はてなキーワード: スレ違いとは
「最初に保護者目線から入ると恋愛対象として認識しづらい」という現象(※)は確かにあると思うので、ラストの増田のほろ苦い感慨も含めて普通に共感できる。
もちろん、そういう「微妙な恋愛未満」の状況自体が、傍から見れば当人たち以上に露わになっている部分があると思うので、周囲の反応も仕方なかったのではという気もする。たぶん、いくら説明しても、「彼女以外の女性と一緒に暮らしてるらしい」「いや、病弱のいとこだから」「いとこと恋人みたいに暮らしてるの?!余計悪い」みたいな風にしかならなかっただろうし。
ただ、元増田を批判する増田諸氏の反応にほの見える「近親相姦憎悪」の感情がすげーなと思った。お前ら自分にミリも関係ないよそのおうちの親戚事情に感情爆発させすぎじゃね、って。
思うに、インセストタブーってその発生の淵源から考えれば、部族親族の縛りが薄まった現代社会ではほぼ意味無い風習と思われるんだよね。でもその割に根強く生き残ってる。これって、あるいは男性恐怖又は男性嫌悪(ミサンドリー)の感情と親和性が高いからかなあ(つまり、身近な親族男性から恋愛感情を向けられることに対する恐怖又は嫌悪)……みたいなことを以前増田に書き込んだんだが、それを思い出したよ。
※この現象って、たとえば上司部下とか疑似親子とか教師との恋愛ものとか、そういう「立場に差がある状態からの恋愛」ドラマなんかでは定番のスレ違い設定だよね。立場上の側が自己の恋愛感情に気付くまでの本人のもやもやに、読者が傍目で「それってもう恋愛やん!」みたいにもやもやするの自体がエンターテインメントみたいな。「葬送のフリーレン」のヒンメル・フリーレンの関係にもちょっとそういうとこがあるよね。
「見せたい」と「見てほしい」を混同してる?
そうでしょ。
なんかスレ違いあるなあ、と思って読んでたけど。
男の人って根本的にその違いがわからないのかな。ひょっとして。
◉女性は基本的に、ビキニとかでセクシーな自分の姿を「見せたい」。
だけど、大衆ってどうでもいい対象だし関係性のない男は、邪魔でしかないというか。
だから売り物じゃない自分の性を無料で肌見られるってドロボウでしかないのよね。
その中に気になる意見があった。
現在はラッシュガードやパレオで身体のラインを隠す女性が多いらしい。
昔ながらの男女共同プール授業で、女子は男子からの目線に慣らされてきた。
にも関わらず、女性は普通、下着同然の格好をして他人に身体を見られたくはない、らしい。
オレには女友達がいない。
女きょうだいもいないし、女性の同僚に聞くわけにもいかんので、みんなに聞く。
だったら、海辺やプールでビキニとか、肌を見せる格好をしてる特殊な女性の動機って何?
多数の女性が肌を見せるのを嫌ってるのに、わざわざ脱ぐ理由 is 何?
泳ぐためならサーファーの着てるようなスーツタイプの方が機能的だ。
よく言われてる、「解放的な気分になれる」って考えてみると意味がわからん。
自分のセクシーな体を見てほしい、って欲望を抑えなきゃいけない社会的抑圧からか?
追記・
「見せたい」と「見てほしい」を混同してる?
そうでしょ。
なんかスレ違いあるなあ、と思って読んでたけど。
長文の返信ありがとう。納得してる人がチラホラといるようだが。しかし
ゲッサンでどうやら同世代が当時を振り返る漫画を連載開始したようなので、別視点で語らせて貰おうか。
めぐり合わせが良かったのかパソコン通信終焉期に同世代としては比較的早期にパソコンを手に入れ、パソコン通信をやっているお兄さんたちからプログラミングを習うようになる。
このお兄さんたちは今の40代、公開されているプログラムの改造についてフォーラムで質問したことをきっかけに、会話の中で自分が小学生であることがバレてしまい、お兄さんたちは面白がって僕にBASICとCを二次関数も知らない小学生へかなり丁寧に教えてくれた。
お兄さんたちは次第に「これからはインターネットの時代だぞ」「大学にはJUNETがあって」などと教えてくれるようになり、インターネットやUUCP、TCP/IP、WWWなどの知識を小学生に詰め込むようになり、指導される言語にPerlやHTMLが増えたものの我が家にはまだインターネット環境がなかった。
Windows 95が我が家に導入されるタイミングでインターネット環境も敷かれ、ここでCGIゲームに出会いプログラミングへのめり込んでいくこととなる。
師匠たちの教えは素晴らしく当時のCGIゲームの主要開発言語はPerlであったため何も不自由なく改造がはかどり、負荷を高めても叱られが発生しにくいCGI対応ホームページスペースを提供してくれているプロバイダを探すこともよくやった。
その初頭(02年くらいから)にAdobe Flash方面で大きな動きがあり、いわゆる「FLASH黄金時代」を迎える。
Adobe Flashの派手に動くアニメーションと音楽に衝撃を受け、そして我が家のPCのビデオメモリの貧弱さに絶望をした(お年玉全額投資した上で親に拝み倒してビデオメモリいっぱい積んでるPCへ新替した)。
2000年代以前もMML(Z-MUSICなど)でDTMを軽く触る程度やっていたもののAdobe Flashの自由自在なマルチメディア感へ完全に影響され、本格的にDTMやCGへ手を出すようになる。
当時主に使っていたDAWはSinger Song Writerで、これは当時の師匠たちの主な環境がミュージ郎であったため影響を受けた弟子である自分はDAWにおいてSinger Song Writerしか知らなかったという意味合いが大きい。結局、手に馴染んでいたMMLを完全に排除するまではいっておらず併用する形でDTMをやっていた。
当時のインターネットと音楽事情を振り返れば今だから言えることだが、BOSSのエフェクターの回路図などがネット上に出回っており、おそらく電気関係を学んでいたであろう師匠たちの手によってミニ四駆改造を主とした電子工作の手ほどきを受けていた自分は師匠たちから渡されたエフェクターの回路図によって自作し、最終出力をMTRなどでレコーディングするという手法を取っていた。
当時のソフトエフェクターは音楽ド素人の自分でもわかるくらいに品質が悪く、何なら最終段をPCM音源出力するわけでなくFM音源でのみ仕上げるときは疑似ディレイや疑似デチューンなどの手法によってエフェクター表現するしかなく、ソフトエフェクターはハードエフェクターを超えられないことが常であった。
Adobe Flashでは主にMotionSWFとSodipodiを利用して作成しており、Sodipodiは後にInkscapeとして派生していくことになり今でも使用しているが、MotionSWFはSWiSH2が登場すると直ぐに乗り換えた。MotionSWFは連番画像を事前に生成する必要がありActionScriptの扱いにも難があったためだ。
Adobeが公式でLiveMotionというFlashアニメーションというのをリリースしていたものの学割が効くとは言え高価で、師匠世代の方々は学割が使えないのでSWiSHを使っていたこともあり影響された。
このあたりにTVアニメなどで使われる背景動画はモーショングラフィックスという技術の括りに入るものと知る。まぁつまりモーショングラフィックスとは静止画をアニメーションさせる技術の総称なのだ。
この時点で自分は中学生、自分の肌感覚だがこの時点でがまだ「オタク」へ対する風当たりは強く、中学校でもイジメと殆ど変わらないであろう扱いは散見されており、自分の姉たちからもオタクっぽい趣味は良くないよみたいなことをよく言われたものだった。
まぁ姉たちも思春期だし、部屋にこもってパソコンへ向かってフヒヒとか言ってたり、電子工作で謎の機械作ってたり、Marshallのジャンクなアンプをどこからか拾って来て修理してる弟は気持ち悪かったんだろう。
ただ運良くも両親が身体デカく産んでくれたおかげで、自分自身はイジメられた経験がほぼ無く、というか面白いものを生み出すオタク友達をイジメる不良が大嫌いだったので思春期だったこともありやり合っていたというのが実情だった。
なにせ一次産業家庭の生まれだったので早朝は実家の手伝い、親父の男子たるものスポーツくらい出来なければという保守的な思想によって野球部へ所属し、帰宅後も実家の手伝いをしていたため身体が鍛え上げられる環境だったのだ。ツルんで威張り散らかし調子に乗ってタバコや酒をやるようなナヨナヨした不良に喧嘩で負ける道理は無い。
親父や教師たちは自分を正義感溢れる少年だと思って度々喧嘩をしても大目に見てもらっていたが、実際のところはオタク友達が「イジり」に遭ったことに腹を立てて「俺たちに構うんじゃねぇ!」と思春期の自分が怒っていただけだ。
ただこの不良たちとも仲直りをした。時代はビジュアル系バンドとインディーズバンドが流行り、そして青春パンクが注目され始めるとき。そんなときにエフェクターやアンプを自作修理し軽音楽部の部室へ持ち込んでいたので軽音楽部にたむろする不良たちが「えっ増田ってアンプ作れんの!?」となるのは別におかしな話じゃない。
不良たちもそのような状況でオタクグループをイジるのがバカバカしくなったのか次第に何かやるとき絡むようになり自分の通う中学校からはイジメが無くなった。
イジメという娯楽はモノ作りという娯楽に勝てない。
イジメを根絶する力をボクは師匠たちから学んだ。今の世を見れば不良の一部はオタク側へ吸収されてしまっているし、そのような流れを作ったのは自分の世代へ憧れを抱かせた40代になった今のアナタたち師匠だ。
Flashの影響が落ち着いてきたあたりでインターネットには新しいコンテンツ配信システムが注目される。インターネットラジオだ。
これは爆発的に普及し、当初個人サイトだった「らじちゃんねる」は「ねとらじ」となりつつも個人運営では負荷処理が追いつかずlivedoorへ譲渡されlivedoorねとらじになる。
奇しくもほぼ同時期に2ちゃんねるでは若年層が新しく設置されたニュー速VIP板へ集うようになりVIPPERもインターネットラジオ配信をほそぼそと始めるようになった。
この頃のニュー速VIP板は明らかに自分と同年代が集っており、Flash黄金期の影響を如実に受けておりクリエイティビティの発露が著しく様々なネタスレが生み出され安価スレはその代表格で、更には涼宮ハルヒの憂鬱を発端とする深夜アニメブームからクリエイティビティは極限まで達しSSスレやゲーム製作スレなどが大いに賑わうようになった。
そして負の側面も表に出るようになり女神スレや女VIPPERによるインターネットラジオ配信が定番化すると、ニュー速VIP板内でのパートスレによるスレdat落ちが問題視されるようになり、女VIPPERはヘイトを集めるようになった。
それ以前から2ちゃんねるでは主に801板住民による板違いスレ違いや同性愛サロン板での荒らしが問題視されており、女VIPPERによるインターネットラジオ配信によってBLファンであることが多いことが明らかとなっていたため、ニュー速VIP板内でも女VIPPER、特に腐女子に対して風当たりが著しく悪くなった。
そこでパートスレを嫌うVIPPERは腐女子へのカウンターとしてふたば☆ちゃんねるから2ちゃんねるへ輸入されたくそみそテクニックから作られたAAを使って女VIPPERによるインターネットラジオ配信スレを埋めるという連投荒らしをするようになる。
この動きは当の801板住民へも影響を与えたのか、801板では同人サイトの作成を奨励されるようになり、それ以前から評価の高かったYahoo!ジオシティーズや携帯勝手サイトの魔法のiらんどが同人界隈で注目され同人サイトの開設が爆発的に増えた。
しかしながらこの動きにも負の側面があり、同人サイト運営を行っている主に学生内で無断転載やホームページ素材サイトからの直リンク問題が発生。Web系の技術者やホームページ素材サイト運営者からのヘイトを加熱させるという現象が起きてしまった。
特に怒り狂っていたのはいわゆるツクール系のゲーム製作者・ゲーム素材サイト運営者であり、当時のゲーム素材はまだGIFなどのドット絵素材が多かったため当時の携帯電話と相性がよく、同人サイトを運営する学生が無断転載や直リンクするという行為に走ったのだった。
当時のHTML/CSSにも問題があった。携帯電話各社でHTML/CSSの仕様が違い、自身の同人サイトを彩りたい学生からすると携帯電話によって表示にバラつきが起きることは悩ましいことであり、画像素材はそのバラつきを最小限に留めることが可能である。
さらに言えば魔法のiらんどなどで利用者が使えるストレージサイズが小さいという問題もあり、装飾にストレージ容量を消費すると自分のイラストやSSを投稿できる量が減るといった悩みがあって直リンクへ手を染めていた。
もっと言えば当時の学生はあまりにも送信量が多いとプロバイダやレンタルサーバ、レンタルホームページ事業者からホームページ運営者が怒られたり、送信従量課金制契約の場合は実際にホームページ運営者が実費を負担していたという事実を知らなかったのも無断転載や直リンクへの拍車をかけていたと思われる。
現在は社会人となっっているであろう同人サイト運営していた学生だった者はおそらく今まさに素材サイトの管理人へ金銭負担させていた事実を知って驚いていると思うが、何故あんなにも注意され、素材差し替えなどで当時は嫌がらせと思うようなことをされたのか?を理解していることだろう。管理人は怒って当然なのだ。
そのような状況を傍目から見ていた自分は2ちゃんねる内の様々な製作系板やスレなどへ常駐し、HTML/CSSスレなどで素材提供などをし、更にはCGIゲーム罪と罰++ 二律背反のホスティングをしていたが、当時のDTM雑誌であるDTM magazineで1つの告知記事を見る。それが「プロ歌手デビューのオーディション(VOCALOID中の人採用特典付き)」だ。
そうつまりこれKAITOとMEIKOがデビューしたオーディションであり、当時の2ちゃんねるDTM板でVOCALOID評価はそこまで高くなく、たいていは「ボコーダ/ボーカルシンセの代わりにはなるのではないか?」程度の評価だったのだ。
様々な音楽制作系雑誌でもVOCALOIDの扱いは非常に小さく、例えば当時のPC系雑誌で定番の特集だったフリーソフト100選みたいなノリでVSTプラグイン100選の中にVOCALOIDがボコーダ枠で入ってるくらいの極々小さな扱いであった。むしろ登場時に言及していた名無しが評価の仕方は別としてVOCALOIDに触れているだけでもスゴイまである。
なんJ、なんGが荒れまくって運営がろくに仕事しないのをいいことにJ民が過疎気味の専門板に散らばって侵攻しまくってる
スプリクトが来なくてスレも流れない派生板としてなんUがあるのに
そっちのスレに荒らし(スクリプトじゃなくてレスバ野郎)が現れて荒れたらこの板でやろうぜーって勝手になんJ何の関係もない専門板に自分たち用のスレを立てて猛虎弁で喋り倒し
荒れてるスレは機能してないからもう次スレ立てるのはやめたら?と提案しても「あれは隔離スレだからw」「なんUの本スレをクリーンに保つために必要な便所」と言って聞く耳持たない
J民にとって「平和な」スレではチャット感覚で板違いスレ違いの雑談を始めて割れサイトや盗撮動画が出回っているサイトの名前を出したりエロ画像を貼ったり
pink板にそういう話ができるスレがあるよってやんわり教えてもやっぱり聞く耳持たない
強く言うと逆上したり面白がって余計に荒れるのは目に見えているのでどうしようもない
荒れてる方のスレが隔離スレとして本当に機能してるならまだしもJ民のための派生スレはどんどん増え、原住民が使ってるスレにも顔を出すようになって的外れな説教をかましたり
何か質問があれば質問スレに行けばいいのに単発の質問スレを立て、たとえ住人にスルーされても専門板だからそのクソスレは何日も何週間も残り続けスレ一覧を圧迫する
また同じ表現になるけど、性別はわからんが初心者がスレ違い板違いで「三年ROMってろ」とか言われるのは定番だった
増田女史の振り返りと合わせれば「三年ROMってろ」と言われてしまうインターネット初心者オタク女子も結構な数居たんじゃないか
まぁこの結構な数って一人二人のレベルじゃなくて百人千人単位の規模だと思っておいたほうが感覚の共有ができると思うぞ
流石に俺は801板とかはまったく読んでなかったので界隈のことは知らないけど、漫画板の作品スレでBL同人小説を書き込んじゃうヤツは何回か見たなぁ
女性オタクが共通して持ってる認識として、エロを日の当たるとこに出すことに対する忌避がある。
スレ違いトピ違いで荒れるという以前の問題として、「男性もいるこんな場所で大っぴらにそんな話をするな」って前提があって、自主的に自分たちを隔離してたというのは本当。その隔離プロセスは男からも見えるから、学級会で揉めてるみたいに見えるかもしれない。内情はもうちょっと違う。
で、もともと大っぴらにエロをやることへのタブー意識があるわけだから、男オタクがいうとこの「表現の自由」を守ることへのありがたみもないんだよね。赤松健に先生なんてつけないよw
BLが発禁になったら困るかもしれないが、広告からBL的、あるいはTL的な男性エロス表現が消えても困る女オタクはいないと思う。
ああいう広告表現って、本来は日陰のものだった女性向けエロ表現を表に持っていって半ばネタとしてうっすら馬鹿にしながら話題にしてやろうという意図でやってることだし、なくなったらなくなったで困らない。日陰で守られてたら問題ない。「女性向けの規制も、たわわレベルになるわよ!」なんて言われても、ほんと困らないんだよ。そこにすごい断絶があると思うよ。
この手の話しで、an-anのセックス特集をよく引き合いにだされるけど、あれはもともと「男性向けメディアではセックスが大っぴらに語られてるけど、女性はそうじゃないのは差別、女も大っぴらにセックスの話をしてキレイな男性を愛でよう!」って言う、女が昭和おっさんに同化することでの男女平等を目指す企画だった。
でも、今はもう昭和おっさんも迫害されてるわけだから、そういう昭和フェミの時代も終わったと思ってる。
男女問わず、人前でセックスの話はしない、フェティシズムを公の場に持ち込まない、平等でいいと思う。
実際、セックス特集買ってる女も、男のエロスを求めてるわけではなく「推しのXXくん」が見たいだけだし、半裸だったりセクシーなポーズでなくても何も問題ないんだよね。
元増田だけど色んな人が意見を出してくれていて少々驚いた。
結構気軽なつもりでやった投稿なのだけれど、ココまで皆さんがリアクションしてくれているのならば私も本気を出さなければ失礼だろう。
ちなみになぜ私が街中の広告の写真を取っているのか?という点についてだけれど私は物書きなので流行っている作品の調査・備忘録のつもりで広告などの写真を撮っていて、本屋でもPOPや平積みしてある作品をよく撮る。
だから物書きとして本気を出そう。本気で熱を入れて書くため文体が変わることをご了承いただきたい
気付いてるかな?たわわもアウトならば女性向け広告の規制基準はたわわレベルになるのよ。
それがどういうことか考えたことある?
それはつまりオタク女性が男性へ対してエロスを感じる表現の一切合財がアウトになるってことなの。
例えば首筋、手、目、胸板、背中、微笑etc...これらすべてが女性向けに描かれたらアウトなのよ。
「そんなことはないでしょ!」って思うじゃない?いいえ、そんなことはあるわ。
何故ならたわわや以前に問題となった作品にも明確な基準がなく非難された結果として炎上したからよ。
そのジャンルを嗜好する私たちの基準で評価されるのではなく、ジャンルをよく知りもしない誰かよくわからない人たちの基準で、しかもその基準が示されることなく規制されるの。
私たちがその不明瞭な基準で規制することへ対して文句を言えば「とぼけるな」とか「理解する気がない」と言われてしまうのよ。
フェミニストはよく一般女性を名乗るわ。
一般女性が男性向けジャンルのココが良くないとして指摘しているのだけれど、同じように謎の一般男性が私たちが嗜好するジャンルへよく知りもしないでココが良くないと指摘してくるのよ。
規制してくるのはエロいオタク男なんかじゃなく謎の一般男性なの。
これらの意味をよく考えたほうが良いわ。
最近の子たちは知らないだろうから私の世代の経験として共有するわ。
実は私たち既に抑圧を経験しているのよ。
宮崎勤事件によるオタク抑圧の時代のことと思うでしょう?
違うわ。あの事件によって抑圧されたのは主にオタク男性よ。あの事件に限ればオタク男性の抑圧に比べるとオタク女性が受けた抑圧は微々たるものだったのよ。
多くのオタク女性が受けた抑圧はパソコン通信終期(2000年前後)から20010年に入るか入らないかまでの10年間、いわゆるオタク女性による同人サイトブームがあった時期にオタク女性たちは抑圧されていたの。
何故オタク女性たちが抑圧されていたのか?と言えば、それは今で言うところの「学級会」の発生がこの時期に集中したからなの。
学級会がなぜ発生したのか?と言えば、別にジャンル同士の抗争でも、掛け算の順番に関する論戦でもないわ。
当時のオタク女性(というよりもパソコンの初心者女性)は電子掲示板のトピックやスレッドという概念、そういうものに関する前提のルールというのを理解してないことがあまりにも多かったのよ。
どういうことかと言えば、特定のトピックやスレッドで話題が固定されていることに慣れていなかったのよね。
今では信じられないかも知れないけれど、つまり例えば「幽遊白書を語るスレ」で「幽遊白書以外のことをメインとして語ってしまう」という事が頻発していたの。
オタク男性も他作品と幽遊白書を比較することはあったわ。でもそれは幽遊白書を主軸として比較しているだけであって幽遊白書以外のことを語っていたわけでないの。
冨樫先生と鳥山先生の比較することはあっても鳥山先生のことばかり語るのは変よね?それをやってしまっていたのよ。
これはもう一般的な女子トークのせいよね。
同性の私でも話題がアッチコッチに飛ぶなと感じることがあるほどに女の話は飛ぶわ。いやそれはそれで楽しいから良いのだけれど男の人は嫌がるのよね話題がコロコロ変わるの。
それで薄々勘付いている人が居るだろうけど、その話題が変わった先がBLだったらどう感じる?
しかもNIFTY-Serveや2ちゃんねるでそのジャンルのメインのトピックや本スレッドで行われたとしたらどうなるかは想像付くわよね?
そう、他の人から注意されるのよ。
でも1人に注意したからと言って慣れてない子たちはまだまだいっぱい居るわ。新規に参加するたび今ではやっちゃいけないとタブー視されていることをやってしまう子が大勢居たのよ。
もちろんパソコンや電子掲示板へ慣れている歴の長いオタク女性たちも居て、慣れていない若いオタク女性たちをどうにかしないといけないという動きが自然と発生したの。それが今で言う「学級会」の元なの。
今でも2ちゃんねる(5ちゃんねる)のジャンル別のオリキャラスレやBL板などには本スレへ投下するなという注意書きが残っているのもあるけれど、なぜそういう記載があるのか?と言えば、やらかしてしまう子がいっぱい居たからなのよ。この辺りはオタク女性の黒歴史ね。
じゃあオタク女性向けのそういうトピックやスレを作ったら良いじゃないと思うでしょ?
それが可能になったのは2ちゃんねる以降なのよ。2ちゃんねるでも限定的であったと言えるわね。
例えばNIFTY-Serveではコミュニティ単位がフォーラムという枠組みになっているのだけれど、このフォーラム設立はニフティの許可制なのよ。
2ちゃんねるでも例えばスレッドを自由に立てられてもBL板は2ちゃんねる管理者じゃないと設置できないでしょ?NIFTY-Serveも似たようなものだったの。
私たちの嗜好するジャンルを会話する場がネットワーク上へ最初から用意されていなくて、どこで話しても2ちゃんねるでいうところの板違いスレ違いにならざる得なかったわけよ。
もちろん時間経過とともに需要が認知されて場が作られていくのだけれど、作られるまではタイムラグがある。
そこで私たちは同人サイトを作成し自分のものだから同人サイトで好き勝手にやることを覚えたのよ。
でもね問題は、この同人サイトでやることをパソコンや電子掲示板へ慣れているオタク女性たちが一時期であれパソコンや電子掲示板へ慣れてない若いオタク女性たちへ半ば強制した時期があったの。本スレでやらないで自分のホームページでやれとね。
同人サイトの多くは当時インターネットプロバイダーのホームページスペースで設置されることが多かったのだけれど、そもそもホームページを作る知識を学んだりやホームページを自分のものとして所有できる権限が若いオタク女性たちにあったのか?と言えば難しかったわ。
プロバイダーのホームページスペース以外にもロリポとかレンタルサーバーはあったけど同人サイト設置を誰でも可能になるのはいわゆるガラケーの勝手サイトやレンタルホームページの登場を待つことになるの。
パソコンや電子掲示板に慣れているオタク女性は同人サイト設置を強制してくるけど若いオタク女性にはそれが無理。
しかもそれぞれが同人サイトを個々に設置するわけだから情報が分散したり、更に言えば趣味嗜好の対立なども起きたわ。
なぜ同人サイトで鍵が設置されるようになったのか?と言えばオタク男性による突撃なんて偽史を語る人も居るけど、実際はそんなの少数で趣味嗜好の対立を防ぐためが主な理由だったのよ。
何なら当時を振り返るとオタク女性の一部は「男性のふりをしていた」と語る人が居るけれど、性別を偽装できるのならばなぜオタク〝男性〟の突撃としているのかは謎だわ。もう一度言うけどオタク女性による趣味嗜好の対立があったのは確かよ。
正史は「性別はわからないが突撃があったから鍵をかけた」だわ。
ガラケーレンタルホームページの時代へ入るとむしろ同人サイトはオタク女性の嗜みくらいの地位へ登り詰めるのだけれど、同人サイトのスタートはオタク女性同士の抑圧からよ。
コミケでも「同人サイトやらないの?」みたいな話は定番だったわね。
これは認めざる得ないわよ。
どう考えても涼宮ハルヒの憂鬱ブーム前後でオタクの風当たりが変わり、ハピマテをCDTVへ載せるなんてのもオタク男性が主体だったし、ニコニコ動画も引っ張ってたのはオタク男性のジャンルだったわ。
その後に続いていったのがオタク女性だったじゃない。
じゃあ今の時代に表現の自由を守ろうと声を上げている漫画家は誰?赤松先生よ!?また男性なの???
その今の時代に私たち女性は一体何をしているの?日経新聞に月曜日のたわわの広告が載ってけしからん?また女性同士で抑圧し合おうっていうの???
まるで私たちは悪役令嬢よ。
横暴で自分勝手で周囲に迷惑かけて追放されて、戻れたと思ったらまた横暴で自分勝手で周囲に迷惑かけようとしてる。
このまま行けば趣味語りのTwitterアカウントへみんな鍵かけることになるの理解していないのかしら?
もちろんTwitterの投稿へいちいち注意してくるのオタク男性じゃなくて風紀を守る自称一般女性よ?
知ってる?今の時代の流行りはね、ヒロインと悪役令嬢が手を組むのよ。
また規制抑圧という魔王が復活しようとしてるの。
前回は悪役令嬢が取り込まれてしまったけど今回は違う結末を迎えたいじゃない。
ヒロインと悪役令嬢が手を組めば最強。男なんて引き立て役にすぎないわ。
日本のサブカル史には魔王からオタク開放の立役者としてオタク男性が主体だったと刻まれているわ。
今回の魔王からオタク開放の立役者はオタク女性と日本のサブカル史へ刻もうじゃない。
ヒロインと悪役令嬢のお嬢様方、清く正しく美しく、華やかに可愛らしく強いオタク女性が表現の自由を守ったと10年20年後に振り返ってもらえるよう、私とともに征きましょう(高笑い)。
5chは板やスレで分割されていたので、スレごとにけっこう文化が違っていたが。
特別に人口が多くてスレがどんどん消費されていくような板を除けば、
「みんなでひとつの土地を共有している」という意識が強くて自治厨が多かった。
二人で延々とレスバしてたりすると「スレ違い」「別スレでやれ」と周囲が怒ったりした。
情報収集に使っていた人も多かったので、そういうところでは有意義な情報共有が推奨されて、
どうでもいい呟きとか意味不明な独り言とかは「荒らし」とみなされがちだった。
増田は書き込みがどんどん流れていくので、5chよりも脊髄反射的で刹那的な話題の消費がされる。
真面目な質問や情報の提供は散発的にしか書き込まれない。どうでもいい独り言も多い。
情報の蓄積をしようという意識が薄い(5chだと長く続いたスレにはだいたい専用wikiが併設されていた)。
自分のエントリにレスがついたのを確認できるので、ひとつの話題について延々とレスバを続けることが多い。
ただしそのレスバの内容や結論が記憶されたりするわけではなくその場限りで終わる(5chだとよくあるやりとりはテンプレに入れられていた)。