はてなキーワード: 罰ゲームとは
主に精神的な暴力に見舞われていた。「キモい」腐るほど聞いた言葉だと思う。
よく「キモい」と言われていた。実際鏡を見ると肌がキモかった。どうしようもないなと小学校2年にして思った。悟ったような心地だった。どうしようもないのでどうしようもないとしか思わなかった。
だが人にいじめられるのは辛かった。
でもそれよりも辛いことがあると知った。
ある時気付いたが、俺は何もしてなくとも、俺の存在がアンタッチャブルになっていると知った。俺の机や椅子が病原菌の発生源扱いされているのだ。『気持ち悪いのが移る』といった、菌が移るとか、放射能が移るとか、そういった扱いだ。
いつのまにか俺自身が罰ゲームの道具と化していた。同級生が遊びで罰ゲームの流れになった時に、罰の度合いによって、俺の椅子を触る、俺の机を触る、俺の頭部を触るというふうに設定されていた。俺と握手をするといったものもあった。俺と握手をすることは、それだけで極めて罰ゲームの対象になるほどの扱いだったらしい。とにかく、俺個人だけが他人と接することは罰に値する行為と設定されていた。
懐かしい話。
小学校給食の時、俺に絶対に配膳をしないで欲しいと頼まれたことがある。私がやるから!と。
同級生の転校見送りで全員と握手。俺だけ飛ばされた。
席替えの時、俺と隣の席になっただけで泣いた女子がいた。俺の席は地雷扱い。とても悲しかったが、俺よりも泣いている女子が被害者扱いされていた。○○ちゃんを泣かすなと言われた。なんだか自分が犯罪でもしたような気持ちになり、謝った。
林間学校。同じく略。
中学に入ると更に悪化した。ニキビが酷い。もうどうしようもないので諦めることにした。
ちゃんと洗顔してるの?などと言われたり、不潔にしてると嫌われるよ?と説教されたりしたが、説明すら面倒なので、他人との関わりは事務的に対処することにした。
小学校の頃は泣くこともあったが、それはなくなった。「キモい奴」の感情は、それがどんなものであっても、須らくキモいと扱われることを学習した。泣いても誰も慰めてくれるわけではないのだ。「うわ、泣いてるよキモーイ」という言葉は飛んでくる。泣いたとき、誰かに慰めてもらい、誰かに甘えることができるのは、泣き顔のかわいい子供だけに与えられた特権だ。かわいいは正義。
高校の時にネットを始め、その時既にあやしいは現役ではなかったが、油日記(復刻版)を発見した。俺の虐められ方とは違ったし、創作だが、同調した。その後2chに行き着き、喪板などを読んだ。わりと面白く、同胞感を得た。
基本的に話したことは「一般人」の世界観に沿って理解されると学習した。
こういった経験がある。
自分は彼女が欲しいなどと他人に表明したことは一度もないのだが、何故か「つまりさあ、彼女欲しいんだろ?それならもう少し清潔な格好をしろよ!それくらいしないのに彼女が欲しいと考えるのは甘えだろ!くどくど・・・」と説教された覚えがある。
意味が分からない。はじめの「つまり」は、何がつまりだったのか今も理解出来ない。
他にも「それオナニーのしすぎでしょ? エロゲ? もう少し運動したほうがいいよ 汗かくと肌の調子良くなるって知ってる?」
皮膚炎が故に面倒なので、オナニーとか殆どしないんだが。下手に汗をかくと悪化するんだが。ちなみにオタ趣味も特にない。
ここまで来るともうどうしようもない。そもそも思ってないことを俺が思ってるかのごとく決めつけて説教してくるわけなので、反論すらできない。反論しても「自分のことを隠すのはよくないぞ!友達が出来ないのは自分から拒絶してるからだよ!」と、ズレた説教をされるので、もはや相互理解不能であるとして諦めることにした。
大学に上がる頃には最早、人と接する場合は出来るだけ機械的事務的に接する癖がついていた。情緒的交流を行うと、キモがられると理解したから。キモいやつが「人間らしく」話しかけるとキモがられるんだ。経験則である。だから機械的事務的な交流に徹していた。もちろん打ち解けたいとかいう欲求はあった。でも、無理だから。ずっとキモがられて拒絶されてたから、諦念。実現不能な欲求は消すに限る。
で、俺は出来るだけ全般的に対人交流では機械的事務的に接していた。その中で事務的な理由で同学年女性と交流する必要が出てきた。それで事務的に交流をしていた。
その後数カ月したある時に女性の友人に話しかけられた。「下心」を持って○○さんに接するなと。嫌がっている。貴方に個人的好意は持ってないし、もっと言えば生理的に気持ち悪い、と。これ以上するならセクハラでもあるから気をつけて欲しい、と。
・・・は?となった。意味が分からない。俺は、出来るだけ、機械的、事務的に、接してたつもりなんだが。当然俺だって人間なので、感情的な部分が透けて見えることもあるだろうが、だが、一連の事務処理の流れの中でのみの対人交流だったはずだ。
弁明はしようと思ったが、「またか」という思いが強く、即諦めた。どうせこのタイプの「勘違い」をされたら、弁明不可能なのだから。そもそも無い下心でも、そんなものは無かったですと言った所で、もっと本心を認めろよ!自分のことを隠すな!とクソ下らない説教をされる経験が頭を過ぎった。
「下心」が見え透いていたらしくて申し訳ないね。自分は下心どころか、ほとんど、誰かに「本心」を表明しようとした覚えすら無かったつもりですが。その「本心」も、「セックスしたい」といった類ではなくて「もういい加減に誰か助けてくれないか」というものなのだけども。
セックス欲求は殆ど無い。ある欲求といえばただ。人並みに人と接し、出来るならむしろ、子供の時に、いじめられてた時に歳相応に人に慰めてもらい、もっと言えば甘えたりしたかった。それくらいである。
大学はやめようと考えたが、既に3年次だったしやめなかった。ここまで事が重なると人間、耐性が付くものだなと思った。
就職は女性との関わりが少ない職場となった。非定型発達的な気質を感じる職場で、その後はいくらか楽だった。今まで俺を容姿で差別してきた人間は主に女性だった。ただ、女性でも自閉症圏に属するような雰囲気を醸し出す個人には差別されなかった。推測だが男性より女性のほうが、特に対人コミュニケーションに長けた女性ほど、生理的に受け付けない人間への嫌悪感が強く、またそれを社会的に排除することに抵抗が無いのではと考えている。男性では女性に対して積極的“女性にやさしい”ほうが露骨に差別的だった。
しかしセクハラとはいうが。懐かしいな。小学校での、あの罰ゲームにそっくりだ。
俺はその時もまた加害者として扱われてたんだろう。だが俺は何の被害によって傷ついているんだろうな。俺の被害は誰も恢復してくれない。被害とすら扱われていないし、俺は常に加害者の地位に押し込まれている。
生理的にムリで申し訳ない。“俺が加害者“で悪かった。キモい、近寄らないで、と思わせてしまったなら謝るよ。
この社会では、人にキモいと思わせる雰囲気があったことが、存在するだけでセクハラでスティグマに値するんだろう。
生まれてきて悪かったね。
いや、生まれた時代が悪かったのか。
macの一番良いところって、オシャレ感じゃなくて、linux的なシステム構成とwindows的なきちんとした会社が作ってるOSという安心感と洗練されたインターフェース(≒オシャレ感)が共存してるところだと思う。
linuxは基本的に便利なんだけど(最近のubuntuとかほぼmacみたいなもんだし)、やっぱり「多少うまく行かないことがあっても許してね」感があるし、
windowsはその辺しっかりしてる一方で背景のシステム構成がグロテスク過ぎて開発環境整えるだけで罰ゲームみたいになったりする。
macはそれらを(当然不満もあるけど)絶妙なバランスで両立してる上にインターフェースも良いというのが素晴らしいところだと思う。
うちの兄貴がよくあるIT成金の1人なのだが、この前あったときに「兄貴は寄付とかしないの?」みたいな話をしたときに、日本の金持ちが多額の寄付をしたり金持ち増税を主張したりしない理由がわかった気がしたので、ここに書く。まあ参考例が兄貴とその経営者仲間だけなので、一般論として語るには無理がある気がしないでもないが、参考になれば。
ノブレス・オブリージュとかあるんじゃないの的なことを聞いた返答がこれ。直訳すると「高貴なる者の義務」なんだから、「高貴」じゃないオレとか関係なくない?と。逆に日本で「高貴」なのはどういう人かと聞くと、官僚、政治家、大企業の経営陣、大学教授、医者とかとのこと。ネット企業の社長が「高貴」とかギャグかよ、と。
これ、ワタシ的には凄く腑に落ちた。もちろん普通に考えると「お金持ち」ってのはそれだけで現代に適用したところの「ノブレス」に該当するんだろうけど、確かにネット企業の社長(たとえばGREEとかMixiとかドワンゴとか)が、「ノブレス」かっていうと、本人たちもあまりそう思ってないような気がするし、確かに世間もあんまりそう思ってない気がする。ちなみにうちの兄貴は「オレは金持ってるだけの庶民だ」と言っていた。
まあネット自体がまだまだ世間から少なからず偏見の目で見られてるってのもあるけど、確かに富豪が多い業界:ITとかパチンコとか消費者金融とか健康食品とか、いくらお金を持っていても「ノブレス」とは思われない気がする。逆に医者とか官僚とかは、年収1000万なくてもなんとなく「ノブレス」なイメージあるし。職業の"貴賎"と、収入・資産の乖離。
うちの兄貴とか、ワタシから見れば10億以上も資産持ってて、明らかに「成功者」だと思うんだけど、なんだろう確かにどことなく卑屈なところがある気がする。本人の中の価値観的に、医者や官僚になった同級生とかと比べて"賎"だと思ってるような。だからか知らないけど、寄付したりとか社会貢献とか、自分の仕事だとは思ってないみたい。従業員や取引先を大切にする的なところでの利他的なモラルは結構あるみたいだけど。
アメリカで暮らしたことないんで、アメリカについて詳しく知ってるわけじゃないが、アメリカは価値観が多様すぎるので、共通の価値観としての「貴賎」は収入・資産の多寡がベースになっている的なところがあるらしい。このシステムだと、金持ちの社会貢献意識がすっごく強くなるから、結構うまく回る気がする。ただ逆に、収入は低いけど社会的に必要な職種については、結構モラル的にまずいことになりそうだけど。
ヨーロッパの場合、こっちも詳しく知らないwけど、こっちはそもそもの階級がはっきりしていて、上の方の階級じゃないとそもそも金持ちになれる可能性が低ければ、やっぱり「貴賎」と収入の多寡は一致する。ただこっちはこっちで下の方の階級がやばいことになりそうだけど。
日本は・・・、うーん、どうすりゃいいんだろうね。アメリカみたいに収入の多寡をベースに「貴賎」を再定義すると、やっぱり労働強度の割に収入の低いセクターが崩壊する気がするなあ。ヨーロッパ式は論外だし。「貴賎」はとりあえず無視して、強制的に高税率かけて再分配するって手もあるけど、上述したように、日本の金持ちってそれに耐えられるような自尊心みたいのないと思うんだよなあ。別に日本は高所得者の税金低くないしね(源泉分離以外)。
少なくともうちの兄貴は、税金に関しては「何の罰ゲームだよ」くらいの被害意識持ってるし、積極的に寄付したり多く納税したりとか、絶対やんねーだろーな。まあかといって海外出て稼げるかっつーと、微妙だから、ふてくされて徹底的に節税やりまくって愚痴いいながら、国内に残りそうだけど。
たぶん一番いいのは、収入・資産の多寡に限らず寄付・社会貢献文化をつくることで、庶民でも社会貢献が普通なら、「金持ってる庶民」はもっと貢献すると思うんだよね。これまた伝聞情報だけど、アメリカって共和党のメイン支持層のロウアーミドルあたりの人たちの寄付っぷりハンパないらしいじゃないですか。年収300万とかなのに、毎月5万とか寄付したりするとか。そういう文化があると、「金持ってる庶民」たる大富豪とか、そりゃ兆円単位で寄付するわなって話ですよ。
フーンって感じだった。
20代真ん中。
愛があるかどうかはともかく、最低限のセックス相手には困ってない。
出張先で暇でしょうがないので、風呂も入りたかったし行ってみた。
ネットで見る限り女の子はそこそこかわいいけど、どれくらい修正されてるのかも興味あった。
俺だってマグロになりたいので、「サービスいい娘」でお願いしてみた。
待ち合わせ場所には明らかに修正前の女の子。俺基準で中の下くらい。エッチするだけなら余裕。同じくらいの歳。20くらいの子がきてもなんか困るのでまあよかったかな。
ていうか外で待ち合わせが、明らかにバレバレでなかなか罰ゲームっぽかった。
胸は大きかったけど、体全体的に、そろそろぽっちゃりでは言い訳できない程度にゆるい感じ。
風俗初めてなので、素直に初めてなのでよろしくと挨拶。「まかせてーなんにもしなくていいよ」だって。
雑談で時間つぶれまくって風呂のお湯あふれまくり。さすがプロ意識ないなー
ちなみに太いのでみんな苦しがるけど歯も立てずやってくれた。終わってから「若いときだったらしんどいって拒否ってた」だって。
1万でこれかーって感じ。
もちろん値段なりというのはわかってる。まあ、まじでチェンジしろやみたいのがこなかったのでよかったのかな?
でもさすがに、セフレと美味い飯食ってその子の部屋で一晩たっぷりやったほうがはるかにコストパフォーマンスいい罠。
メリットといえば、後腐れないことかな?
まあいずれにしろ、1万払ってこれなら、美味い寿司でも食ったほうがいいのは間違いないね。
でも値段なり的にもっといいサービスも体験してみるのはしてみたいから、またそのうち気が向いたらもうちょっと高いとこいくかも。
しかし、農家の出の俺がアドヴァイスしてやろう。よーく聞いとけ。
基本的に、そーいう家の女ってのはだな、長男の嫁以外に人権が与えられない。いや、長男のヨメでも相当怪しい。
これ重要、赤線引いとけ。農家ってのは世界人権宣言に批准してない。マジ土民。
その上、「マトモに稼げない実家パラサイトのダンナにくっついてきた嫁」なんて、最早人類として遇されない。
俺から見ると、「三男に農家の実家」ってのは超ヤヴァイレベルの粗大ゴミだが、
そこにあなたが出向けば、あなたは「生きてるだけで害悪」レベルの有害ゴミとして遇されることは確定的に明らか。
そりゃ、もちろん例外はある。どっかに例外はあるかもわからん。俺の世界ももちろん狭い。
しかし、俺が飛び出して来た農村コミュニティというのは概してそーいうモノだった。周囲から聞いた話も概してそうだった。
そんな俺の経験に即して。
「農家の三男(稼ぎナシ、主夫)」の実家に嫁入りなんて、人生賭けた罰ゲームはマジやめとけ。
人として愛したならばセックスできるはず
人として愛する=セックスではないよ。
異性愛者でセックスレスだったり、セックスに重点を置かない愛しかただってある。
もっと細かく言うなら同性愛者が全員セックスできるなんて思ったら大間違いだ。
それを踏まえた上で「セックスしたい」気持ちを持てる「同性の相手」がいない人間に
同性とのセックスを想像して気持ち悪いかなんて愚問でしかない。
「同性だけどこいつとならセックスしてみたい/みてもいいイケメン/美女」を上げる方がずっと楽だし
君が何の注釈も無く「腐女子」と言ったから語義語源の通りに取っただけなのに逆ギレされても困る。
広義の意味で用いたいなら君がそのように但し書きをすればよかっただけだろ。
参考http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%90%E5%A5%B3%E5%AD%90
そして広義の意味で用いたとして、
俺の言ってるのは
「問題のサイコロ授業を楽しんだり拒絶したりするかの分かれ目が
ホモ鑑賞嗜好の有る無しと関連している、というのには疑問」
であるから、狭義でも広義でもあまり問題ではない。
クラスメートが男同士で罰ゲームを受けてるのを見て楽しむにしろ拒否感を示すにしろ
それがモーホー趣味として楽しまれた・拒絶された、という断言に異議を呈している。
なんでそうなる?日本語読めるなら導かれる結論は逆だろう。
「自身の性的魅力に自信の無い人間が性的な要素のある遊戯に拒否感を示す(ていうかそういう場で落ち着いていられる余裕を持たない)」。
そこから「じゃあ文句言ってるの全員ブスだって言うのかー」という揚げ足取りなら予想しておいたけど
君の読解は話の方向がまるっきり逆になってて何をどう読んだのかわからん。
人は見た目で判断される。
それを確信した。
中学生くらいから、自分のことをものすっごいブサイクだと思っていた。
肌は汚いし、目は小さいし、全体がのっぺりして、丸顔で太って見えるし、髪の毛はゴワゴワ。
理由はいろいろある。
実妹が某モデルにそっくりの美人で、ずっと比較されていたこと。
化粧が濃いだけなブスでビッチな同級生に、好きな人を奪われたこと二回。
自分の中ではスキンケアやメイクも努力していたつもりだけど、いいことなんて一つもなかった。
コンプレックスが根強すぎて、ふとした瞬間に、なんで自分はこんなにブスなんだと一晩中泣いていた事もしばしば。
彼氏は事実、私の性格が好きで付き合っていると言ってくれている。
そんな私だけど、無事就活が終わったので、バーテンダーとして働き始めた。
夜の商売ということで化粧を濃くしろと言われた。
つけまつげをしたら、まぁ一応ギャルっぽくはなったけど、当然のっぺりのまま。
化粧カウンターでBAさんに化粧してもらってものっぺりなのだ。
と、上の流れを簡単にアハハハなんて笑いながら話してたら、常連の水商売のお姉さんが、
「いや、●●ちゃんの顔はすごい化ける」
と、真剣な顔で言い出し、その場で手持ちのメイク道具で化粧を始めた。
アイプチをして、今までにない太さでアイラインを引いて、濃い色のアイシャドウを厚めに塗って、眉の形を変えた。
私の顔は、別人の顔になった。
まぁそれでも土台が土台だから、改善って程度だろwwwと思うようにして、調子に乗らないようにしてた。
けど、化粧変えてから、明らかに周りの反応が変わった。
客に口説かれまくる。
一ヶ月程度の間に、五回ナンパされる。
久々に会った友人に、なんか大人っぽい!と絶賛される。
小さい頃から、美人に生まれていたらリア充生活で人生薔薇色なんだろうなーと妄想していた。
うまく化粧をすると、元が童顔で暗い髪色なのも相まって、清楚系美人になった。
リア充も、今までガリ勉扱いでpgrしてたくせに、馴れ馴れしく話しかけてきやがって。
特に男が嫌いになっていく。
なんであいつら体裁とプライドとセックスのことしか考えてないんだ。
相手が可愛いと、あからさまに優しくなる。
顔でもてはやされても、くっだらねぇーとしか思えないしね。
顔で得るものは、益より損のほうが多い。
今まで顔の分、性格と頭と根性を磨いてきたけど、その評価の方が気持ちがいい。
で、信頼感がどんどん増しているのが彼氏だ。
化粧が上手くなってから「可愛くなったね」と言ってくれるけど、今も変わらず、性格が一番好きだと言ってくれている。
人間は、見た目で判断される。
だけど、今までコツコツと築いてきた能力の方が、大事だって事に気づいた。
ドッキリ?
罰ゲーム?
と疑ったが、どうやらマジらしい。
んん、どこから話したものか……。
とりあえず俺とレイの紹介な。
・ 俺=24歳/童貞/現在休職中(身体壊してドクターストップ)/好きな食べ物はラーメン。
・レイ=中学生/女の子/身長低い/黒髪/好きな食べ物は……なんだろ、飴はよく食べているけど。
レイはうちの裏の家に住む女の子で、2年くらい前に引っ越してきたのね。
レイ一家とは最初は近所付き合いもそこそこで、それほど親しくなかったんだけど、
俺がこの春から休職モードに入って暇になったものだから、なんか流れでレイの家庭教師をすることに。
で、おとなしくて、こっちから話しかけないと何も喋らない子。
俺もおとなしいほうだから、家庭教師の初日はお互い挨拶したあと、
「わからないトコあったら言ってね」とは言ったんだけど、
レイも質問しづらかったみたい。
毎週2日・2時間くらい勉強を見て……俺とレイは少しずつ話すようになった。
ちなみにレイの母は夕方6時過ぎまでパートでいないから、家の中はいつも二人きり。
緊張しないっつったら嘘だけど、あまり意識していなかった。
5月のある日。
勉強を終えた後--レイがジグソーパズルを持ってきた。300ピースの。
「やりませんか」と言われて、俺はええよええよと頷いた。
レイの母が帰ってくるまでやることになって、
パズルしながら色々話すようになった。
「パズル好きなの?」
「はい」
「絵柄はレイが(選んだの)?」
「この前……買いました」
「へー、わちいいよねわち」
『わち』ってのはわちふぃーるどのことな。
「わちふぃーるど知っているんですか?」
「うん。絵描いたことがある。随分前に」
「それ見たいです」
「いや、もうないと思うよ。学生の頃だし」
「ていうか増田さんって絵描くんですか」
「あれ? 言ってなかったっけか。絵好きでしょっちゅう描いてるって」
「初耳です」
「そっか。や、ぶっちゃけレイが勉強している間も、こっそり描いたりしてたんだけど」
「マジですか」
「マジっす」
とか。
話しつつパズルで遊んでたら、レイの母が帰ってきてその日は終了。
次の家庭教師の日。
この前のやりかけのやつで--
「ん、これ途中のまま?」
「一緒にやるって言ったから……」
「ああ、ごめん」
正直、ちょっと嬉しかった。
300ピースといっても結構すぐ作れちゃうもので。
「完成」
「いや~なんか達成感あるね」
「額持ってきます」
「あ、入れるん? 糊付けはいいの?」
「そのまま入れます」
額に入れてみると、凄く綺麗っていうか雰囲気出るのね。少し感動。
次の家庭教師の日。
「え? これ……え?」
「今度これ……やります」
「うん。じゃあ、やろうか」
ちょっと戸惑ったけど、
パズル嫌いじゃないから2作目に取り組むことにした。
……とまあ、そんなふうに勉強後パズルで遊ぶようになってしばらくして。
一昨日のことだった。
レイが急に立ち上がったのね。
そして--
「増田さん! あのですね、増田さんのこと好きなんですけど、私!」
と早口で言われて、俺は呆然となった。
レイは顔真っ赤で唇噛んでるし、俺はいきなり言われて動揺していた。
数秒後に俺が「あー、えーと……ええ? あれえ?」としどろもどろになっていると、
レイは台所のほうに行ってしまい……。
(どうしよう)(ていうか今のマジ告白だよな)(どうしよう)(どうするってどうしようもねーよ)
(だって中学生だろ。レイ)(俺は童貞だしな)(いや、そこは問題じゃないんじゃ)(童貞はある意味問題だろ)
(真剣に考えろよおい)(でもレイのこと、今までそういうふうに見てなかったじゃん)(そうだけど……そうだけどさ)
(レイ相当いい子だよ?)(だーかーらー、まずいってば。中学生だっつってんの)(わかってるよ、ちょっと黙れお前)
(聞かなかったことにすれば?)(は?)(それひどくない?)(紳士の行動だろ)(ここでおーけーしちゃったら問題だって)
(ロリコン乙だよなぁ)(え? やっぱレイと付き合ったらロリコンになるの?)(なるだろ、しっかりしろよ)
(てめーいくつだと思ってんだよ)(25歳?)(だろ。アウトだよアウト)(考えろォ! 考えろォォォオオ!)(うるせえって)
(とりあえず)(うん?)(やんわりと断る方向で)(いやいや、それはねーだろ)(アホか)(そもそもどう思ってるの?)
(レイのこと好きだよな?)(うん。たぶん)(たぶんって何だよ)(はっきりしろ)(恋愛に対して臆病になってるもんね)
(ああ? まだ引きずってんのかよ)(もういいだろアレは)(でも)(でもじゃねーよ)(終わってるんだよ)(fin.)(うざ)
(マジな話、そんなんじゃいつまでたっても次に行けないよ?)(わかってるよ。それでも俺は……)(臆病チキン)(やれやれ)
タオルで口のあたりを隠しながら。
「あの、大丈夫?」
何が大丈夫なのかわからなかったけれど、訊いてみた。
レイは小さく頷いた。
「あの、俺さ……」
「はい」
「もう帰るわ」
そのとき、レイの表情が翳っていくのが見えた。
それを観て焦った俺は次の通り自爆する。
「いや、あの、俺はレイのこと好きだよ」
「……」
「うん、好き。好きだ」
「…………」
……あっれえ? 何言っちゃってんの俺。さっきの脳内会議なんだったの?
とテンパりながら俺は立ち上がった。
「今日もう帰るね。俺」
そして俺は逃げるようにレイの家をあとにした。
つってもうちはすぐ目の前なんだけどさ。
はい。
以上っす。
長々とごめんね。
まあ、たまにはだらだら長いものがあってもええでしょ、と開き直ってみる。いや、ホントすみませんすみません。
さあて。
そんじゃ。