はてなキーワード: 朝鮮総連とは
国としては資金を出さない方針だが、都道府県が独自に出すことは違法でないというのが実際のようだ
日本政府は1949年10月12日に「朝鮮人の設置する学校の経営などは自らの負担によっておこなわれるべきで、国や地方自治体が運営資金を助成する必要は当然にない。」とする「朝鮮人学校処置方針」に関する閣議決定を行っているが[34]、2009年(平成21年)度予算では全国の自治体が総額8億円以上の補助金を支給し、2014年(平成26年)度予算でも全国の18の道府県と114の市区町の計132の地方自治体が総額3億7200万円の補助金を朝鮮学校に支給した[35]。
2016年(平成28年)度予算案でも全国117の自治体で総額3億円超の補助金が計上されている[35]。しかし北朝鮮からの支援の滞りによって朝鮮学校は資金難に陥っており、朝鮮学校関係者は地方自治体や日本政府にさらなる資金援助を強く求めている。2009年の事例では、埼玉県深谷市が市の財政悪化を理由として朝鮮学校への教育助成金の支出を中止していたが、朝鮮学校関係者の強い要請によって方針を撤回し最大で2倍になる教育助成金を朝鮮学校に支給することになったという経緯もある[36]。
地方自治体の補助金は、神奈川県のように教育を受ける在日朝鮮人本人またはその家族に対する支援として支出する場合[37]と、福岡県のように朝鮮学校を設置する学校法人に対して助成金を支出する場合[38][36]がある。補助金の支給に対しては日本国憲法第89条の解釈問題(私学助成に関して「公の支配に属」することを緩やかに解しない立場)等から問題視する意見もあるが、判例上は違法とされていない[39]。同時に、補助金の公布要件を新規に設けて支給を停止する地方自治体の決定についても、2017年時点の判例では「行政の裁量の範囲内」として認められている[40]。
また、朝鮮総連は、外国人学校(民族学校)に対する寄付金を税制上損金扱いとしないことに異議を唱えているが、外国人学校を設置しているかどうかを問わず、学校法人に対する寄付について損金扱いが認められるためには、一定の手続きが必要とされている[41]。
〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎と和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法」である。これは、山口や和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。
私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法」からの流れの中で位置づけるべきだと考える。
同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊の合憲化(57)、③日本の経済的地位に見合った国際貢献の必要性、④国連軍や国連の警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリストや武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲は必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から、護憲の立場からの改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである。
同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲論である。同提言は軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国の軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから、北朝鮮や中国の軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪と過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラルは過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである。
佐藤が語る、愛国心の必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである。佐藤の饒舌から、私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。
馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事・平和維持活動において殉死・殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後の平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊」追悼施設が必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。
ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官の川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交を批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合、日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツが独自のイラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたからである。翻って日本の場合、多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国や国際社会の理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。
元国連職員の吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端と吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍の軍事活動に積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理に反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使を容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである。
なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文「山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実の国際政治の中で、山川はソ連の侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間の努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活を改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤が柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。
10.おわりに
これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤は沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮やアルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実的平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略と植民地支配の反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分は国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的に保障する国家―先進国主導の戦争に積極的に参加し、南北間格差の固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である。
大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派の大国化路線に対抗して、日本の経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪と補償は必要とした路線が、東アジア諸国の民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合の破綻といった状況に規定された、リベラル・左派の危機意識から生じている。九〇年代の東アジア諸国の民衆からの謝罪と補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本の私たちが、進んで過ちを正しみずからに正義を回復する、即ち日本の利益のために」(69)(傍点ママ)歴史の清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本の利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争や植民地支配を可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立つリベラル・左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡を消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である。改憲後、蛹は蛾となる。
ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル・左派が意図的に計画したものと捉えているわけではない。むしろ、無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向の寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力のからみあい、もつれあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治的立場から期待されている人物が統合の象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物が実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴と人物の未分性という日本政治の特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能を果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディアに追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリストや発言力を確保しようとする学者、無様な醜態を晒す本質的には落ち目の思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからみあい、もつれあって」、集団転向は進行している。
ところで、佐藤は、「仮に日本国家と国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家、同胞の日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル・左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまったからには、自国の国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤を賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間を異端者扱いするのが目に見えている。
この佐藤の発言は、安倍晋三前首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族に配慮するという意図からだろうが、アメリカは一丸となって事件に対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである。国益がからむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)
文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ、総連弾圧をめぐる日本の言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したことを物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル・左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権が北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本のリベラル・左派は安倍政権ごときに敗北したのである。
〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル・左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである。侵略と植民地支配の過去清算(在日朝鮮人の人権の擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的・侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲か護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使を容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである。容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界の諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連の民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア、世界の平和にとって大きな災厄である(73)。
改憲と戦争国家体制を拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア・知識人等を徹底的に批判すべきである。
註
(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。
(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。
(3)ただし、編集者は佐藤が右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。
(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。
(5)インターネットサイト「フジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37
目次
1.はじめに
(1)歴史認識について
(2)対北朝鮮外交について
3.佐藤優による主張の使い分け
(1)ナショナリズム論
(2)ポピュリズム論
(3) 格差社会論
6.「人民戦線」という罠
(1)「ファシズム政権の樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤を擁護する
10.おわりに
註
1.はじめに
このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル・左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。
だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディアで排外主義そのものの主張を撒き散らしている。奇妙なのは、リベラル・左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。
佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル・左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象の意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場の記述の検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画・編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。
「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌に寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題や文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動に共鳴する特定の編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチで共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者と意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社のカラーや論壇の左右を超えて小さなリスクの共同体が生まれ、編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞の社会面を中心に、従来型の検察や官邸主導ではない記者独自の調査報道が始まる。」「この四者(注・権力―民衆―メディア―学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論の公共圏を形成していく。」
馬場の見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点である。ある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論の公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル・左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義」体制下の護憲派が、イスラエルのリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。
以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)武力行使、在日朝鮮人団体への弾圧の必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル・左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的なものである。「戦後民主主義」が、侵略と植民地支配の過去とまともに向き合わず、在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象としか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル・左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。
私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤が右派メディアで主張する排外主義を、リベラル・左派が容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在のジャーナリズム内の護憲派の問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。
馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌に寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題や文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である。佐藤自身は自ら国家主義者であることを誇っており、小谷野敦の言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本に右翼なんか一人もいない」。
佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実、ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本の知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男や魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店や朝日新聞の出版物では、排外主義的ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?
この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。
まず、佐藤の排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤の排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。
(1)歴史認識について
佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本とロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立が日清戦争、日露戦争を引き起こした。もし、日本とロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮をにらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージを金正日に送るのだ」。朝鮮の植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのものの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢で反論することは当然のことだ。」と述べている。
特に、大川周明のテクストと佐藤の解説から成る『日米開戦の真実―大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本の近現代史に関する自己の歴史認識を開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である。
「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国をアメリカ、イギリスによる植民地化支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義国である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強の植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種の棲み分けの理論である。日本人はアジアの諸民族との共存共栄を真摯に追求した。強いて言えば、現在のEUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカと日本が妥協を繰り返せば、結局、日本はアメリカの保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本の武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民地活動家の眼には、日本も列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリス、アメリカはつけ込んだ。日本こそが中国の植民地化と奴隷的支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国の政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘の南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。
右翼たる佐藤の面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代の知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。
(2)対北朝鮮外交について
佐藤は、「拉致問題の解決」を日朝交渉の大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題の解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエルの国権侵害でもある。人権と国権が侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府の方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在の北朝鮮をミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家と日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義の選択肢には戦争で問題を解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題の解決」においても、戦争が視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。
さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮の米ドル札偽造問題が、アメリカの自作自演だった可能性が高いという欧米メディアの報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカの情報源と情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証の根拠も示さずに(反証の必要性を封じた上で)、「北朝鮮の情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派の原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤は現在、右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。
佐藤は、「在日団体への法適用で拉致問題動く」として、「日本政府が朝鮮総連の経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮が逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネスで利益を得ている勢力を牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。
漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件の摘発が拉致問題を解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮に日本と交渉する気にさせるのが警察庁の仕事。そのためには北朝鮮の資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤の発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関・民族学校などへの強制捜索に理論的根拠を提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。
3.佐藤優による主張の使い分け
排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。
佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。
一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループのサイト上での連載である〈地球を斬る〉では、「慰安婦」問題をめぐるアメリカの報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦」問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体が不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的な立場から日本政府の謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題は Permalink | 記事への反応(1) | 18:32
北朝鮮による拉致を否定して糾弾された過去の反省がまるでないよね。
朝鮮学校について出演者が不適切発言 MBSラジオ番組で 局は謝罪:朝日新聞デジタル
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASR3J5VM5R3JPCVL00M.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/朝鮮学校問題に係る在日スパイ被疑事件
北朝鮮の工作員として検挙された男性は、日本に帰化をした日本国民である。この男性は、朝鮮総連元構成員を父親に持ち、朝鮮学校を経て朝鮮大学校を卒業後、朝鮮総連の下部組織である朝鮮新報の英語版編集長として稼働。朝鮮総連の非公然組織である「学習組」にも加入していた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/金吉旭
金吉旭(キム・キルウク)は、大阪朝鮮初級学校の元校長。1980年(昭和55年)6月に起こった原敕晁拉致事件(辛光洙事件)の実行犯の一人。大阪で調理師をしていた原敕晁(当時43歳)は辛光洙・金吉旭らに騙され、宮崎県青島海岸に連れてこられ、辛の背乗りのために拉致されて北朝鮮に送られた。
例えば統一教会もそうですね。
これは差別でもなく平気でいるよ。
そして在日北朝鮮人もそう。東京の朝鮮総連から韓国の掲示板に書き込みがある。
そもそも慰安婦問題の解決を妨害した正義連に未だに支持している希望の種の梁 澄子(ヤン・チンジャ)もおかしい。
なぜならこの連中こそ日韓の対立を臨んでいる親北であり、統一教会はKCIAにつながっている。
くり返し言いますが、在日を追い出せという主張ではありません。
反差別をいうインチキな団体、北朝鮮とのつながり。これはスパイ防止法があっても無理です。したがって排除しかないです。
国やマスコミが関与するのはアウト。
Tambourine Man
@Tam_bourine_Man
暇な空白氏のことはシュナ○ルでバズる前のフォロワー1000くらい頃からフォローしてるけど、個人的にColabo問題よりシュナ○ル問題の方が闇が深いと思ってる。というのも元々アンチ共産党なのでナニカグループの話しはまぁそうだよなぁという感じなのだけど、シュナ○ルの件には衝撃があった。
https://twitter.com/Tam_bourine_Man/status/1619963156503347201
Tambourine Man
@Tam_bourine_Man
今までネトウヨがよく言う「在日がネットで反日活動をしている」系の言説を一切真に受けたことがなかった。でも仮にシュナ○ル問題の真相が正しいとすると、本当にネットで反日活動している在日がいるという実例が現れてしまったことになる。
NHK Eテレ ねほりんぱほりん 放送終了直後(2022年11月18日22時半頃)のニコニコ実況中にて、
識別名 | コメント |
---|---|
ヤー | でも資本主義の基本だよね |
実況民A | チケットの転売はマジ極悪 |
ヒキ | 格差が基本なの? |
ヤー | あたりまえじゃん安く買って高く売ってカネを儲ける |
実況民B | まあ自分だったらヤだよなあ |
ヒキ | 弱者はどうするの? |
ヤー | 格差がないのは共産主義だから北朝鮮でも行くしかないね |
ヒキ | 行けないから弱者なんじゃないの? |
ヤー | 行けるけど? |
ヒキ | 金がないのにどうやって? |
ヤー | 北朝鮮がつれてってくれるよ? |
ヒキ | 拉致? |
ヒキ | 拉致なんてめったにされることないぞ |
実況民C | 介助する場も聖人みたいなの以外好きでやってないでしょ |
ヤー | 朝鮮総連いけばつれてってくれるぞ? |
ヒキ | どうやって?行きたいんですけど?で連れてってもらえるのか? |
ヤー | だから行ってこいよ |
ヒキ | だからいけるのかよ |
ヒキ | 答えろよ |
ヒキ | わかんねえのに答えてんのかよ… |
ヤー | だから行けるつってんだろ行ってこいや |
ヒキ | 行ってどうすんの? |
ヤー | 民主主義が嫌なんだろ |
ヤー | どうするかも人に聞かないとだめなようなやつだからカネを稼げないのだ |
ヒキ | だから弱者どうするんだ?って言ってんの |
第三者C | あずみん髪伸びた? |
ヤー | なにもとに戻してんだ |
ヤー | はやく北朝鮮行って来いや日本に必要ねえんだよ |
ヒキ | 行く手立てもないのにどうやっていくんだよw |
ヤー | だから総連がつれてってくれるつってんだろ |
ヤー | 拉致してでもつれていきたい日本人大喜びでつれてってくれるわ |
ヒキ | 総連行ってどう対応されるんだよw |
ヤー | 理解力なさすぎだろ行けばわかる |
ヤー | 北朝鮮天国だと言って大勢の日本人が行ったからな |
ヒキ | いつの話だよw |
実況民E | 異性介助の問題 |
ヤー | おまえの話だよ |
ヤー | どんな犯罪者でも北朝鮮なら受け入れてくれる |
実況民F | 男も一緒だろうになぜ女性だけ取り上げる |
ヤー | 男は横ロブ |
ヤー | 喜ぶ |
第三者C | 笑顔で。。。】ω;`) |
実況民F | 男は喜ぶと思ってるのはエロ漫画の見すぎ |
第三者C | 今さら、再放送だと気付いた |
ヤー | エロ漫画見てるのはおまえだろw |
ヤー | ここにも男いないしな |
実況民F | は? |
ヤー | 図星w |
ヤー | 男女比を言えよ |
ヤー | 男はむしろ女にしてもらいたい |
ヒキ | まだ北朝鮮男いる? 総連そんな対応例出てこなかったぞ |
ヒキ | 総連勧めてた男いる? そんな対応例出てこないんだが |
第三者C | モダンタイムス的なのも怖いし。。。】ω・`) |
ヤー | 対応例とかなにいってんだ? おおっぴらにできるわけないだろ 北朝鮮男はおまえだろ |
第三者C | ありがとうございました】・▽・ )ノシ |
ヤー | うむ 北朝鮮で暮らせよ |
ヒキ | 総連行ってなんて言われるんだ?流れを教えろよ |
ヒキ | 総連行ってなんて言われるんだ?流れをおしえろよ |
第三者C | DQランドは、神回ほど、再放送しないと思う |
ヒキ | 総連いってなんて言われるんだ?流れ教えろよ |
ヤー | そんなもん教えるわけないだろ共産主義なめんな 言われた通りするだけだ |
ヤー | 転売する自由がある国といっしょにすんな |
ヒキ | だからなんて言われるんだよ 総連で |
ヤー | だからそんなもん教えるわけねえだろ 言われた通りにしろ! |
ヒキ | 誰に |
第三者C | じん帯切った時はつらかった】ω;`) |
ヤー | おまえだよほんとあたまたりねえな |
ヒキ | わからないから行けません。 |
ヤー | ほらな結局底辺でも日本がいいわけだ |
ヤー | 二度と転売に文句つけんなや!! |
ヒキ | いや、お前が行けって言ったんだろ |
ヤー | おまえが行きたいつったからだろ |
ヒキ | 俺は行きたいなんて言ってないぞ |
ヤー | だったらお前の負けじゃん |
ヒキ | ああ、負けだな。で、じゃあ資本主義での弱者はどうするの? |
ヤー | だから負けたまま生きれやそれが資本主義だ |
ヒキ | 弱者はずっと弱者なんですかね |
ヤー | あたりまえだろ! |
ヒキ | 君も負けたままなのか? |
ヤー | 俺は勝ったままだが? |
ヒキ | なんで30分負けた自分に付き合ってるんだ? |
ヤー | 付き合ってやってるんだぞ?おまえほどの頭のたりないやつは珍しいからな |
ヒキ | ほかにすることないんですか? |
ヤー | おまえが? |
ヒキ | いやおまえが |
ヤー | ああおまえが |
ヒキ | 勝ってるなら自分やることがたくさんあるはずだが |
ヤー | おまえの思い込みじゃん |
ヤー | 貧乏暇なしが資本主義だぞ |
ヒキ | 私引きこもりなんだけど |
ヤー | そりゃ負け犬だからな |
ヒキ | 暇一応あるわけだが |
ヤー | 親が養ってくれてるだけだろ仕事しろ |
第三者C | うちの子は |
第三者C | うちの子は足だけで靴下を脱げます |
ヤー | おまえの子供か |
第三者C | でも、マラソン選手でも時速20km |
ヒキ | テレビ以外趣味ないんですか? |
ヤー | だから働けつってんだろ |
実況民G | オー ノー |
ヒキ | どうやって?働けないからこうなっているんですけど |
ヤー | 働かないからそうなってるのだ |
ヒキ | だから働けないじゃん |
ヤー | お前が勝手にそう言ってるだけ |
ヒキ | 働かないからもう働けなくなっている→詰んでいるのにどうやって? |
ヤー | 自分で働かないからだと言ってんじゃん働け |
第三者C | ごめん |
ヒキ | 一度も働いたことがない人が雇ってくれる人いると思うんですか? |
第三者A | きょうはなに |
ヤー | いくらでもいるが? だれでも一度も働いたことないとこから働くが? |
ヤー | 北朝鮮でも働くのは一緒だからな? あまえんなよ? |
第三者A | これはイギリス英語か |
第三者B | 太ってるのは良くない? |
第三者C | 急激に血糖値を変化させるのは、糖尿病に良くない |
第三者A | 722はどんなお仕事を? |
第三者B | そんなあ |
ヒキ | 俺もきになるわ。どんな仕事してるの? |
第三者A | 725 どれくらいお働きに? |
第三者B | でかい.. |
ヤー | 転売で月300万ほど |
第三者A | てんばいwwwww |
ヤー | 嫉妬wwwwww |
第三者A | それって働いてるっていうのかw |
第三者C | キルティアン |
ヒキ | まじで転売屋してるの? |
第三者B | ここは実況するところですよ!?井戸端会議はご遠慮 |
ヤー | まさに資本主義の基本だぞ |
第三者A | 徹底的に叩いてもいいけどまぁいいやw |
第三者B | 番組内容を実況しましょう |
第三者C | 変な人はIDをブロックするとイイですよ |
第三者A | いまなにやってんのEテレ |
ヤー | おまえがむなしいだけだもんなw |
ヒキ | 「勝っている」と言っていたが君は自慢できる仕事なのか? |
第三者B | 太った人は歩くといいらしい |
第三者A | 歩くとまじで痩せるんだよなぁ |
第三者A | 山歩くのが一番痩せる |
第三者B | ドキュメンタリーやってます |
ヤー | あたりまえだろお前とは違うからな |
第三者A | なぁにが転売で300万だよw 冗談キツいぜ |
ヒキ | なんで中小企業にすら入らなかったんですか? |
ヤー | そういう考えだからおまえらはだめんだよw |
第三者B | いつも実験されるマウスくん |
ヤー | youtubeでコメントに適当なこと言ってるだけでも儲かる |
第三者A | そんな才能が・・素晴らしいね カネが正義の世の中で良かったな |
第三者C | ECUは、アクセル動作に合わせ、エンジンを自動制御 |
ヤー | 資本主義を否定してるおまえらには無理だわなw |
第三者A | 退廃的だ・・・! |
ヤー | おまえの人生が? |
第三者A | 歩くだけでカネになればなあ・・・ |
ヒキ | 私は資本主義を一度も否定したことはないが |
第三者A | だーからコッチじゃなくてソッチだって |
ヤー | 否定してんだよあたまたりねーな |
第三者B | 歩くだけでポイ活できるよ |
第三者A | なぁにが資本主義だよ おまえのは我欲っつんだよw |
ヤー | 歩くだけでカネになるぞ?それが資本主義だ |
第三者C | 車好きに名写真家はいない |
ヤー | ほらな共産主義者が嫉妬w |
第三者A | 歩いてこいよテレビみてないでw |
ヤー | おまえがな |
第三者B | dポイントが稼げる、歩くだけで |
第三者A | ソッチの問題だよ~~~ |
ヤー | ちょっと頭使えばいくらでも儲けられる |
ヤー | それをできないやつが嫉妬するw |
第三者C | ぼけモンgoでも |
第三者A | 愚痴がはじまった・・・でもNGしないでおいてやるから安心しろよw |
第三者B | へー |
ヤー | くやしくてNGできないよなw |
ヤー | こんなにいいこと教えてくれる人もいないしw |
第三者A | チャットでまだオレに挑戦してくるやつがいるとは |
第三者A | 悔しいから悔しいんだろ?ってコメントが出てくるんだ おまえの深層心理だよ |
ヤー | ああ俺に完全論破されたあげく運営にBANされたやつかw |
第三者A | おまえはこのマウスと一緒だ |
ヤー | なあんだやっぱり悔しかったのかw |
第三者C | 備える!】・`▽・´)ノ |
第三者A | ひとりで山歩いてるとさ・・・ |
第三者C | 集計屋さんは、特定の文字列をNGすればOKです |
第三者A | 「今度チャットでああいわれたらこう切り替えそう!」とか素晴らしい考えがつぎつぎ浮かんでくる |
第三者A | 山を歩いてチャットの達人になれ |
第三者C | 高齢者janakuteぼけモンgoは |
第三者C | 高齢者じゃなくても、ぼけ |
第三者A | janakute? |
第三者D | スイッチでこういうの出ないかな |
第三者C | 高齢者じゃなくても、ぼけモンgoは危険思う |
第三者A | そもそもローマ字変換するべきではない |
第三者A | かな入力で実況しなさ~~~い |
第三者C | やっと入力できた |
第三者A | Did you feeling? |
第三者A | 山いきたい |
第三者C | 平らで段差の少ない街を!】・`ω・´)ノ |
第三者A | 尾根伝いを歩くだけでも最高だ リフトつかってもいい |
第三者B | コンクリートジャングルに住む人はどこで散歩するの🤔? |
第三者D | こんな景色のいいとこなら |
第三者A | もう散歩もしなくなったな |
第三者A | 最高の医者にして最高のジムだと思う |
第三者B | なんの問題があったんだ |
ヤー | ガリガリじゃん |
第三者C | 誰もいない明け方でも、歩けば癒されるらしい |
ヤー | 乙武は元気だぞ |
第三者A | ヨーロッパにも蒲の穂が |
第三者D | ストック持って歩いてるじいちゃんいるな |
第三者B | 筋トレのほうがいいと思う |
ヤー | さっきずっと車いすのやつも出てたやん |
第三者A | ストックいんだよなー 四つ脚歩行みたいで上腕とか動かすから |
第三者A | これ元はドイツかな |
第三者C | 筋肉は裏切らない |
ヤー | ウォーキング教 |
第三者C | フロベーゼ先生、何気にスタイルイイ |
SJClyysrxXEijHH7GHGM9uYTmQ4 | ウォーキングなんてかっこつけてるけど、要するにただの散歩だろ |
ヤー | 昔の人間は嫌でも歩いただろ |
第三者B | 散歩を舐めるな |
第三者A | のんびり歩くのが好きなんだけどそれじゃダメとか言われるのがな |
第三者B | 毎日歩いてたら腰痛になったお |
第三者C | 行方不明者と間違われて通報? |
第三者C | スープの冷めない距離で |
ヤー | 超過密 |
第三者B | 毎日8000歩かあ |
第三者A | 結構な距離だな |
第三者C | さっき赤ちゃんだって一万歩言ってた |
ヤー | 変な歩き方だと体を壊す |
第三者A | 公園じゃダメだ |
第三者A | すぐに飽きてしまう |
第三者C | 低気温とか霧も体力を奪います |
ヤー | だから乙武は |
第三者B | 実況も健康に効果ないかな |
第三者A | 実況は・・・ |
第三者C | 暗に、歩行全肯定者を疑問視しているようにも見えた |
第三者C | 興味深い番組でしたノシ |
第三者D | びじゅちゅーん |
第三者A | このひとは作曲を他の人に頼めばさらに良くなる |
共産・志位委員長7/8街頭演説で「言論を暴力で圧殺、許してはならぬ」
帰国事業では合計9万3000人もの朝鮮人が新潟港から船に乗って北朝鮮に渡りました。日本人妻も1800人ほどいます。私は帰国協力会に8年あまり在籍し、155回にわたって北朝鮮に渡る船を見送りました。
当時、〝帰国3団体〟として、朝鮮総連、帰国協力会、日朝協会があり、新潟県帰国協力会・日朝協会の事務局員は4人全員が共産党員でした。また朝鮮総連の人たちも、戦後すぐは日本共産党員として活動していた時期がありました。
帰国事業は自民党や社会党などの超党派で帰国協力会を推進母体として組織し、多くのマスコミも応援して実施されたものですが、その手足となって支えたのは日本共産党の党員です。(小島晴則)
私はド底辺在日朝鮮人環境にありながら金貸し成金となった家に生まれたので資本投下をされて育った。
仕事なんて金貸しと風俗と不動産と飲食とパチンコしかなかった。それが世界のすべてだ。
エリートの奴らが皮肉を込めて言う JTC なんて遥か上層の見えない世界だった。
最大のエリートは朝鮮大学校を出て朝鮮総連でよくわからないことをやっているクズ共だった。
彼らがなにをやっているかというと、何もやっていない。建物に行きダラダラして終わりだ。
そういう肥溜めで育った。
そんな状況だったので中学二年生まで大学に行くという概念が現実的なものとして見えてはおらず、自分の成績についてもよくわかっていなかった。
私はどうやら頭が良いらしい、そういうことが分かったのは高校に入ってからだ。
ド底辺連中が跋扈している汚らしい街を出身として金が出来て引っ越した先にて進学塾というものに入ったときのこと。
市進という塾だった。
そう塾の先生が言った。
朝鮮学校などという肥溜めにいてはいけないと気付いてはいた両親が勧めた塾だった。
中学三年生になって入塾したのでクラスは下の方だった。自分でもよくわかっていなかったので別に何も思わなかった。
ただそのクラスで使うさほど難しくもないテキストをすぐに解いてしまう私を見て目をかけてくれた先生がそこそこ難しいテキストのコピーをくれた。
「きみならできるでしょ」
できた。進学塾という概念を親はよくわかっていなかったのでそれに入ったのは中学三年生だったが、個別指導塾などには行っていたのでそれなりにできたのだ。
資本投下はされている。
そして普通に受験勉強をして県内で五本の指にはいるくらいの高校に行った。東京大学に複数人排出してる高校だった。
そこでも私はなぜかよく出来た。物理の先生が言ったことを今でも覚えている。
「きみは頭が良いよ」
ほんの少しでもズレていたら確実にド底辺在日朝鮮人としてパチンコの景品替えでもやっていた私はどうやら頭が良いらしい。
あの人が言うならもしかしたらそうなのかも知れないと思い東京大学を受けた。
東京大学に受かった。なるほど資本投下されると東大にいけるものなのだな、と思った。
周りの人間に大学に行っている奴なんていなかったから、よく分からないまま大学に行った。
そしてなんとなく院に進み、教授の「君は博士に行くべきだ」という言葉を本気にして博士課程に行った。
適当に過ごして論文がそこそこのジャーナルの editor's choice になりそのテーマで課程博士号を取った。
確かに私はそこそこ頭が良いらしいなと思ったが、本格的に文化的資本を投下されて育った奴の中では生き残れる気がしなかったので適当な JTC に行った。楽だった。
8:30-17:15 の勤務で残業無し、年間 124 日の休暇に 24 日の有給休暇を7割くらい使える。天国だった。
ただ天国過ぎてなんかやめた。後悔はしていない。
今はちょっとした外資にいる。そこそこちゃんとやっていたらなんか年収がそこそこになった。悪くないくらいの金額なのでまぁいいやと思っている。
大学と院の頃にデリヘルをやって生活費と学費を稼いだ女だった。
Non-MD だが東京大学大学院医学系研究科で学位を取得している。
負けたと思った。生まれて初めて負けたと感じた。
ここまでこの文章で成り行きをつらつらと淡々と描いてきたが階級を超えるためにそれなりに考えて生きてきた。
私は私を誇りに思う。
親の金と自分の頭を使ってなんとか金貸しでも風俗でも不動産でも飲食でもない仕事に就きたかった。そして就いた。
ホワイトカラー、美しい仕事だ。銀行で住宅ローンを借りられる。そんな人間、周りにはいなかった。
私はその階級突破を密かに誇りに思っていた。少なくとも私は道を切り開いた、そう信じていた。
普通に考えれば簡単にわかる。18歳で処女を20万で売る方法と丹力を持ち、東京大学を受けるような奴には勝てっこない。
そしてさらに悪いことにギリギリ公的幇助の対象にならない痴呆老人が一人と精神疾患を持つ叔母とともに暮らす家で育った。
塾にも予備校にも行かずに勉強し、九州地方の片田舎から東京大学に試験を受けに行った。自分自身の処女を売った金でだ。
大学進学すら反対される中で生き延びるために持てるものをすべて使い、生き抜いてきた。
「私はなんでもするよ。誰でもいずれはそうなる。私は少し早かっただけ」
そう言い切る彼女の言葉は真実にすべてを投下してきた人間のものだ。
「そもそもね、結婚相手に稼ぎを求める女たちと処女を金で売る私の間に違いなんてさほどないわ、タイムスケールが少し違うだけ。あと学問が好きだったからね。知的好奇心と処女では知的好奇心が重要だった」
勝てる訳がない。こんな化け物に勝てる訳がない。何の言い訳もできない。私はこの女より弱い。
本は無制限に買ってもらえたし、進路に口を出されたこともない。勉強部屋も与えられたし、家事も介護もしたことはない。
受けたい模試はすべて受けることができたし、加えてお小遣いももらっていた。
朝鮮学校からまともな日本の学校に行く際にはクソ共に反対はされたが常に親は味方だった。
それは非常に幸せなことだった。
これのソースもください。
詳しくない領域だし、甘えてばかりでも悪いので少し調べようかと「北朝鮮 共産党」 「拉致問題 共産党」でググると、ウヨと共産党の対立主張しかでてこないので、国会議事録検索した。
拉致問題が都市伝説あつかいだった時期と考え昭和50年~平成2年で、「北朝鮮」「拉致」について国会発言を検索すると、橋本敦って人の発言がやたらと当たる。
さてはこの人は自民党の中で、根強く拉致問題について追及を続けていた人だなと思いWiki検索したら、おい、共産党の議員じゃないか。
https://kokkai.ndl.go.jp/simple
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E6%95%A6
増田の言う「北朝鮮の拉致を陰謀論あつかいして明らかになった後も非を認めない左翼」って、どの人のことで、どの発言をソースにしている?
右翼垢のツイート見ておいで。統一教会との関係は他の支援団体と変わらない程度なのに、左翼がここぞとばかりに大げさに言っているというのがコンセンサス。
”ちょっと前まで自民党は日本会議と一体と言ってた連中が今度は自民党は統一教会と一体かよ、記憶力ないのかよ、場当たり主義極まれりだな”
こんなコメントであふれてるぞ。
向こうからすれば、左翼は中国や朝鮮総連の工作を何十年も陰謀論扱いしてきた側だからな。
総連が拉致に関わっていたのはそれこそ「明らかになった」のに左翼はいまだに自分たちの間違いを認めずごまかしてるんだから、
そんな連中の針小棒大に盛った「言いがかり」なんかにまともに対応する必要なし!という意見が右翼の中のマジョリティだよ。
本気で共闘を訴えるつもりなら、「お互い自分が守りたいものを相手がカルト扱いしている」というところからスタートしないとどうしようもない。
2019年にクーデター騒ぎがあった全日本テコンドー協会。
当時の会長だった金原氏は「ヤクザ」「資金を使い込んでいる」と罵られて引き摺り下ろされ、当時の理事は全員が理事会から追放されてテコンドー界の外部から理事が入った。
しかし、不可解な事がある。このクーデターの際にJOCから監査のメスが入ったが、金原氏を始めた当時の理事の不正は明るみに出ることはなかった。
クーデター派がいう様な使い込みがあれば、業務上横領罪に相当する行為だが、理事達は一人も書類送検すらされていない。
外に居る分には彼等が白か黒かを誰も分からない。
見事にクーデターが成功した。しかし、結局クーデター派の指導者は誰一人として新しい理事になる事はなかった。そういう判断をJOCが下したのである。
金原会長時代に日本で国際大会を開いた事がある。大きな会場だった為、主催地の県警に金原氏名義での申請書を提出している。
本当に金原氏が反社とのつながりがあるヤクザなら、この申請書は通らない。
このクーデター以前に警察が金原は反社じゃないと認めていたのだ。
クーデターに賛同した理事は勿論、この事は知っている。知っていてなお「無理が通れば道理が引っ込む」の理屈で金原氏をヤクザだ反社だと罵ったのである。
ただ「金原体制では東京五輪でメダルが取れないから体制を変えるべきだ」と事実のみを言えばよかったのだ。
当時の強化委員長だった小池氏を「テコンドー未経験の素人」とする嘘のリークをマスコミに流したのも明らかに不要だった。
「国内には小池氏よりも実績のある指導者が居る」と事実のみを言えばよかったのだ。それを有りもしない嘘をマスコミに流して炎上させた。
確かに、金原氏は水商売や不動産の世界に生きる実業家でありグレーゾーンの人物である。
ヤクザに払うみかじめ料を拒絶する為に、排斥運動をおこしてヤクザから銃で撃たれている。2発も。
「2発撃たれたからといって彼がヤクザであるという証拠にはならない」
この文脈が理解できない人間がテコンドー界には多数居る。金原氏はヤクザだと信じてやまない人間が多数居る。
何故なら、WTテコンドー界(ITFテコンドーを持ってきたのは朝鮮総連の幹部であり、この話とは別なので悪しからず)を80年代初頭に日本に持ってきたのは義人党というヤクザの親玉だからだ。
当時は暴対法もない時代だったからヤクザが大手を振って町を歩けた。金もあった。国際試合に出るにも総裁の鶴の一声で金が出た。
今思えば異様な時代だが、テコンドーなどというマイナー武道の選手をやってるだけでスポンサーがついて金がもらえる狂った時代がそこにはあったのである。
その時代を知っている人からすれば「金原はヤクザ」という言説を信じたくもなるのだろう。そして、その時代を知る人間に育てられた選手達も。
勿論、全ての道場がヤクザに直結するわけではない。WTテコンドーが韓国から日本に来たルートは複数ある。
中には右翼の空手家が韓国に空手を教えに行った手土産にテコンドーを持って帰ってきたような道場もある(昔の大会では街宣車が駐車場に並んでいた。今思えば異様な景色である)。
或いは、ニューカマー(朝鮮戦争後に渡ってきた)の在日韓国人のテコンドー師範が民団の支援を受けて始めた道場もある。
日本人師範の中にはアメリカなど別の国でテコンドーを学んで日本に持ち帰ったという例もある。
ただ、現実にはヤクザの持ってる不動産を格安で借り受けて道場をやっている様なところもある。今も有る。
このように、ヤクザが身近にいる世界に過ごして居たのが古い日本WTテコンドー界なのだ。(……勿論、昔から今に至るまで完全にクリーンな道場も沢山ある)
だから「金原はヤクザだ」という言説が平気で信じられる。見た目が厳つい水商売やってる怪しい実業家を捕まえて「ヤクザ!」と呼ぶのである。
テコンドーと無縁で空手界の片隅に居た彼を連れてきたのがヤクザではなく●●であるにも関わらず、だ。
今のテコンドー界には金がない。
しかし、狂った時代を知っている人は金がない事を信じられない。
「高橋総裁の埋蔵金がある」「それを金原が使い込んだ」「理事たちは1000万貰っている」
と信じている。
2014年に【全日本テコンドー協会は、専任コーチへの補助金で不適切な会計処理があり、日本オリンピック委員会(JOC)から約3000万円の返還を求められている問題で、30年間で返還する計画でJOCと合意】というニュースが流れた。
当時、スポンサーだった風俗雑誌の出版社が潰れて、協会には本当に金がなくなっていた。
スポンサーがいないから専任のスタッフも雇えない。大会を開くには多数のボランティアの善意が必要だ(金原氏のお膝元の長野県では全日本ジュニアが行われていたが、あれも金原氏の関係者たちのボランティアで成り立っていた)。
それを当時のJOC事務局長川杉氏に金原氏が相談した所、「専任の強化スタッフを雇う為の補助金をJOCに申請し、その強化スタッフとして任命した師範から寄付金名義で金を集めれば協会運営費に回せる」という明らかなマネーロンダリングを提案され、飲んでしまった。
それが明るみに出たのが、このニュースだった。
他の複数の競技団体でも同様の不祥事が起こっていたが、テコンドーの30年間の返済計画というのは余りにも異例であり、JOCが全日本テコンドー協会の財務が余りにも貧弱である事や事の経緯を忖度しての決定だった。
勿論、飲んだ金原氏が全面的に悪い。川杉氏も悪いが金原氏が全面的に悪い。
ただ、この事件に対してクーデター派が「金原が3000万使い込んだ」とするのは曲解が過ぎる。
当時の理事会の議事録には金原氏が自腹で建て替えた額が500万を超えていた事が残されているからだ。
この事件の後に反金原派が協会を離れて独立し、WTテコンドー界の競技団体自体が分裂する。
そして、全日本テコンドー協会は公益社団法人を返上。外部から弁護士を理事に招き入れ、団体内でコンプライアンス遵守の姿勢を打ち出していく。
協会のコンプライアンスやスポンサーを重視した姿勢は選手・指導者の希望とかけ離れた組織運営になっていった。
例えば協会が余りにも貧弱な財務を立て直す為、スポンサー企業を探したり奔走した結果、スポンサー企業の意向で大きな選考会・大会・強化合宿の会場が交通の便が悪い地方都市が使われる様になった。
金原氏や当時の理事が良かれと思って動く事の全てが裏目に出て、多くの選手や指導者達と全日本テコンドー協会の首脳陣との間に溝が出来ていった。
東京五輪も終わった。
選手達は頑張っていた。韓国代表の強豪選手を破ってメダル獲得まであと一歩の所まで辿り着いた選手が居たのは驚きだった。
日本テコンドー界という狭い世界で見れば大変立派な結果であるといえば立派な結果だ。
予選無しで出場枠が確定している東京五輪でメダルを取ってテコンドーを盛り上げるというテコンドー指導者たちの淡い夢は潰えた。
あのクーデターは一体何だったんだ?
テコンドー界の外の人たちはマイナースポーツの問題なんて誰も興味を持たないから、誰も振り返らないし総括もしない。面白い話題があれば炎上させて楽しむだけだ。
金原氏がヤクザの様な風体なら「あいつはヤクザで悪い奴だ」と石を投げて火を付けるだけだ。
このマイナーなスポーツを少しでも良くしようと不器用にも努力していた人達に火を付けた人たちは満足したのだろうか?
東京五輪という大きな祭りの直前で、それまで祭りの準備をする為に努力してきた人間のクビを全部切り取って、最後の美味しい所だけを持って行った人たちは祭りを楽しめたのだろうか?
谷町の総会屋つれて殴り込みかけた選手も居たな。東京五輪は楽しかったか?
おいマスコミ。おい文春砲。この件はメッチャ面白いから、調べてくれよ。先入観持たずにあのクーデターが何だったのか書いてくれよ。
君は、日本共産党の失敗とか明らかな失策を公明党のせいにするって、よくやるよね。
謝るくらいなら、公明党のせいにしておけ!って、上からの指令なのかね。
「つかこの程度で責められるなら、上述した公明党の委員さんだって第3相試験やれ言うてるやん、て話です。」って、だから?
そんな途中経過じゃなくて、どうなったのか、結果をみればいいんじゃないかな。
なぜわざわざ「この程度」と責任を矮小化して誤魔化そうとするんだろうか?
そもそも、日本共産党のワクチン忌避の体質とそれに基づく運動論が問題なわけよ。それが、コロナで明らかになった。それを誤魔化したいんだね。なるほど。
2009年の衆院選以来、HPVワクチン政策に関する選挙公約を出し続けてきたのが日本共産党だよね。
北朝鮮帰国事業 については、BLOGOSにも詳しい記事が出てるから、見てみるといいよ。
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帰国事業では合計9万3000人もの朝鮮人が新潟港から船に乗って北朝鮮に渡りました。日本人妻も1800人ほどいます。私は帰国協力会に8年あまり在籍し、155回にわたって北朝鮮に渡る船を見送りました。
当時、〝帰国3団体〟として、朝鮮総連、帰国協力会、日朝協会があり、新潟県帰国協力会・日朝協会の事務局員は4人全員が共産党員でした。また朝鮮総連の人たちも、戦後すぐは日本共産党員として活動していた時期がありました。
帰国事業は自民党や社会党などの超党派で帰国協力会を推進母体として組織し、多くのマスコミも応援して実施されたものですが、その手足となって支えたのは日本共産党の党員です。(小島晴則)