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はてなキーワード: キル・ビルとは

2023-09-28

死ぬほど有名なのに「鬼警部アイアンサイドのテーマ曲」って言われてもイチミリもピンとこない曲

Quincy Jones の Ironside

https://www.youtube.com/watch?v=fdXoDwGQT78

 

キル・ビルの曲として日本では有名だが

クエンティン・タランティーノは「キングボクサー/大逆転」をオマージュしていると明言している。

なお「キングボクサー/大逆転」は「Ironside」を無断で使用していたが

当時の香港では欧米の有名曲勝手に使っていいという暗黙の了解があった。

イギリス領とはいえ所詮中国人なのである

2023-08-23

anond:20230823020606

布袋寅泰の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」。元々は『新・仁義なき戦い。』のテーマ曲だったが、その映画を観たクエンティン・タランティーノが気に入って『キル・ビル』のメインテーマ採用したら「キル・ビルテーマ」として有名に。

2023-02-28

最近観た映画

バグダッド・カフェ:中盤までは退屈だったけど、主人との友情が芽生えて居場所を得始めてからは良かった 人情モノだけど押し付けがましくなくて、どこか淡々としていたのが良かった

13日の金曜日(1、2、8):ワンパターン面白くなかった 8は全然NYに行かなくて求めてたシーンは数分くらいだった

エボリューション:まんま宇宙人ゴーストバスターズ 軽妙な会話をメインに気楽に観られる感じで面白かった

ゲット・アウト黒人へのズレた敬意とアウェー感が一番のホラーだった 眼差される不快感はNOPEでも描かれていたし、大切なテーマなんだと思う

アス:ゲット・アウトに比べて、テーマと描き方が抽象的で分かりにくかった 一応種明かしはされど、不条理のままな部分も多かったので、そこはホラーとして陳腐にならない気がして好き 寓話としての解釈ゆとりも広がるというもの

ドクタースリープシャイニングの続編というよりは世界観を共有する別作って感じ ホラーというか能力バトルだった 銃で倒せる相手は銃で、という所がなんか納得感があって良いね 銃で倒せちゃうかいって気もするが

ブラッククランマン面白かった 黒人はもとより、WASPのつもりでいるユダヤ教徒自身社会的属性と向き合うのが良かった 最後いきなりマイケル・ムーアめいた感じになって、エンタメとして消費して終わる、ともすれば外部化してしまう呑気な観客を逃さない感じも良かった

ブレット・トレインキル・ビルとか忍殺のエッセンスアンジャッシュで包み込んだ感じで面白かった トーマス義務教育を終えた男とか、セコい脅迫で人を自分反抗期に巻き込むクソ女とか、キャラが立ってて良かった 米原のシーンは、ニッチさに加えて自覚的なトンチキですよというエクスキューズのようにも思えてウケた

レザボア・ドッグス倉庫での画が続く密室サスペンス?で舞台っぽさを感じた 冒頭の他愛ない会話があんまりハマらなかったけど、オープニングはかっこよかった 人の良さが裏目に出るのは辛いね 徐々に明かされるバックボーンを踏まえて繰り返し観ると面白いのかもしれない オープニングロールタランティーノ出てるんだって思ったけど、顔を知らんから誰が彼なのか分からんかった

2023-02-13

キル・ビル観たら絶対履かないけど黄色オニツカ欲しくなってきた

2023-02-01

ブレット・トレインとかキル・ビルの間違った日本みたいに、「間違ったアメリカ像」もあるのかな。あの辺は意識的にトンチキやってるんだろうけども。

ハリウッド日本を描くことはあっても、邦画アメリカ舞台にするって事はあんまり多くなさそうだし。

強いて言えば、巨大なハンバーガーを食い、銃を磨き、大雑把で言いたい事をズバズバ言う、的な雑なアメリカ像がそれに当たるのかな。アメリカ住んだ事ないからそれが嘘か本当か分からんし、都市部とド田舎でも違うだろうけど。

映画によく出てくる荒野国道沿いダイナーというのに憧れがあるけど、あれはフィクショナルな光景であって欲しくないな。

2021-04-08

雑誌映画秘宝』の記憶(45)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.18)

 出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

引用ここから

[p166-167]

【※】『キル・ビル』に関する話題から時代証言に移ります

 町山:はっきり言えるのは、『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』とか『直撃地獄拳』(74年)が好きなだけで、もう、絶対にダチだってことだよ。

 柳下:どうして?

 町山:モテいからさ!ダサいからさ!この手の映画は今でこそ『映画秘宝』でしられるようになったけど、それまでは誰も見向きもしないクズだったんだ。特に80年代は完全に忘れられていたんだ!

 柳下:急に力入ったね。

 町山:いいか、オレがそういう映画を観ていたのは十六歳から二十六歳にかけて、つまり、人がいちばん恋愛してセックスする期間だよ。しか80年代バブルで、男はダブルイタリアンスーツ、女はボディコン恋愛セックスに狂っていたトレンディドラマ時代だったんだ。でも、オレは六本木西麻布に行く代わりに浅草池袋酔っ払いジジイに交じって、タバコの煙越しに千葉ちゃんを観てたんだよ!中野監督杉作J太郎さんや、きっとタランティーノもそうなんだよ!

 柳下タランティーノ浅草に行かないでしょ。

 町山:でも誕生日には自分へのプレゼントとしてソニー千葉三本立てオールナイトを観てたんだよ!『トゥルー・ロマンス』(93年)は本当の話なんだよ!でも、現実にはそんな映画を一緒に観てくれるアラバマみたいな女の子はいないんだ!その悲しさがエリック・ロメールだのR・W・ファスビンダーだの観てた貴様にわかるか?え?

【※】「モテない/モテなかった」こと自体別に罪ではありませんが、しかし、何故コレで「オレは恋愛論を語れる!」と勘違いできたのでしょうか。

(初出『映画秘宝』03年vol.49)

感想

 世の中には「モテない/モテなかった人間」は多数います。そのことは当人にとって、当人しか理解し得ない、理不尽現実だろうと思いますしかし、それでも真っ当に生きている人たちの方が大多数であろうと、私は信じています

 そういう中で「モテなかった!」と過去怨念叫びながら、権力勾配を利用してセクハラ的な言動をする町山智浩らのような人間存在は、偏見助長しかねない甚だ迷惑千万なことだと思います

 この投稿は以上です。ヘイル・サタン

雑誌映画秘宝』の記憶(44)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.17)

 出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

引用ここから

[p166]

【※】『キル・ビル』に対する評価に関して。

 柳下あんたはどうなの?『キル・ビル』のこといろいろ書いてるけど、いい映画なのか悪い映画なのか、そこんとこ曖昧だよ。はっきり聞くけど、この映画どう評価するよ?

 町山:評価?…うーん。

 柳下:いいの?悪いの?

 町山:いい奴だよ、タランティーノは。

 柳下:人柄じゃなくて、映画としてどうよ?

 町山:いい奴だよ。そうだろ?ところで腹減らない?

 柳下話題をそらすなよ!あんた、いちおう評論家だろ?

 町山:だからさー、友達の作った映画観せられて、どう?って聞かれて困っちゃって、「お前ってイイやつだよな!」としか言えない感じ。

 柳下:ああ、あんたの作った映画観せられたときはいつも困るね(笑)。イイ人だな、とは思わないけど(笑)

(初出『映画秘宝』03年vol.49)

感想

 冗談めかして誤魔化していますが、こういう「オトモダチの作った映画から」と正面切って批判することを避ける「逃げの姿勢」を示したことは、この時すでに評論家として町山智浩の「終わりの始まり」が見えていたように思えます

 そして、この「逃げの姿勢」と「身内への甘さ」は、後年の『実写版進撃の巨人』が失敗作に終わった際に、町山智浩に対する『映画秘宝』関係者から批判の声が「信じられないぐらい小さかった」と云う形で模倣されました。

 辛口サブカルライターは「兄貴分に対して忖度する」と云う点では、自民党政治家とその支持者に瓜二つだということです。

 あるいは、町山智浩自身言葉をもじれば「辛口サブカルライターが急に甘いことを言い出したら、十中八九センパイの影響」というところですかね。

 この投稿は以上です。ヘイル・サタン

2021-04-04

雑誌映画秘宝』の記憶(41)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.16)

 出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

引用ここから

[p149-150]

【※】『キル・ビル』の話題からワインスタインタランティーノ蜜月関係の話に。

 町山:ワインスタインファイナルカット権を監督から奪ったり、シナリオに何度も書き直しを命じるので悪名高いんだけど、タランティーノだけはノーチェックなんだって

(中略)

 柳下:鬼のワインスタインタラちゃんにだけは甘いんだ。

 町山:ヤクザ親分のドラ息子みたいなもんだ。

【※】『キル・ビル撮影当時、クエンティン・タランティーノが「演技指導」の名目で、ダリル・ハンナハードコアポルノを観せたは有名な話です。

【※】その話をタランティーノから聞かされて、一緒に面白がっていたのが町山智浩です。

【※】タランティーノワインスタインが甘かった理由も、二人に「性的強要セクハラ体質」という共通項が有ったからではないか?と私は推測しています

【※】「特定人間にだけは甘い」という体質は、町山智浩旧体制映画秘宝』と共通していますね。町山智浩らは、自分たちのことは棚に上げていますが。

(初出『映画秘宝』03年vol.47)

感想

 セクハラ面白おかしく話すような人間は「似た者同士」で集団形成するものなのでしょう。

 この投稿は以上です。ヘイル・サタン

2021-01-15

anond:20210115075520

事件当時ロマン・ポランスキー監督は不在で(映画でもその通り)、犯人たちに襲われていない。

現在も存命で去年も作品を出している。(少し昔の作品だが、戦場のピアニストはかなり話題になった作品

殺されたのは妻で女優シャロン・テートと、友人。

しか殺人犯とは何ら関わりがなく、以前に引っ越した住人と勘違いされて彼女らは殺された。監督らの素性は事件関係がない。

この映画が救ってみせたのは監督ではなくその妻、シャロン・テートだ。

今でも語り継がれる悲劇女優だ。

劇中でも説明される通り、当時売り出し中の女優で、監督の子供を妊娠中だった。

この映画ではシャロン・テートの魅力的な姿が何度も描かれ、しかし最終的にディカプリオが彼女の家に招かれる場面ではインターホン越しでのみ会話し、ディカプリオと同じフレームには映らない。

とても誠実な描写だと思う。

この映画が憎んでいるのはマンソンファミリーだ。

実行犯殺害を指示したチャールズ・マンソンは額に鉤十字タトゥーを入れているが、タランティーノ過去イングロリアス・バスターズで憎きナチの額に鉤十字を刻んだ。(ちなみにこのナチ将校役の俳優ポランスキー監督映画おとなのけんかで主演してる)

そしてイングロリアスバスターズでは「映画を使って」ナチどもを焼き殺したように、この映画でもマンソンの手下を「映画小道具を使って」焼き殺す。

イングロリアスバスターズの隊長は、ブラッド・ピットだった。

1969年は「ロックが死んだ年」ともいわれ、アメリカにとって大きな節目だったことには違いがない。

しか監督タランティーノは「ハリウッド監督」ではないし(アメリカ映画ハリウッド映画ではないのがややこしい)、彼はハリウッドアメリカなどメインストリーム以外の映画も浴びるほど見ていて、それこそ中国香港日本などアジア映画に多大な影響を受けた人間である

デビュー作も香港映画オマージュなくらいだ。

キルビルが急遽テイストの違う二本立てになったのも、チャイニーズオデッセイという香港映画の影響である。(チャイニーズ~は一作目がコメディで、二作目が恋愛もの

(タラオールタイムベスト一位に挙げている続・夕陽のガンマンイタリア産マカロニウェスタンアメリカ映画ではない。ちなみに監督セルジオ・レオーネが撮ったワンスアポアタイムインアメリカも長いけど大変な名作。セルジオ・レオーネ監督の大ファンでもあるし、タイトルからもわかる通りタランティーノはかなり影響を受けている。~インアメリカについては、ラストデニーロの微笑みの解説を見ると、また味わいが増す)

ブルース・リーの話が出てきたが、タラキル・ビルでは死亡遊戯衣装を真似し(何の説明もなく出てくる「カトーマスク」も、グリーンホーネットブルース・リー演じるカトーがつけていたマスクのこと)、主人公ブライドの使う技はブルース・リーワンインチパンチで、必殺技は(ブルース・リーに影響を受けた)北斗の拳の技のようだ。オーレン石井へ敬意を示す闘いは、ドラゴンへの道のチャック・ノリス戦を思い起こさせる。

キルビルで描かれる復讐暴力の虚しさは、燃えよドラゴンブルース・リーが奇妙な泣き顔で表現したのと同じものだ。

そして敵役ビルには、ブルース・リードラマ企画を奪った俳優デヴィッド・キャラダインを配している。

キルビルはある種、ブルース・リーを主演に見立てているのだ。

タランティーノは、そういう監督なのである。ちなみにブルース・リーの主演が叶わなかったドラマ企画が、ちょうどワンス~の時代の頃の出来事でもある。

ちなみに、キルビル前後編になった元ネタチャイニーズオデッセイの主演はチャウ・シンチー少林サッカーが有名)であるが、彼もまたブルース・リーマニアだったりする。(ドラゴン怒りの鉄拳パロディや、少林サッカーカンフーハッスル等、ブルース・リーネタ多し)

少し脱線するが死亡遊戯という映画もまた、「ブルース・リーという俳優の死後に、彼が生きているかのように撮られた」特別作品で、その点がワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド共通している。

(すでに香港ではスターだったが)ブルース・リーハリウッドでの売り出し中にこの世を去った人なのだ。(ワンス~劇中でシャロン・テート自分映画を見るシーンがあるが、ブルース・リー燃えよドラゴンの公開やそのヒットを目にすることがなかった)

ちなみに作中で喧嘩していたブラピ本人もブルース・リーおたくである。楽しかっただろうなあ。(ファイトクラブでの物真似が彼のアイデアというのは有名)

あとワンス~作中のブルース・リー調子こいてるのは、実際の彼がああいキャラだったためでむしろファンとしては大喜びするポイント。(ブルース・リーの物真似をするときは、顎をしゃくって半目で相手文字通り見下したように眺める。服のセンスも、実際にああいチンピラのようなダサいファッション

何より、タランティーノは「超」がつく映画狂で、大げさではなく映画から人生のすべてを学んだような人間だ。

あらゆる映画を吸収し、現実にはモテないスーパーボンクラだったくせに、(映画から知識だけで)玄人好みの渋い「中年恋愛映画」すら物にしてしま監督である

落ち目だった俳優を「自分が好きだから」という理由で起用し、劇的にカムバックさせたりと、フィクションの力で現実を変えたこともある。

(※ネタバレ注意:この俳優とはジョン・トラボルタのことだが、タランティーノの好きな某映画ではヒロインを救えず、せめて「映画の中だけで生かす」ことを選ぶ。言うまでもなく、ワンス~を思い起こす)

(というよりもともと映画のものが、亡くなった俳優の生きている姿を見られるタイムマシンのような装置なのだろう。そういう評論はよく見る)

そして、前述のイングロリアスバスターズではユダヤ系の、ジャンゴではアフリカ系の観客の心を、荒唐無稽フィクションで熱く揺さぶった。

ヘイトフル・エイトでは差別主義者と黒人和解をそれこそ「フィクション」という小道具を介し、素晴らしい形で描いてみせた。

日本ではネタにされがちなキルビルも実に真面目な女性映画である。「五点掌爆心拳」などという冗談のような技で、男女の歪な恋愛関係を誠実に描いたのだ。この映画では男はみな弱くて使えず、女性は強く逞しい。

タランティーノは「強い女性」を描く監督としても有名だ。殺人鬼変態スタントマンが、女性スタントマンたちにボコボコにされる映画デス・プルーフも撮っている)

タランティーノフィクションの虚しさも当然知っているだろうが、同時にフィクションの力を強く信じている人間でもあるのだ。

虚構の無力さをただ嘆く監督ではないと思う。

(ちなみにデス・プルーフの主演であるゾーイ・ベルキルビルユマ・サーマンの「スタント」をしていた女性で、ワンス~にも出演。例の「ブルース・リーとの喧嘩」で車を壊されたひと。死亡遊戯キルビルワンス~と考えてみても面白い)

(ディカプリオについては、ある種かなり本人に近い役。若手時代から演技力が高かったのに、レヴェナントで受賞するまでアカデミー賞からは長年ずっと無視され、色んな人に揶揄されてきた。アカデミー無視されてきたのはタランティーノも同じ)

もちろんワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドは、ハリウッドやその他の「アメリカ黄金時代」への郷愁が詰まったお伽噺ではある。

しか元増田は表面的な考えで映画を語っていると思う。

歴史を描いた作品理解するには、ある程度の知識必要だ。

2020-01-26

映画公開される度に出来る公式サイトがすぐ消えちゃう

ナントカ.com

公開終わったらさっさと消えちゃうの困んない?

せっかく後で見ようと思ったのに。

例によってkillbill.com開いたら映画関係ないあやしいウェブサイトだった。

結局いろいろ検索してたどり着いたのが、、

ユマ・サーマンキル・ビル』で無理やり車を運転させられ衝突。死ぬ寸前だったという映像を公開。タランティーノパワハラワインスタインセクハラ告白。」

https://rockinon.com/blog/nakamura/172917

あー大変だったんだなー。。

2019-10-26

anond:20191026141857

女が主人公復讐物語だとキル・ビルとか?実際女性がそういうぶっ殺したい、みたいな願望があるかは別として。

2019-08-30

昔々、ハリウッド

 

 『ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が目前に迫っているというのにまだまったく心の準備ができていない。大波が押し寄せてくるのを確かに認めながら、砂浜で引き波に足を取られたまま呆然と立ち尽くしてしまっているような、そんな状態だ。

 

 『Once upon a Time in...Hollywood』というタイトルをはじめて聞いたときマジで引退しようとしてるの…!?と思った。現時点では「10作品撮ったら引退する」と言っていたり(今回が9作目)、「今度のが大ヒットしたらこれでおしまい」と言っていたりまだ判然としないのだが、そういうゴシップ的な憶測はさておき、このタイトルが持つインパクトはあまりにも大きい。セルジオレオーネ意味合いもさることながら、それ以前にこの響きだ。

 『昔々、ハリウッドで』。響きとしてあまりにも最終回すぎるのだ。仮に『クエンティン・タランティーノ』というドラマがあって、その主人公クエンティン・タランティーノ監督した作品が、ドラマ1話ごとのタイトルになっていたらと考えてみてほしい。第1話「掃き溜めの犬ども (Reservoir Dogs) 」、第2話「三文小説 (Pulp Fiction) 」、第3話「ジャッキー・ブラウン (Jackie Brown) 」、第4話「ビルを殺れ (Kill Bill) 」、……と進んでいって、第9話「昔々、ハリウッドで」である。どう見ても第9話で最終回じゃないか。こんなに引退作にふさわしいタイトルってなかなかないと思う。

 

 なんてことをメモしていたら、タランティーノ子供が生まれるとのニュースが飛び込んできた。引退について語るのを話半分に聞きながら、だがこれで子供でも出来たりしたら本当に映画撮らなくなるかもな……とか考えていたのだが、うーん、思ったより早かったなあ。つまりこのところとみに饒舌になっていた引退話は、子供が生まれるという予測のもとに展開されていたわけだ。それにしてもさ。田中裕二子供が生まれたり、タランティーノ子供が生まれたり、そんな日が来るなんておれは考えたことなかったよ。

 といっておいて何だが、タランティーノの言う「引退」について想像するとき、たしかに寂しくはあるけれども、意外と悲観的な気持ちにはならないというのが今の正直な気持ちだ。

 というのは、ひとつには、映画監督以外のフィールドでの仕事が見られる可能性に期待しているからだ。これは本人も言っていることだが、本を書いたりしたいらしい。タランティーノが書いた批評本なんて出たらぜひ読んでみたい。もしかしたら小説を書くかもしれない。それこそパルプフィクションを。あるいは脚本を書くかもしれない。脚本タランティーノ × 監督デヴィッド・ロバート・ミッチェルなんて映画がつくられたら……など夢想するのも楽しい

 書く仕事ばかりとも限らない。いまのところ引退を語るうえでタランティーノが前提としているのは「劇場公開用映画」の監督業であって、フィルムに対する彼の偏愛と執着も、その前提があればこそ要請されてきたものだったと思う。その最前線から(いったん)身を引いたときある意味でそれは「引退」だが、またある意味でそれは「解放」ともいえるのではないか。何が言いたいかというと、Netflixなどでタランティーノドラマシリーズ制作する可能性はかなり高いのではないかということだ。この期に及んでタランティーノ劇場長編映画デジタルで撮る可能性はほとんど考えられないが、これがドラマシリーズだったら話は別だ。

 タランティーノがつくるNetflixドラマがあったら、それはどんなものになるだろうか。そのヒントになるような発言最近あった。自身監督作に登場したキャラクターのなかで、タランティーノが今でも折に触れて思いを馳せる人物がいるという。彼が挙げたのはザ・ブライド、ビル、ハンス・ランダアルド・レインの4人。タランティーノはそれぞれの人物にまつわる、いわばスピンオフ的なサイドストリーについての妄想を語っていた。

 ①ザ・ブライドが10年後、15年後、どうしているか。娘はどんな人物に成長したか。これは長いあいだ噂されてきた『キル・ビル Vol.3』がもし実現した場合ストーリーになるだろう。

 ②ビルはいかにして巨悪となったかエステバン・ビハイオ、服部半蔵、そしてパイ・メイという3人の「ゴッドファーザー」との関係を通して、ビルという悪魔人物オリジンを描く物語

 ③ハンス・ランダナンタケット島でどんな生活を送っているのか。ナチスきっての「名探偵」だったランダが、戦後20年くらい経ったナンタケットで起こる殺人事件解決してゆく物語

 ④アルド・レインは戦後どうなったか教科書に載るレベルの「英雄」としてアメリカに帰ったはずのアルドが、ナチスにおけるフレデリック・ツォラーのように映画に主演する…という話。

 なにこれ超おもしろそうじゃん!!!!! 全部見たい。見たすぎる。小説でもいい。読みたすぎる。ここで思い出したのだが、そういえばタランティーノこそ、地味に自分作品世界相互につなげてきた人だった。別の映画に登場するキャラクターたちが生きる一つの世界について語るとき、若き日の彼はたしかサリンジャーを引き合いに出していたように記憶するが、これって今風の言い方をすれば「タランティーノバース」だ。もちろんタランティーノ世界MCUのようになってほしいなんて気持ちは毛頭ないけれど、ジャンゴのサイドストリーはすでにコミック化されていることだし、劇場映画としてはおそらくもう実現しないであろうヴィック&ヴィンセントヴェガ兄弟の話だって、何かしらのかたちで語られる可能性は全然あるわけだ……ということを、妄想できることがうれしい。それにしても「私立探偵ランダ in ナンタケット」は見たすぎるだろ。

 で、仮に、タランティーノがこの次に撮る映画が本当に彼の「引退作」になるとするならば、その一本はやっぱり『キル・ビル Vol.3』であってほしいと、私はそう願わずにいられないのだ。 

 

 話を元に戻そう。『ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開が迫っているのに心の準備がなにもできていないという話だ。この映画タイトルからしてこの有り様なものから映画監督クエンティン・タランティーノいかにも「集大成」という感じがしてしまうのだけれども、しかし実際はそうでもなくて、むしろ今までになく「タランティーノっぽくない」映画になっていたりするんではなかろうかと期待している。それはひとえにこの作品が、タランティーノ本人にとってきわめてパーソナルなものとなっているような印象を受けるからだ。

 『ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』について、現時点で、私は予告編以外の情報をすべて遮断している。サントラにも触れてすらいない。だから実際どんな映画になっているのかはまったくわからないのだけれど、タイトルをはじめポスター予告編を通して強く喚起されたのは、「郷愁」の念だ。それは1969年、大きな変革を遂げようとしていたハリウッドとその時代精神タランティーノは "zeitgeist" という単語を本当によく使う)に対する郷愁であり、タランティーノ自身の幼少期へと向けられた郷愁でもある。しかしながらこの郷愁こそ、これまでのタランティーノ映画からほとんど感じてこなかったものであり、ゆえに今作はどうにも「タランティーノっぽくない」ような気がしてしまうのだ。

 タランティーノは、過去映画音楽からさまざまな要素をためらいなく取り入れることで自分映画をつくってきた人だ。その特徴はたしかタランティーノについて語るうえで欠かせないものだろう。でも彼の作品に宿る魅力を考えるうえでもっと重要なのは、そうした引用(あるいは盗用)のひとつひとつが、観客に郷愁を呼び起こすための装置には決してならないという点だ。観客を過去へといざなうことで「懐かしさ」に浸らせるのではなく、かつてとてもエキサイティングものとして消費された文化の「エキサイティング感覚自体をそのまま現在再現してしまえる才能。それがタランティーノのすごいところだと思うし、その意味で、郷愁、というのはむしろタランティーノ映画から最も遠いところにあった感情ではないかと思う。ところが今回の『ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドから郷愁が強く香ってくる。そのダイレクトさがとても気になるのだ。それはとりもなおさず今作の特異な舞台設定によるものだと思うけれど、開映が迫っているためちょっともう書く時間がない。超中途半端

2019-01-07

デスノートも結末は、ナウシカみたいに端折られて、原作とは別の魅力が出てよな。

デスノート、ああ、俳優が若くてミサミサとか、誰が誰だかわからなくなった。

藤原竜也キャラは良かったな。Lのスピンオフの方は暗くと途中でDVD返した。

anond:20190107011614

逆に、映画化した後でバトルロワイヤルは、映画化した後で漫画化されて、メチャクチャグロくなっていたな。ガンダムファーストオリジンみたいな流だよな。

アニメで人気→漫画てこ入れみたいな。30年ぐらいの時間差やけどさ。

  

話が暗いが、強いヤツが出てくるのは、面白いし。栗山千明出世作になったのでは。キル・ビルより、当時のJKはみんな黒髪パッツンにしてなかったか

漫画自体は、それほど人気でなくても、ドラマ化に当たって、期待されていなかったけれど、案外と、こう実験的にやってヒットしたのあるよね。

  

だけど、今って予め成功約束化された漫画とか小説に対して、人気の俳優ジャニーズ・旬の女優を主役に据えて、失敗が許されない時代にはなってきているよな。

  

2018-05-10

anond:20180510192952

とりあえず俺が会社飲み会披露したキル・ビルルーシーリューの物まねは若いやつらに通じなかったよ

2017-02-20

ゴーストバスターズ主人公女性にして叩かれるのは当然の結果

セーラームーンプリキュアワンダーウーマンキャットウーマンを全て男にしても当然叩かれるだろう

しか男女差別だけど何でこんなトラブルになりそうな企画やるんだか

主演女優達が悲しい思いしてかわいそう

男向けコンテンツ乗っ取りじゃなくて最初から女性陣が活躍できる作品コンテンツを作ればトラブル起きないし誰も悲しまない

プラダを着た悪魔 エイリアン1と2 テルマルイーズ キル・ビル バイオハザード などは女性主人公でも別にから叩かれてない

2016-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20160220014437

 仰りたいことは分かります

 そのうえで言い得て妙だと思った加藤ヨシキさんのツイート引用します。

>「王様は裸だ!」と指摘するのは良いと思うんですが、「王様は裸だ!あの小さなチンポを見ろ!あれじゃ奥さんも浮気してるに違いないぜ!」まで行くと王様も怒りますし、なんなら奥さんも怒りますし、周囲もなぜそこまで言うのかと思いますよ。その辺の常識礼儀大事にしていきたいです。(https://twitter.com/DAITOTETSUGEN/status/699594948023181314

 どこの世界でもそうですが、ニワカは古参に叩かれます文壇スポーツ音楽ゲーム仕事も。先達に比べて知識量のない人が偉そうにしているのは、鼻につくものです。でもね、ニワカが罪を犯しているのかというと、そうではないと思うのです。

 誰を傷つけたわけでもない。知識がないだけでアホ呼ばわりされて叩かれるのは、やはり不当で止めるべき悪習だと自分は考えます。(腹が立つのは仕方のないことなので、出来るだけそれを外に出さないよう心がけたいと思っています

 映画を羅列する意味についても、大本記事には「私を構成する9枚のCD」という企画を読み、それに着想を得たとあります。羅列に意味はないとしても、実際に彼は羅列を面白いと感じ、それで記事を書いた。それは好みの問題に過ぎません。(パク……インスパイア問題はあるかもしれません)タランティーノもよく映画ランキング作りますが、世界中ファンがそれを待っています。年間200という数字が、タランティーノ存在同様の重みを持つかどうかは、それぞれの読者が判断することです。

 アクセス数云々も「彼には認められる記事が書けなかった」という意味使用した表現で、記事存在意義問題にするのなら「彼には意義ある記事が書けなかった、以上」というつもりで書いたものです。分かりにくかったら申し訳ない。

 興行作品である映画は、観客に受けるような工夫が(当たるかどうかは別にして)散りばめられています玄人好みのものと、一般層に向けてのものはあるかもしれません。世間的に受けたとは言いづらいヱヴァQですら、スタッフロールに入った劇場内に立ちこめるポカーンとした雰囲気に「エヴァはこうじゃなくっちゃ!」とワクワクした人(悪いファンかもしれませんが)もいます

 表現規制の話とかでもよく出てくる話ですが、名作を排出するためには、ピラミッド的に数多くの駄作を必要とすると自分は考えています。多産とクオリティは比例の関係にある。ファッション映画が増えたからといって、名作が駆逐されるわけではないと自分は思いますジャッキー・ブラウンがそうだったように、ファッション層ってすぐ離れちゃいますしね。ファッション的な映画がって、増えればすぐさまダサくなるし。(ホイチョイ製作映画も廃れました)カウンターカルチャーはそういう土壌で出てくるので、良い映画が無くなってしまうことはないと自分は思います

 表現の自由について論じたいわけでもなく、「老害になるのはよそうぜ」って自戒を込めて言いたいだけなんです。感じたことを書くことは自由で、だから自分感想を書いているわけです。(『高知名度の漫画ドヤ顔で薦めてくる男たち』までくると「分かるわー」としか思えないんですが)

 なのであなたが(なのかな?よく分からなくてすみません)そうなさったように、「自分はこういう記事の方が面白いと思う」って記事を書くのが、よりスマートクリエイティブで良いと思うんです。でもそれにハリーハウゼン名前も出てこないアホが……って言われるのはイヤじゃないですか。その名前を出さな理由だってあるかもしれないし。

 より良いものを出せばいい。その方がかっこいい。他人を貶める必要は無いと思うんですよ。

 と自分はやっぱり思うのです。世の中そんなもんでしょというのも分かるけど、やっぱりそれは変だと思うのです。前に書いたのと主張はほとんど変わらないから蛇足だし、理解し合えるとは思わないんですけど、書かせていただきました。

 あと話は移ってしまうんですが、「キル・ビルが駄目な人」ってのが自分ドンピシャで(文章からそういうにおいがしたんでしょうか?)、あれの楽しさが全然からなくって……そうするとタランティーノ好きの話にも入れなくって、たいへん寂しい思いをしています

http://anond.hatelabo.jp/20160220003334

身もふたもない言い方をすれば、ニワカな記事を書いたからニワカだって批判が来て、ツッコミ所が多いからツッコミがたくさんきたってことでしょう。責めるつもりもありませんが注目度の割に穴が多かったんです。本人にとって災難ではあったでしょうが、世の中なんでもそんなものなのでは。

もちろん暖かく見守ろうというのもわかるけど、素直に一言言うのも別にかまわないししょうがないような… なにもブログやめろとかいってるわけでもないし、ニワカな記事を書く自由があるように批判する自由もあるといういつも通りのことなんじゃないでしょうか。

あと「一つの映画から派生させた記事の方が受ける」とかアクセス数が稼げるというつもりで書いたのではなく、ブクマ不特定多数になんの縛りもなくオススメなんてして意味あるのか? みたいなものがあったので、そういう記事ならベターじゃないかなあぐらいの気持ちで。まあせめてこういう体裁くらい保っておけば批判回避できたのでは、という気持ちもなくはなかったですが

ファッション層については、そういう人が増えて正当な作品評価されなければ作られる映画ファッション的なものが増えるんではっていう杞憂というか危惧があるので嫌悪するわけです。実際ジャッキー・ブラウン後のキル・ビルで凍り付いた人も結構いたり。まあ理解して欲しいというわけではないのでこれは蛇足ですが。

2016-02-18

皆が絶賛するけど好きじゃない映画

ファイトクラブ

格好いいけど色々ありえないだろ

グラン・トリノ

いかにもな展開で興ざめ。何故かドライビング・ミス・デイジー思い出した。

17歳のカルテロスト・イン・トランスレーション、あの頃ペニーレイン

女だけ見てろ

キル・ビルジャンゴ 繋がれざる者

キル・ビル以降のタランティーノってつまらなくはないが、フーン程度で終わってしまう。俺だけ? (デス・プルーフは最高

グッド・ウィルハンティング/旅立ち

ただの厨二病映画で感動するとか、、

いまを生きる

いまを生きるどころか自殺したロビン・ウィリアムズ

マッドマックス

面白かったけど、皆のテンション高すぎてひいてしま

他なんかある?

追記

id:nomitori

頑固者が心開くところと、車に関わっているところかな。

2009-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20091211144453

アメリカ的な萌えキャラってぇと、スーパーガールとか、キャットウーマンが浮かぶね。

ララ・クラフトキル・ビルなんかと一緒で、まだまだアメコミ的。

ゲームを持ち出すまでもなく、戦うヒロインってのは昔からいたが、GIジェーンくらいまで行けばヒロイン色は薄れてくるかね。

2009-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20091012234447

え、そなの?

キル・ビル』のゴーゴー夕張とか、結構イラスト見たし、

私自身、栗山千明写真とか見つけると得した気分になるけど。

2009-06-06

自慰中の死亡」について

 

(6/6 21:05追記) 要望がありましたので、補足記事を書きました。jojoと鹿。

自慰中の死亡」について (補遺

http://anond.hatelabo.jp/20090606210553

 

 

キル・ビル』のキャラダインさん、自慰中の事故死か

http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2608961/4231903

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2608961/4231903(はてぶ)

 

えーっみたいな反応が多いが(当然か)、自慰中の首吊り死亡って実はかなりありふれているらしい。

 

 

自分医学部学生だったとき、法医学教授の専門が「異常性行為中の急死例」だった。

緊縛プレイ撮影中に死亡したAV女優自然死なのか監督による過失致死なのかとか、

PTA会長のおばさんと不倫中に腹上死した教頭の死因は心不全かガス漏れのCO中毒かとか、

そういうのを解明する専門家。かなりインパクトのある講義だった(すべてスライド付き)。

 

(余談だが、医学部学生の受けはそこそこだったが、法学部学生が授業見学に来たときは

不謹慎な内容だと怒り出す人がいた。この「正義感」の違いは興味ぶかいと思った。)

 

 

教授講義でもっとも興味ぶかく、そして就職後もっとも役に立たなかった事例が、

まさに自慰行為中の急死、特に自絞行為をともなう死亡例だった。

 

 

その死亡例たるや実に多彩であり、ドアノブタオルを引っかけて、、という基本編から

押し入れに釘を打ちつけ、自ら宙吊りになりつつ(首も絞まりつつ)オナって事故死という

アドバンスモードまでいろんなスライドが出てきた(それだけ事例が多いのだろう)。

 

 

1990年代後半、あるロックグループメンバーがドアノブタオルをかけて急死した事件でも

教授は後に事故死と公表される以前から「あれは自慰行為中の死亡です。99%間違いない!」と

きわどく断言していた。(公式発表は別の理由になっているので。念のため。)

 

 

ほかにも彼の講義では、ジョジョのファンだった○北大学の大学院生

「波紋」の呼吸法を試すべく強制過換気ベンチレータを自作し、

自らそれを試し、ガムテープで顔をぐるぐる巻きにしてダッシュして

窒息死した事例とか(1秒間に10回呼吸しろッだったっけ?)、

入浴中に死亡した人がそのまま3日間煮られてスープになってしまい、

隣人に「鹿の肉」とまちがえられて××られた話とか

いろいろあったが本題ではないので措く。

 

 

とりあえず、自慰行為中の急死は結構ありふれているっぽいですということで。

これ読んで真似しようとか思わないでね。このプレイは致命率が高そうなので。

ちなみに、教授によるとまともな統計はないらしい。

第一発見者になることが多い家族が、本人の名誉のために現場を「荒らす」し

検視する警察もわざわざそんな統計とらないから。

 

この場を借りてお礼

 

前に書いた、

高収入と平等の罠

http://anond.hatelabo.jp/20090520020718

では、たくさんのぶくまとコメントをいただきありがとうございました。

 

みなさんの意見を参考にして、現状ではあたらしい解決策を試し中です。

メラネシアのクラ交換もヒントにしました。続きを書いたときにはまたお願いします。

 

 
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