「歌謡曲」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 歌謡曲とは

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばきてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、おしんドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしん過去を振り返るために旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だからこそ外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものがもっていた。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧される女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合

希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀)は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、温かい視線旅人である自分に向けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

2024-03-10

歌謡曲死語)なんて、一過性の消費物なので、深みよりはキャッチーさを重視する方がいいに決まってる。

単語単位がなんとなく聞き心地がよくて口ずさみやすメロディーイケメン美女が歌ってればなんでもいい。

総合的に見れば歌詞破綻しているとか、音楽が軽薄だとか気にするな。

そんなこと気にする奴は評論家気取りの馬鹿で、そんな奴らは金を落とさない。無視しておけ。

2024-02-28

連れられて『カラオケ行こ!』見に行った


カラオケボックスで成田狂児が「マシマロ」だけめちゃくちゃ下手に歌っているの、わざとなんだよね?たぶん

役者の演技はよかったけど、なんだかなと思ったのは、自分歌謡曲思い入れがないからなんだろう。紅とか最たるものだし

歌と音楽似て非なるものなんだよな

2024-02-20

anond:20240220110831

ちゃうで。

韓国漫画ゲームアニメ歌謡曲芸能人等の文化的産業レベルの高さを突きつけられて、

負けを認めざるを得なくなったネトウヨオタク韓国意図的無視するようになったのが原因やで。

そしてそう言う人達は、今はクルド人と女を叩いてる。

2024-02-13

anond:20240213100151

ユニコーン、大迷惑でピンとくるの60代以上限定だろ…

いや、最近ユーチューブ昭和歌謡曲聞く若者が居るらしいから、

意外と知ってる人もいるのかな?

2024-01-13

anond:20240112103836

世間年の差婚が激減してるのに芸能人年の差婚ニュースを定期的に見るのは、芸能人にいる女は芸能界以外で働く男に無関心で、逆に芸能界働く男なら不細工貧乏カメラマンアシスタントアイドル歌謡曲バックバンドメンバーでもモテて女に不自由せずアイドルなど女性芸能人を何股もしてるという風土ゆえだぞ

2024-01-09

anond:20240109112922

いうて今どき街中で歌謡曲そのまま流してるところあるか?

流しててもピアノアレンジとかで歌は入ってないのがほとんどちゃう

2024-01-03

anond:20240103002547

割といっぱいいるな

まずK-POPアイドルは無条件で男女どちらもダメK-POP文脈R&BEDMダメ

 

あと、ラウドメタルラップジャズ世界流行から外れていないEDMアニソン歌謡曲インスト以外のJ-POPは、

ぼんやりすべて苦手

 

カラオケで仲良くない人と一緒の時に唄う歌に困るンゴね

おっさんおばさんじいさんばあさんなら懐メロかませばいいけどな

2024-01-02

anond:20240102200956

演歌は安定してる

これはむしろ聴く側よりも歌う側に立った時に実感する

度が過ぎなければ、音痴演歌カラオケで歌ってもそこそこ聴ける。リズム和音単純明快歌謡曲場合も同様

anond:20240102162449

Adoちゃん歌謡曲全盛期でもおそらく売れたわ

山口百恵中森明菜みたいな方向で

昭和の「みんなが好きなものが売れる」時代じゃ潰されてたと思うなあ

ニコニコYouTubeニッチなところから支持を拡大してきたアーティストだし

anond:20240102161157

ネットで売れたネット親和性が高いアーティストからネットで『うるさい』って言われてないだけで

リアルでは割と『うるさい』って言われてるで

その証明というか地上波ドラマ主題歌やっただけで何もしていないのに炎上したぞ

 

なおAdoちゃんはとってもお行儀良いしロールモデルという概念がある模様

『良い意味でも悪い意味でも大人子供10代に影響を与えます。この先自分がどんな人間になっていくのかはわかりませんが、カッコいいと思える大人になりたいと思っています10代にカッコいいと思われる20代に、世界にカッコいいと思われる日本人に、自分でカッコいいと思える人間になれるよう、“大人”の皆様、一緒に生きていきましょう』

 

ただうるさいって言ってる人にもAdoちゃんの『飾りじゃないのよ涙は』はウケよかったよ

https://youtu.be/MbobYK_oMPM

 

Adoちゃん歌謡曲全盛期でもおそらく売れたわ

山口百恵中森明菜みたいな方向で

2023-12-20

anond:20231220234350

ユニコーン歌謡曲からJポップに移行する時期のバンドという印象があるので、Jポップ時代ロックバンド黎明期を形作ってるのは間違いないか

2023-12-18

anond:20231217064705

90年台は小室哲哉華原朋美keiko松浦あゆ等、プロデューサーとの師弟カップルが多かった。

歌謡曲の成長期にも似たようなことがあって、ジャンル成熟してくると、商品作品を作る“マニュアル”ができて来るのに対して、成長期は一個人の力が非常に大きいから、個人個人の結びつきでものを作っていくことが多かった。

山下達郎竹内まりやとか。

バラエティだとイモトアヤコディレクターギャル曽根ディレクターキンタローディレクター鈴木おさむ井森美幸

演劇だと

篠田正浩岩下志麻

周防正行草刈民代

大島渚小山明子

篠原涼子市村 正親


13歳年下の大澄賢也結婚した小柳ルミ子も忘れてはいけない師弟カップルで、ほぼ無名ダンサーだった大澄に光を当て、ダンサーとしてだけではなく、芸能界活躍できるタレントにまで押し上げた小柳の功績は、まさしく名伯楽と呼ぶにふさわしい。

13歳という年の差以上に、10から活躍している小柳ルミコは結婚時、すでに芸歴約20年のベテラン。対して、大澄とは芸歴0年に等しい。キャリアの差で考えると、親子ぐらいの差がある

キャリアに開きがあるからこそ師弟として成立しやすく、関係性も安定する。しかし、弟子が成長してしまうと、その関係は崩れてしまう。

結婚直後は、夫婦ともにテレビ出演やステージを行うなど、年の差おしどり夫婦として立ち振る舞っていたが、'00年に離婚11年の結婚生活だった。

大澄自身告白しているが、小柳から離婚の条件として高額の慰謝料を支払うか、それができないなら結婚以前の無名バックダンサーに戻るか」の二者択一を迫られたそうだ。結局、大澄は1億円ともいわれる慰謝料を支払う。

小柳ルミ子からすれば“誰のおかげでここまで稼げるようになったと思っているんだ”という思いがあったんだろう。そうじゃなければこんな二択を迫らない。彼女にとっては、破門に近い要求だったんだろう。

2023-12-14

佛教大学クリスマスの講座がある。仏の心広すぎでは

無料講座】「昭和歌謡曲×クリスマス

https://www.bukkyo-u.ac.jp/olc/pickup/20211210/24800.html

からでも参加できる

オンライン参加も可能

仏教全く関係ないのに、むしろ対立しそうなのにすごいな

2023-11-08

anond:20231108151415

童謡とか歌謡曲は445が多いよね

夕焼け 小焼けの 赤とんぼ

あかりつけましょ ぼんぼりに

どんぐり ころころ どんぶり

ちっちゃな 頃から 悪ガキで

どんくり まなこに への字口(忍者ハットリくん主題歌のBパート

意外に思いつかないけど。。。

2023-10-30

anond:20231030113026

昔よくやってた歌謡曲とかライブ動画垂れ流しの番組が、権利上かねかかるからぽんぽんつくれなったから低コスト歌謡曲番組として存在している

のだと思ってる勝手にしやがれ

2023-10-23

こんな山崎まさよしライブはいやだ

https://anond.hatelabo.jp/20231022194834

Aパターン 演歌大御所歌手

開始

真っ暗闇の所に、いきなり金ぴか衣装司会者自分拍手しながら現れ

「みなさんこんにちはレディースアンドジェントルメン、おおっと、レディではない昔のお嬢様も、老い先短いおじいさんも、ここではみ~~んなレディースアンドジェントルメン!」

「さあ、この後は、皆さんが楽しみにしている山崎まさよしライブコンサートです。みなさま、準備はよろしいですかな?」(耳を澄ますようなリアクションをして)「はあい、わかってますとも、早くまさやんを出せって、そういうことですよね、でもチョットだけ待ってください」

「それでは拍手練習しましょう!さんはい、わーーーー、でもちょっと拍手小さいかな?はーい、よーし、オッケーです。次は黄色い声援を飛ばしましょう。せーの、まっさやーん!おやおや?ちょっと黄色が濃くなった茶色い声がまざってましたが、まあいいでしょう」

などと前説をし始める。

そして最後に何の脈略もなく上着の影から花をボン!と出して、それを振りかざしながら、「それではみなさん、山崎まさよしの登場です。張り切ってどうぞー!」とかやる。

その後、暗転して山崎まさよしが出てきて、何事もなかったように歌う。

MCコーナー

司会者が登場して「さすが希代のスーパースター山崎まさよし!すばららしい演奏ありがとうございました!」等と言っている間に、山崎まさよしは奥に引っ込んで出てこなくなる。

そのあと、司会者が「矢崎まさよしクイズ!」や、頭のなかからまさやんカラー写真パネルがにょきっと生えるといったよく分からないマジックなどを見せられて15分。

「それでは次は、まさやんを救った? スマップの夜空のむこう、張り切ってどうぞ~!」

会場がバーンと暗転して、スポットライト山崎まさよし氏が浮かび上がって、何事もなかったように歌う

Bパターン ショーになれた歌謡曲歌手

開始

何故かゴンドラに乗って登場(結婚式会場が会場のため。当日入りしたまさやんが見つけてノリノリで急遽追加される)そして一曲歌い、

今日は僕ひとりだと場が持たないんで(笑)という形で司会者を呼び込み、軽快なトーク。お昼ご飯ご当地自慢のサーモン丼をいただいて大変おしかったーみたいにやる。

そうして「ではそろそろ次の曲準備を」と司会者に促されて、次の曲。その間15分。

MCコーナー

隊終わったあと、司会者がまた出てきて、セット暗転している間に「いやあ、いつ聞いてもまさやんの曲は心に染みますね」とかいってちょっと時間を稼いでいる隙に、喉を潤して再登場。

ここで何の前触れもなく「山崎まさよしクイズ」とか始まって、なぜか山崎まさよしも応えさせられるが、妙にノリノリ。ファンなら誰でも知ってるクイズと、本人すら分からない異様にマニアッククイズと交わって出される。

そして、20分ぐらいやったとで、それでは次の曲準備お願いします。、とかになる

当然次のMCコーナーでは、曲にまつわる寸劇などをやらされる

疲れたのでこの辺で

司会者が入ればいいとかいってる人いるけどさあ、お前らこんなライブ見たいか

2023-10-22

山崎まさよしがなんだ!歌謡曲ライブもっと酷いのあるぞ

山崎まさよし氏のライブ批判されているらしいが、

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2245145

https://note.com/masu868/n/nee9ac0a564b6

コロナ前に地元に来てた歌謡曲コンサート(注1)がやったやつを知っていれば、下には下があると思って納得してくれるのではないかと思い筆を執った。

三行でまとめると

場所とか

場所は、文化会館。ワイの地元東京から観光バスで2時間ぐらいのところ。日帰りできる絶妙場所。周りは葡萄とか産地で、そのシーズンになるとかなり観光バスがくるけど、それ以外にあんまり観光資源の乏しいところ。

特産品として、大物国会議員を出荷しており、彼が金を引っ張ってきて、身分不相応な凄まじく広大な駐車場がある1300人クラス文化会館建設された。(注2)

コンサートはここで開かれる。

出演者

出演者を示すであろうポスターには、昔懐かしい昭和歌謡を彩った大物の名前がずらーっと並んでいて、映画ブロッコリーポスター ( こんなの → https://girlschannel.net/topics/3487192/ )みたいな感じでわさーっと実って豪華絢爛な感じ。

一番中心に据えられている大物歌手らは、現在若い歌手と一緒に音楽活動をやるなど、本当に真の意味で本物の歌手である。こんな豪華メンバーコンサート地元で見れるなんて!すばらしい、と思うだろう。こんなにたくさんの人が出演するなんて、見なきゃ!って。

ところが、ポスターにはこう書いてある。

公演によって出演者は異なります
若手歌手なども出演します。おたのしみに!

ん?怪しいと思うだろうが、その感覚は全く正しい。

スケジュール

なんと最大一日3回公演。午前の部(10時~)、午後の部(14時~)、夜の部(18時~)である。それをなんと3週間にわたって、休日を中心にたぶん10日ぐらいやってた。この時点でなんだこれってなると思うだろうが、その感覚は全く正しい

料金

一番安い席はなんと3000円から。当時としても安い。次が5000円、S席は8000円。ホール10年もたってない現代設計なので、少々安普請ではあるが、席によって見えにくい場所などはない。なので3000円でも良いと思ってワイは3000円を買った。

この判断は正しかった。実際にはガラガラで、3000円でも10列目ぐらいで見れたので。また、後で調べたら、観光バスの人たちは、追加で8000円出すとS席で見られると言う仕組みだったらしい。普通8000円の席はいくらガラガラでも前に詰めたりしないと思うんだけど、思いっきり詰めてたと思われる。

騙されなくて良かったと一安心

客層

当然、こんなキャパティ地元民だけで埋まることはない。じゃあどうするかというと、観光会社提携していて、首都圏や近隣県からバスツアーをに組み込んでツアーにしているのだ。普段ガラガラ駐車場に、ずらーっとバスが並ぶのであるちょっと、というかかなりびっくりする光景だった。

ただ、たぶんそれでも一杯になんてなってないと思う。ムダに広すぎる。 二階席はいつも閉鎖状態だったんじゃないかなあ。分からんけど。

一応地元民と思われる人もそれなりには、いた。

実際の公演

自分が入った時は、平日の夜公演で恐らく最も客が少なかったとき。なので一番安いチケット買ったのに、前から10列目ぐらいで見られた。

まず、最初になんだかよく分からない歌手が出てきて歌う。後で調べたら大昔に一曲だけプチヒットを出した歌手らしいが全然知らん。歌は聴いたことがあるかな?ないかな?と言う感じ。
いきなり出てきて歌って、何事かと思っていると、司会者が出てくる。漫才師が着るようなキンキラキンのスーツ上下カラーアフロヘアという出で立ち(注3)。
そして歌手のことを国民的超大物歌手であるがごとく扱い、褒めまくる。降られた歌手の方も俺は凄いんだぜ的な感じで応答して、なんか凄い人の話をきけちゃった感を演出する。

そして次に現れるのが、なんだかよく分からない若手(注4)の歌手たち。3組ぐらいだったような。歌うのは自分の歌ではなく、懐かしのヒット曲
ごく一部に自分オリジナル曲を歌うのがいたけど、まぁ分からないよね。別日では、地元の県出身歌手応援に駆けつけました、みたいなこともあったらしいはらしい。
気の利いた歌手は、絶妙地元ネタを入れるんだけど、その努力は認める。だってその努力もしない歌手が多いもんね。機械的に歌って。はは。

最終的に、某女性のド演歌を歌う歌手が出てくる。おお!本物や!と思うけど、ポスターの真ん中にいるメイン歌手ではない。
ブロッコリーで言う所の右側面後ろぐらいのポジ(注5)。
そして、おもむろに美空ひばりヒット曲愛燦燦。
いや名曲だけどさ、自分の曲じゃないか無い!と突っ込みたいところだが、流石に迫力。
お金がない花火大会で、最初小玉ばかりだったけど、最後大玉ができて「これだよこれ」って思う感じの。そんな感動はちょっとある。
そして次に自身最大のヒット曲ガチで歌って、MC。うーんやっぱり人気のプロはちがうねえ。と思ったらこれで終わった。えっ。

そして最後アンコールがある。と言うか帰り始めているのを司会者拍手を煽ってアンコールさせる。
出演者が総出で出てきて、ここで北島三郎の祭を歌って、終わり。この時、何故か司会者も歌っていた。(それが結構上手いんだよなこれが)

合計2時間ぐらいだった。

見所

まとめ

世の中色々な商売がある。基本的に人気商売というのは、丁寧に対応して、ファンになってもらって、リピーターを集める、はずなんだけど、
これとは真っ向から対立すする焼き畑みたいな商売である。どうせ一回だからチケット売り出して終わらせると言う様な。

地元でもプチ観光公害みたいなんがおきていて評判が悪く問題化。貸出料金も全館貸し切りで一日つかって正規料金10万円みたいなそもそもが激安設定なのだが、これを更に値切られており、稼働してない間も機材置きっぱなしだったがその間の金はとってないとか、後で揉めた模様。

おそらく、似たような奴が二度とここに来ることはないだろうが、似たような地方箱物文化施設はいくらでもある。場所を変えて似たような商売やってるんじゃねーかな。コロナ禍でも生き残ってと思うよこう言う連中。生命力強そうだし。

ワイは3000円しか払ってないか勉強になったでいいけど、これでS席とか、首都圏から1万とか2万とか払ってきてたら頭にくるんじゃないかなあ。ああでも、他に観光地を回ったりするならこれでも良いのかも。

とにかく、世の中には下にはしたがあると言う事を知ってもらって、山崎まさよし氏のことは許して挙げてほしいという、そんな次第である

注記

注1:こう言われると絶対夢グループ?」って言う人がいるので言っておくと、夢グループではないです。夢グループはたぶん通販収益コンサートやって歌手とその弟子らを養ってなるんだと思うよ。だって夢グループって母体となる通販会社別にあるんだし。

注2:建設された場所は、優良な農地だった。担い手不足でもう無理だから工業団地にするんだーと言って指定地にしたものの、全く工場誘致が進まないと言う、日本中で大量にあるであろう工業団地予定地。埋まらない状況で、ここにいろんな補助金活用してブチ建てたもんだから土地を持ってた人はしっかりと金が出て、家の建て替えラッシュとかがあったらしい。文化会館はそんな経緯で建てられたので、交通の便が良いはずもなく。最寄りの駅から車で20分ぐらい、新幹線で来ると新幹線から在来乗り換えして40分ぐらいかかる場所で、どうしてこうなった感すごい。ただ、どこから騙して連れてきたかは知らないが、現在はまともな専門知識を持つ運営責任者有期雇用非正規職員)がいるので結構頑張っている。ただ、ホール使用よりも、だだっ広い駐車場の方が利用価値高いみたいでそっちの方が活用されてるとか、微妙な感じ。 ネーミングライツは売ろうとして売れなかった。

注3:当然かつらで、ありがとうございました!みたく勢いよく頭を下げると、ぽろっと採れてステージを滑っていき、仲から真ん中だけ髪の毛が無い、いわゆる波平スタイルの頭が現れるという仕様。これを慌ててとりにいって笑いを誘う。前の歌手微妙に固くて会場の雰囲気がかまってくるとこれを披露して会場を暖めるという。

注4:若手、と言っても年齢行ってると思う。アラフォーぐらいは普通にいたかと。

注5:日曜日の昼公演とかに行った人もポスターのメイン歌手は出てこなかったそうなんだが、本当に出演してんのかなあアレ。でもこういう商売なら連続何日も見る奴なんていないから、それでもいいんだろうな。よく考えられてる。

2023-09-17

anond:20230917232931

歌謡曲J-POPというジャンルの差はあるやろけど、言うても30代ワイでも90年代の曲は古くさく感じるやで。

2023-09-12

anond:20230912225627

つーか家制度における見合い婚全盛時代はそれが常識

結婚は家同士で釣り合いが取れる相手とするもの」であり「恋愛不倫相手とするもの」で、恋愛結婚は野蛮なもの扱い

昔の歌謡曲歌詞なんて不倫悲恋釣り合わない者同士で恋愛した結果引き裂かれる)ばっかだしな

2023-08-23

anond:20230823132224

月がきれい」(2017)

岸誠二監督柿原優子脚本オリジナルアニメーション。中学生主人公2人の恋愛を中心に卒業までの日々が淡々と描かれてる。

舞台埼玉県川越市小江戸と呼ばれる美しい街の描写地元お祭りなども出てくる。

中学生日記のアニメ版といった感じで、LINEでのメッセージのやり取りの描写が当時のアニメとしては目新しかった。

エンディング後にCパートもあり、こちらは現実寄りの生々しい感じで、本編主人公たちのピュア恋愛対照的になってる。

「初恋」「やさしい気持ち」「夏祭り」など歌謡曲挿入歌に使われていてMV風にストーリーシンクロしている構成も珍しかった。(YouTubeで公開されてる)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん