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はてなキーワード: 非業の死とは

2023-11-27

[]11月26日

ご飯(自炊パワー充電中のため食生活適当)

朝:生ハムチーズワインピザ。青豆。ポテト。昼:なし。夜:ラーメンライスキムチ。間食:ポテチチョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○死噛~シビトマギレ~

・はじめに

心霊ホラーシリーズ第三弾となるアドベンチャーゲーム

1作目死印の主人公とその仲間たちが新たに高校に潜む怪異と立ち向かう展開で、2作目NGとはうっすら繋がっているものの、死印の続編色の方が強い。

前作、前々作と骨子は同じで、非業の死を遂げた人間の残した無念が怪異となって事件を巻き起こすホラーエピソードが展開する。

システム面ではかなり変化していて、移動画面や探索画面がDRPG調からスクロール(トワイライトシンドロームっぽい)に変わっていたり、怪異との対峙におけるTRPG的なフレーバー要素がちゃんシステムに組み込まれている。

あくまテキストを読むのが主体でそのような要素はオマケなのだけど、ホラー作品らしい恐ろしい雰囲気作りに一役買っている。

昼間の当たり前な日常高校が、夜には恐怖に満ちた恐ろしいオカルトスポットに変貌する差が面白いところだ。

ホラーな恐ろしい何かではあるが理解不能な化け物ではなく、人間が残した無念な感情がその化け物の根幹にあるため、それを理解することで事件解決できる点は今作も同様。

なので、人間を逸脱した怪異現象が起こるものの、怪異との対峙のために必要情報収集推理、考えるパートミステリ的な楽しみもある。

ファンサービス要素は薄め

前作の主人公と仲間たちが大勢登場するも、ファンサービス的な側面はかなり控えめ。

スチルや印象に残るエピソードも少なく、中には登場しない仲間もいる。

このバランス感は難しいが、その代わり新キャラ達の掘り下げはしっかりしている…… というわけでもないのが悩ましいところ。

各々のエピソードは前作でやり尽くしている…… とも言い難く、この辺はハッキリとボリューム不足を感じたところだ。

僕が大好きな真下さんは、主人公相棒ポジションガッツリ食い込んでおり、互いの人生観などを語らうパートもあるので、個人的キャラ萌え目線では良いところもあった。

・様々な恋愛の形のエピソード

死ぬ間際の強烈な心残りが怪異という異形に生まれ変わる設定なのだけど、今作は悲恋エピソードが多め。

怪異人間が残した無念である設定は同じであるものの、この恋愛にまつわる心残りが多いことから、今までは少し違った読感になっていた。

過去作では正直少し突飛な前提や心残りが多く、あくま都市伝説怪異な側面が多かった。

今作は亡くなった恋愛の心残りを解きほぐす展開であるため、より怪異過去人間だったときの側面の掘り下げがされていて面白かった。

特に僕が好きなのは第二章トイレ華子

学校のジメジメした陰湿な展開ながらも、恋愛気持ち関係性でそれに立ち向かう様が良き。

とはいえ、このゲームホラー悲劇陰鬱とした作品なので、希望があっさり打ち壊されてしまうのが悲しい。

怪異はもちろん悪いやつなんだけど、そこに至るまでの人間の悪意も大概にイカれている逃げ場の無さがまさに心霊ホラーシリーズらしい良いお話だった。

そんな恋愛にまつわるエピソードは、怪異だけでなく、典型的朴念仁キャラ主人公恋愛なやり取りに組み込まれしまうのが全体的なホラーな恐ろしいストーリーの中で清涼剤的な役割果たしてくれる。

・絹川みちほが可愛い

そんな今作のメーンヒロイン絹川みちほが可愛い

生徒会副会長ながら不真面目なところがあり髪を独特な色に染めていて、噂好きで人懐っこいキャラ

虫好きという奇妙な一面も持っており、虫にまつわるエピソードの際はこの知識が役にたつ展開もある。

全体的にボリューム不足感が否めない今作ながら、彼女に関してはたっぷりストーリーが詰まっている。

この作品においては深夜のオカルトスポットがどれだけ恐ろしい場所理解していてもなお、イチャコラシーンでは朗らかな気持ちで読めてしまった。

真面目なキャラが多い中、軽口や冗談を言ってくれるので一緒にいて欲しくなるし、序盤から好きな気持ちを隠さずに主人公に接してくれるのも好印象。

ダブルヒロインのもう片方堂領姫子が真面目でツンケンしている対照さとが合間ってかなり好きになれたキャラだ。

・怪医家を自称する決意が沸る

前々作ではされるがままに巻き込まれ、命を守るために怪異と立ち向かっていた主人公

そんな彼が異名である怪医家を自ら名乗り、自分がこれから怪異にどうやって向き合うのかを決意するシーケンスは最高に決まっていて燃えるシーンだった。

怪異医者であることの意味自覚して、何を救うのかを決めるためにも、今作のテーマが“悲恋なのは納得。

シリーズを通して描いていた「怪異の恐ろしさ」と「怪異の無念を生んだ人間の恐ろしさ」の二面を上手く解決する良いシーンで、思わずコントローラを握る手が熱くなって沸る。

かなり難しい苦難の道であることは目に見えてわかっているので、これからもこの異名意味を踏まえて活躍してほしいと願うばかりだ。

・おわりに

死印メンバー総出演のファンディスク…… としてでなく、死印の主人公があの事件を踏まえた上で新たに怪異と向き合うことの意味を考え直す新しい作品として面白かった。

恋愛エピソードが多めなのは最初は少し露骨な媚びを感じてしまったのだけど、絹川みちほの魅力的な立ち回りで一気に物語に引き込まれた。

そして何より怪医家として怪異に立ち向かう主人公が最高に決まっていて魅力的。

それを引き立てる相棒真下さんも、価値観が違い衝突するからこその魅力があって良きだった。

3作目ながらマンネリ感は全くなく、むしろシステムや素材は可能な限り使いまわしてでもいいから、いつもの面々に今作からの面々も加えた新作がまた遊べる日が来ると嬉しいな。

2023-10-27

anond:20231027100905

非業の死と言えるのは自殺した盧武鉉暗殺された朴正煕くらいやろ。他は80・90歳くらいまで長生きしとるやで。

中国の前首相が69歳で死去だって

消された・・・




関係ないけど韓国元大統領って全員逮捕されたり、非業の死だよね

2023-06-06

今更ながら「推しの子」の話題になった第6話を観た

過去恋愛リアリティショーでのトラブルが発端となった女子プロレスラー非業の死は当時報道で目にしたし、今回の第6話が呼んだ議論の嵐もニュースサイトで目にしていた

で、第6話観たけどさ、これをどう観たら「過去事件エンタメ化している」と言えるんだ?

しろネット炎上を疑似体験できる、今の若い子たちに啓発できる教材レベルだろ

まるで普通自動車免許更新する際に見る実際の事故の状況や、事故を起こした交通犯罪者のその後の人生の転落ぶりを見ているかのようだった

何気なく放った大した思考も重ねられていない言葉が、どれほど誰かを傷つけるかなんて想像できない世代に向けて、ネットリテラシー醸成のためにも必修で見てほしいレベル

事件被害者となった女性母親はこの回を観ていないという記事を読んだ記憶がある

誰が何のために母親の傷をありもしないナイフで抉り唆したのか、これは追求しなければならない

最愛の娘の死に接して、癒えない傷を負ってしまった母親には何も言えない

ただ、その立場悪用しようとする奴の影が見えるのには我慢がならない

2023-02-19

言うて元からウヨ憲法学者じゃん

石埼学

@ishizakipampam

私は、安倍元総理の突然の非業の死以降大きな「喪失感」を感じ続けている。かれの業績や政治姿勢には異論も多々ある。しかしその存在感の大きさは歴代総理の中でも群を抜いている。安倍元総理の突然の不在に多くの国民が感じる大きな「喪失感」を埋め合わせるためにも国葬実施されるべきだ。

石埼学

@ishizakipampam

·

2022年11月20日

リベラル左翼が嫌われる理由

家族地域仕事や国との絆のおかげで生きているのに、それを理解できず、感謝の念もなく、空疎にいきがっているから。

石埼学

@ishizakipampam

リベラル=自立した個人自由を追求する人、左翼マルクス主義者。

ってツイッターでいちいち定義しないといけなの?

石埼学

@ishizakipampam

自由安全平和日本を築いてきたのは自民党政権。そこに様々な克服すべき課題があることは確かだが、まずまずマシな社会が実現されている。その恩恵にあずかりながらそのことを否定するのは井上達夫先生風にいえば「自己欺瞞」。

自己欺瞞」に満ちた人たちが軍国主義化とか何とか騒いでいる。

2022-10-30

古来、日本人非業の死を遂げた大逆人を崇めることによって護国の神としたらしい

このような観点から見てもやはり国葬必要だったのだ。

2022-10-21

三体の登場人物モデル考察する (随時更新)

AA - 艾未未 (Ai Weiwei)

コメント:これは非常に分かりやすい。艾未未氏は男性で、鳥の巣デザインした有名な建築家中国政府批判して逮捕された過去がある。

葉文潔 - 王光美

コメント:王光美の夫は第2代中華人民共和国主席を務め、文化大革命非業の死を遂げた劉少奇北京の輔仁大学原子物理学を専攻し、大学院に進んで理学修士学位を得る。

2022-09-28

憲政史上最長と、選挙中の非業の死理由に使っちゃったから、、、

なかなか国葬になる人は出てこないでしょ。最長とは成らずとも2番目くらいの在任期間は無いと候補にならないだろうし、そこにさらプラスα(こちらは流石に非業の死でなくてもいいだろう。ただノーベル賞受賞くらいでは不足となるだろう。)まで要る。法整備されるにしても、これまでのこととそう齟齬しないよう整合性ある形になるだろうから内閣だけで決めるケースとそう変わらないでしょうしね。

anond:20220927190749

2022-08-18

戦後最強の権力者安倍晋三を誰も悼んでいない

国葬大勲位だと喧しいわりに、妙に扱いが軽い。

自民党安倍氏の死を党内政治に利用しようと躍起。

統一教会安倍氏との関係を用いて自民党を脅している。

安倍氏の寵愛を受けた杉田高市自己保身に必死。かつてのようなガンギマリムーブはない。

妻は安倍家と折り合いが悪いとかで存在感が消えた。

安倍晋三は生きていて、トランプ連携してDSを倒す最後の一手を仕掛けようとしている」みたいな陰謀論もない。

国民の少なくない数が「非業の死」でなく「自業自得の死」とみなしている。

安倍氏ファンは故人を悼むよりも敵への攻撃に夢中。

正直面白すぎる。

2022-07-27

リベラル非業の死を遂げた時、そのリベラルの死をオモチャみたいにネタにするのはあり?

やっぱり、いくら表現の自由があるとはいえ仲間のリベラルが許されないのかな。

2022-07-23

俺はパヨクだけど故安倍元首相国葬には賛成する

国葬必要悪だと思っている。

今やこの国の暴力への抵抗力は著しく低下している。

暴力はすべてを解決する」という言葉を疑う者はおらず、実際に暴力に走るかどうかはわずかなきっかけの有無で分かれるにすぎない。

実質的日本最高権力者である安倍でさえ殺されるのなら誰の命なら尊重されるのか?

非業の死を遂げた人物を悼むというポーズだけでも示しておくぐらいしか、もはや暴力の伸張に歯止めをかけようがない。

安倍の前に悼むべき死は山ほどあるだろう」という意見もっともだが、現実的に大多数の日本人には届かない。

ともかく知名度では最大の安倍元首相こそ反暴力シンボルとしてふさわしい。

2022-07-18

たとえば二度総理大臣歴任し、憲政史上最長の任期を務め上げ、今なお与党内で絶大な影響力を持つ政治家がいたとしよう。

そしてそのような日本もっとも影響力を持つ人間の一人が日本屈指の外国産カルト宗教広告塔をやっていたとして、そのカルト宗教被害者に殺されたとしよう。

それは果たして理不尽非業の死と呼べるのだろうか?

そのような人物国葬実施する価値はあるのだろうか?

anond:20220718200806

山上くんの境遇は気の毒だが、殺人は許されない

山上くんは殺人犯として裁かれるし、安倍さん統一協会の黒い癒着は、山上くんの犯罪の成否には関係しない

しかし、統一協会問題は別途議論されるべき

これまで日本曖昧にして逃げてきた政治宗教問題も一度きちんと整理すべき

安倍さん非業の死を遂げたからといって、負の側面をなかったことにするのも間違い

これじゃダメなのか?

2022-07-16

よく聞く国葬をする理屈は死者の政治利用

非業の死をとげた人物を死後まで利用尽くそうというマキャベリズム

国葬の形にこだわるのは安倍氏のことを思ってではないな

生前もずっとそういう人間ばかりが彼に近づいて来ていたのだろう

憐れだなぁ

献花してくれる国民の悼む気持ちは本物だろうけど

2022-07-15

数十年後かに安倍ちゃんモデルにして、マンガなりアニメなりで

志半ばでテロを受けて非業の死を遂げる美形貴公子キャラ

登場したりするのかな。

2022-07-13

安倍さん非業の死を遂げてショックを受けているおっさんなんだけど

国葬で弔ってくれるなら是非してほしい。明確な支持者でもなかったん

だけど、関連ニュースを見ると仕事中でも涙ぐんでしまう。安倍さんって

俺らのリーダーだったんだなぁとつくづく感じるわ。

anond:20220713065732

よくよく考えたら、安倍さんいい死に方したよね

本来なら刑務所の中であらゆる面で日本を終わらした国賊と言われる余生だったはず

後世の歴史家からも芳しくない評価を受けるはずだった

ところが権力濫用して刑務所行きを回避した結果、暴漢暗殺され非業の死を遂げた気骨の政治家みたいに書き換えられた

100年後の教科書では、統一協会支援したことに対して被害信者家族から恨みを持たれたという記述カットされて、愛国政治家反日サヨクテロされたみたいな歴史修正されてるだろう

2022-07-12

不謹慎だけども

あんま舐めたことしてっと有権者に殺されるってくらいの緊張感はいいのかもな。

これが首相経験者はみんな非業の死を遂げるとかだったら引くけど、このくらいの頻度なら。

ごめん、ホント不謹慎だけども。

2022-07-08

anond:20220708185447

人気がなかったりグダグダでも非業の死を遂げると票が集まるもんなんだよ(1960年社会党1980年自民党)。多くの有権者無党派層で、その層の一部は直前にこんな事件が起こると香典みたいな感じで投票するから

2021-06-17

富野以外に宇宙世紀拡張できたのが福井晴敏だけだった問題

うんこ福井晴敏がなぜ嫌われているかと言えば、

宇宙世紀の「正史」を我が物顔で「偽史」に塗り替えてしまたからだ。

UC以前の宇宙世紀スピンオフあくまで「稗史」としての分を弁えていた。

宇宙世紀の正統なる語り手は富野だけ――

誰もが尊重していたその一線を、福井は軽々と越えてしまった。

とはいえ、いやだからこそ、宇宙世紀拡張できたのが福井晴敏だけだという事実直視せねばならない。

富野亡き後もサンライズガンダムシリーズを続けるつもりである

しかし誰がその仕事を担いうるのだろうか?

閃光のハサウェイ映像面でのニュースタンダードを示したが、しか原作富野である

次にアニメ化されるのはクロスボーンガンダムだろうか。これも富野原作である

その次は?

F91リメイク

その次は?

誰が新しい宇宙世紀を作り出せるのだろうか。

いまのところそれに成功した男は福井晴敏しかいない。

我々は次の百年も福井晴敏に苦しめられるのか?

それとも富野の跡を継ぎうる天才の出現を待てるのか?

ジョージ・ルーカスを締め出したスターウォーズシリーズは、

新しい路線を貫徹することができず盛大に転倒し、

最終的に旧来のファン迎合して非業の死を遂げた。

ガンダムはどうなるのか。

薄らと初代をなぞるだけの模造品など必要ない。

さりとて福井晴敏オナニーショーを見せつけられるのもゴメンだ。

もはや庵野にシン・ガンダムを作らせるしかないのかもしれない。

2021-05-11

ウマ娘が難しくて挫折しそうになった日々が役に立った

どうも、2ヶ月ほど前にanond:20210307134831という増田を書いたヘボトレーナーです。

あのあと、anond:20210328055646で書いたように無事うまぴょいでき、第2章も読め、今では厩舎に8人ほどAランクウマ娘を抱えることができている感じ。残りのウマ娘も最高評価点は全部B+。チーム競技場ではなんとかCLASS 5を維持してる。GWではゴルシマニーのおかげで多くのウマ娘覚醒Lvを上げられた。それもこれもみんな助言をくれた人たちのおかげだ。感謝言葉もない。

で、ウマ娘の新イベントであるウラス杯について。ギリギリBランク育成(イベントの中級リーグの参加条件が「Bランク以下」なので、B+にならないギリギリ範囲ステータスを最大限にしようという育成)が流行っているけど、正直評価値の計算かめんどくさいので、どうしようかなーと思っていた。そりゃ勝ち目があるのは中級リーグの方だけど(最上位層はSSランクとか育成してるのでランク縛りのない上級リーグでは多分抜け落ちた尻尾の毛すら踏めない)、そのためにちまちま計算しながらプレイするのは手間だよなって。

しかし、これまでの増田で書いたように、俺は育成の下手なヘボトレーナーで、B+に到達させられずに終わった育成がいくつもある。そこで自分の厩舎をチェックしてみると、スピードがSに到達しているBランクナイスネイチャグラスワンダートウカイテイオーがいた。他にも、A+のステータスを持ってるウマ娘が何人もいる。これらは(まだステータスを伸ばす余地があるという意味で)ギリギリBランク育成ではないけれど、Bランク以下限定レースに出して競わせるには十分な出来なんじゃないか

過去の失敗した育成が、新イベントの役に立つ。育成で思ったような成果が出なくて苦しんだ日々は、無駄じゃなかった。

そう思うと、なんだか救われた気がした。ナイスネイチャの育成は本当に苦しかった。一番好きなキャラなのにちっともURA優勝できなくて、初めて当たった温泉旅行券は決勝敗退で紙屑になった。今ではAにすることはできたけど、一番多く育成しているのにちっとも前に進めなかった苦い記憶はずっと残っている。グラスワンダー全然B+に到達させられなかった。ようやくURA優勝できたと思ったら途中で敗退したやつよりも評価値が低かったなんてこともあった。お召し替えをしてようやくB+のURA優勝ウマ娘にすることができた。トウカイテイオーだって何度も育成に失敗し、無冠のまま終えた育成が何度もある。俺より後にゲームを始めた人がスイスイ名鑑Lvを上げて俺を追い抜いていくのを複雑な思いで見つめたこともあった。

けど、それらの失敗を繰り返したおかげで、高いステータスを持つBランクウマ娘が、いま、何人も俺の手許にいる。もちろんギリギリBランク育成を頑張っている人たちの育てたウマ娘には敵わないかもしれないけど、ランク縛りがあるのなら十分に戦える出来だろう。

過去のうまくいかなかった育成が、こんな風に役に立つなんて思いもしなかった。ありがとうウマ娘

とりあえず、評価値8,100ちょいでマエストロ持ちのマチカネフクキタル、同じく評価値8,100ちょいでマエストロ持ちかつ先行Sのオグリキャップ評価値8,000ちょいでハヤテ文字マエストロ持ちのナイスネイチャグラスワンダー、このへんを出走させてオープンリーグに挑戦してみることにしたい。評価値8,185で弧線のプロフェッサーとマエストロ持ちでマイルSのハルウララもいるんだけど、今回芝だからな……

ちなみに温泉旅行に行ったのは計5回です。ちっとも温泉旅行券が当たんねえじゃねえかと思ってたら最近立て続けに当たって驚いている。行った回数は、サイレンススズカと1回、グラスワンダーと1回、エアグルーヴと3回。エアグルーヴ先輩温泉旅行当てすぎだし、温泉旅行に誘ってくるときやたら強張った感じになってるし、旅行先では俺に緊張をほぐされていい雰囲気になってるので、間違いなく俺とうまぴょいしてるし3回もうまぴょいしたんだからもう実質俺のお嫁さんだと思うんだよね。お義母さまからの信頼も得てるしなワハハハ。スズカさんの温泉旅行はなんというか感無量だった。あの走ることを愛し走ることのみに集中してきた子が隣を歩きたいと言ってくれた、というその一点だけで感涙モノだと思うんだけどどうだろう。サイレンススズカ、大逃げが好きなのと非業の死があるので史実の段階で思い入れが深いんだけど、ウマ娘では楚々とした鈴を転がすような声で喋る儚げな美少女(中身は走ることしか興味のないド天然)という造形になっていて、こんなの大事にするしかないじゃん……! という庇護欲が湧いてきてしまって蝶よ花よとばかりに育てているので、温泉旅行あんセリフ言われたらもう涙腺緩んじゃうわけで。グラスワンダーとの温泉旅行、さり気なく別室であることが示唆されてて草。いやどう見てもエアグルーヴ先輩とは同室に泊まってましたよね? と思ったけど、グラスちゃん武士からそのへんキッチリしてるんだろうね……

2021-03-25

anond:20210325181205

そもそも関東刺客非業の死、ってのも事実に基づいてはいものの、馬を擬人化した感動ポルノだ、って言われているからな

事実に基づくストーリーからライスシャワー神格化してる人も脳内二次創作なんや

まり、馬の姿のままの二次創作vs娘の姿をした二次創作、でしかいから、競馬ファン正当性があるわけじゃなくて、むしろ過剰にライスシャワーを持ち上げる一部の人は一部の競馬ファンからまれとるよ

2021-03-11

シン・エヴァンゲリオンは別の結末を観たかった

Yahoo! 映画評価は4.32点で、お役立ち度の高い感想は概ね5点満点。概ね好評のようだが、ぼくはあまり楽しめなかった。ここ数日、このことをずっと考えていて、気持ちを整理するために書くことにした。

エヴァンゲリオンは、使徒という人知を超えた存在との、生き残りをかけた戦いがテーマだと思っていた。生き残りのためにエヴァという力にも手を出し、本当にギリギリのところで危うく戦っていく物語だと、少なくとも新劇場版の序と破までは認識し、そこに魅力を感じていた。

登場人物内面を丁寧に描きつつ、とき人類存続の危機を前に、個人の思いが非情に潰されてしまう。破で3号機に閉じ込められたアスカを守ろうとするシンジや、使徒殲滅のためにダミーシステムを使う判断をするゲンドウの行動、そしてその後のシンジの怒りなど、そのあたりはとても心に響いた記憶がある。

しかし、Qから雲行きが怪しくなってくる。使途との生存をかけた戦いというテーマは影を潜め、人類のために戦っていたはずのシンジは、逆に人類を滅ぼしかけた張本人になってしまう。そして戦いは使徒人間ではなく、ネルフヴィレ、つまり人間同士の争いになっている。シンジアスカエヴァで戦う羽目になるが、そこには使徒との戦いにあったような心に響く要素はなかった。

Qで共感できたのは、「何でこんなことになったのか、ちっとも分からない」と叫ぶシンジの声だけだった。

あれだけ切羽詰まっていた使徒との戦いはどうなったのか。勝ったのか負けたのか。結局人類を滅ぼしたのは使徒ではなくシンジだったということなのか。それなら、あの序と破で描かれた必死の戦いはなんだったのか。生き物がほとんど消滅した地球で、ゲンドウは今更何をしようとしているのか。Qを観たあとは疑問ばかりが残り、釈然としなかった。

ぼくは結局、「破の予告の続き」をQで観たかったのだと思う。しかし、それはQには描かれていなかった。

そしてシン・エヴァンゲリオン。そこに描かれていたのはQの続きであり、TV版と旧劇場版の再構築だった。終わらせ方としては、本当にきっちりしっかり終わらせたと思う。しかし淡い期待は裏切られ、「破の予告の続き」は描かれなかった。

ぼくは使徒とのギリギリボロボロの戦い、多大な犠牲を払う戦いのなかで、最後最後使徒勝利し、やっとのことで人類の存続を勝ち取るという展開を観たかった。しかし、描かれていたのはシンジの救済、そして主要登場人物の救済であり、戦いはある意味で添え物のようなものだった。

ひとつ言いたいのはゲンドウ。あいつはどうしようもない。ネルフの長であるゲンドウは、死んだ(消滅した)嫁さんに再会するためにヴィレ敵対し、ラスボスをやっていたのか? エヴァを使った謎の儀式は嫁さんに会うためにやった? 人類が滅ぶかどうかという状況で、それはあまりにも話が小さすぎる。共感できない。そんなことだから部下が離反するんだよ!

最後のほうの劇中劇のような演出登場人物内面語りと救済の展開は、やっぱりエヴァならこうなるよねと思ったし、救われていく人たちを観るのは悪くなかった。でも、シンジ以外は軒並み非業の死を遂げて、最後にやっとのことで使徒に勝ち、使徒が襲来しない世界が実現するという話も、やっぱり観たかった。

エヴァンゲリオン新劇場版は、Q以降、方向性が大きく変容しているように感じる。変容する前の新劇場版に魅力を感じていた身としては、シン・エヴァンゲリオンは不満の残る内容だった。

もちろんこれは、ぼくの「チラシの裏」であり、ほかの方の感想否定するものではありません。気に障るようなところがあったら許してください。

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