はてなキーワード: アフレコとは
Togetter - 「ニコニコの歌ってみたは『ハイエナに近い』とボカロPが発言。その発言への反応から見えてくる歌ってみた界隈の問題点」
http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/82444
Ohnuma Sound Lab. blog 年の瀬・歌い手・ボカロ界隈・これからの活動
http://komonodfkdfk.blog19.fc2.com/blog-entry-16.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/komonodfkdfk.blog19.fc2.com/blog-entry-16.html
Ohnuma Sound Lab. blog 【追記1】前回の日記についての補足・お詫び・コメント返信など
http://komonodfkdfk.blog19.fc2.com/blog-entry-17.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/komonodfkdfk.blog19.fc2.com/blog-entry-17.html
発言者である大福Pは著作権等法律の問題を主張しているわけではないので、今回の増田では法律面に関する発言は一切しない。
彼の主張は
ボーカロイドを用いて作曲したものをニコニコ動画に投稿している人の総称。立場上は作曲者
ニコニコ動画の一ジャンルを形成する、言ってしまえばカラオケを投稿したようなもの。立場上は演奏者。JASRACとの包括契約により、二次創作は認可されているため、歌ってみた界隈は著作権問題をある程度回避している。
投稿者が作品の中身を1ミリも知らない作品に初見で声をアフレコするというもの。立場上は演奏者であり、ミリしらをする人をミリしらーと呼ぶ。アニメや音楽などのアフレコに使われていたが、今ではもっぱら「歌ってみた(特にボカロ曲)」ジャンルで使われる。
分かる人は分かると思うが、「ミリしら」とは方便である。最低でも一度以上、作品を鑑賞することは間違いない。初見で声を音楽に合わせて入れるというのは並大抵の人間ができることではなく、事前に何度も聞き、メロディーラインの重なりを避け、コード進行に合わせた新しいメロディーラインを構築し、リズムにある程度合わせた歌詞の選出、推敲をしているのは疑いない。
元の曲の歌詞を変えたアレンジで、ミリしらよりは原曲に近い。(私の観測範囲内の話)主に「あにま」という歌い手がしているようである。
Togetterまとめからいくつか抜粋する。(大福P=dfk_ohnuma)
ピアプロで改変不可って書いてあった曲でミリしらやった馬鹿がいたのか。正直ミリしらなんて作詞・作曲者への冒涜だから無くなるべき風潮なんだよね。「おまえの歌詞・メロディなんてイラネ 曲の知名度だけもらってくわ」って事なんだから。ゴミ屑の発想。dfk_ohnuma
曲データでモラル低下というと、ミリしらとか新しい歌ってみたを新曲と言ってしまう等のマナーがなっていないという話のことですか?znc
来年はボカロと歌ってみたがきっちり区別されるようになるといいな。あと、界隈の人数が減ってもいいからもうちょっとまともな人の割合が増えるといいな。「ボカロが盛り上がるのは歌い手のおかげ!」とか言ってるような奴が全員死んだらいいな。dfk_ohnuma
これ以降ブログに主張が移る。
「改変不可」の曲でミリしらを行った人がいたという事実は問題外だが、ここでは割愛する。
要は「マナーがなってない」ということである。それを人数が多いことと結びつけ、質の向上を図るために界隈の人数が減ればいいのに、というなんとも大学生はバカが増えすぎたからFラン潰せよというどっかで聞いたことのあるような主張である。ただし、今回は「マナーが悪いやつ」という偏差値以上に曖昧な基準ではあるが。
話がそれるが、当然「マナー(が悪い|がなってない|を違反している)」というのは誤用である。マナーというのは言い換えれば主体的な配慮であり、それを他者に「守れよ」と押し付けるのは間違いである。この場合はルール(相互が有利になるような取り決め)が望ましい。
話を戻して、歌ってみた界隈の聞き手は、彼のブログから引用すれば
「ボカロが栄えているのは歌ってみたのおかげ!もっと歌い手に感謝するべき!」
「ボカロ曲は人が歌って初めて完成すると思っている」
などという主張をしているようである。こういう盲目な信徒というのはクローズドなコミュニティであればどこにでも沸いてくるウジのようなもので、潰しても潰してもキリがない。
彼らは「歌い手に感謝するべき」というように作曲者に敬意を求めていることがわかる。一方大福Pもマナーを求めていることからわかるように、これは「敬意が足りないvs敬意が足りない」という、宗教戦争である。
大福Pにとって、「敬意ある行動」とは、「歌ってみたりする場合、本当にいい歌詞、いいメロディだと思うなら、それを尊重するはず」というスタンスで、芸術的に見れば保守的な位置にあり、ミリしら、アナザーは作曲者を冒涜したもので「ハイエナシリーズ」にすればいいんじゃないの、というこのようだ。
先の都条例でも同様だが、創作者は「自由」の名のもとで表現をする。ここに留意する必要がある。
たとえ「そんな懐で大丈夫か」と金を積まれようと、「一番いい○○みたいな作品を頼む」と制限をつけられようと、すべての表現は常に解放されているのが原則。
「こんなの○○じゃない」とか「金積んだんだから俺の望むモノ作れよ」とかいう主張も、自由が担保されていなければできない旨の発言である。
一次創作物から二次創作物へは、原材料を加工し、加工物を作る工程に似ている。その二次創作から三次、n次と派生するケースもある。これらは基本的にもとの創作物のカタチを「ある一定」は保持しており、影響がないということはまずない。それは音楽、思想、文章、すべてにおいてで。
ニコニコ動画は視聴者、コメント、マイリストの数がつくため、価値が付加される。歌ってみたという二次創作から歌われた一次創作の動画が評価されるケースもままある(今回の火種の原因の一つ)
また、作曲者と演奏者、聞き手は持ちつ持たれつの間柄であり、どれが一番偉いというものではない。「作ってやってる」「見てやってる」「演奏してやってる」「ホールを貸してやってる」というのは他者を従属的に捉えた主体的な意見であり、それは表現、立場の優劣に寄与することもない。芸術とはそこに参加するすべての構成員に平等な立場を与え、すべてをフラットにする。指揮者は演奏団体を纏めるから、演奏家より偉いというわけではない。誤解されがちだが、経営者と労働者の関係がイーブンであるように、指揮者と演奏家もまた、イーブンな関係にある。そこに作曲者が加わっても、聴衆が加わっても、地主が加わっても、その関係は崩れない。
そして表現されたすべての芸術品も平等である。真贋を、洋の東西を、場を問わず。優劣を感じるのは、表現の埒外である。評論家が何かの作品を優劣付けて評定しようともだ。そしてすべての芸術家もまた、その優劣をつける本能に苦しめられるのである。大概、中身が薄い、質が低下したなどと主張する。
とにかく、一次創作と二次創作の間に、表現上の優劣はないということである。創作者の間でも、もちろんのこと。
ここで、敬意を払うということは、その作品を大事に扱う、ということとする。「大事に」とは、もとの表現者の意向に従う、ということにしよう。極めて主観的だが、敬意とはそういうものだ。
敬意を払うということは、それに肯定的な評価をくだす、正の価値があるということでもある。ありがたやありがたや、ということで、「有難み」というように、めったにないこと、価値の高い、ということである。
正の価値がある、大事に扱うということは、人間の所産であるが、芸術以前の行動である。価値、敬意というのは芸術に含まれない。それらはたとえ定量的に計られようと芸術に寄与することはない。「リスペクト」して創られようとその作品に敬意があるというのは「思い込み」である。
創作以前に、二次創作者は一次創作者の創作物を引用する。引用することに優劣はない。しかし、ここに敬意が入ると話が違ってくる。
敬意が入る場合、往々にして一次創作者>二次創作者という大小関係が生まれる。芸術では対等関係にあろうと、人間の間に序列が生まれる。創作物との間柄にもそれは用いられ、もっぱら二次創作者は立場が下になる。だから、芸術内でも引用したものは上になり、引用して創られたものは下と「見做される」
「配慮」は、自分の立場があなたより下だという意思表示である。あなたに敬意があります、という意思表示である。有難い機会ですということだ。
だから、「マナーを守れ」「配慮しろ」というのは「大事に扱え」というのと同義であり、大事に扱ったとしても、そう見えなければ「大事に扱ってない」と思われる。
そしてそれはけして守る必要がないものの、ときに強制されるものだ。
だからこそ、撤回こそしたものの、大福Pはいっとき「音痴」にまで言及し、「大事に扱ってない」という判断を下したのである。
だからこそ、今も「メロディーラインや歌詞を変えること」は「作品を大事にしていない=敬意を払ってない」という解釈をしているのだ。
推敲後、追加予定。
しかし、大福Pは表現の枠内に押しこみ、自分基準のマナーを創作物の中身まで相手に強いている。
品位ある行動は各人努めたいものだ。
http://anond.hatelabo.jp/20090721004027 から続く
(この後、大量の@返信)
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http://anond.hatelabo.jp/20090519230327
それを何となくプロデューサーに伝えて企画用資料を作る。この過程で何度も何度もあーでもないこーいうつもりでもないと言いながらもできあがる企画書は抽象的でなんとなくそれっぽい絵とどこかで見たような話に独自っぽい名前を付けてるだけのすっからかんなペラい物になる。本音を言うと「ポケモンのアニメを作る」と言われる方が楽だ。「作りたい本人が説明できない、今までにないような独自のアニメ」を作る事になると作画崩壊とか糞脚本とか以前に完成しない。
そのペラい企画書をもってスポンサー集め、スタッフ集めに行くがすんなりは決まらない。この間はいい感じだねって言ってたじゃんって展開も。そのまま下の制作進行にも同じ事を言われる。
決まらないがとりあえず作り始めてと脚本家と制作スタッフに投げられる。とりあえず仮タイトルくらいしか決まっていないので色々聞きながら作ってみる。もちろん面白いとかつまらない以前の内容になる。(素人ギャルゲーをアニメ絵で動くだけレベルとかなにかを、作画オタ受けが良い人を一人だけ拘束掛けてそれっぽくしてるとか)
制作が始まるとスポンサー(製作会社・音楽・版権管理・原作者)と制作会社の政治的なパワーバランスなどの都合により今まで作っていた何物かはゴミ箱に行くことに。でも「もう半分くらい脚本作ったんだから簡単にできるハズ」等と言われる。原作付きのギャルゲアニメだったハズが監督の個人的な思い入れの詰まった鬱アニメになったり。(極端だけど放送開始時期変更はザラ。あまり大きな問題はない。逆に放送開始日が決まってる方が制作工程は回りやすい)
プロデューサーはまた初めと同じように監督に内容を伺う。日を跨ぐと違うことを言うので出来るだけ素早く箇条書きにしてる。なかなかまとまらないがキャラデザイン・美術設定・色彩設定と3D班は作画ガイド用の何かを作り出す。何を作るかは分からないが何となくキャラ人数とか背景の枚数を妄想して分担表とかをつくってグロスに出せそうな作画会社や、背景美術会社・仕上げ会社に相談する。プロデューサー・制作デスクも仮想工数表を作る。
放っておくと大量の単発話数使い捨てキャラ、大量の新規デザイン・美術設定、大量の3Dとセル合わせのカット、仕上げの大変な塗りの主要キャラ、労力の割に効果があまりないような重い撮影処理、壮大な計画がブチ上がってくるので必死で止める。
(どう考えても無茶な物は例えばクラス30人の美少女が個別のメカに乗るとして。制服と私服とスーツのバリエーションをすべて違うキャラデザインを出すとそれだけで、90以上のデザイン。メカで30、変形分は随時出す。昼色・夜色・夕景で360の色彩設計が必要になる。もちろんサブキャラ・モブの分も作らなければならない。その後の作画・仕上げミス地獄を想像できていない。3Dが絡むと更に地獄)
資金集めとアニメフェアやコミケ合わせのPV制作で制作進行はこの段階で死にそうになっている。一応存在するスポンサーへの納品日が迫ってくると当然毎日徹夜してカット袋をフリーのアニメーターから回収していくのだが、なんど描き直しても「つまらない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「撮影まですると面白そうに見えないからキャラデザからやり直して」「声が気にくわないからインスピレーションが~」「やっぱこうの方がいい」「昨日いいこと思いついた」等の必殺技に返り討ちにされる。演出は反対のことを言う。原作者や版権持っている会社はこのあたりで勘づいて条件を大量につけ始める。ひどい上がりのカットを無理なスケジュールに呼んだ演出・作画監督に描いて直して貰っては頭を何度も下げに行く。プロデューサー・制作デスクの締め切りはもちろん守れられない。その分のしわ寄せは作画と以下続く3D・仕上げ・撮影がかぶることになる。毎日毎日その部門に目に隈を作ったデスクや制作進行が「間に合わなくて済みません」と謝っている。ただし3Dチーフや作画監督、色彩設定、撮影監督も怒らない。制作進行が遊んで遅れてる訳じゃないし。一緒に設定固めを手伝う。 動画はスケジュールも単価も悪くて国内は使えず、海外しか使えない。土壇場で半日電送を使って、注意事項を守らない動画検査・仕上げ検査や撮影が逃げ出したくなるような上がりがくる。その後に納品日が延びる。
(この部分は制作進行・デスクが優秀な場合に限る。要領悪い足を引っ張る進行の場合はフロア中に響く声で怒鳴られることは日常茶飯事。制作部屋の机の下に寝袋か汚い布団が置かれる。そしてたまに逃げ出す。)
何となくあがってきたデスクの工程スケジュール表を眺めながら作る。ただし細かいことは何にも書いてない。アフレコ・ダビング差し・納品日と一言だけ書かれているならましで、納品日の存在が伝えられていない事もザラ。その当りは必要そうな設定項目を主要メンバーにいつの間にかなってしまった作画監督や演出が洗い出してキャラデと美監と色彩設計と撮影監督が全体の空気を読んだ画面を構築して己のインスピレーションを信じて勝手にレンダリングをかける。編集日は決まってるのに監督が明日上がり見たいからと編集は休日に呼び出される。ラッシュでとりあえず作った物を見せると「俺の指示と違う」等と言われることが多い。指示なんかないのに。ただしこれがそのまま使われることも良くある。
無事にPVでスポンサーから予算がまあまあ出て(それでも1話数百万円分くらい)、本編制作に入る頃には設定がしっかり上がって……いない。絶対。時間だけが無情にもすぎるが未だ路線が定まらない。分からないところは逐一聞きながら作る。聞かないでも作る。運が悪いと何故聞かなかったと言われる。設定制作が原作側と監督の板挟みになってシリーズ途中で逃げ出す。キャラデはひたすらリテイクを食らう。総作監・演出はひたすら丁寧な説明をつけたリテイクを出す。監督は世界観と合わないとかこのキャラだけ浮いているとか。世界観なんて原作ゲームの説明書の2ページ辺りに描かれてる物語程度にしかなかったりするし。動画枚数が気が付くと増えている。動画と色指定の注意事項が破られている。大量のリテイクでサーバー容量が足りなくなる。納品終わった分からバックアップを取って容量を何とかしろ・TPやBGはサーバーに置くなと言われる。もうたっぷり圧縮してる。そして自前のPCにTPやBGを保存していた制作進行のPCが直前に壊れる。
放送開始日直前。1・2話の放送1週間前納品に間に合わない事が確定的になってからキャラの作画をとりあえず削ってみる。最初からそれはいらないと言い続けた場所を削るが監督は不満顔。最初から入れなければもっと早かったのにと毎度毎度言い続けてるが変わらない。リテイク期間は短くてもいいとか言い出す。それで前も大量のDVDリテイクを出しただろうに。予算がないからDVDリテイクすら無理だとまだ気づかない。やっぱりあそこが気に入らないから変えてとかこの期に及んで言う。作画は1カット当たり作業時間が割とコンテから推測してはっきりしているのでギリギリまでリテイクされる。検査はあがってきた素材を必死で見られる物に直す。「色が悪い。調整してないのか」とか言われる。その時間はお前が削ったんだ。撮影は頻繁なデータの差し替えをしながらテクニカルミスを潰していく。何度言ってもデータの差し替えはすぐ出来ると思われている。そろそろアフターエフェクト6.5はやめて欲しい。3Dもメモリが足りないので勝手に増やしている。作画に戻す時間がないリテイクは仕上げや撮影で無理矢理潰す。みんな死にそうな顔をしているが激太りもしてる。
…出来ればいい方で、話題にもならずアニメ雑誌には放映日が一覧リストで載るだけで、特集や記事で扱われることは全くなかったりする。ブログも更新が全くされない。
放映が始まって糞アニメと言われる。世間一般的に糞アニメは作画と脚本のせいにされて(やる気を出さなかったから、作画・脚本が適当に描いたと思われている)つまらなければ脚本家やシリーズ構成が批判される。(世間の(俺の)面白いと思っていることを理解できていない!とか)このために軸のぶれている監督や演出は上がってきた物が面白くないと感じると既にあがっているコンテ・脚本変更をガンガン入れてくる。たとえアフレコ終わってて、しゃべってる内容と演技がちぐはぐでも内容が悪くなければ叩かれるのは自分じゃないもんね。時間と金をもって来ないのにこれをする人が時間を無駄遣いさせる。動画検査、色彩設計や撮影監督は過度のリテイクを出したくないので無茶な変更が出ないよう出ないよう事前に釘を刺しに行きたがる。
終わった頃には人数が減っている。というか制作途中にがんがん減っていく。
これは夢の話ですよ。
いいですね?
数年前、自分も似たような事あったなーと思い出し書き。
でも、厳密にはマルチ商法に関することではなく、
どちらかというと声優になりたい人の夢を粉々に砕くかも知れない話。
ちなみに自分が通っていた学校はスケジュールの変更がままあり、
勿論、仕事とかじゃない。
先生方が生徒達に演技に触れる機会を増やして下さっていただけ。
ただ、突発的な招集も多かった為、バイトは転々とせざるを得なかった。
だから実家から通っている人はともかく、自分のような上京組はいつも生活が逼迫していた。
(もくもくとキャベツだけ齧っていたような時期もあったし、嫌だけど水商売もした。
こっち(芝居)に没頭出来るようにちょっとお金貯めて来る!って言って自衛隊入る人もいた)
脱落者の多くは貧乏に耐えられず、だった。
でも大概はそんなこと言ってくれない。
「プロダクション付きではないけど、そこに上がれる可能性があるクラスに入ろう」
と言われたら、そこから先は見極めが肝心。
人によっては、ただお金を搾り取られるだけに終る。
お金を出すだけ出して、いずれ「あんなこともあったな」みたいな若気の至りになる。
自分の可能性とやらに縋ってしまって抜け出せない人が一番キツい。
私もお世話になった学校にこんなこと言いたくないけれど、
あのシステムは『余程惜しい位置に居る生徒』以外を、飼い殺ししている状態に近い。
2〜3年経っても芽が出ない人間は、基本的にその学校で続けていても何も変わらない。
ほぼ無為に時間を過ごすだけだ。
寧ろ、その学校はあわなかったんだと思って、別の学校に移る方がまだ賢明。
環境が変われば、色々見えてくるものも違うし、
学校の目的が、真の役者の育成であっても、単なるお金儲けの為であっても、
基本的には学校だってお金がなければ経営は出来ないし、実績も残したい。
だから懐に入った生徒は基本的に『逃がさない』。
デビューした生徒の経歴は乗せても、毎年何人の生徒が入学して来て、
そこからどれだけの人間が脱落していってるかなんて事は、パンフレットには書かない。
落ちこぼれのはずの生徒を『卒業』させないで、『経過観察』状態にするのは、
果たしてその学校が『寛容だから』か?
その規模が数人なら、私もそう思えたかも知れない。
でも、そのクラスはどんどん規模を拡大していった。
新しいクラスがどんどん増設されていった。
才能の芽が出るまで『待ってくれる』その姿勢は優しいのかも知れないけれど、
自分の実力さえ見極められない未熟者達に、その優しさはどうだろう。
毎年芸能人になるために上京してくる人は数万人に及ぶらしい。
最近は声優人気が凄いらしいから、その内の何割かは声優志望なんだろう。
そのうちデビューして、後まで残れる人なんて、ひとつかみどころじゃない。
ひとつまみだ。
しかもそのひとつまみでさえ、大半は子役経験があったり、親が芸能関係の仕事に就いてたりする。
何の用意もなく、その身一つで成り上がるのはとんでもなく大変なことなのだ。
ネット声優だのなんだのでちやほやされている人も、冷や水を浴びせられるだけだから、
どれだけ自分がしょぼいものしか表現出来ないか。
声優業界はそんなプロでさえ、二足のわらじを履いていないと役者業のみで生計を立てることは難しい。
「声で演技してる時以外はどっかのファミレスで皿でも洗ってろ」って言ってるようなもん。
でも、それでも応募者は来るんだよね。毎年。山のように。
と、つらつら書いたけど、こんなもんはまぁ普通なのだ。
マッチョ理論はあんま好きじゃないけど、実際これくらい乗り切れなきゃ芸能界とか無理無理。
精神的にも体力的にもタフにはなる。
実際へなちょこだった自分も腕立て腹筋背筋200は普通に出来るようになった。
悪いことばっかじゃない。ていうかかなりの糧にはなるから、私的には良い経験になった。
ただお勧めはしない。絶対に。生半可な覚悟では絶対にやらない方が良い。
私は健全なドロップアウトが出来たけど、酷いやめ方をしていく人も多い。
精神を病んだり、学校内で多角関係になって修羅場になったり、講師と寝て妊娠したり。
あと、変な宗教にハマったり?
私が居た学校は上下関係も割と厳しく、先輩には基本的に絶対服従的な感じだった。
ただ、私は上の人間に媚びへつらうのが大っっっっっ嫌いなので、基本的に演技に関する質問以外、
プライベートには一切立ち入らなかったし、立ち入らせなかった。
同期生は数人が妙な補正下着を販売するサークルに加入させられていた。
補正下着(数十万)を買うだけなのに、何故か会合に参加して親睦を深めなければならないらしい。
私はその話を聞いた瞬間「うっさんくせー」と呟いていた。
いや、だってそれが正常な反応でしょ。
でも、その子は「私だっておかしいとは思うよ、だからあんまり会合には参加したくないんだけど」
と言いながらも、「でもこの下着履いて、少しだけだけど体型変わったんだよ!」と力説。
ごめん、私にはどこがどう変わったのやら。そんな感じ。
本人的には大進歩だったんかも知れない。でも他人の目に映らない効果って、意味有るの?
だったらそんな高いのじゃなくても、他のでも、それなりの効果はあったんじゃないの?
そう聞いたら、黙り込んだ。
「あ、だめだこれは」と直感的に思った。
彼女は「自分はまだ深みにはまり込んでない」と思ってるけど、ずぶっずぶにハマってる。
「やめなよ、そんなの」
そう言ったら
「やめられないよ、だって先輩に誘われたんだもん」
「忙しいとか、大した効果が得られなかったとか理由付けて、会合に参加しなきゃ良いでしょ。
下着はもう既にお金払ったんだから文句は無いはずじゃない」
「それはそうなんだけど……」
途中から私はその補正下着を売りつけた相手より、ハッキリしないその子の態度に苛つき始めた。
(若かったので、と思いたい)
「あのさ、そんな風にハッキリしないから補正下着なんて売りつけられるんだよ。
それで満足してるんなら良いけどさ、不満に思ってることがあるんなら先輩相手だろうがちゃんと言いなよ」
「そりゃ○○ちゃんはそうできるだろうけど…、先輩に悪印象持たれるの怖いし」
そうなんだ。芸能界って。声優業界って、狭いんだよね。んで、すごい年功序列。(勿論デビューの年数だけど)
これから『デビュー』を目論んでる人は、悪い噂とか広められるの怖いもんね。
ちなみに学校辞めてどっか別の場所に行ったら、それが元の学校でどんだけパッとしなかった人でも
大概元居た所を突き止められるんだ。
(たまに養成所歴長いのが恥ずかしくて履歴書に書かない人も居るらしいけど、いずれバレる)
でもさ、先輩って言っても相手もヒヨッコなんだよ?
ヒヨッコがヒヨッコ相手に威張り散らしてるようなもんでしょ?
格の違いを感じる程の相手ならまだ解るよ。萎縮もするよ。
今後の長い芸能生活(をするつもりがあるんなら)ずっと先輩の言うなりになるのかと。
この補正下着買ってた子は総じて先輩と仲良かったか、気が弱い感じの子だった。
別に本人が幸せなら良いんだけどさ。
上下関係持ち出すのは本当に卑怯。
私はこの頃もう既に学校を辞めていたけど、どうも私達より後の代の子にも売られていたらしい。
断れないのが解ってるから、本当にタチ悪い。辞めてよかったと心底思った。
そしたら「なんだかすごいパワーが貰える宝石」ってのを、やや興奮気味で語られた。
若干引きながらも、まぁ悪い子じゃなかったのでとりあえず話を聞いてみた。
「宗教なの?」
「違うよ! そんな怪しいのじゃない!!」
といいながら、会長(というか教祖? ここら辺の単語は忘れた※1)の事を語りだした。
そして飛び出したこの言葉。
( ゚д゚)ポカーン
え、ちょ、あの、何言ってるんですか。
「私達は末端の兵士みたいなもので、今の政府なんていずれ消えるから!!」
ついてけません。
よし、私の知ってたあの子はいない。
目を爛々と輝かせ、自国の未来と偉大なる教祖様の語りに入った彼女の横で、
「目を覚まさせようなんて考えるだけ無駄だな」
そう思って過去の友にグッバイした。
薄情と言うなら言えばいい。
あいつらの都合に合わせてたらこっちの身が持たん。
ちなみにその子を勧誘してたのは同じ学校の先輩。
その人は「その宝石のおかげで演技力が向上した」と話を持ちかけたらしい。
確かにその頃、その先輩は学校でももてはやされてたけどね。
ついでに「自分の実力だ」って言えねえのかよ。だっせえ。
その後、携帯に久し振りに電話が掛かって来たと思ったら、やっぱり元同期の宗教勧誘だった。
「今後その話持ちかけたら金輪際お前には会わないし、携帯も着信拒否する」
そう言って切った。
某宗教くらい大きくなるともうどうしようもない。
あれは『雇う側』にもかなりの数居るから。
日本中そこらに需要に対しての供給を生めるシステムが確立してるから。
あそこの会員であるだけで、実際色々優遇はされる部分がある訳で。
まぁそれでも実力無きゃいずれ(というか即?)干されるんだろうけど。
ちなみに一時期枕営業がどうのって話もありましたけど、そんなのしょっちゅう聞いたよ。
講師ですら生徒食ってるんだしね。
断固拒否出来る強い精神を持つか、長いものに巻かれるか。
どっちも選べない人は芸能人なんて目指さない方が良い。
あーちなみに、本当に健全で真っ当な所もあるのでこれが全てだとは思わないように。
『まとも』な所に行きたいなら、下調べか見学くらいは当たり前ですね。
ワークショップなんかがあったら参加してみると良い。
割と雰囲気は掴めるはず。
繰り返すけど、お勧めはしない。人によっては時間を無駄にするだけ。
なんか書いてるうちに自分でも何が言いたいんだかよく分からなくなった。
追記===================================
※1 ブコメ見て思い出しましたが、『軍帥』でした。
そうそう、その強烈な称号に「ねーわ」と思ったんだ。
プレスコといえば、ギャグマンガ日和もそうだよね。だから言い合ってるシーンとか台詞がかぶさってる演出とかきちんと成立してていちいち面白い。実験的な意欲作で人気もあるという点で、ギャグマンガ日和最強だなって思った。
アフレコでかぶせる演出を実現しようとすると,いろいろ制約がありそうな気はするなあ。
セリフにセリフが被る演出ってほとんど見たことがいないんだけど
何でやらないの?やれないの?伝統?
エヴァンゲリオンの発令所のシーンで、ゲンドウのセリフの後ろでオペレーターの声が聞こえる、みたいに全く関係ないセリフがバックに流ることは少なくありませんが、確かに、相手を遮るような形でセリフを重ねて言い合いをするような演出は、あまり見られません。
これは、海外ドラマなどではよくある演出なのですが、日本人の国民性なのかなんなのか、どうも台本にしてしまうと相手の発言が終わるのを、行儀よくまっているようなやり取りが多い気がします。
最近の作品では、海外ドラマの演出を意識して作られているGONZOの『RED GARDEN』で、4人のヒロインが好き勝手に喋ったり、言い争ったりとセリフが交錯する演習が取り入れられていました。絵にセリフをあわせるアフレコではなく、セリフを先に収録するプレスコという方式で制作されたこのアニメは、ヒット作とはいえませんが、演出の可能性を提示した隠れた意欲作といえるでしょう。
続編となるOVA『デッドガールズ』もでているので、興味がある方はぜひ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.gainax.co.jp/company/akai.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/964372.html
俺思うに、辞める決め手になったのは
>いずれも視聴者全般を侮辱したり、2ちゃんねる掲示板そのものを貶める意図はありませんでしたが、結果として多くの方に不快な思いをさせ、心を傷つけた事実は重く、弁解の余地はありません。
こっちじゃなくて、
>また、mixi日記が会員制とはいえweb上に公開されているメディアであるという意識が欠如していました。この点も軽率であるとの誹りを免れません。
こっちなんじゃないかと思うよ。
一昨日あたりにも指摘していたエントリがあったように思うけど、「作品の新情報をいつメディア上で発表するか」ということに関してどこの会社もすごくナイーブになっている昨今の状況で、第一クール終了後のストーリー展開の大仕掛けを仄めかすような日記や、そこで登場する新キャラクターの声優(イニシャル表記だったけど、ガイナックスのファンならすぐ予想がつく)をバラすようなことを全体公開の日記で書いている、っていうのは、取締役としてはまずいでしょう。エントリ中に「グレンラガン」ってモロに名前を出してしまっているから、検索にも引っ掛かる日記だしね。
加えて、アフレコ現場に和服姿の件の女性社員を連れてった、とかいう公私混同な振る舞いが日記の記載に多々あったのもまずい気が。これは完全に下衆の勘繰りだけど、多分、今回のトラブル以前から女性社員と赤井さんの付き合いに関しては社内で問題になってたんじゃないかな。いい機会だ、とばかりに今回表面化させただけで。内輪感が強い会社だと、役員のお気に入り社員を巡る社内トラブルってよくある話だもの。
つまり何が言いたいかというと、企業の情報セキュリティ問題で辞任させられたのであって、ネット言論の鎮火のために会社が動いた、とはけして言えないんじゃないのか、ということ。識者のひとが「2ちゃんにそこまで敏感にならなくても」とかいうレスをしているのはちょっとポイントがずれてませんか、と。憶測ばかりで書いているんで強くはいえませんけどね。
何に引いたって、明らかにメンヘくさいレイヤーおねーちゃんが制作進行やってて、取締役のおっさんがそのおねーちゃんを無意味にアフレコに連れてくくらいメロメロになってて、そんでうっかり「全体に公開」設定になってる(←ここ重要)そのおねーちゃんのmixi日記のコメント欄で口滑らして暴言しちゃってて、それがバレたついでに、取締役のおっさんがうかつにも全体に公開になってる自分の日記でまだマスメディアにも公式サイトにも出ていないストーリーの先の展開をポロっと漏らしてるのが発掘されて、それがこの騒動を期にネットで晒されまくっているっていう事実に引いたわ。リスクヘッジの概念なしか。アニメ会社ってどこもこんなんなのか?