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はてなキーワード: 綿の国星とは

2023-07-07

anond:20230706151026

投稿? 何ヶ月か前にも見た気がする

猫好きは『綿の国星』でも読んどけ。あっちは名作だからていうのが見覚えある

何度か同じ主張をしている増田がいるのだろうか

2023-07-06

夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください

SF小説好き1480名に聞いた「絶対に読んどけ」っていうSF小説ランキング、という記事話題だ。

ホコリの被った旧作(「古典」ではない)ばかり挙げられていて本当に辟易する。

SFアイデアの新奇性、センス・オブ・ワンダー重要なのであって、

さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない(ギブスンやディックも同様)。

そしてこういう「オススメSF」の話題になると必ず出てくるので『夏への扉』を薦めてくるやつだ。

はっきり言えるが『夏への扉』を薦めるやつは見る目がなく、センスに欠けていて、信用できないってことだ。

私もその手合いに騙されて、貴重な時間無駄にしてしまった。

夏への扉』は読まなくて結構。今からその理由を端的に3つ述べる。

 

夏への扉』は決して猫小説ではない。

夏への扉』は猫好きなら読んでおくべき、みたいな薦め方もされる。

読んでみて驚いたのだが、これはまったくもって猫小説ではない。

なぜなら猫はストーリーの本筋とまるで関係いからだ。

夏への扉』は共同経営者に裏切られた主人公が、

冷凍睡眠未来ジャンプして復讐を果たそうとする話だ。

では、猫は何なのかというと、主人公が猫を飼っていて、たまに触れられる程度。

一緒に行動するし、『夏への扉』というタイトルは猫の行動から来ているが、

猫が作品テーマだったり、猫の行動が何かストーリーに影響を与えるわけでもない。

ただの添え物であり、これを「猫小説」だと思ってしまうやつは、どうかしている。

最近、『世界から猫が消えたなら』という小説20万部?かそのぐらい売れていたが、

これもとんでもない愚作で、主人公消失物について浅い思弁を展開するだけの小説とはいえない代物だった。

どうやら世の中には猫が出ていればほかはどうでもいい連中がいるようだ。

猫好きは『綿の国星』でも読みなさい。こっちは掛け値なしの名作です。

 

プロット杜撰すぎる

主人公復讐を果たすために未来に行くのだが、

しかし、想像した未来と違い、不可解な点が散見されるので、

その理由を正すために過去へと舞い戻ることになる。

主人公未来にきたのは「冷凍睡眠」によってなので、過去に戻ることはできない。

じゃあ、どうやって戻るのか・・・というのが肝になるはずだが、『夏への扉』は驚くべき処理をする。

たまたま未来世界で知り合った男が、たまたま時間旅行を研究しているマッドサイエンティストと知り合いなのだ

そして、マッドサイエンティストを紹介してもらって過去に戻る・・・なんじゃそりゃ?

ほかのも「たまたま」で処理される部分はいくつかある。たまたま通りがかったとか、たまたま見逃した・・・とか。

それに未来過去へと行ったり来たりするが、そこでタイムトラベルらしい伏線を張ったり、解消したりということはない。

例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なら、「過去でのあの行動が未来にこう生きてくるのか!」という驚きがあるが、

夏への扉』では一切そういうのはない。時間移動というより、単なる舞台移動にしかすぎないのだ。

夏への扉』はタイムトラベルものとしても優れていない。プロット杜撰復讐ものなのだ

 

ロマンスご都合主義すぎる

夏への扉』のなかにヒロインと呼べる人物がいて、

最後はそのヒロインと結ばれて物語は終わる。

夏への扉』において、それは一緒に会社を興した男の義理の娘だ。

このヒロインは幼い頃に主人公なついていて、未来世界主人公と結ばれる。

仲のいい少女がずっと思っていてくれて、未来で結ばれる、というロリコン白昼夢のような展開だ。

しかし、それでも合理的説明がなされていてれば文句はない。

ヒロインがなぜ主人公なついているのか、なぜずっと主人公を思っていてくれてるのか(何十年も!)、その説明がなされればいい。

だが、驚くことにそこら辺の理由が一切説明されない。

ヒロイン理由なく主人公なついていて、理由なくずっと待っていてくれるのだ。

これをご都合主義と呼ばずしてなんと呼ぶ。私は読み終わって背筋が凍った。

こんな展開を「感動のラブストーリー」だと思っているやつもいるようで、SFファンはどうりでモテないはずだと合点がいった。

 

聞けば、海外では『夏への扉』の評価は決して高くない。

オールタイムベストの類では上位には入ってこないという。

夏への扉』が人気なのは日本特有ことなのだ。それを知ってはは~んと納得がいった。

夏への扉』はJ-POP歌詞みたいなものなのだ

中身はないが、何だか心地よい。日本にはそういうものに騙されるやつが多い。

なんていったって『負けないで』みたいな中身空っぽな歌がミリオンになる国だもんな!

『負けないで』に励まされるやつってどんだけ寂しい人生を送っているんだろう。可哀想だ。

うん、おれも仕事がつらいときたまたまラジオから流れてきて、泣きそうになっちゃったけどな。

お前ら、他人評価に惑わされるんじゃねえぞ。お前にとって何が面白いのか、知っているのはお前だけだ。

2023-06-26

anond:20230624221212

中1までは本気で日本電車とは中央線北海道から九州まで繋がってるもんだと思ってた。乗り換えという行為意味が謎だった。

綿の国星」でチビ猫が三鷹の先は世界の果てみたいな想像をしてたシーンを思い出した。

2022-06-29

はてなー!!自分の好みのタイプ漫画全部書くからお薦めしてくれ!!

https://anond.hatelabo.jp/20220630040756

ブコメ信書きました!沢山おすすめしていただいてありがとうございます

知らないのも多くて嬉しい

 好きな漫画探しても既読か知ってるか読んでも微妙以外が3%しかない!助けて!!

自分の好みど真ん中のやつ

アタゴオルシリーズ

テガミバチ

図書館の大魔術師

・107号室通信

香魚子さんの短編

・週刊少年ガール

キーワードにするとすこしふしぎ日常物、児童書っぽさなどが好き

漫画以外の好きな物

BUMP OF CHICKEN

sasakure.UK

モモ

・黒ねこサンゴロウ

ななつのこ(加納朋子)

・ゆめうつつ草紙(原田 宗典)

・白乙一

他の既読漫画好みタイプ漫画

ダンジョン飯

九井諒子短編集全部

乙嫁語り

吾峠呼世晴短編

この世界の片隅に

夕凪の街 桜の国

こっこさん

長い道

よつばと!

賢い犬リリエンタール

クロクロ

だがしかし

からくりサーカス

ふらいんぐうぃっち

ARIA

天才柳沢教授日常

不思議な少年

虫と歌

蟲師

少女終末旅行

がっこうぐらしアンソロジー

スキップローファー

AI遺伝子

プラネテス

三文未来の家庭訪問

人類は衰退しました のんびりした報告

レスト夫人(三島芳治)

働かないふたり

変身のニュース

足摺水族館

夜とコンクリート

無限大の日々

最果てアーケード

さらば、やさしいゆうづる

地球放課後

図書館

空挺ドラゴンズ

ドラゴンちんちん見にこう

バーナード嬢曰く

銀河の死なない子供たち

ホクサイと飯さえあれば

つづきはまた明日

ミッションちゃんの大冒険

雨柳堂夢咄

魔術師探し(佐藤史生)

きらきらDUST(かまたきみこ)

クレマチカ靴店

メリーバッドエンド 酒井まゆ短編

マホタン(伊咲ウタ)

環状白馬車掌の英さん

繕い裁つ人

放課後保健室

プリンセスメゾン

明治緋色綺譚

クジラの子らは砂上に歌う

ひだまりスケッチ

スケッチブック(小箱とたん)

GA学園

棺桶担ぎのクロ

異国迷路のクロワーゼ

廃墟少女

夢の博物誌

こぐまレンサ

追記

二度寝してた……すまん

既読Amazon履歴見て思い出したやつ書いていく

絶対安全剃刀

綿の国星(図書館で読んだので思い出せんかった!ごめん)

リューシカ・リューシカ

イムリ

夢幻紳士(何篇かは忘れた)

水惑星年代記

あかりや(無料公開しているのにAmazonで買ってから気づいた)

https://www.mangaz.com/book/detail/46061

瑠璃夢幻古物店

最果てのソルテ(水上悟志作品は完結済みだとサイコスタッフ惑星のさみだれ戦国妖狐読んでて戦後妖狐大好きだけど児童書よりは少年漫画寄りかな?と思って上げなかった。ソルテ児童書感が一番強いので一番に好きになりそう!)

天顕祭

バベル図書館

ニッケルデオン

銀のニーナ

土星マンション

なんてないことのふつうの夜に

スピカ 羽海野チカ初期短編

春と盆暗

まがりひろあきのじゆうちょ

仁科晃壱短篇集 「まな板の猫/宴会

回転銀河

となりのロボット

踏切時間

ぜえはあ、、まだ既読作品あるけどとりま終わりにします……

ゆうてテガミバチネウロハガレンも大好きな人間なので別にとにかく面白いけどマイナー漫画でも投げてくれて全然かまいません!小説映画アニメゲームドラマでも可

①好みの系統の知らん漫画

②好みの系統の知らん漫画じゃない作品

③なんでもいいので知らないおすすめ作品ぐらいの優先順位でお願いします。

児童書ラノベ読んで育ち漫画描き出してから漫画ばかり読んでいるので他分野

ゲーム映画ドラマアニメ女性向けの漫画知識が薄いです。

つーわけで漫画に詳しいブクマカ頼みましたよ……私は寝ます……

追記

おはようごさいます

無事本日漫画増田になれたようで沢山ブクマお薦めしていただきありがとうございます

からブクマ返信増田書いていきます

宣伝カシワイさんに影響受けてた時に描いた漫画まとめてるからすこしふしぎ日常ファンタジー短編読みたい人は読んでみてね!

https://twitter.com/i/events/1446098829112070146?s=21&t=vKyvx4ZJwyhLKOX26W6q6Q

2022-05-14

両親の漫画蔵書が恐らく1万冊ぐらいの息子が昭和最強漫画TOP30選んだ

両親は共に49歳。書籍書庫漫画だけの書庫が1部屋ずつあるぐらいの本好き。

子どものころから姉と漫画書庫に入り浸って片っ端から読んだ。

その中から昭和漫画面白かった記憶のある作品を30作並べた。

あくまで両親の蔵書からしか選んでいない(はず)。許せ。

作者が重複しないようにしたので、純粋な「最強順」ではない。

あと、30作並べた段階で、本当に昭和作品なのかを確認したところ、完結が平成にかかっていたとか、よく考えてみればまだ連載中だったとかいった作品が4つあったので、昭和で完結した作品を4つ足して計34タイトルになった。許せ。

最初は父と母のどちらの蔵書かも書いていたのだけど、ごちゃごちゃするので省いた。

要はhttps://anond.hatelabo.jp/20220510105802の便乗だが、記憶をたどり、本当に昭和作品かを確認するのにえらく時間がかかった。

34 はいからさんが通る大和和紀

33 銭ゲバジョージ秋山

32 きまぐれオレンジ☆ロードまつもと泉

31 赤色エレジー林静一

30 闇のパープル・アイ(篠原千絵

29 地球へ…竹宮惠子

28 綿の国星大島弓子

27 ガクエ情報部H.I.P.(富沢順

26 あどりぶシネ倶楽部細野不二彦

(25 ハロー張りネズミ)(弘兼憲史

24 キスより簡単石坂啓

23 エリア88新谷かおる

22 はっぽうやぶれ(かわぐちかいじ

21 荒野ペンギン森下裕美

20 百日紅杉浦日向子

19 僕の唄は君の歌(柴門ふみ

18 ヤヌスの鏡宮脇明子)

17 絶対安全剃刀(高野文子

16 究極超人あ~るゆうきまさみ

15 あしたのジョーちばてつや

(14 ガラスの仮面)(美内すずえ

13 吉田さん危機一発(とり・みき

12 エリート狂走曲(弓月光

11 デビルマン永井豪

10 ポーの一族萩尾望都

(9 ドラえもん)(藤子・F・不二雄

8 アドルフに告ぐ手塚治虫

7 スローニン(吉田聡)

(6 パタリロ!)(魔夜峰央

5 翔んだカップル柳沢きみお

4 すすめ!!パイレーツ江口寿史

3 マカロニほうれん荘鴨川つばめ

2 キャプテンちばあきお

1 はみだしっ子三原順

作者しばりで入れなかったもの

・新オバケのQ太郎藤子不二雄

火の鳥手塚治虫

プレイボールちばあきお

11人いる!(萩尾望都

・愛のさかあがり(とり・みき

マンチャラ小日向くん(石坂啓

ほかの理由で入れなかったもの

大正麻雀浪漫 あさすずめ(木村直巳

作者のウェブサイトが見つかったのだけど、どうやら連載は昭和のうちに終わったものの、単行本平成になってから出たらしいので除外した。

http://naomipro.com/manga-archive/asasuzume/

・金と銀のカノン宮脇明子)

父と母が付き合ったきっかけがこの漫画って聞いた。確かにめちゃくちゃ面白いんだけど(実はヤヌスの鏡よりも好き)、こっぱずかしいので除外した。

追記

元ネタに合わせて1万冊のままにしたけれど、たぶん1万冊まではない。

追記2】

d2030 両親共末っ子かな。50後半ならわかるんだが、ラインナップがやや古いような。

その通りで、両親とも末っ子末っ子長男末っ子長女)。

dmekaricomposite (前略)金と銀のカノンのなれそめ詳細希望

父と母は高校同級生

父が母におすすめ少女漫画を尋ねて、母が「金と銀のカノン」を貸したらドはまりして、それから本の貸し借りを頻繁にするようになったらしい。

2022-02-24

https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2022/02/23/132151

 めちゃくちゃおしろい試みだと思った。

 実際、すでにSNSいくらでも似たようなことは起きていて、それを「ブログ上でやる」というのが、この記事の唯一の新しさだといえる。が、そこがおもしろい。

 ブログというものがなんであるか、なんて話になるとややこしいことになるわけだけど、少なくともこの方の場合は「そのときどきに考えたことをまとまった文章表現して公開する」ということでわりと一貫している。こうしてできあがったものは、いってみれば壮大な自己紹介みたいなものだ。それがだれでも見れる状態で公開されているというのは、実はすごいことなんじゃないだろうか。

 もちろんツイッターだって眺めていれば「だいたいこんな人」というのは理解できるわけだけど、ある程度の長文となると、そこに刻印された人間質量がでかい特に書くことに真剣に向き合っている人はそうだと思う。考えてみれば、動画SNSよりもはるかごまかしの効かないメディアなのではないだろうか。まあ読むほうにもそれなりの文章読みとしての訓練は要求されるけど。

 雑にいえば、ブログなんて文章による個人メディアである。新しいことってだいたいなんでもそうだけど、こうやって実際にやってる現場を見ると「なぜいままで、だれもブログ婚活に利用してこなかったのか」と不思議になるほど相性がよい。そうか、この手があったか、という感じだ。まあ前提条件としてブログ継続することじたいが大変とか、そもそもまれるかどうか問題もあるわけですけど。一部の人しか選べない方法ではあるよね。それでもおもしろいと思う。

 以下は個人的な感想である

 人類における家族って、基本的には、強制的再生装置でありつづけてきたと思ってる。けど、いまそれが崩壊しつつある。本能なんて言葉にうかつに頼るのは好きじゃないが、どうやら人間は、一人で過ごすよりも、だれかと一緒にいたほうが快適ないきものらしい、というのが最近の印象である。だから人類はそれでもなにか、新しい、線としての同居形態を生み出すんだと思う。これは希望かいうよりも「そうでしかあれない」という絶望のほうが個人的にはやや強い。

 別にこのブログ記事がそうだというわけではない。これは試みの一つに過ぎない。たぶんこの瞬間もどこかで人目につかないかたちで発生してる無数の試みのうちのひとつだ。仮にこれがうまくいったとしても、フタ開けてみたらふつう夫婦になってて、単にきっかけが変わってただけってことになるのかもしれない。それはだれにも(たぶん本人にも)わからない。

 あくま他人事として見るのなら、こうした新しい試みはその結果を見届けたい。次になにが来るのか。どうやって人間幸福を求めるのか。新しいかたちはあるのか。

 だいぶ昔に読んだのでうろ覚えなんだけど、綿の国星というマンガで「お父さんもっと子猫じゃらじゃら出して。新しい方式で」というような一文があった。おそらく死ぬまで一人で生きるんだろうなと思ってた当時の自分は、その文章に、希望絶望と諦念が入り混じったような震えを感じた。たぶんそのとき以来だと思う。子供をつくるつくらないはさておき、自分が育ってきたゴミみたいな崩壊家庭ではなく、なにか新しいかたちがありうるんじゃないかと考えるようになったのは。

 繰り返すが、このブログ記事が正解だという話ではない。どうやら一人でいるよりもだれかと一緒にいるほうが幸福になりやすいらしい、人間といういきものが、新しい方式幸福を求めること。そこに最大の関心がある。思考実験ではなく、現実にこうやって行動に移した人がいる。そこに敬意を表する。

2022-01-29

anond:20220129100554

日記かいたひとです。

いくつか教えていただきありがとうございます

ジャンル的にはSFでないものの、特定お話SFがある、というのであれば、何巻くらいに収録されている/サブタイトルなど教えていただけるとうれしいです。

綿の国星アタゴオルSFではないと思うのですが、SFのようなお話があったでしょうか。

どちらも読んだのは遠い昔だったり、アタゴオルシリーズを全部は読んでいなかったので読んでみます

2021-10-06

anond:20211006105620

オタクに対する差別意識本質は「男尊女卑である。】

 はてブコメントで屢々「これはオタクの小児性、幼稚性を批判しているのであって、オタク差別』ではない」というコメントを見ることがあるが、このようなオタク差別意識根底には「いい歳をした男が、漫画アニメうつつを抜かすのは恥ずかしい」という考え方がある。

 それを恥ずかしく感じて表明する人間は誰か、つまり「恥ずかしく感じる主体は何者か」ということを考えねばならない。それは「男性」であり、なかでも「いい歳をしたオッサンである特に他人に対して説教マンスプレイニングすることが大好きな、中高年オッサンである

 マンスプレイニング大好きオジサンが、何故、漫画アニメを恥ずかしく感じるのか?それは彼らが「漫画アニメなんぞ、オンナ・コドモが熱を上げるクダラナイものに過ぎない」という意識を持っているかである。なお、この時に「オンナ・コドモ」という括り方がされるのも特徴的である

 はてブで「オタクの小児性、幼稚性を批判する」コメントを書き込む人間たちを見れば一目瞭然だが、彼らがそこで批判する対象は、常に男性オタクである。彼らが、女性オタクの小児性や幼稚性を「批判」することは決して無い。何故だろうか?それは、彼らのようにオタク叩きの説教が大好きなオジサンたち自身が、いい歳をした年寄りであり、オタク文化に関する昔の記憶を持っているかである。(そういう意味で言えば、オタク叩きは「近親憎悪である。大なり小なりオタク文化に近しい人間でなければ、オタク文化に関する記憶など持ちようが無いのだから。)その記憶とは「漫画アニメはオンナ・コドモのもの」というものである

 漫画アニメオタク文化が成立するには、多数の女性ファンの力が大きく寄与してきた。これは事実である昭和の頃からオタクをやっている人間ならば、あの頃の女性アニメファンは、ボルテスフイブやゴッドマーズの美形キャラにキャーキャー言っていたことをよく覚えている。雑誌アニメージュは、ゴッドマーズの美形主人公がベッドから飛び起きる場面を載せて「キャッ!もしかして裸?!」とキャプションを付けたり、ルパン三世サイボーグ009に宛てた女性アニメファンからイラスト付きラブレター掲載したりしていた。

 また、現代萌え絵に連なる絵の描き方も、遡ればオタク文化に参加していた女性たちの感性テクニックルーツである。例えば、猫耳が『綿の国星』にルーツを持つのはその一例である。(したがって、現代オタク文化においても萌え絵的な絵を描く女性クリエイターたちが少なくないのは、当たり前なのである。それは、そもそも起源からして彼女たちのものだったのだから。)

 マンスプレイニング大好きオジサンたちは、女性オタクの小児性や幼稚性を批判しないことは、既に述べた。しかし、それは何も、彼らが女性意思主体性や尊厳尊重しているからではない。むしろ全くの逆であって、彼らは女性のことを心の底で見下しているのであるマンスプレイニング大好きオジサンたちにとっての女性とは、コドモと同じく「人間未満の存在である。同じ人間未満の存在から、十把一絡げにして「オンナ・コドモ」扱いするのである人間未満の存在がクダラナイものに熱中する(ルパン三世サイボーグ009に恋したりする)のは当たり前に思えるから、わざわざ叩くほどのことではないというだけの話である最近セクハラ話題になった某ラーメン評論家が、得意気に「自分はオンナ・コドモには手を上げない」と書いていたのと、根っこは同じである。対等な存在として女性を見ておらず、犬猫に優しくするぐらいのつもりで、女性オタクをお目溢ししているのである

 オタク叩きが大好きな高齢マンスプレイニングおじさんたちは、女性が主導権を握る文化女性男性に影響を与える文化を憎んでいる。そして、男性オタク存在は、そのような女性が主導権を握る文化圏の存在を思い起こさせる。それ故に、高齢マンスプレイニングおじさんたちによる攻撃対象になるのである

2021-10-04

オタクに対する差別意識本質は「男尊女卑

 はてブコメントで屢々「これはオタクの小児性、幼稚性を批判しているのであって、オタク差別』ではない」というコメントを見ることがあるが、このようなオタク差別意識根底には「いい歳をした男が、漫画アニメうつつを抜かすのは恥ずかしい」という考え方がある。

 それを恥ずかしく感じて表明する人間は誰か、つまり「恥ずかしく感じる主体は何者か」ということを考えねばならない。それは「男性」であり、なかでも「いい歳をしたオッサンである特に他人に対して説教マンスプレイニングすることが大好きな、中高年オッサンである

 マンスプレイニング大好きオジサンが、何故、漫画アニメを恥ずかしく感じるのか?それは彼らが「漫画アニメなんぞ、オンナ・コドモが熱を上げるクダラナイものに過ぎない」という意識を持っているかである。なお、この時に「オンナ・コドモ」という括り方がされるのも特徴的である

 はてブで「オタクの小児性、幼稚性を批判する」コメントを書き込む人間たちを見れば一目瞭然だが、彼らがそこで批判する対象は、常に男性オタクである。彼らが、女性オタクの小児性や幼稚性を「批判」することは決して無い。何故だろうか?それは、彼らのようにオタク叩きの説教が大好きなオジサンたち自身が、いい歳をした年寄りであり、オタク文化に関する昔の記憶を持っているかである。(そういう意味で言えば、オタク叩きは「近親憎悪である。大なり小なりオタク文化に近しい人間でなければ、オタク文化に関する記憶など持ちようが無いのだから。)その記憶とは「漫画アニメはオンナ・コドモのもの」というものである

 漫画アニメオタク文化が成立するには、多数の女性ファンの力が大きく寄与してきた。これは事実である昭和の頃からオタクをやっている人間ならば、あの頃の女性アニメファンは、ボルテスフイブやゴッドマーズの美形キャラにキャーキャー言っていたことをよく覚えている。雑誌アニメージュは、ゴッドマーズの美形主人公がベッドから飛び起きる場面を載せて「キャッ!もしかして裸?!」とキャプションを付けたり、ルパン三世サイボーグ009に宛てた女性アニメファンからイラスト付きラブレター掲載したりしていた。

 また、現代萌え絵に連なる絵の描き方も、遡ればオタク文化に参加していた女性たちの感性テクニックルーツである。例えば、猫耳が『綿の国星』にルーツを持つのはその一例である。(したがって、現代オタク文化においても萌え絵的な絵を描く女性クリエイターたちが少なくないのは、当たり前なのである。それは、そもそも起源からして彼女たちのものだったのだから。)

 マンスプレイニング大好きオジサンたちは、女性オタクの小児性や幼稚性を批判しないことは、既に述べた。しかし、それは何も、彼らが女性意思主体性や尊厳尊重しているからではない。むしろ全くの逆であって、彼らは女性のことを心の底で見下しているのであるマンスプレイニング大好きオジサンたちにとっての女性とは、コドモと同じく「人間未満の存在である。同じ人間未満の存在から、十把一絡げにして「オンナ・コドモ」扱いするのである人間未満の存在がクダラナイものに熱中する(ルパン三世サイボーグ009に恋したりする)のは当たり前に思えるから、わざわざ叩くほどのことではないというだけの話である最近セクハラ話題になった某ラーメン評論家が、得意気に「自分はオンナ・コドモには手を上げない」と書いていたのと、根っこは同じである。対等な存在として女性を見ておらず、犬猫に優しくするぐらいのつもりで、女性オタクをお目溢ししているのである

 オタク叩きが大好きな高齢マンスプレイニングおじさんたちは、女性が主導権を握る文化女性男性に影響を与える文化を憎んでいる。そして、男性オタク存在は、そのような女性が主導権を握る文化圏の存在を思い起こさせる。それ故に、高齢マンスプレイニングおじさんたちによる攻撃対象になるのである

2021-07-02

anond:20210702165607

どうやら世の中には猫が出ていればほかはどうでもいい連中がいるようだ。

はい

ちな綿の国星猫耳人間という造形が許せないので無理だった。

猫好きにはとても薦められない。

2019-01-26

anond:20190125135551

『夜廻り猫』

女の子も多少でるけど、出てくる人も猫も優しくてほっとします。

三月ライオン

女の子可愛いし、ねこもいるよー。メインは将棋男子

綿の国星

古典ですけど、チビ可愛いです。

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