はてなキーワード: アイスコーヒーとは
僕は、普段は乗らないバスに乗っていた。
今日は午前中病院に行っていて、午後訪問予定の客先へと向かっていたのだ。
電車もあるがこっちのほうが早く着きそうだし、何よりも今日は暑い。
バスの乗客はまばら。平日の昼間なんてこんなもんか。
思ったよりスムーズにバスは進んでいるので、駅前のドトールでアイスコーヒーを飲む時間も取れそうだ。
そして、乗り込むなり、妙に通る声でこう言った。
「私はペースメーカーを埋め込んでいます。ここから○○まで乗るので、その間皆さんお持ちの携帯電話の電源を切ってください。運転手さんアナウンスをお願いします。」
そして、爺さんは、乗車口のすぐ横にある優先席に陣取った。
僕は一瞬何が起きたかわからなかったが、聞こえてきた爺さんの大声ですぐに状況を把握することになる。
「前から2番目のあんた、携帯電話の電源を切りなさいと言ってるだろうが!」
サラリーマン風の男がiPhoneをいじりながら冷静に言い返す。
爺さんも間髪入れず言い返す。
「あんたはドクターか。なんで影響ないって言い切れるんだ!」
サラリーマン風の男は無視。
「ペースメーカーを埋めこまれたお客さまがいらっしゃいますので、携帯電話の電源はお切り頂きますようお客さまにお願い申し上げます。発車致します。」
あの爺さんは、毎日のようにこのバスに乗っては、全員に携帯電話の電源を切らせ、運転手にアナウンスをさせているのだろうか?
僕は、医者から将来的にICD(埋め込み式除細動器)を埋込むことになる可能性が高いと言われている。
ICDは、AEDの埋込みバージョンで、日々の注意事項もペースメーカーと同じ扱いだ。
バスの後ろの方の席から、爺さんの方をぼーっと見ていたら、僕はICDを埋め込むことがだんだん怖くなってきた。
初めて病気の事を医者に言われたときには、かなりショックを受けたのだけれど、生活にどんな影響が出るのかを自分なりにかなり調べた結果、いつか来る日を運命と捉え、前向きに受け止めることにしたのだ。
でも、あの爺さんのような人たちが、実は世の中には山ほどいて、毎日のように周囲に過剰な対応を主張し続けているのだとしたら・・・
僕がICDを埋め込む頃には、ICDを埋め込んでいることを人には言えず、肩身の狭い不自由な思いで生活しなくてはいけない世の中になってしまっているのではないか・・・
もう降りるバス停だ。僕は席を立った。
爺さんの体は傾き、床から天井まで伸びた手すり棒についている非接触ICカードリーダーにもたれかかっている。すっかり寝てしまったようだ。
ペースメーカー利用者は、非接触ICカードリーダーから15センチメートル離れていないと、誤動作の危険がある。
僕はすこしニヤつきながらバスを降りた。
登場人物
A男(俺の後輩)
B子(派遣事務員)
C太(B子の関係者)
これまで女っ気ゼロだったうちの職場に新しくB子という派遣事務員が入った。
B子は大人しい子で、髪も染めていないし、化粧もファンデーションをうっすら、服は機能性重視。黙々と仕事をこなす。
まあ決して美人ではないが、あたりのやわらかい感じで、脂の抜けたおっさんが「息子の嫁にしたい」ってタイプ。
A「B子って絶対処女ですよね!」
俺「なんで言い切れるんだ。本人に聞いたのか?」
A「それがなんか誤魔化されちゃってー」
俺「聞いたのか!?」
A「いやいやさすがにズバリ「処女なの?」とは聞いてないですよ。彼氏いるかどうか聞いたらいないって言ったから」
俺「『今は』いないだけかもしれんがな」
A「いやーあれは絶対彼氏いない暦=年齢ですって!」
A男はB子がお気に召したらしく、隣の席に配置されたB子に事あるごとに話しかけていた。
データ入力中だろうが書類整理中だろうがお構いなし。
B子がちょっと困ってる感じだったので、俺は「仕事中に話しかけると気が散るだろうから控えろ」と釘を刺した。
だが「隣の机に女の子が座ってるなんて、中学以来なんですよねーなんか舞い上がっちゃってー」
と浮かれるA男の耳には右から左だった。ちなみにA男は、本人いわく素人童貞。
数日後、俺とA男が出先から会社に戻ったら、ちょうどB子が携帯電話で電話しながら帰っていくところだった。
お互いに「お疲れ様」とすれ違ったんだが、隣のA男が突然「ハァ!?」と素っ頓狂な声を出した。
俺「いきなりどうした?」
A「B子、今「C太」って言いましたよ!」
俺「C太?お前の知り合い?」
A「違いますよ!電話の相手、男ですよ!この前は彼氏いないって言ったのに!」
俺「昨日から付き合い始めたんじゃないのか」(笑い話っぽく)
A「タメ口でしゃべってたし!」
俺「そりゃお前、いくらB子でもプライベートまで敬語はナシだろうよ」
次の日、A男のB子への態度がころりと変わった。
B子に対してだけ不機嫌そうな口調。
B子が「皆さんご自由にどうぞ」と自腹で冷蔵庫に常備しているアイスコーヒーを飲んでマズイと文句をつける。
冷房に弱いらしいB子がカーディガンを羽織って寒そうにしているのにさらに温度を下げる。
俺はこの猛暑の中外で働いてるのに、B子は一日中冷房の効いた部屋にいれていいよねーと嫌味を言う。
B子はなんでもないような顔をしていたが、俺や同僚が見かねて昼食の席でちょっとキツめに注意した。
A男は「えー俺そんな態度悪かったですか?B子さんに悪いことしちゃったなー」とはぐらかし、午後からはまあ普通の態度に戻った。
そしたらその日の夕方、噂のC太がB子を迎えに来ていた。
またしてもB子と入れ替わりで会社に戻ってきた俺とA男がばっちり目撃。
C太はB子と同い年ぐらいで、思わずまじまじ眺めてしまった俺にぺこりと会釈してくれた。
B子が出て来るとニコニコしながら手を振って、B子もC太を見つけて嬉しそうに駆け寄った。
そしたらA男が二人を指差していきなり大笑いし始めた。
A「ちょ、自転車ってwwwいい年して自転車でお迎えってwww
ていうかこんな時間(五時)に迎えに来れるなんて、彼氏ひょっとしてニート?www」
C太が不愉快そうな顔をしたのでいい加減怒鳴りつけて黙らせるべきか、と俺が息を吸い込んだところで、
B子がC太の後ろに座って、ぎゅーっと背中にしがみついた。
B子「ねえC太ーおなかすいたよー早くご飯いこうよー」
C太「ん、そっすねー。そんじゃ、俺らこれで失礼しまーす」
B子「俺男さんA男さん、どうもお疲れ様でした」
C太「さーて今日はガンガン飲んでイヤなことふっとばしましょー」
B子「そうしましょー」
B子達は『耳をすませば』みたいに仲良く二人乗りして去って行った。
悔しそうに何度も舌打ちを繰り返すA男の肩を叩き、牛丼をおごってやった。
次の日からA男はB子と必要最低限の会話しかしなくなったが、勤務時間中のオフィスではそれが当然だし、
B子もその方が気が楽そうだったので放置中。
C太といちゃつくB子を見て「あーこりゃヤってるわ」と一気に冷めたらしい。
ちなみにB子にこっそり「あのC太って彼氏なの?」と聞いたら「いえ、弟です」だとさ。
もうスグ38歳。
旦那と子供が2人。
私の1日のスケジュール。
6:00起床
7:10PCの椅子に座り15分寝る
7:25子供を送り出す
8:00コーヒー飲みながら掃除、洗濯、夕方16:00にご飯が炊けるようにセット
9:30旦那を起こす
10:15旦那と一緒に事務所に出社
18:00夕食の為家に戻る。旦那、サカつくで遊びながら夕食を待つ。私は夕食作り。
18:40夕食出来上がり。みんなで食べる。
17:00私一人で洗い物
17:15再び旦那と一緒に事務所へ行く
24:00旦那と自宅へ帰る
24:15夜食
2:00就寝
旦那まったく家事をせず。
子供は一緒に住んでるお義母さんが面倒を見てるくれてる。
このリズムの生活を1年半してる。
いつもギリギリの生活。
《にゃあにゃあ》
猫澤洋介さんは瓦版「にゃん厨放浪記」(02年02月02日)で、液体窒素は「ピンピンに冷えている」なのか「ギシギシに冷えている」なのか、どっちが正しいかを論じておられたが、私も液体窒素は「ギシギシ」と表現しても良いとは思っている。
だが、表現法はともかく、液体窒素があれば一瞬にして人体が凍ってしまうようなものだと、コミックなどでは表現されていたりするが、あれは本当なのだろうか。希にバナナで釘を打ったり、本当にごくごく希にきのこで釘を打つような輩までいるが、彼らにちょっときいてみたいものである。
そもそも液体窒素は恐ろしく冷たいはずなのに、なぜ常温で保存できるのだろうか。気体にならなければおかしいのである。これはなんらかの陰謀であると考えている。
だからというわけでもないが、猫澤洋介さんが瓦版で、「液体窒素をつかえば冷蔵庫にビールを入れ忘れたときにも簡単に冷やす事が出来るが、アレで冷やしてもあんまし良い事ないんだよねぇ」(02年02月02日)と書いておられたが、それはもしかしたら、冷やしすぎているからでないか。
日本のビールは、冷やさなければうまくないように製造している。しかし冷たすぎれば良いというものでもなく、凍ってしまえば飲み物では無くなってしまう。コクだの喉ごしという次元の話ではないのである。
やはり液体でないとコクというか味は感じられないはずである。
コーヒーも同じくで、アイスコーヒーはアイスだから良くないのである、コールドコーヒーあたりがちょうど良いのではないか。勿論、私はアイスコーヒーなどと言う軟弱な冷たい飲み物は飲んだ事があるはずもなく、妄想にすぎないのだが。
結局、何がいいたいのかというと、あんまり飲み物は冷やすものじゃあないと言いたいのである。例えば、冷たいビールを一気に飲むのは爽快感があって良いが、グラスに残ったビールをしばらくしてから飲むと、逆にビールの味は良く感じられるようになる。
誤解してもらいたくないのは、よく感じられた味は別に美味しいというわけではない。日本のビールは冷たくて美味しく感じられるように作られているからだ。
だから、ゆっくり飲めば美味しくないので、すばやく飲む事が要求されるのである。素早く飲んでしまう事で、満足感が得られない為、どんどん次のビールを注文してしまう事になる。それは大手ビールメイカアの陰謀ではないだろうか。
軟弱な日本の若者はそのような陰謀に気がつかず、ビールを慌てて飲んでしまう事になるが、私のような達人ともなれば、大型冷蔵庫の中でビールを飲むから大丈夫なのである。しかし、次の日には色々と不便があるため、最近はあまりビールを飲む機会が無いのが残念である。
「我が流派のサイコ」は普段から液体窒素を持ち歩き、ビールギシギシに冷やして飲むという。見習いたいものである。
ところで、ビールの由来はご存じだろうか。ビールとは、漢字で微異留と書く。つまり、微生物による異化作用、つまり発酵を行い、製造したものである事を示している。我が国独自の技術である事がこれによりわかろう。
ところが、この技術を盗んだ外国では、異を煎ると勘違いし、暖かい状態で飲む風習が広まったという。その後発祥の地で在る事は忘れ去られ、ビールは異国で洗練されていったのだという。これがビールの歴史であるが、長い歴史を経て暖かい状態で飲むものとして完成されたのである。
最近、私はほとんどアルコールは飲まなくなった。だいぶ前、冷えたビールを立て続けに500mlのビールを10缶飲んだ翌朝、ふと感じた事があった。それは何かというと、ハテ、私は10缶もビールを飲んだのかしら?というものだ。確かに目の前には空になった缶が転がっている。しかし、途中からの記憶がはっきりしないのである。
その後も友人達と冷たいビールをがぶ飲みしたあとは、何となく記憶が曖昧になって、翌朝素っ裸で自宅の玄関前に転がっていたりするのだ。ところが、燗にした日本酒やショーチューのお湯割りなどをちびちびやった次の日には記憶がしっかりしているのである。
ようするに、冷たいビールをガブガブ飲ませ、意識を失わせてその間に何らかの情報を引き出そうというものである。いつだったかテレビでやっていたキャトルミューテレイションとやらと同類であろう。キャトルがなんなのかは定かではないが。
他にもこういう事があった。私は九官鳥を飼っていて、名前は灸ちゃんと呼ぶのだが、毎晩酒を飲んでいた頃は、どうしても相手をしてやれなかった。そのせいか、灸ちゃんは声を掛けても応答してくれないばかりか、ぷいと、後ろを向いてしまう有様であった。さすがの私も、これではいけないと思い、九官鳥に向かい合う日を意識的にもうける事にしたのだ。世間で言われている、『キュウカンビ』というものである。最近の私は月に一度程度のお酒にしているが、その甲斐あってか、灸ちゃんとは会話の成り立つほど意思疎通が行えるようになったのだ。
つまりは、冷たいビールをあまり飲み過ぎるな、と言う事である。さらに、お酒全般についても『キューカンビ』を設けるなど工夫が必要なのである。
これが、小便法の離論から導き出された紛れもない事実なのである。
ヒーターの電源をONにして、ベッドの上で藤子不二雄の「まんが道」を読む。手を伸ばせば届く場所にはパイの実とアイスコーヒーがある。今日中に8巻までは読む。時間はいくらでもある。昼まで漫画を読み続けて、それから好きなだけ寝るつもりだ。
先月会社を辞めた。上司が体育会系でパワハラが辛かったとか、細かいことをねちねちと言われたとか、残業代が付かなかったとか、休みが全然なかったとか、理由を問われるといくらでも答えるが、本音を言うと「早起きして会社なんか、行きたくねえ。俺のペースでゆっくりさせろ」というところだ。
好きな時間に起き、本棚に並べられた、買ったは良いけれどなかなか読む時間がなかった本を読み始めたり、近くに定食を食べに行ったり、テレビを見たりする。晴れていて、かつ気分が良ければ自転車で浅草まで行ったりもする。なにはともあれ、時間の何もかもが好きに使えるっていうことは、良いことだ。
「空白期間が長いと再就職に不利だよ」だとか「何もすることがないのなら、TOEICの勉強でもしたら」だとか、うるさい奴らもいるけれど、俺はいま、この生活が最高で、それをずっと保っていたい。放って置いておくれやす。
新卒採用で入った会社を5ヶ月で辞めたから、失業保険はもらえない。12月のボーナスも貰えなかったから、貯金は50万しかない。その事を考えると、とたんにさっきの威勢がなくなる。
俺はこのままの暮らしをずっとやっていきたいのに、世界は俺の頭の中とは全然違う。俺の出したいスピードよりもずっと早い速度で世界は動いていく。俺みたいに速度に乗れなかった奴はどうすりゃいいんだろう。社会的立場、ゼロ。発言権、無し。
石原慎太郎とか田中康夫とか村上龍みたいな、時代の代弁者、新しい俺たちの代表、早く現れないかなあ。
俺みたいに考えている若者、いっぱいいるはずだ。目が覚めたら起きて、眠くなったら布団に入って、金が欲しい時だけチョッコっと働いて、だらーっと好きなことして。暇だから漫画や小説を書き始めたりするけれど、別に賞に応募するわけでもなく。編集者に見せに言って「商品にならない」なんて言われて嫌な思いするよりは、ミクシーでともだちだけに公開して。そんな風にぬるく生きていきたいんだってゆーの。
ニート支援だとか、フリーター対策だとか、馬鹿か。いちいち気にさわる。年寄りが自分の理解出来ない価値観に拒絶しているだけにしか見えない。俺からしてみたら、こんなに快適な生活はないのに。時代劇で一番のんきに見えるのは「ご隠居」だっていうことだ。刀を振り回して世直しなんて、苦労が多すぎてちょっと無理。
俺の父親は、朝5時に起きて、犬を散歩させ、朝ごはんを食べるとバスに乗って会社に行く生活をもう30年以上続けている。夜は8時くらいに帰宅して、夕飯を食べて、テレビを見てから11時半に就寝。木曜日だけは、会社の帰りにテニススクールに行くから帰りが遅くなる。
そんな生活のサイクルをずっと続けている父親が金を稼いできて、俺はそのお陰で大学を出た。一年間の留学まで体験させてくれた。俺はそんな父親に感謝しているし、深い愛も感じる。実家に帰り久しぶりに家族に会うと、犬がいて母がいて父がいて弟がいる。俺はごく自然に、この家族が好きだと思う。
それでも、俺には朝5時に起きて毎日同じ電車に乗って会社に行く生活は出来なかった。なんだってそんなキツイ思いをしなければならないのだ。それをしなくても、生きていけるのに。自分ひとりは。
今になっていう事で腹を立てたりしないでもらいたいけれど、子供の頃からさんざん言われていた「良い大学を出て良い会社に勤めるのだ」という主張を、俺らは、半ば冗談半分にしか聞いていなかった。俺たちが子供の頃に流れていたニュース。「良い会社」で何人もの人間がリストラに合っている光景や、良い会社がぶっ潰れた記者会見を、俺たちがまさか見ていなかったとでも思っているのだろうか。あるいは、見ていても理解出来ていないとでも…。そう簡単に騙されやしないよ。
「いま、人生いい感じだなあ」と思っている人間が一体どれくらいいるのだろうかと考えたときに、不思議な感覚に陥った。俺らの親の世代はわりとそういうことを思っているだろう。子が育ち、自分たちも労働からそろそろ開放されようとしている。これからは好きなことをして生きて行くことが出来る。
けれど、俺たちの世代の人間で「いい感じだ」思っている人間は殆どいない。そして、俺たちには「いい感じ」を待つためにこの先何十年も待とうという得体の知れない忍耐力は、ない。それは俺が俺の世代だからわかることだ。この先の長い年月をじっと待ったところで、俺たちが「いい感じ」になる可能性がひどく少ないと、いくらなんでも、もう誰だって分かっているのだ。会社に守られるなんていう幻想はまず真っ先になくなったし、日本がこの先強い国力を持って福祉が充実するなんてことも、どうしたら信じられるだろう。
一人ひとりが強く生き抜くことしか残されていないのだと思っていたら、今度は友愛だとかなんとか。振り回されるこっちの身にもなってもらいたい。もしお前が本当に「友愛」だとかなんとかいうのであれば、しっかりやれよ。いいか。しっかり友愛するんだよ。と叱咤激励したところで友愛は絶対に成立しないことが分かっているこの既視感。いい加減、俺たちはそういうやり方にうんざりしている。サバイバルでも友愛でもどっちでも良い。それは、俺たちが決める。というのが俺たちの世代の考えだけれど、そういうとまた「ゆとり」だのなんだのと年寄りに悪口を言われるのが関の山。そうなりゃ自然、家に引篭もりますって。家にひきこもって、時折バイトでもして、気楽に暮らします。
年寄りの悪口も、政治家の嘘も、もうどうでも良い。おまえらはおまえらでがんばれ、俺たちは、俺たちで各自ひきこもって勝手にやるよ。頭しぼって不老所得で気楽に暮らす。最高じゃないか。何が悪いのか全く分からない。いずれ沈没の船に乗り込んで一生懸命延命考えている奴らの気がしれん。ヒャッハ。
そのくせパクるんだよ
エスプレッソをシアトルコーヒーと呼び直してしらっとオリジナルな顔してるところからして図々しい。
カリフォルニアロールって何なんだろう。
エイブラハム・リンカーンの「人民の人民による人民のための政治」という文言すら他人のパクりでしょうに。
アメリカって、(いわゆる)ソフトパワー面の情報戦、心理戦が非常に巧みだと思う。
外に向かっては、自分たちの見せたい面しか発信しない。見せたくない面は蓋をしてしまう。
あきれるほどそれが徹底している。
内について言えば、アメリカは世界でもっとも自国民が上手にコントロールされている国ではないかと思う。
企業風に言えば「労務管理がしっかりしている」って言うんですか。
(まぁ、これも私が幻想を見ているだけかもしれませんが。)
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20090719/1247963394
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/KoshianX/20090719/1247963394
この文章読んで、妙な違和感というか疑問なんだけど
その同質性を求めていない国って、どこにあるの?
もしかしてアメリカとか言いたいの?
アメリカって、白人は白人で固まるし、それもさらにお前はXX系だとかで語ってるわけだが
どこの国のことなんだろう。
アメリカで話を進めるけど、アメリカで民族というものは厄介な物で、アメリカでは仕事の選択にすら影響してるんだが、そのへん知らない?
まぁ最近のIT系なんかだと、人種ごちゃ混ぜで若い業界だなって思う
でもそれって日本も同じ話だよね。俺の今働いているところとか外国人多いよ。IT系はみんなこんな感じじゃない?
なんか日本特殊論話す人って、世界を知らない人が多いよなぁって思う
単純な時代性を、こういう話をしたがる人はなぜか国単位で固有の物として語る。
なんで?
俺は顔が濃いからなのか、きみは日本人に見えないとか、いちいちうるさくてとにかく面倒だった
アメリカってまじで面倒。顔の違いはかならず突っ込まれる
ぜんぜんスルーしてくれない
そのへん日本人はゆるいなぁと思ったね。ああ縄文系?九州のひと?くらいでスルーしてくれるからありがたかった
てかそれが普通だとおもってたけど。
アイスコーヒーって今じゃアメリカ人も飲むんだけど、留学した当時はそんなことなくて
コーヒーに氷入れてる俺みて、ゲテモノ飲んでるみたいな感じの対応させられて、今でもトラウマ。
昔、日本人が生魚食ってキチガイ扱いされたらしいけど、こんな感じだったんだろうな
とか思ったね。
なんでも異文化を拒絶から入る。これが俺のアメリカ人のイメージ
そのくせパクるんだよ
スターバックスがパクったおかげでアメリカでもアイスコーヒー飲むようになった
いまじゃアイスコーヒーは米国の文化だとか抜かしやがる。缶コーヒーだって最近売り出してるんだぜ。調子よすぎだよあいつら
きみの周りの知的水準が低いと思うべきなんじゃないの?
偉そうに合格体験記でも書いてみようかと思います。知り合いにもはや受験生はいないのですが、d:id:lonlon2007:20090317が目に付いたので。
ぶっちゃけると受験勉強は「想像していたとおり楽。」でした。受験勉強を始める前は受験生ってのは寝てる時間と飯食ってる時間以外は全部勉強に当てて、たまに徹夜で勉強する!みたいな偏見は全く持ってなかったんですが、やっぱりそのとおりでした。むしろ10月までバイトしていたのがたたって出席日数が足りず授業のコマ数が増えたうえに出席日数を充たした他の生徒が次々と休み始めるために授業中に寝にくくなり、平均睡眠時間が減っていきました。(寝ないと動けないんですが・・・)
東大は天才じゃなくちゃ入れないっていうのは確実に嘘。「東大生」は学部生だけで約1万、ほぼ京大もほぼ同じ、わずか4〜5歳間に2万超もいる人たちを「天才」とは言わない。天才なら楽に入れるなら本当かも。
秀才が3年間こつこつ勉強して入れるっていうのは本当。「〜初めて入れる」は微妙。秀才でも凡人でも3年間もコツコツ勉強すれば入れるんではないでしょうか。本当に「コツコツ勉強」していれば。
「色んな人が色んなところにこうやれば受かる勉強法!みたいなのを書いていますが、個人個人で合った勉強法は違うので、色々な方法を試してみて、自分に合ったものをやるのが一番いい」というのは当然のことで、id:lonlon2007が長々書いてる中で唯一の真理。
id:lonlon2007を逐一もじるのは早くも飽きたので、というよりもそんなに長く書くこともないので簡潔に。
ちなみに残念ながら僕は、『苦手科目は世界史と日本史、得意科目は数学と化学と物理と地理』だったので「理1なら1ヶ月で受かるんだけどな、下手すりゃ今日にでも受かるかも」と思いながら勉強していました。
あと、基本的に家では喫煙を禁じられていたので、主にガストとジョナサンで勉強してました。当時(約10年前)のファミレスはせいぜいがホットコーヒーのみおかわり自由で、ジョナサンのアイスコーヒーおかわり自由とガストのドリンクバーには大変助けられました。あっ、嘘だ。一番勉強したのは学校。さっき書いた通り10月にバイトを止めてからは授業にかなり出るようになったので、授業科目を耳で聴き、別の科目の教科書を目で読み、2科目並行で勉強してました。あとはファミレスで数学や英語(主に英作文)の難問を広げ、頭の片隅でその回答を考えつつ苦手の世界史のテキストを読んでいました(たぶん後で書くけど教科書やノートよりも新書が多かった)。
風呂の中や通学電車の中で小説を読んでる時も、未だ解けていない難問や数日内で間違えた問題のことを完全忘却しているわけではないのですが、机の前以外では何か思いついても頭の中にメモるだけ。勉強しない時は勉強しないとメリハリをつけるようにしていました。ちなみに「机の前」には授業時間が含まれます。高校生は一日の半分近くを学校で机に向かっているわけだから、勉強時間は非常に長い。一部の(私立)進学校や特別選抜クラスのような環境でもなければ「授業のコマ数が減る」ことはないと思いう。嫌でも一日の半分近くが勉強時間。「寝てる時間と飯食ってる時間以外は全部勉強に当てて、たまに徹夜で勉強する!みたいな偏見」は授業時間を効率的に使えていない人が持つのではないかと思います(あとは生徒に自由時間を多く与える方針の学校の生徒)。そういう意味では「勉強効率」がポイントというのは同意できる。
うちの高校(某都立)では文化祭(とついでに体育祭)が一大行事としてありますが、殆どの人は夏季講習と文化祭の準備を両立させ文化祭が終わった9月頃から本格的な受験勉強を開始するようです。かく言う僕も文化祭が終わって(ちょっと学校側とイロイロあって)バイトを辞め、10月から受験に力を入れ始めました。今、気付いたんですがid:lonlon2007は「6月から」とのことなのでタイトルに偽りありで約半年、僕の方も10月からなのでタイトルに偽りありで約4ヶ月ですね。開始をもう1月遅らせておけば「四半期で受かった勉強法」とゴロ良くピッタリなタイトルにできたのに。
まず何をしていいか分からない!ということで過去問を解いてみました。いや、模擬試験を受けたかも。なにぶん10年前なので記憶が・・・。とりあえず法学部志望なのに受験敵性では明らかに理系向き。その分、周りが国公立を難しいという理由の一つである文系なのに理系科目(理系でも文系科目)、という関門はあっさり突破。選択授業も理系用の数学(と化学と物理)をとっていたので2次試験の数学もさほど難しいとは思いませんでした。
「まず」も何も、とにかく苦手の世界史だけやろう!ということでそれまでは小説に費やしていた読書時間を歴史系の新書に切り替えました。もともと古本屋めぐりは趣味だったので行動範囲の古本屋の50-100円コーナーで歴史系の文庫と新書を買い占め。2年半バイトしていたので他の高校生男子よりもお金を持ってはいました(うちの高校は縁遠かったけど世間では「ブルセラ」華やかなりし頃。女子高生は金を持ってた)。がそんなこととは関係なく、買い占めたと言ってもせいぜい100冊程度。私立や塾に通うことを考えれば微々たるものです。
いつどんな問題でも満点を取れる!と思わない科目を勉強する分には必ず点数の上昇につながるので、わざわざ『勉強のスケジュール』を組む必要はありません。数学は1日勉強しても1点分しか稼げないけど、英語は1日の勉強で2点稼げる、てなことが計算できるのなら『勉強のスケジュール』も有効かもしれません。しかし、そんな計算ができる人は自分の欠点が分析できているのだから、すぐに数学でも2点稼げるようになります。満点を取れない間は何をやっても点数に繋がるのだから『勉強のスケジュール』なんか不要。そもそも『勉強のスケジュール』を考えようと言う発想が今日の今日までありませんでした。夏休みの宿題@小学校で1日のスケジュールを考えろと言われた時以来の衝撃です。『勉強のスケジュール』は学校がバランス配分してくれた「時間割」で十分だと思います。
夏休みはバイトと文化祭だけだったので、休日の勉強について。休日はNHKで将棋を見てから昼食、最寄り駅周辺の古本屋を回ってからファミレスへ。(好きなのが将棋で幸い。これが囲碁だったら午後の大半がテレビでつぶれる。当時はネット中継がなかったのも幸便)本を1冊読んで(1〜2時間)から勉強。最低2時間はやろうと決めていて実際2時間くらいなら集中力は続きます。鉛筆ナメナメ英作文を推敲していると気付くと2時間なんてこともあって最低2時間の縛りは苦痛ではありませんでした。(学校じゃサボってると言ってもそれ以上やってるわけですし)
夏の「初の東大模試」は受けたような気がしてきました。模試の判定は最後までE判定だかF判定だったので「予備校の採点基準が間違ってる」と思ってました。私立であればともかく国公立の論述問題は大学教授を信用して、「間違ってはない」回答が書けていれば良しとしておきましょう。予備校の採点は予定された正解以外を大幅に減点する傾向があるように思います。英作文であれば日本語の1単語には4〜6音節の1単語の英語を対応させれば文句なしの正解で模試ではこれ以外は減点。実際にはそんな難しい単語を知らなくても中学校レベルの単語を組み合わせて意味が合っていれば大学教授は正解としてくれるようです(大学に入ったからといって採点基準を教えてもらえるわけじゃないけど、じゃなければ不合格だったはず)。
出席日数を充たした生徒が続々と授業に来なくなる。いやがおうにも授業中に寝れなくなる。友人も受験モードに突入で遊びの誘いも減る。悪循環?好循環?
センター対策は・・・必要なんでしょうか。東大・京大の2次試験を見据えていれば不要な気がします。敢えて言うなら文系の理科、理系の社会科でしょうか。僕の場合理科が得意科目だったので無視。
というわけでセンター試験対策としては過去問をやってみたくらいです。悪くても90点以上だったので、本番の集中力があれば大丈夫だろうとタカをくくる。それでも素材がたっぷりあるうえに冬休みは午前中の将棋(NHK)もない。勉強時間は比較的長かったように思います。午前に1〜2時間、昼飯を食って古本屋。別のファミレスで本を1〜2時間に勉強1〜2時間。僕の中では最初と最後の時間差だけとって「6時間もやった」と思っていました。
冬休みは学校に行かないので、毎日図書室で読んでたJapan Timesが読めなくなりました。かわりにテレビニュースを英語音声で聞くようにする。親と妹も「受験生」ということで不満は抑えてくれてたようです。
ちなみに過去問は時間を気にせずやっていました。調子が悪い時や面白い問題にであったときは1時間を超えることもあったと思います。過去問で高い点数を取ってもあまり意味がないので答えや力の確認ではなく、とにかく「どんな問題でも時間さえあれば解ける」という確信を持てるように。時間を気にしていないので早く解き終わった時も確認とかはしない。「できた!」と思った段階で答え合わせ、間違っていたら原因を考える。
とりあえずセンターの自己採点が大丈夫そうだったので、気が抜けました。本番でも緊張しないことが分かったのが収穫で相変わらず学校の授業に出る日々。得意で好きだった数学・理科はそろそろ休めます。教師との不仲が極限に達していた英語と国語は最後の最後まで授業です。
『東大の○○25ヶ年』シリーズって何?赤本と友人がやり終えた予備校のテキストと文庫と新書、あとは学校の教科書で勉強してました。友人から借りた予備校のテキストはザッと解いて印象に残った問題だけ書き写して返す。別にビンボーだったからじゃないですよ。公立・公立・都立ときて親にはあまり負担をかけてないし、大学も国立の予定だし、バイトもガッツリしてたし、参考書を買う程度で躊躇することはありません。『東大の○○25ヶ年』シリーズはたぶん僕の頃にはなかったんだと思います。
そんなこんなでさすがに学校も行かなくてすむようになり(都立とはいえ受験校なので他の生徒は来ないし、教師もそのつもりでいる)、時間ができたので予備校に潜り込むようになりました。友人は私立志望が多かったのと私立の方は全く自信がなかったので私立コースです。あと友人は理系にも多かったので理系の東大コースみたいのにもたまに行ってました。2ヶ月も真面目に勉強するとさすがに疲れ(飽き)たのか、この時期に大きく伸びた気はしません。予備校では、僕が無意識にやっていたことを言語化してもらった感が強く、それはそれで頭の整理ができました。有意義だったと思います。
ぶっちゃけ全科目やるって言っても、高校で一日授業を受けているようなものなのであんまり死ねませんでした。
得意で理系の授業をとっていたので苦労なし。解けない問題は絶対に回答を見ず、翌日へでも翌週へでも持ち越してひたすら考える。答え方を覚えるよりも、答えの見つけ方を思いつくことが重要だと思います。図形問題なら知ってる定理・公式を片っ端から引っ張り出してやみくもに補助線を引く。そんなことを繰り返してるうちに、問題を見ると求めている回答がわかるようになってきます。センター試験は余力で解けるので無視。
現代文は二三回本番形式で練習して、形式に慣れるくらいでいいと思います。現代文はみんな取れなくて差がつかないし、勉強すりゃ上がるっていうもんでもないので、比重は極めて低かった。漢字も常識の範囲内なので、よっぽど苦手な人でなければ悪くても1問間違えるくらいで済むでしょう。
加えて日頃読んでいた小説・随筆は役に立ったかな。乱読・雑読ですが古今東西ジャンルに捕らわれずに古本屋の投げ売りコーナーで目に留まった本を片っ端から読んでたので、過去問や模試でもたまに知っているテキストがありました。新刊でも買うような好きな作家は受験には向いていないようで、これも幸いでした。好きな作家のテキストが出ていたら「正解」ではなく「持論(自論)」を書いてしまうひねくれた者なので・・・
知っているから解ける、知らないと解けない、というわけではありませんが、抜粋されたテキストの前後や著者が分かることにデメリットはありません。「受験のため」としてはお勧めできませんが、今まで読書に費やした時間も「無駄ではない」程度の気休めに。
使った参考書・問題集:なし
暗記が苦手なので古文には多少手を焼きましたが、学校の授業で十分。むしろ暗記法があれば教えてもらいたいくらい。単語帳とかがいいんでしょうか。僕は単語帳を作るのが面倒だったので、とにかくテキストを繰り返し読んで単語の意味や用法を文脈から類推するように心がけました。おそらく全科目で一番教科書を使いました。和訳(現代語訳)では自然な日本語になるように心がけました。意味が分からないから曖昧に訳すのではなく、文理や言葉のかかりを強調する翻訳体をさらに自然な言葉に訳す感じです。英文和訳でも同じ。
センター試験対策。教科書と過去問で十分。感覚を忘れないように授業がなくても週に一度はやる。勉強期間が短いので過去問が枯渇する心配がない。
うちの高校では入学時点で日本史と地理の選択を迫られます。歴史の暗記(人名と年号)が大の苦手だったので深く考えずに地理を選びましたが、これが功奏。日本史と世界史、日本史と地理が無関係とは言いませんが、世界史(の特に近現代史)と地理は密接不可分。片方を勉強すればいやでも他方の学力もあがります。
比較的得意だった地理。これは教科書と一般教養(新聞と新書)で済ませました。とにかく視点を広くして、知らないことがあって当然、知らなければ考える。このとき世界史の知識や新聞・書籍で読んだ現代社会の知識が役立ちます。社会・政治は地理的条件や歴史的背景に帰結することが珍しくありませんから知らないことでも十分に推測がききます。
あとは地図を見ることかな。別に国名や地名を覚えようとする必要はなくて、国名や都市名とだいたいの位置が繋がればそれだけでたくさんの情報が得られます。内陸なのか平地なのか、頭の中で地形図や気候図とおおまかに重ねられればなお良し。世界でn番目に長い川の名前とかm番目に広い国土といったクイズ的な知識は不要。そこに川はあるのか、国土は山がちだが狭くはない、その程度で事足ります。
都市名と工業・農業・産業を単にセットで暗記するのではなく、そのような産業が育まれた地理的要因を考える。基本で当然のことのようですが、結局はこれにつきます。
歴史(世界史)。大の苦手。とにかく年号と人名が覚えられない。ルイとかシャルルまでは分かるけど何世かが覚えられない。清教徒革命とフランス革命の前後関係(因果関係)は分かるけどそれぞれの年号は知らない。(日本史なら足利某までは分かるけど某が分からない)それでも何とか解けるのが東大・京大の論述問題の良さ!
細かい年号はザックリと捨て拙い記憶力は人名とせいぜい事件の名称に費やす。あとは前後関係・因果関係を意識しながら歴史を概観する。
教科書や授業では国や地域で縦に切り、ついで年代で横に切って学習しますが、前後左右のつながりを考えて大きな年表を作ります(頭の中でも良いし、模造紙や今ならパソコンのソフトで実際に作ってもいいかも)。先の例で言えば清教徒革命はイギリスの歴史においてどのような影響を与えたのか、さらにヨーロッパ、アメリカのどのことがらにつながっていくのか、フランス革命はフランスの歴史、ヨーロッパ・アメリカの歴史にどのように・・・こうやって年表に→を書き始めるとすぐに→だらけで見るにたえなくなっていくと思います。そんな因果関係を大まかに覚えていく。このような大きな流れがつかめると東大の問題は急に簡単に見えてきます。
教科書と資料集を片手に短時間で問題を解けるようになれば、あとは覚えるだけ。
教科書・資料集をわたしてもキーワード(人名・年号・地名・事件)をピックアップすることしかできずそれらをつなげて論説できない人が東大・京大の論述式問題を難しいと言ってるように思います。僕の場合は逆で、キーワードが分からない(正確に覚えていない)もののキーワード部分を穴あきにした回答は組み立てられた(センター試験の問題文のような文章)。教科書・資料集があれば穴埋めは簡単。あとはキーワードを覚える。受験勉強のほぼ全てをこれに費やしたと言っても過言ではありません。
例題を解く時は分からない問題もいきなり回答を見るのではなく教科書などを見ながら一度回答を完成させてから回答を見る方がいいでしょう。「覚えさえすれば」という段階に至ることが重要。
もう1つ、大まかな流れを雑ぱくに理解するのに新書のような読み物が役立ちました。受験用ではないので縦横に細切れにされていませんが、その分全体的な流れが見えてきます。気分転換にもいいでしょう。
最後に暗記について。当時は思いもよらず、最近になって思いついたのですが、書いて覚えるのではなくしゃべって覚えるというのがいいような気がします。英単語や漢字は書いて覚えるのも効果的だと思いますが、(ルイ)14世、15世、16世と書き連ねたところであまり役立つとは思えません。関連する人名・年号・ことがらをセットで口に出すと覚えられそうな気がします。ぼくは学校とファミレスで勉強してたので、当時思いついたとしても実行できませんでしたが。ちなみにこれは法学の勉強を通して気付きました。自分でレジュメを作ったり授業を聞いていても条番号はなかなか覚えなかったのですが、ゼミなどで口に出す頻度が増えると自然と覚えていました。
英文和訳は慣れ。知らない単語は前後の文脈で予想。そのために役立ったのは英字新聞Japan Times(とテレビニュースの英語音声)でした。朝に日本語の新聞で読んだ内容が英語に書き直されてるようなものだから、知らない単語があってもドンドン読み進められる。これを2ヶ月も読めばいやでも単語力や読解力、類推力や速読力が身に付きます。
辞書をひくのはあとまわし。類推した単語はあとで必ず辞書をひく。この2点がポイントと言えばポイント。辞書をひくのをあとまわしにするのは「考える」ことが重要だから。あとで必ず辞書をひくのは、1つの単語が持つ複数の意味を「とりあえず知っておく(覚えなくてよい)」のが重要だから。
今では多くの英語の新聞記事がネットで見られますが、日本の新聞とはフォーカスが違うので今なおJapan Timesが良いと思います。「英文を読む」よりも「大まかな内容を知っている英文を読む」ことが重要です。
趣味と実益を兼ねて好きな作家の原書も読みました。が、これはさすがに知らない単語(と専門用語)が多すぎて勉強にはなりませんでした。
あとは過去問。東大と京大ではずいぶんと傾向が違うのですが、それでも私立の問題よりは国公立の問題の方が東大受験には役立つ。私立の問題は「知らなきゃ解けない」うえに教科書にないものも多い。国公立とは別のことを問うています。
単語帳は古文同様に作るのが面倒。教科書では物足りなかったり電車で教科書を開くのが恥ずかしかったりなら、ペーパーブックを1冊だけ買って眺めていればいいのではないでしょうか。3日も同じページを読んでいればいやでも内容が分かるようになり、使われている修辞・技巧なんかにも気付くようになると思います。
DUOとか知らないしiPodは当時はない。当然使ってません。今なら英語のニュースや議員さんのPodcastをiPodで聞くのはありかも。(議員さんやニュースの英語は分かりやすいです)
例文を覚えるという発想はなかった。過去問や模試を解いているといやでも覚えてしまう文法的技巧や慣用句はありました。「覚える」というよりも「(自然と)覚えた」という感じなので「覚え方」は分かりません。
自由英作文は想定されている答えを探すのではなく「意味」が通る英文を書くことが重要。正しい文法で知っている単語の継ぎはぎする。どうしても分からなければ少し長めにあけた余白に薄く日本語を書いておき、あとで考えましょう。日本語1単語に5 words前後の余白を対応させるくらいの気持ちで。他のことを考えているうちにピッタリくる単語(1単語)が浮かぶこともあるし、そうでなくても空白のまま出すくらいなら中学校で習った単語を並べて意味を表現する。とはいえこれは苦肉の策。単語を知っていて損することはないので、時間と金と記憶力に余裕があるなら単語や例文はいくらでも覚えてください。大学に入っても社会にでも英語が足かせになることはないと思う。
模試は一通り受けたと思います。「教える」ための教科書と「考えさせる」ための試験では勉強の内実が違います。「教わる」よりも自ら「考える」ことの方が重要なので省エネ勉強のためにも受けて損はありません。嫌でも丸一日勉強したことにもなります。
東大模試は受ける。結果が悪くても気にしない。結果が良ければ安心する。結果が悪くて自信もなければそれを機に諦める(浪人するなり志望校を変えるなり)。
過去問を見るかぎり、東大よりも京大の方が正解の範囲は広いと思います(模試ではなく本番の話)。模試結果に納得いかない人は東大より京大に向いているかもしれない。
寝過ごした!電車で寝過ごしたけど、高校受験で軽く遅刻した反省をいかして少し早めに出ていたのが功奏して間に合いました。遅刻だけは気をつけましょう。
遠方からの受験生でホテルなどに宿泊する方は寝坊に注意。受験まで1年のこの時期に言っても「そんなわけない」と思うかもしれませんが、1校しか受けない本名中のPermalink | トラックバック(0) | 18:06
http://anond.hatelabo.jp/20081115181205
元増田です。自分もIT土方です。開発担当ではありませんけど…。
10万円生活は見習いたいです。
自分が高コスト体質なのは認めます。
食費だけで一日1100円かかるとか自分でも信じられない >.<
高コスト体質なのは、白米が食べられないというのもあります。白米を食べると体調が悪化します。玄米食にしたいのですが、これはコスト的にパック飯とか考えられず、自炊するしかありません。冷凍したいのですが、冷蔵庫のスペース的に難しいです。冷凍専用の冷凍庫の購入を検討中です。(これは無料でもらえるかもしれないあてがあります。)
現在、夕食は1つ102円のはるさめスープに乾燥わかめを入れたものと、一袋263円のソーセージを2回に分けて食べてます。
朝食は、ロッテリアで290円(ソーセージ&チーズ190円、アイスコーヒー・コーヒーパス割引で100円)。お金があるときは、320円(ソーセージ&エッグ220円)。
昼食は、立ち食い蕎麦屋で310円(ゆで太郎、かけそば260円にコロッケ50円のせなど)。お金があるときも蕎麦屋です。カツ丼セットとか超最高。
他に、お金がある時は、ミネラルウォーター100円(水道水だと、ちょっとおなかこわすので、わざわざ買います。)とか、缶コーヒー買ってみたりとかします。無いときは水道水です。無料のコーヒーとかもオフィスにあるんですけど、これは泥水みたいな味で、飲んだら意識が朦朧としてきます。いや、泥水は飲んだこと無いですけど。
上記のほかに、病院代薬代が月5000円〓1万円くらい。診断書高すぎ。
電気代は1万円(これは鯖の稼働を減らしてなんとかします)。電話代等通信費11,000〓15,000円。ガス代3000〓5000円(プロパンガスだからなのか、都市ガスより高いですね)。家賃59,000円。保健衛生費他雑費15,000円(がん保険(親もがん患者なので、怖いんです)や作業服であるスーツのクリーニング代とかも含みます)。そして借金返済に26,000円。
残りで本やコミックス買ったりします。これはやはり譲れない…生きていくのに必要…バカみたいだけど、本当に希望もらってるから。
高コスト体質で、すみません。
http://anond.hatelabo.jp/20081115194159
ありがとうございます。(なお 20081115185927 は私じゃないです。)
障害年金もらえるんですかね、私。
前の休職の時と違う病名になるかもしれないし、なにより一旦復職してるので。
今の医者にかかりはじめてまだ5ヶ月程度なので、以下のリンク先とか読むと、まだ無理のように思います。ただ、まだ病状が安定していないので、今のうちに色々勉強しておきたいと思います。
ありがとうございました。
先日マクドナルドで、持ち帰りで注文してみた。
店員さんが手渡ししようとするんだよね。
右手で紙袋の上をつかんで、左手でコーヒーを横から普通に持って。
でもそこ持たれたら、俺持つところなくない?
紙袋とコーヒー、両手に一つずつ手の平に載せると、
テーブルとかに置こうと思っても置けないじゃない。
両手塞がってるから。
かといって、紙袋の上とコーヒーの横を持とうとして、
店員さんの手に触れて「あっ、すいません…」なんてやりたくないじゃない。
先方も俺の手なんて安々と触れたくないだろうし。
結局店員さんに「そこに置いて下さい」ってお願いしてカウンターに置いてもらって、
2秒前まで店員さんが握ってたその部分を俺が握って、店を後にしたわけ。
丁寧に接客しようとしての手渡しかも知れないけど、
結果的に手渡しじゃない方が助かるんだよね。
これコンビニでも一緒、手渡しするところがほとんどだけど、
ビニール袋の取っ手の輪の上、一番持ちやすいところを持たれて「どうぞ」って言われると、
取っ手の輪を無視して横から握るか、中途半端に輪を持とうとして片方の輪しか持てなかったとか、
それか相手の手ごと握り締めるしかないじゃない。
「あ、ありがとう…ござい…ました……」なんて言われても困るじゃない。
いつもとは言わないけど、たまに悩むことがあるんだよね。
気にしすぎなのかなぁ。
で、そういうことがあると、夜中の店内で店員の知り合いっぽい人がカウンター越しに店員とお話してて待たされたとか、カウンターに立っても細かいメニューを出して貰えずにどきどきしたとか、店員さんの滑舌が悪かったとか、ビッグマック頼んだのに紙袋の中にはメガタマゴ書いてある箱が入っててびっくりして中を確認したらビッグマックで大丈夫だったとか、コーヒーが微妙に煮詰まった匂いがしてるような気がするようなしないようなとか、普段ならもうどーでもいいことまで気になって悲しくなって。
コーヒーは全部飲まずに捨ててしまいました。勿体無い。
***
太陽の色が変わってきた。色が変わったっていう言い方もヘンだな。ま、秋になったんだから、日照時間が変わってっていうことぐらい理科の時間に習って知ってるけど、んなこと17年間生きてきて一度も思ったことがなかったっていうか、気づきもしなかったというか。何故今年の秋はそんなことを思うのか。それは先輩が居るからだ。
「おい大河。お前なにボケっとつっ立ってるんだよ。後ろに落ちてるボールも片付けとけよ」
「はいはい、わかりましたよ。茂野先輩」
心の中で軽く舌打ちしながら適当に返事する。ったくさあ、この夏の出来事には俺も大きく貢献してるのに、そんなことすっかり忘れたって感じだよな。その自信と尊大さは一体どこから来るのかねぇ。大先輩様様で、コイツの性格と行動パターンはどう考えても俺の守備範囲外なのに。
「あ、茂野せんぱーい」
「ん、大河どした?ほかになんか用か?」
「今日先輩にちょっと相談したいことがあって。クラブハウスで残っててもらえますか?」
「俺に相談?何の相談だ?金と勉強と女の事以外なら大丈夫だぜ」
屈託なくガハハと笑ってる。っておいおい、野球以外のことには、ホント興味がねえんだなったく。
「あ、そういや先輩、この前コンビニで立て替えた500円返してくださいね」
「ギクッ!わりぃわりぃ、今日持ち合わせがなくて、今度必ず返すからさ。じゃ、後でな」
振り向きもせず、左手を後ろ手にひらひら振りながら歩いていく先輩の背中を見つめる。
ふぅ。ま、いつもの事だが、今日でようやく決着か。それにしてもよりによって、姉貴と同じ男が好きになるなんてさ。ポケットの中の粉薬をギュッと握り締めると、唇の端に皮肉な笑顔を浮かべた。
***
「ガタッ」
「おい大河、おせえぞ。待ちくたびれたぜ」
予想通りクラブハウスには他の部員は残っていなかった。錆びた折り畳み椅子に浅く腰掛け、長い足を手持ち無沙汰に投げ出した先輩だけ。これから起こることも知らずにいい気なもんだぜ。
「あ、先輩、これアイスコーヒー」
「お、サンキュー大河。今日は一体どうしたんだ?妙に気が効くじゃねえか」
「ん。なんか苦いな。お前、毒とか入れてねえだろうな」
「し、失礼な。んなもの入れてるわけないっすよ。先輩の舌がお子様なんですよ」
「なにぃ?」
おっと、やべえやべえ。コーヒーに混ぜればほとんどわからないはずなんだけど、野生のカン恐るべしってところか。もっとも、俺が先輩を毒殺するわけないんだけどな。目的は体なんだから。
「で、俺に相談ってなんだ?」
そうだった。一応相談をする目的だったんだ。後先考えないガサツな男も、チームメイトっていうか仲間のことは結構気に留めるのな。意外というか、らしいというか。ま、そこが先輩の長所でもあり短所でもあるのだが。
「先輩って、俺の姉貴のことどう思ってるんすか?やっぱ好きなんすか?」
「おぉ、い、いきなりなんだよ。べ、別に小学校からの腐れ縁で、なんとも思っちゃいねえし」
いつもながらわかり易いなあ。耳まで赤くしちゃって。テレるとすぐに横向いちゃうしさあ。性格はともかくとして、美保先輩のほうが姉貴より巨乳なのに。事あるごとに迫られてるはずなのに、この調子じゃ、手も握ってねえって所か。
すると突然、吾郎の手から紙コップが滑り落ち、コンクリートの床にシミを描く。
「そろそろ効いてきましたね。先輩」
「おい、た、大河。てめえ一体なにしゃ…」
「おっと、あんま喋んないほうがいいっすよ先輩。ちょっと体が痺れて身動きが取れなくなるだけっすから」
「て、て…」
薬が完全に効いてきたことを見届けると、吾郎のひざの上に跨る。
「俺、先輩のことが好きなんすっよ。もっと正確に言うと先輩の体に興味があって、でも、俺のタッパじゃ腕力で押し倒すのは無理ですからね」
「…」
そして顎を引き寄せると強引に唇を奪い、舌を絡み入れる。十二分に舌の感覚を味わったあと、耳元で囁く。
「汗と土埃の混ざった匂いってのも嫌いじゃないですよ。先輩」
とてもいい天気。
朝7時くらいに起きだして、外に出て、近くの自動販売機で冷たい紅茶を買った。ぷらぷら歩きながら紅茶を飲む。風が涼しい。乾いても、湿ってもいない風が吹いている。
それから家に帰って洗濯機をまわした。溜まって行く水に手をつけるとひんやりしていて気持ちがいい。
衣替えをするために、ベッドの下にある収納ボックスを空にした。このベッド下収納、ずっと開け閉めするたびにフローリングの床を滑って、奥の方にはいっちゃったりしていたので、道具箱に何故か入ってたゴムを使って滑り止めを作った。そしてベッド下の奥の方から、ヘンなものがいろいろ出てきた。花とゆめの付録?とか。(買った覚えはない。本屋でもらった?)
衣替えは結構大変だった。着ないやつをゴミ袋にいれたら二袋になってしまった。
汗をかいたのでシャワーを浴びた。
朝のうちに作っていたアイスコーヒーを飲みながらネットサーフィン。(←今ここ)
幸せだなあ。
「先輩、ありがとうございました」
まるで部活の挨拶のように声をそろえて言った後輩くんたちは、ドアのベルを鳴らして軽やかに出ていった。ご丁寧に手までつないで。わたしは軽く手をあげて、氷が溶けきってただの砂糖水のようになってしまったアイスコーヒーを一口飲んだ。
「ちくしょう」
そう小声でつぶやいてみる。あんなにも普通に青春できるやつだったなんて。彼は私のことを先輩なんて呼ぶけれど、実のところわたしは先輩でもなんでもない。彼が名付けた、訳ではないけれど、彼の一言で広まってしまったニックネームのことが、わたしは嫌いだ。だいいち、彼とは誕生日も一年と違ってはいない。
「ちくしょう」
もう一度そうつぶやいて、タバコに火をつけようとしたら店員に注意された。そういえばここは禁煙だった。ごまかすようにアイスコーヒーのおかわりを頼む。ここのアイスコーヒーは、はっきり言ってまずい。それなのになぜここをよく使うのか、彼にきいてみたことがある。そうしたら、人がいないことと、禁煙であること。喫煙者であるわたしを目の前にして彼はそう断言した。万事においてそういうやつなのだ。
それなのに、わたしがタバコをやめたことを報告しても、そうですかの一言ですます。とんだにぶちんやろーだ。
ともちゃんが彼のことで相談してきたときは正直にいってびっくりした。彼は見た目はかわいいのだけれど、偏屈で論理家で、おまけに説教くさい。友達付き合いをするにはいいけれど、おおよそ女の子にもてるタイプではない。少なくともライバルはいないと安心していたのに。彼がともちゃんのことを気にかけているのは気付いていたけれど、ともちゃんは彼のことなんかハナにもかけないだろうなと勝手に思い込んでいた。
ともちゃんの切実な訴えをきいているうちに、ちょっと心配になって彼の性格のことを言ってみたら、先輩も彼のことが好きなんですか?だなんて言われてしまった。外れではないけれど、当たりでもない。そういう意味で言ったわけじゃない。
結局ともちゃんの願いを聞き入れて、想定とは少し違ったけれどこうしてうまくいった。ともちゃんが電話先で本当のことを言うだなんて思ってもみなかったし、ましてや外出していたともちゃんがここまで来て、二人でデートに出かけるだなんて、そんなことあっていいんだろうかとすら思うけれど。
「ま、いいんだろうな」
と口にだす。でも。昨日の今日で呼び出されて、はりきって準備をしたというのに。めったにかかってこない彼からの電話で、年甲斐もなく初デートかな、だなんて思ったりして。あまりにも滑稽すぎる。
彼は、ともちゃんがくるまでの間、おちつかなさそうに、でも、うれしそうにこう言った。
「全部はっきりわかって良かったです」
でも。わたしは甘いだけのアイスコーヒーを飲みながら、一人つぶやく。
「君は本当の真相にたどり着いたわけじゃないんだよ」
ドアのベルを軽やかに鳴らして先輩が入ってきた。さて、勝負はここからだ。ぼくは甘ったるいアイスコーヒーを一口飲んで、気を落ちつかせた。
「あ、アイスコーヒーひとつね。どうしたの、今日は。いきなり呼び出したりなんかして」
先輩は店員とぼくに順番に声をかけて、席に着いた。相変わらずせわしない人だ。先輩、といつも呼んでいるけれど、本当は先輩は先輩でもなんでもない。ただ、姉御肌なところとか、面倒見のよさだとかで、ぼくが、部活の先輩みたいだ、といった一言がそのまま定着してしまった。本人は不満らしいけれど、ぴったりなのでしようがない。
「まあ、そんなにあわてないで。コーヒーがくるまで待ちましょうよ。あ、お腹空いてたりしません?」
あわてて妙なことを口走りそうなのはぼくのほうだ。話す内容は何度もシミュレーションしたけれど、やっぱり少し緊張する。すこしでも時間稼ぎをしよう。と思っていたら追加のアイスコーヒーがやってきた。この店、人が少ないのはいいのだけれど、出来合いのアイスコーヒーは美味しくともなんともない。だからぼくは、いつもシロップを目一杯入れるようにしている。
「ほら、アイスコーヒーは来たわよ。お腹は空いてない。で、話って?」
先輩はストローでコーヒーをかき混ぜながらそう一時に言う。しようがない。ぼくはもう一度、アイスコーヒーを飲んで、口を開いた。
「話ってのはあれです。ともちゃんのこと。ほら、先輩って世話好きでしょう?だから、ともちゃんの為にいろいろ画策、いや画策ってのは言い方が悪いかもしれなけど、ともちゃんがうまくいくようにいろいろとしてたってのは判ったんです」
先輩はストローをかき混ぜる手をぴたっと止めて、タバコを取り出した。ぼくは構わずに続ける。
「ここ、禁煙ですよ。それにタバコ止めたんじゃなかったでしたっけ?そうそう、この間の遊園地だってそうでしょう?ずいぶんと手が込んでましたよね。けんじとよう子さんもグルですよね。ぼくもけんじの台詞がなきゃ気付かなかったですけどね。たぶん」
取り出したタバコを一本、手の中で弄びながら話を聞いていた先輩は、いつもそうするようにじっとこちらを見る。実のところ、ぼくはこの視線が苦手だ。だからいつもぼくの方から視線を外すのだけど、今日は先輩が先にそっぽを向いた。ぼくはちょっと不安になる。そんなぼくを尻目に、先輩はこう言う。
「まあね、勘のいい君のことだからそのうち気付くだろうな、とは思ったけどね。ともちゃんに上目遣いで頼まれたら断れないでしょ?気を悪くしないで」
ぼくは心の中でため息をつく。こればっかりは正解して欲しくなかった。
「で、どうするの?」
ぼくは表情を悟られないようにしながら用意していた台詞を口にする。
「どうもこうもないですよ。そりゃあもちろん、ともちゃんがうまくいくこと願ってますよ。ただ、意中の相手がわからない事にはどうにも。相手は誰なんですか?」
視線をそらし気味だった先輩が、またこっちを見る。ただし、今度は驚愕の表情。そしてそのままにやけ顔に移行していく。
「えーと、けんじじゃないですよね。明らかにグルだったし。それだと後は……、」
あわてて言ったぼくに被せるように、先輩が口を開いた。明らかに楽しんでる。
「教えてあーげない。そこまでわかってて、本当にわかんないの?どうしても知りたいっていうのなら、本人に聞いてみれば?ほれほれ」
そういいながら、テーブルの上のぼくの携帯をつつく。ぼくは顔が赤くなるのを自覚しながら、携帯をみるけれど、手が出せない。そうしていると、先輩が唐突にぼくの携帯を取り上げた。あー、短気なのだ。この人は。
「えーい、まどろっこしい。と、と、と、とあれ、君、苗字から入れてるの?じゃあ、のだな。はい」
渡された携帯は、すでに呼び出しをはじめている。ぼくは相手が出ませんように、と願をかけながら呼び出し音を聞いていた。電話は苦手なのだ。
「はい、もしもし」
かわいい声が、スピーカーの向こうから聞こえた。
「あのー、えーと、今時間ある?」
時間がないって言ってくれ。なんて、我ながら往生際が悪い。残念ながら、時間はあるらしい。ぼくはしどろもどろになりながら、これまでの経緯を説明する。先輩はにやけ顔のまま両肘をついてあごを支えている。少し嫌いになりそうだ。
「それで、相手が誰か教えてくれないかなーなんて。もちろん応援するよ」
しばしの沈黙。あー、地雷を踏んだかな。これだから電話は嫌いなのだ。先輩はもちろん先ほどの体勢のまま。ぼくはちらっとそちらを見て、すぐに視線をそらす。
「本当にわからないんですか?」
イエス。本当にわからない。
「本当に応援してくれます?」
イエス。応援しよう。不本意ではあるけれど。彼女はその質問のあとにもう一度沈黙をはさんで、ぼくには理解できない一言を放った。ぼくはもう一度聞き返す。先輩は今にも吹きだしそうだ。
たぶんぼくは呆けた顔をしていたのだろう。先輩はグラスに汗をかいたアイスコーヒーを飲みながらこう言った。
「まあ、うまくやんなさい」