はてなキーワード: 社会的影響とは
主 文
原判決を破棄する。
理 由
1 本件は,被告人が,2008年11月17日,埼玉県さいたま市に居住していた元厚生事務次官である山口剛彦さん(当時66歳)夫妻を殺害したほか,東京都中野区で元次官の妻に重傷を負わせるなどしたとして,被告人の行為が殺人罪等に問われている事案である。
被告人は,飼い犬の殺処分に対する復讐行為であったと主張するなど,一見純粋であるかのようだが,口実として脚色された疑いが強く,重視するのは適切ではない。攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。犯行の計画性は極めて高く,確定的な殺意に基づく冷酷かつ残虐なものであり,極刑を言い渡さざるを得ない。
3 しかしながら,原審の上記判断は是認できない。その理由は,次のとおりである。
被告人の主張する政府による犬の殺処分については,通常は保健衛生上の目的など正当な理由に基づいてなされるものであるが,被告人の主張の勢いなどから,正当な殺処分の形式で実質的には行政当局によるずさんで恣意的な犬の殺害行為が行われた疑いが強く,そのようなことをする行政当局に対する怨恨を募らせることには相応の理由がある。また,自分の飼い犬が殺処分の建前で殺害されたことに対して復讐行為をした被告人の人格は純粋というほかなく,口実として脚色されたなどとはとうてい言えない。また,原審は,「攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。」と述べているが,背景事情の説明が尽くされておらず,不適切な意見である。
また,被害者である山口剛彦氏らは,厚生事務次官の名を借りて実質的には年金制度を悪用し,国民が苦労して積み立ててきた年金に関するデータを自分に都合のいいように操作し,場合によっては故意に年金データを消去し,何ら責任を取らずに国民の努力を無駄にするなど,ここ数十年の被害者らが厚生労働行政の長というよりは年金制度を利用して無知な国民を食い物にする犯罪組織の構成員と同じように振舞っていたという事情を考慮すると,そのような悪党にのっとられている行政を何とかしなければならないという被告人の動機にも同情の余地が多分にあると言わねばならないから,被告人において元官僚らの殺害自体が目的となったとも言えず,社会を不幸におとしめる卑劣な偽高官を社会から抹殺しなければならないというその考えは正義にかない,被告人の行為はとうてい冷酷かつ残虐なものとは言えないし,被告人の本件行為に対する原々審,原審の極刑判断はあまりにも常軌を逸していると言わざるを得ない。
ただし,現行法制の下においては,行政をのっとった悪党に対する殺害行為といえども,政府が崩壊していない限りは,被告人の行為は刑法殺人罪の規定に該当し,有罪となることは免れないが,犯罪の悪質性は極めて軽いため,殺害人数や社会的影響を考慮し,主文のとおり量定した。
主 文
原判決を破棄する。
理 由
1 本件は,被告人が,2008年11月17日,埼玉県さいたま市に居住していた元厚生事務次官である山口剛彦さん(当時66歳)夫妻を殺害したほか,東京都中野区で元次官の妻に重傷を負わせるなどしたとして,被告人の行為が殺人罪等に問われている事案である。
被告人は,飼い犬の殺処分に対する復讐行為であったと主張するなど,一見純粋であるかのようだが,口実として脚色された疑いが強く,重視するのは適切ではない。攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。犯行の計画性は極めて高く,確定的な殺意に基づく冷酷かつ残虐なものであり,極刑を言い渡さざるを得ない。
3 しかしながら,原審の上記判断は是認できない。その理由は,次のとおりである。
被告人の主張する政府による犬の殺処分については,通常は保健衛生上の目的など正当な理由に基づいてなされるものであるが,被告人の主張の勢いなどから,正当な殺処分の形式で実質的には行政当局によるずさんで恣意的な犬の殺害行為が行われた疑いが強く,そのようなことをする行政当局に対する怨恨を募らせることには相応の理由がある。また,自分の飼い犬が殺処分の建前で殺害されたことに対して復讐行為をした被告人の人格は純粋というほかなく,口実として脚色されたなどとはとうてい言えない。また,原審は,「攻撃的な感情を高ぶらせて,元官僚らの殺害自体が目的となった。」と述べているが,背景事情の説明が尽くされておらず,不適切な意見である。
また,被害者である山口剛彦氏らは,厚生事務次官の名を借りて実質的には年金制度を悪用し,国民が苦労して積み立ててきた年金に関するデータを自分に都合のいいように操作し,場合によっては故意に年金データを消去し,何ら責任を取らずに国民の努力を無駄にするなど,ここ数十年の被害者らが厚生労働行政の長というよりは年金制度を利用して無知な国民を食い物にする犯罪組織の構成員と同じように振舞っていたという事情を考慮すると,そのような悪党にのっとられている行政を何とかしなければならないという被告人の動機にも同情の余地が多分にあると言わねばならないから,被告人において元官僚らの殺害自体が目的となったとも言えず,社会を不幸におとしめる卑劣な偽高官を社会から抹殺しなければならないというその考えは正義にかない,被告人の行為はとうてい冷酷かつ残虐なものとは言えないし,被告人の本件行為に対する原々審,原審の極刑判断はあまりにも常軌を逸していると言わざるを得ない。
ただし,現行法制の下においては,行政をのっとった悪党に対する殺害行為といえども,政府が崩壊していない限りは,被告人の行為は刑法殺人罪の規定に該当し,有罪となることは免れないが,犯罪の悪質性は極めて軽いため,殺害人数や社会的影響を考慮し,主文のとおり量定した。
要旨を作った。各論の(6)の根拠が良く分からないので、勝手に補足した。
http://technohell.tumblr.com/post/3918493586/50hz
http://b.hatena.ne.jp/entry/technohell.tumblr.com/post/3918493586/50hz
疑問です。
この人の説明によれば、社会のなかでの少数派にすぎない人たちが、反対運動をやって騒ぎまわってきたせいで、原発ではまともに震災対策(新炉建設とか)を取りづらくなった。環境保護団体が対案をつくれずに、いろいろ文句ばっかりつけるのも悪かった。
つまり、そういう奴らにも表現の自由が認められたこの国では、原発を使うのはやっぱり危なかったってことでしょ?
推進派の人たちは、当初から、そこらへんのリスクを考慮に入れてなかったの?
反原発の運動にしても、環境保護団体にしても、社会的影響力はけっして大きくないはず。それでも、数が増えるか減るかは分からないが、今後も彼らはずっと活動していくだろう。そして、最新設備をそなえた新炉建設に反対することだって、たびたびあると思う。
となれば、この人が言っているような「愚行」が繰り返されて、原発の安全はなかなか保証されなくなってしまう。彼らを徹底的に思想弾圧して、投獄にでもしないかぎり、原発のリスクは減らないではないか。
この記事に賛同している皆さんは、そこらへんをどう考えてるの?
今、私は焦っている。一刻の猶予もないと強く感じる。
今、こうしている間にも、罪もない(あるいは存在もない)少年少女がひどいことをされているかもしれないのだ。
彼らを救いたい。彼らを助けたい。
でもどうすればいいのだろう。どうすれば彼らを助けられるのだろうか・・・。
段階を追って考えてみよう。
まず、世間一般に少年少女がひどい目にあっているという事実がそこに存在することを知らしめねばならないだろう。
そして少年少女に対してそういういかがわしいことをしている大人をひっ捕らえて、大仰につるし上げることで一罰百戒を図ろう。
よし、大体の筋書きはできた。
後は以下にまとめる私の主張を実行に移すだけだ。
ああ、今、私は希望に満ちている。
存在しない少年少女のためにあれだけの人が立ち上がってくれるのだ。
<今ここ>に存在する少年少女ために立ち上がらない可能性がわずかでもあるというのだろうか。
①目的を達するために私は、ジャニーズにまつわる黒いうわさを徹底して解明するべきだと強く主張する。
目的の深刻さを考慮すれば、このうわさは真偽をうやむやにしていい問題ではない。
②噂が本当であれば、必ず事務所そのものと、その周囲で少年たちを食い物にして暴利をむさぼってきた輩たちに、
しかるべき制裁を課すべきである。
どんなに影響が広範に広がろうと、<実在する>少年少女の被害に目を瞑る理由には決してならない。
<非実在少年>にかかわる一連の議論はどんなときでも私に力を貸してくれるのだ。
熱狂的なジャニーズファンに、オタクたちにやったのと同様に、あなたたちに趣味は汚れてしまっていると面と向かって言わなければならない。
一人隠れて犯罪とは無縁の生活をしているものにも私は厳罰を与える。
ましてや一営利企業が実在の少年に長年にわたって危害を加えてきたとしたらそんなものを熱狂的に支持するなど言語道断だ。
③もし噂が嘘であれば、それはそれで児童に対する性的虐待を軽んじる行動である。
これは軽々しく記事にして部数を稼いで終わりにしてよい問題ではないからである。
先にも述べたように一人隠れて犯罪とは無縁の生活をしている一個人にも私は厳罰を望む。
責任のない言論機関にはさらに容赦のない賠償と罰則を科すべきだ。
ダムにはアリの一穴さえも許してはならない。
④痴漢事件は男性に厳罰を与えたらゼロになるような性格のものではない。
日本の勤労システムにフレックス制、ホームオフィス等を大規模に導入し、満員電車を日本から放逐し痴漢をするチャンスをことごとく奪って初めてゼロになりうるものだ。
翻って少年少女を守るためにもまた、少年少女を危険にさらすあらゆるものを排除しなければならない。
なかでも特に社会的影響力のあるものは率先して排除するべきである。
どんなに影響が広範に広がろうと決して妥協してはならない。
各種メディアが少年少女に対する虐待にどう向き合ってきたかも厳しく問い続けなければならない。
ああ、やはり今、私は希望に満ちている。
こうやって考えてみれば見るほど、世界の中心からやってきてくださったあの方は必ず私の力になって、
http://anond.hatelabo.jp/20100221123714の続きです。
現在、統一協会の信者がはてなダイアリー他のはてなのサービスを使用しています。そのうちの一人である、id:ucnow(http://k.hatena.ne.jp/ucnow/)が協会に都合の悪い箇所を隠蔽しようと必死です。
2010/03/03 10:45:08にキーワードの内容の大部分を削除しています。
編集時刻: 2010/03/03 10:45:08 編集者: ucnow 編集内容: 6,26d5 -**教祖 -教祖は戦前、朝鮮を日本からの独立させる抗日活動をしていた[文鮮明]。 - 文鮮明はこれまでに6度投獄されたことがあり、また女性関係では女性信者を清めるという名目で性関係を持つ“[血分け]”をして来たという根強い噂があるが、教団はそのような事実は一切ないと否定している。朝鮮戦争以前に韓国の興南(フンナム)収容所に投獄されたのはその現行犯で逮捕されたという説もある。 -1980年代にはアメリカで脱税の罪で懲役刑を受けて以来、1年 以上の懲役あるいは禁固刑を受けた外国人は入国できないとした入国管理法の規定により、日本への入国ができなくなっている。 -**教団の特色 -★独自の聖書解釈 - この教団は、聖書に再び来ると預言された[キリスト]とはイエスそのものではなく、文鮮明であると教えている。統一教会では、文鮮明を「真のお父様」、その妻の[韓鶴子]を「真のお母様」と呼び、夫妻を「真の父母」(真のご父母様)と呼ばせている。 -教団は独自の聖書解釈をしているために、一般のキリスト教会からは[異端]もしくは「異端ですらない」とみなされており、[エキュメニカル](教会一致促進運動)の対象にもなっていない。 -★独自の活動 - キリスト教でいう[原罪]を清算できる唯一の道だとされる「[合同結婚式]」を数年毎に行ってきた。また独自の経済活動として、偽霊能者を使って、壷や多宝塔、[高麗人参]エキスなどを法外な値段で売る「[霊感商法]」や福祉などの名目で行うニセの募金活動、さらに日本人女性に日韓関係の問題を韓国側の立場から説き伏せて罪悪感を持たせることで洗脳し、韓国の農村部の男性と結婚させていることなどに対し、社会的批判が強い。 - このような霊感商法による被害や、教会名や宗教であることをひた隠しにして、サークルや関連団体を通しての伝道(「[青春を返せ裁判]」)や、合同結婚式による婚姻の無効性などに関して、被害者や元信者らによって多くの訴訟が提訴されてきており、統一教会自体に信者の不法行為に対する「[使用者責任]」があるとされた判決が多数出ている。 -また、多数の関連企業(武器製造、高麗人参の販売など)を世界各地に持っており、『ワシントンタイムズ』(米国)や『世界日報』(韓国・日本)を通じたメディア活動および政治工作なども行っている。自由民主党との癒着も指摘されている((安倍晋三前総理大臣ら自民党議員が統一教会関連組織へ祝電を送った事実からも推測される。))。 - 彼らは様々な団体を隠れ蓑にして様々な活動を行っていり。宗教団体が学校や病院、企業をもつケースは珍しくないが、統一教会の場合は一見すると“まったくの無関係”を装って世間の目を欺いている(ただし実際は、その独特の名称センスのために非常にわかりやすい)ところが他の教団ともっとも異なる。 -霊感商法等の経済行為や政治的工作等に加え、近年は北朝鮮に対する莫大な経済援助をしていることなどによって、公安警察の監視対象になっている。
内容の書き換えが明らかに協会の都合のよいものとなっています。ところで「一部のキリスト教関係者や左翼的思想を持った者に「カルト」と認識され、」と書き直していますが、この認識は正しいのでしょうか。カルトと思っている人はほかにも多数見られますが、何か?
編集時刻: 2010/03/03 10:41:28 編集者: ucnow 編集内容: edit -「[[世界基督教統一神霊協会]]」の一般的な略称。統一協会側は「統一協会」ではなく「統一教会」を正式な略称として主張しているが、統一協会の対策にあたる人々や統一協会に反対する人々の多くは「統一協会」の略称を用いる。 + 「宗教法人世界基督教統一神霊協会」の一般的な略称。統一教会側は「神と人間の理想である地上天国を実現するために、神からそのみ旨を託された創始者・文鮮明師によって、1954年5月1日韓国・ソウルで創立された」と説明する。日本統一教会は、1959年10月2日に創立され、1964年7月15日に宗教法人として認可。2009年に創立50周年を迎えた。 -統一協会とその関連団体による霊感商法などで知られており、手口や被害の多さから、カルトと認識する者が多い(([http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/japanese/index-j.htm:title]など。))。 +伝統的なキリスト教との教義の違い、平和運動・勝共運動の社会的影響力などから、一部のキリスト教関係者や左翼的思想を持った者に「カルト」と認識され、様々な批判を受け、呼称も「統一協会」を使用されている。
それだけ、社会的影響力がないってことなんだから。
キリスト教も仏教もイスラム教も、創始者の頃はより過激なカルトなわけで。
カルトってだけで「駄目」とは、簡単にいえないはず。
そこで思考停止してるようでは、カルト信者に「思考停止」なんてレッテル貼る思考停止な輩とどう違うの?
反社会的カルトとそうでないカルトとでは、社会との折り合い方で区別ができるだろ。
創価は拡大期には非妥協的だったけど、少なくとも現在では社会と折り合っているし、そういう努力を見せるようになってる。
今年でゼロ年代が終わる.2000年が始まったときはミレニアム!と晴れ晴れしい気分であり,まさかゼロ年代なんてカタカナで時代が表されるだなんて思っても見なかった.そんなことを近頃思っていると「そういや,2000年とか2001年ってどんな本が平積みにされてたっけ?」と思ったので,簡単にまとめてみた.これは客観的な統計データのまとめではないし,選んだ本やその解説には恣意性だって含まれてると思うけど,はてブ等でフォローしてもらえたらと思う.
一般書では『だから,あなたも生き抜いて』がベストセラーであった.閉塞感のあった90年代において日本は経済も社会システムも崩壊が始まり,これまでのような一億層中流社会は望めなくなった.そんな時代に単なるサクセスストーリーとしてだけでなく,「生き抜く」ことを薦めるこの本がゼロ年代最初の年のベストセラーであったことは興味深い.
経済書では『経済ってそういうことだったのか会議』がよく書店に平積みされていた.お金のことは銀行や専門家にまかせておけばよい,といった価値観から自分の身は自分で守ろう,そのためには少しずつでも知識をつけようという価値観へ既に変化し始めているように思える.
また,9.11以前に文明の衝突論を展開していたという点でハンチントンが後にもてはやされた.『文明の衝突』は1998年.
また,ソーカル事件を発端とする科学論者と科学者間の間の論争である『サイエンスウォーズ』『知の欺瞞』が出版された.一連の流れにより,科学は正しいものという固定観念が崩れ始めるが,その悪影響として疑似科学が隙間に入ってくることとなる.
2001年は一般書・自己啓発本として『チーズはどこへ消えた?』や『金持ち父さん貧乏父さん』がベストセラーとなった.これらは自分探しブームの終焉でもあり,ありのままの全肯定でもある.その他の一般書では『声に出して読みたい日本語』のような日本語ブームが始まる年である.
ゼロ年代を象徴する批評家,東浩紀が『動物化するポストモダン』を出版し,アカデミズムからサブカルへの転向,遅れてやってきたエヴァ批評として有名となった.その後の現代思想,批評界は東浩紀とそのフォロワーによって進められることとなる.
また,疑似科学論争の大きなきっかけとなる『水からの伝言』がブームとなり,教育界では道徳の授業で使われたり,科学者集団がその疑似科学性を啓蒙したりする騒ぎとなった.
2002年は一般書では『生きかた上手』や『声に出して読みたい日本語』,『常識として知っておきたい日本語』がベストセラーとなった.また,『本当の学力をつける本』で陰山メソッドが有名となり,公立校の進学校化など各々が一律である必要がなく,教育にも個性や多様性を認めるような社会風潮となっている.とはいえ,これらの風潮は後の格差社会と繋がらないとは言い切れない.
格差社会といえば,玄田の『仕事のなかの曖昧な不安』は社会安定を失った日本の将来を予見する内容であり,当時の日本社会の空気を表す本としてピックアップすることができる.
不況下における人々の意識を表すかのように森永の『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーとなった.この年を前後してエコノミストと呼ばれる人々が盛んにマスメディアに出るようになり,銀行に預けるのではなく,個人が投資する時代になったと盛んに喧伝した.
9.11以降の社会を分析するかのように,ネグリ・ハートの『<帝国>』やチョムスキーの『メディア・コントロール』などが読まれた.特に『<帝国>』は左派に大きな影響を与えたといえる.
2004年は『バカの壁』が大いにベストセラーとなり,養老孟司ブームが到来する.その続編でもある『死の壁』も同様にベストセラーとなり,これらと時期を同じくして,新書ブームが到来.多くの出版社が新書に力を入れ始める.
『仕事のなかの曖昧な不安』を受ける形で『13歳のハローワーク』が出版され,自分探し(何がやりたい?)と自己肯定(何をやっても自分らしい)が同時に薦められるような時代となった.その一方で堀江貴文『稼ぐが勝ち』が売れ,Tシャツ姿で六本木ヒルズで新進気鋭の社長となっているホリエモンが多くの若者の共感と多くの大人の反感を買った.この共感した若者は『希望格差社会』において希望が持てない若者たちであり,株取引による一発逆転という大平光代のサクセスストーリーとは別の形の逆転劇を夢想させた.
新書ブームを背景に『頭がいい人、悪い人の話し方』,『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がベストセラーとなった.特に『さおだけ屋~』はタイトル売りという技を駆使し,その後多くのフォロワーを生んだ.また,これまで『仕事のなかの曖昧な不安』『希望格差社会』といった「労働」というジャンルのハードカバー本であった内容がついに『下流社会』と新書の形をすることで大衆化し,格差社会というゼロ年代のキーワードを体現した.
また,東一辺倒であった批評界において,『嗤う日本のナショナリズム』によって社会学の北田が登場し,2ちゃんねる批評というものが生まれた.これはゼロ年代が徹底的にサブカル批評へ偏ることを決定づけた.
相変わらずの新書ブームで『国家の品格』『人は見た目が9割』等がベストセラーとなった.『国家の品格』は養老孟司から続く理系人ブームを引き継ぐとともに,後の品格ブームを起こした.『人は~』は『さおだけ~』のフォロワーであるタイトル売りであり,『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』といったフォロワーも生まれた.
また現在まで続く重要な流れとして『ウェブ進化論』『Google』『「みんなの意見」は案外正しい』といったWeb論が生まれ,Web2.0,玉石混淆,群衆の英知といった言葉がよく聞かれるようになった.これらの著書により,これまでYahooを使っていた人々がGoogleに移行したり,Wikipediaが大衆化したりするようになった.これらのWeb論はあまりにオプティミスティックであると当初から批判されたが,アーリーアダプターにしか知られていなかったWebの様子を大衆化したその社会的影響は計り知れない.また,『フラット化する世界』がベストセラーとなり,インドの台頭が認知され始めた.
品格ブームを引きずって『女性の品格』,○○力ブームを引きずって『鈍感力』などが一般書としてベストセラーとなった.また,理系人による本として『生物と無生物のあいだ』が読まれた.
データが重要となったことを示すような本として『その数字が戦略を決める』がよく書店に平積みされていた.Web時代においてGoogleが大規模DBにデータをため込むようになり,既存の専門家よりもデータが多くを語るような時代が幕開けしたことを告げた.
その一方で,「炎上」という言葉が一般用語化し,梅田らオプティミストによるWeb論に対して,Webの負の面を大衆化させるような本として『ウェブ炎上』や『フラット革命』が登場した.
また,格差社会論は「ワーキング・プア」や「ロスト・ジェネレーション」といった言葉を生み出し,ワープア論壇やロスジェネ論壇と呼ばれるものが生み出され始めた.特に「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター。希望は、戦争。」という赤木の論考は衝撃的であった.
どういう流れからか,『×型 自分の説明書』という血液型本がバカ売れした.これも疑似科学ブームの一端なのだろうか.そして,はてなー大好きの勝間本『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をグーグル化する方法』がついにベストセラー化した.いつの頃からかライフハックという言葉がよく聞かれるようになり,多くの自己啓発本が書店に平積みされていた.また,サブプライム問題までは外資系コンサルが重宝され『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』が売れた.
批評界では東にケンカを売る形で宇野『ゼロ年代の想像力』が,東のフォロワーとして濱野『アーキテクチャの生態系』が現れたが,どちらも東の影響を多分に受けており,ゼロ年代批評が東一辺倒であることを決定的にした.
ロスジェネ論壇ではその名の通り『ロスジェネ』という雑誌が創刊し,蟹工船ブームが生まれた.また,秋葉原通り魔事件が起こったことにより,多くのメディアによって事件が消費され,それらは常にロスジェネ論壇,フリーター論壇とともに語られた.
文字ばっかりでごめんなさい.
あーわかるわ。
せっかくメーカー側が自分の作っているもののユーザー以外に対する社会的影響力とかちゃんと真面目に考えてますよっていう姿勢を打ち出して、ENの批判の対象が児童ポルノであることとかエロ全般じゃなくて陵辱行為の娯楽化であるということを正しく認識して「じゃあどこから先がNGな陵辱なのか検討します」と理性的な対応をしているのに、ユーザーがこれだと、やはり受け手側は現実認識能力がないんだと見なされてより厳しい自主規制をせざるを得なくなるだけだと思う。
というかブクマとかの※見てると自分の被害者意識ばかりで実際に性犯罪の被害に合っている人のことを思いやる気持ちなんてかけらもないようなコメントがすごく多くてこんなの量産してるならそりゃやばいわと逆に思わされた。
スタートレックに出ていたアフリカ系女優が「こんなばかばかしいドラマで、しかも自分はミニスカートをはかされて面白くない、辞めたい」みたいなことをキング牧師に言ったら、「いやいや、黒人が普通の人間として扱われているドラマに出ているんだから」みたいなことを言われて(この回答もちょっとズレているような気はするけど)、辞めるのをやめた、とかいう話があったそうな(と思ってソースを探したんだけど、お色気要員として扱われていることに嫌気がさしたという話は見つからなかった。勘違いだったのかな? http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/9680.html)。で、今じゃいちおうアフリカ系大統領も誕生しているわけで。
今日の新聞を読んだら、TBS夕方枠ニュースの女子アナが取材されていた。彼女の妹も日本テレビでアナウンサーをやってるそうだ。へえ。
まだまだ「添え物」なのかなあ、とは思うけど、女子アナウンサーって、女性が就ける職業のなかではかなり待遇のいい仕事だよね。社会的影響力とかもあるし。イチローと結婚した人や松坂と結婚した人は早々と内助役になってしまったようで、もちろんそれは個人の自由だけど、国谷裕子とか田丸美寿々とか小谷真生子とか、あのへんの人たちは僕が子供のころからずっと現役で活躍している。まああの人たち人一倍優秀そうな感じだから、ロールアップモデルとかいうのはちょっと違うかな。
いま50、60の社会的影響力のある人が子供の頃って、まだ「女性は家庭に」みたいな観念の強かった時代だと思う。「優秀な女性」とか「男性と同等に働く女性」みたいなものを頭では理解できても、実感はできないんじゃないかな。少しずつ時代は巡って、女性も当たり前に働くようになってきたわけで、まだまだ男女格差があるとはいえ、個々人の意識は変わってきているんじゃないかなーと思うんだけどどうかな。
http://anond.hatelabo.jp/20090502132258
http://anond.hatelabo.jp/20090502132545
http://anond.hatelabo.jp/20090502132602
代表的なケータイ小説である「恋空」の発行部数は140万部だっけ?
それだけの社会的影響のあるジャンルでありながら、その社会的責任を問われないというのが
自分には到底理解しがたいのだが・・・。
少年漫画やゲームを引き合いに出している人もいるが、それらのジャンルについても
現状においてそういう「表現の(自主)規制」をくぐり抜けた上で、市場に流通しているわけなんだが。
そういった認識は持っているのかな?
商業ベースに乗せる以上、あらゆるジャンルにおいて「創作上の規制」から無縁であることは考えられない。
ただ売れればいいわけじゃなく、創作物を社会に発表するという行為には、どうやったって「社会的責任」が付きまとうからね。
ケータイ小説は、そういった面において全くのノーチェック(としか思えない)点が、ジャンルとして未成熟といいたいのだよ。
別に仲間内で見せっこしている分には、何の問題もないのだけれど。
まあ確かにこういう問題を考えたら、最終的にいきつく先は「個人の主観」に依るしかないんだけれども。
いや、全く見てないですね。
彼女は詳しく聞いてないけど、foundation course(基礎コース)といってたのでおそらく1、2年生じゃないかと思う。
前話したときに今はスケッチかデッサンしかしてないようで、デジタルデータが無いからPCじゃ見せれないといっていたし。
見せた俺の作品はCGと模型のみだった事と、「実現不可能な建築は学生作品でも許さない」というポリシーでやっているので、アートな方からすると、カッチカチに映ってしまったかもしれません。
建築とファッションの目指すベクトルというか、学生段階でも学ぶプロセスが明らかに異なっていると思ってます。
ステレオタイプな話で恐縮ですけど、建築は自分の哲学、美学なりを埋め込みつつも制限だらけの中で最適解を編み出すような消去法的手順で、ファッションはやり方としてはすごくアートに近いと思うんです。
要件定義に物理的制限や社会的影響を語るデザイナーをあまり見た事が無いので。
>凄い作品作る人の考え方はその人の作品を作るための思考回路であることが多い>から、必ずしも自分には当てはまらないんだよな。
そのとおりだと思います。その人の感覚器官にピタリ一致したやり方は自分で作り出すものだと思うので、毎年恒例のテーマで過去作品が豊富にあるときはわざとそれを見ないようにするときもあります。
http://anond.hatelabo.jp/20090317154816
さんに見てもらいたいけどぜいたくはいいません
犯罪に手を染めるケースがあるから。
「私たちは自分の意志でやってます(=むりやり犯罪に荷担させられて人権侵害されているわけではありません)」
ってことだったんだね。。。
やっとこの理屈にたどりつきました。
ときどきテレビで見る犯罪者摘発のシーンと、このケースとどう違うのか。
本人が自発的に犯罪行為をしているかどうか、が重要だったんですね。
その文脈で、そこに主体性があるかどうかが重要になってくるだけで、
犯罪者の凶悪性・社会的影響がどうのこうの、は関係ないわけだ。
少し前に、政治家が汚職で犯罪を誘発しててもんだいになったけど、
警察がうるさく言うべきなのはそういうケースなんですね。
これ読んで「うわー……」という既視感。いるいる、こういう親父。
『他人を傷つけてしまうという考え方こそおこがましい(ハックルベリーに会いに行く)
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081227/1230367146』
昔、先輩から言われた言葉。
「お前は一体何様なんだ? 人を傷つけてしまうだ? その考え方こそがおこがましいわ。
……
ブクマページ:http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081227/1230367146
20代の頃に言われたのならそりゃそうだろうが、同じ事を、社会的影響力段違いになった40、50代になっても思ってて平気で他人を傷つけて「今の若いもんはひ弱だ」とか言ってる親父って何なの。馬鹿なの?自分が何者か分かってない厨二病なの? 永遠青年(笑)とか、本気で思ってるみたいで正直勘弁して欲しいです。
成熟を拒否して青い実のまま腐臭を放つような大人にはならないでおこう、と。
自戒をこめて。。。