はてなキーワード: 人生、宇宙、すべての答えとは
「増田くん。君は『人生、宇宙、すべての答え』を知っているかい?」
「なんだいそりゃ」
「ハハハ、そうか知らないか」
「そりゃそうだ。俺がそんなこと知るわけないだろう」
「いや結構。ところで増田くん、君はそういった分からない事があった時どうする?」
「え? うーんそうだなあ、ググるよ。Googleで検索して情報を探す」
「そうだ、その通り。さあ、さっきの『人生、宇宙、すべての答え』も検索してごらん」
「うん? いいけど、そんなの出てくるかなあ」
「うわっ! なんだこりゃ、42?」
「そう。Googleによれば『人生、宇宙、すべての答え = 42』だ。まあSF好きの中では有名な、ちょっとしたお遊びだけれどね。この他にも色々な機能があるんだよ」
「へえ……すごいなあgoogleは。まるで何でも知っているみたいだ。中に誰か入ってるんじゃないのか?」
「やあ、君は勘がいい。いいところに気がついたね」
「?」
「その通りだよ。Googleはね、生きているんだ」
「……何を言ってるんだ?」
「ほら、検索結果の画面の左上を見てごらん」
「何だい、いつも見ているよ。Google、って書いてあるぞ」
「そう、その『Google』の『oo』のところをじっと見てごらん……分かるかい? 向こうも君を見ているのが」
「えっ! …………何言ってるんだ、そんなわけないじゃないか。生きてるって? 馬鹿馬鹿しい」
「馬鹿馬鹿しくなんかないさ。Googleは生きている。だから日々、新しい情報を検索することができるんだ」
「そんな……からかうなよ、俺を」
「からかってなんかいないさ。なあ、生き物は何かしら食べたり、吸収したりして、それを糧に生きているだろう。Googleは何を糧に生きていると思う?」
「糧って、そんなものあるわけが」
「時間さ」
「時間……?」
「そう。今度はさっきの『Google』の下、右のほうを見てご覧」
「……『人生、宇宙、すべての答え の検索結果 約 53,600 件中 1 - 10 件目 (0.06 秒)』……?」
「そうだ。その『0.06 秒』が、Googleの糧にしている時間だ」
「どういう意味だ?」
「つまりGoogleは、君たちがこうして一度検索をするたびに、右端に表示されているだけの時間を君たちから奪っているわけだ」
「な、何だって!?」
「君は一回ググるたびに、少しずつ少しずつ、Googleに寿命を吸い取られているんだ」
「馬鹿言うな! ふざけるのも大概にしてくれ」
「増田くん、君は今までに何回ググった?」
「そんな……そんなこと、分かるわけないだろう! もう数え切れないほどの回数だよ」
「君の寿命はあとどれくらい残っているだろうね?」
「し、知るか! 知らないよそんなの!」
「そうか、じゃあGoogleに聞いてみよう」
「……何だって…………?」
「分からない事があれば、Googleに聞けばいい。そう言ったのは君だろう」
「そ、そんなこと……Googleにだって分かるわけ……」
「やめろ、やめてくれ! う、うわああああああああああッ!!」