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2011-11-13

新社会人や就活生に送るスーツシステマティックな選び方

世の中、スーツ作業着だって人も多いが

どうせ毎日着るなら安くかっこよく着たいよね。



社会人うん年目の自分が○ナカのお兄さんと一年かけて

システマティックスーツを揃えたのでそのノウハウを残そうと思います

長文ごめんなさい。

はじめに

記事にかかる時間

大体5分くらいで読み終わるかと思います

対象とする人

対象としているのは20~30代の男性で接客が必要となる職種の人。

ただし、ベースとなる着方なので上の年代の人、他の職種の人でも問題なく利用できます

予算

正直、初期投資お金はかかる。10万円は見積もっていてください。

だけど、ランニングコスト無駄がなくなるので安く済むようになります

就活で取り急ぎという方は※印のものだけを買えば大丈夫です

給料をもらってから他のを揃えてください。

考え方

ここではスーツ周りをダブりもれなく効率的に抑えていきます。(ほんとに基本の基本です。)

日常ではベースのラインで着回しを行なっていって時折、「遊び」を加えるような着方を提案しています

なのでシックに行きたい方もフランクに行きたい方も対応している選び方です。(この点については後述)

サイクル(システム

古くなったら同じ物を買うというライフサイクルします。

e.g.黒のスーツが古くなったら、黒のスーツを買いに行く。

こういったシステムを構築することが狙いです

カラーコーディネイトについて

ここでは扱わないのでぐぐってみてください。

スーツについて

スーツ系統

スーツには英国式と仏国式があります。(他国式は省略)

ただ、最近はどちらがどっちともいいがたかったりするらしいです

真面目に行きたい方は英式を、チャラく行きたい方は仏式で揃えてください。

基本のこの三色を揃えます

着回しがヘビーローテションにならないようにもう一着買うことをお勧めします。

茶色スーツもよく目にしますがこれは偉くなってから着ましょう。おじさん色です

素材

たとえば仏式の黒といっても生地や柄が当然違います

好きなものを選びましょう。



スーツが古くなったら同系統ものを買い直します。

ネクタイについて

太さ

太いものと細いものがあります。これについては後述のVゾーンで扱います

色調

色調にはライト(春色)とダーク(秋冬色)があります

ライトは2~6月頃を目安にします。お店には成人式後にラインナップが揃います

ダークは10~2月頃を目安にします。お店にはクールビズ後にラインナップが揃います

クールビズをしない古風な会社さんはライトの期間を8月まで伸ばしてください。

3つありますモノクロ・赤・紺

  • モノクロは 灰(※)と黒 黒は灰スーツと相性抜群。ただし黒スーツには使わないこと。
  • 赤(※) えんじは秋冬。明るい赤を春夏に
  • 紺(※) 深い紺を秋冬。明るい紺を春夏に

柄にはソリッド(無地)ストライプドットなどがあります

好きなのを選びます。柄物とかはおじさん臭くなります。それも好みですが。



ベースの3つ(黒灰赤2紺2の6本)は古くなったら同系統で買い直します。

そしたら流行色や好きな色を買い足します。これは流動的にサイクルさせる層になります

そうすると10本くらいになるでしょうか。ここらへんがちょうどよく着まわせる本数になります

Yシャツ

襟には長さと開き具合があります

これについては後述のVゾーンにて述べます

色は白(※)がベースです。ほか色々あります

素材・柄

好きに選びます

生地、裏地、襟元、ボタンなどで遊んでいきます

Vゾーン(襟と結び方)

ネクタイとYシャツの組み合わせには終る事無き戦いがあります

それは太いと細いです。これは流行で左右されます

原則

広太い襟には太いネクタイ、狭短い襟には細いネクタイ

はいものの、統一はしにくい。

ネクタイシャツ寿命は違うというのと

流行によって揺さぶられてしまうので。(店員さんは基本流行で進めてくる。)

運用

ポイントは襟元の空間の大きさ。

  • 空間が大きければ結び目を大きく
  • 空間が小さければ結び目を小さく
結び方

ウィンザー→セミウィンザーシングルノット(大→小)

この3つができれば十分に思います

黒(※)と茶があります

ドレッシータイプとそうでないタイプとがあります

上2つを揃えたら

すこし遊びを加えると良いでしょう。

お手入れ

靴は放っておくとしわしわになってしまうので

シューキーパーを買っておきましょう(3000円~)

それといっしょに消臭のおまじないの10円玉をいれておきます

おわりに

コ○カのお兄さんに相談してから

こういうのって普段教わらないことだなって痛感しました。

一人だけではもったいないので、ぜひますだのみなさまもどうぞ。

番外編もできたら書いてみます

2009-07-21

暗殺しながら生きていく

フィクションです)

 大学院を修了後に上京して、大手の暗殺企業で五年間勤務していた。エキサイティングな職場だった。厳しい先輩と、ハード仕事を次々こなした。待遇は悪くなかった。三年目には年収手取りで一千万円を越えた。ただし昼夜もなければ公私もなかった。殺しても殺しても依頼は尽きなかった。この激務は終わりのない日常なのだと気付いたちょうどそのとき、仲の良い同期が死んだ。ブレインストーミング中に流れ弾が頭部を撃ち抜いたのだ。桜散る春のことだった。

 ゴールデンウィーク休みなく働き続けた僕は、翌週に四十度の熱を出した。近くの病院が出した診断結果は「ただの風邪」。それだけ体が弱っていたのだ。やりかけのプロジェクトがあったのでなんとか会社へ向かおうとしたが、体は動かなかった。動け、動いてよ、という言葉自分に呟いた。動かない。結局、東京に来てはじめて自宅で時間を過ごすことになった。一日が長かった。ワンルームにはテレビ冷蔵庫もなく、ゴミ箱さえない。がらんと広い死んだような家で、死にかかっていた。

 翌日も体調は戻らなかった。誰かと話をしたかったが、学生時代の友人とはもう長いあいだ連絡をとっていなかった。アドレス帳を開いてはみたものの大半の顔が思い出せない。仕方がないので、一日を布団にくるまって過ごした。誰の訪問もなければ、誰からの電話もなかった。恋人からの電話さえなかった。きっと僕は一日中働いていると思ったのだろう。ふだん彼女から着信があっても返事をしなかったのは僕なのだ。夜中にふと目が覚めて、さめざめと泣いた。ひとしきり泣いて、僕は退職を決意した。

 一週間かけてなんとか体調を戻した僕は、どう退職を切り出すか迷いながら出社した。待っていたのは、リストラの宣告だった。「なぜかは君も分かっているだろう」とミシガン大卒上司は言った。どうやら寝込んでいるあいだ会社からのメールに対応しなかったというのがその理由らしかった。「クライアントおかんむりだ。責任はとってもらう」上司ははっきりとそう言った。パソコン会社に置いたままだった、と言い訳する気にはなれなかった。外資系は違うな、と僕は妙に感心した。「暗殺者はともかく、外資系はやめておきなさい」と言った母の言葉を思い出した。

 僕はそのとき二十九で、違う業種に足を踏み入れるにはすこし遅かった。そして同業他社へ進むには内情を知りすぎていた。残されていたのはフリー暗殺者として独立する道だけ。僕はそうした。もちろん最初はうまくいかなかった。貯金を食い潰す毎日だった。サラリーマン時代はなぜ、あんなに高いスーツばかり買っていたのだろう。足にぴったりフィットするようオーダーしたストレートチップの革靴も。

 ほどなく恋人にも捨てられた。馘首になったことを打ち明けたら「結婚する気はあるの」と聞かれ、返答に窮したらそれっきりだった。これまでに殺してきた人達家族に明日殺されるかもしれないのに、それはそれとして「結婚しよう」と答えるのが誠実な態度だったのだろうか。僕にそんな自信はなかった。

 その時期、前職の顧客からぽつぽつと頂く仕事が僕の命綱だった。貧乏はつらい。しかしそれ以上につらいのは、暇なことだ。仕事一筋だった自分には余暇の楽しみ方など分からなかった。暇を潰そうにも相変わらず我が家にはなにもないまま。だからと言って、これまでに買ってきた恨みを思うと街をぶらぶら歩く気分にもなれなかった。夜になるたび、実家に戻ろうかと真剣に悩んだ。母にはまだ退職の話さえしていなかった。

 好転の契機は価格を見直したことだった。それまで用いていた大企業譲りの価格体系は、プランオプション、割引制度が複雑怪奇で、一般顧客には理解が難しい。そんな当たり前のことに気付くのに半年かかった。ゼロに近付いていく預金通帳を眺めて、ふと分かった。実際のところゴールドプランだろうとプラチナプランだろうと、顧客にはどうでも良いのだと。殺して欲しいから暗殺者を頼む。それだけの話。そこで原則、一人につき二十万円と改めた。コンサルティング・フィーはなし。メンタルサポートオプションもなし。分割払い不可。にこにこ前金一括払い。失敗したら全額キャッシュバック。失敗などしたことなかったので、なんの問題もなかった。

 ネット系の暗殺企業CFOを勤める後輩の薦めに従い、なけなしのお金で簡単なネット広告も始めた。「これからは暗殺ネットで依頼する時代ですよ」と後輩は言っていた。正直に言って半信半疑だったが、ほどなく新規顧客を獲得できるようになった。暗殺企業は大手顧客ばかりに目を向けていて、リテール向けのネット進出に出遅れていたのだ。ネット系の暗殺企業はいずれもベンチャーだが、急速に顧客の支持を集めている。僕はその波に乗った。

 すこしづつではあったが、充実した忙しい毎日が戻ってきた。殺して、殺して、殺す毎日。正直に言って、サラリーマン時代は企業闘争に関わるプロジェクトばかりだったので、個人から依頼される仕事の大半が痴情のもつれであることには閉口した。それでも、大事なお客さんであることに変わりはない。ある時は依頼者の夫を殺し、ある時は依頼者の夫の浮気相手を殺し、ある時は依頼者の本妻を殺した。

 独立して一年が過ぎた。流れは上向きだった。そこに不景気がやってきた。

 仕事はもちろん減った。不景気で依頼人が減ったのはもちろんのこと。しかしそれ以上に、不景気暗殺者になろうとする輩が大勢現れたのが問題だった。仕事が減るという結果は同じかもしれないが、なお受け入れがたかった。なんでもどこかの週刊誌資格がなくてもできるフリーランス仕事として大々的に紹介したらしい。誰でも簡単、いますぐ暗殺者! というわけ。「一にも二にもコストカット。これからは自分で殺す時代」なんてことを言うコメンテーターまで現れた。

 自分の腕は鈍っていなかった。一年を通して失敗は一度もなかった。評判だって悪くなかった。だからこそ仕事が減るのは堪えた。後輩が連絡をとってきたのはそんな時だった。場所は青山の隠れ家風フレンチレストラン。「安くないけど、いい店でしょう?」後輩は最初にそう言った。彼の働くベンチャー企業は今や暗殺系で一番の成長株。週刊誌にそそのかされて始めた素人暗殺者を大量に抱え、コミッションで稼ぐビジネスモデル。飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

「それで、景気はどうですか?」後輩はそう続けた。もちろんこちらの景気を理解しての発言である。「今日はなんだい」と僕は言った。それから後輩は休みなく喋りまくった。要約すると:これからは暗殺にも無料の時代がやってくる。クリス・アンダーソンという人が「フリー」という本を書いているそうだ。「無料暗殺世界を変えるんです。嫌な人間のいない世界になりますよ」彼は言った。

無料でどうやって生活するんだ」僕が言った。後輩は待ってましたとばかりに答える。「広告ですよ。殺害現場広告にするんです。ちょうど三億円事件カローラが有名になったみたいに」「面白い話だとは思うが、そんな広告を出稿するクライアントがいるか」「いますよ」後輩は笑った。「有名になれば勝ちなんです。有名になるためなら、どんな広告でも売る企業ばかりですよ。だいたい、クライアント以外はそれが広告であるかどうか分からないんですからね。たまたま殺人事件を通じてなにかの商品が有名になるだけです」

無料で殺される人間は不憫だな」僕は言った。「殺されればなんだって同じですよ」後輩は答えた。「そうか」僕は頷き、彼の心臓ナイフを突き刺した。いつもどおりの手口。失敗するはずがなかった。入念にナイフをえぐると、後輩は一言も発さずに死んだ。僕は後輩をテーブルクロスに包み、店主に一言言い残して店を出た。景気が良かったときによく使った店だった。後輩はこの世界で生きるには目立ちすぎた。

 翌日、コンビニATMで二十万円を引き出した。趣味のひとつもないので、家賃と食費以外には使うあてもない。とりあえず向こう二ヶ月は暮らして行けそうだ。僕は家に戻り、布団にくるまって寝た。明日はなんの仕事もない。


追記

ブクマコメントなどありがとうございます。PC故障中なので自分サイトではなく増田に投稿しましたが、いつもより反響があって嬉しいやら切ないやらです。http://youkoseki.com/text/ にその他の短編小説をあれこれ掲載していますので、良ければどうぞ。また三十路から小説家デビューする方策や、いまどき短編私小説募集している媒体情報などご存知でしたらご教授下さい)

2008-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20081019232337

なるほど。

http://www.shoesnorthampton.co.uk/loafers_jp.htm

そうだとこういうのはどう?↑値段が書いてないからあれだけど。

カジュアルと言えばローファーカジュアルと言えばスエードみたいなとこない?(勝手な俺のイメージですまん。)

多分、ドレスコード原理主義的なニュアンスで言うとカジュアルじゃなくてドレスダウンて言うんだろうと思うけど。

カジュアルはまた違う概念ぽいね。詳しくはわかんないけど。

おそらくかなり高いと思うからそこがネックか。

クロケット&ジョーンズだもんな。ゴリゴリ英国靴だし。ペディウェアで個人輸入すると安いらしいけどね。

外国製の革靴は日本に輸入するときの関税がバカ高くて値段が高いだけで、それぞれのお国だとそんなに高くはないらしい。

昔グレンソンのストレートチップ店頭で買ったことがあって、そのあとネットの時代が来て向こうの値段してビックリしたよ。半額くらいなんだもん。

2008-07-29

大学生ファッションを脱出するための10アイテム

参考:http://anond.hatelabo.jp/20080728045912

丸井ブランドで10000円前後アイテムを買いあさる日々に飽きたら

ちなみに想定年齢は20-25くらいで、何かポパイとかメンノンとか、もしくはマルイ新宿伊勢丹ビームスストリートライン)な服を買ったりしていた人。「全身をスタンダードアイテムのみでまとめるべき」というわけじゃなくて、全身からとりあえず大学生臭さを消す、つまり、中身の人間が20代前半くらいまでな場合に、スタンダードじゃない(例えば)アウターとかを含めた全身をバランス良く仕上げるために便利なアイテム(&よほどオシャレならそれでもどうにかできるんだろうけど99%の人間にとって完璧地雷アイテム

もうちと具体的に書くと

高校くらいからマルイとかで買い物したりしていた大学生

大学院生

スーツ着なくて良い業種の社会人

休日カジュアルに神経を回せるスーツサラリーマン

くらい

●1:スタンダードに着れる無地Tシャツ

ちょっとピンクを見せる、とかそういうこと

上の記事ではアメアパになってるけど、や、これは俺の趣味かもしれないがアメアパは発色が大学生以下っぽくないか?よく知らんけど日差しの強いLAならあの発色、みたいな話だと思う。少なくとも東京日差しには合わない気がするんだなぁ……

数千円以下でインナーとして便利な(例えば「今年買ったお気に入りのカットソー」とかの差し色として使えるという意味Tシャツを見つければオールシーズン着まくれる

個人的にはヘインズのビーフィー(一枚入りパック1200円)のレディース(アメリカンなので別にインナーなら全然着れる)を勧めてみる。色によっては発色が良くないがピンクは良いよ。あと正直ユニクロは縫製が悪いか横方向に捻れるように伸びるイメージがある(昔に植え付けられたトラウマなだけかも)のであまり買わないんだけど、ユニクロプレミアムコットン(1500円)も良いんじゃないですかね

●2:上質なカットソー

誰がなんと言おうと無地。そして丸首/Vネックで一定以上に上質なもの。Uネックは、実際問題として大学生、もしくは原宿あたりにいそうな感じの人感を出さずに着るのが難しい。一枚持っていても良いだろうけど、あくまでスタンダードではない

スタンダード」というのは、結局のところ体型依存なので「万人にお勧め」というものはない

自分の体型に合い、かつ3000円に見えない「自分用定番」を見つけることに時間を注ぐべきだし、こういう部分でセンスが良い人間は本当にセンスが良いと思う

……そう言いつつ個人的にはユナイテッドアローズビジネスライン(なのか?これを買うためのみにUAを使っているのであまりライン構成を知らない)の長袖8400円のヤツなのであまり偉そうなことは言えないんだけど……。あとフェイクレイヤードとか変なデザインは本当にマルイなので完璧に不要。今持ってる人はヤフオクでもフリマでも弟に押しつけるでも何でも良いから早く手放してください

●3:上質なシャツ

つってもシャツは下着(シャツの下に下着を入れるのは本当にやめて欲しい)なので出せる値段に上限があるはず。1万円前後カットキレイで一定程度に上質、ということを考えていくと、下町などのセミオーダーシャツは候補になるはず。というか他に候補がなかなかないような。一個でよいので高いシャツ(個人的にはバレンシアガが一番シックリくるので一枚だけ持っている)を買っておくと「同じようなカッティングで」と説明しやすいのでオススメ。セミオーダーは、「これと同じ」と言えないと一度や二度は失敗するのがデフォなので、それを考えれば「最初の一枚」に3万出しても実はあまり差がない(ただ3万で買ったシャツが「最初の一枚」にならないと本当に金がもったいないので徹底的に試着しまくるべき)

あと今思い出したけど新宿伊勢丹が秋くらいから1万強でセミオーダーを始める、とか聞いた記憶がある。新宿で作れればアクセス的に便利な人が多いと思うので、いや品質とかどうなのか今は分からないが、始まったら伊勢丹覗いてみると良いかも

●4:定番的に使えるスニーカー

プーマヨーロッパラインとかデザイナーズとか、一瞬かっこよさそうなのはNG

基本的に選択肢はナイキ/アディダス/ニューバランスくらいしかないとは思う

この中で自分のスタイルにあうもの、例えばアメトラがベースなら必然的にニューバラになるだろう。そういうものを選ぶ。全身において、普通大学生が見てもブランドバレするアイテムはここだけにすべき。決して「高い」感を出さないアイテムなのでブランド丸わかりでも良いし、逆に丸わかりであることが「スタイル」となる(ナイキでなくアディダスを履いている、そんな俺は……という)。あと今思い出したけど、バンド・オブ・アウトサイダースだっけか、トラッドにヴァンズ合わせてるスナップは(アメリカ人だけど)ハマってた。ヴァンズも履けていればカッコいい(ただ正直よく知らない)

コンバースは、別に悪くないけど、「コンバースが合う」って結構難しいよ。ギターキッズとか何だかよく分からない洋楽を語れる人間とかがそこらへんに溢れている以上、彼らよりコンバースを履ける自信がないなら避けた方が……。女の子が特になんだけど、高校生くらいの頃って、コンバースを中身の人間の特性として問答無用に可愛く履けるじゃん。男も何だかんだ言いつつそれなりに。でもその履き方は20代じゃもうできないし、「マジに履く」ということを考えると、コンバースは実は結構難しいよ、という話。君の彼女はそれでも「可愛い」と言ってくれるかもしれないが、それは良くも悪くも色眼鏡です。そう見てくれる彼女感謝しつつナイキでも履いて下さい

そしてここで書いていない、特にパトリックオニツカタイガーは、履ける人いるけど決して多くないので「取り扱い注意」。もちろん履けていれば何の問題もない

あといずれにしても「○○限定色」とかショップ別注とかの変な色は避けて下さい。「それが99%の人間にハマらないから定番色になっていない」のです(だから復刻とかはこの限りではない)

●5:上質な革靴

一番金をかけるべき場所。滅多に買う物ではないので4万以上は出すべき

先が尖っててちょっと浮いてる、何か新宿伊勢丹で売ってそうなヤツは本当に絶対にNG

なるべくクラシカル普通の革靴。革は見る人が見れば値段は即分かるのでムダなデザインは一切不要。一足買えばリペアしつつ5年以上は履けるし、スーツにもジーンズにも合うのでムダはない。個人的には銀座のヨシノヤの一番スタンダードなヤツを勧めてみる(ただ6万くらいするので、何か臨時収入でもあった時に)

スニーカーとも共通だけど、靴を買いに行く場合、良く着ている服で出かけて試着をすると思う。そして靴を履いて鏡の前に立ったとき、靴が全身の中で、(良い意味であったとしても)目立っているとしたら、それは「一瞬カッコ良さそうに見える」というだけで、「自分はその靴を履けていない」ということです

その靴が、中身の人間を含めた全体に溶け込んでおり、かつ全体をサポートしている、例えば革靴なら「全体に落ち着き(?)を与えている」みたいな、そういう状態であれば履けていますし、買うべきです。だから●4で書き忘れたけど、平均的に言って華奢で虚弱日本人の中で、ハイカットスニーカーを履ける人間は少ない。革靴にデザインが不要というのは、例えばウイングチップではなくストレートチップを買うべきという意味でもあって、理由は同じ。20代で、例えばウイングチップとかを溶け込ませることができる人間は少ないはず

●6:定番的に使えるジーンズ/スラックス

体型依存なので「これ買っておけば良い」なんてものはない

リーバイス501?)が本命だろうけど体系とご相談を。虚弱体型一歩手前な人ならGAPスリムジーンズスキニーよりちょっと太い)とかも候補になるんじゃないかなぁ

おそらくだけど

脱オタの人からするとキツすぎ

マルイブランドの人からするとユルすぎ

くらいがちょうど良い。スキニーは、金余ってたら買えば良いけど基本的に不要だし、中途半端にデカいパンツは、それがどんなにラクだろうと不要

そして体系にハマるパンツなんて、たぶん10本試着して一つ見つかるか否か。基本方針として金より時間をかけるつもりで納得がいくものを探してください。リーバイスと言ってみたが、個人的にリーバイスは腰とウエストバランス(とかも見る)が合わないので長らく履いたことがないのでよく知らない。ごめん

●7:●6に合うアウターに合うルーズパンツ

チノとかで良いけど、「自分が定番としているパンツ、に合うサイジングのアウター、に対するオルタナティブなサイジングのパンツ

これはブランドなどを定番化させる必要はない(そんなに買わないし履かない)はずなので見かけたらラッキー、で

ここでスキニーを入れても良いんだけど、汎用性を考えればスキニーより先にルーズシルエットだと思う。というかオールシーズン通してスキニーオルタナティブになる、というのは、そもそも●6のサイジングを間違っているから(スタンダードルーズよりはスキニーに近い)。スタンダードルーズの次に、まぁお金があればスキニーを買っても悪くはないんじゃなかろうか

●8:ポーター以外のバッグ

ポーターをカッコよく持てるのは相当な大人(何かデザイン関係仕事をしてる感を全身で出せるなど)だけだということに気付くべき。持っている人間の99%は大学生フレッシュサラリーマンにしか見えない。ポーター自体は悪くないので、むしろあれは高校生の頃に一度買って、30代以降くらいのどこか(30代ではないので知りません)で再び持つべきもの。20代はポーターを持つにあたって最も危険な年齢

あとメッセンジャーか。あれって持ち方は大体二種類だと思うんだけど

・本来の持ち方。チャリ文化。20代でもイケるとは思う。ただそれは全身のスタイルの中でしか成立しない。少なくともママチャリしか乗ったことない人間の、そのクセにポパイとかで仕入れた知識で選んだブランドメッセンジャー地雷になっているケースが多い

プラダがたまに、NYファッションが割とよくやる都会の戦士像(?)からの流れ。そもそもあれを20代で成立させられる人間が少ない。どうせ20代なぞ若造

なので「99%」とは言わないけどかなり難しい

バッグは非常に難しい選択になってしまうが、スタイル次第ではグレゴリーマウンテン系、古着屋の片隅に転がっているようなビンテージ臭の漂う、しかしあまり高くないレザーバッグ、お祖母ちゃんから貰ったお下がりヴィトン(自分で買った感がない限りにおいて)あたりがギリギリで許される。しかしバッグはあくまで荷物入れであって「ファッションの主役」とかでは決してないことを認識すべき。他の全身合計より高いバッグを持っていても頭悪そうにしか見えないし、JAS.M.B(表記違うかも、UKチックなイセタンとかエディフィスとかでよく売ってるブランド)とかバレンシアガとか、ああいう方向でのデザインコンシャスは本当に辞めるべき。いや、全身100万とかをイヤミでなく着こなせる人なら、バレンシアガくらい普通に持てるんだろうけど。「物入れ」と考えた場合、10万や20万のバッグを普通に「物入れ」として持てるようになるはずの40代くらいになれば選択に悩むこともなくなるんだろうけど知らない

●9:バックルのウザくないベル

なんか座ったら痛そうなデカいバックルのベルトは本当にマルイなのでやめて欲しい。それこそディオールのイーグルベルト5万(もっとだっけ)とかは正気と思えない。例えば同じディオールなら、数年前の極細ベルト(極小くるみバックルのやつ)は(スタイルが合うなら)買う価値あったような気がする。ただいずれにしてもブランド名を主張するベルトは全NGディオールの極細はファヲタしか知らんかなと思うのでアリかなぁと)。そんな場所でブランド自慢をするな

これもやっぱり革なので値段をあまり惜しむと辛い。2万円程度以上出すか、もしくは数千円のオモチャで(ただオモチャベルトは難しいんだけど……)

●10:上質なニット

ニットは「金が余ったときに買うもの」度が高い。別に無ければ無いで古着ネルシャツとかスウェットとか着ておけば良いんだし

正直1万以下のニットでマトモなものを見た記憶がない。1000円のTシャツ普通に着れるけど1000円のニットは本当にどうやってもムリです。その分シンプルな物、例えば黒無地タートルとかであれば、よほど毎日着ない限りは全然長く着れるので、お金があるときに買えば良いんじゃないかなと。だからデザイナーズはあんまオススメしないし、買うにしてもスタンダードライン。ただ胸に妙なものがあるニット典型的にはギャルソンプレイ)は本当に恥ずかしいのでやめて下さい。あれを着ていて唯一許されるのは、女の子下半身とかをマジにギャルソンファーストラインで固めて(つまりギャルソン信者という意味でもある)上にギャグっぽくプレイを着ているケースです。まじまじと見たことがないので知らないが、もしあの変な物をハサミとかで外せるのであれば、持ってる人はすぐ外して下さい。外せないなら諦めてヤフオク

一個名前出すならジョンスメなのかなぁ……。別に人それぞれなので、お金持ちならマルジェラで買ってタグ切ったりしても良いとは思うけど

繰り返すが、別に無ければ無いで全然構わない

※正直「10」にするために最後のニットを付け足したので説明不足なので補足

ここで言ってる20代は、学生終わったら即大人とかって意味ではない。どうせ20代なんざ、学生だろうと社会人だろうと社会の中では若造だし、まだ30代ファッションはどうせ似合わない。それに30代で着れるものは30代で着れば良いじゃん。20代が「ポールスミス(女ウケブランド1位だった記憶があるので書いたけど別に何でも良い)の今期ブルゾン買っちった」と言うのは、何も否定されるべきものではないと思う(それでもその「買っちった」でブランド丸出しベルトとかバッグとか買うのは辞めて下さい)。ただ、せっかく買ったそれを大学生ファッションでしか着れないという、それはもう卒業しようよ、と

ニットなんだけど、

ニットは基本的に新品同様でないと着れない

・体になじむ程度に着古したニット価値がある

俺は、いずれある程度着古すことを前提にしている。もちろん最初は新品で、少しすると新品同様で、そしていずれ着古される。大学生ファッションの共通欠陥の一つは、安っぽい素材で中身の人間マッチしていない新品服による全身コーディネートなので、体に馴染んできたニットは、中身と他の服の熟成度の足りなさをカバーするアイテムとして長い期間にわたって利用できる。ただ、ニットの質という差は着古すと新品時(であっても1000円は本当にどうやっても無理)よりさらに顕著になるので、正直1万以下で着古せるニットを、俺は見た記憶がない。だから丸井ブランドで買うよりは、30代くらいの知り合いとかが買って数年着て、その後メタボったので着なくなった、元は結構高いニットとかを貰ってくるべき(そして本当に無いなら無いで別に構わない)

ただ、体に馴染んできた後での活用って、あくまで20代のカジュアル用途限定なのかもしれないので、30代以降では、ニットをシャツより高い消耗品として買うしかなくなるかもしれない(けど基本的に知らないし30代の人に聞いて下さい)

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