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2012-01-27

村上春樹の猛々しい想像力 (2/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

1 - 2 - 3

どうやら村上は、この本のアメリカ版をそのとき初めて目にしたらしい。

そういう文化交流はえてして少しぎこちなくなるものだ。

日本では『1Q84』は2年を掛けて3巻に分かれて発表された(村上は2巻目で一度終わりにしたが、一年後にもう数百ページ付け足したのである)。

アメリカでは、一巻のモノリスとして組まれ、秋の読書イベントに発表が設定された。

YouTube ではきらびやかトレーラームービーを見ることができ、

一部の書店では発売日10月25日に深夜営業が予定されている。

Knopf は英語訳を急がせるため、二人の訳者に手分けして翻訳をさせた。



村上にこれほど長い作品を書くつもりがあったかと尋ねると、なかったという。

これほど長くなることが分かっていれば、書き始めなかったかもしれないともいう。

彼はタイトルや冒頭のイメージ(この作品の場合は両方だった)が浮かんだ時点で、机の前に座り、

毎朝毎朝、終わるまで書きつづけるのである

1Q84』によって彼は三年間収監されたという。



といっても、この大作はごく小さな種から生まれた。

村上によれば『1Q84』は、人気を博した彼のショートストーリー『四月のある晴れた朝に100パーセント女の子出会うことについて』(英語版では5ページ)を増幅させたものに過ぎないという。

「基本的には同じなんだ」と彼は言う。

少年少女出会う。別れてしまった後、二人は互いを探し合う。単純な物語だ。それを長くしただけ」



実際には『1Q84』は単純な物語ではない。

筋書きを要約することすら、少なくともこの宇宙人間言語をもって雑誌の1記事で書くとすれば不可能だ。

物語は行き詰まりから始まる。

青豆という少女が、タクシーに乗って東京の周縁に掛かる高架の高速道路を行く。

そこで渋滞に巻き込まれ、身動きがとれなくなる。

タクシーラジオからある歌が流れる。

チェコスロバキア作曲家レオシュ・ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」だ。

渋滞に巻き込まれたタクシーの中で聴くのにうってつけの音楽とは言えないはずだ」と村上は書く。

しかしそれは神秘的な深さで彼女共鳴する。

シンフォニエッタ」は進み、タクシーは動かない。

運転手は青豆に変わった迂回路を提案する。

高架高速道路には非常用脱出口が設置されている、そして、普通の人には知られていない脱出口への階段がある、と彼は言う。

本当に絶望しきっているのであれば、そこから地上に降りることもできる。

青豆が考えていると突然、運転手が村上一流の警告を口にする。

「見かけにだまされないように」と彼は言う。

降りていけば、彼女にとっての世界根底から変わってしまうかもしれない、と。



彼女はそうして、世界は変わった。

青豆が降りた世界歴史の軌跡がわずかに違っていた。

そしてわずかではない違いとして、月がふたつあった(ちなみに彼女遅刻した約束というのは暗殺約束であったことが明らかになる)。

そしてその世界にはリトル・ピープルと呼ばれる魔法の種族がいる。

彼らは死んだ盲の羊の口(詳しく書くと長くなる)から生まれ、オタマジャクシの大きさからプレーリードッグの大きさにまで育ち、「ホーホー」と合唱しながら空中から透明な糸を紡ぎだして「空気さなぎ」と呼ばれる巨大なピーナッツ型のまゆを作る。

1Q84』の狂気はおよそそのような流れだ。

この本ではなかばあたりまで、このように浮世離れしたした超自然ガジェット(空中に浮かぶ時計、神秘的なセックス麻痺など)が繰り出されてくるので、

私は行間にエクスクラメーションマークを置きたくなった。



この数十年、村上は自身が「本格小説」と位置づけるものを書こうとしていると言い続けてきた。

一例として彼は『カラマーゾフの兄弟』を挙げて目標にしている。

その試みこそが、三人称の幅広い視点から描かれた巨大小説1Q84であるように思われる。

怒り、暴力惨事、奇妙なセックス、奇妙な新現実を抱えた本であり、

日本のすべてを取り込もうとするかのような本である

偶然ぶつかることになってしまった悲劇にも関わらず(あるいはその悲劇のなかでこそ)、

ひとりの人間の脳に詰め込まれた不思議を提示して、本書は読者を驚嘆させる。



驚きを覚える本の数々をこれだけ読んだあとでもなお、私は村上の本で驚かせられた。

そのこと自体が驚きだったと村上に伝えると、彼はいものようにそれを受け流し、

自分想像力を入れたつまらない花瓶でしかない、と言い張った。



「リトル・ピープルは突然やってきた」という。

「彼らが何者なのかはわからない。その意味づけもわからない。

 僕は物語の虜だった。選択したのは僕ではなかった。彼らが来て、僕はそれを書いた。それが僕の仕事



村上の作品は夢のようであることが多い。

明晰夢を見ることがあるかと尋ねると、

覚えていられたことはない、という。

目覚めたときには消えている、と。

ここ数年で覚えていられた夢は一度だけ、それは村上春樹小説のような繰り返す悪夢だったという。

その夢の中で、影のような未知の人物が「奇妙な食べ物」を料理してくれていた。

蛇肉の天ぷら芋虫パイ、そしてパンダ入りライス

食べたいとは思わないが、夢のなかでは彼はそれに興味をひかれていて、まさに一口入れようというとき目が覚めた。



2日目、村上と私は彼の車の後部座席に乗り込み、彼の海辺の家へ向かった。

運転したのはアシスタントの一人である身ぎれいな女性で、青豆よりわずかに若かった。

私たちは東京を横切り、青豆が『1Q84』で運命的な下降をした高架高速道路の本物へと向かった。

カーステレオではブルース・スプリングスティーンカバーした「Old Dan Tucker」がかけられていた。

アメリカシュールレアリズム古典である



車中で、村上は冒頭のシーンを思いついたときに考えていた緊急脱出口のことを持ち出した(青豆と同じように実際に渋滞に巻き込まれていたときにそのアイデアを思いついたという)。

次に彼は存在論的に複雑な仕事をした。

実際の高速道路で、小説中であれば青豆が新世界に向けてくだっていったであろう場所を正確に特定しようとしたのである

彼女用賀から渋谷に行こうとしていた」車窓をのぞきながら彼はいう。

「だから多分このあたりのはずだ」

と言ってこちらを向いて念を押すように

「それは現実じゃないけれど」

と付け加えた。

それでも、彼は窓の方に戻って実際に起こった出来事を話すように続きを語った。

「そう」と指差して「ここが彼女が降りていった場所だ」

キャロットタワーと呼ばれる、およそ巨大なネジが刺さった高層ビルのような建物の前を通り過ぎた。

村上はそこでこちらを向いて、もう一度思いついたように、

「それは現実じゃないけれど」と言った。



村上フィクションは変わったやり方で現実漏れ出す。

日本に滞在した5日間のあいだ、私は村上東京にいたときとは違って、実際の東京で落ち着くことができなかった。

村上東京、それは本物の東京を彼の本というレンズで見たときの姿だ。

私はできるかぎりその世界時間を過ごそうとした。

村上天啓を得たあの場所神宮球場へ行き、

客席の上の方で二塁打が打たれるたびに注目した(私がもらった天啓もっとも近いものは、枝豆を喉につかえさせて窒息しかけたことだった)。

また、私はローリングストーンズの「Sympathy for the Devil」とエリック・クラプトン2001年アルバム「Reptile」をかけながら、神宮外苑という村上お気に入り東京ジョギングルートゆっくりと走った。

私のホテル新宿駅に近い。そこは『1Q84』でも重要役割を果たす、交通機関ハブ的な場所だ。

登場人物たちが好んで使う集合場所中村屋で私はコーヒーを飲み、カレーを食べた。

そしてフレンチトーストタピオカティーの向こうで東京人たちが交わす会話に耳をひそめた。

そうしてうろつくあいだに、村上小説が極度に意識しているものごと、すなわち、偶然かかる音楽、上昇と下降、人々の耳の形といったものを、私も極度に意識するようになった。



こうして私は、村上巡礼者の列に連なることになった。

実際、彼の小説中の説明をもとにして料理本を出版した人もいるし、

登場人物が聞いた音楽プレイリストオンラインでまとめている読者もいる。

村上は、明らかに喜んだ様子で韓国のある会社西日本への『海辺のカフカ旅行を企画したこと、

ポーランド翻訳者が『1Q84』をテーマにした東京旅行ガイドブック編集していることを教えてくれた。



こうした旅自体が、形而上の境界を越えてしまうこともある。

村上は読者から彼が生み出したもの現実世界で「発見」したという便りを受け取ることがよくあるという。

たとえば、彼が作り出したと思っていたレストランや店が東京に実際ある、など。

ドルフィンホテルというのは『羊をめぐる冒険』で村上が生み出したものだが、札幌にはそれが複数ある。

1Q84』の発表後、ありえない名字として作り出したつもりだった「青豆」という名字家族から村上は便りを受け取ったという。

彼はサイン本を一冊その家族に送った。

ここでの要点と言えるのは、現実漏れ出す虚構、虚構に漏れ出す現実というものが、

村上の作品についてはほとんどの場合、作品そのものだということだ。

彼は私たちを世界から世界へと往還させる。



世界から世界への往還──それは翻訳の作業を思い起こさせる。

翻訳は、様々な意味村上の作品を理解する鍵となる。

彼は一貫して日本作家からの影響を否定してきた。

作家活動の初期には、「日本人という呪いから逃れようとしているとさえ語った。

その代わり、十代の若者として、西洋小説家の作品を貪ることによって、文学感受性を培った。

その中にはヨーロッパ古典ドストエフスキースタンダールディケンズ)もあったが、

彼が生涯を通して繰り返し読んだのは、とりわけ20世紀アメリカのある種の作家たち、

レイモンド・チャンドラートルーマン・カポーテ、F. スコット・フィッツジェラルドリチャード・ブローティガンカート・ヴォネガットなどだ。

処女作に取りかかったとき村上は奮闘し、標準的でない解決法に行き当たった。

本の冒頭を英語で書き、それから日本語翻訳し直すのである

そうやって自分の声を獲得したと彼は言う。

村上を長く翻訳しているジェイ・ルービンによると、村上の作品の特徴のひとつは、

たか英語原作から翻訳されたかのように読めることだという。

2011年10月21日

1 - 2 - 3

村上春樹の猛々しい想像力 (1/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

訳注:長文注意。誤訳あったらごめんなさい。教えてもらえたらあとで直します)

1 - 2 - 3

この夏、私は初めての日本への旅行を企てた。

村上春樹の作品世界にほぼ浸りきってやろうというつもりだった。

ところがその目論見は外れることになる。

私は村上の作品の影響下にあるまま、東京に降り立った。

期待していたのは、バルセロナパリベルリンのような街だった。

そこでは、市民はみな英語が達者で、さらにはジャズ劇場文学シットコムフィルム・ノワールオペラロックといった、

西洋文化のあらゆる枝葉に通じている……そんなコスモポリタン世界都市を私は期待していた。

誰かに聞いておけば分かっていたはずなのだが、実際の日本はまったくそんな場所ではなかった。

実際に足を踏み入れることができる日本は、どこまでも頑固に、日本的だった。



そう思い知らされたのが地下だったというのは、我ながらよくできていたと思う。

東京での初めての朝、私は村上の事務所に向かっていた。

アイロン掛けたてのシャツに包まれ、なんの躊躇もなく地下鉄の駅へと降りて行くや否や、

私は迷子になり、助けを求めようにも英語話者を見つけることができなかった。

最終的には(電車を乗り間違え、馬鹿げた値段の切符を買ってしまい、必死のジェスチャーで通勤客を怖がらせたあと)、

どうにか地上に出てはみたものの、もはやインタビューの時刻はとうに過ぎている。

私は絶望して、目的もなくあちらこちらへとさまよい歩いた(東京にはほとんど標識がないのである)。

そして蜂の巣状のガラスピラミッドのような建物の前で途方に暮れていたとき

ついにユキという村上アシスタントに見つけてもらうことができた。



このようにして私は東京の地下の洗礼を受けたのである

まりにもうかつな、アメリカ人的な私は、村上のことを現代日本文化を忠実に代表する人物として考えていた。

実際には彼は私が思っていたような作家ではなく、日本は私が思っていたような場所ではなかった。

そして両者の関係の複雑さは、翻訳を介して遠くから眺めていたときには想像しえないものであることが明らかになっていった。



村上の新作『1Q84』の主人公の一人は、自らの人生最初記憶に苛まれており、誰に会ったときにも、あなた最初記憶はなにかと尋ねる。

やっと村上に会えたとき、私は彼の最初記憶について尋ねた。

それは3歳のとき、初めて家の門の外に歩き出したときのことだという。

彼は道をてくてくと渡り、溝に落ちた。

流されていく先にあるのは、暗く恐ろしいトンネル

そこに差し掛かろうかというとき、母が手を差し伸べ、彼は助かった。

「明確に覚えている」と彼は言う。

「水の冷たさ、トンネルの闇、その闇のかたち。怖かった。僕が闇に魅かれているのはそのせいだと思う」

村上がこの記憶を語るとき、私は既視感とともに心の中でくしゃみをするような気持ちを覚えた。

その記憶には聞いた覚えがある、いや、不思議なことにその記憶自分の中にある、と感じた。

ずっとあとになって分かったことだが、私は確かにその記憶を持っていた。

村上は『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭の脇役に自分記憶を写し込んでいたのだ。



村上を初めて訪問したのは、日本にしてもありえない夏の厳しさの最中

週の真ん中、蒸し蒸しする午前中のことだった。

それは非現実的なまでの災害の余波を受けた夏だった。

4ヶ月前に北日本を襲った津波で2万人が命を落とし、

いくつもの街が破壊され、原子力発電所メルトダウンした。

その結果、電力、公衆衛生メディア政治にも危機が到来した(当時の首相の辞職によって、5年間に5人目の首相が生まれることになった)。

日本を代表する小説家である村上に会いに来たのは、

大作『1Q84』の英語訳(そしてフランス語訳、スペイン語訳、ヘブライ語訳、ラトビア語訳、トルコ語訳、ドイツ語訳、ポルトガル語訳、スウェーデン語訳、チェコ語訳、ロシア語訳、カタルーニャ語訳)について話すためだった。

この本はアジアで数百万部を売り上げ、

まだ翻訳が出ていない言語圏ですらノーベル文学賞の噂が囁かれていた。

62歳にして30年のキャリアを持つ村上は、日本文学最高峰としての地位を確かなものにしている。

疑いなく、彼は母国の表層とかたちを世界に伝える、想像世界大使となった。



そのことは、関係者には非常に大きな驚きだったと言われている。



村上は常に自分日本アウトサイダーだと考えている。

彼は不思議社会環境最中に生まれた。

アメリカによる戦後占領を受けた1949年京都日本の前首都である

「これ以上の文化混交の瞬間を見つけるのは難しい」と John W. Dower は1940年代後半の日本について書いている。

「これほど深く、予測不能で、曖昧で、混乱していて、刺激的なものは他にない」という。

「瞬間」を「フィクション」に置き換えてみれば、村上の作品を完璧に説明することができる。

彼の物語の基本構造は、互換性のない複数の世界に根を下ろした普通の人生であり、

それはそのまま彼の最初人生経験の基本構造でもある。



村上は成長するまでのほとんどを神戸郊外で過ごした。

そこは、さまざまな言語の喧騒に包まれた国際的な港湾都市である

彼はアメリカ文化、とくにハードボイルド探偵小説ジャズに没頭して十代を過ごした。

そうして反逆のクールさを自分ものにし、

二十代のはじめには大企業の序列に入り込む代わりに、髪を伸ばしヒゲを生やして、両親のすすめを押し切って結婚し、借金をして「ピーターキャット」というジャズクラブ東京で開いた。

掃除をして、音楽を聞いて、サンドイッチを作って、酒を注いで、

彼は約10年間をその仕事に費やした。



作家としての村上キャリアの始まり方は、彼のあの作品スタイルそのものだった。

どこまでも普通の設定で始まり、どこからともなく神秘的な真実が主人公に降りかかり、その人生根底から変えてしまう。

29歳の村上地元野球場の芝生でビールを飲みながら、デイヴヒルトンというアメリカ人助っ人バッター二塁打を打つのを見ていた。

平凡なヒットだったが、ボールが飛んでいくのを見て村上天啓に打たれた。

自分小説が書けると気づいたのである

そんな望みはそれまでなかったが、いまや圧倒的なまでだった。

そして彼は書いた。

試合が終わった後、書店に行きペンと紙を買って、

数ヶ月のちに『風の歌を聞け』を書き上げた。

それは名もなき21歳の話し手が語る小さく凝縮された作品だったが、冒頭から村上らしさが見えていた。

アンニュイとエキゾチシズムの奇妙な混合。

わずか130ページで、その本は西洋文化をぶつ切りにして引用してみせた。

名犬ラッシー』、『ミッキーマウスクラブ』、『熱いトタン屋根の猫』、『カリフォルニア・ガールズ』、ベートーベン第三ピアノ交響曲フランス映画監督ロジェ・ヴァディム、ボブ・ディランマーヴィン・ゲイエルヴィス・プレスリー、『ピーナッツ』のウッドストックサム・ペキンパーピーターポール&マリー。

以上はごく一部に過ぎない。

そしてその本には(少なくとも英語訳には)日本芸術引用がまったくない。

村上作品のこうした傾向は日本批評家をしばしば苛立たせている。



村上は『風の歌を聞け』を権威ある新人賞に応募し、受賞した。

そして一年後、ピンボール機を取り上げた次の小説を出したのち、執筆時間のすべてを費やすため、ジャズクラブを畳んだ。



時間のすべて」という言葉には、村上にとっては余人とは異なる意味がある。

30年を経て、彼は僧侶のように統制された生活を送っている。

すべてが作品を作り出すのを助けるように調整されている。

彼は毎日のように長距離を走り、泳ぎ、健康的な食生活を送り、夜9時には床につき、朝4時に起きる。

そして起床後5、6時間は机に向かい執筆に集中する(2時に起きることもあるという)。

彼は自分の事務所を監禁場所だとみなしている。

「ただし自発的な、幸せ監禁だけれど」



「集中は僕の人生もっと幸せものだ」という。

「集中できないとき、人はあまり幸せではない。僕は考えるのが速くないけれど、何かに興味を持てば、それを何年も続けられる。退屈することはない。僕はヤカンのようなものだ。沸かすのに時間はかかるけれど、いつまでも熱い」



そうした日々の湯沸かしが続いていって、世界でも類まれな作品群ができあがった。

30年の歳月を経て積み重ねられたそれには人を虜にする不思議さがあり、様々なジャンルSFファンタジーリアリズムハードボイルド)と様々な文化日本アメリカ)をつなぐ位置にある穴を埋めている。

どんな作家にも、少なくともこれほど深くまでは、埋められなかった穴だ。

時とともに村上小説は長くシリアスになる傾向が強くなった。

シットコム引用もその傾向に調和している。

そして今、とりわげ激しく長い湯沸かしの結実として、もっとも長く、奇妙で、シリアスな本が上梓された。



低く深い声で村上たくみ英語を操る。

彼は翻訳者を通して会話するのが嫌いだという。

なまりは強く、落ち着くべき箇所で動詞の活用が劇的に現れたり消えたりする。

はいえ相互の理解に支障を来たすことはまずない。

特定の熟語("I guess" 「ではないか」、 "like that"「というような」)が、ときたまおかしな位置で使われることがある。

安全言葉いから逸脱するのを楽しんでいる節が彼にはあった。

英語即興の遊びをしているように感じられたのである

私たちは東京にある彼の事務所で席を持った。

その事務所は半ば冗談ながら村上製作所と名付けられている。

数人のスタッフが靴を履かず他の部屋で作業をしている。

村上は青いハーフパンツと半袖のボタン付きシャツで現れた。

彼のキャラクターと同じように、アイロン掛けしたばかりのように見えるシャツだった(彼はアイロンけが好きだという)。

靴は履いていない。

彼はペンギンのある本の表紙を模したマグカップブラックコーヒーを飲んだ。

その本とはレイモンド・チャンドラーの『ビッグスリープ』、彼の昔からお気に入り小説であり、今日本語訳をしている小説でもある。



話を始めながら、私はあらかじめ用意していた『1Q84』をテーブルの上に置いた。

村上純粋にびくっとしたようだった。

その本は932ページあり、ほぼ30センチのその厚みは本格的な法律書を思わせるほどだ。



「大きいな」と村上は言った。

電話帳みたいだ」

1 - 2 - 3

2011-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20111206171108

肉を食べない

ビールビール酵母)を飲まない

ピーナッツなどを食べない

亜鉛摂取しない

を続けてみるのはどうだろう。

2011-09-02

沖縄日本ではない

母親沖縄人で父親が内地人。

私自身は本土でずっと生まれ育ち、5年に1度くらいの頻度で母と帰省する。

今年も帰った。



やっぱりここは日本ではない、日本の一部とするにはもったいない、と帰るたびに思う。

言葉食べ物自然信仰も思想も建築様式も芸術も町並みも何もかも日本とは違うのだ。

中国に近いけど中国とも違う。




実家首里城のすぐ近くにある。

母親守礼門に隣接する小学校に通った。

首里城とそれを囲む城壁を何度見ても紫禁城万里の長城に重なる。

赤を基調とするカラフルな配色、豪華絢爛な装飾。

町中あちこちに祭られるシーサーや石敢当は言わずもがな、龍を祭る風習も中国に似ている。

赤塗りの瓦屋根、通路を囲む石垣、路面を覆う石畳も、中国的であり日本的でもあり、両方が合わさって「沖縄らしさ」をかもし出している。

言葉は確かに日本語の一種であり転訛したものだが、日本語との対応関係がわからない語や中国語の残滓らしきものをよく発見する。

食べるものも、豚のあちこちの部位やらヤギ肉やら苦瓜やらピーナッツ味噌汁やらヤドカリやらハブ酒やらグアバやら、

もはや日本料理に分類していいものではない。





沖縄の人は内地人をそれと見分けられる。私もすぐにないちゃーだとばれる。

雰囲気だけでもなんとなくわかるようだし、しゃべったらほぼ確実に見分けられる。

姓を教えれば決定的に判別できる。

沖縄の人は本土姓と沖縄姓を正確に区別できる。

本土から沖縄に移住して3年滞在している友人の通称は「大城」だ。

現地人を装いたいためというが、この沖縄姓を名乗っていても本土人とばれるという。

顔が薄っぺらいからかななどと言っていたが、風格や匂いでわかるものがあるのだろう。

本土のことを「大和ヤマト)」とも言う。





やっぱりここは違う国だ。

比喩的な言い方だが、通っている血が違うのだ。




現在沖縄人で自分日本人ではない、日本から独立したいと考えている人は皆無に等しい。

独立して自分たちだけで琉球国家を運営する能力がないことに関する説明は、あまり自明なのでここでは割愛する。

母親沖縄日本ではないと言ったら怒る。

多分これが標準的な沖縄人の反応だろう。

国民国家」という枠組みに押し込められて成長してきた結果、

明らかに違う属性を持つにもかかわらず、「日本人」としてのアイデンティティけが過剰に発達して、

本来の在り様との間に乖離が生じて、アンバランス立ち位置になっているように思う。





母は、親族東京でたまに食事をしたり東京にいる兄弟に贈り物をするときは、沖縄料理を選ぶ。

本人は「あえて沖縄料理にしよう」と意識していない。

自然と選んでいるのだ。

親族と話すとき自動的に沖縄弁に切り替わる。

また冒頭で「沖縄に帰る」と言ったが、母がいつもそう言うのでいつしか私も、

住んだこともないのに、「帰る」というようになった。

これもまた母は意識せずそう言っている。

帰省して祖母としか会わないこともあるが、

沖縄という土地自体が「家族のいる場所=帰るべき場所」と認識しているようだ。

意識せず自然体で現れるからこそ、自分の拠り所、ルーツなんだろうなあと母を見ていて思う。




国家」という枠組みで個人のアイデンティティを規定することには、本当はいろいろな不都合がある。

母親らにとっての拠り所は「日本」よりももっと狭い、空気のような存在であり意識する必要すらない「沖縄」なのだ。

2011-05-26

汚い話なんだけど

便秘体質でして。

久々催したのでお尻が切れないように切れないように力加減しながら出したら・・・

30cmぐらいの一本GUSOが出た。

しいやら切ないやら。

あんまり長いと(硬いとだっけ?)下水に詰まり易いとかなんとかって言うからヒヤヒヤしながら流した

ちゃんと流れました

うそう。たまっていたからか、一緒に出るおなら下水みたいな臭いがしてさすがにやばいと思った。

一時カキピー食ってた時は何かと便意があったので、また程々に食べてみようかな。

どうやらピーナッツがいいらしいね。油も多いし毒素も超微量ながらあるらしいので、

アホみたいに食いすぎるのは良くないらしいけど。

2010-10-12

7+8=15?

そういやいま思い出したことをメモ代わりに。

昔、従姉妹が二桁の足し算が出来なくて、

7+8=15

を説明しようとしてさ、

(7+3)+(8-3)

=10+5

=15

って説明してもわかってもらえなかったわけ。

しょうがねぇなって思って、柿の種を7粒、ピーナッツを8粒並べてみて、

いち、にい、さん、しい、ごお、ろく・・・・、ほら、15でしょ?

って説明したんだけど、納得してくれないの。

姉妹がいうには、従姉妹がその前に数えたときは14だったんだと。

今は15になったけど、何回も数えなおすときっとに14になるっていうの。

「そりゃね、従姉妹ちゃんが数え間違ったんだよ」

って言っても、聞かないの。

「7+8が14じゃなくて、わたしが数え間違ったという証拠はあるの?」

って具合に。

「おにいちゃんだって、100とか、1000とか、おっきな数字を足したら、いつも同じ数字になるとは限らないよ」

みたいなこと。

そういわれたらねぇ。

たしかその後に、

「あの米びつの米粒の数と、あのトレイの中の砂糖の粒の数は何回数えても合計が一緒なの?」

みたいなことを言われた。(米びつとかトレイとかという言葉は使わなかったと思うけど)

なんねぇだろうな(笑)

ところで、同じ計算は何回やっても同じであるということの説明って難しいよな。

7+8は常に15であることの説明ってどうしたらいいのかな?

大学レベル数学を使わないと証明は今でもできない気がする。

なんか思い出してたら。1000万回くらい検算すると、たまに7+8が14になる気がしてきた不思議

「そういうきまりだから」と一蹴したかったけど、あの時の従姉妹は本当に可憐幼女でさ。

2010-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20100830123101

監督不行き届き、あるいは可能性の非考慮が明らかな原因。

ピーナッツ小さい子に与えたらだめなのは常識だけど、こういう親ってそれも知らなさそうだよね。

きっと、そういう人たちは自分たちの親からそういう教育をしてもらう機会を得られなかったんだろうな。



何でもかんでも、社会とか企業とかのせいにするなよ。

ちゃんと自己管理できる人の迷惑にしかならんという側面もしっかりと認識してからいろいろな社会的活動をしてもらいたい。

社会って言うのは、いろんな人たちの集合体なのだから。

いつまでも子供のつもりはやめろ。

もしも、自分たちの主張が「自分たちが子供を殺したことに対する罪滅ぼし、罪悪感、免罪符の希求」以外のモチベーションから来るなら、消費者庁なんかたよってないで自分たちで協会かなんか作って、強制力のない安全基準を作成して、その基準を満たしている企業お墨付きを与えていく活動でもしてみるといい。



もしも、社会全体が「明確な基準のないこんにゃくゼリーは万人にとってスベカラク危険で、この基準を満たしているものが購入されるべきだ!!!」と思うなら、その商品はシェアを伸ばすだろう。



しかし、現実はそうはならないはずである。

科学的根拠に基づかない思い込みで動く活動家は、社会に強制力を発生させるような活動をしないでほしい。

正直、迷惑だし目障りだ。

まずは、まっとうな専門家が示した統計をひっくり返すだけの資料を持ってきてからそれからやっと議論が進むんじゃないのか?

いまぐだぐだいってたってどうしようもあるまい。




母親って言うのは怖い生き物である。

それだけ愛情深いということの裏返しであるともいえる。

しかし、ここまで他者に責任転嫁するように自分精神構造を書き換えてしまっていては、こんなものはただの怨念でしかない。

ちなみに、この母親本質的に願っているのは新しい事故が起きないことではなく、自らの罪が赦されることである。赦された感覚を得ることである。この領分は本来的には宗教の分野であるから、政治にその答えを求めてもつれなくされるだけだ。いつまでたっても赦されない。

ググってみるとこの方がどんだけモンスターペアレントなのかがわかると思う。

そして、“消費者目線”=“感情論”と読みかえると、こんにゃくゼリー規制論がただの感情論にもとづいたものであることがわかる。しかも、この“消費者目線”は“誰”の“目線”なのか?それがまったく明記されていない。

もしかして“何十万、何百万といる消費者全体の総意”という意味でつかわれているのだろうか。あるいは、そういうニュアンスを醸し出す意図で使われているのだろうか?

以下引用



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「こんな物のために息子の命が奪われてしまったかと思うと…。私が望むのは二度とこんなつらく悲しい事故が起こらないことです」

 6月29日、荒井聡消費者担当相に出された手紙の一節だ。差出人は三重県伊勢市村田由佳さん(49)。平成19年に長男龍之介君=当時(7)=を、こんにゃくゼリーによる窒息で失った。

 消費者庁の発足のきっかけの一つが各地で相次いだ、こんにゃくゼリーによる窒息事故だった。7年以降、少なくとも22人の死亡報告がある「特異な消費者事故」(同庁資料)に対して、“消費者目線”からの安心安全の実現が期待されていた。

 こんにゃくゼリーのような食品には、硬さや形状を規制する法令担当省庁がない。いわゆる“すき間事案”だ。消費者庁には、こうした事案に関し、事業者への改善勧告・命令を出す権限などが与えられた。

 庁内では食品事故防止対策を練るプロジェクトチームで食べ物の硬さや形などの指標をつくるための検討を開始。今年の7月中に指標の結論を出すべく作業が進んだ。



 手紙が出されて半月後の7月16日。消費者庁見解を出した。「法的整備が必要」(泉健太政務官)としながらも、「結論を出すにはデータが不足している」。指標の結論は「年内をめど」に先送りになった。

 村田さんが受けた衝撃は察するにあまりある村田さんはいま「対応できる状態ではない」(担当弁護士)という。



 なぜこんなに時間がかかるのか-。法や指標の整備には正確な窒息リスクの把握が必要となる。だが、専門家らの調査が異なる評価を出すなど、リスクを明確に示せないのだ。

 消費者庁が導き出した評価は、「こんにゃくゼリーにはモチやアメよりも重い事故につながるリスクがある」というもの。一方で、内閣府食品安全委員会は「アメと同程度でモチに次ぐ」と、ニュアンスの異なる評価を消費者庁答申してきた。

 食品安全委食品リスクを評価する機関で、消費者庁に「意見」を出せる関係。安全委の見解は「こんにゃくゼリー規制だけで、窒息事故は防げるのか」という疑問を投げかけた。

                  ◇

 結局、検討作業は膠着(こうちゃく)状態となり、1年前と同じ状態が続いている。そんな行政のもたつきをよそに、こんにゃくゼリー製造者による商品や表示改良は進み、過去約2年間、窒息死亡事故の報告はない。

 食品をめぐる課題はほかにもある。発がん性が懸念される成分が検出された花王の食用油「エコナ」。商品に与えられていた「特定保健用食品特保)」の認定がどうなるかが社会の関心事となった。

 特保を所管する消費者庁は昨年10月、特保再審査手続きに入ることを決定。花王側は即日、自主的に認定を返上した。

 だが、肝心の発がん性については、昨年7月から食品安全委で調査中だ。こちらも行政のもたつきをよそに、メーカー側の販売自粛などでこの成分を含む食用油はすでに市場から消えている。

 消費者行政で強い権限を与えられた消費者庁。だが、こんにゃくゼリーエコナをめぐっては、どう権限を行使したらいいか手探りの状態が続いている



 消費者庁活躍に期待していた人たちの中には、そんな状態が歯がゆく見える。国民生活センター理事長の野々山宏弁護士は、「行政消費者の目線に立ち、消費者もそれを実感できることが大切な課題だった。だが、現段階では十分ではないと思っている」と1年を振り返る。

 主婦連合会山根香織会長も「期待はあるがいまは十分だと思っていない。消費者も『何でもやってくれる』と期待したのに、『トントンと進むものが見えてこない』と思っている」と厳しい見方だ。

                × × ×

 昭和46年の環境庁(当時)以来の新官庁として、昨年9月1日に誕生した消費者庁。“消費者目線”を期待された省庁の活躍ぶりはどうだったろう。発足から1年を検証する。

 ■消費者庁  内閣府外局。相次いだ食品偽装事件などの発生を背景に設置構想が出された。「消費者が安心安全で豊かな消費生活を営むことができるような社会をつくること」を任務にしている。発足当初の担当大臣野田聖子氏(自民)。政権交代を経て福島瑞穂氏(社民)、荒井聡氏(民主)。正規職員数は約200人。都心の民間ビルに入居しており、当初その賃料(年8億円)が高すぎると国会などで問題視された。



http://alfalfalfa.com/archives/627000.html

2010-02-20

国境なき医師団」のマーケティングが卓越な件

ttp://blogs.itmedia.co.jp/speedfeed/2010/02/post-d4e6.html

僕は寄付請求のたぐいはいっさい信用しないというか、どう使われるか分からないお金を支払うのがイヤなので、これまでは基本的に無視してきた。

しかし、2年ほど前から実は「国境なき医師団」に寄付をしている。金額は微々たるものだ。一日50円、つまり月間で1500円に過ぎないので、特に誇れるようなものでもない。



とはいえゼロから50円/日の寄付に至ったのには理由がある。それは「国境なき医師団」が行っているメソッド(少なくとも一般に公開したマーケッティングメッセージ)が素晴らしかったからだ。



彼らの主張はこうだった。

世界には貧困迫害に苦しむ小国民族がまだまだ多い。

・その多くは先進国にとっての市場性もないし資源もないから、欧米諸国のメディアにも載らないことが多い。

だから自分たちの力で支援を続けているし、ボランティアバックアップが欲しい、というわけだ。

そして、多くの同様の支援団体と異なり、彼らのメソッドが効果的・効率的であることを訴える。それはこうだ。

貧困に苦しむ第三国の病人の多くは、栄養失調さえ改善すれば助かることが多い。

栄養失調は死因の20%かもしれないが、その20%が病気の原因の80%を占めるといっていい。

・だから彼らはまず栄養失調を改善するための(栄養価の高い)食料を直接病人達に届けるようにしている。

・食器も調理用具もない貧民のために、食料は手でも簡単に空けられる缶詰のみ。

・そしてその缶詰の中身はピーナッツバターに似たもので、指先ですくって食べることができる。

・この食事を与えた病人達の多くが栄養失調から回復している。



僕はこのプレゼンテーションに感動して即座に寄付に応じた。

同じような行動をした人も多いだろう。



いまなぜこのエントリーをしているかというと、二つの理由のためだ。。一つは寄付して3年目の今、「国境なき医師団」から来たダイレクトメールに再び感動したことを伝えるため、もう一つはマーケティングの在り方を論じるためだ。



ダイレクトメールには、これまでの寄付に関する謝意と、もう少し額を増やすことへの依頼があった。これだけならたいした意味はないが、その内容が具体的かつ心を揺さぶるものだった。

ダイレクトメールは、これまでの寄付額で、どれだけの食料を与え、それが結果的に何人を救うことができたかを数字で記してあり、さらにあと300円寄付額を増やすと同じ年月で、あと何人を救うことができるかを明示してあったのだ。もちろんその内容は個々の寄付者の金額に応じて自動的に作成するようになってはいるだろう。しかし、それでも、そこに記載されているのは確かに僕が寄付した金額であり、僕のささやか善意が彼らの努力によって形になったことを明確に知らせてくれているものだ。人のカネではない、僕のカネの成果があったことを教えてくれているのである。

2009-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20091127165811

漢方薬の原料って、具体的にどの地方で作ってんの

ピーナッツやイモと一緒に栽培してまーすなんてあんまり聞かないけど

2009-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20090723085131

女のファザコンってどうなんだろう?

身の回りだとファザコン女は彼氏作らない奴が多い。

パパよりカッコイイ人じゃないとダメって感じで難攻不落になる。

男はマザコンでも彼女はとりあえず作ろうとするからな。



男のファザコンあんまり聞かないな。普通に父親を尊敬していてトラブルになることはあんまり無いだろうし

だが女のマザコンは多いぞ

これは男のマザコンと一緒でちゃんと彼氏を作ってもママを優先させてばっかりになる。

ピーナッツ母娘でググってくれ

2009-05-31

夏休み 一休

ピーナッツをほおばりながら、扇子を仰ぐ。

たたみの上を南京虫ハミハミと歩いている。

非常に暑い。。

気持ちのよい、というより、きもち、気持ちのよい昼下がりである。太陽はすでに存在を夏として同化し、俺の存在を見てくれといわんばかりにムキムキで俺らを悩ませる。

ムキムキの太陽はまるで歌の広場のロゴマークのような形であり、ソフトクリームをなめるそのしぐさに惹かれている((c)ビーズ)。

異様に時間が過ぎるのは遅い。まるで日本代表パスサッカーのように、何も起こらない時間が続く。

たった今テレビのリモコンを押してみる。

とっても退屈だ。

澱粉のようにお湯で溶かしてドロドロになった暑い夏休み暑い昼下がり、まったく進まない文章の展開と、まったくアイデアのわかない脳みそ

それを俺は「夏休み」と名づけた。

「昼休み」でもいいけど、「夏の昼休み」は包含関係的には夏∋昼なので「夏休み」を採用したんだな。これが。

タバコに火をつけて一本の煙が舞い上がる。煙は天井まであがるとで折れて、右曲がりにひろがっていった。まあ、左にも曲がっていったんだけど、右曲がりの煙の方が多かったかもしれない。

煙はぐるぐると→→↓↓と結局部屋を対流しはじめた。

小学校教科書の「対流」ページの動きだ。なんて想像通りなのだろう。まるで、日本代表パスコースのように読め読めだ。

リモコンボタンを取り出して、適当必殺技っぽく←→→→のボタンを押してみる。なんだかよくわからないチャンネルにつながった。今までみたことのないチャンネルだ。

チャンネルではないようだが、NHKでもないようだ。

2009-05-20

個人的にはy_arim先生のご賢察が聞きたいのだがなあ

http://anond.hatelabo.jp/20090518225205ブコメ

islecape マイノリティは「劣位(少数派含む)」って意味でしょ。しかし「女性というマイノリティ」を「ステロタイプ」呼ばわりとは。男女の歴史的・社会的非対称性についてもうちょっと考慮してくれてもいいと思うんだけど。 2009/05/19

しょうがないなーもう。いくつか引用しようか。

マイノリティー【minority】少数。少数派。⇔マジョリティー。 (大辞泉)



マイノリティー a minority⇒しょうすう(少数) (プログレッシブ和英中辞典)



社会的少数者(しゃかいてきしょうすうしゃ)又は社会的少数集団(しゃかいてきしょうすうしゅうだん)、社会的少数派(しゃかいてきしょうすうは)とは、その社会権力関係において、その属性が少数派に位置する者の立場やその集団を指す。多くは偏見差別対象になる。但し、権力関係は無視して人口割合を厳密に考慮して、グループ自体が少数派であっても、その支持層が多数派である場合などを社会的少数者と認めない考え方もある。欧米マイノリティの考え方の直輸入で、直訳すると少数派となるが、これでは原語の意味が伝わらないので社会的少数者と訳された。しかし、この訳も冗長で不自然なため、原語がそのまま使われることも多い。 (Wikipedia社会的少数者』。『マイノリティ』で調べるとここに転送される)

あきらかに、「マイノリティー」の基本的な意味は「劣位」ではなく「少数派」だ。「劣位(少数派含む)」って意味でしょ、とわざわざご教授いただいてなんだが、それは何を見ていっているのか。脳内辞書か。islecape国のislecape語ではそう訳すのか。もちろん、

なお、女権論では具体的な数と関係なく、差別などの理由で社会的に地位が弱い・低いという意味で、女性マイノリティーであると主張される。 (Wikipedia社会的少数者』。一部修正)



また、単純な人数としては必ずしも多数でなくとも、様々な経緯によって、強い発言力を持ち優位な立場に立つグループ存在する場合に、それを指してマジョリティという場合も有り得る。以下に、例を挙げる。■征服王朝の支配階層植民地における宗主国出身者 ■アパルトヘイト体制下の南アフリカにおける白人 (Wikipediaマジョリティ』)

というように、「少数派(劣位含む)」の意味であるときは存在する。これはきっと「少数であるゆえに劣位・弱者である存在」と同じかのように「○○」もまた劣位・弱者だから、ここではまとめて考えよう…というような意味で劣位=マイノリティとくくっているんだろうが、それにしても(いま引いたのに沿って言えば)「被征服地の」「被支配」階層だから、「植民地にいる」「従属国の出身」者だから、「アパルトヘイト体制下の」有色人種だから、彼らはそれぞれの対と対置して言うと…というカッコつき・前提ありでようやく言える話だ。そしてそこにある問題の本質が数の多寡でなく優劣・強弱の問題であるのなら、それをはっきり踏まえて劣位・弱者とはっきり言うことこそが本来の、あるべき筋だと思うがな。「マイノリティ」は便利なラベルじゃねえはずだ。安易に混ぜる意味は本当にあるのか?

例えば、マジョリティが、男が差別をするように、マイノリティも、女も差別をする。強いゆえに弱く、弱いゆえに強いこともある。差別される者が別の差別をすることもある。歴史的・社会的非対称性とやらは、「女性=マイノリティ=弱者」「男性=マジョリティ=強者」なんて二分法を許すのかね。

いや、女性マイノリティではない、というのがどうしてもお気に召さないのならこっそり教えよう。実は「巨悪」がいるのだ。やつらは権力の側にいながら女性マイノリティを堂々と説き広めている。


http://www.news.janjan.jp/government/0809/0809016036/1.php

パリテで政治の脱ジェンダー化を 全国フェミニスト議員連盟夏合宿

しかし、フランスソワーズ・ガスパールなど有力な女性政治家たちはパリテの論理超党派で広げていきました。パリテの論理とはこうです。

 「ヒトは、一部の例外を除き、男か女以外の存在しかない。男女は人類のほぼ半分を占める。男女はいたるところで混成している。女性マイノリティではなく、あらゆるカテゴリーに横断的に存在する。他の社会状態、人種などによる区別とは決定的に異なる。よって、人類半分を占める女性政治分野にも半分いてこそ自然なのだ」

islecapeはぜひ、こいつらに言葉意味というやつをキョージュしてやってほしい。



blacksorcery マチズモに凝り固まったポルノや性暴力世界の話をしている時にそうとらえるのはそんなに無茶かい?元々君の友達が自分たちは少人数で被害者みたいな科白を書いてたから / 宣伝http://d.hatena.ne.jp/blacksorcery/20090518 2009/05/19

こっちのほうは手短に行こう。1、「そうとらえるのは」の「そう」って何だ。はっきり言え。「だから君らはマイノリティ」のところなら、なんら示されていないものを勝手に「そうとらえる」のは常に無茶だ。2、「君の友達が」って誰だよ。他人のことを根拠レスに分類するのがよほど好きなのか。根拠があるなら言ってみろ、そしてできないんなら黙れ。バカめ。3、リンク先の「そもそも男性というマジョリティの一員であるからこそ、その嗜好を満たす商品が出るのは理解出来ると思う」って何だ。女性にもマイノリティにも「その嗜好を満たす商品」は出てるだろうが。なにが「であるからこそ」だ、amazonでも見ろ。バカめ。とりあえず最後、「女性が陵辱され無理矢理妊娠させられ堕胎させられるゲームを、女性が酷い・気持ち悪いと思うのが感受性が高すぎってどういうこった」って何だ。少なくとも「某エロゲ問題への…」のやつがブコメで叩かれてるのは、おおむね、「酷い・気持ち悪いと思う」からじゃなく「思うから、排除されよ/非合法とされよ」と軽々しく言ってるからだ。そのぐらいちゃんと読め。バカめ。お前はピーナッツじゃ足りん、目で胡桃噛んで来い。

2009-05-10

1本で何でもウマい! 不況に強い万能たれ市場

タモリ倶楽部でやっていた

「1本で何でもウマい! 不況に強い万能たれ市場」。

番組に出ていたタレをまとめました。

スタミナ源たれ (青森

系統焼肉

青森では70%のシェアを誇る焼肉のたれ

青森リンゴニンニクが決め手



■うないソース (沖縄

系統焼肉

・某雑誌の「全国焼肉のたれ選手権」で四天王に選出された

・「うない」とは沖縄方言で「姉妹」のこと



塩だれ (岡山

系統焼肉

・塩だれ

ゆずが効いている



ミサン (山梨

系統:めんつゆ系

・煮物などに使いやすい

山梨では有名



うまいたれ (山形

系統:めんつゆ系

・甘め

カツオだしが強め

すき焼きのたれで使えそう



ペコのしょうゆ屋 合わせたれ (愛媛

系統ハワイ

・ペコ西村が考案

・甘い

醤油ベースパイナップル風味

・南国系の味



■万能のたれ (長野

系統焼き鳥

・人気焼き鳥店のたれ

巨峰入り



キャベツのうまたれ (福岡

系統キャベツ

・さっぱりした味

・とにかくキャベツによく合う



広島辛口つけ麺のたれ (広島

系統:つけ麺系

・辛め

・肉に合う辛さ



ナンデンゴたれ (宮崎

系統カツオのたたき系

サイコロステーキに合いそう

ピーナッツ風味

2009-04-03

安心毛布

ライナスの毛布」というのを見て思い出したけどここにいる増田には自分にとっての「安心毛布」は有る?

自分の安心毛布は常に身につけてるわけじゃないけどお気に入りタオル数枚とひざかけ。

無いとちょっと不安でソワソワしてしまう。

弟は小さなころワニ型のぬいぐるみ枕が好きで好きで仕方なかったらしい。

しかしピーナッツキャラクター造型とか見てるとチャールズ・シュルツはすごいなぁと思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%84_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

2009-01-18

勝間和代食パンネタ(?)が気になって。

勝間和代食パンネタ(?)が気になって。

揚げ物系の菓子菓子パンコーヒー牛乳(げろ甘、1 L)の方がカロリー高そうな気がしたんだけど。

 

あくまでも概算値。

単位カロリーは、http://www.eiyoukeisan.com/商品の表示などを引用

量は、ダイソーローソンストア100ショップ99で105円(又は104円、消費税込み)で買える概算量。

特売品らしきものは除いたつもり。

 

食パン1斤: 264 kcal/(100 g) * 350 g = 924 kcal

ご飯(レトルト、大盛り): 168 kcal/(100 g) * 250 g = 420 kcal

そば(乾): 344 kcal/(100 g) * 270 g = 928.8 kcal

そうめん(乾): 356 kcal/(100 g) * 270 g = 961.2 kcal

薄力粉: 368 kcal/(100 g) * 700 g = 2576 kcal

上白糖: 384 kcal/(100 g) * 500 g = 1920 kcal

 

コーヒー牛乳: 56 kcal/(100 g) * 1000 g = 560 kcal、正確には量は1000 mL

コーラ: 46 kcal/(100 g) * 1000 g = 460 kcal、正確には量は1000 mL

ラクトアイス: 224 kcal/(100 g) * 200 g = 448 kcal、正確には量は200 mL

ラクトアイス: 369 kcal/(1カップ、200 ml)

 

サラダ油: 921 kcal/(100 g) * 265 g = 2440.65 kcal

マヨネーズ: 703 kcal/(100 g) * 200 g = 1406 kcal

カレールー: 512 kcal/(100 g) * 100 g = 512 kcal

ピーナッツクリーム: 82 kcal/(20 g) * 150 g = 615 kcal

 

カロリーが高そうでも、

調理加工された食料や飲料は概ね350 kcalから700 kcal程度で、

食パン1斤には及ばないみたい。

105円で買える範囲の、

カレーパン(1個)、揚げ煎餅(1袋)、豆菓子(1袋)、ポテトチップス(1袋)、

チョコレート(1枚)、コーヒー牛乳(1000 mL)、アイスクリーム(200 mL)は、

いずれも食パン1斤以下のカロリーだった。

 

(カロリーのことよりも、自分のガキの頃と比べてモノの値段が下がっていることの方が気になった。)

(まったく話は変わるけど、かようにモノの値段は下がっているのに、投資信託の販売手数料や信託報酬が値下がりしている様子がないのはなぜなんでしょうか。誰か有名な経済評論家が答えてくれないかなあ。)

2008-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20080912171837

脂肪分の多いものを適度に間食するのがいいらしい。

ピーナッツとか。ターザンに書いてあったよ。

ジャスコに売ってるトップバリュのミックスナッツとかを適当にポリポリ食べるといいんじゃないかな。

2008-08-08

anond:20080808193748

日本のまんが文化に一番影響を与えた外国まんがは

スヌーピー(ピーナッツ)」

だと思う。

ディズニーアニメとして。

2008-02-17

ピーナッツが好きです。でも落花生はもーっと好きです。

でも、この二つは同じものなのか、違うものなのかが分からない。

ターミナルとコンソールも分からない。

2007-06-23

昨日、ピーナッツ食べたら歯が折れた増田だけど 

今日歯医者さんに行ったら虫歯が六本も見つかったよ。

歯をもっと大事にしよう。

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