はてなキーワード: スマイル0円とは
その結果として3億円手に入るっていうなら俺もチヤホヤされたいが、金にはならずむしろ出ていくばかりだというなら、わざわざチヤホヤされたいとは思わない。
嫉妬マンだらけのインターネットじゃ、成功さえも僻まれる理由になりうるデジタルタトゥーじゃないか。
他人からの評価なんて自分の世界が世間とズレ過ぎると困るからチューニングするのに使うだけでいいだろ。
そんなもののために意味分からん奴らのアンチ行為に晒されるリスクを冒してまでチヤホヤされたいと努力する理由がわからない?
性格の違いなのか?
別にチヤホヤされたからってそれが社会的成功とはならないだろ。
社会に貢献した結果としての称賛に置いて重要なのは貢献したということであって、称賛の方は別に重要じゃないだろ。
報酬を得て然るべき好意の結果に対して報酬がないのは良くないが、その報酬ってのは金銭的な報酬であって、スマイル0円の延長にあるような無価値の称賛ではないだろ。
理解不能だ。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-107c.html
この詳細版で、どういう国のサービス生産性が高いか、4頁の図3を見て下さい。
1位はルクセンブルク、2位はオランダ、3位はベルギー、4位はデンマーク、5位はフィンランド、6位はドイツ・・・。
わたくしは3位の国に住んで、1位の国と2位の国によく行ってましたから、あえて断言しますが、サービスの「質」は日本と比べて天と地です。いうまでもなく、日本が「天」です。消費者にとっては。
それを裏返すと、消費者天国の日本だから、「スマイル0円」の日本だから、サービスの生産性が異常なまでに低いのです。膨大なサービス労務の投入量に対して、異常なまでに低い価格付けしか社会的にされていないことが、この生産性の低さをもたらしているのです。
ちなみに、世界中どこのマクドナルドのCMでも、日本以外で「スマイル0円」なんてのを見たことはありません。
生産性を上げるには、もっと少ないサービス労務投入量に対して、もっと高額の料金を頂くようにするしかありません。ところが、そういう議論はとても少ないのですね。
優しさは、このリアルな時代に、人間が唯一使える魔法なんだと思う。
ということに、気づいてしまった。
昨日まで、僕は優しさのことなんて、ちっともスゴイと思ってなかった。
なんていうか、優しさなんて、ある意味、人として当然のマナーだったり、
もっといえば、なんかちょっと胡散臭くさえあるような、
それでいて、どこかインパクトに欠けるというか、
どこも褒めるとこのない人に、とって付けてしまえるような、
そんな取るに足らないものだと思ってた。マクドナルドのスマイル0円的な。
ところが、僕は、昨日色んな人に色んな形で優しくされてしまった。
というのも、僕が突然、電車というアウェーで気分が悪くなるというような、
ありがちな、それでいて、実際にはそれ程ないがちな、そんな舞台に躍り出てしまったわけで、
そして、僕は色んな人に、優しくされてしまった。
まず、もう、すごい気分が悪くて、吊革につかまってんのがやっとみたいな状況になったとき、
一人目の優しい人が、席を譲ってくれたわけだ。
終電間際で、みんな疲れていて、絶対立っていたくないであろう、そんな状況で、この優しさ。
優しさの不思議なところは、それを使うことによって、得をしない、ある意味、損すらする。っていうことだ。
なのに、生まれる。
どっからともなく、優しさを操る人が現れる。
僕は、まあ、優しくされて、ゼロの状態から座席を突然、手に入れた。
で、座ってたんだけど、もう気持ち悪くて気持ち悪くて気持ち悪くて、吐いた。
ちょっとではあったけど。
半径15センチくらい。
でも、もう大抵の人は普通の人間だから、わーって蜘蛛の子散らしたように、避けていくんだけど、
正直、気持ちわかる。僕だったら、ほんと舌打ちとかしてしまっててもおかしくない。
そんな中にも魔法が使える人がいて、
すごい、二人目の魔法使い!って思ってたら、
いや、実際、いっぱいいっぱいで、そんなこと思ってなかったけど、
したら、今度は別の人からティッシュまでもらったりして、
つーか、横に座ってたオッサンなんか、俺の背中をさすってくれたりして、
もーどこの魔法の国だよ、ここ。
で、一回吐いたあとも、やっぱすげー気持ち悪くて、
フラフラと次の駅で降りたら、びっくりすることに倒れたみたいで、
したら、これまた全然知らない高校生くらいの若いお兄ちゃんたちが、何人かで肩を貸してくれて、
もうね、そんな若くして、魔法使えるの?って思って、
で、運ばれた救護室みたいなとこでは、駅員のオジサンに毛布みたいのかけてもらって、
もー、ディズニーランドよりマジカル。
というか、しばらく帰ってもないのに言えたようで、
父親が血相変えて迎えにきてくれた。
で、久しぶりの実家で、母親や、弟たちにまで、さんざん看病してもらって、
なんつー魔法使い一家と思いながら、
寝て、起きて、今、これを書いている。
あと、仕事鞄が何だか出っ張ってるので、覗いてみたら、自分の買った覚えのないエビアンまで入ってた。
そういえば、倒れた時、誰かが「水飲め」みたいなこと言ってたなと。
僕はうろ覚えで「吐きそうで飲めない」と言った気がする。
僕はそんな名も知らない人が、すばやく自販機で、名も知らぬ僕のために水を買ってくる様子を想像して、
涙が出た。今頃。どうか、お名前だけでも。
僕は、昨日見た魔法使いたちを全然知らない。
運んでくれた若いお兄ちゃんたちに「ほんと、こんな親切にしていただいて」みたいなこと、
とぎれとぎれに言ったら、「いやー、人として当然でしょ」的なことを言われたけど、
もーね、人じゃないから!と言いたい。
君たちは魔法使いなんだよ!魔法を使ったんだよ!と教えてあげたい。
それに引き換え、僕の魔力はどうだろう。
僕のMP、よく見たらめり込んでないか?
ああ、僕も魔法使いになりたい。
傘を貸してあげたい。
「132ページの4行目からだよ」って教えてあげたい。
ここは俺に任せて、おまえは先を急げ!って言いたい。
席があったら譲りたい。
捨て猫がいたら拾いたい。
魔法使いになりたい。
つくづく感じることなんだけど、
あいつらってロボット?
ハンバーガー屋とかでもそうだけど、「思考」ってものを忘れてるよな。考えない葦だぜ。
卵が先か鶏が先か知らないけど、たしかにあの仕事にクリエイティブな思考はあまりいらない。
もちろんクリエイティブな思考ができるやつは仕事もよくできていい評価をもらえる。
でも「必須」じゃないよな、クリエイティブな思考なんてなくてもあの仕事ってしていけるし。
で、思うのよ俺。
あーゆー仕事は「必ずオートメーション化されるな」って。
「スマイル0円」っていうくらい笑顔を振りまきたい店もあるって聞くし、
「ありがとう」を言うためにあえて券売機を置かない牛丼屋もあるらしい。
でもさ、その発想とか思想はすんばらしいんだけどさ、
やってるやつらの行動がついていってないよな。全然ダメ。ロボット同然。
これって考えてみたら、客のほうが店員に人間らしさを求めてないってこと?
「ありがとうございましたまたおこしくださいませー」っていう単なる空気の振動。
こんな空気の振動に対して「ごちそうさま」を言う俺ってアホじゃね?
将来の話だけどさ、牛丼を作るロボットが開発されたとしたらさ、
早いとこ牛丼屋とかに配置して長期的な人件費を下げるべきだと思うのよね。
100% をロボット軍団にお願いすることはできないと思うけど、
本当に最小限のところだけを「考えられる」人間が担当すればいいだろ。
で、クビになったバイト君はどうしろって?
そんなの自分で考えろってw