作るのはわかるけどさ、SPでもFPでも同じ映像

それもGPシリーズ通して同じってんじゃいい加減飽きるっつーの。

変な名前も付けるなよ、なんだよ「セクシーマドンナ」って。


GPファイナルエキシビジョンだって余計なものが多すぎ。インタビューなんぞいらん。

過去の名演は面白いと思ったけど、全部見せないならいらん。別番組にして、全部見せろよ。そしたら見る。

結局早々にリアルタイムで見るのはあきらめて録画しておいたものを早送り演技だけ見たわ。


あと角沢やめて。

男子の誰だかの演技で前半コケまくった後に「どこまで点を伸ばしてくるか」ってアホなの?

演技中にライバルの話と点の話ばっかり。なんの音楽でどんな表現をしたいのとかそういうことは

いえないのかね?「仮面舞踏会」がどんな曲か知らないんじゃないの?とさえ思うわ。

フジポエマーの方が笑えるだけマシじゃ。


NHK杯テレ朝の糞中継を見なくてすんだんで楽しかった…。

http://anond.hatelabo.jp/20081217003010

2007-10-18

reblog

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20071017#c1192668367

窪田義行梅田先生

常々の将棋界に対するご支援ご提言、心より感謝申し上げます。私は初めて投稿させて頂きます、棋士窪田義行です。

10/14放映のNHK杯本戦トーナメント2回戦第11局・羽生二冠(勝)VS中川七段をニコニコ動画への投稿でお楽しみ頂いたそうで、私も勝負の極北を垣間見た思いに駆られました。

ただ強いて申し上げますと、日本国内でも問題コンテンツアップロードが久しく問題となっている件は、ご承知の事と存じます。

ニコニコ動画に投稿される動画の権利保護について権利者との対話を強化(’071001 株式会社ニワンゴ)】http://info.niwango.jp/pdf/press/2007/20071001.pdf

サービス提供元でも、対策に腐心している最中です。

副次的情報を論拠にしても今回のエントリーはお書きになれたかと存じますが、向後は今少しご配慮下さいます様、謹んでお勧め申し上げます。

ご無礼の段は恐縮に存じますが、今後とも将棋界をどうぞ宜しくお願い申し上げます。


http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20071017#c1192672793

umedamochio 『NHKにとって将棋番組映像などロングテールロングテール。そういうロングテール映像については、特に今回のような素晴らしい内容が生まれた場合、「最善手」は、その映像NHKが自らサイトで無償公開してファンを増やす(需要を増やす-->視聴率を上げる)ような動きをするのが合理的判断と考えます。「次善手」が黙認なのだと思います。そういう考えから、特にニコニコ動画を見たことを隠しませんでした。』

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