はてなキーワード: 再生医療とは
「皮脂を落としすぎるくらいなら多少汚れが残ってるほうがマシ」という発言は衝撃的だった。
「肌に残った汚れはそのうち落ちます」「酸化した皮脂が悪さをすることもありません」とも。長い間化粧品業界に脅されてたのかな。
ただ「何もしないのが最善」なら世の男性陣のお肌が軒並み綺麗じゃないとおかしいと思うのだが……。
男性は紫外線ケアしない人が多いのと髭剃りが案外肌に負担なのか? シャンプーした時顔も一緒に洗っちゃってるとか、強い洗顔料使ってしまってるのかな。
美肌のためには紫外線ケアと食事(タンパク質)、運動、睡眠が大切らしい。急な体重増減もNG。やっぱりそうなるよね。
何もしてないのに肌トラブルある人はどうするの? とは思ったけど。皮膚科に行っても改善しなかったら……諦めるしかないのかな。
関連ブクマ: https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/040/214000c
アメリカと日本の大学における理系の研究で、盛んな分野のトップ5をそれぞれ箇条書きにしてお答えします。
一般的に言えば、アメリカの方が日本よりも大学の研究が経済に与える貢献度は高いと考えられます。その理由として、以下の点が挙げられます。
アメリカでは、大学の研究成果を産業界に移転する仕組みが整っており、特にベンチャー企業の創出や成長につながっています。例えば、スタンフォード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)などは、シリコンバレーやボストンエリアといったイノベーションの中心地に位置し、多くのハイテク企業やスタートアップ企業と連携しています。また、大学発ベンチャーの成功事例としては、グーグルやフェイスブックなどが有名です。
日本では、大学の研究成果を産業界に移転する仕組みが十分ではなく、特にベンチャー企業の創出や成長につながっていません。例えば、日本の大学発ベンチャーは、アメリカや欧州と比べて少なく、また規模も小さいです。その原因としては、日本の大学の知的財産管理やライセンス交渉の能力が低いことや、日本の産業界が新技術や新製品に対する需要が低いことなどが挙げられます。
以上のことから、アメリカでは大学の研究が経済に与える貢献度は高く、日本では低いと言えるでしょう。もちろん、これはあくまで一般的な傾向であり、日本でも優れた大学発ベンチャーは存在しますし、アメリカでも大学の研究が経済に貢献しない場合もあります。しかし、日本はアメリカから学ぶべき点が多いと思います。
アメリカと日本において、お金を生みやすい研究の分野は、それぞれ異なる傾向があります。
一般的に、アメリカでは、医学・生命科学、コンピュータ・情報科学、工学などの分野が研究開発費の多くを占めており、高い経済効果や社会的影響力を持っています1。
日本では、自動車やロボットなどの製造業に関連する分野が研究開発費の大部分を占めており、国際競争力を高めています。しかし、日本の研究開発費は、GDP比で3.3%と先進国の中で低い水準にとどまっており、基礎研究や新領域の研究に対する投資が不足しているという課題があります。そのため、日本では、エネルギー・環境、生命科学・医療、人工知能・ビッグデータなどの分野において、イノベーションを生み出すための研究開発費の拡充が必要とされています。
WSJによるオープンAI社トップのアルトマン氏の経歴をまとめた長い評伝記事を読んだけど、今までイメージしてたのと違ってた。「非営利法人のオープンAI」って言葉に流され過ぎてたかな。シリコンバレーの金持ちたちとは異なって、AIのことしか考えてない研究者タイプの孤高の天才みたいに想像してた。
ChatGPT生みの親、アルトマン氏が抱える矛盾
アルトマン氏は、コンピューターが人間のように会話し、学習する未来を長い間夢見てきた#チャットGPT #ChatGPT #オープンAIhttps://t.co/WXSv2TMgBG— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) April 7, 2023
両親は皮膚科医に弁護士。地域を盛り上げるために非営利で不動産の斡旋も行ってた町の名士的な人。8歳のアルトマンにマッキントッシュを買い与える。裕福な家庭育ち。
アルトマン自身は既に投資で大成功して一生分以上のお金を稼いでおり全くお金に困ってないから、初期のオープンAI社にイーロン・マスクと対等に投資できた。研究者でも起業家でもなく投資家なのよな。
「人間関係の濃さで案件を取ってくる営業」はAIが発達した社会では成立しません。
何故なら「人間関係の濃さで取ってこられた案件」というのは「AIが適切に双方の利益を換算して取ってきた案件」よりも様々な面でパフォーマンスに劣るからです。
営業という仕事は需要と供給のマッチングであり、この作業において必要なのはデータマイニングの技術です。
その分野において人間はAIに圧倒的に劣っているので、あらゆる営業活動はAIに取って代わられます。
「書類に判子を押す部長」もAIが発達した社会では消滅する存在です。
日本人は責任というものを「失敗時に損害を補填する行為」だと考えがちですが、責任というのは本来会社から預けられた「業務上の責任能力」のことです。
「業務上の責任能力」とは、業務を行える能力なしには成立しません。
書類に判子を押すという行為に対して責任を負う場合は、「案件を進めていいかどうかの総合的な可否判断」の能力が問われます。
現在の会社組織ではその会社で長年過ごしてきた人間の経験則を当てにする事が多いので、ある種年功序列式に年長者であるものが判子を押す立場を与えられています。
ですがその経験則よりもAIによる分析能力が向上すれば、判子を押す行為、すなわち「可否決定の判断」をする権限はAIに預けられるでしょう。
組織の命令系統としての部長は残るかも知れませんが、それぞれのセクターにおける可否決定の判断を下すのはAIに委託されるようになると思われます。
よって「書類に判子を押す部長」という存在はAIが発達した社会には存在しません。
これらの条件に一つないしは複数当てはまる職業として以下のものがあります。
・婚姻当事者(専業主婦・偽装結婚の当事者・その他結婚を通して何らかの利益を得るための婚姻当事者)
・性風俗
・法的な身分の売買や利用(詐欺行為を働く際のID貸し借りや新規作成にかかわる行為など)
・AI否定派を顧客とした商売(実際にはAIを使用しているのに顧客に嘘をつく場合の窓口業務も含む)
これらの職業はAIが発達した後も「法律上の権限がAIに与えられていない」「個人的な趣味嗜好によりAIでないものを求める」といった観点から労働提供者の需要が失われることがありません。
AIの発達を予測し備えておきたいのならこういった職業についての経験を積むのは有効かと思いますが。
ですがAIの発達速度から考えるにこれら以外の職業が完全に消滅するのには、今現在出生を終えた人類がその寿命を使い切るまでの時間がかかると思われます。
ただしこの予想は人類の医学が急速発展する場合を考えておりません。
そうなりますと、AI発達後も失われないこれらの職業に就くための準備を今からするのは有効だと思います。
個人的に私がオススメするのは「性風俗」と「自然回帰主義者としての活動」となります。
「性風俗」の場合は、枯れ専と呼ばれる人達の需要を満たす方法について今から学習を進めるのがオススメです。
「自然回帰主義者としての活動」の場合、機械文明否定派の新興宗教を立ち上げるのがオススメです。
参考になりましたでしょうか?
https://financial-field.com/living/entry-147826
「歯科検診が実施されている幼児や高校生までの学生に対しての結果として、乳歯のむし歯の減少や軽症化、20歳頃までの永久歯の1人平均むし歯数の減少傾向などがあります。」
とか書かれているけれど、違えだろと。
子供の虫歯が減った本当の原因は、虫歯は感染症であり乳幼児期に親などの家族から移しさえしなければその後はどんなに歯磨きを怠ろうともけして虫歯にはならないという知識が国民に知れ渡り
親が子供へのキスや食器の共用を避けて虫歯菌を感染させない努力をするようになったからだよ
歯医者や歯科衛生士は自分達の食い扶持を守るためにこの有用な情報を国民に広めようとはせず、上記の有用な知識はネットによって広まった
子供の虫歯の減少に歯科検診は無関係。寧ろ歯科検診によって本来ならば放置したら自然に治る可能性のある初期虫歯を見つけて無理に削って二次カリエスの危険を高めているとすらいえる。
そして大人の虫歯においてすら、歯科検診の無償化なんて何の意味もないんだよねえ
大人の虫歯や歯周病の予防のためには自宅での歯磨きだけでは足りず、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせず
もう虫歯になってしまった大人に対して必要なのはインプラントや歯列矯正の保険適用や再生医療の実現であって、歯科検診「だけ」無償化されたところで何の意味もないどころか有害だと思う
リプ欄や引用RTでは凄いとか画期的だとか褒め称える意見しかなかったのが理解出来ない。
発見したところで欠けた視野は戻らないんだから絶望するだけじゃん
学生が発明した歩き方で認知症が発見できる靴とかも話題になったけれど
緑内障も認知症も、色んな病気についてやたら早期発見ばかりが叫ばれるけれど
こういうゲームみたいなものよりも、再生医療に力を入れてくれよ
緑内障が治る!視神経の再生医療で、欠けた視野が元通りになりました!っていうニュースだったら、それは凄いと全力で持ち上げるけれど。ただ発見だけして一体何の意味があるの…。
あらゆる病気について思うんだけど、最近はあまりにも予防や早期発見ばかりが叫ばれて治療がおざなりになってないか??
昔はもっと、こういう凄い治療法が出来ましたよーってニュースの方が多かったと思うんだが最近はあまり聞かない。医学の進歩の停滞を感じる。
@livedoornews
【特許取得】「緑内障」早期発見ゲームアプリ、東北大と仙台放送が共同開発
https://news.livedoor.com/article/detail/22757643/
隕石をレーザー砲で破壊しながら、画面の各所に登場する白い光体をとらえるなどの操作を片目ごとに行うシューティング系ゲーム。約5分間取り組むだけで視野を簡易判定できるという。
ネットでは、発達障害は努力不足や甘えじゃなくて生まれつきの脳の障害だから一生治らない、と盛んに主張したがる人達がやたら多いけれど
そういう人達ってそう主張する事でどうなって欲しいんだろうか?
普通に考えたら努力不足や甘えの問題ならば、治って役に立ってくれる可能性があるから他人は長い目で見て教育しようとしてくれるよね?
一方、生まれつきなので一生治りませんという事になったら、教育しても無駄なので投資するだけ無駄という考えて予め排除するようになるだろう
何よりも、「発達障害は遺伝する」という事になっているので子供に遺伝させたら困るから恋愛や結婚を阻止しようという方向に向かうだろう
で、その結果、「発達障害は労働者として役に立たないから生活できるのに十分なお金を渡して消費だけさせよう」とか
「生かしておいても無駄だからとっとと安楽死させよう」とかになるならいいんだけど
実際には社会はそんなコストを払いたくないだろうからベーシックインカムも安楽死も無理で排除だけしてあとは個々人で勝手にのたれ死ね、というふうにしかならないだろう
発達障害は生まれつきの脳の障害で一生治らない、と喧伝する事によって、当事者に対して何一つメリットが生まれるとは思えないんだよね…
あと、身体障害の場合、生まれつきの先天的な障害に対しても医学の進歩によって「治そう」とする動きはいくらでもある
https://www.ncchd.go.jp/press/2017/20171130.html
手や足だって再生医療によって何とかしようという話はあるだろう
それなのに何故かこと「発達障害」になると、生まれつきなので何をしても一生治らない!医学の進歩で解決するのもありえない!と言って全否定にかかる不思議
なんで糖尿病って「糖尿病になると一生治らない。たとえ生活習慣の改善によって薬なしで血糖値を保てるようになったとしてもそれは治ったとは言わない」と言われるんだろう…
薬なしでも症状が出ない間が一定期間続いたなら、それはもう「治った」でいい気がするんだけどな。「治ってない」ではなくて、「一旦は治ったけれど再発した」じゃあ駄目なの?
たとえば癌とかだって手術して患部を取って数年後に再発するなんて事もある訳だけど
その場合はあくまで「再発」であって「治ってない」とは言わないよね?
いや手術とかを伴う疾病じゃなくとも、自分なんかは喘息で一度治療を受けて以後症状は出てないんだけど
この場合今後また症状が出たとしてもそれは「治ってない」ではなくて、「一旦治ったけれど再発した」でいいと思うんだよね
あと、仮に現時点の医療技術では絶対に治らないとしても今後の再生医療の発展などにより根治が望める可能性だってゼロじゃないと思うんだけど。何故絶対に治らないと言い切るんだろうか
糖尿病は治らない治らないってこうも言われると、運動や食事療法による糖尿病の血糖値コントロールが上手くいかない人が多いのって、「糖尿病は治らない」と言い切られる事によって
どんなに頑張っても無駄というスティグマを植え付けられるせいなのでは?
こんな記事もあるみたいだし、「糖尿病は治る」というイメージを伝えてモチベーションを上げさせた方が、患者にとっては有意義だと思うんだけどなあ
https://diamond.jp/articles/-/220441?page=2
「最初に報告されたのは、2017年9月にリスボンで開催された欧州糖尿病学会(EASD)でした。英国のニューカッスル大学のロイ・テイラー教授が、約40年間におよぶ糖尿病研究の集大成として、『肥満のある2型糖尿病の人でも、カロリーを適切に調整した食事と運動を続ければ、糖尿病が“治った”状態を維持できる』と発表したのです。この内容は、医学誌『ブリティッシュ メディカル ジャーナル』にも掲載されています」
https://diamond.jp/articles/-/220441?page=3
それから約2年後の今年9月、「大幅な減量をしなくとも、5年間で体重の10%を減らすだけで、2型糖尿病が寛解し得る」という論文が、同じく英国の研究チームよって発表され、本サイト(10月20日公開記事『過度なダイエットは不要、2型糖尿病は体重を10%減らすだけで改善!?』)でも関連記事が掲載されている。
トランスジェンダーの戸籍変更は生殖腺を永久になくすということで断種が前提になっているらしい。
ftmかつ閉経してるような人間なら手術なしでこの要件を満たし実際に戸籍変更を果たした例もあるそうだが、代理出産は可能なのでもし代理出産する人が現れたら要件はさらに制約がきつくされる(つまり徹底的に断種しようとする方向に極化する)見込みらしい。
しかし考えてみてほしいのは、「生殖腺を永久になくす」という条件は明らかに、性器を破壊することは不可逆的行為であるという現代の医療水準のなかで意味を成すものであって、もしも性器そのものを再生医療かなんかなんかで作り出し自由に移植もできるようになったら、この条文は意味を成さないと思われる。
性自認にこだわりはなく出生当時の戸籍を変更することに興味のない人間が、未来には気分に応じてカジュアルにファッション感覚で戸籍とは異なる性別の性器に取り替えたりすることがありえよう。
そうしたとき、戸籍の変更は求めないという人なら自由に生物学的に男としても女としても子を成すことができて、戸籍上の性別を変えたいというトランスジェンダーは断種を強いられるというのは、不平等と認識されないのだろうかと思った。
数ヶ月前のことだ。少し前から体を悪くして医者を探していた母が、面白い医者を見つけたがどう思うかとLINEでYouTubeのURLを送ってきた。動画を再生すると画面の中で吉野敏明と名乗る人物が、科学と愛、そして波動について講演を始めた。
波動と愛の話 吉野敏明先生8月1日講演会ダイジェスト - YouTube
…
- 「宇宙全体とは、実は波動です。色即是空、ブラフマンは全て振動だというインドの考え方。2000年以上から分かってた。薬で治るというのは洗脳」
- 「蛇口から流れる水に24Hzの周波数を聴かせると形が変わります。周波数をかけると水の形すら変えられるんです」
- 「これは周波数を測定するメタトロンという機械で、みなさんが出してる周波数が測定できるんです。これで体をスキャンすると、正常なところは黄色で、悪いところが赤や黒で出てきます。これは遺伝子のところの周波数ですが、これがつながって人間になる、つまり波動の集合体がみなさんなんです」
- 「波形を調べると、統合失調症の周波数とか、腎臓がんの周波とかが出ている、でもまだ病気になっていないというのが出てきます」
- 「波形で感情もわかります。忍耐・愛・悲しみ・安らぎetc。癌の人は皮肉とか嫉妬。この波形は愛の周波数です。嫉妬や親切心も波動でわかるんです」
- 「ある人、私じゃないですががね、吉○敏○さんという人は、以前は不平不満や嫉妬、復讐心といった感情でいっぱいでした。メタトロンで心臓の血管の波動の色を見ると真っ黒!心筋梗塞の周波数が出ていました。でも心筋梗塞と同じ周波数の漢方を飲みまくったらきれいに!感情の周波数も羞恥・洞察・冷静沈着・勇気に変わったんです」
- 「ペットは死んだ時、死ぬまでは苦しみや痛みが出るが、死ぬと大体友情が出る。最後は愛になって波動検知できなくなる」
- 「知り合いの保育園で園児を測らせてもらったが、生まれた瞬間は愛しか出てこない。神様がそう言う周波数を出すプログラムを作ってあるんです」
- 「私は毎朝4時半に起きて、『今日も、創造主である神様おはようございます』と瞑想します。そうすると感情の波動が知的洞察冷静沈着勇気に。これやると体の病気の周波数も消えるんです。だから、毎日毎日こういうことをやるってことが、医学的にも正しいんです。科学と宗教はおんなじもの。創造主を崇拝する。種の掟という因果を研究する量子物理学なんです」
- 「食べ物で猛烈に感情は変わります。食品添加物とかトランス脂肪酸とかの人工物、石油から作ってるオーガニックじゃないものを食べてる人はガンが多くて、心も汚染してるんです」
…
……頭を抱えてしまった。
吉野の講演の巧みさは、個々の事実が全て嘘というわけではないところだ。提示される断片的な事実には正しいものも少なくない。だが事実と事実をつなぎ合わせる論理が支離滅裂で、スピリチュアルな「波動」「メタトロン」「創造主」に繋がっていく。食品に関する危機感を煽るのも忘れない。
いっぽうで吉野は講演中「ホースから流れる水に24Hzの周波数を聴かせると形が変わる」という動画を引用している。以前ネットでバズって、私もどこかで見たことがある動画だ。「周波数の不思議な力」をアピールする狙いだろう。しかし残念ながらこれはストロボ効果を利用したトリック映像だ。トリックの原理は ここ で読めるが、 こっちの動画の方がわかりやすいかもしれない。つまり、原理的には車のCMでホイールの回転が止まって見えるのと同じで、ホースの振動とカメラのフレームレートが同期していれば周波数自体は何ヘルツでも良いし、肉眼では単に震えるホースから水がビチャビチャ放たれているようにしか見えないのだ。
調べるとこの吉野なる人物、波動療法を標榜する「誠敬会クリニック銀座」の院長であることは確からしいが、同HP掲載のプロフィールによれば医大も出ておらず、歯科医師の免許しかないようだ。講演内で自分の専門は再生医療で年間200症例のオペと紹介していたが、それは嘘らしい。
さらに、どうやら吉野敏明は「参政党」なる政治団体の共同代表を務めているという。初めて聞く団体名だ。参政党は「神谷宗幣」「吉野敏明」「赤尾由美」「武田邦彦」「松田学」ら”ゴレンジャー”と呼ばれる中核メンバーからなる政治団体らしい。ホームページやその他周辺の主張を見ると、若者向けを装ってはいるが「日本人のための」「天皇を中心とした」「歴史認識」を訴えており、思想的には極右に近い。
赤尾由美は大日本愛国党の党首の姪で、先程のセミナーの動画を配信していた「株式会社Amour」のYouTubeチャンネルに頻繁に出演している。この会社は『日本の文化「和」の心の継承をめざす』と銘打ち、Webデザインや映像制作とともに和の心系スピイベントの開催や祈祷済みの塩などグッズの販売のビジネスを展開しているようだ。他にも放射能デマ、ワクチンデマで有名な武田邦彦が参画している。なるほど、どうやら参政党はスピリチュアルと愛国、陰謀論を基盤に国政政党を目指す政治団体らしい。吉野敏明は支持者から「よしりん」と呼ばれ親しまれているらしい。よしりん…。
吉野敏明周辺をもう少し掘ったところ、吉野は「メタトロン」の他にも新型コロナに効くという「シオンテクノロジー」という水を、「新型コロナウイルス対策はこれだ! シオンテクノロジーで不活性化」と題して「世界日報」web誌上およびYouTubeのViewpoint公式チャンネル「国益ネット放送局パトリオットTV」上で宣伝していた。こちらも内容はめちゃくちゃで、ノイズキャンセリングで使われる逆位相の原理を医学に応用して、コロナウイルスに量子力学的に「シグナル」を与えて不活性化するのだそうだ。
この動画の中でも、司会者から「今日も手術をされたんですか?」と問われた吉野は「さっきまでしてました」などと答えている。お前ただの歯医者だろ。ちなみにこの司会者は元・自由民主党政務調査会調査役の田村重信氏である。
ところで世界日報の発行母体は統一教会で、Viewpointも世界日報社が運営している。とすれば吉野は統一教会と繋がっているのだろうか?それはわからない。出演も一度きりのようだ。しかし「メタトロン」とはユダヤ教・キリスト教・イスラム教における天使の名である。シオンテクノロジーのシオンとは、いうまでもなくキリスト教における神の御国という意味だ。朝鮮のキリスト教を起源とする統一教会との関連性が強く想起される。
では、その吉野が共同代表を務める参政党は統一教会のフロントなのだろうか?その点もはっきりはしない。参政党事務局長である神谷宗幣は彼自身についての統一教会、森友学園、ネットワークビジネスへの関与の疑惑についていずれも否定するブログ記事を公表している。ちなみにその記事ので神谷は「参政党の党員の中には信仰を持った者がいるかもしれないが、個人の自由だから特に問題はないと考えている」と、党員と教団の繋がりについては事実上認めている。これらについての判断は読者に委ねたい。
ともかく、母には他にもっと信頼できる医師を探した方がよいと忠告した。
それから数ヶ月経ち、参議院選挙が始まった。気掛かりなことがある。実家に帰ると、母がスマホで熱心に「神谷さん(神谷宗幣)」の動画を見ているのだ。一度目と二度目のコロナワクチンはなんとか厚労省のデータで説得して受けさせたが、三度目のワクチンはなんだかんだと理由をつけて拒否している。やたらと食品添加物を気にし始めた。今回の参院選では、参政党は全国全ての選挙区に候補者を配置して国政政党を狙っているようだ。アンケートではNHK党に迫る支持を集めている。彼女も参政党に票を投じるのではないか。もちろんそれは自由だし結構なのだが…スピリチュアルと愛国が融合した国政政党が登場し、私の周囲でじわり浸透してきているという事実に、私は暗澹たる気持ちになった。
そもそも母が吉野を知ったのは他の女性の親族からLINEで勧められたことがきっかけだ。恥ずかしながら二人とも以前から、いわゆる「スマホのYouTubeでネトウヨになってしまった親」というやつだ。似たような中高年はここ数年急増していると聞く。さらに母はお察しの通り頭も悪いが、むかしからストレス耐性が低い。ここ数年は不景気の煽りで父の稼ぎも芳しくなく、経済的な不安で感情をコントロールできなくなることもしばしばだ。
おそらく、そのような中高年はありふれているだろう。私が心配しているのはそこだ。失われた30年でこの国は緩やかに、しかし確実に没落に向かってきた。一億総中流社会はとっくに崩壊し、自己責任の名の下に社会保障は切り崩され、蓄えのない親世代の不安はかつてなく高まっている。
そんな彼らの目に、YouTubeで供給される、ありのままの自分の存在を肯定してくれる「愛国」と「スピリチュアル」という癒しや、心地よい陰謀論はどう映るだろうか。魅了され、その幻想に取り込まれてしまうのではないか。「愛国」の暴走はすでに相次ぐヘイトクライムという形で現実のものとなりつつある。人口でも投票率でも優位に立つ中高年がその幻想に取り憑かれたら…。そのときこの国はどうなってしまうのだろうか。
…それでは聞いてください。『参政党マーチ』(作詞作曲:吉田敏明)
https://www.youtube.com/watch?v=8Cj_9tTnipY
イチ、ニ、参政党!
イチ、ニ、参政党!
イチ、ニ、参政党!
ぼーくらは うまれてきた
みーんな何かをするために
この世にいらない人なんていない
みーんな 必要な 人なんだ
生きるって すばらしい
心って すばらしい
しーあわせを しらないまま 終わるなんていやだよ
ゆーたかさを しらないまま 終わるなんていやだー
なかったら 諦めずにつくるんだー
さあ、Do it yourself!サーンセイトー♪
貴方が来ている服や洗剤諸々に使われている合成染料などは動物で毒性を調べています。大量の動物が死にます(1実験に最低50匹程度使う)
貴方が風邪をひいた時に使う医薬品には大量の動物を使って安全性を調べています(1医薬品あたり1000匹近い)。
毎日生きているだけで大量の動物の死の上に人間は生きています。一部動物愛護団体は動物実験を無しにしようとか言っていますが、現場にいる人間からすればお笑い種です。なら医薬品なんか使わなきゃいい。
頂かなければ捨てられるから。
安易に摂取しないというのは廃棄に手を貸しているに過ぎません。
さらにもう少しいいましょうか。
植物細胞の死にまで気を使って下さるなら、木造住宅はその植物細胞を切断したまま栄養も与えずに放置し、空気中のわずかな水分で細胞維持させ続けている拷問と受け取ってよいでしょう。
小さな命というなら菌もそうですね。手を洗えば大量の表皮ブドウ球菌が死にます
それは自分で命を奪った経験が少なかったり、死の現場に立ち会わないからです。
申し遅れましたが、私は医療系大学院博士2年の学生です。当然ですが動物実験も学部生時代から散々やってきましたし、ある医薬品の開発の土台になる実験をやってました。現在も菌及び動物を使った実験を続けていますし、学部は出てるので臨床現場にも携わっています。
はっきり言いますが、相談者さんのような考え方は命の本質を見ようとしない人間の甘えと自己憐憫と自己満足のカクテルです。
日々の生活で命を奪わないなんてことはできない。人間の生活は身近にあるだけでも1日数百数千という命の上に存在しているのです。
我々にできることは、できる限り無駄にしないこと。
ベジタリアンなんかは勘違いの頂点で、動物を殺さないという主義なら良い。
でも、ベジタリアンが栄養失調になって運ばれてきた使う医薬品は大量の動物の死の上に築かれたものなんですよ。彼らが栄養失調になるから用意しとかなきゃいけないなんて国もあるくらい。
自然着床した受精卵にヒトと同等の、あるいはそれに準じる人権を想定するのは、最も無理が無い解釈だろう。放っておけばいずれヒトに至るのだから。
この論理でやってるならもしこの判決が出るならアメリカの再生医療は中国に完全に置いていかれるね。
そして胎児や受精卵はDNAが違うので、女性の一部ではないし、女性の付属物でもない。他人の命を女性に無条件に与えていいのかと言う問題でもある
形式的には胎児は女性の体に寄生している別人格の付属物なので、女性がそれを引き剥がそうと自由じゃない?他人の血液を無条件に与えられながら生きてるのは胎児の方。生きたければ勝手に1人で生きたらいいのでは?それこそ父親が引き取って。
それってあくまで歯科を除く医療分野の話であって、歯科には話が当て嵌まらない気がする
歯科の場合は保険適用ではラバーダムやマイクロスコープすら扱ってくれない事が多く、
まともな治療を受けるためには保険外の自費診療がデフォルト。だから標準医療じゃ最低限の安かろう悪かろうな診療しか受けられない。
で、歯科を医療から除いて考えてるのが本来おかしいと思うんだよね。だって歯だって立派に身体の一部なのに。
なんで歯だけ別扱いなのかなあ。これって日本だけじゃなくて海外でも多くはそうらしいと聞いたが。
https://products.awi.co.jp/ja/medical/medical/regenerative-medicine/s093