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はてなキーワード: 文化祭とは

2024-03-27

anond:20240327211535

何度も言いますが、春休みの間に数1+Aを黄色チャートを一冊与えられ(※青チャートでなくてよい)、その全範囲4月テストで出題されるということです。

>そんなにうまくいく?

入学後にうまくいかせるには、黄色チャートを1問でも多く暗記する必要があります

4月テストで数1+Aの全範囲が出題されますが、黄色チャートで解法をある程度暗記できている場合は、授業でオリジナルを黒板の前で解かされる際、きちんと答えることができるor教師添削解説を聞いて理解していくことができます。これが「うまくいく」状態でしょう。

逆に言うと、黄色チャートの解法を暗記していなければ、入学後も「うまくいかない」ことになります。解法を暗記してないとオリジナルを解くことができないことになります

また、解法暗記が前提である1対1を始めてもうまくいきません。

なので、春休み黄色チャートを1問でも多く暗記しておくことが必要となるのです。

チャートは、まだ入学前なため、ここでいう「うまくいく」かは疑問ではあります

得意な人はうまくいくでしょうが個人的には解法暗記は黄色チャートで十分だというラ・サールカリキュラム妥当だと考えており、青チャート背伸び(挫折やすい)だと思います

学校側は黄色チャートの解法暗記ならば自学で可能だと考えているからこそ、春休み宿題テスト範囲)に課しているのだと思います

高1で1年間をかけて数1+Aを「教科書オリジナル」「1対1対応の演習」をやりながら何度繰り返しテスト数字を変えた問題が出題されますので、そこで定着させていくことになります

繰り返しになりますが、黄色チャートの暗記は自分でやらなければならない(黄色チャートの暗記まではラ・サールは教えない)ので、考査を受けるだけでは定着はできません。

義務自習時間を使って、自分黄色チャート解放を暗記して、それを授業でオリジナルを解くことや各考査でアウトプットしていくカリキュラムです。



一点言い忘れましたが、ラ・サールの授業では黄色チャート解説は行いません。

英語勉強で、英単語帳の覚え方を授業でやらないのと同じです。

黄色チャート英単語帳のように用います

解法(英単語)をインプットするのです。

義務自習時間を使って、数学なら黄色チャートの解法暗記、英語なら英単語帳や文法問題集の暗記を行うのです。

あくまで、授業で解説するのは、解説のない教科書問題オリジナル重要問題集の解説です。

生徒に同時に5~7人に黒板の前で、解かせて、教師添削解説していく。

黄色チャートと1対1は解説記載してあるため、授業では解説しません。


古文漢文は、ごく普通想像している授業と同じでした。

すなわち、教科書を読解していき、教師解説する授業スタイルです。

昭和から連綿と続いているような黄色チャートのようなものはありません。

教材も新しいものの方が良いため、ラ・サール教師採用している教材を使用してください。

市販のものと大差ありません。

文系ではないため、文系科目はあまり記憶にありませんが

現代文については、黒板で同時に書かせて→教師添削解説する数学と同じ授業スタイル確立していました。

Z会市販問題集が週テストで課されたり、その延長線上に「最強の古文 読解と演習50」まで出題されることもありますが、明らかにオーバーワークでこれは不要個人的には感じます


何度も言いますが、使っている教材は、黄色チャートに加え、教科書オリジナル・1対1の演習・重要問題集です

これが数学アドバンテージを取るラ・サール戦略

連綿と続くラ・サールカリキュラムです

>高一から模試は受ける?

受けても1回。

中入生と高入生は面識がありませんが(部活動で面識はあるものの)

これで互いに成績優秀者を知ることになります

仲良くなるのは高2の文化祭あたりからです。

高1で2Bまでやりません

ただし、得意な人が、義務自習時間2Bを先取りしてやること自体自由です

しかし、カリキュラムでは

高1では数学1Aをやります

教科書オリジナル・1対1の演習(+夏休みなどに教師の好みで薄い問題集)をやります

数2+Bを先取りするよりも数1+Aを徹底的に定着させるスタイルです

高2で理系文系が分かれますので、そこで教師も変わりますし、数学の進度が変わります


何度も言います

黄色チャート入学前の春休み宿題で出るのです。

範囲は数1A全て。

例題・類題・章末問題はすべて春の考査で出題されます

河野玄斗氏もyoutube動画黄色チャート効用言及しているように、早めにやっておけば必ず後々楽になります

ここの点は、ラ・サール河野玄斗氏の勉強方法完全に一致していますので参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=bXMNLRl62nk


黄色チャートあくまインプット用教材です。自分インプットするのです。

あなたが言っているのは、『英単語帳は英文読解には使わない、あくま課題』と言っているように聞こえます

授業では黄色チャート解説しません。

英単語帳の解説英語の授業でやらないのと同じ理屈です。

春休み義務自習休日で、自分黄色チャートと1対1の解法は暗記(インプット)しておく必要があるのです。

何度も言いますが、授業スタイルは、

オリジナル」「重要問題集」といった解説の薄い問題集を、同時に5~7人に黒板の前で解かせます

それを教師添削解説していくスタイルです。

オリジナル」「重要問題集」を解いていくには、黄色チャートインプット必要なのです

黄色チャートや1対1の演習は解説が充実しているので、解説は行いません。

ラ・サールで教えてもらった勉強法を余すところなく伝えます

数学は、新高1には黄色チャート1+Aを買うように指示があります

黄色チャート1+Aの全ての範囲」が入学後すぐに行われる考査の範囲です。

黄色チャートをこなしたうえで数研出版教科書と傍用問題集オリジナル」を授業でやります

教科書と「オリジナル」は解答解説が付いてないので、授業ではこれを5~7人に一度に当て、同時に黒板の前で問題を解かせます

予習として黄色チャートで解法を暗記しておく必要があります

黄色チャートで解法暗記をしていないと、黒板に何も書けなくなってしまい、恥ずかしい思いをすることになるため、黄色チャートで予習が必要です。

入学前に黄色チャートをやるように指示があるように、基本的チャートの解法暗記は自分で行う必要があります

義務自習でもチャートの解法暗記は自分で行う必要がありますので、入学までの間にチャートを1問でも多く暗記しておきましょう。

なお、1990年代以前から黄色チャートが使われておりましたので、個人的には黄色チャート問題ないと思いますが、

教員の好みで青チャートにすることもあるようです(未確認。新課程によるもの?)

黄色チャートに加え、教科書オリジナルが終わったらそれから「1対1対応の演習」(東京出版)につなぎます

このカリキュラムは30年ほど変わっていません。

黄色チャートオリジナル、1対1。

この軸は変わっていません。



テストは、黄色チャートオリジナル・1対1の問題数字を変えたものが出ます

解き方は同じで、数字を変えたものが出ますので、解説が載っている黄色チャートや1対1の例題・類題を覚えることが最優先事項です。


黄色チャートオリジナル・1対1は例題の解き方を覚えるのです。

ラ・サールでは、「義務自習」という時間寮生活のなかでありますが、主にチャートの解法暗記や英単語文法問題集の暗記といったインプットをメインに行います。)

義務自習時間を使って、黄チャートの解き方を覚えて類題の解き方を覚えましょう。週テの数学黄色チャートオリジナル・1対1の数字を変えたものがメインですから

これがラ・サールの週テストです。

このカリキュラムは30年以上変わってません。

とにかく春休みの間にチャート数1+Aを一冊仕上げなければなりません。

しろ入学後すぐ考査があります

範囲チャート1A一冊全てが範囲です。

チャートオリジナルと一対一はいかなる考査でも繰り返し数字を変えて出題されます

さら学校が始まったら教科書オリジナルが加えて出題されます

何周かしたあと1対1対応の演習に繋がります。軸はこんな感じでしょう。

夏休みの宿題は、今回のチャート+教科書問題全て+オリジナル(+教員の好みで適当問題集)が課されます

日数で割ると1日30題くらい暗記したものです。

とにかくチャートを仕上げてください。チャートオリジナルが仕上がったら1対1対応の演習。あとは東京出版書籍だけです。新数学演習までやることになります

シンプルですがそれがラ・サールカリキュラムノウハウです。

何度も繰り返しますが、なぜチャートにこだわるかというと、チャートで解き方のパターンを覚えておかないと授業が意味不明になるからです。

ラ・サール数学の授業では解答解説のないオリジナルを何人か当てて同時に黒板に解かせそれを教員解説して行きます

予習してないと恥をかくシステムです

そのため予習にあたるのがチャートでの解法暗記となるのです

東大100名以上受かってたとき黄色チャートだったので個人的には青でなくても構わないと思いますが、解答と解説の載っているチャートで解法を暗記するのです

チャートの暗記が授業の予習になるのです

黄色チャートオリジナル→1対1→重要問題集の軸は忘れないでください

解法暗記が完了した後に、過去問演習も行うことになりますが、オリジナルと同じやり方で数研出版重要問題集使用します。

これも同時に複数人を当てて、黒板の前で解かせ、それを教員添削していく授業スタイルです。

新版だと「新課程 2024 実戦 数学重要問題集 数学I・II・III・A・B・C 理系」「新課程 実戦 数学重要問題集 数学I・II・A・B・C〔ベクトル文系」になります

これが過去問演習の授業に当たります

週テの範囲にもなります


オリジナル」「重要問題集」は解説が薄いため、授業で理解する必要があります

そのための予習として、解説のしっかりした「黄色チャート」「1対1」で解法パターンを覚えてください

義務自習時間を使って、解法パターンの暗記を行ってください

そうしないと授業で「オリジナル」「重要問題集」のアウトプットがうまく理解できなくなってしまます

また、教員によって差があると思いますが、週テストの成績優秀者の何人かは点数が共有されます

これで成績がいい人がわかるシステムなので、モチベーションにつなげたり、わからないことを聞きに行ったりするといいでしょう

高校生同士なのでプライドもあり難しいところですが、週テストの成績優秀者の上位数人の点数が共有されるというのは、上記の「モチベーションにつなげたり、わからないことを聞きに行ったりするといいでしょう」という学校側の暗黙のメッセージだと思われます


夏休みの宿題では春の考査の範囲黄色チャート数1A)に加え、オリジナルで進んだ単元(三角比整数までは必ず出る)

(逆に言うと、今までのラ・サールでは出ていたので、出なければかなり進度としては遅い)出ますので、1問でも多く暗記する必要があります

入学前に課していることからもおわかりのように、理解よりも解法の暗記を求められます

理解して暗記がベストなのは言うまでもありませんが。

「1対1対応の演習 (大学への数学 1対1シリーズ)」は、オリジナルと並行して適切なタイミング学校から配られます

それも週テで何回も数字を変えて出題されます

先にチャートで解法を覚えてから演習を兼ねてやるため、時間差を設けています

オリジナル」も学校から配られます

なおこの書籍解説がないため、暗記というよりアウトプットで使います

授業で解かされるので、アウトプット用です。

したがって、チャートでまず解法をインプットして、その知識をもとにオリジナルを授業でアウトプットしていき、理解不足だった点を授業で浮き彫りにしてください。

チャートインプットが不十分だと、当然、授業は消化不良になります

春が大事なので、頑張ってください。

高2になるとクラスけがあります

高2になる前に理系文系か分かれます

理系はA~C(D)、文系はD(E)~E(F)クラスになります

※()は、生徒数によってクラスが増減した場合

高2から高入生と交わることになります

部活があれば高1から高入と交わります

実際に仲良くなるのは文化祭あたりでしょうか

高2では数学2B黄色チャートが配られます

やり方は高1の時と同じです。数学1Aが2Bになるだけです

黄色チャート教科書オリジナル→1対1→重要問題集です

理系だと数3Cまで高2で進みます

高2→高3になる際に、理系クラスに変更(理転)または文系クラスに変更(文転)ができます

高2で数学3Cまで進むことから理転は不利です。文転はそこまで不利ではありません

また単位制度が変われば事情も変わる可能性があります

文転する人数の方が多いです

理転する人は、親が医師で高2は文系に進んだが医学部に進路を変えた人などごく少数です

もっと数学3Cの進度が違うだけなので挽回は十分可能です

高2までは中間考査期末考査・週テストがメインで模試は受けません

受けたければ個人で受けられます個人で申込をしなければなりません

高3になれば模試中間考査期末考査・週テストに加えて組み込まれます

したがって、高3はテスト三昧になります

数学でのインプット(黄チャート・1対1)は高2で終わります

高3はアウトプット(考査+週テ+模試)メイン+共通テストで使う科目ということになります

ここで注意してほしいことは高2でインプットが終わるため、高3になってからインプットする時間義務自習休日しかないということです

学校カリキュラムでは高3はアウトプット期間なため、模試が返却されてもインプット不足だった場合インプット時間を取られてしまい帰ってきた模試を復習したりすることができません

高2までにインプットを終わらせている人は、高3はアウトプットを通じて弱点を見つけることができる一方で、インプット不足の人とどんどん差がついていきます

上記カリキュラムにより伸びる人は高3でも伸び(弱点を潰していけ)ますが、高2までにダメだった場合模試の成績が芳しくないものばかり返ってくる(伸びない)ということです



夏休みですが、7月下旬に寮が閉鎖されるので強制的帰省となります

8月お盆すぎに8/20から午前中授業があります

午前中授業は普段の授業と変わりません

9月からは通常授業が開始されます

もちろん夏休み明けには宿題範囲テストがあります

オリジナル+1対1+教諭の好みで適当問題集


ラ・サールの黒板が横に長いと思います

あれは演習で使うからです

同時に7人くらい黒板に答えを書いていくのでそのため横に長いのです

黒板に問題を解かせ→それを教員添削解説していくスタイル

数学現代文で行っています

物理でもやってたかな?


黄色チャートについては河野玄斗さんも似たようなことを言っていたので切り抜き貼っておきます

参考にしてください

https://www.youtube.com/watch?v=bXMNLRl62nk

河野玄斗氏がいっているスケジュール、すなわち、数1Aの1冊を1か月で一周するというのは確かに妥当です

ラ・サールでは春休み宿題に出すくらいなので1か月で回していけます

ラ・サールでは、義務自習時間を使って黄色チャートの暗記を行います

そして河野玄斗さんも言っているように黄色チャートを終わらせておけば後々楽になります

参考にしてください

東大100名受かってた時から変わっていない、今でも通用する教材・授業方法・進度をここに共有しています

ラ・サールの授業の進め方の大枠

黄色チャート教科書オリジナル→一対一→重要問題集

・同時に5~7人ほどを黒板の前で解かせて→それを教員添削解説していくスタイル

このやり方は変わっていません

昔と比べて変化した教材もありますので、学校指定の教材を暗記した方が消化不良にならないでしょう

英単語帳がユメタンになったなど)

なお、高1で模試を受けることもありますが、あっても1回。これで成績優秀者の名前が載ることで、中入生は優秀な高入生の名前を、高入生は優秀な中入生の名前を知ることができます

(中入生と高入生は高2まで部活動以外で接点がありません。)

そもそも高1でアウトプットに重きを置いていないという含意を汲み取ってください

高1では、黄色チャート1A→教科書オリジナル→1対1 これで解法を暗記していく段階です


春休みでの黄色チャート数1Aの範囲は全範囲です

しかキツイですが頑張りどころです

例題・類題・章末問題全てが範囲で、実際に4月の考査で出題されました

もっと4月に完成させる必要はありません。数1Aは高1の間に完成。それまで何度も考査で出ます

黄色チャートの数2Bが高2になる前に配られるので、それまでに数1Aの黄色チャートは完成させるスケジュールです。

当然、4月から教科書オリジナルを黒板の前で解かされるわけで、何度も考査を重ねて定着を図っていくものです。

ペンキを何度も何度も重ね塗りしていくイメージで捉えてください

まず1周目はやりましょう。さすがに全くやらずに4月テストを受けると、初回から数学一ケタ点などとなるので、恥ずかしい思いをしたりモチベーションが下がります

4月テストでできないところがあれば、そこを重点的に2周・3周とやり込んでいくイメージです

それが予習となります

まり、黒板の前で教科書オリジナルを解かされる際の前提知識インプットになるわけです

そのため、黄色チャートを完成までいかなくとも、4月に始まる前に1問でも多く暗記しておいてください。

他校の教材は全く知りません。

私はラ・サールで30年以上連綿と続いている黄色チャートの進度と、授業の進め方について共有しています

ラ・サールで与えられる教材をやるだけで精一杯だと思います

黄色チャートオリジナル→1対1をやり込んでいくだけで精一杯だと思います

他校の教材までやる余裕がないはずです。


お子さんから成績表が送られてきて、数学の成績が芳しくなかった場合

まず、黄色チャートインプットが不十分だということです

お子さんには黄色チャートは暗記しているか聞いてみてください。暗記していないと答えるか黄色チャート問題が解けないはずです。

それはインプット不足です。

義務自習休日挽回して遅れを取り戻すよう保護者の方から叱咤激励した方がよいでしょう。

黄色チャートが解けなければ、その後のオリジナルや1対1で解き方がわからなくなります

春休みの間に1問でも多く黄色チャートは暗記しておいてください。

河野玄斗氏も言っているように必ず後々楽になりますから

春休みは一息つきたいところではありますが、

から黄色チャート入学前の宿題で課されていたので、心を鬼にして気合を入れて頑張ってください。

2024-03-26

個性的人生を送りたかったなぁ

黎明期の業種に飛び込むとか、癖のある店を始めるとか、なんのツテもないのに海外移住するとか、人が聞いたら前のめりになるような人生を送りたかった。

IT業界の端っこにいるけども、ずっと文化祭のようなカオス時代はとっくに終わっていて。

自分でもイケてないと思っているサービスをだらだらと開発する毎日

ぬるま湯ぬくぬくとしてたら金がもらえるという環境に完全に甘んじている。

40近くになって、このままなにも起こらず人生が終わるんだなって悟った。

誰の記憶にも記録にも残らないことが確定。

葬式の案内が届いて「誰だっけ?」と首をひねる知り合いの顔をまざまざと想像できる。

「じゃあなにか行動しろよ」と自分に問うてもなにも思い浮かばない。

タピオカ屋はじめてもぜんぜんオンリーワンじゃないし。

もっと個性的他人面白がるようなことが思い浮かんでくれと思っても、なにも思いつかない。

人生を楽しむって、凡人には無理なんだな。

2024-03-24

anond:20240324114624

anond:20240320220459

おっさんジャニモテるからチビモテる!」

若い女ジャニ?何それ」

性加害騒動から若い女ジャニーズに興味ない件だが、育児エッセイ漫画でも「娘がジャニヲタで~」なんてめっきり見かけなくなった

405 名無し草 sage 2023/12/01(金) 11:58:47.16

学校文化祭わたし推しっていうコーナーがあってコース全員分の推し掲示されてたけどジャニオタいなかった

ハングル結構いたけどなんて書いてあるか読めなかった

アニオタキャラオタが多かった

2024-03-23

anond:20240322185217

文化祭学生バンドオリジナル曲演奏しても白けるだけだが、みんなが知ってる曲を演奏すれば盛り上がる

anond:20240322185217

文化祭普通軽音部が誰もが知っているロック名曲演奏すると大盛り上がりだが、映研や漫研がやると笑われるか怒られる

2024-03-22

アニメに出てくる学校ってなんでどこも文化祭ばっかりやってるんだろう

2024-03-21

anond:20240320220459

おっさんジャニモテるからチビモテる!」

若い女ジャニ?何それ」

性加害騒動から若い女ジャニーズに興味ない件だが、育児エッセイ漫画でも「娘がジャニヲタで~」なんてめっきり見かけなくなった

405 名無し草 sage 2023/12/01(金) 11:58:47.16

学校文化祭わたし推しっていうコーナーがあってコース全員分の推し掲示されてたけどジャニオタいなかった

ハングル結構いたけどなんて書いてあるか読めなかった

アニオタキャラオタが多かった

2024-03-20

anond:20240319220445

高校文化祭野球部の奴らがノリでメイド服着てんのの延長みたいな感じがするわ 

2024-03-15

私のクラスは一度もいじめがなかった

小学校1年生の頃は、知的障害男の子を庇っていた。その子男子からかわれることが多く、その度に間に入って男子をたしなめていた。その男の子には懐かれて、からかわれるたびに私のところに逃げてくるようになった。2年生になるとその子は転校していった。

小学校中学年の時は、ある女の子が菌扱いされ始めた。○○菌がついた!汚ねー!みたいにはしゃぐ、クラス邪悪な団結感が嫌だったから、私はクラスの全員が各々独自の菌を持っていることにした。足の速い子の菌がつくと足が速くなり、勉強得意な子の菌がつくと頭が良くなる。クラスの中で○○菌はご利益的な意味に変わっていった。テスト前に頭のいい子の菌を分け与えてもらうみたいになった。徐々に菌ブーム収束した。

中学生の頃は、クラスで浮いてる子がいた。

その女の子は明らかに知的障害を持っていて、頭はフケだらけ、人前で鼻くそを食べたり、衣服が汚れているような子だった。人が嫌悪感を示す身なりをしていた。コミュニケーションをあまり取れない子だった。

の子にまともに話しかけるのは私と、後に生徒会長になる私の友達くらいで、別室登校しているその子給食を届けに行ったり、クラスに1人で入れないときは手を繋いで一緒にクラスに向かったりした。

特別の子が好きなわけでも、仲良くしたいわけでもなかったし、正直汚いのは嫌だった。それでも、下手したらいじめに発展しそうな彼女の周りを取り巻く空気感が嫌だった。

クラス人間達が、作文などで友情や絆の話をしたり、体育祭文化祭で団結しようと意気込んでいるのをみても、その子存在無視したり冷たくしているくせに何言ってるんだと思っていた。

修学旅行とき、班分けはその子生徒会長と私、その他無害そうな男子で固められた。男子はこの班割りに不満げだった。移動中のバスで隣の席になり、私が窓側、その子通路側に座っていた。その子が突然吐いてしまった。私ももらいゲロしそうになりつつも、この子がただでさえ具合悪いのに、さらに辛い気持ちになるのを防ぎたかった。大丈夫だよと言いながら、前の席に流れて行かないよう素手ゲロをせき止めた。徐々にバスの中に混乱が広がっていく。臭い、ありえない、キモい、みたいな発言が飛び交った。みんな根は悪いやつじゃないはずなのになんでそんな配慮のないことを言えるんだろう。その子は泣いていて、私はその子を慰め続けた。その子に貸したハンカチゲロまみれになった。私も吐きそうで泣きそうだった。先生と私で一緒にゲロを片付けた。

そんなこともあってか、その子は私によく笑いかけてくれた。多分信頼してくれていた。でも私は同じ人としてというより、動物とか庇護する対象のように思っていたのかもしれない。

卒業したらその子支援学校に行ったと聞いた。高校生になって地元お祭りで、その子に再会した。昔よりも言葉もはっきりしていて、新しい学校で仲のいい子ができた、学校楽しい笑顔で話していた。会話もできるようになっていたし、身なりもまともだった。動物のようだったのに、人間らしくなったと思った。

そのとき私はぶっきらぼうな態度をとってしまった。庇護対象じゃなくなって、優しくする必要がなくなったから。私のそんな冷たさに彼女は気づいていないようだった。今も気づいていなければいいなと思う。

私は偽善者なんだろうか。

かつての同級生のことを冷たい奴らと思っていたけど、私の方がよっぽど嫌な奴なんじゃないか

優しくすることで見返りが欲しかった訳でも、褒められたかった訳でも、周りから善人だと思われたかった訳でもない。その時はそうするのが当たり前だと思っていた。辛い思いをしている人を見るのが嫌だった。居心地の悪い雰囲気に身を置きたくないだけ、全部自分のためだった。他の人が面倒見るなら、やらなくていいなら別にやりたくなかった。中途半端正義感なのか、義務感というか。

2024-03-13

ヤササヤササヤササヤササ

中学文化祭合唱曲決めるときに何曲かある候補の中から決める形式だったんだけど、「COSMOS」が俺的によかったのに「大地讃頌」っていう訳分からん曲になったの今もムカつくわ

なんだよヤササヤササって

まあそのあとやっぱ生徒が持ってきた曲で決めようってなってHYの「AM11:00」になったんですけどね

隣のクラスかりゆし69の「オワリはじまり」でした

風情もへったくれもないですね ヤンキー恋愛ソング歌わされるぐらいならヤササヤササのほうがよかった

anond:20240313090758

今の時代のことはわからんが30年前ぐらいの厨房の頃、写真部だったが運動会写真とか撮って文化祭で展示してたときに売って欲しいとか言われたけど

商売はだめってなって断ってたが今は出来るのかね

まあ白黒だったら部室にあるから何枚か渡した記憶があるが

2024-03-07

境界知能っぽい奴の扱い方ってどうしたらよかったんだ

うちの高校私立偏差値60~位でどちらかといえばこの高校に来たくて来た人よりかはちょっといいとこの高校に落ちて来た奴が多い所だった

その中でも自分達のクラスちょっと特殊で3年間クラス替えがない所だった

その中で1人恐らく境界知能だな、って感じの奴が居たんだけど本人も凄かったし周りも凄くて嫌で自分高校辞めてしまった 適当に吐き出す

言い方悪いかもしれんけどそいつ(以下A)は顔付き見たらそっち系の人だなって察しはつくような感じだったし自分最初にこいつを見た時あーやってしまった、と思ったのを覚えてる

暴力を振るだとかTheいじめみたいなやつは無くてちょっと頭良い子特有のいじり(いじめ)が酷かった

Aは女への執着が凄くて、1年の最初からインスタの女を片っ端からフォロー勝手ストーリー宣伝したりDM送って速攻会おうとしたり、自撮り送ってきたり附属の中学校女子生徒に告白したりと最初からめちゃくちゃ暴れてた

そんな好き勝手やってたからたちまちそいつ有名人になって、同学年、先輩、そのうち後輩も全員知ってるような学校有名人になってた。

休み時間は毎度ドア前に先輩達がニヤニヤしながら集まってくるし、いじる為にわざわざ釣り垢を作って適当な所に呼び出したり、そいつ問題行動を面白おかし喧伝するインスタアカウントが出来たりしてた クラスの9割くらいはそんな感じだったので私はほぼほぼ友達は出来なかった

生徒側もまあヤバかったけどAもAでまあヤバくて釣り垢でイケメンだとか囃し立てたせいで行動はエスカレートしていくし、文化祭クラスTシャツを作る時に自分の案が採用されなかったからとクラスラインで長文ブチ切れお気持ち表明、授業中に何故かブチ切れて先生暴言を吐き出して教室から締め出すだとか、情報時間で何故か1人で勝手にサ終してるエクスプローラーを使って先生に苦言を呈されたところでブチ切れて授業を飛び出して戻ってこなくなったりと酷かった 周りの生徒は全員ニヤニヤしてるしなんかもう全部気持ち悪かった

自分は2年の時に高校辞めた 元々クラスが嫌すぎてそんなに授業出てなかったし成績だけはそこそこ良かったしさっさとあそこから逃げたかった 絶賛今ニート謳歌してる(勉強はしてるよ)

ここまでで自分は何にも悪いこと加担してません、みたいに書いてるけど実はそんなことなくて1回だけ興味が湧いて釣り垢作ってAのことフォローしたんだ

けどなんか罪悪感と他生徒達と同じことしてるっていう嫌悪感と、何よりこいつがもし性犯罪とか犯したら助長させた私達にも責任があるんだって思うと怖くなって会話を3ラリーくらいして投げ出してアカウント消してしまった

Aのインスタはいつも食ってる飯とかも投稿してたんだけど毎食全部フードコートうどんとかで多分親もそっち系なんだろうなって察して益々罪悪感で吐き気がした

Aの勉強態度は極めて勤勉ではあったけどトンチンカン質問をして先生を困らせたり、classroomで長文質問攻め、ノートはびっしり取るけど典型的勉強が出来ない奴のノートって感じだったし実際チラッと見た定期テストの結果は全部平均より十数点低いような点数ばっかだった

本人はめちゃくちゃ努力してこの高校に来て勉強してるんだろうと思うとなんとも言われぬ気持ちになった

けど私はずっと周りの行動を嫌だとは思いつつも結局Aを矯正させようと行動はしなかったし結局責任逃れをしてしまった Twitterでサワムロゲンキが話題になってたけどあれのユズちゃんのようになってしまうのが怖かった

あの時私はどういう行動を取るのが正解だったんだろう

Aが将来福祉に繋がれて矯正出来るようになるのを祈ってる、どうか犯罪なんて犯しませんように

2024-03-03

人間らしさを失っているような気がする

アラサー増田だが、近ごろどうも感情が摩耗していると感じることが多々ある。それはYoutubeAmazon Primeのような動画ストリーミングサービスを見ているとよく自覚することだが一喜一憂(画面内に向けて感情移入した結果だ)することが以前(記憶一年)よりもめっきり減った。もし一喜一憂したければアルコール摂取することで出来ていたが最近その効能も薄れてきた。だから初心に帰ろうとけいおん!!を見た。今までは最後文化祭の後、五人が部室で足を放って語らい、あり得ない来年勧誘ライブプランを補強し合うシーンに今まで幾度も泣かされてきた。が、どうにも泣けなかったばかりか真顔で見る始末。どうにもオカシイ。ならばとクラナドを見た。が、泣けない。ならばダリフラ最後の二話を見た。が、真顔のまま。他の泣いたことがあるアニメを漁っても変わらずだった。とここまでは単なるアニメから無意識のうちに足を洗ったのだと理解されるだろうがその範囲アニメには留まらない。現実職場でも同じだ。

前ならイラついていたに違いない後輩の不出来さや上司理不尽さ、同僚のいい加減さに今ではなにも思うところがなくなった。その尻ぬぐいをする時でも、なんとも思えなくなってきた。あるのは自己保身だけで、だから自覚した自分感覚としては反応しかない。後輩の不出来さで自分が足を引っ張られやしないか上司理不尽さをどう掻い潜るか、同僚のいい加減さの連帯責任をどう回避するか。その怯え、それだけだ。何も出世しようとかは考えていない。だから出世意欲に根差した反射ではないと自分では思っている。

前なら内心で気に入らなかった同僚が上司に呼び出されるのを見てザマァと思って愉快に浸っていたのもなくなったし、コンビニレジ前で精算にまごつく老人(これは意外に若者でもそう)に内心苛立つこともなくなった。これはこれで一つの悟りとも言えるだろうが、自分では危機感がある。何も正直欲が消えたのが今だ。

恥ずかしい話になるが、結構な頻度(月二回)で本番ありの風俗で発散することも以前の趣味だったし、風俗サイトコンパニオンを見ながら想像たくましくするのも愉快だった。けれど今じゃ(ついさっきも見ていた)風俗サイトを見ても、今まで楽しんできた分の経験があるからかなんなのか解らないが、仏塔が艶やかにそそり立つことがなくなった。じゃあEDなんじゃないかとも思うが、夢精は一昨日した。だからそうじゃないと思う。

母親から電話があった。電話越しにでも老い母親の元気そうな声を聴くのは良いことだ。三年くらい前に夫を亡くして、離れてはいないが県を跨いだ土地で一人暮らす母は自分の身の上以上に一人息子のこの増田心配してくれている。月一、二で送られてくる生活用品や食料が詰められた段ボール開封していくと、大学入学を機に上京したあの頃を思い出して感慨に耽ること多事であったが、今では義務的な、送られてきたから開ける、そして電話ありがとう、と言うのが日常の一部に組み込まれたようで、まるで業務をこなすように、日常がそう言った物事浸食されていく感覚がある。

職場では以前と変わらない振る舞いで、事務のおばさんとも世間話が出来るし、具体的な仕事内容は伏せるが業務連絡も漏れなくこなすし、ミスなく仕事をしている。職場では、特に不具合なく過ごせているのに、マンションに帰った途端にスイッチが切れたか入ったみたいに別人になるのを感じる。なんと言うか、スンとなる感覚

たぶん人間らしさって言うのは、あえて他のものから区別するためにある言葉なんじゃないか一二年前の自分は、仕事に追われているからとかじゃなくて純粋人間らしさを失っているとは考えなかったからだ。考えてしまう今、前のように一喜一憂することもなくなった現状、人間性を失っているのだろうと思う。共感性もそうだし、関心も失っている。自閉的かと言われればそうではない。正直自分でもよく解らない存在になっているようにも感じる。まるで情報処理機関と化したような感覚さえ覚える。これって一体なんなのかしら

2024-03-02

どうも「人類は滅亡してはいけない」っていう前提があるそうで

そこがまずよくわからない

文化祭で全力を出していれば俺にも理解できたんだろうか

2024-02-28

anond:20240228163240

昔は文化祭のバザーで制服売ったり保護者会でお下がり制服あげたりしてたけどな

バザーはさすがに今はやってなさそうだけど学校保護者主導で制服融通してるところは今もあるんじゃない?

当時は制服高いとこほどそういう制度あった

2024-02-25

アイドルマスター界隈って女性オタク界隈みたいな所あるよな

・(筆者男です)(追記しました)男だけど異常に胸がデカキャラが苦手

ttps://anond.hatelabo.jp/20240208215941

女性オタクの棲む暗い池について

ttps://note.com/meisounote/n/nbed9573f66a5

先日、これらの記事を発端としてインターネットでは何度目かの「女性オタク界隈特有文化に男オタクがたまげる」イベントが開催された。

件の記事がどれだけ性格かは定かではないが、女性と思われる一部のアカウントらの反応を見る限りはそう大きく間違ってはいないように思える。

(私見を述べさせてもらうなら女性オタクにはクレーマー気質人間が多いというよりは男性オタク界隈でもクレーマー気質人間は発生しているが無視されるかボコボコにされるかの二つが殆どでその一方で女性オタク界隈ではそのような人物相手でもまともに取り合ってしまう人が現れてしまうため増長されやすいという構造があるのではないかと考えている。)

本題に入ろう。実はこの手のイベントが開催される度にいつもとある考えが自分の頭の中に渦巻いていた。

自分がいた頃のアイドルマスター界隈にもこういう所があったな」と。

自分は既にアイマス界隈から距離の遠いところに来てしまって久しいため今でもアイマス界隈が当時のままなのかは判りかねるが、当時のアイマス界隈でも所謂「学級会」や「お気持ち表明」と称されるイベントは定期的に起きていた。

ちなみに内容はというと「担当アイドル※の設定が変更されてしまった」「担当アイドルイベントでの出番が少ないような気がする」「一向に担当アイドルCVが決定しない」「担当アイドルSSRが後回しにされている気がする」といった主に担当アイドルの扱いの悪さに対する不満が殆どである

※厳密には異なるのだが概ね「推し」のようなものだと思ってもらって構わない。。

そうしてこの手の話題になる度にアイドルマスター界隈(と女性オタク界隈)の性質について少しずつ考えていたが、この度ようやく考えがまとまったためここにそれを垂れ流すことにした。

といってもそこまで難しい話をするつもりはなく、言葉にすればシンプルな事である結論を先に書かせてもらうと要するに重要なのは「その作品に対してどれだけ『真剣(マジ)』になっているオタクいるか」という事である。「どれだけ深く入れ込んでいるか」と言い換えてもいい。

念の為に予め言っておくがこれに揶揄意図は一切無い。しっかり線引きはしましょうという留保くらいはつけておくが元アイドルプロデューサー自分としてはむしろコンテンツ真剣(マジ)な姿勢で挑む事には好意的ですらある。学校文化だって斜に構えた態度でいるよりも真面目に取り組んだ方がなんだかんだ満足感が高い訳だし。

正直に告白すると、男性オタクよりも女性オタクの方が真剣(マジ)なオタク割合が高そうだという偏見自分にはある。創作経験があるオタク多寡ミーム定型文に頼らない感想の出力。フィクションの展開の影響を受けて実際に体調を崩す。推しと対面して泣く。ライブで気絶する。同担拒否。いずれも(男オタクにもこういう事例が無い訳ではないだろうが)女性オタクによく見られるケースという印象が強い。

アイドルマスター界隈もまた同様に真剣(マジ)なオタクの多い界隈である。(もう一度記しておくがあくま自分が界隈にいた当時の印象と伝聞を元にした話であり今でもそのままなのかは判らない)

何故かというと、それはアイドルマスターリアルフィクションの境目を壊す試みにずっと大真面目に取り組んできたコンテンツであるからだ。ぶっちゃけ異常者の域に片足を突っ込んでいる。

例えばアイマスライブには演者自身が演じているキャラクターを舞台上で「再現」するという文化がある(もしかしたら他の二次元アイドルコンテンツにもあるかもしれないが)。あれは自分に言わせれば二次元上のキャラクターを三次元人間の上に降ろそうとする一種の降霊の儀式だ。声優ネタキャラクターに逆輸入されるかつての風習もその精神性の延長線上にあったものだと自分解釈している。

それになんでも最初アイマスであるゲームセンターアーケード版の時点からフィクションリアル侵食してくるような試みは存在していたそうだ。なんと、しばらく店舗に通っていないとプロデューサー(プレイヤーの事)に見捨てられたのではないか不安になったアイドル達が実際にEメール送信して切実に訴えかけてくるというのだ。今やバンダイナムコ常套手段である女の子」を見捨てられないという男の本能、その脆弱性を突いた卑劣人質商売がこんな早くから行われていたとは、驚きの極みと言う他ない。

当時が全盛期だったニコニコ動画という動画サイトに、原作ゲーム動画編集して制作した担当アイドル自作MV投稿したり、担当アイドル二次創作小説紙芝居(ノベマス)を投稿したりして、それで同志である視聴者コメント交流していていたニコマスという文化も、リアルフィクションの境目を曖昧にし自分はこの子担当プロデューサーであるという自覚、いや錯覚を強める事にきっと大いに貢献した事だろう。残念ながら自分世代ではないため当時の空気感を伝聞や当時の動画を視聴する事で推し量る事しかできないが、自分にはこの時代が「プロデューサー」というロールプレイをするにあたって最も恵まれていた時代だったように思えてならない。

そしてそのリアルフィクションの境目を壊そうとする姿勢は「シンデレラガールズ」(デレマス)にも受け継がれる(デレマス場合商売っ気がやや強すぎる気もするが)。

代表的ものはやはり悪名高い「総選挙システム、そしてそれに端を発する声有り・声無しという概念だろう。初期のデレマス(当時はモバマスと呼ばれていたそうだ)はどのアイドルにもCVが付いておらず、ゲーム内のイベントであるシンデレラガールズ総選挙で上位に入賞するとそのアイドルCDデビューが決定し、それに伴ってCVも決定するという流れがあったらしい。勿論、ここでいうCDデビューとは現実世界でそのアイドルの歌とトークが収録されたCDが売り出されるという意味であり、故にデレマスPにとって総選挙とは「実益」が絡む完全に「現実」の話となる。

そしてデレマス総選挙における「有権者」とは、(奇妙な日本語ではあるが)プロデューサー(ユーザー)の事である。そのため同じ現実人間である同僚プロデューサー達に対して担当アイドルプレゼンもとい演説を行い、投票を呼び掛けるというまるで現実選挙のような活動を行うインセンティブが発生する。その「選挙活動」に端を発する文化として、互いに手持ちの票の一部を相手担当アイドル投票し票交換を行うグループが現れたり広くプレゼンを募って気に入った担当アイドルに手持ちの票を分けるユーザーが現れたりなどがあるが、最も自分の印象に残っているのはやはりプロデューサー自身インフルエンサー化であろう。それもプロデューサー活動の末に自然自分も有名になっていたという結果論ではなく、みんなに担当アイドルの魅力を知ってもらうためにはまずは自分自身が有名になり影響力を持つ存在にならねばという戦略ありきである自分プロデューサーの端くれとして彼らがそうした理由理解できるし感情についても共感はできるつもりなのだが、やはりこの現象俯瞰で眺めた時にどこか滑稽である事は否めない。(こうした現象現実にも存在し、例えば作品宣伝するために自分自身が有名になる事を出版社から求められる作家アカウントなどがある。)

シンデレラガールズとは姉妹のような立ち位置にある「ミリオンライブ」(ミリマス)にもこの選挙というシステム採用したイベント存在する。とはいえミリマスの場合提示された幾つかのテーマにそれぞれ登場する幾つかの役の枠を奪い合うというルールであり、フレーバーとしては選挙というよりはむしろ公開オーディション表現した方が近い。そして当然これも現実CDとして発売されるため、やはりミリマスP達もデレマスP達と同様に戦場に赴く事を半ば強いられている状況下にあると言っていいだろう。

そうはいってもデレマスと違って最初から全員にCVが付いているミリマスでは声有り声無しの格差存在しないぶん比較平和なのではないかと思う人もいるかもしれない。その見方に一理ある事は認めよう。だが、ここにもまたここだけの地獄があるのだ。

ミリマスの選挙イベント最大の特徴はゲーム内の特設ページにてそれぞれの役の得票状況がリアルタイムで確認できるという点だ。端的に言って心臓に悪い。例えば自分担当アイドルが他のアイドルと熾烈なデッドヒートを繰り広げていたりなどしたらもう大変だ。そのうえ対抗馬が主人公自分担当アイドルラスボスであるかのような風潮が界隈に浸透し、ジワジワと追い上げられ始めたりなどすればもう終わりだ。いや、終わった。

ちなみにリアルタイム故に成立するミリマス特有戦略として、特定時間帯に集中的に投票を呼び掛ける一斉投票という戦略がある。逆転の雰囲気意図的に生み出す事で同陣営にはこれだけの数の味方がいるのだという安心感を与えて戦意を維持してもらい、逆に対抗馬にはプレッシャーを与えて戦意の低下を狙い、更には浮動票層の関心を惹いて余った票の使い所をアピールする事もできる、気取った表現をさせてもらえば一石三鳥の戦果を狙う事ができる戦略である。まあ、最も効果があるのは手持ちの票が潤沢な最初の一、二回程度でそれ以降は尻すぼみのように効果が小さくなっていくのだが。ただしこれはあくまで当時の話であり、メタゲームが回りきっているであろう今でもこの戦略有効なのかは既にアイマス全体から離れて久しい自分には最早判りかねる事である

(誤解の無いように書いておくと自分アイマス全体から距離を置くようになったのはこのようなプロデューサー活動に嫌気が差したからではない。むしろこういった選挙イベントアイドルマスターというコンテンツにおける醍醐味の一つですらあると思っている。確かに当事者にとっては入れ込めば入れ込む程苦しくなっていく地獄の催しかもしれないが適切な距離さえ取れればこれほどエキサイティングイベントもそう無い。自分アイドルマスター界隈から離れたのはこの終わりも無ければ変化も無いサザエさんのようなコンテンツに追い続ける意味を見出せなくなったからだ。端的に言うと、ただのマンネリである商業的には到底採算が採れない企画だろうが個人的な願望を言わせてもらえば、リアルタイムで一年の時が経つ毎に作中でも一年の時が経ち、アイドルも一つ歳を取り、そしていつか終わりを迎える。そういうアイドルマスターを今は体験したいと思っている。Vtuberではダメだ。リスナーではVtuberと一対一の関係を築く事はできず、所詮はただの one of them にしかならないからだ。だからアイドルマスターでなければダメなのだ。)

今もう無くなったがある時期までのアイドルマスター界隈の一部(?)には「『担当アイドル』と『推し』は別物だから一緒にするな」という風潮が確実に存在していた。ここまで読み続けてくれた人であればもう理解してもらえるだろうが、当時のアイドルマスター界隈において「担当する」という言葉は「推す」とは異なり相応の責任を負う覚悟があるという意味を含んだ重みのある言葉だったのだ(とはいえそれは無論ロールプレイ範疇に収まる程度のものしかないが)。南無阿弥陀仏とさえ唱えれば誰でも担当プロデューサーを名乗ってもよいとされている時代の今時のプロデューサーからしたら到底理解できない馬鹿げた異常な感覚かもしれないが、これもアイドルマスターがかつて有していた一つの側面だったのだ。運営側人間でもないのに架空版権キャラクターの世間への売り出し方を真剣に悩む、そんなプロデューサーがかつてはいたのだ。そしてこんなに真剣(マジ)だからこそきっと学級会やお気持ち表明も起こりやすいのだろう。

これを読んで「アイマス怖……近寄らんとこ……」と思った方は安心してほしい。運営もも時代にそぐわないと判断したのか今のアイマス比較カジュアルスタイルになっており、そこまで気負わなくても気軽に遊べるようになっている(はずだ)。だから興味があるなら軽い気持ちで手を出してくれて構わない。あとはバンナムが二度とは戻れない深い沼の中へと勝手に引き摺り込んでくれるから

この記事自分が言いたかった事はひとまずこれで全部だ。ここからはほぼ余談になってしまうがせっかくだからシャニマスについても触れておこう。流石にこの時代になると他のアイマスで見られたようなプレイヤー責任感を感じさせるような取り組みは無いのだが、リアルフィクションの境目を壊そうとする点ではシャニマスもしっかりアイドルマスターの一員である。ただシャニマス場合シナリオ中の表現描写演出等によってアイドル達は現実に生きている人間であるとしてその日常の一コマ写真のように切り出そうとするというストロングスタイルであり、自分の語彙ではこれ以上の説明はなかなか難しい。他の取り組みとしては普段アイドル達が使用している靴箱(靴入り)の再現セットの展示、畳まれていたり畳まれていなかったりするジャージが床に置かれているレッスン室の再現セットの展示、ほとんど環境しか収録されていない事務所内の定点カメラ映像を六時間ぶっ続けでYoutube配信するなどがある。どれも意図理解できるがどこか変態所業じみた取り組みばかりになってしまうのは少々困り所だ。

ここまできてアイドルマスター界隈でもあり女性オタク界隈でもあるSideMに触れないのも不義理な気もするが、他のアイマスと比べると中途半端しか触れられておらず界隈の雰囲気についてもあまり詳しくないので正直語れる事があまりない。何か言える事があるとすればせいぜい「いい加減Mアニ二期を制作しろ」という事くらいだ。偉そうなタイトルにしておいて肝心な部分がこの体たらくなのは申し訳なく思っている。本当にすまない。

2024-02-23

女装をする人は多様性なのか?

たまに街中で、「え?あのおじさん女性の服着てない?」

みたいな景色を見るんだよね。

しかも、周囲も「え?」「え?」ってなってる。

これってゲイと違って、もう完全に見た目からして目立つのでどうしても注目されてしまう。

これって悪なのか?迷惑なのか?という問題

女装している人にもパターンがあって、迷惑をかけるからだと思うのか、それとも自分が恥ずかしいのかわからないけど

女装サロン撮影する

女装子が行けるお店、BARなどに行く

いかがわしい系のお店に行く

このあたりは、まあいいかな?というか人権尊厳観点からいっても

こっそりされているのは良いと思う。

最近では、女装女装子さんが見るようなサイトもあるみたいだし

https://erunet.co.jp/mevy/

こういうのとか。

ただ、その普通にショッピングモールとか、駅とかさ。

「え?」ってなる。

で、え?ってなる人には理由があって

めちゃくちゃミニスカート履いてたり、女子トイレ入ったりしてる。

これは止めなくちゃいけないって思うんだ。

もちろん若かろうが、おじさんだろうが。

たまに心が女性なので女性トイレといった論調もあるけど

けっきょく迷惑するというか怖いのはいわゆる一般女性

これってたぶん、やっぱりいつか問題になると思う。

でも、まぁそこまでいかなくても

おじさんがスカート履いてるだけで、ひそひそ話されるのはあったりして。

これがいつか何も誰も気にしない世の中ってくるのだろうか?

あと、またさらひとつややこしくしてるのが

トランス女性でもないのに、女子トイレ行きたいとか、盗●目的女装してる人もいるらしい。

これってけっか捕まったらまぁわかるかもだけど

一般人がその瞬間だけで判断するのなんて無理。

こういうの、いつかはっきりするのか?

世の中では男装女装コンテスト文化祭で中止になってきているみたいだが

いったいどんなふうに執着していくのだろうか?

2024-02-21

anond:20240221083006

修学旅行は消えないだろうけど貧乏家庭増えてきて行けない家庭が増えてくる

貧乏家庭なら修学旅行費が助成されるから普通に行けるぞ

運動会PTAなんて精々見回り程度で元々見学する保護者山ほどいるんだから普通にやる人いるだろ

文化祭中学校レベルPTAが何かやるって事ある?外部客入れるわけでもないし

バザーはとっくに無い所多くね?

anond:20240220124540

教員労働時間関係でそのうち部活動が消える

外部委託っていっても平日暇な指導者なんてそんなに転がってない

運動会とか文化祭、バザーみたいなのはPTAも協力したりするからPTA廃止の流れで縮小もしくは廃止

修学旅行は消えないだろうけど貧乏家庭増えてきて行けない家庭が増えてくる

もうしょうがない流れだろうな

2024-02-20

修学旅行部活委員会運動会文化祭給食、ぜんぶ必要

義務教育ってのはあくまで下位の為に存在してんだよね

あるイベントを、30人中5人経験がないなら、その5人の為に存在していると言っていい

その5人が最低限、どういう感じなのか経験することで無知を減らし国民知識底上げができるし、それによって様々な不都合回避できる

ここで25人が多数派からって辞めると、回り回って25人にも悪影響が出るんだよね

色々やってるからこそ「だって学校でやらなかったし」が通用しないんだ

 

てか運動だってさ、大人になったら結構割合の人がやらないじゃん

今欲しいよ強制的運動する週間とか

 

まあ高校生はなくても自由だと思うけど

増田くんに知見を授けてやろう

アメリカにありそうなスラムみたいな学校へ行くと、日本であるにも関わらず当たり前のように修学旅行全員参加じゃなかったゾ

ワイの学年は5クラスあったけど、たしか2〜3クラス分くらいしか参加しなかったんじゃないかな?

ワイも金もったいないからサボったもん(学費自分で払ってた)

 

ワイに良くしてくてた聖人みたいな先生は『立て替えようか?』とか言ってくれたが、

『どうしても行きたきゃ社会人になったら行きます』って断った

(実際に成人してから行った。出張でね・・・)

 

修学旅行ですらこれなんだから運動会文化祭も当然バイトをもりもり入れられる期間としてみんなサボりまくり

遊ぶのとバイトで忙しい生徒らに部活強制なんてことは起きるわけがない

 

地方の目上の人を立てる文化と、出来るだけみんなと同じにしよう・余計なおせっかいをしよう文化は、素晴らしい👍とは思うが、

ここは、自分自身の心に沿って決断するのと、親が子の特性と成長に合わせてフォローするところだと思うな

 

現代(令和・平成後期)はスラムみてーな学校(or地域)じゃなくても、

よほど保守的なところ以外は、本人の決断と親の教育権が優先されるようになったんじゃないかと思うよ

anond:20240219083952

2024-02-19

境界知能っぽい奴の扱い方ってどうしたらよかったんだ

うちの高校私立偏差値60~位でどちらかといえばこの高校に来たくて来た人よりかはちょっといいとこの高校に落ちて来た奴が多い所だった

その中でも自分達のクラスちょっと特殊で3年間クラス替えがない所だった

その中で1人恐らく境界知能だな、って感じの奴が居たんだけど本人も凄かったし周りも凄くて嫌で自分高校辞めてしまった 適当に吐き出す

言い方悪いかもしれんけどそいつ(以下A)は顔付き見たらそっち系の人だなって察しはつくような感じだったし自分最初にこいつを見た時あーやってしまった、と思ったのを覚えてる

暴力を振るだとかTheいじめみたいなやつは無くてちょっと頭良い子特有のいじり(いじめ)が酷かった

Aは女への執着が凄くて、1年の最初からインスタの女を片っ端からフォロー勝手ストーリー宣伝したりDM送って速攻会おうとしたり、自撮り送ってきたり附属の中学校女子生徒に告白したりと最初からめちゃくちゃ暴れてた

そんな好き勝手やってたからたちまちそいつ有名人になって、同学年、先輩、そのうち後輩も全員知ってるような学校有名人になってた。

休み時間は毎度ドア前に先輩達がニヤニヤしながら集まってくるし、いじる為にわざわざ釣り垢を作って適当な所に呼び出したり、そいつ問題行動を面白おかし喧伝するインスタアカウントが出来たりしてた クラスの9割くらいはそんな感じだったので私はほぼほぼ友達は出来なかった

生徒側もまあヤバかったけどAもAでまあヤバくて釣り垢でイケメンだとか囃し立てたせいで行動はエスカレートしていくし、文化祭クラスTシャツを作る時に自分の案が採用されなかったからとクラスラインで長文ブチ切れお気持ち表明、授業中に何故かブチ切れて先生暴言を吐き出して教室から締め出すだとか、情報時間で何故か1人で勝手にサ終してるエクスプローラーを使って先生に苦言を呈されたところでブチ切れて授業を飛び出して戻ってこなくなったりと酷かった 周りの生徒は全員ニヤニヤしてるしなんかもう全部気持ち悪かった

自分は2年の時に高校辞めた 元々クラスが嫌すぎてそんなに授業出てなかったし成績だけはそこそこ良かったしさっさとあそこから逃げたかった 絶賛今ニート謳歌してる(勉強はしてるよ)

ここまでで自分は何にも悪いこと加担してません、みたいに書いてるけど実はそんなことなくて1回だけ興味が湧いて釣り垢作ってAのことフォローしたんだ

けどなんか罪悪感と他生徒達と同じことしてるっていう嫌悪感と、何よりこいつがもし性犯罪とか犯したら助長させた私達にも責任があるんだって思うと怖くなって会話を3ラリーくらいして投げ出してアカウント消してしまった

Aのインスタはいつも食ってる飯とかも投稿してたんだけど毎食全部フードコートうどんとかで多分親もそっち系なんだろうなって察して益々罪悪感で吐き気がした

Aの勉強態度は極めて勤勉ではあったけどトンチンカン質問をして先生を困らせたり、classroomで長文質問攻め、ノートはびっしり取るけど典型的勉強が出来ない奴のノートって感じだったし実際チラッと見た定期テストの結果は全部平均より十数点低いような点数ばっかだった

本人はめちゃくちゃ努力してこの高校に来て勉強してるんだろうと思うとなんとも言われぬ気持ちになった

けど私はずっと周りの行動を嫌だとは思いつつも結局Aを矯正させようと行動はしなかったし結局責任逃れをしてしまった Twitterでサワムロゲンキが話題になってたけどあれのユズちゃんのようになってしまうのが怖かった

あの時私はどういう行動を取るのが正解だったんだろう

Aが将来福祉に繋がれて矯正出来るようになるのを祈ってる、どうか犯罪なんて犯しませんように

2024-02-18

性的衣装とは何か

性的目的で考案、作成された衣装(A)」又は「元は異なる目的のものであってもある状況下で性的目的に用いられるとのコンセンサス社会的に生じた衣装(A')」を指すと仮定する。

たとえば「穴あき下着」は前者A、「亀甲縛り」は後者A'の例だろう。そして、それらが批判対象とされるのは、

「それらが性的喚起力を高くもつとの合意が現に社会的に維持されている(B)」こと、そして「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する対象にそれらの衣装を着ける(C)」ような場合(つまりAorA'、かつB&Cの場合)と仮定する。この場合、結果として現れる表象それ自体公序良俗の取り締まり基準を満たしているか否か(D)とは、また別の問題として扱う必要がある(Dは、どんな文脈でも社会的提示するのは一発アウト、みたいな基準と考えられたい。生性器のドアップ写真、とか。ただこの場合も、「公序」の制限とかけはなれた特殊な状況、場所で許容されるのは言うまでもない。医学書とか。)。

以上を前提として、先日話題になった「オーストラリアのH&M広告炎上」の件と、昨日来話題の「咲バニーガール衣装」の件を合わせ論じたい。先に結論を述べれば、A~Cの基準が異なれば議論が噛み合わないのは当然であり、相手非常識扱いしてヒートアップするのではなく「相手との間で異なっているのは何か」を考える必要がある。相手が、いかなる表現100%許されると考えている人(つまりDなどないよ派)でない限りは、見解が異なるだけで、対話余地はあるはずだからである。ではまず、オーストラリアH&Mの件を整理しよう。

オーストラリアのH&Mが子供向けに「新学期ファッション」をテーマとした広告を打った。広告は、通学バス社会を想起させる色合い・デザインの背景に、かわいい通学服を着た女児2名がちょっと生意気そうな雰囲気で振り返り、「この子らを新学期ファッションに振り向かせよう」みたいな煽り文句がついていた。これが炎上謝罪撤回に追い込まれた件である

まず、この広告がDに違反していないことは言うまでもなく、それでも炎上したことに対して、いろいろと文句をつける人がいた。多くの人は「こんな程度でいちいち文句をつけるなんてちょっとヒステリックでは…」みたいな反応であり、個人的にそう感じる気持ちもよく分かるのだが、でもちょっと待ってほしい。女児制服ファッションとして扱うのは、このキャンペーンがまさに狙っていることであり、ファッション一種性的喚起力だととらえるなら、この広告は「生意気そうなモデルの表情」「かわいい制服」といった文脈で、Bを印象付けたわけであり、その結果、制服がもともともつA'の文脈制服に対して性的視線を向けるという界隈の文脈)を喚起した結果、Cに抵触する(保護されるべき女児制服を着せあざとい表情をさせて晒し上げる)という批判を生んだという風に考えることができる。このことは、A'に陥りがちな服装ファッショナブルな(あるいは扇情的な)存在として扱うときには常に注意すべき危険であり、BからA'→C違反、という道筋がすぐ描かれてしまうことに、広告関係者は神経を尖らせる必要があるだろう。その意味でこれは、「月曜日のたわわ」の一件との連続性が高い問題だった。あれも、Dには全く違反しておらず、おそらく制服でなければ問題化もしなかった広告が、一言の少しだけ扇情的キャッチコピーを添えられただけで炎上したが、これはもともと危うい位置にある存在で更に一歩危うい方向へと歩を進めることで起きたトラブルなのだと考えるのが適切である

ただし、表現とは常に時代の尖端で社会常識と切り結ぶのが仕事であり、そういう突破力を否定し切るのもいかがかと思う。社会的に(まだ)アウトですよ、と指摘するのはいいが、相手悪魔化したり、あまつさえ、様々な社会問題の根源や責任がそこにあるかのように攻撃したりするのは、慎むべきだ。社会の様々な問題は、多くの場合間違いなく社会のものの中に有り、そちらをまず片づけるべきであるゴミの多い都会を描いた漫画があるとすれば、取り組むべきは都会のゴミをまず片付けることであって、漫画の取り締まりではない。

次に、「咲にバニースーツ着せた姿の広告炎上」した件。これに対して「高校生バニーガールなどという性的衣装を着せた絵が広告として駅頭に出るとは、常識外れもはなはだしい」という指摘が出た件である一見すると、上のオーストラリアの件以上にひどい案件に聞こえ、即取り締まられてもおかしくないように感じられることだろう。この場合、それが一般的公序良俗違反(D)の案件である必要はない。たとえば、制服の上から亀甲縛りをした少女を描いた広告にOKが出るか、と考えてみればすぐ分かる話だ。Dに違反していなくても、これはA'かつBかつCで明白にアウトである。では、「咲+バニースーツ」はどうなのか?

バニースーツがAであることは誰も否定はしない。従って、論点は、B「それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか」、また、高校生が「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する」ことは前提とした上で、これらの少女が「高校生である」ことが明示されているか、の2点ということになる。

C 「咲」に登場する少女高校生であることは明示されているか? これについては、残念ながらこの広告に関する限り、疑わしいとしか言えない。批判者は咲が麻雀部に所属する高校生であるとの知識をもって批判しているが、咲はそこまで社会的認知度が高い漫画ではない。アニメ化されたとはいえ視聴率は1%に届かない程度、DVD売り上げでも、1期7758枚、2期4939枚、3期4565枚…。(※)アニメファンには実写化映画化……とされた人気作のイメージがあるかもしれないが、社会現象になった数々の作品に比べれば売り上げが一桁少ない。加えて作品ジャンルが「麻雀」という、一般的にいって高校生とは結び付けづらいものだ。この広告を見た多くの人が「高校生バニースーツ」という風に見る、と主張するのは難しい。ただし、一定年齢層以上の人で、アニメ画は全て少女ロリ)にしか見えない、という意見をお持ちの方がいることも、一応認識はしている。

(※DVD売り上げはhttps://nizilove.com/category/number-of-anime-sales/page/2/の値。)

B それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか? おそらく批判者が一番「何を言ってるんだ?!」と思うポイントであり、今回一番議論が噛み合っていないところだと思うが、Aのような服装時代を下るにつれてBの意味合いを失っていくことは、歴史的にはよくあることである。たとえば、髪型一つとっても、「結わない髪は淫らである」といった固定観念が、遊女などの流行を取り入れつつ徐々に変遷し(※)、現代の人は単に「かわいい」という感覚で振り乱した髪の毛を奔放になびかせているのはご存じのとおりだ。「そんな髪型は昔は遊女流行らせたもので…」と説教をして、いま、一体誰が首肯するだろう? 時代が下ればある衣装が「もともともっていた意味合い」が薄れていっても、何も不思議はない。つまり、たとえAであったとしても、時代によってBではなくなるということは別に不思議ではないのだ。

(※たとえば参考:「『女髪結』考」https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/record/21365/files/KU-1100-19940930-01.pdf

では、バニー衣装はどうなのか、といえば、これはまさに時代が変化しつつある過程なのではないかと思われる。自分は決して専門の立場ではないが、そもそも夜の店の主流がキャバレーキャバクラ等へと変遷していく過程で、「性的接待衣装としてのバニーガール姿」というのはもはや古典的イコンとなり、現役の「風俗衣装」としての意味合いをかなり失いつつあるのではないか。たとえば「社長さん」御用達で半世紀以上の歴史を誇る「エスカイヤクラブ」では、支援の声を受けて「ワンランク上のおもてなし」としてバニーガールによる接待をうたっている(https://www.esquire-club.co.jp/general/about01/)が、これなど、バニーガール姿がほとんと「祇園芸妓」的な存在と化しつつあることの表れではないだろうか? そもそもの出発点においてからが極めてトレードマークコスプレ的な衣装であったバニーガール衣装が、現代においてコスプレ的ではなく生き延びている事例というのがどれほどあるだろう。

そのような時代の変化の過程において、「バニースーツ性的!」という批判と「ただのコスプレじゃん?」という意見が、まさにBをめぐる議論として立ち現れてくるのならば理解ができるし、それははっきり言えば単なる「時代感覚の差」の問題に過ぎないと思われるのだ。たとえば、高校生文化祭メイド服を着る、あるいは、小・中学生習い事ポールダンスを学ぶ……ある年代以上の人からすると、目が点になるのか三角になるのか知らないが、そんな事例であろう。だがそれらは、時代の変化の中で起こるべくして起こる変化の一様態しかない。

まり、これらは決して表現の自由だとか差別かいった問題ではなく、単なる「年寄り若者時代感覚の違い」に起因する問題だと認識した方がいいと思う。ならば、相互批判しあう人たちも、この問題からいずれも学ぶことがあるはずなのだ。こういった問題で、敵味方を作ってがあがあがなりたてるのはよろしくない。何よりも必要なのは、分断ではなく対話理解であるはずなのだから

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