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2024-02-16

国際経済環境の変化と日本経済論点整理―

https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2024/wp24j01.htm

素晴らしい研究

グローバル化の進展がわが国経済物価に与えた影響

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化などから、わが国貿易部門競争力が海外対比で低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因になったとみられる。

第三に、雇用賃金面では、製造業から非製造業雇用シフトが生じたのと同時に、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、グローバル化の進展は、過去 25年間の大半の期間において、日本消費者物価継続的に下押しする要因として働いてきた。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により収益を確保してきた。

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1990 年代半ば以降、わが国で交易条件の悪化と実質為替レートの円安化が同時進行した背景について、Obstfeld (2010)は、貿易部門競争力・価格支配力低下や、中国との競争激化などを指摘している。

交易条件の変動は、家計可処分所得(実質)を通じて、個人消費(実質)に影響する。

日米欧の実質個人消費と実質可処分所得の成長率の長期トレンドをみると、両者はほぼ一致しているが、わが国は、交易条件悪化による負の所得効果により、実質個人消費の伸びが雇用報酬等の半分程度にとどまった(図表4)。

この点について、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化によって、わが国の国富海外流出GDI(Gross Domestic Income)の停滞―してきたことで個人消費長期間低迷してきたと指摘している

R&D や GVC 参加率の要因は、各国の生産性伸び率の相当部分を説明する。

また、国別にみると、米欧は特許知財や前方参加の押し上げ効果が大きい一方、わが国は後方参加の押し上げ効果が大きい。

これは、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きいことを示唆している。

本推計結果は、わが国では、革新的製品サービスグローバル提供する「プロダクト・イノベーション」よりも、製品効率よく生産する「プロセスイノベーション」の比率が高まってきたこととも整合的といえる

わが国企業労働生産性を、製造業大企業とそれ以外で比較すると、この25年間で両者の乖離幅は大きく拡大した(図表9)。

また、わが国製造業の輸出を、企業規模別にみても、その牽引役は主として大企業であり、中小企業からの輸出はほとんど伸びなかった(輸出売上高比率の変化<1998年2021年>:大企業13%→23%、中小企業2%→5%)

グローバル化進展の生産性へのプラスマイナス効果生産性上昇・競争激化等)は、最終的に企業収益に反映されると考えられる。

この点に関連し、Furusawa, Konishi and Tran (2020)は、グローバル化のもとで市場統合が進むと、高品質製品生産するトップ企業収益は大きく伸びる一方、そうでない企業は業績が悪化し、企業格差が拡大することを理論的に示している。

この点に関連し、わが国の企業収益企業規模別にみると、貿易型・大企業(FDI・輸出をともに行う企業)は、この25年間で経常利益率が20ポイント強上がった一方、非貿易型・中小企業の業績は数%ポイント程度しか改善しなかった(図表9右図)。

このように、グローバル化の進展は、企業収益企業格差拡大にも影響したこと示唆される。

米国では、1990年代半ばから2000年代前半にかけて、IT 関連財等での競争激化の影響から交易条件は下方にシフトしたとみられる。

また、1995 年以降の累積でみると、交易条件の下方シフトには、米国が一番大きく寄与している。

その他に含まれる一部新興国など、2010 年代以降、改善寄与した地域もあるが、対アジアでは、中国WTO加盟以降、同国や韓国台湾などとの競争激化で交易条件が緩やかに悪化している。

分析からも、わが国は海外との競争激化により、貿易部門競争力が相対的に低下したこと示唆される。

実質為替レートの変動は、短期的には生産性といったファンダメンタルズとの関連が薄いとされる(Miyamoto, Nguyen and Oh (2023))一方、長期的には―貿易部門の(海外との)生産性格差が影響するという――バラッサ・サミュエルソンBS効果整合的といわれている( Rogoff (1996)、Chinn and Johnston (1996)、Lothian and Taylor (2008)、Chong, Jorda and Taylor (2012))。

BS 効果とは、ある国で貿易部門の正の生産性ショックがあると、労働市場賃金が上がり、それにより非貿易部門物価海外よりも上がるため、当該国の実質為替レートが増価するという考え方である

わが国実質為替レートを長期で振り返ると、1980 年代からピークの1990年代半ばにかけては、わが国貿易部門生産性相対的に伸びたことやプラザ合意の影響もあり、円高が進んだ(図表 11 左図)(Rogoff (1996)、Ito (1997, 2005)、Ito and Hoshi (2020)、Yoshikawa (1990))。

一方、1995 年のピーから最近にかけては円安が進み、その背景にはわが国貿易部門競争力低下によって、「 逆バラッサ・サミュエルソン効果」が働いたと解釈されているIto (2022)、Ito and Hoshi (2020))。

この点を詳しくみるため、日米の貿易部門労働生産性比率と実質為替レートを比較すると、両者の関連が深いことが示唆される(図表11右図)。

また、日米2か国のDSGEモデル分析からも、ドル円の実質為替レートの最近までの推移は、BS効果メカニズムによってかなり説明できることが示されている(來住・法眼 (2024))。

わが国は、交易条件悪化の影響でGDIが伸び悩む一方、GNIはFDIの効果で伸びが高く、海外対比、これらの指標乖離が大きい(図表12)。

そのうえで、わが国のGDIについて、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化を起点に国内所得海外流出したことが、個人消費の長期停滞に繋がったことを指摘している。

わが国のFDIが増加傾向を辿るもと、企業はFDIで得た収益国内にどのように還流させているか経済への影響を考えるうえでは重要である

わが国企業の FDI 収益現地法人から配当等)は、海外展開のリスク念頭においた予備的貯蓄選好(Amess (2015)、Aoyagi and Ganelli (2017))や、担保需要17(Kang and Piao (2015)、IMF (2023a))などから半分程度が海外拠点内部留保(再投資収益)となっている(図表13左図)。

また、国内還流資金に関する企業アンケート結果をみると、その使途としては、研究開発・設備投資給与報酬が約2割を占めるものの、「分からない・その他」との回答が6割程度ある(図表13中図)。

この点に関連して、内閣府 (2023) は、海外から配当金などが国内設備投資賃金活用されていない点を課題と指摘している。

今後も人口減少により国内需要の増加が見込みにくい状況が続くとすると、企業には、海外需要を取り込みながら生産性を押し上げるインセンティブが働き続けると考えられる。

グローバル化は、限界費用の低下やGVCの深化等を通じて、先進国物価を押し下げてきたといわれている。

とりわけ、わが国の物価は、FDIの推進などから、輸入ペネトレーション比率(輸入額/総供給額)やGVCの後方参加率が高まったことで、海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))(図表 19 左図・中図)。

本コンファレンスの報告論文である福永・城戸・吹田 (2024)は、時系列手法を用いて、

グローバル化によるコスト低下圧力などを含む各種の海外ショックが、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年に日本銀行が導入した量的・質的金融緩和による物価押し上げ効果一定程度相殺したことや、

②その後これらの海外ショックが一転して物価の押し上げに大きく寄与していることなどを示している。

なお、海外ショックのわが国インフレ予想・名目賃金への影響や、金融政策を巡る詳しい議論についても同論文を参照されたい。

わが国では、多国籍企業が高い交渉力を持つ傾向にあり、近年の FDI 増加によって労働者交渉力が弱まったことが指摘されている(Dobbelaere and Kiyota (2018))。

また、わが国が人手不足でも賃金が上昇しにくかった背景として、Goodhart and Pradhan (2020)は、

不況時も雇用解雇せず労働時間を削減し続けたことや、

製造業からサービス業への労働の再配分が進み、労働者賃金交渉力が弱まったことを指摘している。

この点に関連して、わが国企業賃金マークダウンをみると、価格マークアップが縮小するもと、賃金マークダウンは大きく拡大しており、企業賃金交渉力の向上が示唆される(図表21左図・中図)。

これは、企業価格マークアップ縮小を、賃金マークダウンの拡大により相殺することで収益を確保してきたことを意味しており、わが国の労働分配率が米欧と比べ、長期的に安定してきた一因と考えられる(図表21右図(青木・高富・法眼 (2023))。

こうした価格マークアップの縮小と、賃金マークダウンの拡大は、わが国で物価賃金が長らく上がりにくかったことについて一つの整合的な解釈を与えている。

こうした傾向が生じる理論的背景について、Mertens (2022)は、所謂「レント・シェアリングモデル整合であると指摘している。

すなわち、同モデルによると、価格マークアップが小さい企業(縮小している企業)は、そこで発生した余剰を雇用者と分け合う結果、賃金マークダウンが大きい(拡大する)特徴がある。

これを踏まえると、わが国にでもこうしたメカニズムが働いてきた可能性がある。

グローバル化の影響は多岐にわたるもと、この四半世紀を振り返ると、わが国経済物価への影響の特徴は、以下の5つにまとめられる。

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による、生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化により、わが国貿易部門競争力が低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因となったとみられる。

第三に、雇用賃金面への影響をみると、熟練労働者への需要増や競争激化の影響もあり、製造業から非製造業雇用シフトが生じたほか、労働生産性相対的に低い非貿易部門における賃金が低迷する中、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、わが国の物価については、FDI の推進等で、輸入ペネトレーション比率やGVC の後方参加が高まったことなどから海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))。また、グローバル化進展の影響を含む海外要因が、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年以降の強力な金融緩和物価押し上げ効果一定程度相殺していた可能性が高い。ただし、足もとでは、これらの海外要因は一転して物価の押し上げ要因となっている(福永・城戸・吹田 (2024))。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により、収益を確保してきた。こうした調整メカニズムは、わが国の物価賃金が長らく上がりにくかったことについての1つの整合的な解釈といえる。

2022-03-28

anond:20220328125546

200020012002200320042005200620072008200920102011201220132014201520162017201820192020
Japan100.0 99.9 99.1 99.2 100.5 101.7 102.3 103.3 99.3 94.2 97.1 96.2 96.9 98.9 98.6 101.7 102.7 104.3 104.1 104.9 99.2
US100.0 99.7 100.0 101.1 104.2 106.8 109.4 109.0 105.2 102.6 105.3 105.8 108.3 109.2 112.0114.9 114.8 116.8 119.4 121.0 116.8

多少興味があったので、日本人貧乏になってるのか、アメリカと比べてみた。

一人当たりGNI消費者物価指数デフレートして、2000年が100の指数にした数値。データの出典は世銀

 

2020年日本が99.2なのは日本住民の平均的な所得は、2000年に比べて0.8%減っている」ということ。

2020年のUSが116.8なのはアメリカ住民の平均的な所得は、2000年に比べて16.8%増えている」ということ。

個人的には、思っていたよりも差は小さいと感じた。

2020-01-09

一人当たりGDPが増えても普通韓国人が豊かになれない理由

https://www.newsweekjapan.jp/kim_m/2020/01/gdp.php

一人当たりGDP先進国の目安となる3万ドル突破した韓国だが、豊かさの実感はなく幸福度も高くない。潤っているのは財閥グループや高所得層だけで、一般労働者はむしろ貧しくなっている>

韓国における2018年一人当たりGDP国内総生産国内で1年間に生産されたモノやサービス付加価値の合計額を人口で割ったもの)は31,370ドルと、ようやく3万ドルの壁を超えた。朝鮮戦争が終わった時点の1953年一人当たりGDPが66ドルであったことに比べると目覚ましい成長であり、2006年一人当たりGDPが2万ドルを超えてからわず12年での成果である。一方、2018年の一人当たりGNI国民総所得国民国内から1年間に得た所得の合計額を人口で割ったもの)も31,349ドルに達している(出所韓国統計ホームページMain Annual Indications(Bank of Korea, National Accounts」)。一人当たりGDPや一人当たりGNI3万ドル一般的に先進国入りの基準として認識されてきたので、韓国はようやく先進国の仲間入りを果たしたといえるだろう。しかしながら、なぜか国民所得増加をあまり実感していない。

その理由の一つとしてGDPの中には家計所得だけではなく、企業政府所得も含まれている点が挙げられる。つまりGDPから政府企業所得を引いて、税金社会保険料などの支出を除いた総所得人口で割った1人あたりの家計可処分所得(PGDI:Personal Gross Disposable Income)の1人あたりGDPに対する比率2017年現在55.7%で、2016年の56.2%より低下している。また、GDPの増加率が2000年から2017年の間に172%であったことに比べて、1人あたりの家計可処分所得の増加率は122%でGDPの増加率を下回っているGDPの中で家計所得が占める割合が高くないのが1人あたりGDPが増加しても、国民所得増加を実感しにくい一つの理由になっていると考えられる。

一方、韓国経済は貿易への依存度が高く、輸出額に占める大企業割合が高いことも一般国民所得の増加を実感できない一つの理由ではないかと思われる。例えば、2017年の対GDP貿易依存度は68.8%で、日本28.1%を大きく上回っている。さらに、企業数では0.9%に過ぎない大企業の輸出額が輸出総額に占める割合は66.3%(2017年)に達している。大企業で働いている労働者は輸出増加により企業利益が増えると、成果給が支給されるので、景気回復を実感しやすものの、輸出に占める割合が低い中小企業従事している労働者所得の増加を体験する可能性が低い。このような点を含めて、現在韓国社会は二極化が進んでいる。

GDPがうんたらかんたら、日本はもうすぐ韓国に追い抜かれるほげほげ

2018-10-07

消費税の代わりにふるさと納税枠で累進課税を増やしたらいかがでしょうか。

今やふるさと納税は、本来趣旨から外れてお礼合戦

返礼品がamazonギフト券ってもう訳ワカメ

しかしこの手の金券が大体額面の40~50%のバックになるので、

個別最適化では最良の手。

一方、まじめに地域のものを返礼品にしているところもある。

考え方はいいと思うのよ、ふるさと納税

制度設計ガバガバなだけで。

結果として、東京に集中した地方税地方に行くし、

返礼品分は消費されて、経済を回すことになるのだし。

なので、このふるさと納税を進めて消費納税としてしまうのはどうか。

増税分の枠を自治体指定して納税し、返礼を受けるという基本システムは残して

返礼品を自治体生産したものに限り、金券等は禁止する。

返礼品も定価が納税額の30%までになるよう抑える。

等、地域創生と消費が健全に回るルール明確化する。

審査必須にすると無駄なので、罰則性とし、ルールを破れば自治体厳罰

事前確認をしたければ、確認する機関は用意する。

ググると、消費税1%あたりの年間推定税収は2兆億円って書いていた。

真偽は知らん。

てことは、2%で4兆だ。

ググると、2017年GNI国民総所得) は5,764,751百万ドルだって

真偽は知らん。

ざっくり1ドル110円換算で634,122,610百万円≒634兆円と。

GNIのうち5%位を累進課税調達すると、32兆円位。

この納税金額はほっとけば、国のポケットに。

ふるさと納税すれば、その分還付。

ふるさと納税が現状どれくらいの割合で使われているか知らないけど、

2017年ふるさと納税は3,653億円だって

 枠に対しての割合計算が面倒そうなのであきらめた。)

仮に1割がふるさと納税をしなければ、政府に3.2兆収入

返礼品を各自治体が30%いっぱいまで設定したとして

残る29兆に返礼品に加えて手数料とか人件費を差っ引いて60%が残るとして、

約18兆は地方にばら撒くことができる。

そして、11兆ほどは確実に消費され、経済が回る、という妄想

上記経済知識ゼロの私の妄想だけど、パラメータ調整で良い感じになるのではないでしょうか。

消費税平等な税だって言うけど、平等なのは徴収金額であってそこに個々の収入は加味していない。

高収入者ほど結果的負担が少なく低収入者ほど負担が高くのなるのは事実から

累進課税を上げて、トリクルダウン的な施策をしないのかなぁ、、、しないんだろうな、、、。

権力者お金持ちだもんね。

2017-05-03

漢文廃止より経済学頭文字廃止しろ

GDPなんてコソセでいいじゃん

GNIはコソショ

そっちのがわかりやす

2013-06-06

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL050LJ_V00C13A6000000/

所得倍増計画きたでー

首相、1人あたり国民総所得10年後に150万円増やす

というわけで、今のGNIは300万ぐらいなので、大雑把に収入が1.5倍近くになる。計算

ということは(構造改革無き、金融政策だけでこれを実現する場合物価も1.5倍になると思われ 10年で50%のインフレ目標ということですね。

 

おそらくですが、物価スライドシフトするので、なんだろう。借金している人には朗報ですが、貯蓄している人には悲報ですね。

それにしても50%のインフレ目標とか・・・ また、先送りなんでしょうか?

 

大切なこと数字(How much)ではありません。HOW to do どうやってそれを達成するかです。

※まぁ、所得が増えない人もいるかもしれませんので・・・なんだろう。あんまり庶民には関係ない話ですねぇ。

所得倍増計画はもう1度やっていて、それがどうなるか?(借金を生んだり・物価が上がったり・消費税が上がったり)というデメリットがすでにわかっているので、そのデメリットに対する処方箋を待ちたいものです。

2013-04-06

総額だけで比較するのでは不十分と思い

http://anond.hatelabo.jp/20130405100629

ソース: 世界銀行 - 2011」の人口で割ってみました。

救援金人口1人あたりの額
台湾赤十字組織670000000023,061,689290.525
スイス19000000007,907,000240.293
香港支部16000000007,071,600226.257
ハワイ日米協会2300000001,392,313165.193
シンガポール赤十字社6500000005,183,700125.393
カナダ赤十字社400000000034,482,779116.000
オーストラリア210000000022,620,60092.836
アメリカ赤十字社23000000000313,914,04073.268
大韓赤十字社290000000049,779,00058.257
オランダ赤十字社75000000016,696,00044.921
ドイツ赤十字社330000000081,726,00040.379
イギリス180000000062,641,00028.735
フランス180000000065,436,55227.508
セルビア赤十字社1900000007,261,00026.167
タイ赤十字社74000000069,518,55510.645
スペイン赤十字社40000000046,235,0008.651
ベトナム赤十字社60000000087,840,0006.831
マレーシア赤新月社17000000028,859,1545.891
中国紅十字会9000000001,344,130,0000.670

他にも、為替レートとかGDPGNPGNIからの比率とか、その国での赤十字社組織力とか、いろいろ考える要素は、あると思います

2009-07-29

日本の一人あたりGNI世界一にする?

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090729-OYT1T00037.htm

「10年以内に1人あたりの国民所得世界トップに引き上げる」とか書いてあるけど、

日本国民所得は39000ドルで一位のルクセンブルクは66000ドルだから10年間で今の一位の額にするには毎年7%の成長が必要。ルクセンブルクも数%ずつ成長すること考えたら追い越すには高度成長期並みの1割近くの成長率が必要なはず。にもかかわらず家計の可処分所得は10年間で百万増やすとかどういう風につじつま合わせてるんだろ?たった百万じゃどう考えても達成できないだろ。それとも1ドル50円とか大幅な円高にするつもりなんだろうか?あるいはデフレで名目では百万円しか増えないが実質では7割増やすとか?国民所得7割増えても税金がそれ以上に増えるから可処分所得は百万しか増えないとか?あるいは増加分の大半は企業所得の増加だから家計は百万しか増えないだったり?

2008-11-11

http://anond.hatelabo.jp/20081111022918

日本GDP内需が8割以上を占めていると聞いたが

国内総生産なんだからある程度内需だろ。ねえ、ここ笑う所?

外需依存という場合、GNPとかGNIじゃないと。

輸出企業の大半が現地工場とか持ってるから、GDPじゃあそれが含まれないし。

 
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