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2024-03-13

anond:20240313221317

正直レベルは低かったです。思いつきだけで描くんじゃなく、推敲し練りこみ、斬新なエピソード演出を期待します。

ひとりよがりではなく、はてなーを楽しませることを念頭において創作してください。

2023-12-26

anond:20231226153101

なんかちょっとツッコミどころが多過ぎてクラクラちゃうけど

とりあえずあらゆる事例に判例存在すると思ってる?

あと法律ってとどのつまり解釈次第でその法律適用されないとするのも解釈なら

首相のような公職に就いている人のことを報道した場合簡単名誉毀損罪が成立しては,報道の自由や知る権利侵害され,報道機関は萎縮してしまます

そこで刑法では,首相など公務員について摘示された事実真実であることの証明があったとき処罰されないと定めています刑法第230条の2第3項)。

また,判例では,真実であることが証明できなくても,確実な資料根拠に照らして真実だと信じた場合にも,名誉毀損罪は成立しないとされています最高裁法廷昭和44年6月25日判決など)。

ってこの法律判例適用されます!(ドーン)とか主張するのもまたひとつ解釈しかないんだよ?

なんで自分解釈は完全無欠で必ず尊重しなければならなくて相手解釈感想しかないとかなっちゃうの?

ひとりよがり酷くない?

パヨはなぜ政治をやってはいけないのか

彼らは司法より正義を上に置いてしまうから

そして正義とは生身の人間に扱える代物ではなく

正義の味方を自認する者は 「 必 ず 」 ひとりよがり正義のまがいものに取り込まれ暴走していく

いま沖縄で起こってるのはそういうことですよね

2023-10-30

Nくんはここにいる女子が全員イケメンって言うほどのイケメンですけど、私は全然性欲が湧きません。でも、例えばO先生とNくんのどっちかとセックスができるなら、私はO先生を選びます。O先生はここにいる女子全員がイケメンか?って思う感じの微妙普通の、フツメン、ですけど。O先生ってもう子持ちのオッサンですし。でも断然O先生。O先生の方がセックス上手そうなんですよね。Nくん、なんかセックスうまくなさそう。なんか自信なさげなんですよ、もたもたしそう。セックスには自信と関心を持って臨んでほしいんですよ。やるぞ!っていう。もっと気持ちよくする・なるにはどうするか?っていう前のめりな、探求心を持った人がいいんですよ。O先生って、なんかそういう議論できそうじゃないですか。これ良かったよね~みたいな。Nくん、なんか、言えなそう。あれ微妙だったな~って時に、プライド傷つけないように余計な気を使いそう。そういう雰囲気出てるんですよ。あとはそうだな~H先生絶対ひとりよがりですね。好き勝手やって自分だけ先にいってそう。全然相手見てなさそう。てかH先生嫌いなんで、ムリっすね。次はC先生。C先生はああ見えてめちゃくちゃ性欲強そうです。これは予感ですね。セックスは確かな根拠に基づく仮説と毎日実践の積み重ね、という時論を掲げてアスリートみたいに毎日しそうです。終わったあとは議論ですね。あれはもっと時間をかけるべきだったのではないか?とか、こことここを2点同時に刺激すればいけるかもしれない、とか。良く分からないところから仕入れマニアック情報楽しいセックスができるかもしれません。いいですね。O先生とC先生。両方セフレにしてほしいです。次。K先生イケメンですね。Nくん系です。シュッとした誰もが納得の。でも性欲、淡白そうです。余裕で全然レスになりそう。それよりも話をちゃんとしてくれそうです。それはそれでいい事なのですが、私、セックスしたいので。って言うと残念な顔されそうです。でもしたら普通に上手そうです。K先生人間性が良く分からないんですよね。声ちっちゃいし。でもイケメンなんで、セフレにはしてほしいです。隔週とかでもいいんで。てか、強気イケメンっていないですね。私が知る限り、みな自信なさげセックスにも淡白そうに振る舞いますイケメンじゃない方が色気があるからセックスしたくなります。これはどういうことでしょうか。卒業論文にしていいですか。Nくん、O先生、C先生とK先生で見た目からの性欲の強さを予測して、その後定期的にセックスして予測の正しさを確かめます。それで、本当にイケメンと性欲の関係を見るんです。楽しそうだけど疲れそうですね。セフレがたくさんいるって大変です。

2023-09-14

anond:20230913112650

次のようなテーマについてちょっと考えてみよう。

 みなさんは社会をどう考えるだろうか?

 我々は基本的に、問題自分の“経験”をもとにして考える。だれもが、経験からしか物を語れない。だがそのこと自体は、特に問題というわけではない。

 ただし、我々がそうした自分経験を過度に“一般化”して、まるでそれが絶対に正しいことであるかのように主張したとしたら、それは大きな問題だ。にもかかわらず、我々はあまりにしばしば、自分経験を過度に一般化してしまうのだ。

これは、「一般化のワナ」と呼んでいる。

 対話議論において重要なのは、こうした「一般化のワナ」に陥ることなく、お互いの経験や考えを交換し合って、どこまでなら納得し合うことができるのか、その“共通了解”を見出そうとすることだ。

 「社会学は絶対の悪だ」とか、過度の“一般化”をするのじゃなく、たとえば、「どのような社会学をどのように実現すべきなのだろう」といった仕方で、お互いの考えをすり合わせていく必要がある。

 言われてみれば、当たり前のことだ。でも我々は、この「一般化のワナ」に、案外簡単にひっかかってしまものだ。我々は、自分経験あくまでも自分経験にすぎないんだということを、ちゃん自覚しておく必要がある。

 とりわけ教育は、だれもが受けた経験があるから、多くの人が自分の信念を強固に持ってしまやすテーマだ。もちろん、そうした考えを個人意見として主張するのはかまわない。でも我々は、そういった議論をやるにあたっては、それが「一般化のワナ」に陥った意見になってはいいか、たえず振り返る必要がある。そうでなければ、お互いにお互いの経験や信念をただ表明し合うだけになって、物事本質洞察するなんてできないだろう。

 自分の信念を、ただ相手にぶつけるのではない。もしかたらこれがひとりよがりな考えかもしれないということを自覚した上で、相手に投げかける。そうやって、自分の考えの“共通了解可能性”を問う。

 それが、我々が対話議論をする時に、もっと大事ことなのだ。

2023-08-13

自分の知ってることは相手もしってると思う人

自分他人未分化な人と話すのは疲れる。

自分脳内思考や前提条件を相手もしっているものとして話してくる。言葉定義ひとりよがりで、なおかつ自覚がない。

いちいち「なんの話?」「それはどういう意味で使っている?」「どうしてこうなってるの?」と聞かないと話がすすまない。

そのくせいちいち『そんなのも知らないのか』『じゃあ教えてあげましょう』といったなぞの上から目線をなげかけてくる。

お前の頭の中の謎知識なんかしらんよ。

2023-05-31

趣味コスパ

習字そろばんに始まりゲーム旅行ワイン乗馬まで。

人よりまあまあ経験した趣味は多いと思う。

人生が豊かになったから満足してるけど。

ふと、ランキングをつけるならどうなるだろう、って疑問が浮かんだので小一時間考えた。

結果は…

第一位 子育て

第二位 セックス

第三位 ねこ

子育ては育業というフルタイム仕事であり、同時に趣味です。

人類歴史という大きな流れの一部に入れたと感じるのは、ほかの趣味には変えられない意義深さがあります自分よりも希望にあふれた、自分の小型バージョンカスタマイズさせるのは育成ゲームの究極形とも言える。しか自動で成長してくれる放置ゲーの要素もあり。

下ネタっぽくなってすいませんけど、大好きな人と肌を合わせるセックスは、満足感という面では他の追随を許さない。パートナーを確保するまでに手間がかかるけど一度枠組みを作り上げてしまえば、最大レベル幸福感が毎週届くサブスクになる。

ねこを吸う。ねこいう名の完全合法麻薬をやっていた時代は、これほどまでにカワイイ生き物が存在するはずないと思っていた(注・存在する。第一位)。終始、飼い主のことなど気にしないかのように、そっぽを向いているが、目を逸らすと甘えてくるモフモフの温かいやつは、自分だけの為の至上のツンデレヒロイン

ほかの候補も考えた。

タバコや、パチンコ、は射幸性という意味ではパフォーマンスが高い。

でもタバコには吸ってないとき幸福度を奪うこと、パチンコは負けてるときが辛いために、コスパという意味ではさほどでもないな。

ラーメン巡りはこだわりを持つとハマれるけど、移動に時間が掛かったり、並ぶのが×。

第四位はそうすると、散歩になるかな。私が考えると。みなさんはどう思いますか?

実を言うと、趣味を選ぶときに得られる幸せ基準に考えるのはオススメしない。

ひとりよがり幸せになりがちだから

客観的にみて幸福状態になれるのは、直感でイイと思った時間の過ごし方を選んだときだと思う。

経験上、こころの準備ができてるのがハイパフォーマンスの条件だった。

本当の幸福は、受け入れる準備ができた人の元に舞い降りる。

2023-05-06

anond:20230506005212

そりゃお前の妄想なんだから話が通じるわけがないな

スウェーデンには夫に育児をする習慣があったのに育休取得率が低かった」という前提の不自然さを無視して話を進めて、「スウェーデンでは回ったから元の風潮が違ったんだろう」というひとりよがり結論を出しても何の意味もないぞ

2023-04-29

BL小説家志望つかれた

ポルノ勉強してる。

ポルノを書くのは、というか小説を書くのは頭がいい人しかできないらしい。というのがこの小説家(BL)を目指してきた4年間の感想だ。

情景描写が本当に書けない。

模写とか本を読むとか努力ができない。

指南本読むとかセミナーに行くとか上っ面だけの努力しかできない。

キャラクターは良いですね、テーマもいいです、起承転結も大体いいです。でも心理描写と情景描写ゴミカスです。どうしても直らない。

作家志望は結果が全てだ。

三次選考、四次選考、最終選考まで行っても落ちたのは事実デビューしなければただのワナビ。だから焦って、どっかの賞を取りたくて計50回以上落選した。筆はめちゃくちゃ早くなった。でも何も賞は取れなかった。

同じ作家志望の人はレーベル研究しました!ってみんな言ってるので、私もしてみた。が、3行で脱落。

小説が好きで小説家目指してたのに、小説がいつの間にか読めなくなっていた。

文字を追うのが辛い。頭が回らない。集中力が持たない。感情移入できない。物語に入り込めない。

それでも自分小説は読める。

なんでかなと思ったら自分の書いたものから脳内映像補填されているのと、情景描写諸々全部省いてるからだった。そりゃ余分なもんないからよめるでしょ。ひとりよがりの原因はここにあった。

でも直そうとは思わない。思えない。

もう疲れてしまった。

レーベル色も大事だが、流行り廃りというものがある。私はどうも今の流行りが苦手だ。

ファンタジーならまだ大丈夫だ。いいじゃないか、今流行りの悪役令嬢系とか追放系とか。私は結構あったら読む。

でも○○バース系。あれはダメだ。だってあれそもそも海外ネキが考えたものだろ?権利関係とかどうなってんの?とどうしても考えてしまう。海外ネキに金入るならバシバシ書くけどどうも虎の威を借る狐のような、なんかパクリ感が……。と罪悪感が出てしまう。

あと最近の子育て家族獣人オンパレードはなんなんだ書店行ってびっくりしたわ。いや子育てもの家族獣人も私は好きだからこれは嬉しいんだけど、日本ネキの性癖はどこに向かってんの?どこ発どこ行き?

読んだ人に喜んで欲しいな♪ルン♪って気持ちはあるんだけどなんか色々疲れた時代のせいにしたくないけど私があと20年早く産まれてれば競争者も少なくてデビュー出来たかもしれないのにって思う。

芽の出ない努力は疲れる。

書きたくないものは書きたくない。

先が見えない道を走るのは難しい。

後ろを振り返って何も残らなかった時が怖い。

わくわくするものだと思ってた。

小説を読んでる時はわくわくしてた。昔は。

今は何もわくわくしない。漫画だって読むの厳しい。

小説のいいところって漫画では20巻とか使うところを1冊でぎゅって詰められるからタイパとコスパがいいとこだと思ってるけど中身がエロだけなら書く意味ない。BLのいいところって山あり谷あり2人で解決して恋愛がついでって感じだと思ってたけどなんか最近違うみたい。

比較デビューやすBLでこれなんだから一般に行く実力はない。潔くやめたほうがいいのかな。

2023-04-05

小学生女児の頃、ストーカーをされていたけど誰にも言えなかった話

※※このお話知的障碍者の方への差別助長してしまうかもしれない内容になっています

それは増田意図ではなく、望むところではありません。※※

  

  

ですが、そういう内容であるがゆえに、今まで誰にも言えずにいました。

  

  

相当前の話なのでほぼそのままではありますが、一応フェイクを要所で入れています

まり読ませようと書いている文章ではないので、ポエムだと思って読み流してください。

  

  

当時うちがあったのは関東の片田舎住宅地であったその周辺には昔、少し有名な知的障碍者の人がいた。

  

出歩くのが好きな方なようで、小学生だった私も登下校の時にほぼ毎日レベルでよく見かけていた。

電柱の影や、建物の隙間などに隠れて(?)いることが多く、たまに「いー!!」と声を出しながら走って移動していた。

「いー!」と言っている様子から、みんなからは「いっくん」と呼ばれ親しまれていた。

  

そう、親しまれていたのである

ほぼ毎日レベルで見かけていたこともあり、私たちにとっては日常風景であった。

からかう子すらもはやいなかった。たとえ事情を知らない子がたまにいて、ついからかってしまっても、周りの友人が注意し謝罪するような雰囲気があった。

  

ただ、いっくんの兄にはよく思われてはいないようだった。

  

ある日、私たちが通っていた小学校いっくんの兄と名乗る人が来た。

「全校集会を緊急で開くから体育館に集まるように。」

先生に言われるがまま、集められた私たち

  

いっくんの兄と名乗るその人は、重々しい空気体育館児童が集まるやいなや泣き顔で

「弟をいじめてるやつは出てこい!!!!」

と、差し出されたマイクを受け取ることもせず怒鳴りだした。

  

いわく、いっくん私たち学校児童からからかい暴力を受けているというのである

それも一度や二度ではなく、自分は非常に頭にきていること、加害者を同じ目に遭わせてやりたいと、大の大人が泣きながら怒鳴る姿は数十年経った今も忘れられない。

  

いっくんのお兄さんが他の職員に制止されながら帰っていったあと、体育館は異常に静まり返っていた。

突然のことであったし、小学生にとっては迫力がすごく、かなり怖かった。

  

かにいっくんいくらしまれていたといっても、一部には石を投げるなどのいたずらをした人もいたようだ。

その兄曰く、なので今となってはどうだったかは分からないが。

  

ともあれ、そのようなこともあり、より一層いっくんにはみんな優しくした。

知的障碍者の方を差別してはいけない。

いじめたりからかったりなど、もってのほか

私たち健常者と同じ。悪者なんかじゃない。

彼はただ、平和毎日をすごしている大勢のうちの一人なのだ

  

  

  

その集会が行なわれる少し前、いつものようにいっくんを道で見かけた。

いつも通り、電柱の影に隠れて周りやこちらをじっ……と見ている。

私はその時たまたま一人だったが、こちらもいつも通り横を歩きすれ違った。

  

「さちーーー!!!

  

さち、私の名前だ。

突然いっくん名前を呼ばれた。呼ばれた?

繰り返し、繰り返し。

「さち、さち、さちちちぃ・・・・さちーーーーー!!!

  

聞き間違い?早口に「いーー!」と言っているのがたまたまそう聞こえるだけ?

混乱し、足が止まった。

反射的にいっくんの方をつい見てしまった。

バチっと目が合えば、いっくんはそれまで居た電柱の影から勢いよく飛び出し、突然走ってどこかへいった。

  

自分より大きい生き物が突然予想していない動きをするというのは、いざ目の当たりにするとかなりビビる

こっちに来たらどうしよう、逃げたい、そう思っても体が固まって動かなかった。

  

  

気のせいかな、最初はそう思っていた。

だって、なんで私の名前、知ってるの?

かに登下校の時、いっくんの前で友人たちと呼びあっていたけれど。

  

  

あの集会で、お兄さんが言っていた。

「○○(いっくん)は普通の、君たちとなんら変わらない俺の大切な弟だ。」と。

そうだよ、気持ち悪いとか思ったらダメなんだよ。ダメダメ

そもそも、もしかしたら私の聞き間違いかもしれないし。

  

  

でも、気づけば下校時間や登校時間待ち伏せされている。

―――――たまたまだよ。たまたまタイミングがあっただけ。

  

一人の時、追いかけられたこともある。

―――――ちがうよ、こっちに移動しようと走ってただけだよ。

  

気のせい。

  

気のせいだよ。

  

ほんとに?

  

  

何年も、ずっと続いてるのに?

  

  

ある日、母親と歩いているとそこにいっくんがいた。

横を通ったその時、また「さちさちさちさちさちーーー!!!」と叫ばれた。

母は笑いながら「名前呼ばれてるみたいに聞こえるわねぇ」と言った。

私は「早口で何言ってるか分からないけど、びっくりするよね~」と笑いながら返した。

  

  

  

  

正直、今真剣にこのことに向き合うと「気持ち悪かったな」と思う。怖かった。

本当に言い方が悪いのは分かった上で書くと、言葉が通じるかわからない相手に、名前を叫ばれ、待ち伏せされ、追いかけられるのはひたすら気持ち悪かった。

でも差別はいけないことだから。あの人は知的障碍者で仕方がないから、これは気持ち悪がってはいけないし、何も悪いことはされていないんだ。

当時は本気でそう思い込んでいた。気持ち悪いと思うことすらできなかった。怖いとか避けたいとか、感じさせてもらえなかった。

  

  

本音をいえば今現在も、知的障碍者の方とはなるべくフラットに接しようとはしているものの、心の底の抵抗感がすさまじい。

できるだけ関わらずに生きていけるなら、その方がいいとまで思ってしまっている自分もいる。

  

  

差別はよくない。差別は、よくないことだ。

  

  

大人になり、「そういう被害」もあると知った今、それでも誰にも打ち明けられないけれど

  

せめて自分の中でだけでもあの頃の自分を救ってあげたいと思い、匿名の海に流すに至った次第。

  

これを読んだ諸氏は賢いから、きっとこれは質の悪いフィクションだと笑い飛ばしてページを閉じてくれるだろう。

追記

視点だけで怖かった、嫌悪感がひどかったということばかり書いていたからなんとなくひとりよがり感が強いかもしれないけれど、

相手がしているのは犯罪行為なんだってところがこの話のミソなわけで……

2023-03-25

anond:20230325122625

小説デザインの方がよりひとりよがりな人多いんかな

消火栓とかのアレみたいな、デザインの美しさのためなら分かりやすさなんかどうでもいいだろっていうタイプ

2023-03-06

ぴっぴっぴ パヨぴっぴ

ひとりよがりで からまわり

こわすばかりの やくたたず

2023-02-15

anond:20230215115605

そういうのは「信じてる」というのではなくひとりよがりって言うんやで

2023-01-25

アイドルファンってバッテリーだったのかも

ジャニーズWESTファンをしています

ジャニーズWESTはかれこれ1年半?もっと?くらいずっと売れかけているんですが、売れかけている今がオタクになるにはいちばん楽しいんじゃないかな?と思うし、彼らのパフォーマンスはどこをとっても素晴らしく、7色の魅力があるので必ずどこかしら、なにかしら刺さるところがると思います。今、めちゃくちゃオススメです。最新アルバムが発表されたばかりなので、是非気にかけてみてくれたら嬉しいです。

いろいろ種類あって選び方わからないですよね??

通常盤を全力でオススメします。

そんな風に彼らを布教してみた口で、台無しかもしれないことを言ってしまます

ジャニーズWESTというピッチャーは今、ちょっと、投げることを追求することに、熱くなりすぎちゃっている感じはします。

いうなれば、地に足ついてない、力任せでひとりよがりな球を、1日150球くらい投げてきます。よく肩壊れないなって思います

わたしは少し、それを捕ることに疲れてしまたかな、という気がしています

昨年から少しずつ、そういうファンの声が目立ちはじめて、夢中でキャッチングしてる多くのファンの皆さんは嫌な思いをすることもあったりするかと思います

この日記が万が一そういうファンの方の目に入ってしまったら、そんなこと言うなら見なければ良いのにって思うと思います

お気持ちとてもわかります

わたしの大好きな漫画に、ピッチングピッチャーキャッチャーが一体となって作り上げる作品だ、という台詞を言うキャラクターがいます

なんか、色々もやもや考えていた時にふと、この言葉を思い出しました。

ああわたし、地に足ついてない、力任せでひとりよがりな球を捕ることに疲れてたんだなーってすっきりしました。

なのでかきました。

少しだけスッキリするキャッチャーがいるかもしれないと思って。

それだけです。

今までもこれからもずっとジャニーズWESTが大好きです。

最高のピッチングつくりあげようね!(怖)

2022-10-22

anond:20221022012933

正直レベルは低かったです。

思いつきだけでトラバするんじゃなく、推敲し練りこみ、斬新なエピソード演出を期待します。

ひとりよがりではなく、はてなーを楽しませることを念頭において創作してください。

2022-08-18

anond:20220818030439

妻の方が同じように考えてるならいいけど、どうも違うっぽいな。ただのひとりよがりだよ。仲が悪いと思われてるのはそんなに間違ってない。

2022-04-02

「~でも不思議じゃない」論法否定する人間が「証拠を出さずに何かを言うことは誰にでもできる」と言うのは自分の首を絞めてることになるかもしれない。

たとえば「以前関ケ原の戦い関ケ原で起こったことは偶然とされていたが、周辺の山で城の痕跡が見つかったこから関ケ原で戦うことは予定されていたとしても不思議ではない。」

はい不思議じゃない論法なので、関ケ原という場所必然だったという主張は通りません。

そもそもそれらの城が関ケ原の戦いに使われる予定だったという証拠、あるんかいな。

と、証拠あるんかいなというのはまさしく誰でも言えることである

とりあえず城跡を見つけたことをまず評価するべきだろう。

その証拠能力を否定する根拠否定側に義務として求められる。「証拠あるのか?」と言いがかりつけるだけでは証拠を見つけ出した側の労力と到底釣り合わない。

不思議じゃない論法使用する人間無関係に思える要素をひとりよがりに結び付けて憶測を展開する傾向があるのもまた事実だが…ああなんかよくわからなくなってきた。

2022-02-23

!これはラブレターではありません!

以前手紙を書きながら、この速度感いいな?!となったので懲りずに書いてます。よっぽど気が向いたら読んでください。

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ライン既読機能が苦手です。いつ読んだかとか読んでないとか、、手紙はそういうのないから気が楽だな。読まなくてもいいし、読まれいかもと思うと、不思議と素直になれる。

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逆に私は_さんのどこが好きなのか考えて、昔の日記もぜんぶ読み返して、結論は、見た目でした。

今だから言いますが、どタイプです。めちゃくちゃ好み。そそられる。いちばん好きな部位は、、全身360ナイスだけど、、ふくらはぎかな。すっごくきれい

なんて美しい人なんだろう。好きすぎる。私は_さんにつりあう人間ではない、できる限り魅力的に映りたい!でもこの人、何を考えてるんだろう?

_月に初めて話したときから、私の原動力は性欲でした。言いすぎか。でも恋って性欲じゃないの?

何を考えているの?と問うのをやめてみました。立ち入らないことにしよう。わからないってことを尊重しよう。別々の場所ですごして異なる受容体もつ他人同士が、知り合う、わかりあうなんてそもそも無理なんだ。

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結果として、_さんの価値観をないがしろにする行動に出たことを、後悔しています

ごめんなさい。

セフレになりたいわけではなかったんです。

でもさわりたい。内面にふれることができないならせめて。_さんはセックスに愛が必要だと言う。それ性欲のマイルドなやつじゃないの?恋と愛は何が違うの?そんな、誰に対しても欲情するわけじゃない。他の誰でもなく、_さんに、さわりたい。けどさわれない。私は_さんをなにひとつ知ることができない。頭痛快感もわかりあえない。だけどこれ以上立ち入った話をしたらきっと拒絶される。。

ひとりよがり葛藤でぐるぐるしてました。_月からずっと。

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立ち入らないということは、受け身でいるということです。受け身ばかりでは、勝てません。

いつしか、私は負けているんだ、1位には程遠いんだ、最後に選ばれるのは私ではない、、妄想からの執着、不安嫉妬が全身に充満していました。なにひとつ現実ではなく、ただの思い込みで、本人に訊けばはっきりすることなのに。

私は自分想像力を全く制御できません。爆発的な負の感情疲れた腫瘍しかない。切り落としたい。

から_さんが荒療治をさずけてくれたことに、とても感謝しています

助かった。

醒めました。

勝負と考える時点で何かがずれていることに、やっと気づきました。_さんは標的、獲物だったのか。手に入れたら終了?私は_さんに向き合っていない。自分勝手に設定したゴールに押し込もうとしているだけだ。

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私は_さんをどう思ってるのか?

どういう関係になりたいのか?

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あらためて、打算を抜きにして、考えました。打算を抜くのになかなかの時間エネルギーを費やしました。

もし目の前にあなたがいたら、気持ちをどんな言葉で伝えるだろう。

「好き」とは言えるけど、「つきあいたい」とは言えるかな。

友達でも恋人でもない、そんな categorizeできるような、一般的関係にはなれない気がする。

でも、絶縁はやだな。

さみしいな。

そう思って手紙を書きました。読んだ?読んだからラインくれたのかな。

ありがとうね。

実はね、あの日、もうブロックされてると思ってて、どうせ届かないし好き放題言っちゃえ〜てなったの笑

から、とてもびっくりしました。

うれしかった。

初めて、コミュニケーションがきちんと一往復した感じがした。

ということはこの_ヶ月間の私は、一人相撲だったのか?_さんはずーーっと隣にいてくれて、きいてもないのに始まる自分語りに静かに耳を傾けてくれていたのに、私は見栄と性欲と妄想に振り回されていただけだったのか?私は一体なにと戦っていたのだ、to be continued...

これくらいにしとこう。もう十分伝わったからね。

.

.

_さんとの出会いは、パラダイムシフトでした。

出会う前と後で、明らかに異なっています。いろいろな事柄が。事柄に対する私の反応が。

当事者としての人生に直面したというのでしょうか?役割を演じるのではなく、目標から逆算するのでもなく、、

今までの私にとって人間関係は利害と役割だったので、この構造はとても新鮮で、むずかしいです。

不定形予測不能多義的で、、

とてもchallengingだな、と思います

.

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自意識過剰保守的不器用で、めんどくさい・まわりくどい・しんきくさいの三位一体みたいな私につきあってくれて、本当にありがとう

あらためて、_さんのことが好きです。外見だけじゃないです。この場合は_さんの私に対する態度が好きという意味

やさしい人。

私は_さんを全然尊重できなかったし、大事にできなかった。

臆病で、極端で、疑い深くなることが恋なら、もう、やめたいな。

.

.

太陽系いちばんしあわせになってね。

違う銀河系から応援しています

2022-01-03

元増田だけど勘違いしてる人多いな

車は人を殺すから車をなくしてしまえなんて言ってないんだよ

命は大切だってことは共有されてるだろ

から冤罪での死刑可能性だけでもダメ

人権侵害になることはダメだと一度は言ったことあるはずだ

命を大切にして制度システムを考えるなら車社会ダメなはずなんだよ

しか現実は違う

そこの整合性説明してみろって言ってんの?

なんなら、たいした理由なんてないんじゃないかと思ってる

勝手自己都合的な考えなら、一貫性のないひとりよがりだよねと

何を許容するにも禁止するにも正しさを主張してるように見せて実は身勝手自己都合なんじゃないの?

そんな思いから投げかけた問いだ

答えられるか?

anond:20220102190352

2021-10-11

これのソースって雑誌

5chに連投コピペで貼られてたんだけど、ググっても元の文章が出てこない。

すぎやまこういち×植松伸夫


すぎやまこういち1931年東京都生。作曲家日本バックギャモン協会会長

植松伸夫1959年高知県生。神奈川大学外国語学部英語科を卒業後、TVCM等フリー活躍し、1986年スクウェア入社


(要約)


すきやま:

だんだんドラクエ関連のスケジュールだけで1年終わっちゃうみたいな有様になってきちゃって、

あんまり他のことができなくなってきてるんだよね。困ったもんだよ。

ドラクエやると、やれCDブックだアニメときて、レコードブラスバージョンエレクトーンバージョンピアノバージョンが出て、

そうなると色んな出版社ピアノ譜やエレクトーン譜を出す。そんなことやってるから1年潰れちゃうもんね。


植松

そんな忙しい中で「半熟英雄」やって頂きましたからね(笑)


すきやま:

どうしても大変だと思いながら、「このゲームが好きだなあ」ってことになるとついね


植松

まさか本当にやって頂けるとはね。言ってみるもんだなとつくづく思いましたよ(笑)


すきやま:

でも楽しかったね、あれは。FFVも大変だったね。やっと僕も上がったんですけどね。

植松君は働き者だなとつくづく思いましたよ。何曲あるの、あれ?


植松

60近くはあるかもしれないですね。


すぎやま:

60曲あのゲームの中にあるということは、実際作った曲はその裏にもっとあるでしょう。何曲ぐらい?


植松

1コーラス作ったという感じで言ったら100曲ぐらいいってるかもしれないですね。


すぎやま:

働き者だなあ(笑)


植松

数撃って当てようという方向でいってますから(笑)

曲数が多いというのも一既にいいとは言えないとも思ってるんですよね。

1曲1曲のイメージが薄らいじゃいますからね。


すぎやま:

それはあるよ。IVときのがVより曲数少なかったでしょう?


植松

そんなでもないんですけどね、それでも10曲ぐらいは少ないかな?


すぎやま:

そうでしょ。やってる時はこの曲面白いなと思うんだけど、終わったあと覚えてる数が少ない感じがしたね。

その原因は何だろうと思ったんだけど、多すぎるというのがあるのかもしれないな。

でもやっぱりどんどん意欲が湧いて、ここはこういう曲にしちゃおう、ここはこうしようっていうのが出てきちゃうものだよね。


植松

作ってる方としてはまだ足りないんじゃないかという気もするんですよね。完成したあとに自分でやってみますよね。

そうすると、こことここの音楽変わってないやっていうところがいくつかあるんですよ。

から作った本人は全部曲覚えてるから別に問題ないんですけど、

自分以外の一般の人にとっては多いかなとは思ってるんですけどね。

30曲に抑えようとしたんですよ。IVときちょっと多いと思ったんです。

今回は絞り込んでやろうと思ってたんですけど、欲が出てしまますね。


すぎやま:

僕も曲を絞り込むとき断腸の思いでね。切る作業が大変ですよ。

前にも言ったと思うんだけど、むこうのミュージカルなんかを見ると本当に曲数少ないんだよね。

でも植松さんのやり方でいいなと思うのは、1つの曲をシーンに応じてアレンジを変えて出すケースが多いでしょう。

それでカバーしていくともっと絞り込めるかもしれない。


植松

なんであんなに増えちゃったんだろう(笑)


すきやま:

働き者なんだよ。FFVの曲は植松さんの趣味趣向がはっきり出てるから

それがある意味でいい個性になってていいなというのがありますね。

スコットランド民謡をはじめとして、民族音楽への傾斜というのがあるでしょ。


植松

今回そのアイルランドリールっぽい曲を入れたのって初めてなんですけど、あれを入れます

ユーザー意見なんかのハガキに「アイルランド行ってきて帰ってきたらもうこれだ」というのがあるんですよ(笑)

別にアイルランドから帰ってきて、その影響受けてやってるわけじゃないんですけど。

以前から凄く民族音楽に興味がありまして、入れたかったんですけどファミコンときとかって難しいじゃないですか。


すぎやま:

ちょっとやりにくいよね。


植松

いつかやってやろうと思ってたんですけど、あんまり興味本位民族音楽好きだから

入れるというのも安っぽく見えてイヤかなと思ったんですけどね。

先日、すぎやま先生がうちの職場にいらした時にお話ししたんですけど、今トルコ音楽を習いに行ってまして、

そういう教室へ行くと民族楽器かいっぱい売ってるんですよ。


すぎやま:

なんか君の部屋に不思議楽器が置いてありましたよね。


植松

日本人だったら日本音楽ルーツとして民謡とかがあるはずだと思ってるんですよ。

日本に昔からある音楽自分の血の中にあるはずだって自分では思ってるんですけど、

一度「雅楽(古来の宮廷音楽総称)」の“ひちりき”(雅楽用の竹製管楽器)を習いに行ったことがあるんです。

そうすると自分の中に流れている血というよりも、逆にそれがすごく新しい、

ブライアン・イーノシンセサイザー音楽に近い印象があったんですよね。


すぎやま:

笙(雅楽用の管楽器)のハーモニーなんかは音の響きが非常にシンセサイザー的な新しさがあるよね。


植松

そうなんですよ。だからこれはものすごく面白いけど、自分にとっての血ではない気がしたんですよ。

雅楽朝鮮からのものですけどね、そういうルーツみたいなものを考えていったら、

逆にヨーロッパ民族音楽がすごく自分にピンとくるものがあったんです。

だったらそんな日本人のルーツかいってないで

自分にとってピンとくるものを追っかけていく方が面白いんじゃないだろうかと思って、

最近自分日本人だから日本古来の音楽をどうのこうのという考えはなくなってきてるんですよね。


すぎやま:

僕ら日本人で日本の文化の中で暮らしていると、いつかは三味線音楽や琴の音楽が耳に触れてるわけ。

和風喫茶レストランエアラインなんかでもいつの間にか聞こえてくる。

アメリカで生まれ住んでるとそれは耳に触れないで大人なっちゃうでしょう。

僕らは耳に触れてるから、知らない間にそういう音感は身についてると思うの。


僕が植松さんの音楽でこの人やっぱり日本人だと感じたのは、

町の音楽「ミーファー」ってメロディがいくときに、もう1つの声部が「ミーミー」とそのまま引っ張って、

ミとファが平気でガチャーンと使ってるのがあるでしょう(トゥールの村などの音楽)。

あれって西洋音楽で育った人では絶対やらないことなんですよ。


植松

バッテンなんですよね。


すぎやま:

植松さんはあれにある種の美しさを感じるからやってるわけでしょう。

で、僕も日本人だから聞いて「あ、ここいいな」と思ったんですよ。

「ソーミーファー」というのと「ソーミーミー」というところでミとファがぶつかっているのは、

西洋音楽エフメジャーセブンの中のミとファのぶつかりの意味とは全然違う意味のミとファでしょ。

それは江戸時代三味線や琴の音楽しょっちゅうやってることなんだよな。

ラファミミファミミファファミ」といってるときに、1は「ミミミ」といってミとファがぶつかってるという、

そういうテンションに美しさを感じるという江戸時代音楽家らの伝統みたいな感覚の流れがあるんだよね。

あの部分を聞いて植松伸夫もやっぱり日本人だと思ったんですよ。

で、僕もアレをイヤだと思わずに、あぁこれいいなと感じて、僕も日本人だなと再確認したんです。

意識的にやらずに自然にやったんでしょう?


植松

僕はフラットナインのぶつかり具合とか、

ミとファの半音メロディ伴奏が平気でぶつかることがしばしばあるんですよね。

自分でもああぶつかってるな、クラシック音楽テストなら絶対バツだなと思っても、

その響き欲しいしと思ってそのまま残すこともあるんですよ。


すぎやま:

それが間違いか間違いじゃないかというのは、感覚的にそのぶつかりが許せるかどうかなのよ。

いいと思うかどうかなのね。だから西洋音楽なんかも近代音楽以降はガンガンぷつかるでしょう。

それが前後関係音楽全体の姿からいって、感覚的にこれが美しいと思えるものはマルなのね。

ミとファのぶつかりあいが美しいと思える感受性があってやったものであれば間違いじゃないんだよ。

ただそれが自分一人でいいと思ってるだけで、世の中全員が気持ち悪いと思ったら

これは単なるひとりよがりしかないんだよね。


植松

難しいですよね。音楽学問にした人というのは、かなり強引だと思ってるんですよ。

どうやって音楽の点つけるんだろうって未だに僕思ってるんですよね。

中学校を通して音楽というもの学校教育に取り入れて100点取った人は偉い、

50点取った人はしっかりしなさいという教育を受けてるから

大人になって楽器を手にしなくなっちゃう人が多いんじゃないでしょうかね。


すぎやま:

音楽教育というのがどうあるべきかというものは、これはもっと考えなくてはいけない問題で、

文部省現場教師の考え方に反省点は多々あると思いますよ。


植松

すごい話してますよね(笑)文部省がどうだって


すぎやま:

笛を吹いたことについて点数つけることよりも、笛吹く楽しさをわからせるのが大事だよね。

音楽の楽しさを感じてもらうというのはとても大事なことでね。

からファイナルファンタジーとかドラゴンクエスト音楽というのは大事なんですよ。


植松

最近音楽全然興味ない子供達でもゲームとかで遊んでて、

ドラゴンクエスト音楽が好きになってコンサート行きますよね。

すぎやま先生なんかのコンサートはフルオーケストラでやってらっしゃるでしょう。

それはものすごい影響力だと思うんですよね。

子供オーケストラを生で聞くチャンスが普段あるかというと、少なくとも僕は子供の頃そんな経験はしてないんですよ。

そうすると、ある意味ですごく羨ましいんですよね。小学校2-3年という頃に、N響の音が年に1回、生で聞けるわけでしょう。


すぎやま:

他のオケなんかのコンサート数えると、20-30回やってるよ。全部ドラクエじゃないにしても、1コーナーとかね。

から、あちこちに頼まれて棒振りに行く仕事もやってます。それは大事なことだからね。

ドラクエの棒振りは何はなくとも行くようにしてますけど。


植松

教育の一環ですよね(笑)


すぎやま:

しかし、いつもゲーム音楽作るときに、昔の大作曲家作品聞くじゃない。

とてもかなわないなと思うことが多いね


植松

すぎやまさんがそんなこと言ったらこちらの立場はどうなるんですか(笑)


すぎやま:

昨日久しぶりにバレエ見ようと思って神奈川県民ホールに「くるみ割り人形」見に行ったの。

チャイコフスキーのド天才めって感じだよ(笑)。とんでもない天才だね。


植松

チャイコフスキーは僕もすごく好きですね。音楽は誰が好きなんですかなんてインタビューとかであるじゃないですか。

そのときは一番最初チャイコフスキーを挙げますね。


すぎやま:

とんでもない大天才だよね、あの人は。

あの時代20世紀の音楽家が考えて書くようなヴォイシングやってたりするわけよ。オーケストレーションうまいこと。


植松

この前、西田敏行ロシアに行ってチャイコフスキー足跡を辿るという番組テレビでやってたんですよ。

僕もチャイコフスキー好きだから見てたんですけど、チャイコフスキーホモであるというのを聞いて、

「ああ良かった」と思ったんですよね(笑)


すきやま:

その良かったというのはどういう意味なの?


植松

どこかプラマイゼロじゃないとダメということです(笑)

チャイコフスキー人間だったんだなというね。ま、噂なんですけどね。


すきやま:

モーツァルトなんか完全にいってるよね。大天才でも大欠点があるという。


植松

チャイコフスキーしろモーツァルトしろメロディが非常にわかやすいんですよね。

クラシックって難しいから嫌いという人が多いですけど、そんなことないと思うんですよ。


すきやま:

ベートーベンとかブラームスあたりはみんなそうだよ。いいメロディもってるよ。


植松

やっぱりメロディなんじゃないかという気がするんですよ。


すぎやま:

くそうだと思いますよ。


植松

からドラクエなんかはオーケストラでやっても子供が聞けるんですよ。


すぎやま:

ドラクエにしてもFFにしてもメロディ大事にしてるからそこに強みがあるでしょう。

他にもFFでは民族音楽的なのがありましたな。デデンッデデンッ…てやつ(笑)


植松

民族音楽というか黒魔術の呪術音楽のようなやつですね。


すきやま:

からそのうちトルコも出てくるぞ(笑) FFでは吟遊詩人というジョブがあるじゃない。

吟遊詩人マップの中のトルコアイルランドみたいなところへ行ったりするとそこの音楽を覚えて、

それを戦闘中に唄うと何かが起こるみたいなことがあれば面白いんじゃない。


植松

また曲数増えちゃいます(笑)


すぎやま:

増えるね(笑) でも吟遊詩人というジョブがあるから使えそうな気もするね。


植松

一度何かに絡めてやってやろうと思ってるんですけどね。

どうしても容量がそういう余分なところまで回らないんですよ。


すぎやま:

他を減らさなきゃならないからね。町の音楽全部一緒にしたり。


植松

でも町は2個だけですからね。マップの曲も3つだし。


すぎやま:

ダンジョンも違う?そんな気もしたんだけど。


植松

いや、ダンジョンという曲は1曲しか用意してないんですよね。他で使ってるのを使いまわしてるんです。


すぎやま:

でもなんかすごく多い気がしたな。


植松

実際多いんですよね。飛空艇は1曲ですし、チョコボは2曲だし。


すぎやま:

チョコボはまた面白いね。あの音楽と動きを見事にシンクロさせてて良かった。


植松

あそこらへんはプログラマなんかと楽しんで作ってましたよ。


すぎやま:

ピアノお稽古面白かった。


植松

あれも最後は何の曲にしようかということで、うちの坂口が、

ヘタクソなやつが最後コンサートピアニストぐらいにしてくれと言われたんで、

最初メトロノームにも合わせられないようなところから始めて、最後ドビュッシーまで弾けちゃうんですけど、

あのドビュッシーの曲(月の光)をみんなあんまり知らないんで、ガッカリしちゃったんです。


すぎやま:

グリークとかチャイコフスキーピアノコンチェルトみたいな方がコンサートピアニストみたいな気がするからね。

僕に相談してくれれば良かったのに(笑)


植松

そうですよね。最後のが弱かったのが残念だったな。


すぎやま:

でもああいう遊びの部分も楽しかったよね。


植松

息抜きというやつですね。でも結構一生懸命やっちゃうんで、息抜きできなくなっちゃうんですけど。


すぎやま:

作ってる本人はいいんだよ。遊ぶ方は息抜きできるんだから植松さんはドラクエは上がったの?


植松

実は最後ダンジョンの手前でFFVアレンジCD仕事に入っちゃいまして、まだなんですよ。


すぎやま:

上がってないの!?


植松

申し訳ないっす(笑)

今日までに終わらせるつもりだったんですけど。


すぎやま:

僕は対談頼まれときに、12月中だと聞いてそれまでにFFVを終わらせる自信ないって言ってたんだけど、

元祖プロゲーマーを称してるからには面目にかけても上がろうと、しゃにむにやって上がりましたよ。

途中でやんなっちゃゲームだと上がれないけど、やってて楽しかたから相当寝不足になりましたよ。


植松

今回はアマチュア勝利ですかね。スクウェアメンツって、単独独立して音楽で食っていけるか、

絵で食っていけるか、企画で食っていけるかという連中がまだ1人もいないんですよね。


すぎやま:

植松さんは大丈夫じゃない。


植松

いえいえ。平均年齢がまだFFチームでいうと25ぐらいなんですよね。


すぎやま:

ドラクエチームもそうですよ。皆さん若い。僕1人だけ飛び抜けてるんだ。


植松

結局若い、何かやってやろうという奴らが集まってるんですよね。

そいつらが泥まみれになって一緒くたになって限度知らずの頑張りをするんですよね。

全てのプロの人がそうというわけじゃないんですけど、中にはお金と割り切って仕事をする方もいらっしゃいますよね。

そうするとある程度から先の気力とか頑張りを越すというのは難しいというのがたまにあるじゃないですか。

そういうことが5のチームには無かったんですよ。

とにかく最後最後まで、〆切のマスター任天堂に送る朝まで、どこまでできるかということをみんながやったので、

そこらへんの適当プロの人を集めて作っても、ああい気合いの入った作品は出来なかったんじゃないかなと思うんですよ。

今になってやってみると、あそこをこうした方がいいというのはうのはいっぱいあるんですけど、

終わった時点ではもうこれ以上はできない、とみんなが思ってるんですよね。僕もあのときはそうでしたしね。


すぎやま:

結局世の中を見てると、FFにしてもドラクエにしてもそうだけど、

好きで好きでとことんまで頑張るという人が集まってるところのゲームがヒットしてるんだよね。


植松

その気合いみたいなものが通じるんですかね。

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2021-10-05

某100日後の47歳案件

先日から巷で話題の #100日後に退職する47歳 の漫画

特にエンジニア界隈で賛否両論喧しくやられているようだけども、おそらく話がだいぶ長く進んだこともあって途中から読んだり前の方の話を忘れたりで議論の流れがおかしくなった批判コメントがいくつも流れてくるので、ちょっと整理したいと思う。

100日後に◯◯する」フォーマットによる叙述トリック的錯誤効果

まず最初に、例のワニ漫画きっかけに広くネット認知された「100日後」フォーマット。本漫画もそのフォーマット踏襲し、1日ごとに新作が投下される流れになっている。

この流れに沿っていくと、読者はその「100日後」に何かが起きることを想定した上で物語を消化していくことになるが、その「100日後」が設定されていることを「物語の中の世界」は全く知らない。それどころかその残り日数を無視たかのように呑気な展開を見せることすらあり、読者はそのコントラストも込みで翻弄させられるわけだが、当然この47歳さんの案件でも同じことが起きている。

この増田を書いている2021/10/05時点で残り18日。いわゆる退職意志を通知する期限が1ヶ月前だの2週間前だの、その点を以って47歳さんの動きの鈍さをどうこう言うコメントがあるようでそうした世間一般における転職活動上の慣習と比較して述べる見解にはある程度同感はできるものの、最初に強く胸に留めておかなければならないことが一つある。「100日後」の期限は、読者にしか見えてないのだ。

47歳さんは転職活動をしているわけではない

そしてさらに言えば、47歳さんは決して転職活動をしているわけではない。

何度か自身から言及しているように、彼は決して現職を辞める意志は持っていない。

https://twitter.com/tome_ura/status/1440876591718940673?s=20

https://twitter.com/tome_ura/status/1444499320145731585?s=20

辞める意志を持っていない癖に短期間にこんだけ休みまくってるというのは、はっきり言って理解に苦しむ。いやいいのよ、休んでも。ただ、彼は転職活動ごっこを通じて他社から内定をもらい、その内定を現職経営陣にちらつかせることであわよくば賞与0円の評価を覆させたいという狙いをもって現状を展開させているのである。その前提条件がありながら、わざわざ現職経営陣に対してさら自己評価を貶めかねない行動を取ることにどれだけの合理的理由がある?というのは、当然あがってくる疑問だろう。何しろ、休暇をとってまで進めなければならないほど急ぐ話では本来ないのだから。「100日後」のトリックについ騙されてしまうが、(L社の都合さえ目を瞑れば)可能なペースでゆっくりやればいいのだ。

またごっことはいえ転職活動を始めるにあたって、普通のケースであれば「何のために転職するのか」とか「転職先で何を求めるのか」というような、エージェントとの面談でよく行われるような自己確認プロセスを全く踏んでいない。ほとんど衝動的に転職活動ごっこなだれ込み、atcoderに没頭している。

https://twitter.com/tome_ura/status/1441237149269958659?s=20

正味の話、40代からのしかも(マネジメント方面ではない)エンジニア志望の転職活動となると本当の本当に厳しく応募者を評価してくるので、若手の転職活動ですら生半可な応募は簡単に落とされるのにさらにこの年代転職活動は鉄骨渡りかってくらいに肝を磨り減らす状況になる。それが何となくフワッと始まってしまったわけで、そりゃ見ている方は黙っていられなくなるってもんでしょう、という感想もある(その厳しさゆえ、経験者ほど語りたくなる心理をくすぐるという話も)。

そう。何もかもがフワッとしすぎなんよ。実際、あんだけご執心のatcoderというかコーディングテストも、それを持ち出したL社がどんな志望度合いかつ適性マッチングで、彼がどこまで本気出さないといけないか分かんないし。ここを「100日後」フォーマットの都合で説明するための分量は割けないとかって言うのは簡単だけど、流石に読者に丸投げしすぎだと思う。

賞与0円提示の持つ意味

でこの時点で会社側の47歳さんへの評価というのを振り返っておかないといけないが、ぶっちゃけ「いてもいなくてもいい」レベルになってると思われる。

もちろんその評価一時的な気の迷いとか、社長お戯れをみたいな話もあることはあるが、そのくらいの意味を持つメッセージを47歳さんに与えてしまたことになる。

https://twitter.com/tome_ura/status/1440149422537543680?s=20

なぜかって言えば、賞与が0円になるということは、当人転職をもし考えているなら「賞与支給時期まで待たずに今すぐ出ていっていい」ということになるからだ。まさしくIさんがそうしたように。

https://twitter.com/tome_ura/status/1437984013939929088?s=20

通常退職を考える場合、いつ退職するのが当人にとってベストかという考え方でスケジュールを設定することになる。多くの場合賞与支給される時期まで待ち、しかるのち退職日となるよう調整を図る。それより前に退職してしまったら賞与が貰えないからだ、と言ってしまえば当然のように聞こえるが、逆に言えばそれまでは辞められない。早く新環境に移ってバリバリやりたいぜなんてケースでも、6月末なり12月末なりまで待たないと動けないのはかなわん、ということだってあるわけで。しか賞与0円ということはそういったしがらみがなく、もう当人の好きなタイミングで辞めてしまっていいわけである金銭的には痛さしかないが、転職活動アクティブに行いたいと思えばこれ以上ないメリットとなる。しか採用側も「即戦力が欲しい」とすぐにでも動ける人材こそ大歓迎と募集を掛けるケースもあることを考えると、実は結構有利なカードを47歳さんは持っている。

ただ、どうやら当人はそこを十分に理解しているとは思えない状況なのが実にもどかしい。まあ転職に関する経験値がある程度ないとこの辺は発想できないところではあると思うけど、ただその辺をケアしてくれるのがエージェントなんだよな本来なら。

47歳でコーディングテストとかおかしくね?←おかしくないよ

ちなみに採用活動においてコーディングテストを課すケースが増えているのはその通り。分野や当人志向性にもよるが、40代50代でも必要判断されたらコーディングテストが行われるのは何ら不思議なことはないと思う。特に30-40代くらいからはテックリード系の募集が増えてくるのでそうしたポストを狙う際には大体必要になると思っていて間違いない。マネジメント系だと流石に減る。けど最終的には場合によりけり。

ただ、そうした募集形態WEB系に多く、それらで需要の高いPHPPythonJavaScriptといった言語に比べて47歳さんの選択したC++はあまりお呼びでないケースが多い。ゲーム系なら多少はあるけど最近C#の方が優位だし、現職で彼が担当しているようなサーバー側をC++でやるってのも(ないことはないけど)かなり限られてくるので、その点でもどうなんだろうね?という疑問符はつく(物語必要上敢えて入れてるフェイクの可能性もあるけども)。まあやるならMMO系とかかな、かなり会社限られちゃうけど。他はML仮想通貨含む金融系、決済サービス、あとIoTモノもいけるか?どのみち選り取り見取りというわけにはいかないのでかなり長い期間腰据えて良いマッチングを探す必要が出てくると思う。

それにコーディングテストがあるかどうかは過去実績等で事前に知ることのできるものだし、応募する意志があるならその応募前の時点から準備をするようエージェントが促すことだってできたはず。準備に時間必要と感じればその準備を先に47歳さんにやらせておいて、OKとなってから応募するのでも全然遅くないし、そういうふうに採用企業側に応募スケジュールを待ってもらえるよう、エージェント交渉を頼むことだって十分できる。そう振り返ると、さっきも気になったけどこのエージェント結構大概な輩な気がする。

あんだけ休んで大丈夫なの?←マジやばくね

賞与0円提示を受けるまでの物語前半から中盤にかけて休日も含めて連日連夜出勤しどおしだったわけで、おそらく有給代休も溜まりまくりなはずだしその点での心配はないだろう、会社制度に従って休む限りは思う通りにやればいいんじゃないかな。

ただ最初に触れたように47歳さんは決して転職活動をしているわけではなく、辞める気は現時点ですら全くない。それを考えた時、すでに賞与なしというほぼ最低級の評価を食らってしまっている状況でしかも他社の内定提示を以ってあわよくば会社側にその評価を覆させようとしている戦略と、いか就業規則上認められた範囲の休暇行為とはいえどこまでマッチしているのよっていう疑問は拭えんのですよ。

大事ことなので繰り返すけど、「休んでいいかどうか」で言えばどうぞどうぞ存分に、しっかり休んでリフレッシュしよ?制度有効に使えば宜しい。ただ47歳さんの今企んでることからすると完全にマイナス方向にすっ飛んじゃってる。ここで認識のズレたコメントレスバが何件か見えた。この辺の把握のしにくさは前後の流れを続けて追いにくい投稿形式故の泣きどころか。

しかし流石に今後もずっとこのペースの勤務状況が続くとは思えないけど、こんだけ会社側に心象悪くしてたら次回賞与0円提示だよ普通に。

ブラック勤務疲れ」による思考力の低下←これいつまで言ってればいいの?

これは本当に難しい。

かに物語前半のように来る日も来る日も目の前のことだけに忙殺されて一息つく暇もないような状況に置かれたままでいると、人間誰しもまともな判断がつかなくなる。それによって普通なら苦もなくできる常識的選択すらもできなくなって、どんどんドツボにハマる。これが怖いかブラック企業みたいな環境には(できることなら)近づくべきではないのだ。

しかし、47歳さんの場合その理屈をどこまで通していいのか?という疑問もある。

明確な基準があるわけではない。しかし、物語前半で悩まされてきたデスマが終わり、例の0円提示を受ける前後くらいからは勤務状況にも余裕が出てきてそれまで黙殺してきた転職エージェントアプローチにも連絡をとってみようかと思えるほどには余裕が出てきたところだった。今後の身の振り方を時間かけて考えてみるのかと思いきやいきなりそのエージェントの言われるがままに求人応募をし、さらに応募先企業の求めるがままにコーディングテストに入ってしまった。それに47歳さんには家族もいる。20代やそこらのまだ身軽な立場とは訳が違うのだ。ごっこではない本当の転職活動を考えたなら、真っ先に相談しなければいけない相手がいるのに、である

そりゃないぜおい、と総ツッコミ状態になるのも頷けるというものである

ツッコミ役の不在

そう。この物語を読む上で大事な要素がもう一つ。ツッコミ役がいないのだ。

出てくる人間皆どこか呑気であっけらかんとしていて、ブラック企業然とした勤務体制の割にどこか抜けている。それがある意味ブラック企業構成するのは必ずしも悪意や力による強制とは限らないリアリティを帯びていたりして読む者を惹きつけるのだと思うが、物語上の要請としてはやはりツッコミ役がいるといないとでは、読者心理の安定感が違ってくる。

ツッコミ役が居らず終始ボケ倒すだけの物語進行は正直辛い。特に主人公が必ずしもヒーロー的ではなく、様々な出来事に戸惑い振り回されミスを冒したりしながら進めていくような場合、「そうはならんやろ」と物語中で言ってくれる存在がどこかにいないとなかなか人は安心できない。ツッコミ役とは、物語世界と読者世界リンクしてくれるありがたい存在なのだ

ただ本案件においては、このツッコミ役の不在が逆にそれらの読者のフラストレーション活用してネットのバズを呼び込み、言葉は悪いが炎上マーケティング気味に成功した側面もあると思う。なので功罪両面から見ていく必要があるとは思うが、物語の消化、進行という意味では間違いなくデメリットとして記憶しておくより他はない。

周囲の視点の不在←ここ一番重要

さらに踏み込んでしまうと、この47歳さん、「自分が周りからどう見えているのか?」という視点全くない。驚くほどに。

通常40代も後半となれば、どれだけ拙くてもいいからチームや会社からどのように自分が見られているかを把握し(ようとし)、その上でどのようにプレゼンスを高めていくかを戦略的に考えて行くことが求められる年代だし、それが会社から給与賞与として反映される仕組みであるとかの理解として備わってることを期待されるし、転職採用側もそういった視点を強く求めて応募者を見極めようとすることだろう。

しかしこの47歳さん、(いくらブラック勤務疲れで思考力が弱まっていたとはいえ)ただただ賞与0円提示をひっくり返すためだけに転職ごっこをはじめ、その代償に短期間に有休消化を繰り返し、現職も辞める気はないとくれば、側で見ている方はただただ疑問符ばかりが並ぶしかないわけである。そんな他社から内定があったからって簡単会社評価が変わるか?というのも疑問だし、万一それで評価を変えたところで、そんな易々と評価が二転三転する会社を信頼して居続けることを良しとするか?という疑問だってある。

そもそも他社の内定を糧に現職に賞与アップを迫るという構想自体が、47歳さんの中での完全なひとりよがりである。何かしら彼がそう発想するに妥当性を与えるようなエピソードがあったわけでもなく、経営側の視点も他社の評価atcoderの成績がどうこう影響しそうな要素は微塵もない。せめてそこを何らか裏付けるような話の流れでもあればまた印象は違っただろうが、他者から視点評価を全く交えず完全に47歳さんの思い込みだけで始めてしまったギャンブルを、そう簡単肯定的に受け止めることなどできないわけでして。ええ。

元々の話がその「自分評価を上げるため」に始まったものだったはずが、その「上げる」人が誰であってその人は何をすれば「上げて」くれるのか、この戦略判断からして怪しいぞとなってくれば、読者も黙っていられなくなるのは必然。どう見てもこの展開で47歳さんが賞与もらえる未来線描けないもの

それも含めて作者の狙い?バズ呼び大当たり?うーん、どうなんすかね。

まとめ「じゃあどうすりゃよかったってのよ?」

わかんない。

ただ言えるのは、縷々この記事で述べた通り、狙ってることとやってることがチグハグすぎてどうしようもないなというのが正直なところ。元々は転職する気がないのだからごっこ遊びなんぞには目もくれず全く別の戦略必要だったかなというのもまあまあある。ただ、会社の体質として問題があるのは確かでその点は転職は不可避なんじゃないかと思える一方、その現職になんだかんだでよく適応してるのも確かなわけでどうしたらよかったかと言われると正直わからん。というか47歳さん自身どうすべきか以前にどうしたいかのところでわけわかんなくなってないかい?知らんけど。

一方で今の状況じゃ転職活動としては踏み込みが甘いし、冒頭に述べたように「100日後」なんてリミットは彼には本来ないわけだから転職に向けた自己分析とatcoder練習とを諸々仕切り直しつつ毎週の週末に少しずつ進めていけばいいのだ。そしてしかるのちスケジュールをぐにゃっと変えて残り-30日か-60日ぐらいのタイミング転職する47歳さんあたりがまあまああり得る妥当な展開かな。

L社のテスト?本気なら待ってもらうしかないっすね。他の候補者がどういう状況か次第だけど、本気で交渉すれば結構融通きかせてくれますよこの手の締切は。待ってもらえないなら巡り合わせが悪うございましたってことで。

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