「メロドラマ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: メロドラマとは

2023-12-29

anond:20231229021641

からもう思い切りメロドラマにしてやろうと二次創作が手をだしたら先生すねちゃったんだよね

2023-11-29

そんなメロドラマみたいな都合のいい嘘を信じるっておかしいよ

あたおか

2023-11-15

映画好きだけど怖いの嫌だからホラーは頑なに避けてきた。でもインターネットミーハーから話題性に屈してヘレディタリーとか呪詛を観た。超怖かった。

ママスパイダーマンしてるシーンとかがギャグだとか言ってる人おるけど怖えよ普通に。ヒネてるのかホラー耐性がつき過ぎてんのか知らんけど。

ミッドサマー純愛映画だとかセラピー映画だとか言うノリもあったけど、あれもすみっコぐらしはFateだみたいな誇張こじつけノリに近いものを感じて寒いなあって思った。まあどれほど本気かは知らんけどアリアスター自身もそういうコメントはしてたらしいし、その手の視点的外れという事もないんだろうけど。

とにかく初手で異常に怖いやつを観てハードルが壊れたんじゃね?と思って今まで避けてきたホラーの名作も着手してみようと思った。まずはエクソシストとかエルム街辺りから

全然怖くはなかった。観たあとでも全然一人でトイレ行ける。ストーリー上の怖さは屁でもない。もはやミーム化してしまっているという所もあるかもしれない。チェンソーマン悪魔が親しまれると弱体化するみたいなのもそういう事なんかなって思った。

でもスプラッターというかゴア描写?はやっぱり苦手。耐性がつかない。その点ヘルレイザーは怖いと言えた気がする。メロドラマはかったるいけど、おじさんが受肉するシーンとか光るものがあって普通にかっこいいなとも思った。

銃でパンパン撃たれたりザクッと斬られたりするのは別になんでもないんだけど、引き裂かれたり擦り下ろされたりする所をねっとり映されると直視できない。死刑に至る病の冒頭のアレも観てらんなかった。

エブエブの紙をシュッてやるのとかアウトレイジ拷問とかは、苦手なんだけど怖いともまたちょっと違う気がする。身近な痛みを想起させられて手に力が入らなくなってくなような感じ。

ボコスコ殴られてるのは特に何も感じない。スタント感を感じてしまうのかもしれない。マトリックスで殴られた壁や柱が発泡スチロールみたいに粉々になるのを観て、すごいパンチだなと思うよりはヤワなセットなんだなと思ってしまうような、そんな感じ。

ホラーに限らず決定的な外傷というか不可逆的な欠損を負うのも苦手なんだけど、それはなんというかストーリー的な嫌さであって怖さとはまた別口な感じがする。キャラクターに対する部分的喪失感とでも言うような。

映画は避けてたけど、おれはホラー不条理ものであって欲しかった。モヤッとはするんだけど、伏線が散りばめられたような理詰めの怖さってなんか陳腐な感じがするからアリアスター作品呪詛を観てその考えは少し変わったんだけど、この間ヒッチコックの鳥を観て徹底した謎ってやっぱりいいよなって思った。理解した瞬間の怖さってなんか大喜利とかの親戚辺りにいる様な感じがするし、理解できないが故の恐怖の方がなんか世界不思議に期待出来るような感じがする。

2023-09-25

クラスナルト流行ってた頃、おれは家庭内チャンネル選択権が無くてウチにあった白土三平忍者漫画を読んでた。

武士はおおよそ搾取者のカス集団だし、忍者はその犬なんだなって思った。今でも割と思ってる。

戦国時代はよくフィクションの題材になってる。おれはその手のやつはほとんど見ないけど、大河ドラマとかじゃ内戦状態をまとめ上げる義務感とか、海の外からの対外侵略への憂慮とか、上に立つ者の苦悩とか、政治劇とか、時代を問わぬ普遍的メロドラマとか、取り沙汰されるテーマはそういう感じだと思う。

そういう世の中を引っ張っていくようなカッコイイ一面だってあったのかもしれないし、エンタメとして別に全然それで良いと思う。今の価値観過去断罪するのは云々みたいな話もまあそうかなって思う。

それはそれとして、武士道だのなんだの言ってるけど結局封建社会に胡座をかいてる人殺し集団として描かれる作品ももっとあっていいと思う。

別に日本に限った話じゃないけど、今も労働者が大多数であるように中世だって大半が農民だったのだろうし。いわゆるニホンブンカ的なもの武士や町民から発するものが多かったかもしれないけど、人口比で言えばそういう人らって一握りだったんだろうし。

おれの目に入らないだけでそういう作品も沢山あるのかもしれんけど。

前に見た『いちげき』とかはちょっとそれっぽかったかもしれない。今度やるたけしの『首』もそんな感じらしいので楽しみ。

庶民フォーカスするかどうかは知らんけど、刀に物言わせた支配者として描かれる武士戦国時代アウトレイジ。美化される事のない武士の乾いた暴力を早く見たいぜ。

2023-07-16

韓国ドラマ女性向けポルノ

韓国ドラマ以下Kドラは、もうそうだと思わせるくらい女の性欲をぶっ刺しにきている。

全部ではないが、こんな話は多い。

昔の韓流メロドラマと違うのは、恋愛要素に加えて、女性社会的に自立したいという欲求も叶えるという点にある。

これがポルノだと言うのは、ドラマの前提となる設定が余りにも女性側に都合良くできているかである主人公女性は男社会でやっていけるくらいの能力を持ちながら、オンナを使えるくらいには美人設定で、言うなれば才色兼備

また、オンナの使い方も枕営業といった下品なことはしない。あくまで女を盾にして、男なら殴られるから言えないようなことを平気な顔で言い放ったり、好意を向けてくる男をうまく利用したり、といった狡猾な使い方である

一方、彼女相手をするイケメンの類は男児のような幼い顔で、大人しく、ツルツルした女性のような顔立ちである。男の暴力性は無害化され、男のわがまま男児駄々こねに見えるくらい可愛く描写される。

少年漫画王道アニメでは、仲間のために強くなれる男をヒロインが好きになるという共同体構造が必ずある。しかし、Kドラは、この共同体概念希薄させ、私とあなた物語の周縁程度にとどめる。そして、最終的には私が気持ち良くなるようにあなたとその周りを改変させていく。この過度な私中心のストーリー展開はポルノ的と指摘せざるを得ない。

しかし、Kドラは女性エンパワーメントしているとフェミニスト界隈ではむしろ称賛されている。能力を活かして仕事バリバリなす筋書きなら理解できる。しかし、オンナを逆手にとって、都合よく愚かに設定した男性社会のし上がり、一番魅力的な男を自分だけのものにする過程を描くことはエンパワーメントではなく、単なるエンターテイメントである

同時に、過度に弱体化した男性相手性的な優位性を取って支配下に置くことはもはやレイプ演出と呼べるのではないだろうか。

別にポルノ自体は悪くないし、存在否定するつもりはない。

しかし、ポルノポルノだと見抜けないまま大人になると痛い目に遭うのだ。充分に成熟しないとポルノを閲覧してはいけないのはそのためである。これは今まで男の専売特許だと言われてきたが、女にも言える時代が来たのだと思う。女性風俗産業になる時代なのだ

Kドラに感化されるのはいものの、現実はそこまで都合良くできていない。実際、美人能力者ではない女性は取り残されるという、ドラマ設定の裏の脅迫に対して多くの弱者女性たちは無力だ。だからこそ彼女たちは美容整形に走ったり、摂食障害になってしまったり、姫扱いしてくれるホストクラブにハマってしまったり、OD依存したりといった逃避・自傷行為に出るようになったのではないか

また、現実にはドラマほど愚かな男性は中々おらず、ドラマで見るような鉄槌を下す機会などほとんどない。煮え切らない思いをぶつけるために、一部フェミニストが敵の定義を不必要に押し広げた結果、フェミニズム運動女性にすら支持されないくら過激化してしまった。

韓国の異常すぎる整形文化、”韓国フェミニズム”と呼ばれるに至った特殊フェミニズム憎悪しか形容できない激烈な男女間対立と、極度に低下した出生率は、Kドラをはじめとする女性ポルノの悪影響と言えるのではないか。もちろん、依然として残り続ける儒教社会の悪習や、周辺国相手に全く役に立たない弱腰軍隊(や徴兵制)及び政治家への辟易など、男性糾弾する土壌が先にあって、その欲求に応えるようにKドラが発展し、その価値観を強化して捻じ曲げたとの見方もできる。

日本でも、トーキッズ歌舞伎町界隈、港区女子過激フェミニズムといった女性が登場する世相の乱れが目立ってきたのは、女性ポルノの無制限蔓延をその要因の一つに挙げても良いのではないだろうか。

ポルノ社会の風紀を乱す。だからこそ男性向けポルノ文化的に暗がりに追いやられ、法的にも規制されており、表立って語られるとき冗談嘲笑対象にすることで現実との距離感を保っている。

それなのに、Kドラに見られるような女性ポルノ忌避されるどころか、政治的妥当で、多様性準拠で、年齢制限も緩くて良いものとみなされている。今もなお、エンタメ界のど真ん中を、スポットライトを浴びながら威風堂々闊歩しているのだ。

これはいかがなものか。

ポルノを嗜む主体性女性が得たことは歓迎するべきことであるしかし、主体性に伴う責任と枷のようなものが、男性側には文化・慣習の中で課せられている一方で、女性はそのような社会装置を壊すことが近代であったがために、際限のない自由に放たれてしまたことは問題視したい。

自由を阻むもの自分だけである。だから自由は弱き者にとっては呪いしかない。フェミニズム弱者女性を救うことができないまま、自由だが不安定空虚だけを残したのだ。

そんな空虚を埋めるために、男性向けポルノのような規制を受けない女性向けポルノが広まるのは当たり前のことだった。その女性向けポルノが、Kドラこと最近韓国ドラマなのである

2023-07-07

どれの話題か明言しないけど、人間ってイケイ状態になるとマジ出入り業者とか冷遇して憚らなくなるみたいなんだよね

役割を演じているうちに、人格役割に乗っ取られてしまうんじゃないかと思った

そんな中で心を痛めながら正気を保ってる人もいて立派だなあと感じるということがむかしありました

人間ってどうして演じちゃうんだろう

ロールモデルとか

こうするとかっこよく見えるとか

たとえば親の役目を演じることで本当に親になっていくのかもしれない

ただ、自分は忙しいから些事に関わっていられないよ、買い出しみたいな雑用は誰かに任せちゃうよ、みたいな人格を演じているとヤバくなりがち

これは最初の話と違う話題だけど、誰かがメロドラマ登場人物になりきって暮らしていたら周囲は疲れちゃうよね

本人は気持ちいかもしれないけど、目上の人がスリッパで頭を叩かないといけない

百田先生とかハックル先生は崇高な目的でやってるつもりだから便所サンダルで叩かないといけない

大変だ

2023-06-22

ジャニーズの性加害。だが、情熱はある。

映像を学んでいた学生時代トレーニングとしてTV演出映像テクニック真剣に見るということをやっていた。

試しにみんなも3分だけでもやってみたら良い。

映像を作る技術や手間の多さに気づいて、誰しもが頭がおかしくなる筈だ。

  

大学を出てからは、TVを観るときは必ず突っ込むようにしている。

昔、小学校同窓会で、「私、家に居るときTVに向かって話しかけているの」ってヤベー奴発言をしていた女子が居たけど、彼女は正解だったと思う。

多くのTV番組なんて、子供言葉所作を学んだり、老人がボケ予防のために観るものだと見下した方がいい。

つの間にかステレオタイプに毒されて、面白くない奴がダウンタウン思想に染まるように、TVから流れる空気が正解だと盲信するようになる。

  

「アンタと観ていると気分が悪くなる」

金を出し合ってTVを買った義母からは、よくこう言われる。

TV鵜呑みにすると頭が悪くなりますよ」

こうやってTV縄張り争いが続いている。

  

そして最近毎日YouTubeを見て過ごしている。

YouTubeにはTVのような高度な演出技術存在していない。

浅ましい人間が浅ましい映像を観る、言わば対等な関係だ。

  

最近、そんなYouTubeショート映像に「だが、情熱はある」というドラマ宣伝が頻繁に流れるようになって来た。

こういうマーケティングだな、というのは勿論、MCバトル動画を見ている人に紐づけているのかな?と考えた。

オードリー南海キャンディーズブレイクするきっかけとなったM-1は当然リアルタイムで観ていた。

爆笑オンエアバトル出演から存在を知っていた2組の異色漫才コンビが、今や芸能界で超売れっ子になっているのは世も末だなと思っていた。

この「世も末だな」という言葉は、僕自身の世が末になっているという意味だ。

そんな2組の喋り口調や漫才ネタ役者達が忠実に再現している所が興味深かった。

でも、オードリー南海キャンディーズを支持するのは自分負け組であると認めて傷を舐め合うような情けないような気がしていたので、「オードリー良いよね」「南海キャンディーズ良いよね」なんて言う人とは近づきたくないと思っていた。

そう、世も末だということを認めたくなかったのだ。

  

で、このドラマキャスティングを調べてみた所、主演の二人は現役のジャニーズアイドルだったことを知る。

ジャニーズは嫌いだ。数多の実写化作品を強引なキャスティングで潰して来た恨みがある。

それにつけて、ジャニー喜多川の性加害問題都市伝説から公然事実となった。

でも、このドラマはなんか気になる。

すると今度は、YouTubeで「オードリーオールナイトニッポン」の音源おすすめに上がって来た。

休日ドライブした時に、この音源を流してみた。

オードリー春日プロポーズ直前の浮気フライデーされた回だった。

YouTubeWikipediaオードリーの背景を知ってしまったので、機会があれば「だが、情熱はある」を観てみようと思った。

  

何も予定の無い平日2連休。全話観れるhuluが2週間無料らしく、一気観をした。

ナレーションによって淡々ドラマが展開されるドラマ構成

20年前は邪道だと否定されてたけど、現代においてナレーションによる場面展開は正当な技法として認められている。

ドラマを見ながら、ネット検索をしてドラマ再現性に感心した。

YouTubeショートではしずちゃん役の背の低さに難色があったものの、ドラマを視聴するにつれてあまり気にならなくなっていた。

脚光を浴びたM-1舞台でのネタを劇中で全編放送していることによって、視聴者カタルシスを感じることが出来ていた。

役者演技力と、メロドラマに走らない制作側の真摯さによって成立していると思った。

作品に罪はない」

僕もそう思う。芸能人なんてヤクザ水商売だ。

例えジャニーズが気に入らないとしても、ジャニー喜多川が死んで影響力が無くなった今、ジャニーズ事務所が強引なキャスティングをする事は難しくなった。

日本はようやく作品クオリティだけで評価される時代が来たのかも知れない。世も末である

  

けど、若林山里の「たりないふたり」ってユニットは正直、面白く無い気がする。Twitter大好物ロックお笑いが好きなサブカル俗物たちに支持されてるだけに過ぎない印象だ。

最終回リアルタイムで観ようと思うけど、きっと最後微妙な感じで終わるんだろうな。

2023-06-17

広末って絶対に親との関係うまく築けてなかったんだろうなぁ…手紙の内容が完全に病んでる…っていうか何時までメロドラマヒロインのつもり

彼女にとってあれは自傷行為なんだと、私もそう思うわ。

若いからあん業界にいて、モテはやされても、

中身はきっと高校生のままで、

ずっとずっと自分評価が低いままあそこまで来てしまったんだろな。

2023-05-08

anond:20230508220711

愛するというのは、分け与えるということ。端的に言うと、腹減ってるときパンひとつ持ってたら、それを半分こしたいと思うのが愛であり愛情。これは一般的感情ね。極端な事いうと、あなたの命を捨てることで相手の命が助かるなら自分の命を投げうってでも助けたいという感情ね。はっきりいうけど、これは常識ね。愛というのはそういうもの。こういう風に誰かを愛せる人は多くないかも。だからあなた説教する友人も含めて、本当に愛情をもって誰かと付き合ってる人なんてあんまりいないかも。だからそれができないからといって気にすることはない。

で、あなたは本気で婚活してるわけだから結婚したいわけでしょ。で、出会って付き合ってセックスまでいけるわけだから、表面的なスペックでは問題ないわけだ。これはとても幸福なことだよ。それは理解したほうがいい。

で、そっから先の恋愛感情とか愛情とかがわかんないってのは、結婚を実現するという目的とはまた別の次元の話だろ。大恋愛してラブラブメロドラマみたいな結婚ストーリーを歩みたいの?そういうのは恋愛体質じゃないと難しいよ。

あなた目的結婚とか出産ならもうあんまりあなた自身感情問題ではなくて、相手感情のほうが問題だよね。おおよそ過半数人間愛する人結婚したがるから。そうなるとあなた必要なのは愛することではなくて愛されることだ。わかるね?

あなた自分感情が冷めたら恋人と別れるという。まあ若いころの恋愛ならみんなそんなもんだけど、婚活はどういうふうにうまくいかないの?お互いの条件がわかってるんだから利害の一致を計るのはそれほどむずかしくないはずなのに。

利害が一致するであろう相手が、あなた結婚したいようにしむけるだけでいいのに、なんでうまくいかないんだろう。不思議

2023-03-13

anond:20230313192616

やすらぎのなんちゃらだっけ?あれ老人臭がけたたましいけどメロドラマなのかなあ?

昼のメロドラマと言われてぴんと来ない世代

ワイドショー午後ローしかやってないだろ

2023-03-09

アリータ バトルエンジェル」がなかなか良かった

木城ゆきとの「銃夢」をジェームズ・キャメロン映画化アクションシーンは全部良かった。格闘アクションがカッコいい。ヒロインが最強って設定だと安心して見られるね

一方で、ストーリーパートメロドラマは退屈であった。ディズニープリンセスのような変に濃ゆい演出の割に内容がない王子役との出会いと別れ。原作は読んだことないけど、ヤンマガ連載だったら恋愛描写があっても淡々とあっさり「はい次の話!」って感じでカラッとしてる漫画だろうに。

最後は「俺達の戦いはこれからだ」で終わる「序章!」って映画なんだけど、全体的には良かった

2023-02-15

ミュージカル嫌いなアタシでも好きな映画

ブルース・ブラザーズスーツにウェイファーラーにスカした態度がかっこいい カーチェイスも良い

リトルショップオブホラーズ:オードリーⅡと歯医者すき

レ・ミゼラブル:素材の味 ただ長い

ラ・ラ・ランドミュージカル嫌いにもおすすめというのは大嘘

歌が嫌いなのかメロドラマが嫌いなのか、あるいは両方なのか分からん

2022-05-13

シン・ウルトラマン 感想(ネタバレなし)

シン・ゴジラ面白かったのでシン・ウルトラマンも期待出来る!

と思い初日に観てきました。

シン・ゴジラとの比較感想を語っていきたいと思います

参考になれば幸いです

筆者について

アラサーの男

ウルトラマンほぼ未見

特撮積極的には見ない

ゴジラシリーズは全作観ている

平成ガメラシン・ゴジラは超がつくくらい好き


結論から言うと面白くなかったし、好きにもなれない映画だった

特に自分みたいにシン・ゴジラ期待値を高めた人には合わないだろう

いろんな意味真逆と言ってもいいつくりになっている

まず、全体的にノリが軽くコミカル

禍特対の連中は怪獣の襲撃中でも軽口を叩いているし

戯けた演技で怯えたり喚いたりしている

からプロフェッショナル感がない

シンゴジだと登場人物をその道のプロとしてちゃんと描いてて

全てに「本気感」が見えるし、そこが観客のストレスをなくして良かったと思ったんだけど

シンウルトラマンではノリの軽さからか「本気感」が見えず観ててイライラしてしまった

次に、テンポの悪さ

昨今の邦画よろしく台詞による状況説明が凄く多いんだけど、

説明説明しか機能しておらず、ストーリーの動きを兼ねていないので退屈に感じる

説明箇所も観客が既に知っている情報を改めて言い直したり

話している内容そのものが興味を引く部分ではなかったりして

登場人物意味ありげに喋りだすと「止まってしまう」感じがある

さらセリフの退屈さを補うためか、妙なカメラアングルを多用するのだけど

妙な構図なだけにセリフに伴う演出も伝わりにくく

より退屈さを際立たせてしまっていると感じた

(この辺りはもしかしたら自分の分からないコンテクストがあるのかもしれない)

シンゴジでは(特に序盤の会議シーン)そのあたりの処理が非常に上手く

矢継早に状況の説明をしながら登場人物立ち位置物語の動きをスマートにこなしていて

当然構図や絵面なんかも演出意図に応じてビシッとキマっているか

情報に常に動きがあって気持ちが良かったりする

これはエヴァでもそうなので庵野監督の力量によるところが大きいのかな…と

樋口監督、進撃の実写でも説明シーンやセリフが退屈に感じられたので…

最後に、キャラクターの魅力の無さ

これは結構致命的な部分だと思います

愛着を持てる登場人物が一人もいなかった

禍特対の面々も、いかにも変人でございってなセリフや演技をしてキャラクター性を作ろうとしてるんだけど

いかんせんそれが物語登場人物がこなす役割と一致していないので「ただ変なことを言う人たち」でしかない

極端な話、神永以外の禍特対の面々の性格が全員違ってても物語が成り立ってしま

要人物がその内面性故に物語役割を果たす場面がとても少ない

からキャラクターに対する思い入れや魅力が生まれ得ない

そもそも内面が見える場面も少ないし

怪獣や異星人の行動に驚いたりするくらいで、それも皆一様に同じ反応

禍特対の面々って終盤まで単なる驚き要因でしかないんですよ

当然キャラクター同士のアンサンブルも生まれないし、物語の動きも生まれないし

それが前述のセリフの退屈さにつながってくる

おまけに端役の愚かなキャラが順当に愚かな行為で足を引っ張るので

キャラクター性によるストレスだけはある状態

そもそもストーリーライン基本的

「強大で狡猾な異星人の策略に右往左往する地球人日本人)」でしかなく

主要キャラクター受動的な立場しか動けないんですよね

それを打開するのも結局ウルトラマン超自然的な能力なので

取り付く島もない異星人同士の喧嘩が終盤までずっと続く

シンゴジの場合登場人物役割がしっかりしているので

ゴジラの襲撃という受動的な立場ながらも人が話を動かしていく様子がちゃんと描かれている

職務としての役割をメインに描いてるので一般的キャラクター作劇とは少し違うのかもしれないけど…

人間ドラマなんてなくても良いものは作れる、という評はシンゴジ放映当時しきりに聞かれたことではあるけど

それはよほど上手く作られた群像劇からこそ成り立つ手法であって

作品との兼ね合いが悪ければただ単につまらないだけのモノになってしま

シンウルトラマンも余計な人間ドラマはないんだけど

いからこそどの登場人物にも思い入れを持てないモノになっている

別にたっぷりしっとりメロドラマをやれとは言わないんで

何かしら人間描写の中でグッとくる要素は欲しかたかな…

総評

以上、主にストーリーの面で色々と批判的になってしまったけど

戦闘シーンなんかは流石に樋口監督、カッコよかったので

ダメ映画とまでは言うつもりはないです

上記批判も多分にNot for meな部分があります

初代ウルトラマンを知らないと楽しめないのかは分からない

ただ物語自体理解やすいし前知識も要らないので間口を広く作った映画だとは思っている

ただ作劇の本質的な部分で弱さや粗さを感じて残念だったし

それが恐らくウルトラマンシリーズに詳しくなったところで評価の変わる部分ではないとは思う

2022-02-08

大怪獣のあとしまつ」のドラマ部分について

見ていると下品コント部分の主張が強すぎてあんまり関係ない感じになるんだが、一応この映画って政治ドタバタコント部分と現場でマジメにやってる主人公達のドラマ部分・・・という構成にしようとした気配を感じないでもない。「いや主人公たちの部分もコントだろ?」というのは確かにそうでやたらおおげさなキスシーンとか、終始マジになるなよと言われている感じでしんどいところではある。が、一応話の枠みたいなのはあったので、それについて話をしたい。で、間違ってると思うのでいろいろほんとのところを教えて欲しい。とあとこの部分についての疑問があるのでいろいろ教えて欲しい。

まずこの映画では主人公所属している特務隊というたぶん怪獣退治を専門とする組織と、またおそらくなんだけど自衛隊軍隊化した国防軍という組織がある。どちらも2012年の前に起こったなんらかの事件が原因で2012年に発足した組織微妙対立関係にある。

ほいで、主人公帯刀アラタとその元恋人雨音ユキノと、現在の夫雨音正彦、あとついでにいうとユキノの兄青島涼はもともと特務隊に所属して怪獣対策にあたっていた。

で、この映画のはじまる数年前に問題大怪獣が出現し、特務隊が対処にあたるが手に負えず、最終的に突然あらわれた謎の光によって大怪獣は倒された。

そのときにおそらく最終作戦的なものが行われて雨音正彦は片足を失い、アラタは行方不明となりその後三年間姿を消した。

キノとアラタは大怪獣出現前に結婚寸前みたいな状態で余命幾ばくもないユキノの母に結婚した姿をはやくみせたいねみたいな状態だったわけだが、大怪獣討伐にともなうアラタの失踪後ユキノは正彦と結婚したが、3年後アラタは生還する。が、3年間何故姿を消していたのかについては語らない・・・。みたいなメロドラマ設定がある。たぶん。

で、ここで映画がはじまるわけなんだけどいくつか疑問があって

・なんで国防軍と特務隊で組織が分かれてて対立してるの?

 普通特務隊とか言うなら軍の下部組織かにならない?

・結局アラタが三年間行方不明だったのはなんでなの?なんかしれっと復帰してるけどそんな簡単なもんなの?

・特務隊が発足するに至った2012年以前のなにかってなんなの?大怪獣とは多分別だよね?

マジメに考えてもしょうがないんだろうけどわかるひとがいるならおしえてほしい。

2022-01-19

anond:20220119111107

韓国の昼メロドラマは怒鳴ってるか泣いてるかめっちゃ複雑な家系図が出てるかどれかだな

2021-09-05

U-NEXTで『鼻くそみたいな恋をした』を見た

評判は知ってたし、見ようかなとも何度も思ったけど、ひねくれ者だから見に行かなかった。で、ひねくれ者だから、『ドライブ・マイ・カー』を見に行く代わりに今更見た。シコシコと一人で土曜の夜中に見た。

実際見てみたら、とにかく2時間イライラさせられただけだった。粋な夜電波がどうしたんだよ、今村夏子がどうしたんだよ、堀江敏幸がなんなんだよ。固有名詞で語るなよ。その固有名詞の中身を話せ、菅田将暉。粋な夜電波キンプリ会の話をしろ

いかメロドラマってのは、記号に頼らなくても日常的な仕草の組み合わせが物語になるから凄いんだよ。これは記号に頼った甘ったれクソ物語だよ。って、大学生の時、有村架純の姉に顔が似ている恋人講釈垂れたら「増田くんって意味わかんない」って返されて喧嘩になった。

真面目だけが取り柄の国立大生みたいな見た目した有村架純がそんなに可愛くないのもイラときた。飛田給から外大生なのかな?とも思ったけど、普通に実家暮らしだった。『愛がなんだ』の岸井ゆきのが笑った時の歯茎のほうがよっぽどキュート

それで、この映画って具体的な大学が全く出てこないことに気付いた。『文章教室』と『セッちゃん』の早稲田も、『人のセックスを笑うな』の女子美も、『Pink』の東大も出てこなかった。とにかくそういう各学生街独自に放っているような土地性が隠蔽されていた。「サブカルチャー」とか、モラトリアムセックス期の生ぬるさと学歴関係が完全に隠蔽されてた。

とにかく見終わっても、なにこれクソ長いジョナサンCMか?って感じだし、ムカつくから大学時代の元カノのインスタを見に行った。増田と付き合ってたときは「ハスシゲヒコ、ダレソレ?」とか言ってたくせに、おしゃれなカフェカフェラテと『伯爵夫人』を並べたインスタントカメラ風の写真をアップしてて、さらにムカついた。しかちゃんと奥にテクノカット男がぼんやりと映ってた。

ムカつくからもっと遡って見たら、「『花束自分の話かと思った」って投稿があってさらにムカついた。

というか手が滑ってストーリータップしたら、婚約指輪婚姻届の上に二つ並べた画像が出てきてムカついた。クソっ、増田作家になりたいって言って就活しなかった時、「増田くんといても先が見えない」って言ってた有村なんとか似のあの女、幸せになりやがれよ。

2021-07-19

藤本タツキ - ルックバックは過大評価

終わってみればただのメロドラマ。昔の作品で例えるなら恋空とかセカチューのような「どや? 人死んだで? これ泣けるやろ!」みたいな薄っぺらさ。

こんなんじゃチェンソーマンの続編も期待できない。

2021-06-21

2021年アニメ、ほぼ悪口

シャドーハウス

原作改変したことアニメ版を見た身からも途中が飛んだことがはっきりわかる印象に。

ラム可愛い

ゴジラS.P<シンギュラポイント

ハードSFらしいかったるい説明と、学者だけで全て済ませてしまう展開はどっかの小説で見た印象。小説家が脚本を描くとSFを使ったサスペンスに終止してエンタメを考えない悪例として刻まれたと思う。基本有川と銘だけが事件解決してゆく形式で、ほかがおまけ、という雑な配分もハードSF小説くさくて正直ある意味では小説作法無視しまくってる。都合の良い狂言回し人間使い捨て無駄字数を増やすのがハードSF作法に見えて仕方がない。加藤侍とかいらんでしょ、狂言回しにすらなってないし。SF解説サスペンスに仕立て上げる、という手法古典SFで見られる手法だけども、映像分野に合わないんですよ。ずーっと地味なやり取りが続くだけだから

ゴジラじゃなくても成立しただろ、という印象を受けた人が少なからずいたはず。

ヒロアカ五期

個人的には好きです。オールマイトからエンデヴァーに移り変わったあとの一戦も熱く、オールマイト不在の隙間を埋めてくれましたし、潜入捜査しているホークスや隠された能力に目覚める未だ成長途中のデクくんなど普通に面白さが継続できてるのが良い。今期はきのこがかわいかった。

SSSS.DYNAZENON

前回よりも惰性で作っちゃった感じ。過去に思いを残した人々が精算し、狭っ苦しくて制限だらけの今に戻るという普遍的テーマ

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-

SFカテゴリで見ちゃだめです。少なくともはてなでは。ただし物語としてはリゼロの作者だけあって過去改変や世界の変容をテーマ化していて、タイムリープものとしては(同一人物と遭遇するシーンの記憶がないのでリープかな)まあまあだったんじゃないかと思う。この作者の肝は熱血と涙にあるので、そこを受け取りたかった人は刺さったと思う。筆者はおっさんだし壮大なヒロイズム自己同一視できるほど夢は抱いていないので、若い人が感動してくれたら宜しいかと。こういうナウシカみたいな壮大な世界を一人で背負う、ってことに聖女性を見いだせません。だって増田だってクズばっかなのに人を救いたいと思いますかって話。

ちなみに物語的になんで人を救いたくならないかって、Vivyとその周辺にいるのがAIばっかだからです。AIに対する人権とか、Vivyが苦しかった際に救ってくれた人間とか、そういう感情移入させるシチュエーションがない。だからVivyやマツモト博士勝手に一人で戦って死んだ話にしか見えない。物語を作る際に思い入れる「環境」を作れてない。Vivyが救うトァクのメンバーの実情もスピンオフにしなきゃならないほど語られない。そんな意味では24構成にしてもいいくらいなんだけど、削りながらでももっと感情移入できるキャラを増やせたとは思う。トァクなんて敵対してただけなのに救いたくないですよね、あんなもん。感情移入と逆のことやってんですよ。

仕組みに振り切るのか、人間ドラマに振り切るのか作者も配分に頭を悩ませたんじゃないかな。

ぐちゃぐちゃ言ってます悪感情はないんですよね。ただ佳作感しかないというか。

戦闘員派遣します!

途中まで見て予約がかぶって潰れちゃったのでそのまま放置。このすばよりパワーダウンしてるので見逃してもいいかな感しかなかった。なんかぼんやり見てても頭に入ってくるタイプじゃなく、他のことしながら見てると頭に入らなかったのでそれもまずかったなと。要するにこのすばを期待した層をある意味で裏切った感じがするというか。ほんとよそ見しながらなので的はずれなこと言ってる可能性あり。

ドラゴン、家を買う

ダークホースじゃないかとぼけドラゴンと飄々とした魔王、アホの姫が物件を買い求めながらじんわりと旅する。騒がしすぎないのもいい。力を抜いて見られるコメディで、深夜アニメの本道だと思う。

憂国モリアーティ二期

女子向けだが正直見たかったのに一期見逃した枠。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う

単なる男子よしよしアニメかと思いきや、実は子育てアニメだった件。誰もが途中で「あーもういいからやっちゃえば?」と思っただろう。でも実のところ、このアニメは男のナイト気取り欲求を満たす効果を持っていて、安易ヒロイズムに酔いやすいやつがハマるアニメの一つだと思います普通あん女子高生みたらヤバそうだから関わらないほうが良さそうだ、という思考が最適解として頭をよぎります

ちなみに、ヒロインエアーズロックまっぷたつに割れレベルのブスだったらどうするんでしょうか。これはもう無理でしょう。成立しません。何が成立しないかって、物語的にブスでも通用するかってこととルッキズムは別問題からです。

MARS RED

国の上層部が作り出した金剛鉄兵と、別に組織された零機関。そして物語中に挿話される舞台サロメなど。これらの話はキャラクターの背後にある一人の女の話に絡んでいて、デフロット君と前田義信の奇妙な縁など明らかになる。

丁寧な作りなんだけどいかんせん小粒な感じがある。サロメや他の挿話を十全に知らないと理解できない気もする。原作知ってる人なら言いたいことが山ほどあるんじゃないだろうか。

天スラ日記

天スラはキャラ楽しいので日常系に耐えうるのもわかるものの、延々とやられると中だるみするんだなという話。

聖女の魔力は万能です

マイン司書やるあれの空気感をなんとなく感じつつ視聴。かなり王道少女漫画的で、イケメンのあれと仲良くなってゆく過程うつむきながら逃げ回るなど、まあそりゃ受けやすいと思います。ただしひねくれた女子以外。イケメンに気に入られない自分と比べてしまって辛いらしいね。なんでそんなところに自分が登場するのか謎ですが。おっさん的にはありだと思います

擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD

地味だけど今期で一番人情に振り切った作品じゃないかと。時代劇意識した作り、子連れ狼などのモチーフ復讐と許しの葛藤という普遍的テーマ古典的ながら骨太だとは思います。ただ、名作かって言うとそうじゃなくて、今となってはなくなった形式を今やってみたという作品かと。

究極進化したフルダイブRPG現実よりもクソゲーだったら

中身がニコニコ旧2ch的。ヤンデレクズ陰謀家など嫌な感じのキャラをやり尽くしてんだけど、嫌な性格って実はテンプレ化しやすいな、という印象。話自体おバカ系なんだけど、それ以外に感想は出てこない。エンディングの「だいだいだい好き」の部位はおそらく「Die」だと思います

スーパーカブ

なんか良さげだと持って見始めたら、作者が炎上して延焼すらせず燃え尽きて終了した悲惨アニメ二次絵もどういうわけか自分の周辺では見ません。渋のランキングにもあまり見なかったような。中身も深みがありそうでなにもない作風で、原作文体も正直うまいとは到底言えない文章力なので、「増田カブ」というふざけた二次創作がはかどりました。これは単なる雰囲気アニメでしょう。礼子と小熊がでかいカブを引っこ抜いて、や~ん大きい、などという下らない同人誌が出ることを期待しています。あと、恵庭嫉妬のあまりコーヒープールを作って小熊の殺害を企てるエピソードも見てみたいですね。

ゾンビランドサガ リベンジ

うーん。安定しちゃったかな。はっちゃけてほしかったですね。メディアミックスとかスケベ心が出たんでしょうか。

普通です。面白いともつまらないとも言えない。リーゼントの回くらい毎回ふざけてほしかった。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

見た。普通。例のヒールみたいにエロに振り切っちゃったほうがいいのでは。

妖怪ウォッチ

メタネタパロディが減りすぎててあんまり。もともと大人用じゃないのだな、という厳しい現実のしかかる。

BLUE REFLECTION RAY/澪

ロジックが画作りと構成に追いついてない。キャラ原案ありむー岸田メルなんだけどまるで原作絵を再現するつもりがない。やりたいことは明らかにまどマギ系やゆゆゆの類似品。駄作だったアサルトリリィ以下。こうなると何がやりたいのかわからない。低予算が透けて見えるのが悲しい。

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

この系は絵面さえ良ければだいたい面白いと相場が決まってんだけど、これは本当につまらない。前回の魔女の旅々を思い浮かべたり、その他日常系を思い浮かべるとその退屈さに驚く。退屈なのに驚くってどういうことなんですかね。

86エイティシックス

もう一つのVivy枠。作者に失礼なんだけど、多分原作の方はもっと悲壮感溢れる感じなんだろう。

日本人の大好きな悲観的なメロドラマで、みんなと心が通じてるのに世界システムが許さなくって、という内容。ちなみにこれを男女の恋愛に置き換えると不倫ものになりますし、断絶をボーイ・ミーツ・ガールに置き換える事もできますロミオとジュリエットがその原型です。そして断絶と死はとても相性がよく、実際レーナさんたちと86ピアヘッド部隊出会えません。あとはそれにハマるかどうかという話です。

EDENS ZERO

一話だけ。これは糞だなと思ったので取りやめに。SFとしても中途半端少年漫画としても王道を履行しすぎてなにもない。

美少年探偵

画作りがすごい作品。まあ、あの人監督なら当然でしょう。内容はびっちり西尾節なのでそれ以外に感想はない。やってることが怪異普通探偵かの違い。

東京リベンジャーズ

新宿スワンの作者なのでヤンキーバリバリになるのはやむを得ないでしょう。ただ、キヨマサくんの本物感は声優ともどもよくできてんなと思います。他のヤンキーがいなさそうなのに、あれだけ田舎にいた感じというか。たちの悪そうなボス感もよく表現できてますね。マイキーくんは完全に創作です。あんヤンキーもいるにはいますが可愛がられる立場で、トップはったりしません。せいぜいトップ腰巾着です。そして連絡係程度のチビは背後の権力を傘に来て偉そうな態度を取ります。なんでそんな事知ってるかって、もともと田舎者だからです。

タイムリープものというより、キャラものとして見るのが正しいかと。なぜなら彼女だけでなく、ドラケンマイキー二名に死んでほしくないタケミチ、というラインがしっかり描けているから。

不滅のあなたへ

原作よりわかりやすく、かつ原作踏襲してるのでおすすめ感はあります。ただ原作は大作感のある無味乾燥とした物語なので、見続けることによって激しく感情を揺さぶられるとか、涙が流れすぎてトイレ便器から離れられないといった現象に見舞われることはありません。それはまあ、二期三期と続けてみればこの意味がはっきりわかると思います。作者が感動させに走ってないので。フシというサーガではなくフシという歴史を通した群像劇という立場なんでしょうね。

幼なじみ絶対に負けないラブコメ

もうこういうのはいいかなと思ってさっさと切った話。一話目も覚えてない。むしろ見たつもりで見てないかもしれない。

長瀞

まあこういうもんでしょう。だって他になんか言うことありますか?

褐色JKって創作物の中で何匹いるんでしょうね。

メガロボクス NOMAD

単なる雰囲気アニメと言われた一期ですが、二期も割とそうです、ただし、音楽美術センス、造形どれをとっても渋くて、昭和テイストを残しながら現代的という良い意味での線引を果たしている佳作だと思いますエンディングテーママリアッチを思わせる歌声郷愁を誘いますOPベンチャーズ的なギターサウンドも良い。肝心のボクシングシーンがしょっぱいと言われた前作ですが、少し改善してます。むしろボクシングを通したジョー人生を描く作品なので、ボクシングシーンこそおまけかも知れません。

追記NOMADノマド以外に「俺はマトモさ」という意味が込められていると思います

セブンナイツ レボリューション -英雄継承者-

実は零と同じ轍を踏んでいる作品。要するにストーリーの骨組みはちゃんと考えてあるのに、舞台が同じ場所の繰り返しだったり、キャラが多い割に話に広がりがなくラスト二話程度で一挙に情報量が増えるという、昔のアニメにあった悪いパターンが戻ってきている印象です。舞台勢力、そして敵と味方両方を映し出すだけでちょっと面白くなったことでしょう。

やくも

視聴者をお舐めになってるのでしょうか。

ましろのおと追記

久々に俺節風の人間ドラマが見られる傑作かなと思いきや、いきなりトーナメント化してしまい、某カルタ漫画か! と手に持ったバチを画面に投げつけた思い出。いえ、実際には投げつけてません。三味線持ってませんし。ハイセンスなお母様の全く方言が抜けきってないのはやりすぎじゃないだろうか。自分の音を鳴らせ、じっちゃんコピーになるなで終わったので二期あるんですかね。

ThunderBolt Fantasy 第三期(追記

これですね、個人的に好きなんですけど増田ボッコボコだったのでまあいいかなと思って書きませんでした。個人的には見れば面白い類で、キャラに馴染みが必要なので1期からおすすめしたい感じ。トリックスター役の凜雪鴉(リンセツア・鬼鳥)の奇っ怪さが今作の面白さの一つだと思ってる。どうも虚淵玄って名前出すのがいかんらしいですね。

ODD TAXI追記

地方AT-Xに入ってないんです。おわかりください。ちなみに超絶低速回線です。お察しください。

入間くん(追記

うーん。この手のいわゆる勘違い成り上がり系って80年代からあって、ある意味では普遍的ものなんだよね。でもこの入間くんはその古典芸を古典芸としてでしかやれてなくて、一期の一話目から俺は真顔で見ました。終始真顔でした。それでも頑張って一期の4話まで見たんだけど、どうしても真顔でした。これは二期も真顔に違いないと思ったので見ませんでした。

セスタス追記

幼少期編……三浦先生も死んじゃったのにこっちも酷い扱いにしてはだめでしょう……。

バック・アロウ追記

中島かずき脚本で、ガイナックスを忘れられなかった中村が再びガイナックスをやりたがった作品。この人のテーマ性はBNA以外、底辺場所から天を目指す、という部分に集約されていて、そのモチベーションが「人の持つ無限希望」にある、と本人の中で解釈されてんですね。しかしこれって彼の最も得意とするところなので、ある意味最も保守的作品なっちゃった感じがします。細胞の一部っていう仕掛けもありきたりでもありますし。

魔道祖師追記

用語が超わかりにくい。あとコンテの構成(シーン)がバンバン過去現在を交差しまくるので今何が起こっているのか飲み込みにくい。カメラワーク効果音と演出などは映画風で大変高度だとは思うんだけど、とにかくわかりにくさで損をしている。メモ取らなかったのを後悔しました。絵は美しいし、中国アニメ本拠地になりかねない別の意味での恐怖を感じさせる作品かと思います

7 SEEDS(ネトフリ→BSMX枠)

これ面白いんだけどアニメ知名度ゼロ過ぎて悲しい。基本的に作りは古いです。何しろポストアポなんちゃらで少女漫画SF黎明期匂いを強く残している。サバイバルといえばさいとうたかおサバイバル自殺島などでも既出なので新規性もありません。ただ、女性作者ならではの繊細な人間関係の描写や、ほんの些細な出来事から気づきを得て成長してゆく姿は、無人島生活ものと相性がよく飽きにくい構造かと思います。作者の目線人間の身勝手さを越え、人間の暖かさを信じる気持ちが伝わってくる点も良いかと思ってます

バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!(追記

これ語っていいんだろうか。なぜなら1期見てないから。この期に限って言えば運営側陰謀陰謀に立ち向かいながらも自らのアスリートとしての矜持を貫こうとする女性たち、という組み立てで、よくよく考えると一番フェミ枠なんじゃあるまいかと。やんなくてもいいのに時代機微な気がします。なぜならおそらく一期はそういう作品じゃなかったであろう予測がつくから

ともかくね、尻がエロい。それだけですよ。尻のために全話見るのが正解です。

2021-03-02

ふつうのにっき

まだ火曜日かあ

朝はセブンイレブンたけのこおこわを買って食べた。美味しかった。

昼はなぜか不意にがっつり肉がたべたくなりステーキハンバーグのセットを食べてしまった。カロリーよ…

夜はどうしようかな、なんか昨日血迷って肉を異常にたくさん買ってしまったんから使わないとなあ

鶏と野菜をあごだしで煮ようかなさっぱりしたのがいい、味噌もいれよう

味噌冷凍できるとはてブで知ってから味噌の購入が怖くなくなったありがとうはてブ

社長が何度も何度も予定確認のためだけにみんなを集めるのをやめさせてえ

社長自分で共有カレンダーに打ち込めないし見方もわかってないから…でもわたしがしばらく代理で打ち込んでもいいから口頭共有をやめさせてえ

あとスマホは使えるからそのうち折を見てアプリを入れさせよう

友達アフタヌーンティーにいきたいので打診

どうせなら庭のきれいなとこにお花見時期にいこうとしたら予定合わず断念

今年も人集めてお花見は無理だろうけど平日夜と休日昼にお散歩くらいはしたい


昨日の話だが上間陽子の「裸足で逃げる」を読んでぐずぐずに泣いていた

沖縄の夜の町で働く少女たちの参与観察

それぞれにもつ状況に寄り添いながらたんたんとした文体描写するのがとても涙腺に来た

いやただ泣いてるって、泣いてるってなんなんだろうなあ

まるで懐かしのケータイ小説を読んでるみたいに彼女たちの状況を消費してるんじゃないか私は

メロドラマみてるみたいに泣いてるんじゃないのか

と思って泣きながらうっすら自己嫌悪じみた気持ちにもなった

だって私が中学とき彼女たちをみてたら絶対に見下して遠ざけてるもんなあ

ぬくぬく暮らしてるただの東京大人がこれを読んで泣いたりするのは醜くはないか

女の子出産するとき旦那逮捕されて病院にこれず筆者が立ち合ったくだりが好きだった

基本的淡々とした文体なのにあそこだけばたばたして明るくて笑ってしま

筆者が「児童扶養手当申請しなよ」とアドバイスするのも「いいよ」ってなぜか本人たちがしないのもそれを筆者がそうかって見てるのもなんだか好きだった

教え導こうとするんじゃなくてただ隣にいることが、そんでいざというとき出産に立ち会ってあげることが、できるんだなあ

私はこれから他人にそんなふうな関わり方をできることがあるだろうが

原稿はすべて本人たちに見せて、仮名は一緒に考えたそうなのだ

名前がなんともいえず若い子がつけたかんじのセンスだなあとずっと思ってなんかそこが妙に面白かった

キラキラとかではないんだけどなんだろうな

わかんないけど中学の頃考えてた「子供が生まれたらつけたい名前」をなんとなく思い出す感じだった


というか20代くらいの人の名簿をよくみるけど別にキラキラネーム多くないので

あの頃のバッシングはなんだったんだろうと思う

2020-10-31

anond:20201031225640

オープニングのハイウェイでみんなが踊りだすところに金はかかってるがあとは普通メロドラマだと思った。

2020-06-06

anond:20200606093941

いわゆる平成ライダークウガアギト

前者はファーストガンダム的な存在

後者は今の源流だが、昼メロドラマミステリー感もある(できれば当時の放映順に劇場版スペシャル版も視聴したい)。

2020-05-09

素晴らしいアニメ君の膵臓をたべたいの録画を見た

全てから心を閉ざしている主人公に急に明るい女の子が語りかけてくる、という受け身男の願望を垂れ流したような序盤から喫茶焼肉屋など「食」に関係する場所めぐりつつ比喩をばらまいてゆく。この美女勝手に迫ってくるという自慰さくらが彼を旅行に誘うというご都合な展開を見せる。更に彼女風呂上がりにお酒を持ち出して、それぞれの理解を深めたりもする。いったいこのキャバクラの同伴を何時間見せつけられたら良いのだろう、という気分になってくる。問題はこの女が男を誘えば付いて来るに違いないという確信で動いているフシがあること。これはあざとい。元彼に殴られた際も彼女は彼をかばうくらい過保護振る舞う。もうこうなると彼女の心を癒やすためというより、非常な犠牲を払って男に奉仕しているようにしか見えない。観劇中何度となく「視聴者なめてんのか」「こんな女いねーよ」という台詞が発作的に飛び出してしまう。そもそも恋愛と死というありふれすぎたメロドラマをどう料理するか腕が問われるはずなのに、なんのひねりもなく死の病にかかった彼女に「切ない」というストレート感情吐露されてゆくのが可笑しい。病気彼女という自慰要素を使って心を開かせて、あまつさえ自分を変えてもらおうなどと、何者にも劣る噴飯ものの発想と言わざるを得ない。1:11:20付近に「こんなに愛されてるんだ」と彼女はいうが、この場所など誘い受けの極地という他ない。あそこまで誘われて引っかからない男なんているのだろうか。つまりこれは膵臓を病んだ女が男を一本釣りする話でしかないのだ。しかもこの女、作者の腕の無さから突然刺されて殺されてしまう。

素晴らしいスタッフ作画の安定感、ありえないくらご都合主義の下らない原作というミスマッチが生み出した不思議作品ポップコーンを食べつつ、もののついでにだべりながら文句を言い合って見るスタイルが極めてお勧めである。少なくともそうした視聴方法ならば時間を損したとまでは思うまい。むしろ作者の筆を折らせたいというアグレッシブな思いにまで発展するのだから、ここは一つ視聴者メンタルに影響を与えたという意味でも「素晴らしい」というべきではないだろうか。

イエスタデイをうたって』第4話まで見た感想とQ&Aみたいなもの

TVアニメイエスタデイをうたって』は、私はとてもおもしろく見ている。そもそもこういったドライ恋愛群像劇が好きという個人的な嗜好を差し置いても良い作品だと思う。傑作というよりは、ケチのつけようのない佳作といったところだろうか。レビューで言えば私は星5を付けると思う。

 

アニメーション制作は安定の動画工房声優陣も演技派。特にヒロインの晴役の宮本侑芽さんは『SSSS.GRIDMAN』の立花役でお馴染みで、素晴らしく自然な演技で見る(聞く)もの全てを魅了する。好き。

 

淡々とした恋愛群像劇である漫画には疎いので原作全然からない。20年前くらいの作品だそうである

私は昔の漫画とか小説とかは現代版にリメイクしてリリースしたほうが良いのではないかと思ってしまうのだが(最新のアニメガラケーが出てくると興ざめししまう)、今作は当時の雰囲気のままアニメ化されている。しかし、古臭さは全く感じずに見ることができた。演出の巧みさと、普遍的テーマを扱っているからだと思った。

 

だけど、今作のレビューはいまいち芳しくないように思われる。アマゾンのレビュー現在、星3.5。星4以上で良作と考えれば、星3.5を見てスルーしてしまう人もいるかもしれない。

というわけで、レビューに寄せられた低評価コメントにここで反論ってゆうか、いやいやそんなに悪い作品じゃないよということを反駁していきたいと思う。"引用"部分は大意で原文ママ引用ではないです。

 

世代共感しづらい

この20年くらい前の作品が旧世代共感しづらいとすれば、新世代は共感やすいということになる。とすれば、このモラトリアム人物主人公に据えた物語は先見性があり、普遍的テーマ提示していることになる。この不安定時代の中、旧世代モラトリアム生活余儀なくされるリスクがあるだろう。であれば、全世代に刺さっても良い作品なのではないか

 

女性たちが主人公男を好きになる理由がわからない

かつてのメロドラマでは必ず「ズキューーーン!いま好きになりました!」みたいなシーンが描かれたと思われる。しかし、現代リアル物語において必ずしもそれはないのではないか。例を挙げるのが適切かどうがわからないが、『俺ガイル』『月がきれい』『Just Because!』にそんなシーンがあっただろうか。

まして、我々の実際の恋愛を顧みれば、そんな瞬間はあまりないのではないか。なんとなくいいなーと思って好きになってたというシチュエーションが多いのではないか個人的な話だが、私は「休憩中に携帯電話を一切見ずに、ぼーっとしてたり、たまに本を読んでいたりする所作がなんか良い。あと、背が高い」という理由熱狂的に好きになったことがある。

スマホ太郎』みたいな何の説得力もないハーレムアニメ、『リゼロ』のレムみたいな男の理想を極端に具現化した過剰なキャラならまだしも、本作はそれぞれの人物主人公に惹かれ得るバックグラウンドがあることが示唆されているので、「好きになる理由」は現状あまり気にならなかった。

 

原作重要且つ細かい部分が違う

これについては、「原作に忠実」派と「原作と違う」派に意見がわかれているようである。私は原作はぜんぜん知らないのであるが、アニメだけ見ている限りでは特に変な部分は感じられなかった。

 

使い尽くされたテーマを流用しているだけで古臭い

特にボロボロ雑巾のような古臭さは感じられなかった。だけどもしや脚本だけ読めば古臭いのかもしれない。おそらく演出の巧みさが秀でているのだと思われる。私はストーリー演出演者おもしろくみている。

 

いきなり可愛いヒロイン主人公アプローチするのがファンタジーすぎる

これはたしかに第1話冒頭でおいおいって思った。肩にカラスを乗せた天真爛漫な美少女主人公ベタ惚れって。ただ、ヒロインにも何らかのバックグラウンドがあるらしいことが明らかになるので、特にストーリーの中で気になることはなかった。今後の最終回まで、それがストーリーの中でどれだけの説得力を持つのかを精査していきたい。

 

主人公がうじうじしすぎている

私はそうは思わなかった。むしろこのくらいがリアルでちょうどいいんじゃないかと思った。近年の作品では、早くに主人公ヒロイン恋愛フラグが立つものがけっこうあって、「はやくくっつけよ!」ともやもやする気持ちはわかるけれど、これも個人的嗜好だが、もやもやを引きずったまま突き進む物語が好きだ。特に違和感は感じなかった。むしろ3D彼女』のように、さっさとくっついたはいいけど、くっついてもなおうじうじしている主人公の方にもやもやする。

 

原作を1クールで終わらせようとしているので総集編みたいに感じる

原作を全く知らないので、特に急ぎ足だとは感じなかった。原作を読んでいればもしかしたらそう思ったのかもしれない。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん