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2023-08-10

LK-99 にかこつけて物質探索としての機械学習

増田マテリアルインフォマティクス超伝導専門家ではないんだけど。

雲行きがあやしくなってきか

専門家からすると、常温ながら高圧下で超伝導存在ですら怪しいのに、高圧ですらない報告は眉につばも付けたくなるだろう。(LK-99は本当に常温常圧超伝導を達成しているのか - 理系のための備忘録)

Cu_2S の一次転移を常温超伝導と見間違えたのでは?との報告が上がっている。(https://twitter.com/tjmlab/status/1689076343114493957])

機械学習物質探索

LK-99に関連して、常温超伝導を示す物質機械学習を使って見つけられないのかという疑問をはてなブックマークTwitterなどで見かけた。

端的に述べると、機械学習を用いた物質探索は既に広く行われているが、今回のような未知の性質を有する物質の探索には不向きである

物質探索で機械学習が注目されるようになったのも最近のことだ。

2019年には選択性の高い触媒機械学習予測する研究がScience誌に投稿されている。(高選択的な不斉触媒系を機械学習で予測する | Chem-Station (ケムステ))

物質の探索の他にも、生データ帰属やそこから得られたデータ同士の解析などにも機械学習が用いられている。

暗黒大陸が広がっていた

機械学習によって、経験によると勘とマンパワーと一握りの運で支えられていた「予測→合成→測定→解析」のサイクルを早められるようになった。

その一方で、より広大な未踏の探索領域存在し、さらなるマンパワー必要であることが明確化された。

HUNTER×HUNTER暗黒大陸が明かされた状況に似ている。


機械学習暗黒大陸の道案内役になりうるが、より効率的な探索のために実験や測定の自動化必要となり、そのような研究も始められている。

予測した物質を合成できるか

機械学習が様々な物質予測しても、その合成できるかは別問題だ。これは機械学習に限った話ではない。

理論的にすばらしい性質が予想された物質であっても、技術的に合成できない、合成できても予想された性質を示さないことは科学世界ではあるあるだ。

原因は様々である解決のためには、技術進歩ブレイクスルー必要となるし、そもそも予想が間違っている可能だってある。

たとえば、2000年ノーベル化学賞を受賞したポリアセチレンは、古くから量子化学的に導電性を持つだろうと予想されていたが、合成する方法がなかった。

1958年にナッタらが開発した触媒によって初めて合成されるが、粉末しか得られず電気特性を測定することができなかった。得られた粉末は溶媒にも溶けず熱で溶融もしないためフィルムにできなかったのである

その後の1967年白川らがフィルム化に成功金属光沢を示すもののほぼ絶縁体であった。電気を流すにはドーピングという更なるブレイクスルー必要だった。

超伝導やばい

機械学習は、目的とする性質を持った物質を探索することは可能だが、全く新しい性質を示す物質予測には向いていない。

過去の結果から高い転移温度を有する物質類推可能だが、これまでの超伝導とはメカニズムが異なるであろう常温超伝導を示す物質を予想することはできない。せいぜい異常な振る舞いを予測するくらいだ。

超伝導の恐ろしいところは2000年以降も様々な性質が予想され発見されていることだ。

例えば、ワイル金属1937年予想、2016年発見)、トポロジカル絶縁体2005年提唱2007年確認)、ネマティック超伝導2016年発見)などなど。

全く新しいメカニズムによる性質に関するデータが無い以上、このような性質を示す物質機械学習で探索するのは無謀だ。

もちろん、既存データをよくよく洗い出してみると、新しいメカニズムで上手く説明できるケースもあるが、それを機械学習へ利用するには・・・・・・。

最後

というわけで、常温超伝導を示す物質機械学習で探すのは得策ではない。

2023-08-08

常温常圧超伝導体「LK-99」へのブコメの反応

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/texal.jp/2023/08/02/chinese-research-institute-reports-success-in-reproducing-the-room-temperature-ambient-pressure-superconductor-lk-99-dream-material-finally-realized/

これは夢が広がるニュース

はてなーは「トンデモトンデモ」と騒いで否定するのが大好きだから世紀の大発見を聞いても、素直に信じることができない。人を褒めるより、けなすのが大好き。心が汚れている。

常温超電導には何度もがっかりさせられてきたが、第三者再現確認されたのは初めてかもしれない。これは期待していいのかも。

うーん、確認のやり方がよく分からん。単に磁性体ができたってだけなんじゃねーの? これではマイスナー効果とは言えないと思うんだが?

croissant2003 そもそも浮くことがピン留め効果の現れ。部分的に超電動が混じってると動画のようになる。純度あげるのはこれから。ピン留め以外で浮く現象説明してみろ。あほ

おお?磁化率の測定はどんなもんなんだろ。/ 逆に言えば、十分な計算力があれば、候補物質を片っ端からシミュレーションして、超伝導可能性があるものピックアップできるってこと? 科学

とてもワクワクする

スパコン計算だとあり得るとのこと/送電会社株価が上がるのは思い付かなかったなと思ったけど、単に社名にSuperconductorが入ってるから

まだ様子見ってのはもっともだと思うけど、STAP細胞とか擦って茶化すのはよくないんじゃないかな。

最初の報告とは別の複数研究機関からそれぞれシミュレーション、試作で再現成功したという発表があったと。STAPとは全く訳が違うわな。予備的な試験とのことだしまだ信じられんけど/あ〜再現失敗してる機関も多いの sciencephysics

シミュレーションの結果は興味深い。計算は条件さえ示されれば簡単に追試できるので。その結果を詳細に検討すれば超伝導が成立する条件などの知見が得られそう(高エネルギー状態不安定なので物質はできてないかも)

本当に常温常圧超伝導だとしたら韓国初のノーベル化学賞?おめでとう!



LK-99はありまぁっす!

2022-07-14

パンの原料である小麦を始めとして、農作物を育てるには、窒素リンカリウム肥料の三要素が不可欠だが、ハーバー・ボッシュ法は、窒素供給する化学肥料大量生産可能とし、結果として農作物の収穫量は飛躍的に増加した。このためハーバー・ボッシュ法は、水と石炭空気からパンを作る方法とも称された[5]。

化学肥料誕生以前は、単位面積あたりの農作物の量に限界があるため、農作物の量が人口増加に追いつかず、人類は常に貧困飢餓に悩まされていた(マルサス人口論)[13]。

しかし、ハーバー・ボッシュ法による窒素化学肥料誕生や、過リン石灰によるリン化学肥料誕生により、ヨーロッパアメリカ大陸では、人口爆発にも耐えうる生産量を確保することが可能となった[13]。これは1940年代から1960年代にかけて起きた、18世紀農業革命に続く「緑の革命」の先駆けとなった[14]。また日本などでは従来肥料として用いられてきた屎尿による寄生虫感染も避けられるようになった。

ハーバー・ボッシュ法は同時に爆薬の原料となる硝酸大量生産可能したことから平時には肥料を、戦時には火薬空気から作るとも形容された。硝石鉱床が無い国でも国内火薬生産可能となり、その後の戦争が長引く要因を作った。例として第一次世界大戦において、ドイツ帝国海上封鎖により、チリ硝石の輸入が不可能となったが、戦争使用した火薬の原料の窒素化合物の全てを国内調達できた(火薬爆薬を参照)。

本法によるアンモニア合成法の開発以降、生物体としてのヒトのバイオマスを、従来よりもはるかに多い量で保障するだけの窒素化合物が、世界中農地生態系供給され、世界人口は急速に増加した。現在では地球生態系において最大の窒素固定源となっている。さらに、農地生態系から直接間接双方の様々な形で、他の生態系窒素化合物が大量に流出しており、地球全体の生態系への窒素化合物の過剰供給をも引き起こしている。この現象は、地球規模の環境破壊の一端を成しているのではないかとする懸念も生じている[15]。

ハーバーは本法の業績により、1918年ノーベル化学賞を受賞したが、第一次世界大戦中にドイツ帝国毒ガス開発を主導していたために物議を醸した[16][17]。またボッシュ実用化の業績により、1931年ノーベル化学賞を受賞している。

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2021-05-12

anond:20210512183606

化学バイオよりは、先がありそうではある。。

日本産業で、有力なメーカーノーベル化学賞をもってしても、化学就職が悪いなんてことあるの?

2020-10-10

ノーベル化学賞リケジョコンビ初の快挙 女の子シンデレラより科学ときめく時代はやって来るのか(木村正人)

って、マジで女を舐め切ったクソみたいな見出しで、絶対に読む気がしなくなるやつだな

「より」って何だよ、なんでどっちか選ぶ前提なの?

シンデレラ科学もどっちもときめくし、

時代も何も、マリー・キュリーもその娘のイレーヌも、恋愛して結婚してなおかつノーベル賞も獲った人でしょうが時代とか言わずに昔から女の子」は両立してたんだわ。

2019-12-16

日本に学ぶことは多い」「これから中国時代」、日本人のノーベル賞中国人はどう見るか

本文: 

https://www.afpbb.com/articles/-/3250602

魚拓

http://archive.md/Ktinc

http://archive.ph/7IzGO

10月26日 東方新報2019年ノーベル化学賞(Nobel Prize in Chemistry)は、リチウムイオン電池を開発した旭化成Asahi Kasei Corporation)名誉フェロー吉野彰(Akira Yoshino)氏の受賞が決まった。止まらない日本人ノーベル賞ラッシュに、中国では「なぜ日本人ノーベル賞を受賞し、中国人は受賞できないのか」と話題になっている。

【関連記事】「千と千尋の神隠し」が中国で大ヒット! 18年前の作品がなぜ?の背景

 今月9日に吉野氏の受賞が決まると、中国メディアは速報を流すとともに、「外国籍を含む日本出身者のノーベル賞受賞は通算28人に達し、特に21世紀に入ってから米国に次いで受賞者が多い」と言及ネットメディアを中心に、日本中国をさまざまな角度で比較している。

 まず目立つのは、日本を称賛する分析だ。「日本人ノーベル賞受賞者は、子どもの頃に自然科学に関心を持ち、その体験がその後の研究の支えになっている。子ども好奇心や天性をそのまま伸ばす日本教育の特徴が大きい。中国はかつての科挙制度から現在受験競争まで、詰め込み教育ばかり重視されている」「日本紙幣肖像福沢諭吉樋口一葉野口英世で、政治家でも軍人でもない。学者芸術家尊敬する社会意識関係している」「日本は基礎研究が盛んな一方、中国研究商品開発に結びつくものばかりだ」

 また、「中国国内総生産GDP)で日本を抜き、日本に対し優越感に浸る中国人もいるが、日本総合力、技術力に比べれば中国はまだ劣ることを冷静に認識すべきだ」という意見もある。

 その一方で、「日本ノーベル賞受賞者は今後減少していく」という日本国内の見方も同時に伝えている。日本人研究者の論文発表数や論文引用される数は年々減少し、国際的科学競争力は低下する一方だ。

 ノーベル賞20~30歳代の研究成果が数十年後に評価されるパターンが多いが、日本政府が各大学への補助金や基礎研究費への教育振興費を削減しているため、日本の若手研究者の教育環境は著しく悪化している。2015年のノーベル物理学賞(Nobel Prize in Physics)受賞者の梶田隆章(Takaaki Kajita)氏は「このままでは日本から受賞者は生まれなくなる」、2018年ノーベル医学生理学賞(Nobel Prize in Physiology or Medicine)の本庶佑Tasuku Honjo)氏も「かなり瀬戸際に来ている」と警鐘を鳴らしている。

 そのため、「日本ノーベル賞ラッシュ前世紀の遺産」「中国研究者の論文数・被引用数は米国に次ぐほど増えており、将来は中国人のノーベル賞ラッシュが起きる」という意見もある。

日本に学ぶことはまだまだ多い」「これから中国時代」と対照的意見交錯する状況は、ノーベル賞に限らず、日本経済社会に対する中国見方全般と重なっているようだ。(c)東方新報/AFPBB News

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少し前の記事だけど、この分析は冷静的。一読する価値はある。これみる前からだけど、本当に日本科学研究危機感を持っている。

2019-10-29

悲報日本人の8割、今年のノーベル化学賞に決まった旭化成の人の名前をもう憶えていない……

梶田だっけ

2019-10-11

ノーベル化学賞の話どこ行った?

台風19号にかき消されてるやん

2019-08-22

anond:20190822011817

70になる手前の研究ノーベル賞を取ったアメリカ学者みたいなケースもあるけど、定年前に非常勤になって自身主宰する研究室や人材リソースは取り上げられていたもの研究設備は使えてたみたいなので増田が求めてるのとは違うな。ちなみにこの人物ノーベル化学賞田中耕一氏と同時受賞したジョン・フェン氏。

2019-03-08

[]CP(同人)

文脈を読み解いていった結果、おそらく「カップリング」の略称だという結論に達した。

Google Trendsを見る限り「カップリング」という単語は年々使われなくなっているようだ。2010年10月短期的なピークが見られるが。クロスカップリング反応(鈴木章根岸栄一、リチャード・ヘック)がノーベル化学賞を受賞したためらしい。

CPという略称が使われる単語はたくさんあるようだ。

CP対称性 = charge conjugation parity symmetry

複素射影空間 = Complex projective space

脳性麻痺 = Cerebral palsy

セルプラスミン = ceruloplasmin

CP+ = Camera & Photo Imaging Show

明るさの単位 = Candlepower

コマーシャルペーパー = Commercial Paper

児童ポルノ = Child pornography

コードページ = Code Page

2017-11-10

二次元エロス性犯罪を減らしているのか?

脳科学AIの組み合わせで一度徹底的に調べてくれ。

ノーベル平和賞ノーベル化学賞イグノーベル賞の同時受賞が狙えるはずだ。

文学賞も狙えるか?

2017-10-05

ノーベル化学賞 日本人の受賞ならず 10/04 19:32

http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00372452.html

2017年ノーベル化学賞が、日本時間10月4日午後に発表された。

当然ながら、日本人の受賞はならなかった。

2016年には医学生理学賞を大隅良典氏が受賞し、4年連続日本人受賞に期待が高まっていたが近年の日本人の質の低下に歯止めが掛からない状況がより鮮明となった形である

当然ながら中国科学者が急激に存在感を増しており、数年後は中韓によるノーベル賞総なめの気運が高まっている。

2017-08-08

「気にしない」ってことが出来る人は一種の才能だと思う

それもノーベル化学賞とるよりも余程有能な才能

「気にしなきゃいいじゃん」って軽々しく言う人がいるが「蚊に刺されてかゆくても気にしなければいい」という暴論に近い

2010-10-07

科学技術日本

僕は機械工学専攻の学生だ.


また日本人ノーベル化学賞受賞者が出たよね.

この先生たちも「領土が狭く資源の乏しい日本が生き残るための唯一の道は科学技術」だと主張しているようだ.

しかし,「科学技術だけが日本が生き残るための唯一の道」だっていう議論はあんまり好きじゃないんだよな.

まず,世界の大多数の国に対して失礼だろう.日本の国土は決して狭くないし,日本語母語話者の人口世界で10番目ぐらいに多い言語だ.

シンガポールとか小さいのに頑張ってる国ってもっとあると思うんだ.それに科学技術人類の活動のほんの一部にすぎないと思う.

科学技術だけが日本が生き残るための唯一の道」だとする議論の背後には「敗戦以降の歴史の中で日本が武装することは困難になった」っていう文脈があるのに,その点に触れないように議論を進める人が多いのも気にいらない.

特に工学軍事技術として発達した側面が強いのに,平和の面ばかり強調されるのも気に入らない.


国家が生き残る」という表現は,「国家戦争で負けるという事態を回避する」という意味を含んでいると考えていいだろう.

そもそも普通の国家であったら,国家戦略の一部に必ず軍事政策があるはずだ.

「他国から侵略されずに済む国際情勢を作り出すための手段」として日本科学技術を重視するという側面が必ずあるはずだ.

この記事はちょっと言い過ぎのような気がするけど,一応参考に引用しておく→http://alternativereport1.seesaa.net/article/163802499.html


結論としては,日本科学技術に対する姿勢はとても正しいのだろう.

僕は,メディアに映るのが綺麗な部分だけで,汚い部分も含めた文脈を理解している一般の人が少ないことが気に入らないのさ.


メディアは嘘をついていないし,本当のことも言っている.でも本当のことの全部を言っているわけではない.

でも,実際に戦争戦後すぐの苦しい時代を直接経験した年寄りどもが「武装できない日本」についての言及を避ける気持ちは分かる気がする.

2009-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20091125195758

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00167229.html

事業仕分けで相次ぐ批判の声 鳩山首相「国というものがなんだかよくわからない」

事業仕分け」について不満の声が聞かれる中、鳩山首相からはそうした声への配慮が聞かれた。一方、国会では25日から審議が再開されたが、ここでも小沢幹事長の発言力が増している。

25日、首相官邸で、日本人として初めて国際宇宙ステーションに長期滞在をした若田光一さんに「内閣総理大臣顕彰」が贈られた。

しかし、この場で話題になったのは、予算の話だった。

鳩山首相事業仕分けの中で、しっかり(予算)つけてもらわないと」と述べた。

事業仕分けで相次ぐ科学技術関連予算削減の判定。

さらに、ノーベル化学賞受賞者からも不満の声が聞かれた。

ノーベル化学賞受賞者の野依良治さんは「不用意に事業を廃止・凍結を主張する方々には、果たして将来、歴史という法廷に立つ覚悟はできているのか」と話した。

沸き起こる不満に対する配慮も感じられる鳩山政権

その後、首相が挑んだ相手は全国の知事たち。

こちらも「地方交付税」が仕分け対象になったことで、一部から不満の聞かれた。

そんな中、鳩山首相「国というものがなんだかよくわからないのですが、国というものが力を持って、何でもがんじがらめで地域を縛ってしまう。そういうやり方は、一切やめたい」と述べ、この席で鳩山首相は「地方交付税増額の必要がある」と言及した。

一方で、民主党小沢幹事長は24日、「首長は『地方分権地方分権』と言っていますが、本音を聞くと、『このままで補助金だけいっぱいもらえばいい』という人が結構多いんです。そんなんじゃ、いつまでたっても地方分権はできない」と述べた。

そして、この剛腕は25日から審議が再開した国会でも見られた。

25日午前、衆議院財務金融委員会で、自民党後藤田議員が「半年先もお先真っ暗なんですよ。ガラパゴス法案」と述べたのに対し、亀井郵政・金融担当相は「あなたにギャーギャーこうやって批判され...失礼しました」と述べた。

衆議院財務金融委員会では、20日未明に野党欠席の中、本会議を通過したはずのいわゆる返済猶予法案を、補充質疑として再び質疑の対象にした。

これについて、小沢幹事長は24日、「私が20年前の与党幹事長に就任した時も、『野党が審議したいなら、いくらでもやりなさい』と(言った)」と述べた。

ここへ来て、ますます小沢幹事長の発言力が増す形となる中、24日夜、相次いで料亭に入る鳩山首相小沢幹事長の姿があった。

そうした中、24日夜、鳩山政権発足以来、初めて鳩山首相小沢幹事長が会食をした。

同席した山岡国対委員長は「和気あいあいと、お互いいい意味で気を使いながら」と述べた。

民主党幹部らが出席した中、隣り合わせで座った鳩山首相小沢幹事長は、この場で、国会の会期延長時期について会話を交わしたとされている。

しかし、この2人には、延長の期間をなるべく短くしたいそれぞれの理由があった。

鳩山首相資金管理団体をめぐる偽装献金問題で、資金の一部が、首相母親が提供されたものである疑惑が浮上し、野党から追及を避ける狙いがあるとみられる。

一方の小沢幹事長は、12月10日から訪中を予定している。

同行するのは、国会議員の140人を含む、総勢600人を超える大訪中団とも言われている。

政治アナリスト伊藤惇夫さんは「長城計画という言い方をするんですけどね、万里の長城の長城なんですけど。この訪中については、小沢さんは非常に思い入れが強いものですから、どんなに遅くても10日前には(国会)閉めたいと」と述べた。

(11/25 19:20)

鳩山ってさ、徹頭徹尾、目の前の人間が喜ぶ事を考え無しにポンポン言ってるだけだよな。小沢小沢中国への忠誠を誓いまくり。長城計画とか未だに諦めてねえのかよ。

2009-10-12

中国は大騒ぎ、報道がフィーバー

ノーベル物理学賞三人のなかの一人は英国中国人

中国は大騒ぎ、報道がフィーバー

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欧米メディア日本マスコミも、このニュース、きわめて静か。アメリカ人スミス博士とリチャード・カオ博士ほかひとりの併せて三人がCCD技術光ファイバーノーベル物理学賞の受賞となった。

俄然、大騒ぎを演じているのは中国メディアばかりか、海外華僑の華字紙、台湾香港マスコミも大々的報道をしているのも、受賞者のなかのカオ博士英国籍の中国人だからだ。本名は高昆。

博士は1933年上海生まれ、76歳。49年に香港へのがれ、1954年にロンドン大学電気工学部留学し、光ファイバー研究に没頭した。世界的に有名な物理学者として知れわたり、香港返還直前、中文大学に招かれて香港で教鞭を執った。その後、中国社会科学院の外国籍メンバーにも加えられた。

やはりフランス中国人の高健行がノーベル文学賞を貰ったときも大騒ぎをしたし、アメリカ籍だった台湾人の李遠哲がノーベル化学賞を貰ったときも大騒ぎをしたが、それぞれが共産党を批判したため、その後、中国大陸では彼らの礼賛は止んだ。

日本マスコミ諸兄! ロンドンのカオ博士に直撃インタビューに出かけて中国批判をやらせては如何?

(注 高昆の「昆」は金偏)

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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

    平成21年(2009年)10月7日(水曜日

       通巻第2733号  

2008-10-09

躍進する東アジアの基礎科学研究

下村脩ボストン大学名誉教授ノーベル化学賞を受賞したことから、これで韓日両国でのノーベル賞受賞者計数は16名となった(アメリカ国籍南部陽一郎氏を除く)。

これは非欧米地域では突出した実績であり、韓国日本世界科学への貢献は光り輝いている。

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