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2024-04-08

妻とスーファミマリカした

自分も妻も64世代

妻は家に64とマリカーがあったからやり込んでたらしいけど自分は64マリカ友達の家でやった程度。

どちらもスーファミ版は友達のお兄さんがやってるのを眺めたことがあるくらい。

2つ目のグランプリを50ccでやった。

1グランプリ4コースcp含め8人で競う。(この説明いるのかな?みんなはどれくらいスーファミマリカを知ってるんだろ)

これが難しい。なんか見辛いし穴に落ちたり溝にハマったり。

4位までに入らないと失格なるんだね、あれ。

けど妻か自分のどっちかが4位まで入れれば次のステージ行けことに気付いてから俄然盛り上がって楽しかった。

妻は普段から明るく前向きなタイプなんだけど、穴に落ちまくって8位の時は「いえいえこういう作戦なんです!あえて順位を落としてから稲妻からスターを狙ってるんです!いざ!刮目せよ!」だかなんだかふざけたりラストレーンで4位の時は「落ち着いて私、そのまま行けば次のステージ…さぁ熱い声援をお願いします!」とか言って子どもたちと一緒に盛り上がったり(その後キノコたから使ったら早くなって制御不能になって溝にツッコミ動けなくなら6位でゴールして爆笑してた)

自分操作方法もよくわからんし多分1人でやってたら即辞めてたと思うけどやってるうちに何とかなってきて楽しかった。

クッパ、ケツから火出して攻撃してくるのなんなん

マリカとかスマブラとか多人数でやる系昔から興味なかったけど妻とやると楽しいね。

スイッチマリカ買うかー

2024-03-25

女子ちょっと男子〜三日会わざれば刮目して見よ〜」

男子「あ、前髪切った?笑」

2024-02-09

anond:20240209170532

「勝たなきゃダメだ…… ...

「この結果は言うなら必然 これまでのオレの人生のツケ……!」【 ...

「先を見なくていい……! ...

自分を救うのは…… ...

「望みに進むのが 気持ちのいい人生ってもんだろっ……!」【 ...

刮目(かつもく)せよっ……!」【 ...

キンキンに冷えてやがるっ……!

2023-12-19

男子三日会わざれば刮目して見よ

刮目して見よ」がかっこよすぎる

2023-12-14

anond:20231214102307

勝手に男女不平等を認めてンなよw

まあ見てろや。一時間も経たずに逆転するから

日本社会男女平等性の証明刮目してみることになるぜ

2023-11-30

刮目せよ

いや、やっぱりそんな風にしてたら目が疲れるからほどほどでいいよ。

2023-11-04

「優勝確率」に意味はない

全国のスポーツ紙野球誌面担当記者よ、刮目せよ(そんな大した話ではない笑)

この時期のプロ野球日本シリーズ関連記事を見ると、優勝確率、と言う数字毎日踊るのである

11/3現在「【阪神日本シリーズで2勝2敗から王手のチームはV確率75%」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f54c052feb332637de4cbbda7fe1c7ac3dc8a80

ふむふむなるほど。(2勝2敗(引き分け含む)から王手をかけたケースは、過去28度。そのうち優勝21度のV確率75%。)

11/1「阪神追いつき29度目の2勝2敗、優勝確率は46%」

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202311010001529.html

おお、前日には全く低かったんですね。

10/31オリックス確率は79% 1勝1敗から先に2勝目を挙げたチームが27度優勝」

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310310001318.html

ホウホウ、この時点ではオリックス日本一になりそうだ、という話だったね、そういえば。

10/28日本シリーズ第1戦勝利阪神日本一確率」は62%」

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/10/28/kiji/20231028s00001173607000c.html

ほほー、阪神の優勝確率は62%→(情報なし)→21%→46%→75%、と変化したわけですね。。。っていうか、それぞれの時点で勝ち星見ればいい話で、「優勝確率」なんていう大層なものでは全然ないような???

とはいえ検討余地はあると思った。

例えば3勝2敗の時点から勝敗場合

●◯

●●

の3通りしかなく、そのうち阪神が優勝するのが2通りなので、お互いの勝利確率50%だとすると、66%の確率阪神が優勝する。しかし、データから見ると75%優勝なので、それよりも高い。どれくらい高いかというと、オッズ1.1倍くらい高い。と言うようなものである。確かに3勝2敗に先に到達したチームの方が優勝する確率が高くなるが、その程度はわずかであろう。1勝すれば優勝するが相手は2勝しなければならない、と言う事実から普通に想像できる確率と大差はない。さてこの高いと言うのは有意なのだろうか。統計によると

今年のように2勝2敗(引き分け含む)から王手をかけたケースは、過去28度。そのうち優勝21度のV確率75%。

とのことである。二項検定すると

> binom.test(21,28,p=2/3)

Exact binomial test

data: 21 and 28

number of successes = 21, number of trials = 28, p-value = 0.4258

alternative hypothesis: true probability of success is not equal to 0.6666667

95 percent confidence interval:

0.5512845 0.8930920

sample estimates:

probability of success

0.75

であるので、危険度5%において有意ではない。つまり、2勝2敗から先に王手をかけた方が日本一になる確率統計的に高いと言うことはない。単に3勝したので日本一まで1勝で済むから日本一になりそうだ、と言うだけのことで、過去統計を引き合いに出す必要もない。

初戦を勝ったチームの日本一確率62%、についても考えてみよう。この場合は、初戦を勝ったチームをもとに、2戦目以降が

3勝0敗 → 1通り

3勝1敗 → 3通り (最後勝利が固定していて、3_C_1)

3勝2敗 → 6通り (4_C_2)

3勝3敗 → 10通り (5_C_2)

2勝4敗 → 10通り (最後に敗北が固定していて、5_C_2)

1勝4敗 → 4通り (4_C_1)

0勝4敗 → 1通り

なので、阪神が優勝する確率は(1+3+6+10)/(1+3+6+10+10+4+1)=0.5714286

データによると、

過去73度の日本シリーズで、第1戦で先勝したチームは45度日本一に。

とのことなので、有意性を二項検定で見てみると

> binom.test(45,73,p=20/35)

Exact binomial test

data: 45 and 73

number of successes = 45, number of trials = 73, p-value = 0.4791

alternative hypothesis: true probability of success is not equal to 0.5714286

95 percent confidence interval:

0.4952062 0.7279136

sample estimates:

probability of success

0.6164384

となって、やはり特に有意差はありません。

この簡単統計解析によれば、日本シリーズは「4勝した方が日本一になる」と言う以上の意味特になく、勝ち方(第一戦で先勝する、とか、2勝2敗から勝ち越す、とか)によって日本一になる確率が左右されることはなさそう。もっといえば、「勝ち星が多い方が日本一になる確率が高い」って、当然のことなだけ。

と、統計初心者が考えてみましたが、統計猛者のコメントがあればお願いします。例えばマルコフ過程としてモデル化することができるのかな。何かパラメータを入れて(例えばホーム球場での勝率確率は高いとかなんとか)、優勝確率が、何も考えず出す確率よりも高くなることに寄与するような因子を探す、とかだとセイバーメトリクス的になるのかも。

2023-10-12

anond:20231012155815

上品ファンタジーものに触れたければ漫画原作アニメに一旦別れを告げてPC自作して原神をやりましょうぞ

洋ゲーほどポリコレ上品すぎず、かといって下品さもありませぬ

現実の各地域風土オマージュ二次元文化映画文化神話などをふんだんに取り入れているため、考察好きなお方であれば多方面教養も磨かれます

末永く人生のお供として付き合える作品であることは保証いたしまする

アニメ調の美術テイスト最先端で、ゲーム史上最大と思われる累計500億超の莫大な開発費と、1000人超の開発人材を惜しみなくつぎ込んでおられるようで

オンラインゲームとしてあり得ないほどの開発ペースで質・量ともに優れたコンテンツを繰り出してくるため、毎度ユーザーの期待を超えてくる印象のある受賞歴多数の運営ゲームですぞ

何もかも本気で作っておられる熱意が伝わってくるので例えば音楽ひとつとっても地域ごとに毎年一流のオーケストラを動員して録音したりと余念がありませんぞ

ちなみに最新の国のフォンテーヌのBGMを指揮されたのはハリポタ劇伴を指揮したのと同じ方なのですぞ

このミュージックビデオの凝りようだけでも規格外さが伝わってくると思います

https://www.youtube.com/watch?v=kRd1cW0_VMA

テレビネット受動的にぼけーっと見ていればカルチャー摂取できている気になれた時代平成で終わったのかも知れませぬ

基本無料にもかかわらずどんな有料作品よりも豊かなIP発信をされておるこの様はすべてのアニメ文化愛好者が刮目すべきものだと思います

さあやる気をだしてPCを組みましょうぞ、どうしても機械に疎いのならば入手しやすくなったPS5でも構いませぬ

いずれにせよ可能ならばウルトラワイドモニター等の広い画面でプレイされることをおすすめしますぞ

さらにできることなら良質な有線イヤホンないしヘッドホン、もしくは音響システムがほしいところでもあります

安価に済ますのであれば近年の音質向上と低廉化がすさまじい5千~1万程度のブランド中華イヤホンを選ぶのがオススメですぞ

例えばSIMGOT EA500あたりですな

もう少し安くということならKiwi Ears Cadenzaあたりですな

2023-10-02

推し」が市民権を得すぎていてなんだか肩身が狭いオタク

推し」って感覚が未だにまったくわからない。なんだよ推しって。

俺はみくるたん萌え~とか、あーみんは俺の嫁!って世代オタクだ。二次元・V含めアイドルには一切興味がない。


推し意味はなんとなくわかる。

だがなんとなくわかった気になっているだけかもしれない。なので改めて調べてみた。


Wikipedia

推し(おし)とは、主にアイドル俳優について用いられる日本語俗語であり、人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のことをいう

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E3%81%97


実用日本語表現辞典Weblio辞書)】

推し(おし)とは、特定人物キャラクター作品商品などに対して、熱心な支持や愛情を示す行為やその対象を指す言葉である推し語源は、「推す」(おす)という動詞から派生し、主に若者を中心に広まったインターネット用語である推しは、アイドル俳優声優アーティストアニメキャラクター漫画ゲーム映画テレビ番組など、幅広い分野において使用される。

推し行為には、対象情報収集作品の購入、イベントへの参加、SNSでの応援メッセージ投稿などが含まれる。また、推し応援するファン同士が交流し、情報共有や意見交換を行うことも一般的である推し対象個人の好みや価値観によって異なり、多様な選択肢存在する。

推しに対する熱意や忠誠心は、ファン同士のつながりを深める要素となり、コミュニティ形成や発展に寄与することがある。推しを通じて、ファンは新たな友人や知り合いを得ることができる場合もある。しかし、推しに対する過度な熱狂や執着は、他者への配慮を欠く行為トラブルを引き起こすことがあるため、適度な範囲での応援が求められる。

https://www.weblio.jp/content/%E6%8E%A8%E3%81%97


う~ん、やはりピンと来ない。

まり「誰かに薦めたいほど好きだぞ」ってことか?

と頭を捻っていたら、Pixiv百科事典にそこそこしっくりくる記述を見つけた。

そもそも「推す」が「他者に薦める」という意味言葉のため、「推し」は自分独占欲を持たないものに対して使う言葉である。つまり自分恋愛的な感情を持っている相手に対して表現するにはあまり適切でない言葉と言える。英語における「Love」と「Like」の違いで言えばLikeに当たる。

日本ことわざに「高嶺の花」があるが、花を取ろうとせずに見るだけで良いと思えるのが「推しである

https://dic.pixiv.net/a/%E6%8E%A8%E3%81%97


ここまでをまとめると「推し」っていうのは、

    • 独占したいわけじゃない

    存在に対して使うのか(間違ってたら教えて)。


    いや~こうして改めて意味を調べてみるとよくわかるな。自分にはまったく理解できない感覚だってことが


    例えばハルヒなら俺は佐々木が好きというか俺の嫁なんだが、ハルヒを読んでいるとき俺はキョンだ。俺自身キョンになっている。だから佐々木キョン以外と絡むエロ同人を読んだだけで寝取られた気分になる。これは紛れもない独占欲だな。


    佐々木俺の嫁!」ってTwitterで主張したい気持ちは無くはないが、別に他人佐々木の良さを薦めたいわけじゃない。別に他人佐々木を好きになってほしいわけじゃない。ただ「刮目せよ!俺の嫁を見ろ!」って言いたいだけだ。他人の好みなんてどうでもいい。いやどうでも良くはないな。俺以外で「佐々木俺の嫁!」って言ってる奴を見かけたらイラつく。お前の嫁じゃなくて俺の嫁だって思う。交流なんてぜんぜんしたくねえ。


    こうして我が身を振り返ると、昨今の「推し文化ってのは随分と上品じゃあないか

    みんなが私の好きなものを好きになってほしいです、独占欲は持ちませ~んってか。

    嘘つけやって思ってしまうのは俺が古いオタクからかそれとも歪んでいるからか或いはその両方か?


    本当にいまのオタクどもは辞書通りの気持ちで「推し」って言ってるのか?

    ドロドロした欲望を小綺麗な「推し」って言葉で包んでるだけじゃないか? どうにも信じられない。

    2023-09-26

    税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


    思い出③ ビットコイン

     私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

     当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

     40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

     そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

     ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

     国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

     ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

    ・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

    ・今の部署との並行体制だと過労死する

    ・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

    ・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

    暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

    上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

    ・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

    ・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

     このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

     私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

     ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

    ____________________________

    《後述の内容》

    中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

    総務省

    たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

    国土交通省

    たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

    財務省

    ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

    国税庁

    高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

    厚生労働省

    たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

    ____________________________

     かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

     実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

     実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

     加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

     さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

     そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

     ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

     一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

     かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

     その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

    ♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

      にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

     ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

     食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

     サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

     かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

     内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

     別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

     愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

     そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

     その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



    思い出④ 政治家転身を間近に見て

     「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

     30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

     そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

     説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

     なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

     私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

     Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

     Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

     Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

     Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

     かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

     でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

     まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

     その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

     ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

     あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

     もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

     女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

     犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

     強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

     この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

    犬「あの~、今なんて……?」

    猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

    犬「バッカなんですか猫山さん!」

    猫「そこまでいうの犬神さん!?」

    犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

    猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

     リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

     思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

     あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

     追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

     あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



     Part3/3

     https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

    2023-08-03

    ビッグスモールンYou Tube月間再生回数が21億回」

    「うち、日本人チャンネル登録者数は全体の1.2%」

    インドインドネシアでの視聴が多い」

    と聞いて

    お笑いに対する認識の違い」

    を強く感じる

    世界の人が「面白い」と思うものが「語り(話芸)」よりも「動き」である為だろう

    (インドでは特に映画がああいう感じになるのは、『隣村に行くだけで言葉通じない』といった具合の多言語国家から必然的に踊り等で表現するしかない」という事情もあり、エンタメはどうしたって「動き」中心になるのだろう)

    「喋りでわらかす」のを基本としている日本からすると、「動き」でそこまで面白がれるというのは謎である

    「履いている(安村)」「履いていない(アキラ)」といった芸は瞬間的な面白さがあるけれども、ずっと同じレベルで笑わせ続けられるかと言うと違うだろう

    (仕事自体は途切れずあるだろうが、TVでメインとしてやり続ける感じではない)

    日本人は「ひねりの利いた喋り」「キラーワードを打ち込む」といった、ある意味「ふら」みたいなもの芸人に求めている

    (あんものは誰でも出来ることじゃない。練習して巧くなるもんでもない。所謂センスというやつなので)

    英語圏ではスタンダップコメディといった「喋り」に重きを置いた芸があるが、我々からすると「その話の何がおもろいんじゃ」という感覚がある

    (彼等は「動き」の面白さと同等に「(喋りの)勢い」を好んでいるんだろうなあと思ってしまう)

    子供だと(日本人でも)「動き」重視になりがちなのでそういった芸風を好むだろうが、長じてまで愛好し続けるかというと違う。「喋りの面白さ」が分かる年齢になればどうしてもそっちに移行する

    だが外国人日本人の子供がはしゃぐ如く「動き」の面白さに刮目する。そこまでウケるか?という感覚がある

    斜に構えてるとかじゃなくて、単純に国民性の違いなんだろうなと。日本人は本当に「笑いまでしんねりしている」といった感じ。無邪気さが無い。世界と相容れない

    でも若い日本人が愛好している日本人You Tuberのやってることを見ると「これから余所の国とも巧くやっていけそう」と思えます

    2023-07-03

    👀<ギョエー

    目を見張る

    目をかっぴらく

    目をひんむく

    目が飛び出る

    目が点になる

    刮目する

    瞠目する

    目から鱗

    2023-06-26

    []

    ツバメヒナ、三日会わざれば刮目して見よ

    とはよく言ったもんだね

    めちゃでかくなってたわもう巣からはみでるくらい

    偉そうに羽繕いなんかもしちゃって

    ただ2羽くらいしか見えないのが気になったけど・・・

    親がきたときもうるさいうるさい

    通りすがりの人も足を止めてみてる人がかなり増えた

    みんなにこにこしてて幸せ空間ができている

    視線下におろすとフンの量もすごいけどね

    2023-06-16

    AIイラスト界隈でAI推進派と反AI対立を煽るの楽しすぎてワロタwww

    インターネットでのレスバを見るのが好きだ。

    特に過激派同士がトンデモ理論で殴り合っていると人類創造性を感じずにはいられない。

    そういう争いをもっと見るため、争いが起きる場があれば両陣営に扮して対立煽りをしてきたし、なんならまとめサイトも作った。


    そんな俺にとってAIイラストは絶好の狩り場だ。

    メインの層が10代〜20代クリエイターを盲信している若年層。

    年齢高めの層もまともな教育を受けておらず、精神年齢子供並み。

    インターネットに慣れていないキッズ釣りやすくて助かる。かわいいね〜


    まりにもチョロすぎて手応えがなかったから、対立煽り手法を公開する。


    レッテル貼りをする

    AI推進派には「盗賊」「ケガレ」「犯罪者

    AIには「馬鹿」「ラッダイト」「因習村」

    などの言葉を投げつけてやろう。

    もちろん呼称もっと沢山ある。クリエイターなだけあって言葉遣いも創造的ですねw

    最近誹謗中傷での訴訟も始まってるみたいでワクワクしてきた。


    なお、自分誹謗中傷訴訟されないために、

    特定ユーザーへの繰り返しの言及を避ける(主語は大きく)

    自分では新しい用語を作らない(過激派が作った言葉を借りる)

    ように注意している。

    例えば100ワニ裁判では

    「○ねばいいのに」という言葉でも敗訴している。過去判例を見ることで、引き際のラインが分かりやすくなる。

    あくま自分安全から他人の争いを眺めるのが最高の娯楽だ。


    中立派を叩く

    AI推進派にも反AIにもまともなことを言う人がいる。

    曰く、

    学習画像制作者にも還元できるシステムがあった方がいい」

    「現時点ではAI学習合法から個別ユーザーを叩くより法改正を求めるべきだ」

    とか。

    AIへの生理的嫌悪で理性を失っている人間が大量にいて絶好の争いのタネなのに、冷静になってもらっては困る。

    こういった中立派気取りには「裏切り者」みたいな言葉を投げかけて議論に参加する気を失くしてやろう。

    そうすると過激派が残り、過激派言動の流れ弾に当たった人間がまた新たな過激派になってくれる。争いは終わらない。最高だ。


    議論をするフリをして煽る

    まともに論理が通っていない言説(ダブスタなど)を振りかざしている層にはまず煽ってやる。

    反応してきたらあえて論破せずに、極論を言ったり、論点すり替えたり、詭弁を駆使すれば良い。

    論破しない理由は、「自分のほうが上だ、自分のほうが正しい」と勘違いさせたままにさせておくためである

    (まあ論破したところで理解してもらえないだろうから、どっちも大して変わらないという可能性もある)

    相手からすれば、あとに残るのは暖簾に腕押しした徒労だけ。

    「反対派閥には話が通じない」と思い込ませることができれば、あとはエコーチェンバー勝手に先鋭化する。

    男子三日会わざれば刮目してみよ」とは言うが、ちょっと見ないうちに人は簡単に狂っていくのである。その様を眺めるのもまた一興。


    追記

    批判しているのは時代についていけなかったジジババ共では?

    アナティクスを見てみると実は1020代が多い。

    まあそもそも近年人気のイラストレーターなどに関心のある層がこのあたりに集まっているというのと、「技術革新によって環境が変わる様を体験したことがない」層が変化を嫌っている。

    ベテランイラストレーターは流石に冷静に受け止めている人が多く、経験の違いを感じた。


    対立煽りしてお前に何のメリットがあるの?

    アフィリエイトによる小遣いが少々。アフィッフィッフィッフィwwwww

    まあそんなものは端金である

    怨嗟が渦巻くインターネットから生み出される迷言が好きで、それらが発生する土壌を生み出そうとしているだけだ。


    性格悪くない?

    知ってる。

    でも最近だと「ペ◯スを押し付けるように女性知識押し付けるのをやめてください」は面白かったろ?

    あれが面白いと思ったらなら、お前も俺になれる素質があるよ。




    つまるところ、常識的な頭をしていれば到底思いつかないような語録を追い求めているのである

    理解出来ないモノを叩く時、人々は常識フィルターを外すことができる。

    でたらめな言説を真顔で喋っている人間は、常識改変されているみたいでとても興奮する。

    寿司食べたい。

    2023-03-12

    anond:20230310184207

    精神性をこのまま下げたらひろまろさんと同等まで落ちる可能性がある

    この先数年は刮目すべきだね

    2023-02-26

    無敵の人大量生産される予感

    いよいよ氷河期世代が50代に突入するような時代が訪れる。

    人間、さすがに50を迎える頃にはどんなにアホでも自分の先がはっきりと見える。

    このまま60代、70代へと突入したとき、どうなるのかもわかりすぎるほどにわかる。

    そんなとき人生において繰り返し繰り返し訪れる煮え湯を飲まされるようなイベントが発生する。

    そんなときに人はどういった反応をするのだろうか?

    また絶望しつつ受け入れるのか。

    それとも社会に一矢報いることを考えるのか。

    50でも衰えは自覚できる。

    老い、というものが明確な形となって現れている。

    人は老いるのだ。これは事実だった。

    60になったら70になったら更に衰える。

    でも、今なら。

    今なら、なにか出来る。

    失うものが少ない人生

    これから先も惨めさを受容し続けながら生きながらえる。

    そんなもの後生大事に抱え込むことを望むのか?

    それとも一瞬の煌きだとしても社会に一矢報いる。

    氷河期世代ここにあり!!!という憤怒の警告を世に知らしめるべきなのか?

     

    もうすぐ無敵の人が大量に湧き始める。

    テロ時代の到来だ。

    刮目せよ。彼らの恥だらけの人生最後を飾る大花火を。

    山上に憧れ

    山上になりたくて

    山上にはなれないものたちの

    愚かしき花火大会のはじまりを。

    2022-10-01

    anond:20221001143636

    男子、三日会わざれば刮目して見よ」

    という格言がある

    括約筋も三日で変わる

    刮目して見よ

    2022-09-29

    anond:20220929113905

    君子豹変

    朝令暮改

    男子三日合わざれば刮目すべし

    1ヶ月空いたら彼氏4人くらい代わるよな普通

    2022-03-22

    anond:20220322113023

    何もエロい事してないのに点火された俺が目覚めし性のパワーを刮目して見よ!!(股関が輝き始める)

    2022-02-23

    anond:20220223001613

    はぁー俺は書きたいこと書いてるだけなんだよ

    釣りと捉えようがどう思おうが勝手だが俺はこうやって生きてきたんだよ

    刮目して銘記せよ

    2022-01-22

    崩壊書第2部のオープンワールドギミックQTEブンブン回る戦闘楽しすぎる……

    追加コンテンツとはいえ本当にこれ2016年リリースゲームなのか……

    モバイルゲームとしてオーパーツすぎるだろう……

    ティミドちゃん可愛い大人ブロニャンも麗しすぎる……

    ライルはこのゲームには珍しい男だけど非プレイアブルの補佐ポジから許す……

    というかオタク向け美少女SFゲーなのにこいつ女受け良さそうなキャラだな……

    知己の主人公にはやたら馴れ馴れしいけど線の細い優男ビジュでやたら声がいいんだよな……

    ググったらCV寺島拓篤か……俺が知ってるのはログホラのシロエくらいだった……

    聞いた感じ櫻井孝宏を爽やかにしたような声だなあと思ったけどこの声のおかげで不快じゃないわ……

    クソッ萌えオタなのにまた男性声優に詳しくなってしまったぜ……

    ティミドちゃん伊藤かな恵……俺の知ってるのだとSAOユイとかか……

    でも俺アニメはそんなに幅広く見てないものの、伊藤かな恵ゲームものすごく印象的なキャラを覚えてるぞ……

    サ終したゲームマイナーから知ってる人はいいかもしれんが……

    ガールズ×マジック(ガルマジ)っていうポチソシャゲをやってた時に推しだった桃田実羽……

    あの高身長だけど天真爛漫なキャラ伊藤氏の脱力系天然ヴォイスで演じられてたのが魅力的でなんか刺さったんだよ……やっほっほい……今思うとあれは着せ替えゲーだった……ああいうのも良い……

    あれと演技は違うけどティミドの常時マスク系人見知りおどおどヴォイスでも力の抜けたような独特なレゾナンス感ある声質が本当に良い……デレマスで例えるとちえり系ってところか……

    惜しむらくはなんか後崩壊書2部のボイス音量が全体的に小さくて聞こえにくいことある点くらいだな……

    崩壊3rdでは他にもジト目ダウナー毒舌妹キャラリリアを演じてる芹澤優ヴォイスとかすごい好きだ……

    うむ……なぜか声優の話しになってしまっている……ライルのせいだぞ……

    とりあえずあれだ……宝箱があと2つ見つからんわ……

    でも原神と違って攻略情報がなかなか見つからんのがあれよ……

    こんなにいいゲームなのにあれと比べたらプレイ人口1/10弱っていうね……

    どっちも楽しんでくれてるマグロ氏みたいなYouTuber自動的に好印象になるんだけどね……

    っていうか崩壊3rdPCクライアントの話しあったはずだけどドコ行ったんだ……PCSteam版は出たけどさ……

    既存のmiHoYo垢持ってるプレイヤーとしては普通PC版でやりたいのよ……大画面でさ……

    まあ俺はSnapdragon 870のスマホ持ってるから普段プレイ自体は快適なんだけどさ……

    3年くらい前はスマホの性能追いついてなかったかNoxとかMumuとかのエミュでやってたわけよ……

    でも最近海外では既に出てる公式PCクライアントちょっと触れてみたらやっぱエミュとは全然軽さが違うのね……

    あれを体験ちゃうともうエミュではやってられないよねっていう……

    これが出てくれればPCゲーマーにも勧めやすいんだよなあ……

    まあモバイル版も最新のiPhoneとか持ってる人なら十分動くからいいんだけど…

    ちょっと古い機種使ってる人だとそれなりにストレス生じちゃいかねんくらいにはグリグリ3Dアクションからね……

    というかそもそもあれよ……日本人スマホを横に持ってアクションって時点でもう敬遠するんだよな……

    でもさ……もう世界モバイルゲーム見てると……日本流行ってるみたいな縦持ちスキマ時間ポチゲーは下火……

    もっとみんなガチゲームしようぜスマホでもさ……

    なんか話が脱線というかもうレールに沿って走ってたまるかって感じだけど…

    とにかくオタク諸氏よ……ティミドちゃんスケート移動で壁走りしたり必殺技の足パッカーンを刮目して見たりすべきなんだよ……

    お分かりいただけただろうか……しらんけどな……

    2021-09-10

    桁外れにつまらない「私の履歴書」の凄み(プレジデントオンライン

    このくっそ皮肉めいた記事めっちゃすきでたまに読み返す

    ■他の経営者と比べても、つまらなさの次元が違う

    創業経営者と比べると、大企業経営者による「私の履歴書はいったいに面白くない。とくに金融系はつまらない。それにしても、石原氏の連載には刮目させられた。底抜けにまらないのである。他の大企業経営者と比べても、つまらなさの次元が違う。それがたまらなく面白い。

    読んでいない方のために内容をかいつまんで紹介する(ある意味で読みどころ満載なので、要約するのが心苦しい。ぜひ原文に当たることをお薦めする)。日比谷高校から東京大学法学部に進学。東京海上就職する。新人時代使い走り時代を経て、商品開発部門に配属。専門書で勉強し、世の中の変化に合わせて保険商品をつくる楽しさを知る。仕事が終わると先輩と2時3時まで飲み歩く日々。しかし、非常事態対応するのが損害保険会社。翌日の仕事差し障るのはプロとしてよろしくないと、日付が変わるまでに酒席を終えるようになる。

    顧客対応の難しさ。人が行きかう駅で土下座をすることもある。代理店から出禁をくらっても、粘り強く何度も足を運び、ようやく納得してもらう。丁寧に意図説明して誤解を解き、信頼を勝ち得るために努力を惜しまないことが大切と知る。

    部下と上司の板挟みに苦しんだ課長時代ストレス十二指腸潰瘍を患う。職場雰囲気がギスギスしていて、3人の女性社員が辞めたいと言い出す。ムードを和らげることに努めた結果、「まだ続けます」といってもらったときの嬉しさ。

    ■ヤマはない。オチもない。波乱も万丈もない。

    畑違いのシステム部門に異動に。勤務先は国立市コンピューターセンター。初対面の人ばかり。打ち解けるために週末を除いて56日間連続で部下と飲み、本店から無理難題疲弊しているシステム部門現場の悩みを知る。本店との風通りをよくしようと努力を重ねる。ときには丸の内OLになりたくて入社した女子社員国立に行くのがイヤだと駄々をこねることもある。本店まで自ら迎えに行って、国立勤務を受け入れてもらう。

    取締役に昇進し北海道本部長に。当時、取引先の拓銀破綻危機正月拓銀の守り神の神社にお参りし、「拓銀さん、今年もどうか頑張ってください」と祈る。支援に奔走するが、拓銀はあえなく破綻。「いろいろご支援いただきましたが、こういう結果になりました。本当に申し訳ありません」という副頭取にかける言葉もなかった――。

    こういう調子で、淡々とした仕事生活の回想が延々と続く。ヤマはない。オチもない。波乱も万丈もない。強いて言えば、連載17日目(これを書いている時点で最新の回)の次期社長を打診されたときの話がヤマといえばヤマだ。

    社長に「後任は君だ」と言われ、予想もしなかった話に呆然とする。「考えさせてください」とだけ答え、帰宅してから仏壇の両親に「大変なことになりました」と語りかける。それをひそかに見ていた夫人(またこの奥さまが石原氏にお似合いの「古風でしっかりした」女性女子大を出たばかりのとき高校時代美術先生の紹介でお見合い結婚内助の功いかんなく発揮。もちろん美人)が「お受けしたら……」。で、受けることにした――と、これだけなのである

    ■桁違いのつまらなさに、経営者としての凄みを感じた

    経営者の「私の履歴書」にお決まりの「のるかそるかの大勝負」とか「修羅場での決断」がまるでない。目の前の仕事に誠実かつ真摯に向き合う。こつこつと着実に小さな成果を積み重ねていく。「週末を除いて56日間連続で部下と飲む」ということは、ちゃんと日数を数えていたわけで、この辺真面目としか言いようがない。

    大企業経営者書き手場合、月の半ばから後半に入るころに、「次期社長は君だ」のエピソードが出てくるのがお決まりパターンとなっている。社長ポストを打診されて「青天の霹靂だった」とか「思ってもみないことであった」というのがこれまたお約束なのだが、読んでいる僕にしてみれば「よく言うよ。絶対自分が次の社長になる、それだけ考えてやってきたんじゃないの……」と思わせる人が多い。ところが、石原氏の場合、本当に「予想もしなかった話に呆然」としたのではないかという気がする。それだけ筆致が率直なのだ

    はじめは単に「面白くないなあ……」と流し読みしていたのだが、そのうちぐいぐいと引き込まれ、連載10日目を過ぎたこからは襟を正して読むようになった。その桁違いのつまらなさに、むしろ保険会社経営者としての凄みを感じたからだ。

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