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2010-11-17

カーリングについて読みたい!

カーリングについて自分が知っているいくつかのこと』http://anond.hatelabo.jp/20100221221726増田さん、また書いてくれないかなあ。今年のカーリング展望はどうなんでしょう。旧姓小野寺さんや旧姓林さんの復活だとか、本橋さんが常呂に戻ったこととか。

2010-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20100606235234

本業野球ファン副業サッカーファンです。サッカーについては「永遠のにわか」だと思います。

もう少しスポーツ観戦歴を書くと、ケーブルテレビに加入してないので、関東引っ越してきてからスポーツ中継の少なさに驚き、トラキチにもかかわらず仕方なく巨人戦を観たり球場に行ったりしています。サッカーに至ってはACL(とCWC)と天皇杯と代表戦ぐらいしか観る機会がないけど、サッカースタジアムにまで行くほどの熱意は正直ないです。

それに対してニワカはどうだ

W杯だっていうと湧いてきてはやれ点がとれないだの俊輔遠藤は遅いからダメだの闘莉王調子に乗って攻めるなだの

それを言っているのは「ニワカ」ではなくて一部評論家2ちゃんねらーのような気がしますが。

私を含めた「ニワカ」は、普通の人がオリンピックカーリングなんかを見るのと同じ調子で、とりあえず何でも応援しておけという感じだと思います。

むしろ、それを「弱い代表を応援してるニワカうぜー」とか「ベスト4とか本気で信じるニワカうぜー」とか、言われるのが癪に「存在しない誰かと戦ってる」ような人たち(具体的には、上に書いたような評論家2ちゃんねらー)がうざいです。

言われなくても日本が、相撲で言えば前頭の下から真ん中当たりを行ったり来たりしてるレベルなのはわかりますよ。身内だから応援しているだけで、これといって名選手もいなければ魅力も特にないチームだなんてのは承知です。4年に一度のお祭りなんだから、わざわざ斜に構えないで素直に盛り上がろうとしているだけなのに、そういう態度をくさす人たちが多いのが正直嫌な感じです。

実のところ、サッカー場に行く気になれないのはその辺が原因です。こういうとあれですが、野球場のファンのレベルピンキリですが、逆に言えばにわかファンからオタクまで居場所がいるわけで。熱心なファンがにわかを見下すという分野は、衰退はしなくても発展もしないと思いますよ。

年に4,5回試合を見るだけでここまで偉そうに叩く人種って

野球やらバレーやら他のスポーツにはいる?なんかサッカーだけそういうのが多い気がしてならない

野球にもいますよ。ただ、野球場合サッカーみたいに売名行為で斜に構えたこと言ってる評論家ってのがあまりいなくて、元選手とかが論壇をコントロールしてるから、極端に的外れなことにはならないんですよ。そもそも、野球場合クラブチームメインで代表戦なんておまけだから、虚像をつくりあげてファンをコントロールしたり(サッカーでそれが成功しているとも思えないが)できないんですよ。自分が応援するチームの選手を無理に持ち上げたって、他チームのファンから容赦なく叩かれるだけですからね。

(「日本レベル低いから欧州サッカーしか見ないわ」

 って層にも思うところはあれど今回は置いておくとして)

野球でもメジャーヲタ(というかその御用達NHK)は多少うざいですけどね。ただ、野球場合日本プロリーグが、サッカーで言うならブンデスリーガとかリーグアンとか、要するに準トップリーグに相当する程度のレベルにはあるからメジャーヲタがあまり増殖しづらいという構図もありますが。

2010-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20100316184738

日常的にテレビを見る人間がどれだけいるかは別として)

盛り上がってる体で大々的に放送すればそれなりの視聴率は取れると思うぞ。

オリンピックカーリングがここまで見られると思った?

テレビ番組、ましてやスポーツ国際大会をを内容で選ぶほど視聴者は賢くないよ。

2010-02-25

デンマーク戦及び総括 -Vancouver 2010 Winter Olympics

ttp://www.teamaomori.com/message/van_rep_den/index.htm

4年間の集大成で挑んだバンクーバー五輪

デンマークにも敗退し、3勝6敗の8位。

これが日本代表の最終成績でした。 情けない結果に痛烈な怒りを感じてます。 過ごし慣れたバンクーバーでの五輪

よく知っているアイスメーカー

恵まれた職場環境の中で練習させていただき、挑んだ最高の五輪へのシチュエーション選手が競技に集中できる環境を作ってきた事が、結果的に繋が りませでした。

チーム・協会関係者でもう一度しっかり話し合って世界に通用 するチームの強化と方針を固めていかなければなりません。 最後に、多額な渡航費をかけて会場までお越しいただいたフ ァンの方、所属会社スポンサー各社の方々。

早朝から深夜まで取材していただいたマスメディアの方々。

心 より厚く御礼申し上げます。 カーリング日本代表 広報

近藤 学

2010-02-23

増田カーリング記事に対する反応に見るマイナースポーツへの世間の意識

http://anond.hatelabo.jp/20100221221726

非常に良くまとまった良エントリである。

しかし内容的にはちょっと好きで調べればネットでも手に入るくらいのものである。

オリンピック中ずっと2chカーリング関連スレを読んでいるだけでも

これの6,7割の知識は手に入るだろう。

増田素人を自称してるのも、謙遜でもなんでもなく、ただカーリングが好きな一ファンなのであろう。



かしこれに対するブクマを見ると「素人なんて嘘だ」「協会の人?」

「ただものじゃない」などという大げさなものが散見される。

これらの反応には、そんなマイナースポーツに興味があって知識をもっているのは

関係者くらいなものであろうという、世間の偏見差別意識にも似たものが

垣間見える気がして、マイナースポーツを愛するものとしては寂しくなるのである。

カーリングについて自分が知っているいくつかのこと」への反応御礼

元増田です。

カーリングについて自分が知っているいくつかのこと

http://anond.hatelabo.jp/20100221221726

を多くの皆様にお読みいただけましたこと、大変ありがとうございます。

今回は、ブクマコメ等への反応も含め、いくつか追記します。


にしても、スイス戦は完敗でした。

オットさんのチームを相手にするときは、たまたまアイスの読みに失敗するとき

(これはどんな名スキップでも1大会にいつかは来ることがほとんど)を除けば、

辛抱強くつきあって細かなミスをつくか、スーパーパフォーマンスを生かすしかないのですが、

今のチーム青森ではちょっと辛かったです。

過去日本は、五輪世界選手権では1度しかオットさんに勝ったことがありません。

#放送中に何度も紹介されたようにトリノではラウンドロビン突破の可能性を絶たれ、

#08年世界選手権では準決勝進出戦で勝つもその後のブロンズメダルマッチで破れ、

#今回の敗戦。まずはオットさんに勝てるようになることが目標です。

明日の展望

決勝トーナメント進出は自力を尽くした上で他力に委ねられたとはいえ、まだまだ一つずつの試合は見所満点です。

対戦するスウェーデンデンマークについて軽い紹介を。

スウェーデン

06年トリノ五輪メダリスト、アネッテ・ノルベリさんの率いるチームです。

世界各国の迫力あるマダムカーラーをすでに数多くご覧になったことと思いますが、ノルベリさんのオーラはまた一回り大きなものです。

その辺もぜひお楽しみください。


ノルベリさんのチームはスウェーデンヘヴィーメタルバンド「Hammerfall」のPVに出演したこともあります。

Anette Norberg och Hammerfall

確かにこのチームは、ヘヴィメタでした。それくらいの破壊力があるチームでした、トリノの頃は。

トリノの後は、もちろん世界でも上位の実力のチームではあるのですが、世界選手権の代表選考会で敗れたりとか、

年齢から言ってもさすがに全盛期は過ぎたかなと思わせるところもありましたが、このバンクーバーではちょっと

以前とは印象の違うカーリングをしてきました。


http://www.vancouver2010.com/olympic-curling/schedule-and-results/womens-round-robin-session-2_cuw400907HD.html

これはスイス戦のスコアなのですが、このゲームが実に特徴的でして、

・お互いにスチールしたエンドがひとつもない(後攻のミスがない)

ブランク(0-0)のエンドがひとつもない(先攻が確実に1点を取らせている)

・3点以上取ったエンドがひとつもない

ということで、今日オットさんのゲームをご覧になった方々は、その堅実さに閉口されたことと思いますが、

大会のノルベリさんは、そのオットさんを上回る固い試合運びで勝ち星を稼いでいます。

トリノの頃は、もっと攻撃的な印象が個人的にはありました。当時はあまり知識もなかったので間違っているかも)


このノルベリさん相手に、日本五輪世界選手権含めて7回対戦して1度も勝てていません。

トリノ五輪ラウンドロビンでは、かなりのところまで勝利に近づいたのですが、こちらのミスではなく実力で粘られ、

エクストラエンドまで持ち込みましたが力尽きました。

上記のような固いゲーム運びは、ひとつ何かが決壊するとダダすべりとなり、現にロシア戦では1-10で7エンド終了時

ギブアップという惨敗を喫しています。

今のチーム青森がそこにつけ込めるかどうかは、やってみないとわかりませんが、この巨大な壁相手に、胸突八丁の状態で

どう挑むか、そこを楽しみにしてください。

デンマーク

デンマークは、カーリングの実力とは違った意味で、いろいろ面白いところがあります。

20代のデュポーン姉妹のルックスとか、カーリングチームでは珍しいスカート着用とか。

#今大会パンツ着用なのかな、写真を見ると。


それと、このチームはスキップフォース(4番目)ではない珍しいチームです。

チーム最年長、36歳のアンジェリーナ・イェンセンさんがセカンドでスキップとなります。

技術に優れた若いデュポーン姉妹バックエンド(3、4番手)となり、経験値の高いイェンセン姉妹

ゲームを作るフロントエンドスキップをつとめる、ということで、チームの戦略に合致しているんですね。

スキップフォースという固定観念を取り除くうえでも、この試合、中継してほしいんですけどね。

デンマーク戦は放送されるかどうか、まだ未定なんです)


このチームは世界選手権で銀1、銅1と国際実績はあるのでランキングは高いのですが、チーム青森

このチーム相手にはとても相性がいいのです。

そういう意味でも、この試合は注目なのですが、とにかく生中継してほしいなあと。

(この稿、書きかけです。まだ続きます)

2010-02-22

トリノの時も全く同じように評価されていた小林さん

http://anond.hatelabo.jp/20100221221726

可視型探照灯:カーリングの裏舞台を伝えるマスコミ眼差し

http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-187.html

生島淳生島ヒロシの弟)は好きなスポーツライターなのだけれど、トリノの時に今回と同じような切り口で

小林宏さんのことを書いている。

これは別に生島淳が慧眼なのではなくて、当時「BSで」カーリングを見ていた人たちはみんな同じことを思っていた。

今回何が違うかといえば、地上波で放送されていること。BSだけで中継される放送のほうが少ない。

トリノの時は、ほぼ全試合が生中継されると言う破格の扱いだったが、それでもBSだった。

 ソルトレークの時もそれなりに中継はされたが、穴埋め的な扱いだったように思う)

おそらくトリノの時に比べて5倍から10倍の人がカーリング中継を見ている。

だからふぁぼったーの注目ワードになったり2ちゃんねるの実況板を飛ばしたりgoogleの急上昇ワードに小林宏がきたりしてるんだろうけど。

地上波中継の力の大きさを、この狂騒の中でひしひしと実感している。

2010-02-21

カーリングについて自分が知っているいくつかのこと(続きあり

土曜の午後という多くの人が見ている時間帯に、地上波中継で「わかりやすいゲーム」で

勝てた事の意味というのはとても大きかったと、日本チームの勝利に心から酔いしれた。

ただ、Twitterなんかを見ていると、素人自分でもいくつか答えられそうな話題があったので、ちょっとそれらをまとめてみようと思う。

(技術戦術については、それっぽく話す事もできるが自分には無理)

ラウンドロビン後半戦に向けて、観戦者にとって何かの足しになってくれれば幸い。

(2/23 多くの皆様にお読みいただきありがとうございます。お礼を兼ねて続きを書きましたので、よろしければご覧ください。)

解説の小林さんの絶叫について

ずいぶん話題になったあれだが、別に意味もなくかっこつけて「Yeeeeees!」と叫んでいたわけではない。

ハウスサークル)の中央に、その後ろにある石を弾いて散らす事なしに自分の石を持ってくるには、

投擲時の力(ウエイトという)を弱めにして、スイープ(ブラシワーク)で距離を調節しなければならない。

「Yes」というのは、石の進路を掃いて距離を伸ばすためのかけ声で、弱めのウエイトであそこまで

石を伸ばすには、通常2人で行うスイープを3人にして、さらにいつもよりもハードに行う必要があった。

中国女子チームは、必要とあれば4人全員でスイープする。これは見どころのひとつ。)


であればこその、「激しくスイープしろ」という意味の指示を、自分スキップになったつもりで

行っていたのであって「近年のテレビ的な過剰なキャラクターづくり」「我を失った絶叫」というわけではない。

各局のテレビ報道今日スポーツ新聞なんかを読んでも、その辺に触れた記述はなかったのが残念だった。


ちなみに、ショット後の選手のかけ声は、

「Yes」「Yeah」「Yap」が「スイープしろ」(ストーンをまっすぐ、遠くまで)

Clean」が「ごみほこりをはく程度の軽いスイープ」(髪の毛一本でストーンはあらぬ動きをする。)

「Whoa」が「スイープするな」(ストーンのウェイトが強い、あるいはもっと石を曲げたいとき)

「Hurry」が「全力スイープ」

となる。だいたいどの国も英語のコールをするけど、これから日本が試合をするロシアロシア語のコールをする。

「Hurry」は小林源文漫画の読者ならおなじみの「Давай」(ダヴァイ)になる。

解説の小林さんの「中立」について

これも別に装っているのではなくて、カーリングというのはそうしなければならないと要求するもの。


世界カーリング連盟のホームページにある「THE RULES OF CURLING(PDF)」の冒頭には

「The Spirit of Curling」というのがある。ルールブックの冒頭にあるくらいで、ルールの上位概念というか、

法律に対する憲法のような存在だと理解すればいいだろう。これを引用する。

Curling is a game of skill and of tradition.

A shot well executed is a delight to see and it is also a fine thing

to observe the time-honoured traditions of curling being applied in the true spirit of the game.

Curlers play to win, but never to humble their opponents.

A true curler never attempts to distract opponents, nor toprevent them from playing their best,

and would prefer to lose rather than to win unfairly.

Curlers never knowingly break a rule of the game, nor disrespect any of its traditions.

Should they become aware that this has been done inadvertently, they will be the first to divulge the breach.

While the main object of the game of curling is to determine the relative skill of the players,

the spirit of curling demands good sportsmanship, kindly feeling and honourable conduct.

This spirit should influence both the interpretation and the application of the rules of the game

and also the conduct of all participants on and off the ice.

日本カーリング協会の公式訳や、Wikipedia日本語版の訳などもあるが、こういうのを置いておくとid:dankogaiが嬉々として訳しそうな気もする。


ともあれ、ここで述べられているのは「カーリング伝統」であり、これは「守るべきもの」として謳われている。

その中に「A shot well executed is a delight to see」とあり、「Curlers never to humble their opponents」とあり、

そして「This spirit should influence the conduct of all participants on and off the ice.」とまとめられて

いるからには、「マイナースポーツとしてのカーリング」を解説する上で、そこから外れた態度を取る事はありえない。


あれは小林さん個人の信条スタイルというのを超えて、「あのスタイルでなければカーリングの解説にはならない」、

「あの解説スタイルそのものがカーリングメタ的な解説である」ということを示しているわけだ。


個人的に、ゴルフとよく似たこの「プレイヤー自らが審判である」という意識は興味深い。

同じスコットランド発祥のスポーツスコットランド人の気性と関係するのだろうか。

男子の競技はやってないの?/男女差ないんじゃね?

長野五輪日本男子チームが多少注目されたのを覚えている人がいるかもしれないが、男子はもちろんやってる。ただ、日本代表が出てないので放送してない。

#ちなみに長野の時のスキップ敦賀信人さんは今でも現役のカーラーで、日本カーリング協会強化指定チーム「Iceman」のスキップ

#当時は少年面影が残る20歳でしたが、今では立派な漁師の貫禄が身につきました。


ただ、NHKはインターネット中継で男子準決勝(26日)と決勝(28日)を生中継してくれるので、興味があればぜひ。

男子と女子の差は、ストーン投擲時のウエイトの強さと、スイープの強さにはっきりと表れる。

つまり、膠着した場面をハードヒットで打開できる可能性が高いので、より積極的かつ攻撃的なゲームが見られる。


参考までに、YouTubeからいくつか動画を。

トリノ五輪男子決勝でカナダマークニコルスが見せたショット。石を二つ動かして目的ストーンテイクアウトし、

 かつその他の石を動かさない、これは単に力を乗せるだけではダメで、コントロールが必要になる。

 このウエイトを乗せかつコントロールすることが女子では難しい。

 バンクーバー五輪日本イギリス戦の8エンド、イギリスサードのジャッキーロッカートの1投目を小林さんが

 「男子並みのショット」と評した理由は、ここにある。

 09年男子カナダ選手権で、カナダ男子最高のスキップ、グレン・ハワードが見せた一投。

 やや長いので、時間のある人向け。上の動画のグレン・ハワードのチームと、チームハワードと並び立つカナダ屈指の強豪、

 ケヴィンマーティンのチームの対戦。バンクーバー五輪には、チームマーティンがチームハワードを破って出場している。

なんで日本チームはサッカーのように選手を選抜した代表ではないのか?

けっこうこの疑問は多いんだけど、いくつかの観点から答える事はできる。

まず、昔の全日本女子バレーチームのように、日紡貝塚日立の強さが抜けているような状態なら、

単独チームをそのまま代表にしたほうがチームの熟成の意味では優れている。

ただ、個人的にはこれは皮肉だなと思うのだけれど、チーム青森はもちろん単独チームではあるのだけれど、

ある意味では「選抜代表チーム」であって単独チームの強みを活かした熟成があるのかというと、個人的にはちょっと、

と見える部分がある。


カーリングにおける熟成というのは、それこそ10年単位のものなのであって、2002年ソルトレーク日本代表だった

シムソンズ」も、彼女たちが中学生のときに結成された10年来のチームだった。

トリノ五輪時のチーム青森が、どん底に落ちそうになりながらも復調したのは、シムソンズ以来の長い信頼が、

小野寺歩林弓枝の間にあったからというのが大きい。

また、長年にわたって「シムソンズ」「チーム青森」の最大のライバルだった「チーム長野」(Pictic)にしても、

これも最終的には10年以上の長きにわたってひとつのチームを組み続けたというのが大きい。

そこへいくと、今のチーム青森は、最大でも目黒萌絵本橋麻里の5年であって、後のメンバートリノ五輪後の加入。

そんなにチームとしては熟成されていない。

もちろん、他の国内チームとは比べものにならない手厚い支援体制の下、長期の合宿も組んで補ってはいるけれど。


チーム青森の「選抜チーム」としての特徴は、あまり年の離れていない複数のスキップ経験者がひとつのチームに

なっているというところにある。これがなかなかチームとしての意思決定に大変なところがある。

とりわけ、トリノ後の最初の一年は、ほとんどキャリアに差がなく、嗜好する戦術がそれぞれ全然違う目黒、本橋、

山浦麻葉の3人の息が合うのにかなり苦労した。

スキップ目黒ショットのときには、副スキップの本橋がショットの目安となる位置を指示するのだけれど、

それが二人で相談したときと全然違う場所に指示をするものだから、慌てて目黒がもう一度コートを逆戻りして

再確認して無駄時間を浪費したりとか、そんなことを世界選手権の試合の中でやったりしていた。


その辺はだいぶ改善されてはいるのだけれど、今でも目黒と本橋の息があってるかといえば、必ずしもそうじゃないような。

本橋の投擲の時に、スイーパーに対する指示が目黒と本橋で正反対のことがしょっちゅう試合中にある。

これは、実況を見ているときに注意してみると面白いと思う。

スイーパーも困るだろうと思うが、当然ながら目黒に従うわけで、そしてだいたい目黒があってる。


ちょっと話はずれたのだけれど、かように高レベル選手になればなるほど、チームとして熟成させるのは難しい。

スコットランドイギリス国内3協会では最強の協会なので五輪ではイギリスとして出てくる)は世界選手権では

選抜チームを組むのだけど、大会中に息が合わなくて選手が帰国して残りの試合を3人で戦った事もあった。

ルール上は認められている)

だから、同年代の選手で組むときは10年以上の長い信頼関係を結ぶか、若くて優秀な選手を入れるときは

圧倒的なカリスマを持ったベテランと組む、というのが強豪チームの常。

チーム青森はこのどちらでもない、「常設チームながら選抜チームっぽい」ところが面白いのだけれど、

つまりサッカーのような代表チームを組まないのはこのため。

なんで日本チームは欧米選手に比べて若い?/なんでチーム青森なのに北海道長野選手

実はこの疑問に対する答は共通で、要するに「エリート選手として競技を続ける環境日本にない」ということに尽きる。


またひとつ動画を。

2005年から今年までの6年間で、女子カナダ選手権を4回優勝、1回準優勝し、世界選手権で金1、銀1と、

現在カナダ最高のカーラージェニファー・ジョーンズのチームが初めてカナダ選手権を取ったときの、その最後のショット

wikipedia英語版の彼女の項目では「The Shot」(カーリング史上最高のショット、くらいの意味だろう)と書かれている。

#恐ろしいのは、このチームが五輪代表選考会で敗退してしまうカナダの層の厚さなんだが。


さて、この見目麗しいスーパーカーラーJJの職業弁護士だ、と聞くとなんだその漫画に出てきそうな嘘っぽいキャラクターは、

と思うんだけど、だいたい強豪国の女子選手は、収入のある自営業であることが多い。

地域社会におけるスポーツクラブ単位での活動ということも合わせて、そういう時間自己管理できる職業だからこそ、

カーリングにおいて技量を磨けるということはあるのだろうけど。


ひるがえってわが国のことは今更説明するまでもないけれど、アマチュアスポーツエリート育成は学校部活動実業団スポーツ

頼ってきた中で、マイナースポーツカーリングを支援する企業などこれまであるわけもなく、就職したり結婚したりすれば必然的に

女子選手は第一線を退かざるを得なかった。

ソルトレーク五輪のあとで、シムソンズが20代半ばのカーリング選手としてはまだまだ青二才の年代で解散を余儀なくされたのもそのためだった。


ちょうどその頃、多分に偶然ではあったのだろうと思うけど、2007年世界選手権をやるということになった青森市が、

どうせやるなら地元から、ということで、シムソンズの中で現役続行を希望した小野寺と林を引っ張ってきた。

カーリング競技を行う事を前提として職を得る、と言う事自体が当時としてはとても珍しい事だったのだけれど、

それにしても「青森市嘱託職員」という立場の二人の月給は、およそ月給と呼べる額ではなかったらしい。


そんな環境でさえ、まだ恵まれていたといえるのは、ライバルチーム長野(Pictic)を見ればわかる。

こちらは、「就職結婚もあきらめて」アルバイトで生計と強化費を捻出して、五輪出場権をかけてチーム青森

長年にわたって戦い続けてきたわけだ。

とくにトリノ五輪の後は、職という安定した身分でも強化体制の違いでも青森に圧倒的な差をつけられながら、

それでも互してきたこと自体が奇跡的ではあるのだけれど、最後には息切れしてしまった。

(結局チーム長野は、中心となる3人に加えた、4人目のメンバーを固定できなかった。これが大きかった。)


ともあれ、今のチーム青森は、「エリート選手としてカーリング競技を行うこと」を前提として職を得られた、

自分の知る限りにおいて日本女子では初めてのチームではないかと思う。

(もちろん、実業団単位で組まれた女子の強豪チームもあったけれど、「仕事のウェイトの大きさ」が圧倒的だった)

天才少女が、カーラーとして全盛期を迎える30代半ばから後半まで、ひとつのチームを組み続けたまま、エリートとして

競技を続けられる状態自体がこれまでなかったということ、それが日本チームが欧米のチームに比べて圧倒的に若い原因である。

今、技術戦術面で、素人ながらに見ていても海外のチームと比べて足りないように見える面があるとするなら、

それは競技生活と練習にかけてきた時間の差でもあるのかもしれない。

そして、だからこそこういう環境のある青森に、北海道から選手が来る。


もっとも、だからといって、北海道選手を取られてばかりで手をこまねいているとか、青森県が他県から

引っこ抜いてくるばかりかというと、そうではない。

北海道では、一年間通して使える専用カーリング場が2012年に、初めて札幌市にできる。

北海道で、大人の女性が職を得ながらカーリングを続けようと思えばやっぱり札幌が一番有利だし、

その札幌に専用のカーリング場ができるのは、これは北海道カーリングの悲願でもある。

青森県は、本橋が在学していた明の星短大を有する明の星学園が、青森明の星高校にカーリング部を作っているし、

まだまだ歩みはゆっくりだけど、ジュニアからの強化を図っている。

やっぱり、いずれは青森県カーリング場で育った選手チーム青森に入れたいんだろうね。


(追記)

ちなみに、チーム青森の現メンバーの勤務先は次の通り。


目黒と山浦の二人が青森県下で有数の企業に入り、近江谷が高卒で非常勤ながら市役所勤務というのは、

官民一体の就職支援といえると思う。

30近くなって青森に加入した石崎に、これも契約社員ながら職が斡旋されたというのも、近年の就職事情を考えれば

やはり支援の賜物だと思う。

チーム青森メイクきれいなのは、木浪学園の指導と支援によるもの。のはず。

本橋のNTTLSとの契約は今年の6月まで。彼女実質的プロカーラーと言っていい立場。契約は延長されるのだろうか。

ファンができること

トリノの後もそうだったんだけれど、カーリングがあれだけ露出していたのに、それが普及・強化につながらないのは、

ひとえに「プレイできる環境がない」からに尽きる。

トリノの後で「カーリングを体験してみたい」という問い合わせが施設に殺到して予約半年待ちなんていうニュース

あったけど、日本カーリングができる施設はあんまりない。

少なくとも、通年で使える専用のカーリング場というのはまだない(上記の札幌の施設は、その意味でも大きい)。

岡山福岡で、共用ながら通年カーリングができるというのは意外のようにも思う。


全国のカーリングができる施設等一覧


なんでまあ、「実際にプレイする」のは一番だし、なにより楽しいのだけれど、いかんせんまず場所がないし、

上手くなるのに練習が必要なのに練習もろくにできない、となると、なかなか草の根の強化は難しい。

となると、まずはお金なのかなあ、手っ取り早いのは。

チーム青森単位でも、日本協会単位でも、いろいろ募金をつのってはいるので、調べてみてください。

見てみたい

五輪以外でも世界レベルの試合を見てみたい、という人もいるだろうね。

日本国内でそれを満たすほぼ唯一の手段は、CurlTVかな。

海外遠征中のチーム青森の試合なんかも、有料だけどストリーミング配信で見たりする事ができる。

3月にカナダで開かれる世界選手権も、ここで見られる。

#と言いたいところなんだが、日本テレビ局放映権を買うためにリージョンブロックがかけられる。

日本戦でさえ全部放送しないんだから、解放しろと思うんだけど。


生で見たいとなると、3月6日から10日まで北海道北見市常呂で今年の日本選手権が男女共催で開催される。

簡単に行ける場所ではないけれど、北海道オホーツク観光を兼ねて行ってみてはどうだろう。

チーム青森の帰国後国内初戦だしね。

他のチームを知りたい

本当の意味日本女子のカーリングの強化、ということになると、チーム青森に互す実力と体制を持った

チームが複数出て、国内で日本リーグを毎年行えるくらいのことができればいいんだろうけど、それは

ここ数年レベルでは望み薄。これまで青森と覇を競ったチーム長野も、代表決定戦の敗戦以降は

活動しておらず、少なくとも日本代表を狙うような活動は当面休みっぽい。

だけれども、女子に関してはジュニア世代でチーム青森を追うだろう優秀なチームが複数あるので、それを紹介したい。

(カッコ内は全国大会に出てくるときのチーム名)


WINS(チーム常呂高校)

2009年度の日本カーリング協会強化指定チーム(B代表相当)で、2009年日本選手権準優勝。

バンクーバー五輪代表決定戦にも進出し、BS-TBSでも取り上げられた目下一番の注目株。

スキップの吉村紗也香さんがかわいいと、そっちでもちょっと話題になったりする。

今年の3月で常呂高校を卒業した後は、4月から全員が札幌国際大学に進学してカーリングを続行。

北海道を拠点としてチーム青森に並ぶ強豪チームを作ろうという北海道の期待も背負う。

ロビンズ(JJ常呂

同じ常呂の同じ高校3年生でも、全国に名前を売ったのはこちらのチームが早かった。

2006年中学2年の時に日本選手権に出場すると、予選リーグではチーム青森に続く2位。

決勝トーナメントではチーム長野に完敗して3位に終わったけれど、小さい身体で大人と互角以上に

渡り合い、テレビカメラの前でも物怖じせずに話す肝っ玉とか、個人的には期待していた。

高校に入ってからはWINSに抜かれた感じもあったけれど、それでも常呂町のリーグでは

海千山千のおじさんカーラーの中で上位に来るように、実力はある。

今日まで開催されていた北海道選手権でも優勝したし、地元開催の日本選手権WINSとどちらが上位に来るか楽しみ。

AIM(御代田ジュニア

長野県御代田を本拠地にするこれも高校3年生のチーム。

昨年12月日本ジュニア選手権では上記WINSを破って優勝し、今年2月の高校選手権でも優勝。

毎年軽井沢で開かれるアジア唯一の国際競技大会軽井沢国際」には今年ジュニアながら

日本代表として出場して4位。

こちらも高校卒業後は全員が城西大学に進学して競技を継続

中部電力

AIMと並ぶ長野女子カーリングの期待のジュニアチーム。

日本ジュニアではAIM、WINSに続く3位だったが、日本選手権へはAIMを抑えて中部ブロック代表として出場。

もし日本選手権を観戦に行くのだったら、WINSPermalink | トラックバック(13) | 22:17

2010-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20100220125426

カーリングは男でも女でも人類限界に挑戦しているようには見えない

トラック競技は男でも女でも人類限界に挑戦しているよう見える

人類限界への挑戦は、周りから見れば見せ物だけどな

女のスポーツってただの見せ物

そこに男が出す人類限界ガチ勝負みたいなスポーツ本質が無い

この前のカーリングでもそうだけどかわいい子が何かを一生懸命やってるのをほほえましく見守ってる感じ

うぇ、きも

女子は国際IV大会でもやってろよ

2010-02-18

で、結局

あの厨房みたいな格好は「スノボやってる人の正装」なの?

外国人選手も、みんなあんな風なの?

例の選手”だけ”がやってたなら、単なるKYだけど

他国の選手もみんな似たり寄ったりなら、

スノボやるヤツはそういうヤツ、って目で見るしかないと思うが。

オリンピックに相応しいかはまた考えるとして)


ところで、なんでスケボーオリンピック競技じゃないん?

カーリングよりはスノボの方がオリンピック競技っぽいけどさ…

カーリングオリンピック競技なら、ゲートボールも入れろよ、と思う。

2009-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20090129133225

ああ、なんか話がずれちゃった

問題はなぜ本人が経験の無いスポーツを見てるだけで面白いのか、だから

答えは、人が勝ち負けを競っているのを見てるだけでもそこそこ面白いから、だと思う

そして元増田が挙げた面白くない例である野球将棋カバディボブスレーカーリング

ルールが複雑で、なにやってんだか勝ってんだか負けてんだかわからない状態になっていて

だから面白くないんだろう、と思う


でも、それだけじゃテレビサポーターが暴動おこしたとかニュースになるぐらいに

スポーツ観戦に熱狂する人はでてこない

いちばん重要なのは「応援してるから」ってことだ

みんなが野球を見てるのは「好きなチームに勝ってほしいから」

たぶんこういうことなんだろうけど細かいところはもうよくわかんないから誰かたのむ

http://anond.hatelabo.jp/20090129125416

そうかなあ

いくら真剣勝負してるからって、カバディの試合を見たいって思うかな

ボブスレーとかカーリングとか意味がわかんないし



真剣にやってるかどうかっていう問題じゃないんじゃないの

2008-04-25

非モテくんに聞きたい、言い訳じゃないの?3


http://anond.hatelabo.jp/20080425012140

実感が違うなら、ひとまず宝くじ当たった場合で考えてみてくれ。でも、男女の話はほとんど水面下で進むものの職場で誰と誰が付き合ってるとかそこそこ把握してたら実感できるもんだと思ってたけど。経験上、おじさん好きの勘違い女子は30人に1人はいる。


非モテ」ってカテゴリわけは単なる自己レッテルに過ぎないかもと思い始めた。そう思いたくなかったから質問したんだけど。

居心地の良い言葉遊び、要するに言い訳

恋愛に参加したい、でもどうせ自分は無理だ。傷つくくらいなら参加しない。その程度の人間のことを「非モテ」というのなら、くだらない自己定義の言葉あそびだと思う。どこかの糞シンクタンクが今年の新入社員に「カーリング型」とか名前付けてるけど、それくらい意味の無い、消費されていくフレーズではないの?

オンライン上で非モテ論を堂々と展開してる人って、実際のオフラインでは全く主張しないの?

「自分は性的マイノリティとも違う、非モテに属してる」と堂々と言ったりしないの?そこまでしなくても、もしくは、そういう概念を認めさせていくための運動みたいなことはしないの?運動というと大げさだけど、ちょっとしたことでも。


ネット上で非モテ論をゴリゴリ展開してるけど、それって誰も見てないところでうっぷん晴らしをしているだけだと思わざるをえない。大多数は知らないのに、ネットの一部で後ろ向きな人間が慰めあってるだけになってしまうんじゃないの?


少し厳しい言葉を書いたけど、非モテってことばを使うならもっと意味や実体のある言葉にしなければいけないと思う。いつ変節するかわからないような曖昧なヒトのあつまりなんて意味が無い。ここに書いたのは「非モテ自己憐憫言い訳か?」ということを強力に否定してくれる人がほしかったからなんだけど、反論求む。

2007-10-29

にわかも楽しめるスポーツ観戦と音声多重化

前回の冬季五輪で、カーリングが人気になった。

その理由の一つに、解説がすばらしかったことがあるらしい。


思うに、スポーツの解説音声は2つと言わず、さらに細分化しても

いいのではないか。ただ騒ぎたい人のための実況とか、初心者のための

解説とか、著名人によるコメンタリーとか。


もう、殿様商売の時代は終わりだし、顧客ニーズに細かく応じる

必要があると思うんだが。

2007-08-30

弓道カーリングの共通点

女子のまっすぐで真剣な表情を見られること。かっこいいよね。

http://anond.hatelabo.jp/20070830095446

2007-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20070621161151

「○○」の例として、「○○している何か」をあげるのは例として不適切だっていう話なのに。

おかしいだろトートロジー的に考えて。

表現するならもっと具体的に、「摩擦を無視できるような道路を滑走している自転車」くらいにすりゃよかったのに。

一応、それ以外に、カーリングのピン?かなんかもあげられてたけど。


>等速直線運動しかしない物体は存在しないんだが、何ならよかったわけ?

どういう意味

「しているモノ」の例の話なのに、なんで「しかしないモノ」の話になるの?

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