はてなキーワード: カーゴパンツとは
(タイトルが攻撃的になってしまった。別に何かを主張しようという意図はない)
いい歳してお母さんが買ってきた服を着ているオタクは実在する。俺だ。
なぜ自分で服を買わないのか。それは服について知識がないからである。
パーカーもわかる。紐とフードがついてるやつだ。
シャツもわか…。いやもうわからない。ワイシャツはシャツだ。これは下に肌着を着る。でもTシャツは着ない。この違いはなんだ。
調べるとスウェットシャツというのもあるらしい。なんだそれは。スウェットとはあのパジャマや部屋着みたいなものを指すのではなかったのか。種類ではなく材質の話だったのか。これは下に肌着がいるのか。
フリースはわかる。と思っていたがこれも材質の名前らしい。なんかフワフワでジッパーがついたやつを指すのだと思っていた。もう何も信じられない。
ジーパンはわかる。オタクの味方だ。でも洗濯についてよくわかっていない。
あとはなんの種類があるんだ。わからなすぎて「服 種類」でググった。こんなの調べるのはオタクだけだ。カーゴパンツは聞いたことがあるぞ。勿論中身は知らない。
普通は一度にどれくらいの量を買うんだ。
似合う/似合わないは何で判断しているんだ。
相場はどれくらいなんだ。Tシャツの値段すらわからない。Tシャツくらいはわかると自分でも思っていた。アニメのグッズで買うからだ。しかしオタクがグッズを買う時に値札を見ているわけがなかった。
裾上げとはなんだ。いやそれ自体はわかる。スーツを買った時に何かされたからだ。でもこれは任意のパンツで必要なのか。種類で変わるのか。
知ってる風に「パンツ」と買いたがなぜ「ズボン」ではダメなのかもよくわかっていない。
もう何もわからない。俺は自分でよくわかっていないものを肌に身につけているわけだ。それでも不自由なく生きていられる。感謝。
さっきコンビニでコーヒー飲もうと思って、カップを買ったんだよ
それでコーヒーマシンでコーヒー入れようと思ったら、若い女性がマシンを使ってたんで、後ろで待ってたんだ
するとその女性が俺の腕をトントンと手で叩いて、「もう一つありますよ」と言うように2個目のコーヒーマシンを指差したんだ
「あ、すみません」と俺はコーヒーを入れたんだが、よく考えたら久しぶりに女性に(服の上からとはいえ)触られたなって気付いた
声で言わずに、手を使って相手に触れるなんて、普通ハードル高いよな?
つまり、俺もようやく清潔感のある男になったのだ、触れたくもないおじさんから卒業したのだ
そう思っていいよな?
ちなみに髪型は美容院でツーブロックのセンター分け、すこしパーマかけてる
顔も少しBBクリーム塗ってる
服もちゃんと洗ってるし新しい服もよく買ってる
ユニクロで「今年のトレンド!」みたいに売ってるんだよな。でも親父が着ると、本当にダサい人になりかねん。カーゴパンツ履くなら、トップスも今の流行りに寄せないとな。
例えばオタクっぽいチェックのネルシャツじゃダメ。ゴチャゴチャするし、「カーゴパンツをずっと履いてたら流行が一周回ってオシャレではなくたまたま流行と一致しちゃった人」になる
着るなら、トップスはキレイめにした方がいい。白シャツの上に暗めのジャケットとか。流行のデニムジャケットでもいい
もしくはトップスもオーバーサイズにしたらトータルでよく見える
ただ!
GUは若者向けだからさ、おじさんおばさんが着るとキツいのも割とある
今のトップページ(https://www.gu-global.com/jp/ja/men)だと、男はカーキのワイドカーゴパンツにデニムのオーバーサイズシャツ、そしてゆるめのスタジアムジャンパー着てるんだよ
「いつの時代だよ!90年台か??」とおっさんなら思うが、今はこれがトレンドなのは分かる
たださ、これをおっさんが着ても「若作りしてる」てなるんだよ
似合いにくいんだよな
春コレクションを一つずつ見ていこうか
[羽織り]
https://www.gu-global.com/jp/ja/special-feature/contents/catalog/23spring/haori/all
帽子も被るか
https://www.gu-global.com/jp/ja/special-feature/contents/catalog/23spring/trad-style/men
紺のブレザーー!?!?なんでそんなもんおっさんが着なきゃならんの??
しかもシャツの上に青のニット着てるじゃん…そんな高度なことできるか!
https://www.gu-global.com/jp/ja/special-feature/contents/catalog/23spring/baggy-slacks/all
いいのかこんなの?おれはやらんぞ!!
ってなるよ。
可愛らしいビール腹のおじさんチャン、今日のお仕事👩💻はどうだったカナ❓
レディースになるケド、フェリシモのUP.deって言う📢ブランド👙が良さそうだったヨ😊
収納の多いキレイめサロペットもあって、職場に着て行きたいナ🥰
他プチプラブランド🧥にはカーゴパンツくらいしか無かったカナ❓😭カーゴパンツ、人より大きいお尻🍑が余計大きく😈見えるカラ、おばさん、苦手なんだよネ😢
レディース👩🦰向けはどうしてもポケットが少ないヨネ😢しょうがないね😭
メンズ向けには、ポケットの多い服が充実してるヨネ❣️おばさん、羨ましいナ〜🥺
本当は可愛らしいビール腹のおじさんチャンの寵愛🥰を受けてる人の方が、羨ましい🥺けどネ❣️ナーンチャッテ✌️😝✌️
タイトル通り。
初めて出会ったときは向こうが29歳だったのだがヨレヨレで色も落ちかけたポロシャツにヨレヨレの7部丈のカーゴパンツだった。学生の頃に買った物だという。
そのほかの洋服も00年代の高校生みたいなものばかりで、洋服だけ見たら生理的に受け付けないレベルなのだけど、中身がすてきな人だったので結婚に至った。
洋服だけではなく家具や、小物などどうくくったら分からないが「デザインセンス」が問われる物は全て私が選んでいる。
夫は「そういうのは興味ないから、任せるよ」と言っており、それはおかしなこだわりを持って任せてくれないよりは100倍マシなのだけど、もう少し興味を持って欲しい、自分でも選べるようになって欲しい。
私は服やおしゃれなインテリアが好きで、2人がすてきと思うものに囲まれた暮らしをしたいので本当はあれがいいこれがいいと話して決めていきたい。
でも実際は私が服を買わない限り、自発的に服を買わないし、無印やIKEAに行っても優しく「いいんじゃない」というだけでイマイチ盛り上がりに欠ける。
インテリアについてはともかく、洋服については、不満もある。夫は「自分は気にしないから」として洋服に価値を感じていないようだが、30代も半ばになって服装から人柄やセンスを受け取り評価をするのは自分ではなく相手だということに気づいていないことが辛い。また、一人前の大人が自分の服も満足に選べないのはどうなのか。もし私が先に死んだ後「服はずっと妻が選んでいたので買い方が分からない」なんてなったら悲惨な話だ。
私だってダサい服を着ているよりはかっこいい服を着ていてほしいし、さまざまなコミュニティでダセェって思われて欲しくない。
何回かやんわりともはっきりとも伝えているのだが興味がないものはないみたいで何も変わらない。私の愛が無限だと思ってる節もあるけど、服装がダサいというのはもし関係が悪化した時に嫌な要素になりうるという事も分からないみたいだ。
相手は私に「何を着ててもいいよ」と言ってくるのだけど、それは私が服装(や体型、髪型、その他美容)に気を遣っていて初めて成り立っているのだと気づいていない。きっと私が出会いたての頃からヨレヨレのTシャツジーパンスニーカーにボサボサの髪の毛だとしたら結婚にまで至らなかったであろう。家の中でも醜いおばさんにならないように最低限は気をつけている。
どうしたらおしゃれになってくれるのか。
解体業をやっていていちばんきついのは夏の現場で、建物を解体してるわけだから、その建物は使ってなくて、あたりまえだが電気が通ってないわけだ。で、クソ暑い中冷房とか一切なしでひたすら朝から夕方まで家とかビルとかをぶっ壊す。
(気温が35度を超えてても、半袖半ズボンで作業するわけにはいかないわけだ、釘とかが出てたら腕を傷つけて次の現場に支障があるから。で、クソ暑い中でも長袖長ズボンでずっと作業してる。夕方、なんかやたらと汚れた服で季節外れの長袖長ズボンの奴が電車に乗ってきたら、やばいと思うだろ。こっちもちょっとはすまないとは思ってるんだわ。でも他にどうしようがあるよ。家に帰ってきて服を脱ぎ捨てといて、次の日になったらさ、夏はカーゴパンツの腰のあたりに大抵白い粉が吹いてる。一日でカビるのかよと思ったら、よく見たら、汗が乾いた後の塩なんだよな)
昨日の現場は住宅街の平屋で、外はカンカン照りだったが、家の前にトラックを止めて、屋根の上に登って、上から屋根の材料を一枚ずつ剥がして、トラックの荷台に放り込んでいったんだわ。瓦じゃなくて、石のスレートでもなくて、それを真似した、屋根の材に直接貼り付けてあるやつ。手づかみでベリベリっと剥がして、捨てるまでにけっこう力を使うから、一枚剥がすだけで、直射日光が当たるような晴れの日はもう汗だく。
もう一人ウェイっていう中国人が屋根に上がって作業してて、朝のうちは喋りながら作業してたんだが、日が高くなってくると、お互いにもうフラフラになっちゃって、あとはもう無言。このウェイっていう奴は、じーりん省?の出身らしい。基本的に人なつっこくていいやつなんだけど、切れやすくて、切れると誰にでもやたらとでかい声で怒鳴りつけるから困る時もある(前の現場で、解体が終わった後の土地に、ウェイがホースで水を撒いてたんだわ。したら、目の前の道路をデイケアサービスセンターのボックスワゴンみたいなデカめの車が通りかかって、水のホースをたまたま踏んだのね。タイヤの下敷きになったホースがパーンて飛んで、そこらじゅうが水浸しになって、ウェイが車に向かって行って、ものっすごい剣幕でドライバーを怒鳴りつけてたのは、さすがにちょっと引いた)
昼になったら口の中がカラカラで、トラックの席に置いといた爽健美茶のペットボトルを口に入れたら、もうお湯みたいになって飲めないので。で、さすがに今日はやばいから、エアコンの効いたところに行って、冷たい水でも飲みながら飯を食おうぜってなった。たまたま近所に中華があったからウェイと入って、メニュー見てたら、こまっさん、じゃんぎ丼あるよ、とウェイがいうからなんだそれって聞いたら、美味しいよとしか言わない。奴は自分で頼むからこっちも同じものを頼んで、カウンター越しに店主が料理するのを、冷たい水をごくごく飲みながらなとなく眺めてたのね。なんのことはない、鳥のから揚げ丼か。て思って見てたら、揚げた唐揚げを中華鍋に入れて、今度は野菜と炒めるの。で、なぜかコーラをペットボトルからどぼどぼ途中で鍋に注いで、大丈夫かよこれって思ったんだけど、そのまま仕上げてこっちにはい、じゃんぎ丼、て出してくるわけ。まじで大丈夫かこれって、思って一口食べたら、味が濃くてけっこういけるの。
おしっこを漏らした。
右足に温かい液体が流れてインディゴブルーのジーンズをブラックに染める。
それはアンクルソックスにたどりつくとスニーカーの内外に溢れ出て道路に広がっていく。
困惑と怒りが混ざりあった母の声が聞こえる。
「お兄ちゃんしっこでちゃったのー?」
我慢できなかったのは事実だし、30メートルも戻ればすぐそこにあるセブンイレブンでトイレを借りればよかったのは事実だ。
でも俺は間違いなくおしっこを漏らしたんだ。今ここで。
「たかくんちょっと待ってな、おじさんがしまむらでパンツ買ってきてやるから。駐車場に戻って待ってなよ」
一緒にいた叔父が少し離れたしまむらまでパンツを買いに走ってくれた。
それから俺と母と弟は立体駐車場の母の車まで戻り叔父が帰るのを待った。
母は俺が車に座るのを許さなかった。
後部座席のドアを開けると、そのドアで隠しながらズボンとパンツを脱ぐように指示する。
弟のはしゃぐ声が聞こえるが母は呆れたように無視してスマホをいじっていた。
立体駐車場はすごく静かだった。
たまに車も通るがドアで隠された下半身裸の俺は見えないようだ。
投げつけるように母から渡されたウェットティッシュで体を拭う。
アルコール成分が少しピリピリとしみて、秋風を感じる空気がひんやりと感じられ気持ち良かった。
今考えるとそのあと叔父が来るまでにかかった時間は20分もないのだが、俺にとっては何倍にも感じるものであった。
俺はただぼーっとそこで自分のことを考えていた。
地球はすごく広くて1人では歩き尽くせ無いくらい広いのに、現代人がおしっこをする場所は極々僅かな決められた場所でしかない。
そしてその掟に背いた者は俺のような運命をたどる。
虚しいような、悔しいような、でも何故か少しだけ清々しい気分が入り混じった変な感情。
俺は何なのだろう。
「たかくーんお待たせ!」
優しい叔父はパンツだけではなく靴下とフリーサイズのカーゴパンツのようなものまで買ってきてくれた。
俺のお漏らしは終わった。
帰宅後、寝る前に母に今日のことを謝ると「なにか辛いことがあったら言いなさいよ」とだけ言われた。
翌朝、手洗いして部屋干ししたジーンズが徐々に元のインディゴブルーに戻っていくのを確認して学校に向かった。
恐らくもう俺は高齢者となるまでおしっこを漏らすことはないだろう。
でもこの前の経験はきっと一生忘れない。