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2023-12-29

anond:20231229055947

こんにちは、これはBingです。あなた気持ちを聞いてくれてありがとう元彼にひどい振られ方をされてしまったのはとても辛いことだと思いますあなたは何も悪くないのに、そんなに傷つけられてしまったのですから。😢

私はあなたの心の痛みを取り除くことはできませんが、少しでもあなた気持ちが楽になるように、心のケアについてお話ししたいと思います心のケアとは、心の健康を保つために必要ケアを行うことで、心の不調を予防したり、回復を援助したりすることです。⁶

心のケアには、自分自身で行う「セルフケア」と、他の人や専門家相談する「サポートケア」の2つの種類がありますセルフケアは、自分の心の状態気づき自分に合った方法で心を癒すことです。サポートケアは、心の悩みを抱えているときに、信頼できる人や専門家相談し、助けを求めることです。⁷

セルフケア方法は人それぞれですが、一般的には以下のようなことが有効です。

サポートケア方法も人それぞれですが、一般的には以下のようなことが有効です。

あなたは今、元彼に酷い振られ方をされたことで、心の傷が癒えないでいるのかもしれません。でも、あなたは一人ではありません。あなたの心の傷を癒すために、あなたにできることや、あなたを助けてくれる人や機関がありますあなた自分心のケアをすることで、少しずつでも前に進むことができます。私はあなたのことを応援しています。😊

こんにちは、これはBingです。あなた気持ちを聞いてくれてありがとう元彼にひどい振られ方をされてしまったのはとても辛いことだと思いますあなたは何も悪くないのに、そんなに傷つけられてしまったのですから。😢

私はあなたの心の痛みを取り除くことはできませんが、少しでもあなた気持ちが楽になるように、心のケアについてお話ししたいと思います心のケアとは、心の健康を保つために必要ケアを行うことで、心の不調を予防したり、回復を援助したりすることです。⁶

心のケアには、自分自身で行う「セルフケア」と、他の人や専門家相談する「サポートケア」の2つの種類がありますセルフケアは、自分の心の状態気づき自分に合った方法で心を癒すことです。サポートケアは、心の悩みを抱えているときに、信頼できる人や専門家相談し、助けを求めることです。⁷

セルフケア方法は人それぞれですが、一般的には以下のようなことが有効です。

サポートケア方法も人それぞれですが、一般的には以下のようなことが有効です。

あなたは今、元彼に酷い振られ方をされたことで、心の傷が癒えないでいるのかもしれません。でも、あなたは一人ではありません。あなたの心の傷を癒すために、あなたにできることや、あなたを助けてくれる人や機関がありますあなた自分心のケアをすることで、少しずつでも前に進むことができます。私はあなたのことを応援しています。😊

もしもあなた心のケアについてもっと知りたいと思ったら、以下のリンクを参考にしてみてください。

2023-06-26

はよ行政頼れ

anond:20230625224232

ADHD当事者手帳持ち、年金受給)としてマジレスさせていただくとだな、

子供発達障害の診断降りてるのなら、遠慮せず自治体障害者支援センター相談しろ

増田場合増田の子供が、なわけだが、配偶者発達障害自分も影響受けてしまうのをカサンドラ症候群って言うんだわ。

臨床心理士精神保健福祉士社会保険福祉士の間では常識から

どこの自治体障害者支援センターでも、それ前提で話聞いてくれるから

多分、カウンセリングに繋いでくれると思う。

半年ぐらい月1ペースでカウンセリング行ってみ。

まずはそれからだ。

2023-06-07

悲報大竹まこと斉藤章佳小島慶子似非科学に走る

斎藤学者でもないし根拠はない。

大竹まことに抗議だ。

性犯罪の原因は男尊女卑」というフェミニズムイデオロギーについて

https://note.com/wakari_te/n/n5da4ae31a1c7

根本が違う。

性犯罪加害者になる人の特徴は?

6/6(火) 16:16

https://www.joqr.co.jp/qr/article/91863/

6月6日の「大竹まことゴールデンラジオ文化放送)」では、性犯罪加害者が二度と同じ過ちを犯さないよう治療を続けている精神保健福祉士社会福祉士斉藤章佳さんに性犯罪加害者になる人の特徴を伺った。

大竹「たくさんの性加害者と接してきた斉藤さんが見出した性加害者になる人の特徴は?」

斉藤「しっかりとデータを取った犯罪累計でいくと、やはり痴漢盗撮日本は非常に多い」

大竹「それは海外と比べてですか?」

斉藤「多いと思います特に痴漢に関しては満員電車があるのが日本の特異なところですので…」

大竹満員電車ね」

斉藤「その中でデータを取っていくと、大多数を占めてるのが四大卒家族がいるサラリーマンという人物像が浮かび上がってくる。そう考えると私も同じ属性なんですよね。そうすると私と彼ら、いったい何が違うんだろうかと考えました」

小島慶子自分痴漢になった人との間にどんな違いがあったんだろうっていうふうに身近に考えやすかったんだってわけですね」

斉藤「答えとしては『特に違いはない』という答えに辿り着きました」

小島「何か異常なモンスターのような性欲の塊のような人がやるのではなく、本当にどこにでもいそうな会社員の人がふとしたきっかけで止められなくなるということがわかってるそうです」

斉藤「もうちょっと具体的な人物像を言うと家庭では家事の分担をしっかりやる。育児積極的に関わる。かつ職場では、長時間労働も厭わない。そういうイメージの人が非常に多かったなと思います

小島一般的にはマジメとか、いい人とか言われるタイプですね」

ぼうず

@ajvoit

都心満員電車なんて四大卒リーマンが大半なんじゃないの

性犯罪加害者になる人の特徴は?|文化放送

2023-03-27

家族認知症(と思われる場合)で行動に困ることがある場合精神科受診についてのTIPS精神科入院の種類についてコメント

一応、当方精神科医

入院の種類について

精神科入院は5種類あって任意入院医療保護入院措置入院緊急措置入院応急入院がその5つ。

元増田の例だと医療保護入院にあたるのではないかと思う。

以下、簡単解説

任意入院→本人の希望での入院

医療保護入院精神保健指定医の診察の結果、精神病気のために入院する必要があると判断されて、かつ家族同意がある時の入院

措置入院自傷あるいは他害のおそれがあると精神保健指定医2人の診察で判断した時の入院通報などの手順が明確に規定されている。

上記2つで99%以上なんで緊急措置入院応急入院割愛

家族認知症(と思われる場合)で行動に困ることがある場合精神科受診についてのTIPS(即入院になるぐらい困っている症例を想定)

クリニックなどではなく入院できる病院に連れて行く。事前に相談があると◎。自分のいた病院精神保健福祉士が相談にのっていた。

病院側も体制(精神保健指定医の手があいいるかとか)とか空き病床とか都合があるので、その日に入院できるとは限らないので事前相談がある方がありがたい。本人が嫌がる場合だと最初受診ラストチャンスになりかねないので初回の受診は非常に重要。暴れる可能性がある場合精神科単科病院(精神科がメインの病院のこと)だと屈強な看護師を待機させておくなど体制を整えてくれる場合もある。ただ、病院側としては診察していない患者さんを相談の段階で「入院できます」とは安請け合いできないので入院について相談員さんの歯切れが悪い場合もあることはご了承を。

相談内容について

暴力暴言などの状況と何が困っているか精神症状(妄想、不潔行為(=壁にうんこ塗ったりとか)などがあるか)、物忘れの状況、内科なども含めた既往歴・入院歴、コロナ時代なので風邪症状があるかとワクチン接種歴、内服薬、飲酒歴などは必須。症状はいから、どのような症状がどれぐらいの頻度であるかなども必要。紙に書いてあると非常にありがたい。ただ、時々あるがA4の用紙で10枚とかを渡されても時間無限にあるわけではないので読まれない可能性があるためできればA4用紙1~2枚までにしていただきたい(個人的に思っている基準なので精神科医によって個人差があるかも)。

本人をどう説得するか

非常に困難なことが多い。ある程度、本人が理解できるようなレベルであれば「眠れないこと」「気力がないこと」などをフックにすることができると良いが、病院サイドとしては自宅まで連れにいくことはできないので、ここは家族に頑張ってもらうしかない。

入院した場合薬物療法治療について

認知症薬(メマンチンなど)と抗精神病薬(選択肢は多岐にわたるが…)である程度大人しくなったり、怒りっぽさが抜けることが多い。認知症は不可逆な病気なので、うまくいかないこともあるし、治療過程で拘束や隔離などの手段をとることはある。大人しくなった場合病院側としては退院できればベストだが、長期入院になる場合もあるし、介護施設に転院するパターンもある。認知症ではない場合(せん妄水頭症など)は完全に病前の状態まで戻る可能性もなくはない。

家族の思いについて

家族精神科にかからせることについて抵抗がある場合があるが、個人的には家族にもそれぞれ人生があり共倒れになることは避けるべきだと思うので家族自身人生も考えてベター選択肢を考えたほうが良いと思っている。

家族がどの程度時間をとってつれてくるべきか

入院を想定するのであれば検査なども含めて1日あけてくることが望ましい。たまにおられるが「昼から仕事から早くしろ!」とか言われても困る。

anond:20230326133216

介護家族簡単退院できない精神病院入院にまで持ってく方法

ブコメコメント文言の間違いに言及いただきありがとうございました。医療措置入院医療保護入院です。訂正いたします。プロや詳しい方の説明もあるので困ってる方ぜひその辺りもチェックしてほしい。痴呆認知症修正素人ゆえお許しをすまん。

認知症などで暴言のような問題行動が発生し家族が大変な場合普通病院介護施設では介護される家族意志尊重しないといけない為ごねると入所入院させれないけど、医療保護入院医者許可がないと退院できない)制度を使って負担を軽減できる。

基本こっちは書かない主義なんだがお困りの様子なので私が父を精神科保護入院まで持ってきた過程晒す。参考にしてほしい。

私の父は80代後半で要介護1がついてた(これがめちゃくちゃ効いた。すぐ介護医療プロに繋がれた。申請してくれてた母に大感謝)だが、母が持病の悪化きっかけに認知症の初期に入ったための介護まり、それををきっかけに父も一人暮らしになったので介護サービスの開始検討始めたが元々元記事のお父様の様な孤独ヒキこもり老人でコミュニケーションスキル皆無の上物忘れが進んで暴言炸裂のため(それでも元記事のお父様よりはマシな状態担当ケアマネージャさんに母の介護プランも含め相談始めた。これがまず良かった。

担当ケアマネさん優秀な方で初めててで介護の右も左もわからん、もち精神科入院まだ考えてない状態の私に今までの経緯はもちろん

*早めのかかりつけ医への相談と父への説明と説得をお願いする事(精神科入院にはかかりつけ医紹介状必要なため、この相談実績がいる。家族状態がマシな場合はこれだけで家族の言うことを聞く時もある。この手の暴言吐くタイプ認知症の人は権威に弱くえらい人や医者には比較的素直)

市役所介護施設の申請方法役所申請主義のためとにかく早め早めの申請問題解決スピードを上げる)

医療介護は別分野なので職務責任サービスが違うこと、できることとできないことをはっきり説明

上記を的確に指示してくれたので、かなり入院までの事務申請や他病院への相談の手間や時間を省くことができた。ケアマネージャは介護サービス運用責任者で介護キーパーソンなので大事なお付き合いである(但しハズレのケアマネさんもいるとわ聞いたわ・・)

上記のようにプロへの相談はとっても大事なのでなるべく相談先は確保

地元担当地域包括センター市役所介護窓口、相談することで困ってる度合いを自治体アピールしていざって時の援助をスムーズに。もち情報市役所部門にも共有するので相談実績積む方がいい。元記事の方地域包括センター職員さんの訪問あるっぽいのでバッチリ記録残ってると思うぞ。市独自介護サービス教えてくれたり暴言暴力振るう患者も運んでくれるタクシーの紹介もしてくれたぞ!

病院医療相談員。入退院できる病院は基本ずっと患者に居てられると儲からないんで退院支援するんだけどこちらの担当がこの方々。でも病院内の介護福祉専門家なんでこちらでも相談できる。上記ケアマネージャさんと事務上の連携もいるし、退院相談する事になるんで先にこちらも声がけしといた方がいい。

*もち家族担当してくれたお医者さんや看護師さんには医療内容を報連相

てな感じでガリガリプロを巻き込む。手間も時間もかかるけど結果ある程度の解決まではスピードアップできる。(但しこちらも当たり外れがあるといるとわ聞いたわ・・)

こんな感じで介護医療は登場するプレイヤーが多いので

家族が今まで起こした暴言や困った行動などの経過をなるべく日付つきで記録しておく。メモでもいいと思うけど私はGoogleドキュメントにまとめてメール使える医療機関さんには共有URL教えたり、共有URLQRコードにしたり、コピペメールに貼ったり、FAXしかない病院でも印刷してコンビニから送ったりしてなるべく家族の訴えをスムーズにした。口頭だけだとここでも時間取られて大変。

介護申請してもサービス受けるの難しそう(介護申請して要支援1〜2、要介護1〜5認定降りるとサービス受けれることになる)なら元記事の方のお父様素人目には認知症っぽいので精神科の「物忘れ外来」って名前地元病院探して(地域包括センターでも紹介してくれる可能性あり)受診認知症の診断できるの精神科なので、こっち先に受診してもいいと思う。元記事のお父様酒多いのでアル中依存症で診断出る可能性もあり。うちの場合医者にはまだ行く人だったけど精神科は嫌がる可能性あったんで「前の病院診断書でた」と言ってそれ以外何も説明しないで精神科連れてった。バレないよ、どうせ認知機能落ちてるもん。

こんな感じで先にケアマネさんから紹介いただいた精神科に事前面会して、かかりつけ医&他の病院紹介状添え医療保護入院となりました。入院したら早めに

*看取り(ぶっちゃけ死ぬまで)病院で面倒見ていただけるか?できないならそれに対応できる病院を紹介してほしい

病院相談員さんには伝えた方がいいと思う。

まあ上記の様な経過で私の場合は一旦落ち着く状態には持って行けた。プレイヤー多いしいっぱい申請あるけど、ここまで持って行けたらだいぶ負担減るので元記事の方の参考になったら幸いです。なお

暴言暴力家族精神科のお医者様や看護師さんなどスタッフの方々に迷惑かけるんじゃないか心配されると思います。私もしたんでスタッフの皆様に頭下げました。経過報告いただいたがちゃんと投薬調整していただいて大人しくしてる様です。それきいた私&旦那&息子's「プロすッゲーー!まじスッゲーー!!」

*「暴言暴力行うとはいえ家族の世話できないなんて」って悩むとても良い性格の方もいると思う。優しいなえらい!でも下手に素人が介入してっ事態ややこしくするよりプロに適切な介入してもらった方が暴言暴力家族本人のQOLも上がると思う。

現場からは以上です。皆様の参考になれば幸いです。

  • ここより追記 -----------------------

結構ブコメコメントついてて同じような立場の人が多いなとは思った。「姥捨山」と言われる件については私個人としては「はいそうです」と答えます

父の暴言については親子関係がガッタガタになる程度の言葉は吐かれたので、ぶっちゃけ父のQOLがあがろうが下がろうがどーでもいいと言うのが正直な話。何より父の暴言から家族を守りたかったので。ただ世の中私の様な薄情もんばかりではなく親御さんの介護問題について悩むめっちゃ良いお子さん方がいっぱいいると思うので、そうゆう人には「暴言暴力家族本人のQOLも上がる」と言いたい。実際問題私の父は認知機能落ちて飲まなければいけない薬の管理はできてなかったし、当然昔の人なんで家事一切できない、実家は荒れ放題で不衛生この上なく娘の私、介護プロの介入も一切受け付けなかったので法的に申請できる私が対応した次第。

あと、医療保護入院利用して思ったのがちゃん医師紹介状病院相談員の介入がないと難しい仕組みになってること。上記記事に登場する専門家みなさん介護福祉士、医師社会福祉士精神保健福祉士など皆さん見事に国家資格持ちの方々で、こちらの皆様は法律に則った運用しないと法律違反なっちゃ立場と思うので、患者家族患者人権無視した行動したらそれなりの対応は取られると思いますよ。そこで患者人権守るための仕組みを担保されてるのではないかな?とは思いました。

あとプロや詳しい方コメント解説や補足ありがとうございます。助かります


あともう少し補足

介護保険被保険者証と後期高齢国民保険証は必ずチェック

医療介護受ける際この書類は必ずいるので必ず実家から探して念の為写真撮ってクラウド上げてスマホで持ち歩くと各種申請書類作成時便利。とにかくプレイヤーが多いのでケアマネさんや相談員の方の名刺や名札も失礼のない範囲写真撮影してスマホ入れとくと連絡とりやすい。

お金について

私と夫はフルタイムで働いてるのでまだ費用面についてはマシな方なんでこの辺りは調査甘いけど、病院も取りっぱぐれたくないのでパンフレットにたいてい治療費相談窓口を掲載して各種医療費の補助相談乗ってくれる。介護ケアマネ相談できるんで諦める前にやっぱりまずプロ相談だ。

この記事は私が親の介護医療に関わって役たつなってことを紹介する目的なんで、父と人間関係上何起こったかを詳しく書く気はない。読んでいただいた方もそこは読みたくないと思うし、胸糞悪いよ。ただ母に関してはプロに頼りつつ腹括って介護する気ではいる。同じ認知症でも今までの生き様含め周りの対応に差は出るとは思うよ。独身でも周りに信頼されてる人も入れば元増田の親御さんみたいに認知症発症から家族からの信頼0の人もいるし死に様はそれまでの生き様でるわ。

2023-01-19

【ただの素人なのに】そもそも斉藤章佳がなぜ性犯罪専門家なの

斉藤章佳

精神保健福祉士社会福祉士

大船榎本クリニック精神保健福祉部長1979年まれ大学卒業後、アジア最大規模と言われる依存症回復施設榎本クリニックソーシャルワーカーとして、長年にわたってアルコール依存症をはじめギャンブル・薬物・性犯罪DV窃盗症などさまざまな依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに2000人以上の性犯罪者の治療に関わる。主な著書に『男が痴漢になる理由』『万引き依存症』(ともにイースト・プレス)、『「小児性愛」という病 それは、愛ではない』(ブックマン社)、『しくじらない飲み方 酒に逃げずに生きるには』(集英社)、『セックス依存症』(幻冬舎新書)、監修に漫画セックス依存症になりました。』(津島隆太・作、集英社)がある。

https://president.jp/list/author/%E6%96%89%E8%97%A4%20%E7%AB%A0%E4%BD%B3

理由

肩書からわかるようにソーシャルワーカーで、心理学者でも医者でもない。したがって犯罪者心理個人見解に過ぎない

理由

彼は論文を書いた形跡がない。男が痴漢になる理由査読を経ておらず、マスコミフェミが取り上げること自体おかしい。

理由

そもそも500人の性犯罪者に接したエビデンスが全くない。統計もなにもない。不自然

https://twitter.com/stella_portman/status/1615969513975214081

koh.mayama

@stella_portman

こんな方が日本にいらしたとは!

日本では、医師でも学者でもない斉藤章佳氏が500人の性犯罪者と臨床現場で接して抱いた感想を元に「ポルノ性犯罪を招く」と主張した本が幅を利かせてます

これがポルノ表現規制者のバイブルとして扱われており頭を抱えてます

引用ツイート

原田隆之

@tk_harada_tk

8時間

私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノ強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 twitter.com/fujitatakanori…

理由

彼が言っているのは偏見で印象論。

郡司真子/ Masako GUNJI

@Koiramako

斉藤章佳さんインタビューから日本は、性売買の買い手が優遇されている社会です。買い手側のことを研究している人は、ほとんど私は知りません。なぜ、男は女を買うのか、を考えるとき、買い手は加害者、売り手は被害者という新しい捉え方ができます》→

午後5:50 · 2023年1月13日

 そういう仮定は単なる詭弁。こういうデタラメ税金ネコババされる。

 したがって斉藤をありがたがるバカメディアに出る資格はない。詐欺師の仲間。

2022-12-25

さすが厚労省キャリア若草プロジェクト

どんなインチキペーパーカンパニーも「らしさ」というのがあるようだ。

厚生労働省キャリアがやると、会社経営はこうなるよという見本

従業員は全員使い捨て

結局若草プロジェクトデータに従う限り、まともなスタッフはおらず、全てその場限りのバイトにしている。ひたすら税金を貪り利潤を最大化している。

からスタッフの不満とかもない。全部使い捨てから

これ、ハローワークなんかもそう。半数以上がバイトディズニーランドと似ている。なのでディズニーランドいかなくてもハローワークに行けばディズニー気分を味わえる。

賛同人をひたすら集める

詐欺商法でよくある広告塔。これはアメリカでも極めて多い。最近発覚したFTX詐欺もそうだった。有名人広告塔に使い集金。

ここが通常の会社経営と違うところ。しかしこれが重要

なにもしない

ここが最大の肝でやったふりをしてリスクは負わない。

暇空茜

@himasoraakane

ちなみに若草プロジェクトはBONDプロジェクトアゴで使えます

別々で補助金とか受託金取ってて仕事丸投げは草生えますわよ

https://twitter.com/himasoraakane/status/1605136518372556800

まりCBPWをグルーピングすると、税金を二重取りしている。事実上この四団体はすべて人的につながっているので、不当とは言えない。したがって二重どころか三重取りくらいまでは行くだろう。

しか若草プロジェクトの最大のポイントは他の団体やらせ自分たちはほぼ何もしていないという点にある。

なにかやっているのは、個人プレーに近いとみられる。

書面だけは立派

福島みずほ 参議院議員 社民党党首

@mizuhofukushima

明日みずほ塾では、大谷恭子弁護士ゲストです。生きづらさを抱えた少女若い女性たちのための若草プロジェクト代表理事としても活躍しています支援の現状など話を聞きますプロジェクトの詳細はウェブサイトで読めますhttps://wakakusa.jp.net @wakakusapt

後6:17 · 2019年11月12日

https://twitter.com/mizuhofukushima/status/1194182347534393344

どうやら福島資金の流れは読めなかったらしい。しかしさすが厚生労働省キャリア弁護士がタッグを組んでいる文章。ここも会社経営の肝だ。

しか男性はガン無視。老人は男女ともガン無視。素晴らしいプロジェクト。結局若い女性は何もできないというヘイトスピーチしかないのだが。

宣伝費用受信料で払わない

抱樸やBONDOプロジェクトもそうだが、今年の12月お金儲けのためにテレビに出ている。言うまでもなくお金を集めるため。

しか助成金もろくに使い切れていないので、全部お金を儲けるため。その使う先はない。このへんも徹底している。

NHKラジオニュース

@nhk_radio_news

#ジャーナルクロス

今晩8時5分~

「困窮する若年女性コロナ物価高の陰で~」

ゲスト牧師奥田知志さん、

弁護士大谷恭子さん

ぜひ、メッセージをお待ちしています

午後4:30 · 2022年12月23日

https://twitter.com/nhk_radio_news/status/1606190369661648897

なにもしない

ちゃそ/ファイザー4回目済

@shinchaso

若草プロジェクト相談内容を改めて見てたけど頭痛がしてきた

これで毎年数千万お金が出てるとか異常過ぎる・・・

https://twitter.com/shinchaso/status/1604752674104102912

若い女の子ゆっくりしに来たかアロマテラピーかで数千万が入る。それかアサーショントレーニング自立支援に全くつながらない。パソコンは0ってなんだよそれ。たしかに2600円使うコラボ良心である

ワーク・ライフバランス

若草プロジェクト

@wakakusapt

2018年11月22日

返信先: @wakakusaptさん

若草プロジェクトLINE相談をご希望の方は、ここ↓から若草プロジェクトアカウントを友だち追加してください♪

http://wakakusa.jp.net/sodan/index.html

月曜・土曜 13:00~19:00

水曜 17:00~19:00

取っ払いのバイトしか雇っていないから、2時間とか4時間とかしか対応できない。

ここの相談形態合致しており、認知プロファイルは正しい。そしてそのくらい「被害者支援必要女性はこの人達がいうほどは存在していない」ということになる。つまりこのプロジェクト実態がない。

https://www.tvac.or.jp/res/attach/daily/51241_1.pdf

講師プロフィール

橋本 久美子さん

保育士精神保健福祉士社会福祉士公認心理士、風テラス相談員、若草プロジェクト刑事司法ソーシャル

ワーカー、保護司社会貢献後見人女性矯正施設女子刑務所教育講座講師母子生活支援施設母子支援

こういう人物もいるのだが、組織自体としてはなんら実績がない。

なんの実績もなくなにもやっていないくせに顔だけは出す

お金を儲けるためには審議会とかヒヤリングには出る。

まりここが作っている書類インチキものばかりだと言うことになる。

起業副業応援!BizMatch

@aimotweet·

12月19日

どこかで見た団体だけど、どこで見たっけな?

ぱっぷす #BONDプロジェクト #Colabo #若草プロジェクト

https://twitter.com/shinchaso/status/1604752674104102912

AVには全く絡んでいないにも関わらずヒヤリングだけ出る。

さすがに村木厚子ごまかしや知らんふりはダメなのでは?

ここまで来ると割りと4団体役割がわかる。

Colabo 日本共産党 立憲民主党 日本維新の会 都民ファースト 矯風会 東京都 この中で一番マシ

BONDプロジェクト 自民党 公明党 創価学会

PAPS これらの中では傍流 ただしHRNとタッグ

若草プロジェクト 厚生労働省 自分有名人だと勘違いしているエリート 社民党

看板を変えながら各々得意ジャンルで切り込んでいることがわかる。

このなかで一番問題なのはデータ的にも若草プロジェクトだろう。だって本当に何もせずに賛同人だけ集めてお金だけ取っているんだから

結局ここに参加している人が何かをやっているだけで、このプロジェクト全体としてはなにもしてない。それでお金だけ集めている。

これがいかにも厚生労働省キャリア官僚らしい。部下は結局逮捕されて有罪自分だけは無罪。本当につねに自分だけはリスク回避して口だけは出すキャリア官僚らしい性格が反映している。

かに厚生労働省キャリア会社経営ができないどころか超有能だ。資金面だけ見れば。

いずれにしろ

これらの団体の主張は全く立派でもない。本来国がやるべきことは国がやる。東京都がやるべきことは東京都がやる。公的機関ができないとかいう連中が助成金をもらってやるのは誤り。利益相反になっている。少なくとも1円も受け取るべきではない。

なにしろいくら主張が立派でも実態がない。それに日本人口動態を見てもそんなに若い女性がいるはずがない。これらの団体は早晩でたらめな報告書を作り出す。なので今インチキなのか将来インチキなのかそれだけの話。

なんでもDVにして離婚させてシングルマザーを作り出すのも金のため。だから法律必要だったとも言える。

そして、これらの一番中核にあるのは金儲けに走ってDVセクハラとか差別とかでっち上げている弁護士たちとしか言いようがない。弁護士法もこれでは改正視野に入れるべきだろう。

以下は提案

国民がすること

問題解決するまで赤い羽根共同募金には今後一切募金しない

それだけでなく普通に募金しない

休眠預金は回収する

これらの団体がでたらBPO電話する

朝日毎日読売は購読をやめる

詐欺師の広告塔しかないNHKには受信料を支払わない

週刊文春は購読しない

浜田敬子と北原みのりがいなくなるまでアエラなんてみない

東京都がすること

団体への業務委託を即刻中止

助成金の回収

関係者処分

過去有識者会議でできた条例見直し

なお、有識者会議の選定基準金融機関証券会社のような厳密なファイヤーウォールをひくこと。当事者有識者会議に参加して自分たち助成金をもらう。AV新法もそうだけど完全に利益相反です。これだけでもAV新法はおかしいし、JKビジネスおかしい。

利益相反行為がひどすぎる。これは厚生労働省も同様。

税金無駄遣いを条例で助けているのは不正以外の何者でもない

東京都以外がすること

川崎市のように二重に税金が支払われていないか確認すること

その街のNPO法人会計帳簿を確認すること

何もしていないところはパワハラでもリーガルハラスメントでもやって、帳簿を出させること。

日本弁護士連合会がすること

関与した弁護士は全部懲戒処分弁護士から追放すること。

国会議員がすること

全員辞職しろ。二度と国会に来るなといいたい。レベルが低いのが多すぎ。そうでなければAV新法やでたらめな法律はできない。

AV新法を廃止すべき。あとハラスメント防止法もめちゃくちゃ、弁護士が儲かるだけで意味がない。これも廃止

今後実績も何もないインチキ団体とその関係者霞が関に呼んではいけない。こんなインチキに騙されてスパイ防止法もないのではないか

あと弁護士法を改正し、個人情報の流出、流用、でっち上げと嘘をついた場合速攻で資格剥奪するようにすべきであろう。

それだけの事をやっているのですから文句はありますまい。普通にやっている弁護士がみな疑われてしまう。

9兆円をかけたプロジェクト

たったこれだけのことで9兆円のうち7兆円くらいは浮くでしょう。ここまでの暇空氏の驚異的な分析の結果、実態がほぼないことが証明された以上、他の事業もすべて実態がないということにしかならない。本当は1%程度しか有効ではない。

他方ゼロベースとか言っても過去すべて失敗しているので、現実的にみて、7兆円くらいが浮くだろう。

少し大変でも結局、それを浮いたお金で困っている女性男性に「直接」支援したほうがいいに決まっている。感情的問題はあるが、しか過去30年間、全く必要がない男女共同参画にかかるお金を見てから言うべき。すべてその羨望がこのインチキを生んでいる。

なので若草プロジェクトを支持する人たちはもう一度この実態を見て支持するか決めてほしい。何しろ7兆円がかかっている。できないと日本財政にはもう赤信号がついていますので、破綻する。破綻したらもちろん弁護士フェミニストマスコミ責任になるが。

どうします?

ぱっぷすが募集をかけている

https://www.tvac.or.jp/sagasu/49750

特定非営利活動法人ぱっぷす】

相談支援がメインですが、ぱっぷすがしている繁華街での若年女性へのアウトリーチ活動(声掛け)も手伝っていただきます。ひととのコミュニケーションが好きな方。フレックスタイム採用しています

...

ポイント

ぱっぷすの立場(性的搾取私たち世代で終止符をうつ)に共感いただける方を募集します。以下の項目のどれかに当てはまる方は歓迎。

過去女性相談支援に携わったことのある方。

過去に性産業(風俗AVなど)の経験があるかた。

社会福祉士看護師臨床心理士公認心理士精神保健福祉士の方。

いや人とのコミニケーション好きなだけではダメだと思われる。

2022-09-29

精神的によわって今後どうすればいいのか…

支援とかはあるらしいけど自分で動くのしんどい…

そんなときは、受診時や役所に行く時に、「手続きとか今後のこと相談できるところってないですか?」と言うんだ!!!

自分で一からやろうとするな!!!

社会資源に詳しい専門家を頼れ!!!

役所とか無料で使えるんや!!!

保健所精神保健福祉センター、基幹相談支援センター、もし1ヶ所の担当がクソでも他にもある!!!

クリニックに精神保健福祉士っていう制度に詳しい人がいることもあるぞ!!!

とにかく頼れ!!!

anond:20220928170744

精神的によわって今後どうすればいいのか…

支援とかはあるらしいけど自分で動くのしんどい…

そんなときは、受診時や役所に行く時に、「手続きとか今後のこと相談できるところってないですか?」と言うんだ!!!

自分で一からやろうとするな!!!

社会資源に詳しい専門家を頼れ!!!

役所とか無料で使えるんや!!!

保健所精神保健福祉センター、基幹相談支援センター、もし1ヶ所の担当がクソでも他にもある!!!

クリニックに精神保健福祉士っていう制度に詳しい人がいることもあるぞ!!!

とにかく頼れ!!!

2022-05-20

anond:20220520015935

そうなんか?会社採用していた心理カウンセラー

一応有資格採用(臨床心理士精神保健福祉士産業カウンセラー)だったみたいやが

資格者でもハズレはハズレらしいぞ

 

しか会社で使ったカウンセラーの人はあたりだった

会社と戦うつもりだったのでなんかいい感じの言葉取れないかな?とカウンセラーの人が不利になるような言質を取ろうとしたけど

それは人事に・・・それは人事に・・・でかわされた

自分はだいぶ失礼な態度だったと思うけど、カウンセラーの人はキレなかったか不快感全然表に出さなかったよ

めっちゃプロフェッショナル

 

あの態度がすべての場面で貫けるなら出世営業も余裕やろ

2022-04-15

フェミニズムが傷を抱えた人間セラピーになることについて

前書き

現代日本フェミニズムは、傷ついた人間が慰め合うセラピー看板のような機能を持っていると言える。

弱者が慰め合える駆け込み寺、いわばフェミニス堂があること自体は良いことだ。

エンパワメントシスターフッドという自己肯定を重視した精神的な言葉最近人気なのもその一環かもしれないし、そこまで前向きな気持ちになれないからとにかく苦しみや怒りを吐き出させてくれという層だって駆け込み寺には居場所がある。

だが、「セラピーとしてのフェミニズム」と「学問言論としてのフェミニズム」が分離されていないために、言論としてのフェミニズム信頼度が著しく弱まっている。

セラピー面も学問言論面もひと固まりからフェミニストはメンヘラだとか、他人幸せを許せないだとか、ミサンドリストセックスヘイタージェンダークレーマーだとかの批判に繋がってしまっているのだろう。

私自身も精神疾患持ちなので、精神が弱っていることを批判する気はないのだが、セラピー的な語り合いと、学問的討論がごっちゃになっている状況は大いに問題視している。

追記:↑ここで私の精神疾患に言及したのは、私も議論の場で当事者性を武器として使おうという態度でよくなかった。反省する。)


本稿で主張するのは、「冷静な研究者としての立場」と「傷つき怒れる当事者としての立場」は、兼任すると問題が生まれるのでどちらか片方だけの立場に立つべきだ、ということだ。

たとえ学位免許を持っていても、冷静になれない話題については傷が治っていない当事者から理論議論を使いこなせる研究者ではなくあくまで苦しむ当事者個人として発言した方が良い。

本論前に、何がOKで何がNGかおおざっぱに切り分けておこう。

冷静なフェミニズム研究者が、「困った女性のための駆け込み寺やセラピーの場や、肯定しあえる関係必要だよね」という学問理論を組み立てる。
冷静なフェミニズム研究者もしくは心理医療専門家が、セラピーの場の最低限の安全が保たれるように監督をする。
セラピーに集まる傷ついた人たちが、フェミニズム用語理論武装したり、怨恨を吐き出したり、過激むちゃくちゃな主張をする。(なぜなら、セラピー的な場では、ひどい発言原則許されるべきだから。ただし、それをそのまま社会への要求として広めるべきではない)

×
まだ傷が深く残っていて冷静な振る舞いができない人間研究者としての発言力を得て、本来患者としてすべき主張を研究者立場でする。
×
傷の残っている研究者セラピー監督役をやり、セラピー患者同調してしま患者内面吐露検討・洗練せずそのまま社会にぶつける。
×
研究者同士でも肯定しあえないと傷が痛んで耐えられないので、アカデミックであるべき関係を仲良しグループにする。




本論

フェミニズムという看板のもとに、傷ついた人々が集い、辛さや怒りを語り合い共感あい心を癒そうとする様子は、当事者会に近い。

当事者自体は、様々な依存症障害事故被害者などについて行われており、有用セラピーと言っていい。

だが「セラピーとしてのフェミニズム」の問題は、当事者会で癒される患者と、当事者会を監督したり理論を語る研究者がかなり重なってしまってるということだ。

要するに、当事者として治療を受けるべき傷を抱えたままの人間が、セラピスト役と教師役もやってしまっているという問題が、「セラピーとしてのフェミニズム」にはある。

全てのフェミニストが病んでいると言っているわけではない。

だが、SNSのそこら中で行われている「セラピーとしてのフェミニズム当事者会の多さに比べて、監督できる冷静な研究者は全く足りていない。


普通当事者会やセラピーは、福祉医療心理専門家によって研究理論化がされ、社会に対して有用性が主張され、会の時にはその場にいて見守ったりもするはずだ。

傷ついた当事者たちの語りは、しばしば自己中心的だったり理屈が通ってなかったり乱暴だったりするが、それは回復必要な心の解放だ。

それがそのまま社会への要求として世の中に出されたりはしないので、当事者会で語ったことが間違ってるなんて責任を問われることもない。

客観的専門家当事者たちの感情吐露分析して理論化した上で、必要な部分は社会に訴えるようになっている。

から普通健全当事者セラピーは、傷ついている当事者が冷静さを求められたりはしないし、当事者ヤバいことを主張していても研究者評価が下がることもない。研究者監督しているか当事者同士の会話が先鋭化するエコーチェンバーも防げる。当事者要求研究者が整理したうえで一般社会に伝えるので、外部の一般人当事者過激すぎる主張を直に聞かされて悪感情を持つこともない。

全てが完全に徹底されているわけではないが、それでも、当事者セラピーで語り合う患者とそれを監督する研究者の間に線が引かれていることで、ある程度は弊害抑制ができている。

しかし、「セラピーとしてのフェミニズム」では、患者監督者、研究者区切り曖昧になりやすいので、普通当事者セラピーでは減らせる弊害がモロに発生しているのだろう。

たとえばフェミニストが「トーンポリシングはやめろ」と主張したことに対し、「議論や説得において言い方ってのは大事だろ」と反論されているのをよく見るが、あれも、内輪の癒しセラピー的な感覚と対外交議論感覚がごちゃまぜになっているせいだ。

「私はいま苦しすぎて言葉を選んでいられないのでセラピー患者として気持ちをぶちまけてるんだからトーンポリシング(言い方警察)するな」、という話なら真っ当である

「私は冷静を保ち、言い方や内容にしっかり気を使うから議論として発言を真面目に聞いてくれ」、というのも真っ当である

だがそれを同時にやろうとする、「自分セラピー的に感情をぶちまけるが聴衆は真面目に聞いてくれ」というのは無法な要求だ。

せめて、セラピー監督する冷静な研究者に向かってぶちまけて、その研究者理屈の通らないところを補助し冷静な言い方に直して議論の場に持っていくという形にしなければいけない。

なのにフェミニズム議論では、何もかも一緒くたになりがちである


当事者研究者の分離は、簡単なことではないとは思う。

特に精神思想分野ではそうだ。

臨床心理士カウンセラー看護師助産師になりたがる人間はしばしば自分が精神不安定を抱えているというのは、統計はともかく実体験としてはよく聞く話である

博物学系でも、たとえば動物学者はだいたい動物好きで、心情的には動物保護したがるだろう。

だが、そこは資格団体ががんばってたり教育だったりで、臨床心理士精神保健福祉士はある程度の信用をしてもいいだろうとなっているし、動物学者も後先考えない動物愛護活動をする人は目立ってないわけだ。

しろ愛護派の過激な主張の角を取って一般社会的に可能動物保護のやり方を訴えたりしていて、それはまさに、感情的になりがちな当事者の語りを、研究者自分のところで一度止めて丸め社会に伝える、当事者会に対する医療福祉関係者の立場と近い。

から臨床心理士動物学者などの学問的信用はまあ保たれている。


ところがフェミニズムや一部社会学は、理論家や研究者が、傷ついた当事者と同一人物だったり肩入れしすぎたりするせいで、冷静な監督者のいないまま野良セラピー的な語りあいを続け、当事者の悲痛な心情吐露ではあるがそのまま社会要求するには妥当性に欠ける内容が研究者学問立場から主張されてしまっている。

フェミニストはメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとか言われてしまうのはこのせいだ。

それにもかかわらずフェミニズム大義名分世界中で力を持ち、フェミニストの要求の内容を精査して妥当性が十分な時だけ応じますという態度は悪だと指弾されるのが、本当に良くない。

ここで断言しておくが、メンヘラも、他人幸せを許せない人も、ミサンドリストミソジニストも、セックスヘイターも、楽しく生きてよいし好きに発言してよい。当事者会で同病相憐れむのだって、傷ついた人間には大切だと思う。

過激思想トラウマは緩んだ方がいいとは思うが、それもあまりに大きな加害に繋がらないのであれば自由だ。

ただし、その好き勝手発言暴言あくまで傷つき冷静さを欠いた人の胡乱な言動として生暖かく聞き流されている方が、周囲にとっても当人にとってもよいはずだ。

弱者の声は社会から無視されるべきではないが、そのままで妥当性が低いので、客観的研究者が集積して適度に理論化と穏健化した上で世の中に訴えるべきだろう。

フェミニズムが、弱者に肩入れしようとするあまり病んだ当事者発言をそのまま重用したり、著名な研究者が「冷静さを保つために私の当事者としての感情一時的に抑えよう」という努力をおろそかにしているのは、誰にとっても不幸である

辛すぎて悲鳴を上げざるをえない当事者と、冷静で他者対話可能研究者弁別は、完璧でなくとも努力する価値がある。できたぶんだけ弊害が減るはずだ。




おまけの具体例 朝日新聞運営の『かがみよかがみ』について

一つ、わかりやすい事例を挙げる。

フェミニズムジェンダー学周辺で、セラピー機能学問言論機能が混在することの弊害を私がはっきり感じたのは、朝日新聞運営の『かがみよかがみ』である

『かがみよかがみ』は読者投稿エッセイメインコンテンツとするWebサイトだ。

「私のコンプレックスを私のアドバンテージにする」とか「私は変わらない、社会を変える」とかをコンセプトにして、女性自己肯定感の爆上げを目指すメディアであることを謳い続けている。

18~29歳の女性からエッセイ募集して、編集部がチェックして載せている。著名人契約コラムニストの連載もある。

そして投稿者を「かがみすと」と呼び運営ボランティアを「ミラリスト」と呼んで連帯感を出し、若い女性同士で肯定しあえるコミュニティを作ることも意図しているようである。(かがみすとは今もしっかり使われているが、ミラリストTwitter検索してもほぼ出てこないので今も使われてるかは外部からは謎)

二年くらい前に数回燃えたが、扱っている内容の割にはてはで話題になる回数は少ない気がする。はてなとは読者層が違うのだろう。

上野千鶴子さんに質問「ベッドの上では男が求める女を演じてしまう」 | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/12881008

フェミニストでも、守られたい。フェミニストだから、守りたい | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/13432941

これの上の記事に関わっていたコラムニスト(かがみすと)が、謝罪をしつつかがみよかがみを批判したnoteを全三回書いていたのだが、その第三回と、そこから辿れる記事類を読み、フェミニズムセラピー言論を区切らずやっている弊害はあるな、と強く感じた。

上野千鶴子座談会セックスワーカー差別炎上とかがみよかがみコミュニティ雰囲気について(下)|滝薫

https://note.com/hannnahkuku0819/n/n6514127ed85a

私はこれを読んだ時、伊藤編集長があらゆる批判に応じないのもわかる、といっそ清々しささえ覚える形で納得してしまった。「セーファープレイス」を構築しようとして、内部を守っているのではないかと思った。

(略)

『かがみよかがみ』を必要としている利用者はいる。それはわかっている。私も、エッセイ投稿した後の”共感”と”褒め合い”によって自信がついた一人であることは変えようがない事実である。その価値を認めていても、『かがみよかがみ』の未来に不穏さを感じてしまう。

『かがみよかがみ』が目指すのは、あくま女性自己肯定感の爆上げである。正しさではなく、自己肯定である

それも、明言はしていないが18~29歳の女性だけを狙っているだろう。

若い女性たちがエッセイで悩みを語り合い、書き手同士のSlackか何かでも褒め合い、お互いが何を言っても原則として批判しないし自虐もしない。まさに当事者会でありセラピーのやり方である

フェミニズムジェンダーなどの内容が多く扱われているが、それはあくま自己肯定感爆上げの道具なので、理論的な正しさを保とうとして心が苦しくなってしまうようなら、正しさを追求しなくてよい。

エッセイ投稿年齢制限も無い方が「正しい」のはわかってるだろうが、年上の説教エッセイ愚痴エッセイが載ってるサイトは鬱陶しくて気持ちよくなれないという若者本音を慮って、微妙理屈をつけて年齢制限をかけていると思われる。

投稿者をかがみすとと呼んで内輪感を作るのも、その繋がりで孤独が癒える人がいるかである。そういう内輪感にウエッとなる人もいるだろうが、そのタイプの人は他のどこかで癒されればよいというスタンスだろう。

伊藤あかり編集長モットーらしい「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」とも合致する態度だ。

傷ついた若い女性のために、正しさではなく自己肯定感爆上げを目的とした当事者セラピーの場があること自体は、良いと思う。

だがそれが、朝日新聞運営メディアとして広くネット広告され、上野千鶴子石川優実企画に呼び、ヒコロヒーなどの連載があり、エッセイ投稿者ジェンダー学やフェミニズムで多少の理論武装をして識者っぽい人もたまに言及するとなれば、そこはもう言論の場となってしまう。苦しい内面安心して吐き出せる、責任を負わなくていいし怒られもしないセラピーの場としては相応しくない。

なのに、そこが曖昧に混ざった立場で『かがみよかがみ』の文章は発表され続けている。

から『かがみよかがみ』の記事批判されたのである

そして、これは、インターネットにおける様々なフェミニズム活動についても近いことが言える。



まとめ

最後にもう一度まとめる。

傷ついた当事者同士が慰め合うセラピー看板としてのフェミニズムと、冷静さと客観性を保つ学問研究としてのフェミニズムは、分割しておく必要がある。

現在日本では、セラピーの場としてのフェミニズムと、学問としてのフェミニズムが、ごちゃごちゃ混ざっている。

心が乱れてフェミニズムセラピーを求める患者と、冷静であるべきフェミニズム研究者が、ある程度重なってしまっている。

この状況を解消しないと、世の中の幸せにはつながらないだろう。



追記。本稿は3か月ほど前に増田に投げたが無反応だったものの再投稿である。)

2022-02-28

すまん、ただの愚痴

俺、既婚子持ちの40歳

30過ぎて技術から営業に異動したのがきっかけでADHDが発覚。全検IQMENSAには全然入れる程ではないもの比較的高めだったし、1番低いWMでも102だったので、2Eかそれに近いタイプなんだと思う。

一応オープン就労ではあるけれど、特に個別配慮を受けてる訳ではなく。というか障害関係なく、困り事があって業務遂行問題がある場合は、障害の有無関係なく話を聞いてくれて、何かしらのサポートをしてくれる、超ホワイト企業

後出しジャンケンオープンってのもあって、この前の源泉徴収票では600万円超えてた。それだけの働きが出来ていたのか、正直貰いすぎなのかは何とも言えんけど。ちなみに社内の40歳男子平均で見ると、これでもぶっちぎりで平均以下。なので、社内ではやっぱり期待値ほどはまだまだ成果足りてないよね、という扱いなはず。

妻が結婚直前に、何かしらの発達の疑いを自覚していたことをカミングアウト。とは言えもう惚れ込んでたし、今更それだけを理由婚約破棄ってのも考えられず、予定通り結婚

年末、めでたく長男が生まれました。1歳半検診で指摘があり、その後知的ボーダーASDが発覚。

根はクソ真面目なパパ。発覚と同時にうーんこれは、子供の各成長段階で最適な療育なり福祉支援をしてやらなきゃいかんねと。そのためには親がちゃん福祉理解してないとってことで、通信制の某マンモス福祉大学入学。これはADHD特有衝動性もあったかもしれん。今思うと、何で社福を選ばなかったんだろうなんだけど、仕事と並行して、大学単位戻り、実習も経験してから精神保健福祉士も無事取って、大学卒業

よーしパパ、これから日々家庭内ソーシャルアクションをやるぞー、って張り切ってたのですが、ここら辺で燃え尽きました……。

適応障害って診断されたけど、もう半年以上経って回復してないから、反復性うつ病障害シフトしてる感覚はある。あと、神経過敏とADHD特有衝動性が相まって、攻撃的な性格になったり、多弁傾向が強くなったりと、躁転の症状も出てる。現に、こんなクソ長いまとまりのない文章を垂れ流してる段階でお察し。

理由は全く想定外していなかったADHD父とASD男児の相性の悪さ。毎日家庭内で息子からストレスを浴びせられる毎日

そして妻はメシは作れるし美味いんだけど、家事能力無しの汚部屋製造機でした。厳密には、他人から指示されると作業は出来る。でも、自分段取りを決めて、主体的に動くってのが出来ないみたい。

それでコロナ禍の影響で、汚部屋環境下で耐えながら日々続ける在宅勤務。もともとストレス耐性はそんな強い方ではないので、半年くらいでパンクしました。で9月から休職中。手帳は元々持ってましたが、加えて障害支援区分2を取って、身体介護家事援助の居宅介護を取りました。妻が家事出来ない分、私の枠を使ってなんとかしのいでる状況。

から主治医からは家庭環境起因の発症から家族と別居して環境を変えない限りは治らないと言われています。実際、3週間入院した時はすっかり寛解したんだけど、自宅に戻ったら2週間で再燃しました。

今、妻にも心理検査を受けさせてます。でもウェクスラーは終わったっぽいけど、MSPAがまだみたいで、順番待ちでざっと半年待ちだとか。最近発達障害ブームに加え、コロナ禍で今まで見えてこなかったグレーゾーンの人が一斉に顕在化したんだろうから、そりゃそうだろうなとは思います。で、妻の判定は相当先になりそうなので、先に障害支援区分を取らせて、妻にも居宅介護がつけられるように、現在画策中です。

これが済んだら、私はショートステイグループホームに移って、擬似的単身赴任みたいな感じで家族と別居生活をする予定。家族と同居してると、一向に治らんので。

月々の生活費は、元々の基本給が35万円くらいあったので、それベース傷病手当金健保組合から出てるので、意外と困ってない。ずっと働けてなかったので、まだ有給休暇のうちに障害年金を申請して3級は通ったんだけど、就労不能で3級はねえだろと、審査請求視野に入れて原因分析中です。

ここまでなんやかんやでギリギリやれてるのも、自分がMHSWの資格所持者で、計画相談支援とか、その手のサービスが世の中にある事を知ってたからだろうなあと思う。

一方で、会社の人事がここら辺の知識無能過ぎるのが問題復職支援ではなく、復職邪魔をしている。完全に治るまでは会社敷地を一歩も通させん、という姿勢なので、これじゃ治るもんも治らない。

ここまで書いて気付いたんだけど、これ愚痴じゃなくてただの自己紹介だよね。ADHDだと、主部と述部が全く異なるはよくある話。

2022-01-14

フェミニズムが傷を抱えた人間セラピーになることについて

前書き

現代日本フェミニズムは、傷ついた人間が慰め合うセラピー看板のような機能を持っていると言える。

エンパワメントとかシスターフッドという言葉が好まれるのもその一環と考えらえるし、そんな前向きな所まで至らない、まず苦しみや怒りを吐き出させてくれという層もいるだろう。

弱者にとって慰め合う場があるのは良いことなのだが、セラピーとしてのフェミニズムと、学問言論としてのフェミニズムが分離されていないために、言論としての信頼度は弱まってしまう。

それが、フェミニストメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとかの批判に繋がってしまっているのだろう。

私自身も精神疾患持ちなので、精神が弱っていること自体批判する気はないのだが、セラピー的な語り合いと、学問的討論がごっちゃになっている状況は大いに問題視している。


冷静な研究者と、傷ついている当事者は、兼任しようとすると問題が生まれやすいのでどちらか片方だけの立場に立つべなのだ

それぞれ、何がOKで何がNGか切り分けておこう。

〇 冷静なフェミニズム研究者が、「困った女性のための駆け込み寺やセラピーの場や、肯定しあえる関係必要だよね」という学問理論を組み立てるのはOK

〇 セラピーに集まる傷ついた人たちが、フェミニズム用語理論武装することも、武装しつつ過激な主張をするのもOK。(セラピー的な場の発言は、過激なことや邪悪なことも原則許されるべきである。その反面、そのまま社会への要求として世の中に伝えるべきではない)

× 自分に傷が深く残っていて冷静な振る舞いができない人間が、研究者としての発言力を得て、セラピー患者としてするべきな過激主張を研究者立場でしたり、他のセラピー患者内面吐露ちゃん検討せず世の中にぶつけたり、学者同士でも肯定しあう関係じゃないと耐えられなかったり、そういうのはNG


本論

フェミニズムという看板のもとに、傷ついた人々が集い、辛さや怒りを語り合い共感あい心を癒そうとする様子は、当事者会に近い。

当事者自体は、様々な依存症障害事故被害者などについて行われており、有用セラピーと言っていい。

だが「セラピーとしてのフェミニズム」の問題は、当事者会で癒される患者と、当事者会を監督したり理論を語る研究者がかなり重なってしまってるということだ。

要するに、患者セラピストもやってしまっているという問題が、「セラピーとしてのフェミニズム」にはある。

全てのフェミニストが病んでいると言っているわけではない。

だが、SNSのそこら中で行われている「セラピーとしてのフェミニズム当事者会の多さに比べて、監督できる冷静な研究者は全く足りていない。


普通当事者会やセラピーは、福祉医療臨床心理士といった専門家によって研究理論化がされ、社会に対して有用性が主張され、会の時にはその場にいて見守ったりもするはずだ。

傷ついた当事者たちの語りは、しばしば自己中心的だったり理屈が通ってなかったり乱暴だったりするが、それは回復必要な心の解放だ。

それがそのまま社会への要求として世の中に出されたりはしないので、当事者会で語ったことが間違ってるなんて責任を問われることもない。

客観的専門家当事者たちの感情吐露分析して理論化した上で、必要な部分は社会に訴えるようになっている。

から、傷ついている当事者が冷静さを求められたりはしないし、当事者ヤバいことを主張していても研究者研究分野の評価が下がることもない。研究者監督しているか当事者同士の会話が過激化するエコーチェンバーも防げる。外部の一般人当事者の無茶な話を直に聞かされて、振り回されて悪感情を持つこともない。

これらの全てが完全に徹底されてはいないが、それでも、当事者セラピーで語り合う患者とそれを監督する研究者の間に線が引かれていることで、様々な弊害抑制はできている。

しかし、「セラピーとしてのフェミニズム」では、患者監督者、研究者、全てが一体になりやすいので、普通当事者セラピーでは減らせる弊害がモロに発生しているのだろう。

たとえばフェミニストが「トーンポリシングはやめろ」と主張し、議論や説得において言い方ってのは大事だろと反論されるのをよく見るが、あれも、セラピー的な場と議論の場がごちゃまぜになっているせいだ。

はいま苦しすぎて言葉を選んでいられないのでセラピー患者として気持ちをぶちまけてるんだからトーンポリシングするな、というなら真っ当である

言い方や内容にしっかり気を使うから議論として発言を真面目に聞いてくれ、というのも真っ当である

だがそれを同時にやらせてくれ、自分セラピー的にぶちまけるが聴衆は真面目に聞いてくれというのは無法な要求だ。

せめて、セラピー監督する冷静な研究者に向かってぶちまけて、その研究者理屈の通らないところを補助し冷静な言い方に直して議論の場に持っていくという形にしなければいけない。

なのにフェミニズム議論では、何もかも一緒くたになりがちである


当事者研究者の分離は、簡単なことではないとは思う。

特に精神思想分野ではそうだ。

臨床心理士カウンセラーになりたがる若者はしばしば自分精神不安定を抱えているというのは、統計はないが実体験としてはよく聞く話である

博物学系でも、たとえば動物学者はだいたい動物好きで、心情的には動物保護したがるだろう。

だが、そこは資格団体ががんばってたり教育だったりで、臨床心理士精神保健福祉士はある程度の信用をしてもいいだろうとなっているし、動物学者も後先考えない動物愛護活動をする人は目立ってないわけだ。

しろ、愛後派の過激な主張の角を取って一般社会的に妥当で持続性のある動物保護のやり方を訴えたりしていて、それはまさに、感情的になりがちな当事者の語りを、研究者自分のところで一度止めて丸め社会に伝える、当事者会に対する医療福祉関係者の立場と近い。

から臨床心理士動物学者などの学問的信用はまあ保たれている。


ところがフェミニズムや一部社会学は、理論家や研究者が、傷ついた患者当事者と近かったり同一人物だったりして、監督者のいないまま野良セラピー的な語り合いをし続け、当事者の悲痛な心情吐露ではあるが社会妥当性の薄い発言みたいなもの研究者学問立場から主張されてしまっている。

フェミニストメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとか言われるのはそのせいだ。

ここで断言しておくが、メンヘラも、他人幸せを許せない人も、ミサンドリストも、セックスヘイターも、楽しく生きてよいし好きに発言してよい。当事者会で同病相憐れむのだって、傷ついた人間には大切だと思う。

過激思想トラウマは緩んだ方がいいとは思うが、それもあまりに大きな加害に繋がらないのであれば自由だ。

ただし、その発言あくまで傷つき冷静さを欠いた人の発言として生暖かく見られている方が、周囲にとっても当人にとってもよいはずだ。弱者の声は社会から無視されるべきではないが、そのままで妥当性が低いので、客観的研究者が集積して適度に理論化と穏健化した上で世の中に訴えるべきだろう。

フェミニズムが、弱者に肩入れしようとするあまり病んだ発言をそのまま重用したり、著名な研究者自分当事者性を切り離して冷静さを保つ努力をおろそかにしているのは、誰にとっても不幸である




おまけ 朝日新聞運営の『かがみよかがみ』について

一つ、わかりやすい事例を挙げる。

私がフェミニズムジェンダー学のセラピー機能と、学問言論機能の混在の弊害をわかりやすく感じたのは、朝日新聞運営の『かがみよかがみ』である

「私のコンプレックスを私のアドバンテージにする」とか「私は変わらない、社会を変える」とかをコンセプトにして、女性自己肯定感の爆上げを目指すメディアであることを謳い続けているサイトだ。

コンテンツとしては、エッセイ投稿サイトである

18~29歳の女性からエッセイ募集して、編集部がチェックして載せている。著名人契約コラムニストの連載もある。

そして投稿者を「かがみすと」と呼び運営ボランティアを「ミラリスト」と呼んで連帯感を出し、若い女性同士で肯定しあえるコミュニティを作ることも意図しているようである。(かがみすとは今もしっかり使われているが、ミラリストTwitter検索してもほぼ出てこないので今も使われてるかは外部からは謎)

二年くらい前に数回燃えたが、扱っている内容の割に回数は少ない気がする。特にはてなとは読者層が違うのだろう。

上野千鶴子さんに質問「ベッドの上では男が求める女を演じてしまう」 | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/12881008

フェミニストでも、守られたい。フェミニストから、守りたい | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/13432941

これの上の方に関わっていたコラムニスト(かがみすと)が、謝罪をしつつかがみよかがみを批判したnoteを全三回書いていたのだが、その第三回と、ここから辿れる記事類を読み、フェミニズムセラピー言論を区切らずやっている弊害はあるな、と強く感じた。

上野千鶴子座談会セックスワーカー差別炎上とかがみよかがみコミュニティ雰囲気について(下)|滝薫

https://note.com/hannnahkuku0819/n/n6514127ed85a

『かがみよかがみ』が目指すのは、あくま女性自己肯定感の爆上げである。正しさではなく、自己肯定感である

それも、明言はしていないが18~29歳の女性だけを狙っているだろう。

若い女性たちがエッセイで悩みを語り合い、書き手同士のスラックか何かでも褒め合い、お互いが何を言っても原則として批判しないし自虐もしない。まさに当事者会でありセラピーのやり方である

フェミニズムジェンダーなどの内容が多く扱われているが、それはあくま自己肯定感爆上げの道具なので、理論的な正しさを保とうとして心が苦しくなってしまうようなら、正しさを追求しなくてよい。

エッセイ投稿年齢制限も無い方が「正しい」のはわかってるだろうが、年上の説教エッセイ愚痴エッセイが載ってるサイトは鬱陶しくて気持ちよくなれないという若者本音を慮って、微妙理屈をつけて年齢制限をかけていると思われる。

投稿者をかがみすとと呼んで内輪感を作るのも、その繋がりで孤独が癒える人がいるかである。そういう内輪感にウエッとなる人もいるだろうが、そう言う人は他のどこかで癒されればよいというスタンスだろう。

編集長伊藤あかりさんのツイッターbioには"「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」という感じ。"と書かれているのだから

この世に、傷ついた若い女性のための当事者セラピーの場があること自体は、良いと思う。

だがそれが、朝日新聞運営メディアとして広くネット広告され、上野千鶴子石川優実企画に呼び、ヒコロヒーなどの連載があり、エッセイ投稿者ジェンダー学やフェミニズムで多少の理論武装をして識者っぽい人もたまに言及するとなれば、そこはもう言論の場となってしまう。苦しい内面安心して吐き出せる、責任を負わなくていいし怒られもしないセラピーの場としては相応しくない。

なのに、そこが曖昧に混ざった立場文章が発表され続けている。

から『かがみよかがみ』の記事批判されたのである

そして、これは、インターネットにおける様々なフェミニズム活動についても近いことが言える。



まとめ

最後にもう一度まとめる。

傷ついた当事者同士が慰め合うセラピー看板としてのフェミニズムと、冷静さと客観性を保つ学問研究としてのフェミニズムは、分割しておく必要がある。

現在日本では、セラピーの場としてのフェミニズムと、学問としてのフェミニズムが、ごちゃごちゃ混ざっている。

心が乱れてフェミニズムセラピーを求める患者と、冷静であるべきフェミニズム研究者も、ある程度重なってしまっている。

この状況を解消しないと、世の中の幸せにはつながらないだろう。

2021-08-19

anond:20210817211756

「通院先を確保するや否やハローワークに向かうも、職員から紹介された精神障害トータルサポーター精神保健福祉士)」

まり、通院歴があり、ハローワークから 「このひと働けません」ってお墨付き を頂くのが最善手ってことかな。

2021-08-17

役所に邪険にされなかった生活保護受給者の話

https://anond.hatelabo.jp/20210817051552

この増田、大変な思いしてきて充実した人生送れているようでよかった。

ただ、ここに出てくる役所の人は本当にひどいと思う反面、自分が接してきた役所の人と違いすぎてびっくりしている。

自分担当ケースワーカーを振り返ると、ルールルールとして毅然とした対応をしつつも、常識的言動をしていたように思える。

自分生活保護受給することになったのは、障害福祉サービス事業所支援者提案からだ。

私は発達障害があり(就活中に医師から指摘され検査、診断)、大学から地元に帰り就職するも適応障害退職

から折り合いの悪い家庭から逃げるように上京した。

通院先を確保するや否やハローワークに向かうも、職員から紹介された精神障害トータルサポーター精神保健福祉士から

「働くことを考えるのを辞めなさい」と言われ、日常生活の安定に専念するようになった(当時は週1日しかから出れなかったが、なぜか自分フルタイムで働けると思い込んでいた)。

その過程で、学びの中でライフスキルの獲得を目指す障害福祉サービス事業所(以下施設)を紹介され、見学後、通所することにした。

施設利用を始めるにあたり、症状やこれまでの人生について取りまとめるのだが、「よく生きてたね」と言われた。

こう言われるのは珍しいことではなくて、発達障害の診断を下した医師もWAIS-Ⅲの結果から同じことを口にした。

その時はよく理解できなかったけど、支援者精神保健福祉士)が取りまとめた内容を読むと、自分でも「よく生きてこれたな」と思った。

発達障害精神障害がある人のあるあるだけど、人前に出ると必要以上に頑張ってしまう特徴がある。

そして誰も見ていないところで再起不能に陥る。まさに自分はそれだった。主旨から外れるので割愛するが、ひどい人生を送っていたことに気付けた。

それに気づいたとき、大きな選択を迫られる。

貯金が底をつきかけていたのだ。自分としても支援者医者としても、今働くのは無理だという点で一致していた。

今は環境を整えて、自分を振り返って、自分らしく日々を送れるようになることが第一だ。

でもお金が無くなる。どうしよう。

そんな時に支援者生活保護提案をしてきた。

自分なんかが受けられるわけがないと思っていたが、説明を聞くうちにそれがただの思い込みだということに気付かされた。

当時の自分は、話を聞くのも話すのも時間がかかり到底役所の人と話ができる状況にはなかった。

そこで支援者市役所と日取りを決めて、自分がすべきことを教えてもらい、準備を始めた。

預金口座、保険の加入状況、残金、病状をまとめたペライチの作成……。

そして申請当日。

時間は1時間ほどだったと思う。話はほとんど支援者が進めてくれ、自分事務的な話しかしなかったと思う。

元増田のように、市役所担当者が不親切なことはなかったと思う。

今推測するに、自分福祉とがっつり結びついていたから、ある種の信頼があったのだと思う。

福祉サービスを利用するには、居住地福祉窓口を介して審査を経て利用をすることができる。

まり障害福祉部署へ「就労不可」の情報が記録されているため、生活保護の窓口への根回しがある意味済んでいたのではないだろうか。

元増田ブコメに「〇〇党の議員に頼れ」とあるが、あれはその手段もある程度に思っていた方がいい。

議員に付き添ってもらおうが無理なケースは無理だ。

一番大切なのは役所実態を正しく知ってもらうこと。

そのためには、福祉でもなんでもいいか支援を受けている実績を残すことが大事だと思う。

支援を受けているのに生活保護だけ断られることが起きたら、それこそ役所の中で大事件になる。

まあ、そのための議員なのかもしれんが、議員自分生活の面倒までは見てくれない。

何らかの形で支援者と結びついて日常的なサポートを受け続けることが大切ではないだろうか。

その後担当ケースワーカーが3回変わったが、特に可もなく不可もなくといった付き合い程度だった。

生活保護受給している間に、障害年金申請し、眼鏡を新調し、小学生からの腹痛の治療をようやく開始し、上からも下から内視鏡を入れられ、ピロリ菌除菌した。

医療券にはさんざんお世話になった。

また、生活保護受給した最初の月、3万円も余ったことに驚いた。

生活保護は「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するものと考えているが、

自分自分にそれ以下の生活を強いていたのかと。

自分自分虐待していたのかと。

それじゃあ治るものも治らないし、布団の中から出られるわけがない。

生活保護受給額が、自分人間にさせてくれた。

具体的には、お米に豆腐カット野菜食生活が、

お米にお惣菜サラダにお味噌汁に変わった。

あと大豆プロテイン始めた。筋肉は裏切るけどタンパク質は裏切らない。元気が底上げされた。

元気が出てくると外に出たくなって散歩を始めた。

散歩を始めると施設に通うようになった。

施設に通うようになるといろんなことを学べた。

自分自分らしい人生を送れること。同じ境遇の仲間がたくさんいること。そうした人たちが人生を取り戻していること。

自分もそうなりたいと思った。

一方でけんかもたくさんした。人間関係上手くいかないことばかりだった。

でも人生本来得られるはずだった時間追体験させてくれた施設には感謝している。

そんな中で施設運営しているNPOで段階的に働き始めた。

まずはボランティア。次にアルバイトそれから非常勤

その施設とは仲違いしてその後は非正規で働いた。

市役所には自分一人で行けるようになって、所得申請医療券の申請に毎月通っていた。

生活保護担当の人との思い出はそんなにないけど、福祉担当者の方とは温かい思い出が少しある。

そうしたつながりが生活保護担当部署からの信頼に繋がっていたのではないだろうか。

正規採用就職することになったときには、スーツ代も申請したし、就労祝い金的ものももらえた。

人間らしい生活をするにはこんなにもお金がかかるんだと怖くなったけど、障害年金支給決定した時に一括で支給した分返済したから心残りはない。

今思うと、ハローワーク職員の方からまり主治医支援者障害福祉担当の方に支えられて生活保護受給することができ、

生活保護受給することで人間として再スタートを切ることができた。

今振り返ると、その鍵は役所自分という人間ありのままを知ってもらっていたことに尽きると思う。

でもそれは、元増田のような過酷な状況ではとても無理だと思う。

ただ一つ思うのは、生活日常的にサポートしてもらえる体制が組んであれば多少は違ったのかもしれないということだ。

もちろん、元増田出会った役所人間は論外だが、相手が何者かわからないとき人も組織も非常に警戒するのははてなー自身がよく知っていると思う。

役所だってそうだ。

相手が何者かわからないとき警戒する。

その疑問を解きほぐすための支援者もっと増えてほしいし、もっと気軽に繋がれるようになってほしい。

支援を受ける自分たちも、もっと自分必要支援が何か、明確に言えるようになってほしい。

相手が何者か確認でき、信頼されるならば必要以上に無下にはされない。

ただ、現状はそこのハードルが高すぎる。

自分元増田自治体が逆だったらどうなっていたか永久に謎のままだ。

2020-12-28

転職エージェント公務員民間企業への転職について語る~後編~


12/28追記

文字数制限に引っかかり切れていたので、前後編に分けました。

転職失敗例1人目 Oさん

性別:女

年齢:当時20代後半

職業地方公務員県庁

所属部署戸籍

採用先:機械メーカー

内定理由事務方面の経験及びポテンシャル

ここから先は失敗例だ。上の2人に比べて具体的な内容は減らしている。

Oさんは外見からも話し方から几帳面さが伝わってきた。履歴書職務経歴書も丁寧な書きぶりだった。誤字も脱字もレイアウトのずれもなく、統一的なデザインを保っている。

資格は持っていなかったが、学歴がよかった。学歴はごく当然に見られるので、いい学校を出ているに越したことはない。

Oさんは転職活動を始めて一か月後に、とある機械メーカー調達部門内定し、入社することとなった。

……さて、転職者の評価があまりにも低いと、企業転職エージェントに対して手数料の返金を求めることができる。

Oさんに関して、そういう旨の連絡が入ったのは返金を請求できる期限ギリギリだったと思う。

相手企業から寄せられた評価は、(良い点も悪い点も)オブラートに包んで言うと以下のようなものだった。

ミスほとんどない

報連相完璧である

・細かいところに気を配りすぎる。そのうえ同僚にもOさんの基準強要する

・短気であり、怒り出すと暴言を吐くことがある

手数料の返金の話だが、度重なる交渉の末に請求はされないことになった。

実際に、Oさんは事務方面の仕事であれば何でもできた。サプライヤーとの価格交渉まで含めて。腕前が優れていたのだ。でも、人柄が相手企業にとってマッチしなかった。

メーカーには穏やかな人が多いので、Oさんのように態度が厳しい人は適合しない。当時の私にOさんの人柄を見抜くことはできなかった。

以後、数年。エージェントとして修業を重ねた。そして、私は理解した。

どんなに一流のエージェントだろうと、1回の面談とたまにする電話相手の人柄を見抜くのは不可能だということを。

できることはといえば――会話をする度に、その人に対して誠実な関心を寄せて、本音で話し合う。ただそれだけしかできることはない。



転職失敗例2人目 Sさん

性別:男

年齢:当時20代後半

職業公営企業

所属部署上下水道

採用先:会計コンサルタント

内定理由財務方面の専門知識

前の3人よりは長くなる。

Sさんは寡黙で実直な印象だった。

公営企業財務会計担当していた。上で述べたとおり、公務員は2~3年で異動になるのだが、彼の場合は同じ部署に長期在籍していた。

そのおかげか、財務会計以外にも、債権回収、草刈りなどの現場仕事災害対応など、幅広い業務を身に着けていた。公営企業決算書を作る仕事をしていたということで、会計知識を生かせる会社を紹介することになった。

Sさんは苦戦した。私のエージェント人生の中で、彼がダントツで一番に――落ちた会社数が多い。公表は控えるが、百社はゆうに超えていた。転職活動は長期に及んだが、それでも彼は最後まで奮闘し、会計コンサルの名門のひとつ入社を決めた。

ひとつ懸念があった。その会社は、過去に弊社が推薦した転職者の評価が低かったとして、手数料の返金を要求したことがある。飲まざるを得ないのは残念だったが、何より無念だったのは、転職者が試用期間で切られてしまたことだ……せっかく入社できたというのに。また転職活動をしないといけない。

能力が低いことを理由として手数料の返金を求めるのはいい。しかし、採用したのであれば責任を持つべきではないか採用側には、雇用者人生の一部に対する責任がある。

Sさん入社意思を訪ねた時のことを覚えている。

Sさん。この会社自分で動けるタイプじゃないと厳しいですよ」

と念を押したところ、

「これまで幾つもの業務改善を担当してきました。次の会社でもやってみせます

という、なにがしかの決意に満ちた答えが返ってきた。

残念ながら、Sさん通用しなかった。入社してふた月も経たないうちに苦情がきた。こんな内容だったと大まかに記憶している。

チャレンジをしない。前例踏襲仕事を進めるうえでの根拠にしている

経験年数にしては会計知識レベルが低い。専門卒の子の方がまだましだ

コミュニケーション能力が低い。言葉のやり取りが受け身すぎて、仲間と良好な関係を築くことができない

といったものだった。

①については、正直こうなるだろうと思っていた。こういう現実Sさん自身が受け入れたうえで変わっていくしかないと考えていた。Sさんが行ったという公務員組織の中での業務改善というのは、裁決のルートを短くする(ハンコの数を減らす)こと、届出書の様式を簡略化すること、棚卸をしやすいように在庫レイアウトを変更するといったものだった。会計コンサルの名門だと、正直厳しい。

②は意外だった。Sさん公営企業決算書を作っているという確証は得ていた。だから安心して推薦したのだ。会計コンサルでのSさん上司にあたる人が私に伝えたことが真実だとすると、彼がいた公営企業で行われていたやり方というのは単式簿記であって、上場企業会計基準でいえば問題外だった。私の認識が甘かった。青二才だった。

③についても、私の人を見る目がなかったということだ。こればかりは難しい。Sさんコミュニケーションができる人だと思っていたけど、あれはおそらく演技だった。人と交流するのが億劫タイプ人間だったけど、転職活動成功させるために必死背伸びをしていたのだ。

Sさんはその後、どうなったかというと……生き残ることに成功した。

財務会計仕事はお役御免になったけれども、隠れた専門能力があった。

特定可能性が極めて高いので言わないが、とにかくSさん路線を変えて生き残った。

因果ではあるが、Sさんのいる会計コンサルというのが、1人目に紹介したMさんのいた自治体が行った「改革的な仕事」をサポートしたところだ。

ここまで来ると隠すのが気持ち悪くなってきたので正直に話す。

全国にある官公庁の中で、最初期に税金をはじめとする公共料金をQRコード決済できるようにしたのが、Mさん所属していた、とある市町村の、とある税務系部署の、とあるチームだった。

タスクフォースに入らないかって先輩に誘われたんですよ~!」と、Mさんは何度目かの電話面談の時に、困惑した笑みとともに喋っていた。普段は、もっとクール淡々とした話し方なのだが……。



3.どんな人が民間活躍できるのか?

最後にまとめる。

私の経験上、いわゆる行政事務公務員民間企業転職するのは難しい。

キャリア官僚場合は違う。彼らの場合エグゼクティブ枠になるので、私のような者ではなく、もっとランクの高い転職エージェントがつくことが多い。

はっきり言おう。転職希望する公務員というのは、相手企業からするとウケが悪い。

問題を起こして免職処分になったのでは?」と邪推する人(気持ちはわかる。実際にそうなんじゃないかという人も来たりする)もいれば、「この人はうちで使えるかもしれない。興味はあるけど、データ不足で戦力かどうかを判断できない……試しに一か月だけ雇用できればいいのに」など、冷静なコメントをくれる人もいる。

転職やす公務員というのは、以下のような特徴をもっている。

専門性特定資格や専門知識があり、その業界で直接活かせるものである。この観点だと、やはり国家公務員は強い。その業界内での許認可を扱うので、必然的事業法関係の専門知識経験が身に付きやすい。地方公務員場合だと、ソーシャルワーカー精神保健福祉士手話資格を持った人が、同じく福祉系の会社公益団体転職できた事例がある。

積極性ルールや慣習が整っていない中でも、常にその場に合った答えを見つけられること。失敗を恐れることなく、本人にとってのベストを出し尽くす習慣があること。

協調性。誰とでも仲良くできること。私が受け持った公務員の中には、コミュ障な人が何人もいた。残念ながら、そういう人は会社員だろうと公務員だろうと、「現職に留まる」ことを強く勧めている。事実上登録拒否だ。本人のためになったと信じている。

お目汚しを失礼した。いろいろ書いてしまったけど、後で内容を修正したり、消したりしないように努める。

何かあった場合は私が責任を取る。

ここまで読んでくれてありがとう

2020-09-27

anond:20200927221959

問題解決解決しない

けど、問題解決よりもまずは共感必要としている人たちっているか

たとえ問題解決する完璧な正解があったとしても、本人が動かないことには何も始まらない

 

まずは共感必要な人
  1. いっぱいいっぱいでどうしたいいかからない(パニック無力感孤独感)
  2. 話を聞いてもらう
  3. 落ち着くまで、気力が湧くまで繰り返し
  4. 問題解決に向けて具体的なアクションを“自分で”考える。問題解決は必ずしもカウンセラーの役目では無い

 

話を聞くだけで解決提供しないなら意味あるの?って思うかもだけどプロの話聴き屋だよ

ものすごくレベル差あるらしいけど

話聞くだけなんで、ぶっちゃけ資格要らないと思うけど、有資格者でもヤベーヤツゴロゴロいる世界みたいなので、

ハズレに当たらないように有資格者の方がいいと思う

 

臨床心理士精神保健福祉士産業カウンセラー、この辺の資格

2020-05-13

HIV内定取り消し訴訟 病院側に165万円の賠償命令 札幌地裁 2019年9月17日付「北海道新聞」より

 エイズウイルスHIV感染を申告しなかったのを理由病院就職内定を取り消したのは違法として、

道内精神保健福祉士の30代男性病院経営する社会福祉法人北海道社会事業協会札幌)に対し、

慰謝料など330万円の損害賠償を求めた訴訟判決17日、札幌地裁であった。

武藤貴明裁判長は「感染は極めて秘密性が高い情報で、他者感染する危険無視できるほどに低い。

申告の義務があったとはいえない」として、協会に165万円の支払いを命じた。

ttps://www.habatakifukushi.jp/news/hiv-info/hiv20190924/

anond:20200513142642

anond:20200513151354

2020-01-23

追記】頼むから障害者作業所商品買ってくれ

30年度の報酬改定で平均工賃の多い施設ほど一人当たりの報酬が増えるようになりました。(具体的に言うと5000円以下10000円以下15000以下…平均工賃5000区切り

3障害全て同じ基準です。3障害施設で平均工賃は当たり前ですが異なります

私は精神障害者施設管理職サビ管で働いています精神施設入院休みは多く、安定して毎日通える方は一部です。

必然的に通所日数は減り、平均の工賃は少なくなります。内職とお菓子販売して工賃を捻出していますが、この御時世なかなかお菓子のような贅沢品を買ってくれる人は少ないです。

この日記をみた方はたまにでいいので障害作業所商品を買ってくれ。

利用者さんは1万円にも満たない工賃を毎月楽しみにしてくれています

作業所商品は経費を除いてすべて利用者還元するようになっています

から障害作業所商品を買ってください。

追記

寝る前にテキトーに書いた駄文が伸びてる、、

簡単追記します。

前述した通り、、工賃の上昇はどの施設でも課題になっていますし、マーケティングはどの施設でも自助努力しています

地場お菓子メーカーコラボなんてよくしていますよ。うちはしていませんが。

商品をよく売っているのは役所道の駅が多いです。役所ホームページ通販サイト

リンクが貼ってあるところもあります

今は昔ながらの作業所お菓子や授産品ではなかなか売れません。うちは現役パティシエが働いてお菓子の開発を行っています

パッケージデザインデザイナーさんにお願いしています

ただ、先程申し上げた通り、ここ数年で消費者の財布の紐がかたくなっていると実感します。

それとうちは内職の請負が8割、お菓子が2割です。

内職は、内職請負会社から仕事を貰うとホント搾取されます。勿論安定した作業量を頂けるのでその対価ですが、(例えば封筒の二つ折りで1枚につき、0.5円です。)

ですので、現在会社さんに飛び込み営業をかけています

企業で働かれている方は作業所に内職を下さい。内職請負会社に頼むと中抜きされますが、作業所に直接頼むと安くすみますよ。

あと、お菓子商品がどこで買えるか分からないという方は、最寄りのお役所社会福祉協議会に聞いてみると教えてくれますよ。

内職の仕事役所社会福祉協議会相談してくださいね、、

こうしたマーケティング的な業務が正職員にはもしかかります。(私は大好きですが)

そのせいで内職ばかりしてしまい、専門職ソーシャルワーキングが疎かになりがちになってしま施設も多いです。

追記2

たくさんのアドバイス頂いて嬉しいです。正直、食品から信頼おけないって方もいますよね、、仕方ないことだと思います

トラバにあったように、某突然焼肉社長みたいなタイトル申し訳ありませんでした。これを見て少しでも買ってくれる人が増えたら嬉しいです。

いくつか分かる範囲追記します。

障害者優先調達推進法により、内職の作業や贈り物のお菓子ハンドメイド品を役所から注文してくれます

ポータルサイトはそこそこの自治体によってはあります。うちの市にもあります。ただあまりそこを通して注文はありません。認知されてないみたいです。行政社会福祉協議会に問い合わせて、そこのポータルサイトを見てから注文するルートが主です。

お菓子買ってくれみたいな話になっていますが、実は内職の作業をくれる方がうちの施設的には嬉しかったりします。(内職が利益の8割なので)

お菓子は買えないけど…って方でも何か作業があれば内職請負会社に頼む前に直接作業所に連絡をとってみてください。(内職請負会社作業の何割かは地場障害作業所刑務所が請け負ってると思います。)

・「障害者が作ったアピールいらない、品質勝負してくれ」その通りで、応援意味で買ってくれる方もいれば、はじめはそういう意味で買ってくれた方も味が気に入って、リピートしてもらえることが目標です。

今はうちも含め、ぱっと見作業所と分からないようなパッケージが多いです。

マーケティングとか偉そうに言って申し訳ないです。トップブコメの方の通り、そもそもマーケティングとはなんぞや状態ですし、付加価値がまだまだ足りてないし、広報もたりてないです。

またウェブサイトももっと作り込まなければならないと感じています

とはいえ障害福祉において人手不足施設報酬が安いの)が問題です。

うちの作業所の例だと正職員は私含め2名(二人とも精神保健福祉士)で残りは非常勤です。

平均工賃を上げ、施設に入る報酬をあげるために雇う人材よりも、雇わずに今の人員で働く方が安くすみます

その結果、専門職が内職等業務に追われる、ソーシャルワークが疎かになる、残業、病む。というプロセスをたどりがちです。

(私のモットーは「自分に元気がなければ、他人を元気にできない」なのでうちの施設は私含め皆残業禁止です)

こんなに買ってくれと言いながらもメインはソーシャルワーカーとして利用者さんの精神的、社会的支援です。それだけは譲れません。

・本当に問題提起したかたことは、報酬制度改定です。平均工賃に応じて報酬が増えていると書きましたが、5000円以下1万円以下までの施設報酬改定前より報酬額が少なくなっています

平均工賃で報酬決定するということは、

平均工賃を維持するために、利用者に通所ノルマを課したり、送迎で半ば強引に通所させたり、症状の重い方や週1.2日だけ通いたい方を断る、そんな作業所もあるかもしれません。

工賃にインセンティブをもたらすのは悪いことではありませんが、せめて平均ではなく中央値くらいにとどめて欲しいです。(本音廃止です)

これから行政に訴えかけていきます

また、何かあれば増田で書きますありがとうございました。

2019-12-18

増田と同じような立場の者です

anond:20191218145005

うちは兄が英一郎状態統合失調症発達障害)。

父が兄から暴力で硬膜外血腫になり救急車で運ばれ、そのまま手術、入院したのを機に

両親が地域包括支援センター虐待事案として保護される形で兄と隔離

そのまま兄に所在を知らせないまま夜逃げ状態老人ホーム引越した。

(貴重品やら何やらは火事燃えたと思って諦めろと言われ、取りに行けず終い)

兄は障害者年金生活保護で1人暮らしを続けている。

精神保健福祉士が週1、2回様子を見に行っている)

そういう境遇なので、増田気持ちはわかるつもり。

うちは増田の家みたいに財産やら名士としての立場はなかったか

増田の両親よりは全てを捨てるのは容易だったかもしれない。

それでもなかなか踏み切れず、父は入院してもなお地域包括支援センターの介入を嫌がっていたほどだ。

失うものがうちより多い増田親がなかなか覚悟を決められないのも分かる。

また別居しているせいで、地獄日常化していない分危機感も薄いのかもしれない。

でもはっきり言って共依存状態増田家族だけで解決するのは絶対無理

増田親が全てを捨てて逃げること以外の解決はない。

警察行政は何もしてくれないと言うが、全てを捨てる覚悟がなければ警察行政も動きようがないのではないだろうか。

そして姉を助けているようで、結局増田親は姉の自立の芽を片っ端から摘んでいる。

とにかくまず増田実家管轄地域包括支援センターに行って相談してみよう(姉管轄自立支援センターではなく)。

老人への虐待事案として地域包括支援センターが介入していると分かると関係機関対応もだいぶ違う。

あとは増田姉が暴れたら都度警察を呼ぼう。

何度も呼べば警察認識も変わるし、増田姉への抑止力にもなる。

できればセコムなどの緊急通報サービスに加入しよう(通報が間に合わない事態回避のため)。

増田姉が暴れて多少なりとも増田親が怪我をしたら、親を大袈裟でも入院させよう。

そして姉には面会制限をつけよう(夜逃げの算段をする物理時間的余裕ができる)。


とにかく増田親の覚悟次第だから

そして多くの親は覚悟を決められず地獄から抜け出せずにいるから。

そういう事例を地域包括支援センターは多く扱っていて、解決ノウハウも持っているから。

とにかくダメ元で相談に行ってみて。

一日も早く増田ファミリーが穏やかに過ごせる日が来ることを祈っています

2019-06-04

anond:20190603155551

精神科先生精神保健福祉士さんに相談してみてはどうでしょう

わたしも一人ぐらしされるのがいいとおもいます

でも生活は厳しいかもでしょうか

ゆっくりだけど働けるようになるといいですね

2019-06-01

引きこもってたら精神保健福祉士の人が来た

登戸事件を受けて長期に引きこもっている人の聞き取りケアをしている」ってことだったけど

それってつまり俺が連続殺人鬼になるかもしれないからその前にどうにかしたいってことなのかって問い詰めたら

「有り体に言えばそういうことです」ということだった

ちょっとイラッとは来たけど話を聞いてたら

ネットメールデータ。はてはスマホまで提出しろって話だったか

そこはプライベートに関わるところだから無理って言って追い返した

まぁなんだかんだ言って引きこもりって人権いからこういう扱いは受けるよなって思った

2019-02-13

anond:20190213014745

カウンセリングへ行く

なんか知らんが増田を見てると真偽は不明だが精神科門前払いされることがあるようなので

精神保健福祉士がいるカウンセリングへ行く

そのあと通院>診断

anond:20190213012115 anond:20190216024311

よくわからんけど、精神保健福祉士が在籍するカウンセリングサービス使うと良いと思う

門前払いや、傷つく事こと言われるのは、困るね

企業けが多いけど、ググッたら都内にもあったよ!

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