はてなキーワード: オックスフォードとは
要約:自閉症や統合失調症に対する治療の鍵は、最近亡くなった子供たちの脳にあるかも知れない。治療の進歩のために、研究者たちは寄付された研究材料の国際バンクへのアクセスを必要としている。
現在の科学の課題事項の中で、死んで間もない子供の脳の研究に匹敵するほどのショッキングな話題はまずないだろう。その研究から得られる結果―自閉症や統合失調症といった精神状態の理解(おそらくは治療も?)の進歩―は曖昧なものである。そして、その困難はと言えば、明確である。突然の、そしてときには暴力的な状況によって自らの子供を失い悲しみに暮れる両親から譲り受けなければならないのだ―その子の、脳を。
だから、個々の研究者、機関、財団が、中絶児からの胎児脳と同じように新生児、幼児、それより大きな子供たちの脳をもっと研究できるようにしてくれと大っぴらに表明するのがはばかられるというのはよくわかる。それでもなお、ttp://www.nature.com/news/2011/111026/full/478442a.htmlで取り上げたニュースが示すように、一部のアメリカの患者グループは声を上げ始めている。これらのグループは、支援を受けるに値する。更に、彼らはアメリカ内外でより野心的な目標に向かってともに進み、支援をしてくれる科学研究機関を必要としている。その目標とは、世界中から集める数万を超えるであろう子供と胎児の脳を保管する国際組織バンクである。Natureは今日ここに、そのようなバンクの支援をすることを誓約する。
そのような施設であれば、発達の早期段階にある脳組織で研究を行いたいと願う膨大な数の科学者を集めることになるだろう。今日の生物学の技術を持ってすれば、不完全な発達による神経学的疾患についての豊富な情報を抽出できる。自閉症や統合失調症、双極性障害と言った精神発達状態は今日の社会にとって巨大な負担となっているにもかかわらず、これらに対する有効な治療はまだ無い。統合失調症だけでもアメリカでは毎年数十億ドルの費用がかかっている。
これらの疾患について研究している多くの科学者は若年者の脳組織にアクセスできない。現在存在する脳バンクを非公式に調査した結果では、バンクが保管する胎児、幼児、10代の若者の脳は僅か1300だという。
ある子供の個性の座、などという微妙な問題を含む研究材料の供給を国際的な尺度で増大させるなど、どうしたら可能だろうか?供給不足の一因は輸送の問題である。しかしこの問題はいくつかの成人脳バンクが解決しており、原理的には子供の場合も違いはない。
現実のものであれ想定されたものであれ、最大の障害はこの話題の微妙さと両親からの募集にある。究極的にはこの障害に直面しなければならない。そして、アメリカでの議論を主導しているのは苦しむ両親たちとの会話の経験がある自閉症支援団体である。彼らは、事故で子供を亡くした両親にその子の脳を寄付することの価値を納得してもらうよう働きかけを続けている。それと平行して、NIHは子供の脳を積極的に集め、より広く生体医療のコミュニティーに利用してもらえるような、脳組織収集の全国ネットワークを立ち上げる方針である。
これらの事はゆっくりとしか進行していないが、ともかく動き続けている。そして、これらのゆっくりした国内での動きが国際的な動きに発展するためにどうすればよいか考えるのに早すぎるということはない。より多くの国が集まればより多くのドナーが集まる。個人の脳に大きな可変性がもともと備わっていることは、脳組織の研究が統計学的に有意なものであるためには大変多くの数が必要になることを意味する。
脳バンクの国際ネットワークは以前にも行われたことがある。たとえばBrainNetヨーロッパはヨーロッパの19の国で脳組織を集める唯一の門戸として10年前に設立されたが、どの国でも子供の脳は意味のある数を集められていない。アメリカの支援団体であるAutism Speaksは既に自らの脳バンクをオックスフォードにあるイギリスの保管所に加えている。
ネットワークでつながれた収集組織は胎児脳にも同様に広げるべきで、これが国際的な取り組みを行うもう一つの理由でもある。アメリカでは過去20年間に、少なくとも8人の中絶医療関係者が殺されており、そのうち4人が医師である。NIHのような団体が(中絶)胎児からの収集について強力な公式の宣言をするわけにいかないのもわかろうというものだ。
正式には今年開かれたばかりだが、精神発達疾患について精力的にtranslational researchを行っているMarylandのBaltimoreにあるLieber脳発達研究所は、自らの研究プログラムのために若い人々の脳の収集を行っている。収集はそれほど政治的に反対の強くないヨーロッパの3国(スコットランド、デンマーク、ブルガリア)の胎児の脳から始まる事になっている。実際、Lieber研究所は個人的、政治的な感情に十分配慮した上で小児や胎児の脳バンクを運営していく方法の見本を実証しようとしているのだ。国内や国際的な脳バンクのネットワークができたとしたら、それらに協力するのですか、とOrganizerらに問うたところ、「協力する」とのことであった。しかし、それを待っているわけにはいかない。行われなければならない重要な研究は既に多すぎるほどなのだから。
A priceless resource
Nature 478, 427 (27 October 2011) doi:10.1038/478427a
Published online 26 October 2011
しかし、日本ではこうした議論が少ないように思う。科学は、ひとりでに発達したりしない。犠牲も伴う。
疾患に苦しんでいる人を救うのはこうした働きの積み重ねだったりする。
拙い訳だが、せめて、片隅でいい。誰かの頭に引っかかってくれれば。
原文: Schumpeter blog: Angst for the educated(http://www.economist.com/node/21528226)
裕福な国の何百万人もの卒業生が、泣く泣く両親に別れをつげて、大学での新生活を始めようとしている。学生の一部は純粋な学問への愛ゆえに大学に向かうのだろう。しかし、ほとんどの学生は、大学で3年か4年過ごせば、そのために多額のローンを組むことになったとしても、実入りのいい安定した職に付ける見込みが強くなるのだと信じて大学に進んでいるのだ。
大人たちは常に「教育こそがグローバル化した社会で成功をつかむための最良の道だ」と子供たちに言い聞かせてきた。そしてこのお馴染みの話は次のように続く。ブルーカラーの仕事はやがてオフショアされるか機械化されてしまうし、中退したら金に困る一生を送ることになる、世を勝ち抜くのは学士号を手にしたエリートだ、と。これは証拠によって支持されている見解でもある。ジョージタウン大学の教育・労働力センターが最近発表した研究によれば「中等教育以上の学位を取得すれば、ほぼ必ず十分なリターンが得られる」という。学歴と収入には強い相関関係があるのだ。専門学位をもつアメリカ人の生涯賃金は360万ドルだが、高卒の場合はせいぜい130万ドルでしかない。さらに、学位を持てるものと持たざるものの差はますます広がりつつある。2002年の研究では、大卒は高卒の1.75倍の生涯賃金を得ているという結果が得られたのだが、今日ではこのプレミアはさらに大きくなっている。
しかし、過去というガイドは未来において役に立つだろうか? むしろ、私たちは仕事と教育の関係が変化する時代の境目に立っているのではないだろうか? 実際のところ、古いパターンが変わりつつあり、今は不況によって引き起こされている西欧社会の大卒需要低迷という事象も構造的なものに転化しつつあるのだと考えるべき根拠は十分にある。数十年にわたって多くのブルーカラー労働者を揺さぶり続けた創造的破壊の強風は、今や教育エリートにも牙を向こうとしているのだ。
大卒者の供給は急速に増大しつつある。高等教育統計によれば、1990年から2007年の間に、大学に進学する学生の数は、北アメリカでは22%、ヨーロッパでは74%、ラテンアメリカでは144%、アジアでは203%に増大したという。2007年には世界中で1億5000万人もの人が大学に通い、そのうち7000万人はアジアの大学に在学している。経済的新興国、中でもとりわけ中国は欧米のエリートに対向しうるだけの大学の育成にリソースを注いでいる。この新興国では、タタ・コンサルタンシー・サービスやインフォシスのような専門サービスを業とする会社も生まれつつあり、これらの会社は新卒生を世界クラスのコンピュータープログラマやコンサルに育て上げている。詰まるところ、富かな国の最優秀層は、より少ない賃金で沢山働いてくれる貧しい国の最優秀層と競合しつつあるのだ。
同時に、教育を受けた労働者の需要のあり方もテクノロジーによって変わりつつある。この状況は19世紀に農業労働者が直面し、20世紀に工場労働者が直面したそれと非常に似ている。コンピューターは反復的な知的作業のみ成し得るというわけではない。コンピューターは、アマチュアにプロのごとく仕事をこなせるようにする力を与えるのだ。どうして生身の会計士を雇って納税申告をしてもらう必要があるだろう? そんなものは、Turbotaxを使えばわずかな費用でやれるのだ。今後、論調と言語的曖昧さを処理できる機能が備わるようになれば、コンピューターがこなせる仕事の種類は今の何倍にもなるだろう。
Paul Krugmanを含む経済学者の一部は、ポスト工業化社会の特徴は絶え間なく続く知的労働者需要の増大ではなく、巨大な「空洞化」にあるのだと論じている。この「空洞化」は、中級職が賢い機械によって取って代わられ、上級職の増加が鈍化することによって起こるのだという。MITのDavid Autorによれば、このコンピューター時代におけるオートメーション化の主たる効果は、ブルーカラー職の消失というより、ルーチン化できるあらゆる職の消滅にあるという。プリンストン大のAlan Blinderは、低賃金の仕事よりも、大卒が伝統的にこなしてきた仕事の方が比較的「オフショアしやすい」と論じている。配管工やトラック運転手はアウトソースすることができないが、プログラマの仕事ならインドに頼むことができるからだ。
大学教育は、未だに医療・法・学問といった巨大なギルドの入会資格になっていて、このギルドは安定した高賃金な職を生み出している。これらのギルドは前世紀において非常に強力な参入障壁として機能してきた。この障壁は時には正当な目的に出たものだったが(誰も床屋に手術されたいとは思わないしね)、他方で自分たちの利益を目的としたものでもあった。しかし、ギルドは次第に没落しつつある。新聞はブログとの戦いに負けつつあるし、大学はテニュア付きの教授をテニュアの無い職に置き換えつつある。法律事務所は「discovery」(訴訟に関係のある資料を探し出す仕事)のようなルーチンの仕事を、Blackstone Discoveryに代表される電子検索の専門集団に外注しはじめている。医者ですら安泰ではない。患者たちはオンラインでアドバイスを受けた上で、ウョルマートの新しい医薬品センターを利用して治療を求めるようになりつつあるからだ。
MITのThomas Maloneは、このようなオートメーション化・グローバリゼーション・自由化といった流れは、もっと大きな変化 - すなわち「知的労働の分業化」という流れの一局面かもしれないと論じている。アダム・スミスの工場マネージャがピンの生産を18の手続きの分割したように、企業はますます知的労働を細切れにしつつあるのだ。例えば、TopCoderはITプロジェクトを小さな塊に分けたあと、その細切れをフリーランスのコーダーに分配するという方式を採用している。
このような変化は間違いなく知的労働者の生産性を高めるだろう。消費者はサービスに対して高い対価を要求する専門家ギルドを避けて通れるようになるし、多くの知的労働者は退屈な仕事を外注することで自分の最も得意な仕事に集中できるようになるのだ。しかし他方で、この知的労働の再編の流れは、次の世代の大卒者の人生を、はるかに不確定で安住できないものにするのだ。
ロンドンその他都市のあの「愚者の祭り」から1週間が過ぎて、あの月曜日の事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。
これについては、無軌道な若者の暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。
警察が、最初の暴動の抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドンで逮捕された暴徒の5割以上は18歳未満であるというニュースが出ている。)
もちろん、子供の暴走がここまで大事になってしまったのは異常事態であり、その裏側に社会的問題があると考えるのは当然だ。ただし、今回のように、当事者すら争乱の理由が分からないという状況は、「ぼくの考える社会の欠陥」的な牽強付会の自説を宣伝する絶好の機会だ。実際、イギリス社会の事情も知らず、勉強した形跡も全く読み取れないのに、適当なことを言って悦に入る類の人をTogetterで何人か見かけた(以下に一例)。このエントリーを書こうと思ったのは、その手の単純で非現実的な観念論ではなく、地に足のついた議論の土台を提供したいとおもったからだ。
http://www.guardian.co.uk/uk/2011/aug/09/london-riots-who-took-part
報道から明らかになっているのは、暴徒の大半が未成年であること、特定のエスニックグループが暴徒になったわけではないこと、そして多くがロンドンでも貧しいとされる地域の住人であること。加えてもう一つ言えるのは、彼らの多くがカウンシルフラットと呼ばれる、低所得者向けの公営住宅に住んでいると言うことだ。このカウンシルフラットというのは、イギリスの貧困を語る上では非常に重要な点なので、少し説明をしておきたい。
イギリスにはホームレスが少ない。ロンドンを歩いていると分かるが、駅の構内で段ボールを敷いて寝ている人が殆どいない。公園に段ボールハウスの村が出来ているということもない。どうやらロンドン全体で野宿人の数は500人に届かないようだ。イギリス全体でも1000人未満のようで、2万5000人のドイツと比べると圧倒的に少ない。
何故かというと、イギリスにはあちこちにカウンシルフラットと呼ばれる公営住宅があり、イギリス国籍さえあれば、家賃を払えない低所得者は優先的に居住が認められるからだ。このカウンシルフラットがどのくらいあるのかは自分には分からないが、イギリス中そこかしこにあると思ってもらって間違いない。下の地図は今回暴動の起きたHackneyのものだが、住宅の実に5割がカウンシルフラットとなっている。
カウンシルフラットの家賃は圧倒的に低く、ばらつきはあるものの相場の5分の1程度。それすら払えない人には更に住宅手当が下りる。光熱費やTV受信料も実質タダだ。そして、当然家があるだけでは餓死してしまうので、これとは別にpersonal allowanceと呼ばれる生活手当が出る(最近制度改革があったので名前などが若干違うかもしれないが、大枠は同じ)。25歳未満の単身で週に50ポンド。25歳以上なら60ポンド。外食さえしなければ十分食費と携帯代をまかなえる金額だ(円高の今だと8000円弱に相当)。イギリス国民には、食べるに困るレベルでの貧困は(概ね)存在しない。
ただし、これだけ「おいしい」カウンシルフラットは、当然人気も高い。ウェイティングリストの人数は500万人に達しており、それなりに困窮していないとフラットは手に入らない。下の掲示板では親とカウンシルフラットに同居している30歳女性が、一人で住めるカウンシルフラットを探しているのだが、「今現在無宿とかでないと難しい」と返答されている。
http://boards.gumtree.com/viewtopic.php?t=215432&p=2686792
ここで、イギリス人なら誰でも知っているトリックがある。子供がいて、しかも親がシングルマザーだと、フラットが優先的に廻ってくるのだ。こうなると、親から独立したい、しかし職がない子供にとって、手っ取り早い手段は妊娠と言うことになる。かくして、イギリスは先進国でも突出して10代の母親が多い国になった。しかも、子供が生まれると一人当たり週に12~20ポンドのChild benefitが支給される。また、シングルマザーだと上の生活手当も週に40ポンド前後は増額される。このため、パートナーがいても敢えて結婚せず、シングルマザーになる母親が多い(当然の結果として、その後別れて本当のシングルマザーになる確率は高まる)。母親ひとりに子供一人で月500ポンド(約7万円)あれば、正直生活には困らない。
とはいえ、貯金は難しい。それに、貯金額が6000ポンドを超えてしまうと支給額が減額されてしまうので、そもそも貯金する理由がないのだが。ちょっと大きなTVを買おうとすれば、夜遊びを楽しみたければ、その分働くしかない。問題なのは子供だ。託児所に預けたいところだが、ロンドンの託児所は1ヶ月フルタイムで1000ポンド。平均所得層ですら厳しいこの金額を彼らが払えるわけはない。その結果、子供は無人の家に置き去りでTVを見るかゲームをするかと言うことになる。言葉を学ぶには最低の環境だ。
その結果起こったのが、子供の識字率の低下。移民だけでなく、ネイティブの識字率が低下している。2007年に政府が行った大規模な調査によると、小学1年生の6分の1が自分の名前やmom, catといった3文字の簡単な単語を書くことが出来ない。当然、こういう子供は小学校のカリキュラムに着いていくことは難しい。その結果、無視できない数の中学生(数字は忘れた)が、「数学の試験問題の英語が理解できない」ために零点をとる、という現象が起きてしまった。こんな状況では学校に行くのは苦痛でしかない。カウンシルフラットの周りでは、昼間から特に何をするでもなくぼーっと座っている子供達をよく見かける。
この様な子供が成人して職に就くのは、非常に難しい。肉体労働系なら大丈夫だろうが、ポーランドからの出稼ぎ労働者の方が高いスキルと低い給料で働いている。それよりも低い賃金では、生活保障の支給額を下回ってしまうので、働く意味がない。こうして、カウンシルフラットで生まれた子供は、またカウンシルフラットで自分の子供を産むことになる。ちなみに、失業手当の受給者数は約150万人。人口が倍の日本では80万人だ(失業率は8%弱)。別制度のincapacity benefit(病気などで働けない人のためのもの)の受給者は250万人(人口の5%弱)を超えている。
結果、親子3代、殆ど働きもせずカウンシルフラットに住み続けている、という話は、もはやイギリスでは珍しいものではなくなっている。このような状況で子供が未来に希望を見いだせないのは当然のことだ。少なくとも彼らには、サッカーの才能に恵まれてプレミアリーグに行くくらいしか、この生活を抜け出る手段がないように見えるのではないか。これでは、リオデジャネイロの山肌に広がるスラムの子供にサッカー以外の未来がないのと大して変わらない(実際には、カウンシルフラット生まれでも頑張って勉強して、奨学金で博士号まで取る人もいる。そのための制度や組織もある。ブラジルのスラムに比べれば、カウンシルフラットの子供達は圧倒的に恵まれているという点は強調しておきたい)。このような状況で鬱屈しないでいられるのは、よほど心の強い人間だけだろう。
今回暴動でワイン1本を盗んで歓声をあげ、昨日裁判所で有罪を宣告された子供達は、多くがこういう鬱屈と共に生きているのだと思う。
カウンシルフラットの子供達が鬱屈しているならば、イギリスの納税者達は絶望している。イギリスの税金は高い。年収550万円以下なら所得税は20%、それ以上なら40%(しかも、社会保障関連の支出は所得税収総額を上回っている。なにしろ、上に書いたincapacity benefitだけで1兆5千億円かかっていたのだから)。消費税は20%。それ以外に地方税も取られるし、国民保険料も安くはない。通勤の交通費は自腹が原則だし、会社が住宅補助を出してくれると言うこともあまりない。そういう辛い家計をやりくりしながら、やたら高い家賃を払って暮らしている家のすぐ隣で、無職の人が昼間からぷらぷらしていたりするわけだ(カウンシルフラットは本当にあちこちにあるので)。
それでも、ブレアが政権を取った1997年以降、イギリス人は低所得層との格差を縮めるために税金を投入する政策を支持してきた。小学校低学年は30人学級となり、小学校入学前に児童の学力を底上げするためのプログラム(SSLP)にも1000億円の予算が付き、補習授業は大きく拡充され、挙句には、高校をドロップアウトする生徒を減らすために、出席率が高い貧困家庭の生徒に補助金まで出した。職歴のないシングルマザーにはコンサルティングから面接の訓練まで提供している(一人当たりのコストは10万円)。
にも関わらず、今回の暴動だ。これを「先進国とは思えない、途上国の光景のようだ」と思った人はイギリスにも少なくない。ブレア政権の教育改革がスタートしたのは99年前後だから、今回の暴徒の大半は改革された教育制度の下で育ってきた子供達である。これだけの負担をしていながら、なぜ途上国のスラムのような光景を見なければならないのか。これに絶望せずにいられるのは、やはりよほど心の強い人間だけだろう。
(1) 警察力の強化。これは言うまでもない。秩序を失えば人間は(誰であれ)動物になりうると言うことを、今回の暴動は証明した。ならば、秩序の維持は至上命題だ。先週キャメロンがアドバイサーに招聘したビル・ブラットンはニューヨークで例の「割れ窓理論」の実行部隊を指揮した人であり、警察官の最適配置システムの第一人者でもある。締め付けは厳しくならざるを得ない。
もしこの手の暴動を放置すれば、被害者は自警団を組織する。彼らは武装し、いがみ合い、それが新たな暴動の引き金になる。そうなる前にキャメロンには何とか手を売ってもらいたいと思う。もしかしたらもう手遅れなのかも知れないが。
(2) 社会保障制度の見直し。これは実のところ暴動前から進行している。上で書いたincapacity benefitだが、悪用して海外旅行まで楽しむ輩が多く出た上、一度受給者になると死ぬまでもらえるので、就労意欲がゼロになる。以前から批判が絶えず、キャメロン政権は廃止を決めた(別制度で代替)。ただし、これらの社会保障の削減が暴動の理由ではないというのはマスコミでも一致した見解だ(まだ削減は殆ど始まっていない上、暴徒の大半は親元で暮らしているのでそもそも受給していない)。
上でも書いてきたように、手厚い社会保障制度それ自体が受給者と、その子供や孫の未来までをも奪ってきたという側面がある。そして、この制度は格差の縮小どころか、治安維持という最低限の目的すら達成できなかった。何より、イギリス経済はこれ以上の負担にはもはや耐えられない。ならば、社会保障は削減しつつ、彼らに可能な限り働いてもらうしかない。Benefit Busters (興味のある人はyoutubeで検索すると良い)などを見ているとなかなかに大変そうではあるが、もう選択肢がないのである。
(3) 納税者の復讐。今日キャメロン首相まで”social fightback”と言う言葉を使っていて驚いた。具体的には、暴動に参加した子供がいる家庭に対する社会保障給付の停止。カウンシルフラットからも追い出す。少なくとも感情的には、そして理屈の上でも、そうすべき理由はたくさんある。それが更なる悪循環を招くとしても、あそこまでやられてしまっては納税者の側も収まらない(ちなみに、オックスフォードケンブリッジ卒のエリートはこの手の復讐にはあまり賛同しない。彼らはびっくりするほど穏健だ。怒っているのはむしろ小商店の店主のようないわゆる中産階級に多いような気がする)。鬱屈した子供の暴発を「社会の歪み」を理由に肯定する人は、絶望した納税者の復讐も肯定せねば片手落ちであろうと思う。
最後に、下のtogetterで見つけた以下のコメントについて。
火がつけば爆発するしかないほどの不満を溜め、失うものが何もない奴らがこれだけの数居るんだよ。社会がそれを生んだ。(中略)問題は目の前にそのままの姿である。こいつらのYouTubeを見ろ。音楽を聴け。睨みつけてくる視線に自分をさらせ。
この人の書いたラップの話は、今まで全く知らなかった分野な事もあって新鮮で、興味深く読んだが、このコメントには一言申し上げたい。無茶言うな。暴動明けの火曜日の朝にCamden Townの駅で暴徒の一人とばったり顔を合わせたが、彼の睨み付ける視線にどう応えろと言うのか。プラットフォームのあちこちにどかどか蹴りを入れながら、肩で風を切って周囲にガンをたれながら練り歩いていったが、一個人として彼を見れば、まだ自分を抑制できないただの子供であり、仮にポケットの中に盗品が入っていれば犯罪者に過ぎない。彼らをひとりの人間として直視するなら、そういう扱いにならざるを得ない。復讐の対象にならざるを得ない。むしろ、彼らを一個人ではなく社会現象の一部として扱った方が、まだ冷静な判断は下しやすくなるのではないかと思う。
ミック・ジャガー(The Rolling Stones) ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス中退 シド・バレット(Pink Floyd) ロンドン芸術大学 ブライアン・メイ(Queen) インペリアル・カレッジ・ロンドンにて物理学博士号取得 ジェリー・ハリスン(Talking Heads) ハーバード大学 トム・ショルツ(Boston) マサチューセッツ工科大学 ブルース・ディッキンソン(Iron Maiden) ロンドン大学クイーンメアリー校 グレッグ・グラフィン(Bad Religion) コーネル大学にて生物学博士号取得 スティング(The Police) ウォーリック大学中退 スチュワート・コープランド(The Police) カリフォルニア大学バークレー校中退 アンディ・サマーズ(The Police) カリフォルニア州立大学ノースリッジ校中退 デクスター・ホーランド(The Offspring) 南カリフォルニア大学 ブラック・フランシス(Pixies) マサチューセッツ大学アマースト校中退 ジョーイ・サンティアゴ(Pixies) マサチューセッツ大学アマースト校中退 キム・ディール(Pixies) オハイオ州立大学中退 デイヴィッド・ブライアン(Bon Jovi) ラトガース大学中退 アンソニー・キーディス(Red Hot Chili Peppers) カリフォルニア大学ロサンゼルス校中退 グレアム・コクソン(Blur) ロンドン大学ゴールドスミス校 デーモン・アルバーン(Blur) ロンドン大学ゴールドスミス校 アレックス・ジェームス(Blur) ロンドン大学ゴールドスミス校 トム・モレロ(Rage Against the Machine) ハーバード大学 リヴァース・クオモ(Weezer) ハーバード大学 ブライアン・モルコ(Placebo) ロンドン大学ゴールドスミス校 トム・ヨーク(Radiohead) エクスター大学 ジョニー・グリーンウッド(Radiohead) オックスフォード・ブルックス大学中退 エド・ブライアン(Radiohead) マンチェスター大学 コリン・グリーンウッド(Radiohead) ケンブリッジ大学 フィル・セルウェイ(Radiohead) リヴァプールジョンムーアズ大学 マナブ・オシオ(LIV) ユニバーシティ・オブ・トーキョー入学辞退 ブラッド・デルソン(Linkin Park) カリフォルニア大学ロサンゼルス校 デイヴ・ファーレル(Linkin Park) カリフォルニア大学ロサンゼルス校 マイク・シノダ(Linkin Park) アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン中退 ジョー・ハーン(Linkin Park) アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン中退 クリス・マーティン(Coldplay) ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン ジョニー・バックランド(Coldplay) ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン ガイ・ベリーマン(Coldplay) ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン中退 ピート・ドハーティ(Babyshambles) ロンドン大学クイーンメアリー校中退
病院で採用されて効果もあり、海外の大学でも実証されたとなれば、効き目は確かなはず。
"例年であれば、80人の患者のうち2、3人はインフルエンザに罹患するのだという。それが「ゼロ」になったのは、「プラズマクラスターイオン発生機の導入で、総体的にリスクを低減させることができたから」"
"透析に入ってからの5年後の生存率をみると、全国平均で59.7%であるのに対し、偕行会グループは83.1%と最高レベルを誇っている。"
"シャープの説明によると、浮遊ウイルスに対する効能の評価では、1m3ボックスにプラズマクラスターイオンを5万個/cm3発生させ、そこにウイルスを浮遊(粒径1~10μmの霧状にし噴霧)させたところ、浮遊ウイルスを約10分間で99.9%除去できたという。英国ロンドン大ウイルス学教授のジョン・オックスフォード氏との共同研究で実証したものだ。"
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/200909/512142.html
Dunkan Black の The Theory of Committees and Elections に載っている、C. L. Dodgeson の投票理論についての業績の紹介が面白い。この本は 1998 に K. Arrow 以降の展開について増補した新版が出ているが、私が持ってるのは 1966 年あたりのもので、序文に Arrow の業績には触れないと書いてある。
おぼつかない英語力で読んだ限りでは、どうもオックスフォードの学部入学以来クライストチャーチ学寮の終生の住人であった Dodgeson は学内での決め事の改善を目的として独自に投票の理論を発達させたらしく、Condorcet らの先行研究はおろか、(統計の父といわれる) Galton らの同時代の研究も参照していなかった。Black が主張するその論拠というのがひどくて、ともかく彼は文学は読んでも同業者の業績を読まなかったし(とは E.T.Bell の主張)、Condorcet らの業績の含まれているクライストチャーチ唯一の(当然フランス語の)蔵書の封は(WW2後と思われる調査当時に至ってなお)切られていなかったとか、もういったいどんだけ引きこもりなんだよと。本当に絶対に見てねーんだろーなー?
それでも彼の(現存する唯一の、彼自身の所有していた)パンフレットには Condorcet の条件と同じものが現れていた。つまりこれは独力で同じ結論にたどりついたということだ。
なお Dodgeson は行列式の著書をものしたのち(これは『アリス』の次の本も、と所望した女王に献呈されたという真偽不明の笑い話があるくらいでよく知られている)、記号論理学の初期の研究にのめりこむ一方で初等課程向けの教科書ばっかり書いていて、要するに数学の研究者としては時代に先駆けすぎている上に怠け者であったようだ。
ちなみに Liddell 家(Alice の家族)の話も書いてあって家族ぐるみのつきあいだったとか、投票の理論の動機に連なる経緯も書いてあったのだが理解できなかった。
もちろんこんな面白い話は『きめ方の論理』には載ってなかった(‥っと思う、手元にいまない)。なぜかというと、Dodgeson の研究は後世に引き継がれることがなかったからだ。論理学の研究にしても、パズル的なものだったようで、Dodgeson を Frege あたりが参照するようなことはたぶんなかったのだろう(Smullyan は確実にネタにしてそうだ)。
面白さの質は Wittgenstein の火かき棒事件の顛末とか、そういうものに似ている。正直読んでいてアニメ「R.O.D.」の登場人物、読子さんの気分がちょっとわかった気がする。社会的選択理論はこの際どうでもよい。書痴に対する最悪の部類の釣り針であると思った。おそらく英国のカレッジ文化そのものがそうなのだろう。
盛り上がっては下火になり、しばらくするとまた方々で語られるこの話題。
昨日、また注目エントリーやホットエントリーで下記の記事を見かけたので、この話題について書いてみます。
■男のファッションが難しい理由について。
http://d.hatena.ne.jp/sukebeningen/20090114
■ぼくが「そこそこ」の服を買う店
http://diary.lylyco.com/2009/01/post_253.html
これまで書かれた記事や、はてなブックマークのコメントを読んだところ、「オックスフォード」「ヘリンボーン」といった素材の名称や、
「ボタンダウンシャツ」「カーゴパンツ」といった服の形状を表す名称は専門用語として認識されることが多いようなので、文字で説明するのではなく、お薦めの洋服を「無印良品」と「ユニクロ」に絞って、リンクを張って紹介します。
無難な服でも、サイズと色使いでそれなりにお洒落に見せることができると思っています。
また、これまで読んだこういった記事でもいくつか書かれていましたが、なるべく小ぎれいに見せるために、ビジネスカジュアルをベースに細身の格好を目指していきます。
まず、両者の特徴として、個人的な考えを述べます。
無印良品の洋服は、ユニクロに比べて割と細身に作られている印象を受けます。例えば同じ素材のシャツを比較すると、同じ「M」サイズでも実寸では下記の違いがあります。
http://store.uniqlo.com/jp/CPaGoods/050844-01
着丈(背中側で襟元から裾までの長さ):76cm
身幅(脇の下の端から端の長さ):56.5cm
肩幅(両肩の端から端の長さ):45.5cm
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247475432
着丈(背中側で襟元から裾までの長さ):74cm
身幅(脇の下の端から端の長さ):52.5cm(無印良品では胴回りの長さが記載されているので、2で割りました)
肩幅(両肩の端から端の長さ):45cm
サイトに掲載されているサイズの測定方法が異なる可能性もあるので、単純比較は出来ませんが、僕が着た感覚でも、無印良品の方が細身に感じます。
また、裾をズボンに入れる場合には、両者どちらを選んでも大差はありませんが、裾を出してシャツを着る場合、着丈の短い無印良品のほうがすっきり見えるのでお薦めです。
前述した通り、細身の格好を目指しますので基本的には無印良品の商品を優先して紹介します。
ただ、それぞれ体型の違いもありますので、店頭で試着したときに、サイズが小さいと感じた場合は、似たような服をユニクロで購入すれば問題ないと思います。
■コート
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247281255
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247281361
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247281552
中でも、上2つのコートは取り外しのできるベストのようなもの(ライナー)がついていますので、今の季節〜ライナーを外せば春先にも着られるので便利です。
ただ、両方とも外側の生地が綿のため少し薄手です。
もう少し暖かい物がほしいという人には、3つ目のウールのPコートがお薦めです。
色は、黒、紺が無難ですが、カーキやベージュも取り立てて変わった色ではないので好みで選べばいいと思います。
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/196507-03
次にジャケットですが、できればジャケットは「GAP」「バナナリパブリック」「ユナイテッドアローズ」「シップス」「ビームス」といった、お店で試着して、自分の体型合っていて、かつそこそこ値の張る物(セールで1〜3万のものでいいと思います)を購入することをお薦めします。
体型に合っているかどうかは、肩幅が合っていて、肩が落ちない(肩と袖の縫い目がきちんと腕の付け根に合っている)
ことを基準にするといいのではないでしょうか。
無印良品には相応の物がありませんでしたが、ユニクロなら上記のような商品でしょうか。
色は、好みのものでいいと思いますが、個人的には紺がお薦めです。
■シャツ
無印良品「オーガニックコットンオックスフォードチェックボタンダウンシャツ」
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247278583
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247475432
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/200232-15
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/185168-69-004
シャツは、この辺で無難に揃えるのがいいと思います。
薄めのチェックなどの柄物だと、少しお洒落に見えると思います。
柄にストライプが入っていないのは、個人的な趣味でスーツに合う(特に袖と襟だけが無地のクレリック)と思っているので、あえて外しました。
ボタンは一番上だけ外すくらいが、ちょうどいいのではないでしょうか。
■セーター・カーディガン
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247286977
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247284492
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/188730-03
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/193834-72
カーディガンはシャツに羽織ればセーター代わりに、もっとカジュアルな服装をする場合は、例えば、長袖Tシャツの上から羽織れば春先にはアウター代わりとして使えます。
色は、ジャケットが紺や黒なら、薄めのグレーや濃いグレー、ベージュなんかもいいと思います。
ジャケットが薄めのグレーなどであれば、紺や黒、濃いグレー、茶色など濃い色がお薦めです。
カーディガンのボタンを留める場合、一番下、もしくは2番目まで外して着ると、窮屈になりません。
また、セーターは色を遊ぶのに手がつけやすい部分です。
例えば、中に薄めのオレンジのセーターを着てワンポイントにしたり、紺のジャケットの下に鮮やかなブルーのセーターを着てグラデーションを楽しむといったことができます。
慣れてきたら、そういった遊びの要素を取り入れていくと、よりお洒落に見えてくるのではないでしょうか。
■ズボン
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/170581-04
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/170567-65-030
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247290363
結構細身に作られているので、試着してから購入しましょう。
商品に“ストレッチ”とついている商品は、動きやすく伸びる素材を使っています。
そういう素材を使う必要がある=細くても動きやすい、ということを想定していることが多いので、“ストレッチ”○○チノといった商品名のチノパンなんかでもいいと思います。
また、もう少しカジュアルにしたい場合は、5ポケットパンツ(ジーパンの形)を穿きましょう。
ユニクロのジーパンはレギュラー、スリム、スキニーといった形が用意されていますが、レギュラーでは今までの服装では太すぎる、スキニーは細すぎるのと、ファッション上級者向けだと思いますので中間をとって、スリムを選んでいます。
色は、ジャケットが紺、黒なら、同色(紺のジャケットに黒のパンツなど、限りなく同色に近いも含む)以外のものを購入するようにしましょう。ただ、ジーパンだけは黒のジャケットに濃い色のジーパンでも、そこまで違和感なく見えます。
ジャケットが薄いグレーなどであれば、黒、紺、茶など濃いめの色のものがお勧めです。
その際、中に着るセーターやカーディガン、シャツと同じ色の物も避けたほうが無難です。
■ベルト
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/186758-34
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/168467-01
ベルトは特に両メーカーで違いはないので、黒か濃い茶のレザーのベルトを購入すれば問題ないと思います。
後者のメッシュベルトであれば、バックルの突起がどこにでも刺さるため、自由に長さを調整できます。
■靴
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718068784
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718068685
靴も無印良品で揃います。
スニーカーなので、ちょっとカジュアルすぎると思われる方もいるかもしれませんが、いずれの色も落ち着いた色ですし、これまでの服装に合わせても違和感はないでしょう。
■バッグ
united arrows green label relaxing「GLR CV ショルダーバッグ」
http://zozo.jp/shop/greenlabel/goods.html?gid=128057&did=&cid=421
バッグだけは、無印良品とユニクロ、どちらにもお薦めできそうな商品がありませんでした。
ナイロン素材(シャカシャカした素材)は、服装と合わせてトータルでバランスが取れていないと安っぽく見えがちになるので、キャンバス(綿)、もしくは革製品を選ぶのが最初の一つとしては無難だと思います。
リンク先の着用例ではストラップを長めにしていますが、これだと野暮ったく見えるので、少し短めにしましょう。
僕の好きな大阪のお店「strato」のブログを参考例として張ります、
http://strato3.exblog.jp/7257575
長々と書いてきましたが、だいたいこんな感じです。
最後に、無印良品のスタイリング例のコンテンツを張っておきます(関係ありませんが、女性のスタイリング例も張っておきます)。
逆転してるよん
優秀な人が変人だっただけで、君にはオックスフォードに入る力も、ましてや東大京大に入る力もなかったんじゃないの?
そういう風に自分からすすんで変人になろうとするのは厨二病って言うんだよ
生活自体はとっても有益だと思うので続ければいいと思います
ここからは別の話
俺の母校には、東大に修学旅行で行くというイベントがあるのだけれど、
そこでガイドをしてくれた東大理三の先輩が綺麗な文章を書いていらした。
「○○(母校)には、変人を許容する文化があった
我々は彼らに決して近づこうと思いはしなかったが、
彼らに親しもうとはしたし、尊敬の念は抱いていた
しかし今の○○はどうだ。変人は後ろ指をさされているだけである
小さな良い子を○○は育成しようとはしていない
もっとスケールの大きな、大きな変人になれ」
と書いてあった
当時俺は非常にこの言葉に感銘を受けたけれど、
それは彼が東大理三だからだろうなあ
昔、英文学をやってるわけでもないのにシェイクスピアを英語で読もうとした。読んだ。ハムレットと真夏の夜の夢。もちろん訳本参考にして。それまでほとんどまともな英語を読んだことがなかったから、読んだっていっても、まあ読めないよ。
ただ、ああ、これが英語の世界なんだって分かったのはそれだけだった。それから随分たつなあ。
今日久しぶりにシェイクスピアを読んでみた。ジュリアスシーザー。本当はでっかい辞書なりオックスフォードなり使って読まなきゃいけないんだろうけど。素人だから、いいでしょ。もってる辞書をひきながら、ちょっと訳も参考に。
いや、おもしろかったあ。シーザーの造型、ブルータスの嫁の立派さ一途さ、ブルータスの悲劇。頭に絵が浮かんで、ぐいぐい引き込まれてしまった。それにすんごい人間観察能力があって、それをすぱんとセリフになってるから、これがすごい。シェイクスピアってこんなにおもしろかったのかと。
具体的なものを提示してみた。
http://www.oup.com/elt/catalogue/teachersites/oald7/oxford_3000/oxford_3000_list?cc=global
オックスフォード国語(英英)辞典で説明に使われる約3000の単語。
ちなみにロングマンは2000。
http://www.xmuoec.com/gb/hanyu/hanyu/eng/text/glossary/longmandefwd.htm
(↑のサイトは非公式だから最新のとは違うかも)
y_arimです。
ここまで具体的に言わないとオタの人は服を買えないものなの!?
そっちにびっくりだ。普段どうやって服を買っているんだ・・・。
おっしゃるとおり、ここまで具体的に言わないと買えません。
で、普段どうやって服を買っているかというと、買っていません。マジで。
ぼく個人の話をさせていただくならば、5月に自ら思い立って服を買いに行きましたが、
これは実に4-5年ぶりのことです。現在着まわしている服には、2001年の同時多発テロ前に購入したものが多いです。
もちろん、まともに社会人をやっているオタの人ならばもう少しマシだとは思いますが、
ここ数年会うたびに同じ格好しているよなあという30代のオタの知り合いはざらにいます。
一般化は難しいですが、重症例の多いと思われるぼくの見聞きした例(自分含む)で言うならば、
まず「普段」服を買うという習慣自体が存在しないわけです。
服を買うのはとてもレアなイヴェントです。相手の都合を考えない身勝手さを承知でオタク的に喩えるならば、
東京ビッグサイトでやってるコミックマーケットは年2回しか開催されませんが、
年2回は確実に開かれるぶんまだ馴染みがあります。それくらいに縁がない行為といえます。
マンガみたいに年中一張羅というやつは、学生ならばマジでいるんです。冬でもサンダル履きってのも。
まあそういうひとは、脱オタファッションに手を染める意志も最初からないと思いますが。
これについては、極端な場合「服について色の好みやデザインを考える」という思考回路自体をインストールしなければなりません。
あと、ある程度服を買うことに目覚めても、色の好みやデザイン自体がはなはだしく世間一般からずれていることは本当によくあります。
放っておいたら上から下まで黒一色とか、似合いもしないネックレスとか買い始める人種ですから。
一体どこら辺が専門用語なの?
では、列挙させていただきます。キーワードリンクや画像ページへのリンク辿ればわかるだろ、というのはいったん措いて。
多めに見積もってこれくらいは、「なんだか馴染みのない単語が書いてある→専門用語なのか……」と受け取られるでしょう。
もちろん「行動するか自分で調べ」ることは可能ですし、ネット上で検索しても解説ページに行き当たる単語ばかりですが、
正直言って心理的な障壁は高いです。
2008年10月14日 Nunocky Nunocky ネルシャツとかチノパンとかマルチボーダーって書かれて全くわからない自分はどうすれば
現にこのようなブコメもありますし。
なんか、用語から一つ一つ子供に教えるように細かく具体的に言わないと理解出来ない人が多いのかなぁ。
脱オタファッションをあてがわれるようなオタは、服飾に関してはまるっきり子供といって差し支えないと思います。
まさしく、おっしゃるようなケアが必要でしょう。
以前ファッションをマリオカートで例えたことがあるんですが、抽象的だったのでレイヤーを下げて実践的にしてみました。(このレイヤーだと賛否が激しくなりそうだなぁ)
脱オタファッションにも色々あると思うので、今回の話は「適度に一般受けする(見劣りしない)」「適度な清潔感とカジュアル感」が脱オタのゴールと定義して話を進めます。
(多少飛躍してる部分もあるけど大目に見てあげてください。)
■服以外に準備しておきたいもの
・多少セットした髪型
脱オタファッションで間違いがちなのは、「洋服さえちゃんとしたところで買っていれば大丈夫」と思ってしまうところ。
これは間違い。全身ディオールオム((すごく高くて頑張ってるブランドの例))だろうと、上記前提がクリアしてないと痛い子になってしまう。(全身ディオールオムの時点でかなり痛い子だが、それは別の話。あくまでも「高級ブランドでも」という例えなので・・・)逆に言えば、上記がクリアしてれば、全身ユニクロだろうと、H&Mだろうと見劣りしない格好は十分可能です。
※意外に2番目が重要です。
・チノパン
・リュック
・あらゆるチェック柄のシャツ
・3色以上使われているアイテム
・ネックが深いアイテム(Uネックとか)
・白をベースボディにした柄アイテム(セントジェームスは例外として認めます)
・ポーター
・刺し子柄のシャツ
上記アイテムは「当分手を出さない方が良いアイテム・柄」です。
しかし3通りに分類されます。
なので、「ネルシャツがなんで地雷なんだよ!今めちゃくちゃ旬じゃねーか!」という指摘はお門違いなわけです。
あくまでも今回の話は「適度に一般受けする(見劣りしない)」「適度な清潔感とカジュアル感」がゴールなので、自爆の可能性があれば避けるのが吉。
【追記】
個人的なイメージですが、例に挙げたものを分類します。
・チノパン
・リュック
・あらゆるチェック柄のシャツ
・3色以上使われているアイテム
・ネックが深いアイテム(Uネックとか)
・刺し子柄のシャツ
■定番アイテムは?
・カーキの軍パン(カーゴパンツ)
・太めの2色ボーダーT
定番なので、趣味趣向が変わっても比較的対応が可能です。ここらへんがあると、困ることが少ないです。多分挙げれば他にもいっぱいあるけど、時間の都合で割愛。
以下補足説明。
▼501は色落ちしたものと、色落ちしてないタイプの2つあると幅が広がる。どちらかに絞るなら色落ちした方が無難。古着で見つけると安いよ。
▼軍パンは・・・、本気軍パンでもいいけど、ジャストサイズを見つけるのが大変だと思うから、セレクトショップのオリジナルとかで細身なやつを買うと良いよ。
▼ラコステは下手をすると休日のオヤジになるけど、黒・グレー・ネイビーあたりなら着回しが効く。白は止めておいた方が良いかも。(※地雷アイテム参照)
▼太めボーダーは白×黒や紺×黒あたりが定番です。細めボーダーは折角の柄アイテムなのに主張が少ない。
▼ロンストは無難中の無難。清潔感もあるし、柄が強いのでメリハリがつくよ。
▼Vネックニットはブランド不問なのは、ジョンスメだろうと、クルチアーニだろうと、ユニクロだろうと、ショップオリジナルだろうと、見た目でわかる人はいない。(触ったらわかる人もいるだろうけど、そこまでする人は少ないはず)※ただし毛玉が目立つようになったら速攻買い替えしましょう。
▼ステンカラーは頑張るならマッキントッシュ、でも最初はベトラあたりで良いと思います。
▼キルティングジャケットは下手にラベンハム風を買うくらいならラベンハムを買った方が良い。そんなに高くないし、キレイメからカジュアルまで振り幅が広い。ナイロンがガキっぽく見えるなら、ウールやツィード、コーデュロイのやつを買えば良い。
▼バブアーは臭いけど便利だよ。ラベンハムもバブアーも町で被るのが痛いところだけど、モンクレーの被り率に比べるとマシな印象があります。
【追記】
指摘の方がもっともだったので訂正。
「適度に一般受けする(見劣りしない)」が自ら設定したゴールだったので、上記ブランドではなく、ユニクロ、GAP、H&Mあたりで同じような形のアイテムを買うのが良いと思います。長くファッションと付き合っていく方は例に挙げてるブランドを・・・。
■着こなし的な話
出来れば全身で3~4色で抑えましょう。4色くらいなら全然大丈夫。
逆に1色のみや、2色などは避けた方が良いです。(地雷的な話に通じます。)
基本は無地でコーディネートするんですが、余裕があったら1アイテムだけ柄モノを入れてみてください。
メリハリがついて良い感じになります。
こんなもんですかね?
色の話はまた長そうなので今回は省略。
何か足りないところなどがあったら指摘ください。
※2010-10-22追記
時代が変わりました。
安っぽさが見えてしまっていたんですが、
そりゃ「影響」はしてるだろうがな。別にキリスト教の神である必然性などない。/いや、親鸞の書いたものは当然古語で書かれてるでしょ?
いや、自明とか間違いなくとか言われてもなあ。具体的に挙げてくれる? 君の議論の最大の弱点って多分具体性がないことだから。
グレコ・ローマン文化の話じゃなかったのかよ。近代以降ならそりゃ当然だろ。
いや君がニュートンを引き合いに出したんでしょうに。民主主義に関してはギリシャにまで遡って意義深い書籍を見つけることは出来るだろうなあ。
ほら、君は「??だとすれば」という仮定が読めないんだよね。
で、いつまで撤回した仮定を引きずるわけ?w
何かひとつ共通言語がないとITなんてやってられん、というのは厳然たる事実だろ。
一方で、文化資本による格差なんぞないほうがいいに決まってる。
東大卒は毎年数千人だ。それで、MIT卒は何人いるか知ってる?ハーバードは?プリンストンは?スタンフォードは?オックスフォードは?ケンブリッジは?
数千人か。なおさらたいしたことないな。で、MIT卒全員をエリートと呼んだ覚えはないが?(他の大学もね)。
まあそうね。勝手にどこかで学んできそうな気はする。
教育ってのは、特に公教育ってのは、底上げのためにやるもんであって。
誰も「普通の東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」なんて言ってないし、そもそも東大生の中で「教育制度がもっとよければ俺はもっと偉くなれた!」なんて言ってる奴は落ちこぼれだけだよ。だから「普通の東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」という発想自体がそもそも無意味。
いや、お前そういう話しかしてなかったじゃんw 俺が公教育は平均と底辺を上げるためのものだと主張したらやたら激しく反発してたよなあ?
主流と標準を辞書で引くことをお勧めする。そりゃ、主流が標準を塗り替えてしまうことは結構あるが、少なくとも数値計算の世界ではまだだろう。過去の蓄積ってのがあるんだ。
Cを使ってアセンブラまがいのコードを書き、新しい言語なんて覚える暇があったらもっと他のことをするとかなんとか言ってる人だって一定の比率で存在する。おわかり?
それは、特にアセンブラが必要でもないケースでか? ちょっと勘弁して欲しいなw まあ仕事としてうまくやれてるならそれでもいいけどさ、特殊ケースだろ?
まだ、例えば専用プロセッサなり組み込みデバイスなりを制御するためにアセンブラ使うってほうがはるかに一般的なケースだと思うがな。数値計算やパターン認識においてさえ。
どうも話が巧妙にずらされてる気がするんだが。
いや、君自身RubyとかPerlとかC++とかJavaとかに言及しちゃったからねえ。どっちが引っ掛けたかというのは不毛になりそうだからやめようや。なんなら俺がズルかったということにしてもいいが。
たとえばいきなりJavaを覚えさせられた人間がそれがわかるとは到底思えない。ライブラリのソースを読めるレベルになってはじめてわかることだろう、それは。
いや、Javaのライブラリのソースを読むレベルになったらたしかにかなり専門的だが、そもそもJavaで書いたコードで高速計算させようというほうが間違いなわけで。
C++に関して言うなら、アセンブラ的な最適化に手を出すのはだいたい最後の最後だろう。俺(や多分君)のような古い世代はアセンブラからの積み上げで高級言語を見るけど、高級言語の側から必要なレベルまで掘り下げていく、という見方も可能なはずだし、最適化の上ではむしろそちらが本筋。
で、君が重いクラスライブラリとして想定してるのはなんなの? ちゃんと最近のものを使ってれば、そんじょそこらの奴がCでちゃっちゃと書くコードと同じかたいていは速いコードを生成するし、もちろん可読性も高くなるな。
C++の話も同様。敢えて「C++らしい」処理を書けば計算量はどんどん増えて、例えば行列をカプセル化して演算子をオーバーロードしてなんてことやってたら計算時間が倍ぐらいになってもおかしくはないだろう。一晩で終わる計算が翌日の昼までかかるということになったら作業効率には歴然たる差が出るぞ。
具体的にどこの出してるC++用行列演算ライブラリがそこまで効率悪いって?
(補足追記)
最近のC++用の数値演算ライブラリはかなり出来がよく、FORTRAN用のそれに性能で肉薄するところまで来ている。そう、ここでは、ライバルは君が主流からも標準からも蹴落とされたと主張したいらしきFORTRANなんだよ。
で、どの辺がネックかというと、君の言うように記述性と実行速度の関係だったりはする。でも、それは低水準処理がどうこうという問題ではないよな。
この件については、議論してる人がネットでも結構いるから読んでみるといい。君が思うほどにC,C++が圧勝しているわけではないよ。随分C++が向上してはいるけど。で、FORTRANのほうが言語の構造上最適化が効き易い等の話題はあっても、手作業で機械語レベルの最適化をするなんてのは、候補にさえ挙がらないな。
あのさあ、「一般的にはこういうことが言われている」ということを主張したら、いつの間にか俺が「こういうこと」を主張していることになってるのはなんでなんですか、とさっきから何度も聞いてるんですが。「そうとしか思えないから」って、あんたの主観でしょ。しかもあんたが俺のことを色眼鏡で見てたことはあんたが自分で言ったことだし。
ほう、その辺の本には「神」なんて言葉が乱舞しとるがな。じゃあ日本の古典がどう宗教的価値に直結しとるんだ?
これは確かに読み飛ばした、失敬。
日本の古典の話をしてるんだが。とりあえず便宜的に日本の言文一致体以前以後で区切ってみようか。
なんか、今でも一般人が学ぶ意義のあるような文献がそれ以前にある?
しつこいなあ。食い下がってるのはどっちだよ。「意義」の定義によるだろ。「一般人レベル」でいうのなら、欧米先進国様の古典を学ぶ意義と同程度のものは間違いなくあるよ。日本文化のうち文学と美術と舞台芸術に優れたものがあることは君も否定せんだろうが、それらの趣味が思想だのなんだのに劣ることはあり得まい。
グレコ・ローマン文化の話じゃなかったのかよ。近代以降ならそりゃ当然だろ。フランス革命1789年と明治維新1868年の差が今更どれほど重要だとあんたが思ってるのかは知らんが(明治維新は不完全な革命とかいうなよ。そんなこと言えばロベスピエールとかナポレオンってのはどうなるんだ)。ただその意味で言うなら欧米であってもドイツなんかは後進国なんであって、あんたが言ってるのは「イギリスとフランス」の話でしかない。「欧米」ではないぞ。
君の言うステータスシンボルのような意味での「役に立つ」自体を俺は批判し否定してるんだよ。まやかしだってな。で、撤回したんじゃなかったか? やっぱ食いさがってんじゃんww
ほら、君は「??だとすれば」という仮定が読めないんだよね。背理法とか理解できてないんじゃないの?出来の悪い中学生とかで、「もし√2=p/qと既約分数で書けたとするとpもqも偶数になるが」とかいうと、「pもqも偶数なわけないだろ!」とか言って聞かないガキがいるよね。
あとさあ、まやかしはまやかしで構わないけど、そういう意味なら俺は英語の「役に立つ」もまやかしだと思うがねえ。
とりあえず、「まやかし」と「役に立つ」をあんたはどういう基準で使い分けてるのか明示してくれ。でないと話にならん。
えーと、そういう主張をしたいのならまずソースよろ。
はあ?何のソースだよ。俺は君の主張を自然に演繹しただけであって、敢えて言うならソースは君の発言だが。
東大卒は毎年数千人だ。それで、MIT卒は何人いるか知ってる?ハーバードは?プリンストンは?スタンフォードは?オックスフォードは?ケンブリッジは?
本当に新天地を切り開くようなエリートってのは、せいぜい数人程度だろ。その数人にどういう教育をするかと考えた場合、国内でまかなおうなどと無駄な縄張り意識を発揮するよりは、とりあえず世界トップレベルの大学に送り込めばいいんじゃないの、と。
天才信仰ですか。まあいいや。仮にそうだとしても、「年に数人」レベルの人間に「教育」なんておこがましいと思わんか。そんな人間はほっといても自分に最適な場所を探してくるし、そこが日本である可能性もあれば海外である可能性もある。
国を背負うほどのものでもない普通の東大生数百人のレベルをギリギリにチューンすることに金を使うよりは、普通の大学を出る普通の何万人のレベルを上げるほうが安上がりだし価値があるんじゃねえの、と。
誰も「普通の東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」なんて言ってないし、そもそも東大生の中で「教育制度がもっとよければ俺はもっと偉くなれた!」なんて言ってる奴は落ちこぼれだけだよ。だから「普通の東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」という発想自体がそもそも無意味。
いや、主流の座から滑り落ちたものを普通はスタンダードとは呼ばないだろう。そう言えるからには、後続のものがスタンダードを一つの目標に据えて設計されたとかそういう事情が必要だ。ちなみに釘をさしておくが、別にこの主張に固執するつもりはないから反論は不要。否定してくれてかまわん。
でも、コアの計算部分がライブラリに分離されちゃうケースが増えると、ますます低水準処理がどうこういう意味がなくなるような。
出来合いのライブラリを使ってない研究者だって沢山いるし、そもそも計算アルゴリズム自体に工夫をする人だっているわけでな。その辺は計算の規模と計算機リソースの兼ね合いと、あるいは本人が計算機を好きか嫌いかなんていう、実に卑近な事情によって決まってくる。それこそ情報工学の研究者であっても、俺が例に挙げたパターン認識や待ち行列の研究者の中には計算機の実践的側面なんかに興味がなく、Cを使ってアセンブラまがいのコードを書き、新しい言語なんて覚える暇があったらもっと他のことをするとかなんとか言ってる人だって一定の比率で存在する。おわかり?あんたの言ってる「情報工学」は「コンピュータ工学」でしかないことに気付いてほしいな、いい加減に。そこだけ理解してもらえればあとはどうでもいい。そうすれば、あんたが噛み付いてる点自体が枝葉末節だってことにも気付くだろうし。
前にも書いて綺麗に見ない振りされたけど、それ言語の選択と無関係だよね。
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元々の話覚えてるか?「低レベル寄りの言語を知識としてだけでも知らない人間に」云々という話だっただろう。どうも話が巧妙にずらされてる気がするんだが。たとえばいきなりJavaを覚えさせられた人間がそれがわかるとは到底思えない。ライブラリのソースを読めるレベルになってはじめてわかることだろう、それは。
C++の話も同様。敢えて「C++らしい」処理を書けば計算量はどんどん増えて、例えば行列をカプセル化して演算子をオーバーロードしてなんてことやってたら計算時間が倍ぐらいになってもおかしくはないだろう。一晩で終わる計算が翌日の昼までかかるということになったら作業効率には歴然たる差が出るぞ。