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2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

2020-09-30

コロナ給付金不正で5億円取得か 那覇税理士 うそ申請1800件」と記事を書いていた沖縄タイムス

なぜか給付金不正で捕まったのは沖縄タイムス社員

Why

もしかしてベガーをやりすぎたから?

日頃がんばってるパヨクに都合の悪いことは国民の目を逸らせるための国策捜査ダーって論陣はどうした?

まあウチナンチューは「集りの名人」ってことは沖縄タイムスの件を見ていてよくわかったよね

2019-11-17

anond:20191117085648

モリトモの値引きと隠蔽、カケの実態がクソな学校運営は違う話なのにごっちゃにすんなボケ

そもそもゴーンがあんだけ拘留されて西川はお咎めなしなんだから国策捜査なんて当たり前にあるのが当たり前だろ

2018-06-15

国策捜査に近いよなぁ

仮想通貨で成り上がった億り人を懲らしめる的な

直接は難しいので間接的に

2017-12-07

PEZYの社長逮捕加計の目くらま

補助金詐欺があれば司法の手が入りますよ、加計には司法の手が入ってないか問題ないですよ、という風評を作るための国策捜査なのではないか

2013-11-25

猪瀬直樹はなぜ刺されたのか。

いくつか思うことを備忘録代わりにここに書いておく。

まず、特捜部の指揮命令系統を書いておきたい。

内閣総理大臣安倍晋三清和会)。

官房長官菅義偉(元宏池会)。

法務大臣谷垣禎一宏池会)。

検事総長

特捜部

都知事という政治案件政治の了承なしに情報がもれるとは考えにくい。徳洲会の内紛がきっかけとはいえ、いわゆる国策捜査なのだろう。その背景には毎度のことながらアメリカ政府日本政府阿吽の呼吸があるように思われる。

特捜部アメリカ政府関係公然の秘密田中角栄平成研、小沢一郎が刺されたのも、背景にはアメリカ政府があったのだろう。角栄竹下金丸小沢中国政府に近づきすぎた。

また、清和会宏池会アメリカ政府関係も長年に渡り強固なものがある。岸信介福田赳夫宮沢喜一小泉純一郎、その関係は極めて強い。

ではなぜ、アメリカ政府猪瀬直樹を刺しに来たのか。

それは尖閣諸島問題のケジメをつけるためではなかろうか。

尖閣諸島問題の端緒となった国有化は、東京都尖閣諸島買収問題の解決のためであった。当時の東京都知事石原慎太郎の指示の下、当時の副知事猪瀬直樹尖閣諸島東京都が買収するという話が上がり、追い込まれた当時の野田政権国有化で一応の解決に至った経緯がある。

これが中国共産党政府逆鱗に触れたわけだが、その最初の石を投げた石原ー猪瀬がいつまでも東京都知事であってはこれ以上話し合いが進まないだろう。

石原ー猪瀬を政治的抹殺してしまうことが、中国共産党政府に対してもっとも誠意のあるメッセージになると考えているのであろうか。

このように妄想していくと、虎の尾を踏むとこうなるんだな、といろいろ納得できるのだった。

どうせ石原と猪瀬は後先考えずに石を投げたんだろうし、ここまで悪化した情勢を解決するには責任をとってもらうのもやむを得ないんじゃなかろうか。

無益な島のために海上保安官自衛官の命が危険さらされているわけだからな。

2011-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20110426232226

ライブドアのあれは10人中5人くらいは「べつに粉飾でもなんでもないんじゃね?」と判断しそうな解釈次第のグレーな決算で、しか監査法人もオッケーだしてる。

日興のそれは監査法人が「いくらなんでもそりゃねぇよ。どうみたって粉飾だから訂正しろよ」って言った決算を、通告をなかったことにしてそのまま出した

しかも額は10倍くらい。

つうかむしろ

日興コーディアル会社を守るための粉飾だったが、LD場合は単なる錬金術しかなかった。その違いは大きいよ。

それを国策捜査というと思うんだが

2010-09-12

小沢信者はなぜカルト化したのか

民主党、馬淵議員ブログ菅首相支持表明→ブログ炎上アルファルファモザイク

http://b.hatena.ne.jp/entry/alfalfalfa.com/archives/737058.html



小沢本人や側近が疑惑に対して「国策捜査だ」とか言い始めてから、

反米、反官僚、反マスコミ」の思想を持つ人が「小沢信者化」しているように見える。

小沢の政策や政治理念とは無関係に、「反米、反官僚、反マスコミ」の代弁者として小沢を支持している。

小沢信者は「陰謀論脳」になってしまってて、小沢への批判をすべて陰謀に結びつけてしまっている。

スキャンダルが出るとアメリカ陰謀官僚陰謀マスコミ陰謀と言って、

批判者や対立候補の支持者を、既得権益の手先か、マスコミ洗脳された衆愚とみなすようになってしまった。

こうなってしまうと、小沢信者に何を言っても「陰謀の手先だ!」とレッテル張りして思考停止してしまうから、

まともな議論にはならないし、逆に言えば言うほど「陰謀論脳」を強化してしまう。

ネトウヨ被害妄想的に「中韓陰謀」と言っているのと全く同じ構図になっているから、

行動原理ネトウヨにそっくりなのも当然だし、陰謀論は世間一般には受け入れられ難い主張だから、

この先も小沢信者はどんどんカルト化、先鋭化していくんじゃないかな。

2010-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20100731002420

いつでも逮捕できる状態にしておかないと不安なんだよ。

国策捜査とかやりにくくなるだろ?

2010-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20100729131058

あのね、「国策捜査」という言葉でなんかわかった気になっているっぽいけど、別に犯罪を犯したかどうか定かでない人物を見込みでとっ捕まえているわけじゃないからね。ちゃんと証拠のある事実に基づいて検挙している。


例えば、拾った財布を警察に届けなかった男が捕まったときに

「本当は俺が共産革命を画策していると疑っているから、拾得横領なんてつまらん罪で逮捕したんじゃねえの。国策捜査乙」と抗議するとか、そういうときに使われる言葉なんだよ、「国策捜査」ってのは。

いやあんたネコババしたのは事実でそれは認めるんでしょう?我々は拾得横領検挙したのであって、左翼とかそういうの関係ないから。

……と公式回答されるのがオチで、抗議の根拠としてはあまり役に立たない言葉だったりします。

http://anond.hatelabo.jp/20100729133313

いや、国策で合ってるだろ?

「国の陰謀として市民弾圧する不当な捜査が~」みたいなのが「国策捜査」って言葉意味だから

誰が黒幕かとか指揮権どうなってんのかみたいな正確性は問われない

左翼用語だよそもそも

http://anond.hatelabo.jp/20100729134417

勝てないさ。

国策捜査は別に違法じゃないもの。

わかってないんだな。

国策捜査はあまり法律とは関係ないよ。

「いつ、誰を逮捕するか」については法律で規定されてないんだから。

http://anond.hatelabo.jp/20100729131058

あのな、オレもそんなに国策捜査について深い造詣があるわけじゃない。

ただ、「それが存在する」ということを知っている(信じている)というだけだ。

つまり根拠どころか理屈も説明できないけど喚いてたってことだろ?

説明を求められて逃げ惑ってる時点でわかってるけどよ

(その状態は「深い造詣があるわけじゃない」ではなく「何もしらねえ」って言うんだよ)


そんな

お前が「存在を知ってる」とか「あったと信じてる」なんて話は

他人にとっては1文の価値もねえってことを理解しろ

こっちは国策捜査ってのの実在の証拠を聞いてんだ

すっこんでろアホ

http://anond.hatelabo.jp/20100729125754

あのな、オレもそんなに国策捜査について深い造詣があるわけじゃない。

ただ、「それが存在する」ということを知っている(信じている)というだけだ。

だからすべてを一から説明することはできないし、煩雑なんだ。

これはオレにとっては常識レベルの内容なんだ。

Wikipedia国策捜査をみてくれ。

http://anond.hatelabo.jp/20100729125754

http://anond.hatelabo.jp/20100729092418

もちろんあれについては狂言だろうが、

国策捜査自体はちゃんと存在するぞ。

鈴木宗男関係の本や、ホリエモン逮捕の経緯を調べてみると、

検察側に恣意的な判断があることは否定できないな。

http://anond.hatelabo.jp/20100729021420

国策捜査」「別件逮捕」なんて言葉がある国が法治国家な訳ないだろ常考

国策逮捕って

あの痴漢常習の経済学先生が何回もやられているっていう国家の罠かい?

毎度被害者役の女子高生国家エージェントなんだから凄い大掛かりだよな

http://anond.hatelabo.jp/20100729021420

>「国策捜査」「別件逮捕」なんて言葉がある国が法治国家な訳ないだろ常考

 

馬鹿だナーお前。逆だよ。

 

例えば、北朝鮮で「国策捜査」「別件逮捕」なんて言葉を使うか?

 

2010-03-02

自分のことはよく分かるってことか

○「悪い自民党持って行った」森元首相民主批判

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100227-OYT1T00891.htm

を読んで「さすが自分のことはよく分かってる。人の振り見て我が振り直せるのかな」

と思っていたところに、

○北教組幹部逮捕は「参院選に影響」 民主幹事長、2人擁立は堅持

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100301/crm1003011953020-n1.htm

とか、

○「逮捕は不当な組織弾圧」北教組がコメント

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100301-OYT1T01270.htm?from=top

とか。

国策捜査だ」「不当な組織弾圧」って言葉の端々に悪臭漂う昭和のかほりがプンプンと。

ただ「悪い自民党」と言うよりも、「内ゲバ」とかで自滅していった人たちの言葉のような

気もする。

ミンス=悪い自民党の生き残り+内ゲバ自己批判の生き残り」だったら、最低だな。

いや…… まだ最低くらいだったらいいか。

ミンス=悪い自民党の生き残り+内ゲバ自己批判の生き残り+オウム真理教の生き残り」

になったら最凶最悪になるぞ。

一人か二人くらいなら今でもいそうだから怖い。

2010-01-21

大谷昭宏「いい意味での国策捜査

ttp://zarutoro.livedoor.biz/archives/51378151.html

> 私は今回、地検の捜索が入ったときから「いい意味での国策捜査」と呼んでいた。地検堀江社長起訴時のコメントにあるように「そもそも犯罪行為によって成り立っていた会社」であるとするなら、捜査のメスが入るのは、社会的にも必要不可欠なことである。地検特捜姿勢は、高く評価されてしかるべきである。

大谷さんは村上世彰さんについても国策捜査するべきだと発言していた。

一方で、小沢幹事長土地購入疑惑については国策捜査だと批判。

鳩山総理故人献金問題については、「万引き程度で総理大臣が辞めてたらどうなる、という発想もある」という、わけのわからない理由で擁護している。

2010-01-15

落ちるところまで落ちた左翼

週刊金曜日 編集長ブログ小沢一郎氏にはなぜか、権力者特有の生臭さがない」

http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/articles/ippituhuran/20100115-782.html

  

 

 >国策捜査ならぬ国策報道が「賊軍」を追い込む――ロッキード事件もしかり、

 >鈴木宗男氏の事件もしかり、相も変わらぬいつもの図式。

小沢を擁護するために角栄の擁護までし始めた。

政治が金にまみれはじめたのは角栄の時から、というのは常識だ。

マスコミに対する不満があるのだろうが

ロッキード鈴木宗男の事件も公判で有罪となっている。

冤罪ではない。

そこにはたしかに不正があった。

政治クリーンにしなければならない

自民党は金にまみれすぎている

左翼が長年言い続けてきたことだ。

そして、今、田中角栄犠牲者のように語っている。

落ちるところまで落ちたとしかいいようが無い。

今年もダメか。

http://www.tanteifile.com/diary/2010/01/14_01/index.html

http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10432496788.html

小沢スケープゴートにして体制を磐石にする腹かな民主は。

んなあからさまな国策捜査にもう国民は騙されないよね。

去年の選挙マスメディア戦略にのせられる愚かさに気付いたよね。

ナハハ。

2010-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20100113000250

普通は、権力捜査妨害したと受け取られないようにってことだけど、

こいつの場合は単にうっかり口を滑らせたくないからというだけだろう。

野党のときは国策捜査陰謀与党のときは検察の暴走。

わざとじゃないからぼくわるくないもん。

これで通ると思っている。そんなわけがない、脱税は重罪だ。

民主党のこの本質的な低劣さには絶望を覚える。

2009-09-20

法相の指揮権発動がどこに向かうかなんてわかりきってるだろ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/828eccca7b58710381389bb283fca4e0

はてなブックマーク - 民主独裁 - 非国民通信

bogus-simotukare 千葉氏の言う「検察の行き過ぎ」の意味がわからないので判断保留(現段階ではせいぜい失言では?)/一般論で言うなら「行き過ぎ」は是正されて当然だし

小沢氏に対する「国策捜査」と内偵中の鳩山の"故人"献金問題。

2009-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20090903205815

やはり森の息子も古賀の息子みたいに親が失脚したら逮捕なんだろうか。朔塩事件でいろいろあったけど、民主政権だから自民の不利になるような国策捜査まがいのことはおきるんだろうか。どうせやるなら外務や官房機密費の件で詐欺横領か背任で歴代官房長官外務大臣をごっそり豚箱にぶち込むくらいのことをやってほしいがさすがに二桁も逮捕したら中国ロシア並みの独裁に思われるだろうな。欧米からは鳩山論文でただでさえイメージ悪いし。

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