はてなキーワード: レジストリとは
ブログやIT技術者向けSNS等は利用しておらず、はてブやTwitterでやるにはやや長いので、増田に投稿
Windows 10 (22H2 19045.4170) 上のEdgeを、数十のタブを開いたまま新バージョン (123.0.2420.53) に更新したらハングアップしたため、タスクマネージャーで強制終了させた
その後Edgeを起動させようとすると、更新時に閉じたセッションを復帰させる段階で強制終了するようになり、使用不能になった
Edgeに導入していた拡張機能には、Session Budy (4.0.2。GoogleのManifest V3に対応するため、最近大規模改修を実施(1。増田の最終節の同番号を参照。以下同)) やuBlock Origin (1.56.0。新規のマイフィルターを多数追加中だった) 等があった
「Edgeが起動しない」と直截な語句で検索していくつかの解説ページにたどり着いた
いくつかの解決策(2・3)を実行したところ、有効ではなかったが次の知見が得られた
数日程度では修復できないだろうと判断し、別のChromiumブラウザを使いつつ、片手間で修復方法を調べることにした
Windowsの設定画面等にあるリンクが有効になるよう、デフォルトのwebブラウザをEdgeから変更した
パスワードは別ツールで管理してたため無くてもそんなに困らなかったが、uBlockの設定とSession Budyで雑に保存してた閲覧履歴は必要だったので、Chrome拡張の復旧作業をした
"Default\Local Extension Settings"以下のフォルダと、念のために"Default\IndexedDB""Default\Local Storage\leveldb"の中身を移植(8)して作業完了
アイテムの履歴データ破損が問題の原因ではと考えてその修復や初期化方法を検索したが、これは徒労に終わった(ただし、このアプローチが完全に無効だとは言い切れない。参考ページ5は、復旧作業完了後に見つけた情報で、今回の問題に活用できずに終わった)
「コントロールパネル→システムとセキュリティ→セキュリティとメンテナンス→信頼性履歴の表示→問題レポートをすべて表示」で確認できた、Edgeの問題の要約やイベント名等で検索したところ、再インストールを勧めるページが数点引っかかった
既に何日も経ちWindowsの再インストールかユーザーアカウントの作り直しをしようかと考えかけていたが、もう少し努力してみることにした
Edgeを (アプリファイルを手動で削除したりするのではなく) なるべく安全にアンインストールすれば、正常に再インストールできるのではと考え、検索結果通り(11・12)に作業してみた
それでも「アプリ」のアンインストールメニューは無効なままで操作できなかったが、他に事例が無いか、"IntegratedServicesRegionPolicySet.json"等の関連語句で再検索した
コマンドラインでアンインストールを試みた事例(13)が見つかり、実行したらEdgeが削除された (ただし、コマンドプロンプトでもポップアップウィンドウでも実行結果の表示がされなかった)
そして参考ページ4のインストーラを実行し、念のために修復とOSの再起動をかけ、Edgeの起動を確認した
Microsoftアカウントにログインしていたため、パスワードは簡単に復旧できた
拡張機能は全て死んでいたが、仮に使っていたChromiumブラウザからコピペしたりエクスポートしたりして終了
利用していた拡張が少なかったので、プロファイルフォルダの内容の移植よりもその方が簡単だった
1. SESSION BUDDY V3 END OF LIFE | Google グループ
https://groups.google.com/g/sessionbuddy-discuss/c/HQPcLOq3-Ik
2. Microsoft Edgeが直ぐ閉じてしまう。 | Microsoft コミュニティ
https://answers.microsoft.com/ja-jp/microsoftedge/forum/all/microsoft/c414d2f9-b685-471c-8e78-2054c2e26c6c
3. ある日突然「Microsoft Edge」が開かなくなった、さあどうしましょう:山市良のうぃんどうず日記(224) | @IT
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2202/02/news009.html
https://www.microsoft.com/ja-jp/edge/download?form=MA13FJ
5. Windows10の「タスクバーにピン留めしているアプリ」の、「最近使ったもの」と「固定済み(いつも表示)」の設定ファイルとレジストリはここにある #Windows10 | Qiita
https://qiita.com/RyoIchimura/items/7e33980358f07e57a715
6. msconfig(システム構成)で解除してよいのは?使用場面と起動方法 | ドスパラ通販【公式】
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_pc_msconfig.html
7. Windows Hello の概要とセットアップ | Microsoft サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-hello-%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%E3%81%A8%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97-dae28983-8242-bb2a-d3d1-87c9d265a5f0
8. chrome.storageの実体の場所 #Chrome | Qiita
https://qiita.com/k7a/items/cf644471d34d31f398e9
9. 第2回 グループ・ポリシーとは何か:グループ・ポリシーのしくみ(3/5 ページ) | @IT
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/0602/23/news119_3.html
10. Microsoft Edge ブラウザー ポリシーに関するドキュメント | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/deployedge/microsoft-edge-policies
11. Windows 11/10からMicrosoft Edgeをアンインストールするシンプルな方法が見つかる | ソフトアンテナ
https://softantenna.com/blog/windows-11-10-uninstall-edge/
12. Releases · thebookisclosed/ViVe | GitHub
https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases
インストールした7-zipをアンインスト&再インストールせずそのまま手動で移動させたことで、dllファイルが読み込みなくなっていた模様。
これは、
https://ameblo.jp/eruna-captor/entry-12384271374.html
これが使う、
が、新しい必要があることがわかりました。
と
axrar.spiをあきらめてax7z_s.spiを使おうとしてax7z_s.txtの解説
ax7z_s.spi 単独では動作しません。他に 7-zip 4.57 以降に含まれる 7z.dll が
※ 7-zip 4.62, 4.65, 9.20, 9.22 の 7z.dll でも動作しているようです。
・レジストリ HKCR\Software\7-zip\Path (文字列)に設定されたフォルダ
・レジストリ HKLM\Software\7-zip\Path (文字列)に設定されたフォルダ
rarを読み込まなくなったソフトのPluginフォルダにはax7z_s.spiのために7z.dllを設置していたのですが、axrar.spiとは一階層ずれていたのでこれも読めず、レジストリ先も見つからない、という状態だったかもしれませn。
axrarのreadme.txtには7z.dllに依存するなど動作条件が記載されているわけでもないので憶測ですが、おそらくそういうことでしょう。rarを扱える(7z.dllが使える)環境でaxrarを使うはずなので明記するまでもないということかもしれません。
https://w.atwiki.jp/comicview/
ax7z.spi for 7-zip 4.57+ s (s_y4b5 15/01/08) ※ZIP, RAR, LZH, 7z等。要7z.dll。Hamana非対応
ax7z.spi for 7-zip 4.57+ (y3b6 15/01/08) ※ZIP, RAR, LZH, 7z等。要7z.dll。
購入して10年以上。放置も多いが稼働時間7万越えのHDDがSMARTにおエラーをお出しになられた
不定期バックアップを取ったらファイルがひとつコピー失敗してて手動コピーしようとしたらOSからもBIOSからも認識しなくなってやばたん
何度か再起動したら警告つきで認識してくれてあわててamazonでHDD購入
初めて買ったHDDでseagateなんだよね。それ以降はWD買ってたんだけど、ここまで動いて突然死もしないなら安いseagateでいいかと直系子孫的にseagateにした
バックアップからエクスプローラーでコピーしてディレクトリ構造を同じにしてドライブ番号を入れ替えたら完了かね
今回死んだHDDにはプロファイルも入っててCは生きてるのにログインできなくなったんだよね
セーフモードにすれば新規にユーザー追加できたそうだけど、事前に念のため普段使うユーザーとは別に緊急用のadminユーザーをCにも作ってて助かった
だけど普段使わないそのユーザーの名前とパスは認識しないHDDに入ってるから記憶と勘でハッキングしなきゃいけなくてなんとか突破できてドキドキもんだった
あと一度死んだプロファイルはレジストリ弄らないと再ログインできないし面倒ね
当時はこしゃくにもパーティーションを分けててまああんまり利点を感じなかったから撤廃するつもり
テンポラリと保存先が別々で同一HDDなのにまたいで移動とかしてたしここらへんスッキリするといいね
2Tをちょくちょくやりくりしつつ古い未使用ファイルも沢山ありますね
ファイルはごっそり移行するけど余裕が1Tほどできるので気が楽になりますね
10年前とくらべてHDDの値段は容量低め(2T~)で同額から微増、そっから468Tと盛るための金額のがお安くなった感じでしょうか
SSDもこなれた今、もっと安く手に入るかと思ったので残念でした
増やすより安く欲しい…
その代わり同期の同じく稼動10年越え電源のファンがずっとキュルキュル言ってます
こいつもそのうち買い替えしなきゃなぁ
と言いつつ死ぬまで使うんだろうね
自由度の低いスマホとくにiPhoneとかアプリストアに掲載されてるものの範囲で弄ろうとすると陳腐なアプリしかないだろ
だから情強が普段向き合うコンピュータはスマホじゃなくPCなんだよ
スマホでもroot取ったりすればシステム深部まで弄れる範囲が増えるから遮断系のアプリ(ストア外から入れるやつ)も使い勝手が向上しやすくなる
とはいえブラウザ上の広告除去だけでいいなら実はPCもスマホも大差ない
PCならuBlock Origin拡張とあと必要に応じてAAK系入れる程度、スマホならブロック内蔵されたFirefoxあたりのブラウザ使うだけで十分なんでね
だがスマホは個別のアプリ内にまで頻繁に広告が侵食してくる銭ゲバ文化になってるからそこまで排除しようとすると自由度の低さが仇となるわけよ
PCでも広告バナー入れてくるアプリ自体は昔からなかったわけじゃないが(ダウンローダー系のソフトとかあとIM系は多かった程度か)全体的には希少種で
広告ついててもググればバイナリのここ弄れば除去できますとかレジストリや設定のここ弄れば消えますとか抜け道が発見されてることも多いくらいに当然消そうとする人も多かった
自分のコンピュータ上のものは自分がすべて管理できるのが当たり前って発想がPCユーザーにはあるが自由度の低い大衆向けコンピュータであるスマホのユーザーにはないからうんぬん
なるべく手持ちのPC(以下、ホストPC)の環境をレジストリとか環境変数とかで汚したり悩まないよう
Windows10 ProとWSL2とVSCodeとDockerでやる感じかな
UnityとかVisual StudioとかintellijとかAndroid Studioを使う場合はどうしようもないので諦める。
Android開発はVSCodeでビルドはコマンドラインでとかはできそうだけど。
あとはUSBなどでシリアル接続する必要のあるarduinoとかもちょっと難しいかもしれない
これが基本的なところだけど、WSL2をホストPCに入れるので若干汚れるのとWSL2上のlinuxも同じく汚れるところ
Hyper-VでWindowsの仮想マシンを作ってそのうえでWSL2を動かすのが一番汚れずクリーンに使えそう
ただRyzenとWindows10の組み合わせだと、Hyper-Vの入れ子ができないので仮想マシン上のWSL2は動かないらしい。
Windows11だとできる
手元じゃないのでクリーンに使えるが、ビルドなどはリモートのスペックに依存
そこをよしとすれば楽そう
教えてください。
もしくはコマンド打ってCtrl+CでExcelにコピペして比較、もいっかいPowershellでレジストリ抽出して~と実装せず手作業でやるってことでしょうか?
んなめんどくさいことはしたくなくて、ダウンロードしてきてZip解凍するなりインストールするなりで利用できることを想定してます。
レジストリの抽出だけならあるかも&テキストの差分比較(Diff)ならあります。
それぞれを一緒にやろうとすると厳しそう。
自分ならPowerShellでタイムスタンプつきで抽出して、それをDiffしますかね~。
DIffで思い出したけどPowershellにもDiffありましたね。Excelいらないや。
Linuxでも似たようなことはできるかと。
タイトルにある通り、”ツール”が欲しいんですね。えぇ、タイトルの通り。
プログラム作るなり、スクリプト組むなりすれば実現できる、ということは認識してます。これは”実装”ですよね。
もしくはコマンド打ってCtrl+CでExcelにコピペして比較、もいっかいPowershellでレジストリ抽出して~と実装せず手作業でやるってことでしょうか?
んなめんどくさいことはしたくなくて、ダウンロードしてきてZip解凍するなりインストールするなりで利用できることを想定してます。
CUIではなくGUIで、ボタンポチポチでレジストリの変化を絞り込めるツールです。
メモリエディタはそういった機能があるので、使っていただけると理解しやすいかと。
もしPowershellとかExcelの(ワンライナーですらない)1コマンド(コマンドレット?)でできるならとてもありがたいですが、
そんな機能は私は存じ上げません。
もしあるのであれば教えてほしいです。
タイトルにある通り、”ツール”が欲しいんですね。えぇ、タイトルの通り。
プログラム作るなり、スクリプト組むなりすれば実現できる、ということは認識してます。これは”実装”ですよね。
もしくはコマンド打ってCtrl+CでExcelにコピペして比較、もいっかいPowershellでレジストリ抽出して~と実装せず手作業でやるってことでしょうか?
んなめんどくさいことはしたくなくて、ダウンロードしてきてZip解凍するなりインストールするなりで利用できることを想定してます。
CUIではなくGUIで、ボタンポチポチでレジストリの変化を絞り込めるツールです。
メモリエディタはそういった機能があるので、使っていただけると理解しやすいかと。
もしPowershellとかExcelの(ワンライナーですらない)1コマンド(コマンドレット?)でできるならとてもありがたいですが、
そんな機能は私は存じ上げません。
もしあるのであれば教えてほしいです。
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この本は5章まであるが、4章と5章はハンズオンであるため、文字としてまとめるのは1から3章に留める。
1章
【コンテナとは】
他のプロセスとは隔離された状態でOS上にソフトウェアを実行する技術
コンテナにはアプリの稼働に必要となるランタイムやライブラリを1つのパッケージとして全て含めることができる。そうすることでアプリの依存関係をすべてコンテナ内で完結できる。
全ての依存関係がコンテナ内で完結するため、オンプレでもクラウドでも起動する。
ステージング環境でテスト済みのコンテナイメージをプロダクション環境向けに再利用することで、ライブラリ差異による環境ごとのテストに必要な工数を削減できる。
サーバー仮想化では、仮想マシンレベルでリソースを分離し、ゲストOS上でアプリが起動する。つまり、アプリだけでなく、ゲストOSを動かすためのコンピューティングリソースが必要。
一方コンテナは、プロセスレベルで分離されてアプリが稼働する。OSから見ると単に1つのプロセスが稼働している扱いになる。
【Dockerとは】
アプリをコンテナイメージとしてビルドしたり、イメージの取得や保存、コンテナの起動をシンプルに行える。
イメージ(アプリケーションと依存関係がパッケージングされる。アプリ、ライブラリ、OS)
レジストリに保存
【Dockerfileとは】
このファイルにコマンドを記述することで、アプリに必要なライブラリをインストールしたり、コンテナ上に環境変数を指定したりする。
1章まとめ、感想
コンテナの登場により、本番・開発環境ごとに1からサーバーを立ててコマンドや設定ファイルを正確に行い、環境差異によるエラーをつぶしていき...というこれまでの数々の労力を減らすことができるようになった。
2章
ECSとEKSがある。
オーケストレーションサービスであり、コンテナの実行環境ではない。
ECSの月間稼働率は99.99%であることがSLA として保証。
デプロイするコンテナイメージ、タスクとコンテナに割り当てるリソースやIAMロール、Cloud Watch Logsの出力先などを指定する。
指定した数だけタスクを維持するスケジューラーで、オーケストレータのコア機能にあたる要素。サービス作成時は起動するタスクの数や関連づけるロードバランサーやタスクを実行するネットワークを指定。
2種類ありECSとFargateがある。 Fargateに絞って書く
Fargateとは
コンテナ向けであるためEC2のように単体では使用できず、ECSかEKSで利用する
サーバーのスケーリング、パッチ適用、保護、管理にまつわる運用上のオーバーヘッドが発生しない。これにより、アプリ開発に専念できるようになる
・コンテナごとにENIがアタッチされるため、コンテナごとにIPが振られるため起動に若干時間がかかる
ECR
・App Runner
利用者がコードをアップロードするだけでコードを実行できるサービス。AWS側で基盤となるコンピューティングリソースを構築してくれるフルマネージドサービス。
App Runner
2021年5月にGA(一般公開)となったサービス。プロダクションレベルでスケール可能なwebアプリを素早く展開するためのマネージドサービス。Githubと連携してソースコードをApp Runnerでビルドとデプロイができるだけでなく、ECRのビルド済みコンテナイメージも即座にデプロイできる。
ECSとFargateの場合、ネットワークやロードバランシング、CI/CDの設定などインフラレイヤに関わる必要があり、ある程度のインフラ知識は必要になる。App Runnerはそれらインフラ周りをすべてひっくるめてブラックボックス化し、マネージドにしていることが特徴である。
ECS Fargateを利用した場合のコスト、拡張性、信頼性、エンジニアリング観点
【コスト】
EC2より料金は割高。ただし、年々料金は下がってきている。
【拡張性】
デプロイの速度 遅め
理由1 コンテナごとにENIが割り当てられるため。ENIの生成に時間がかかる
理由2. イメージキャッシュができないため。コンテナ起動時にコンテナイメージを取得する必要がある。
タスクに割り当てられるエフェメラルストレージは200GB。容量は拡張不可。ただし永続ストレージの容量が必要な場合はEFSボリュームを使う手もある。
割り当て可能リソースは4vCPUと30GB。機械学習に用いるノードのような大容量メモリを要求するホストとしては不向き
【信頼性】
Fargateへのsshログインは不可。Fargate上で起動するコンテナにsshdを立ててsshログインする方法もあるが、セキュアなコンテナ環境にsshの口を開けるのはリスキーである。他にSSMのセッションマネージャーを用いてログインする方法もあるが、データプレーンがEC2の時に比べると手間がかかる。
しかし、2021年3月にAmazon ECS Execが発表され、コンテナに対して対話型のシェルや1つのコマンドが実行可能となった。
Fargateの登場からしばらく経過し、有識者や経験者は増え、確保しやすい。
多数のユーザーに使ってもらう
CI/CDパイプラインを形成し、アプリリリースに対するアジリティを高める
各レイヤで適切なセキュリティ対策(不正アクセス対策、認証データの適切な管理、ログ保存、踏み台経由の内部アクセス)を施したい
2章まとめ、感想
AWSが提供するコンテナサービスにはいくつかあり、なかでもFargateというフルマネージドなデータプレーンがよく使われている。ホスト管理が不要でインフラ関連の工数を削減できる一方、EC2より料金が高く、起動に若干時間がかかるのが難点である。
3章
この章では運用設計、ロギング設計、セキュリティ設計、信頼性設計、パフォーマンス設計、コスト最適化設計について述べている。
Fargate利用時のシステム状態を把握するためのモニタリングやオブザーバビリティに関する設計、不具合修正やデプロイリスク軽減のためのCI/CD設計が必要である。
モニタリングとは
システム内で定めた状態を確認し続けることであり、その目的はシステムの可用性を維持するために問題発生に気づくこと
オブザーバビリティとは
オブザーバビリティの獲得によって、原因特定や対策の検討が迅速に行えるようになる
・cloud watch logs
・Firelens
AWS以外のサービスやAWS外のSaaSと連携することも可能
Firehoseを経由してS3やRed shift やOpenSearch Serviceにログを転送できる
fluent bitを利用する場合、AWSが公式に提供しているコンテナイメージを使用できる
- ソフトウェアやライブラリの脆弱性は日々更新されており、作ってから時間が経ったイメージは脆弱性を含んでいる危険がある。
- 方法
脆弱性の有無はECRによる脆弱性スキャン、OSSのtrivyによる脆弱性スキャン
継続的かつ自動的にコンテナイメージをスキャンする必要があるため、CI/CDに組み込む必要がある。しかし頻繁にリリースが行われないアプリの場合、CICDパイプラインが実行されず、同時にスキャンもなされないということになるため、定期的に行うスキャンも必要になる。
cloud watch Eventsから定期的にLambdaを実行してECRスキャンを行わせる(スキャン自体は1日1回のみ可能)
Fargateの場合、サービス内部のスケジューラが自動でマルチAZ構成を取るため、こちらで何かする必要はない。
・障害時切り離しと復旧
ECSはcloud watchと組み合わせることでタスク障害やアプリのエラーを検知できるうえに、用意されてるメトリクスをcloud watchアラームと結びつけて通知を自動化できる
ALBと結びつけることで、障害が発生したタスクを自動で切り離す
AWS内部のハードウェア障害や、セキュリティ脆弱性があるプラットフォームだと判断された場合、ECSは新しいタスクに置き換えようとするその状態のこと。
Fargateの場合、アプリはSIGTERM発行に対して適切に対処できる設定にしておかなくてはならない。そうしておかないとSIGKILLで強制終了されてしまう。データ不整合などが生じて危険。
ALBのリスナールールを変更し、コンテンツよりもSorryページの優先度を上げることで対処可能
自動でクォータは引き上がらない
cloud watch メトリクスなどで監視する必要がある。
パフォーマンス設計で求められることは、ビジネスで求められるシステムの需要を満たしつつも、技術領域の進歩や環境の変化に対応可能なアーキテクチャを目指すこと
利用者数やワークロードの特性を見極めつつ、性能目標から必要なリソース量を仮決めする
FargateはAutoscalingの利用が可能で、ステップスケーリングポリシーとターゲット追跡スケーリングポリシーがある。どちらのポリシー戦略をとるかを事前に決める
既存のワークロードを模倣したベンチマークや負荷テストを実施してパフォーマンス要件を満たすかどうかを確認する
・スケールアウト
サーバーの台数を増やすことでシステム全体のコンピューティングリソースを増やそうとする概念。可用性と耐障害性が上がる。既存のタスクを停止する必要は原則ない。
スケールアウト時の注意
・Fargate上のECSタスク数の上限はデフォルトでリージョンあたり1000までであること。
ECSタスクごとにENIが割り当てられ、タスク数が増えるごとにサブネット内の割当可能なIPアドレスが消費されていく
Application Autoscaling
Cloud Watchアラームで定めたメトリクスの閾値に従ってスケールアウトやスケールインを行う
CPU使用率が60~80%ならECSタスク数を10%増加し、80%以上なら30%増加する、という任意のステップに従ってタスク数を増減させる