「H.G.ウェルズ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: H.G.ウェルズとは

2022-05-23

H.G.ウェルズの『タイム・マシン』やん!

私立中説明会に参加したら周りのお父さん、お母さんが全員美人だった的なまとめ見て、ブクマコメント欄美人高学歴しか子孫を残せない社会になりつつある的な嘆きが多かったんだけど、この流れ既視感あるぞ!と思ってたらほぼH.G.ウェルズの『タイム・マシン』やん!

あの主人公未来に来たら、人類が裕福で美しいけど知性に欠けた貴族階級と醜く抑圧されて地下に追いやられた労働階級二極化してるやつ!

あそこまで極端なことには現実的にならんと思うけど、思いがけないフィクション現実化を目の当たりにしてる気分になった興奮で書き残しとく。

2020-05-17

H.G.ウェルズの「白壁の緑の扉」、増田で紹介されていたので読んだ。

名作だね、ありがとう

白壁の緑の扉』、『塀とその扉』、『くぐり戸』、『くぐり戸の中』、『塀についたドア』

色々邦題があるみたいね

2020-05-16

自分が取るに足らないゴミであるように感じる

色々な人や物事から自分自身を軽んじられているように思える。

1ヶ月くらいずっと在宅勤務をしていて、昨日自分の住む地域緊急事態宣言から解除されていて、今日病院とか美容室に行って来た

病院はなんともなかったのだけど、美容室でへんな髪型にされてしまった

自分コミュ障からうまく意思の疎通ができなかったからだろうか?でもちょっと切るってだけでなんで変にされちゃうんだろう。

何か聞かれて、答えたらいちいち半笑いで、すごく嫌だった

ずっと人と接していなかったから、表情とか声とか話し方がおかしかったのだろうか?

自分をかわいそうで惨めだなと思ってしまって、一日中涙が止まらない。

今日は一日中土砂降りで、自分もっと沈ませるために天気に嫌がらせされているように思えた そんな訳ないのは判っているけど余計に涙が出てくる。

綺麗に掃除したのに角にちょっと埃が残っていて、それを見ただけで泣いてしまった。やばいと思う。

でも、昔に、心療内科に通って安定剤でラリった兄弟受験勉強妨害され続けたトラウマがあるので、そういうところには行きたくない

一人は気楽だし、こうした状況になる前から休日はずっと家に引きこもったりしていたし、一人で家にいることそのものが辛い訳じゃない

でも、何だろう?

この1ヶ月、友達家族恋人電話したりしてたけど、いつも自分代替可能なんだという感じがしていた

自分には全然友達がいないけど、自分友達にはたくさん友達がいて、zoom飲み会はしごして忙しいと言っていた

別に自分がそうなりたい訳じゃないけど、何だか、うまく言えないけど、そうか、と思った

親は職業柄、人の微細な感情に敏感なせいか自分だんだん鬱々として来ているのを勘付いて、気を遣ってよく連絡をくれる

その気遣いも、ありがたいけど、そうやって見られているんだなと思わされて辛かった。プライドが高いから。

恋人とは、いつもより連絡を取り合おうと言ったのに、途中からそれがおざなりになった。

連絡をするたびに、体調を心配してくれたり、早く解除になって会いたい、と言ってくれるけど、なんかそれはただのテンプレ空虚な感じがした。

実際、解除になってから連絡は来ていない。自分からすればいいのだと思うけど、連絡をしたり誘ったりするのは自分ばかりで、なんか馬鹿馬鹿しくなってきてしまった。このまま来なかったらどうなるんだろう。

あるとき、暗い気持ちで暮れそうな空を見ながらいつもの散歩ルートの海沿いを歩いていると、

自粛で行くところがないせいか、いつも人がいない散歩ルートに人がたくさんいて、

みんな家族連れとか犬連れとか友達同士とか恋人同士で来ていて、なんだよと思った。

自分だけの海沿いじゃないことは判っているのに。

やめとけばいいのに、H.G.ウェルズの「白壁の緑の扉」を読み返す。

中学校の時から何度も何度も読んでもうぼろぼろだ。ぼろぼろの本にも悲しくなる。

今、自分の目の前に白壁の緑の扉が現れたら、全てを捨てて飛び込んでしまうかもしれないと思う。

この本に出会った頃、自分は小さな田舎町にいて、周りを半透明のカプセルで囲まれているような気がしていつも息苦しかった。

親は干渉が強くてあれもこれもダメだと制限されて、兄弟には親にバレないようにネチネチ嫌がらせをされて、思春期同級生はびっくりするくらい残酷で、

から早くここから出て誰も知り合いのいない遠くに行きたいと強く思っていた。

一日の中で一番好きなのは、寝る前に自分好きな人間(自分キャラクターとかを考えた)だけが暮らしている素敵な世界自分設計した)で、ちやほやされまくったり、めくるめく恋をしたり、ハラハラするような冒険をするといった妄想をするひとときだった。

今は生まれ育った場所からものすごく遠い場所暮らしていて、高校までの同級生とは全て縁を切って、一人暮らしをしていて、好きなこともしている

なのに何でこんな気持ちになるんだろう。

昔の悲惨だった頃を思い出してまた涙が出てくる。ゴミはずっとゴミのままで、色々夢見て主人公みたくなろうとしても、無理なんじゃないかと思う。

バカみたいだ。自分が。すごく悲しい。

2013-12-30

個人的近代文学50選

『超権威主義世界文学百選』http://togetter.com/li/138734というランキングを見て、面白いと思いながらも疑問に思ったことがあって、「20世紀小説ばっかりじゃん!!」ということで19世紀の小説を重視したランキング作成してみました。具体的には近代文学の始まりドン・キホーテ」(1605,1615)からモダニズムの始まりであるユリシーズ」(1922)までです。つまり近代文学モダニズム以前、ということになります小説を選ぶうえで参考になればと。あと、あくまで個人的な基準に過ぎないことを留意してもらえればと。

1.「ドン・キホーテ」(1605,1615) ミゲル・デ・セルバンテス

2.「ガリヴァー旅行記」(1726) ジョナサン・スウィフト

3.「トム・ジョーンズ」(1749) ヘンリー・フィールディング

4.「紅楼夢」(18世紀中頃) 曹雪芹

5.「トリストラム・シャンディ」(1759~1767) ローレンス・スターン

6.「ソドム百二十日」(1785) マルキ・ド・サド

7.「高慢と偏見」(1813) ジェーン・オースティン

8.「黄金の壺」(1814) E.T.A.ホフマン

9.「アドルフ」(1816) バンジャマン・コンスタン

10.「いいなづけ」(1825) アレッサンドロ・マンゾーニ

11.「赤と黒」(1830) スタンダール

12.「ゴリオ爺さん」(1835) オノレ・ド・バルザック

13.「アッシャー家の崩壊」(1839) エドガー・アラン・ポー

14.「嵐が丘」(1847) エミリー・ブロンテ

15.「虚栄の市」(1848) ウィリアムメイクピースサッカレー

16.「緋文字」(1850) ナサニエル・ホーソーン

17.「デイビッド・コパフィールド」(1850) チャールズディケンズ

18.「白鯨」(1851) ハーマン・メルヴィル

19.「死せる魂」(1855) ニコライ・ゴーゴリ

20.「オーレリア」(1855) ジェラール・ド・ネルヴァル

21.「ボヴァリー夫人」(1857) ギュスターブ・フロベール

22.「晩夏」(1857) アーダルベルト・シュティフター

23.「オブローモフ」(1859) イヴァンゴンチャロフ

24.「不思議の国のアリス」(1865) ルイス・キャロル

25.「ミドルマーチ」(1872) ジョージ・エリオット

26.「悪霊」(1872) フョードルドストエフスキー

27.「居酒屋」(1876) エミール・ゾラ

28.「アンナ・カレーニナ」(1877) レフ・トルストイ

29.「ブラス・クーバスの死後の回想」(1881) マシャード・デ・アシス

30.「さかしま」(1884) ジョリス=カルル・ユイスマンス

31.「ハックルベリー・フィンの冒険」(1885) マーク・トウェイン

32.「飢え」(1890) クヌート・ハムスン

33.「クォ・ヴァディス」(1895) ヘンリク・シェンキェヴィッチ

34.「タイムマシン」(1895) H.G.ウェルズ

35.「リリス」(1895) ジョージマクドナルド

36.「シスターキャリー」(1900) セオドラ・ドライサー

37.「ロード・ジム」(1900ジョゼフ・コンラッド

38.「ブッデンブロークス家の人々」(1901) トーマス・マン

39.「超男性」(1901) アルフレッド・ジャリ

40.「チャンドス卿の手紙」(1902) フーゴ・フォン・ホーフマンスター

41.「鳩の翼」(1903) ヘンリー・ジェイムズ

42.「一万一千本の鞭」(1907) ギヨームアポリネーム

43.「アフリカの印象」(1909) レーモン・ルーセル

44.「ハワーズ・エンド」(1910) E.M.フォースター

45.「ペテルブルク」(1913) アンドレイ・ベールイ

46.「変身」(1915) フランツ・カフカ

47.「明暗」(1916) 夏目漱石

48.「ワインズバーグ・オハイオ」(1919) シャーウッド・アンダーソン

49.「われら」(1921) エヴゲーニイ・ザミャーチン

50.「阿Q正伝」(1921) 魯迅

2013-09-11

五島勉しっかりしろ

五島勉の最新作「H.G.ウェルズ予言された未来の記録」を読んだ。

「あのウェルズ予言をしていた」って内容で、それはそれでいいのだが・・・

ウェルズの作品中の「アーモンドの詩」。

これを、その時代日中衝突の時代)には、「日本アーモンドが咲いている」=「世界の富や文化日本発で」という解釈はいかがなものか。

アーモンドの詩」は、「もうそれを私は見れないのだろうか?」につながっているので、「アーモンドの花が見れなくなる」っていう予言なのでは?

アーモンドの花が見られなくなる」←「ミツバチが姿を消す」→「アインシュタイン予言ミツバチ絶滅後4年で人類絶滅)」と言う風に、当然つながってくると思うんだけど、もう、五島勉にはそういうひらめきはないらしい。

アーモンドの詩」を見直すと、「アーモンドの花、美しい富士山かわいいものに満ちた宝島、それらはもう見られない(=滅びる)」と読めるので、「ミツバチ絶滅」、「富士山噴火」が予言されているのが明らかだと思うんだけど。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん