はてなキーワード: 青春の門とは
ご返信ありがとうございました!わたしは映画を見て五木寛之の『青春の門』に似たものを感じまして。個人的になにかその過激さにまつわる辛い思い出があるとかの方にはほんとにう何も言えないのですが…、でなければ、それだけで映画を見ないのは勿体ないなと思いました。雪組の公演はいったん置いておいて、映画は一見の価値ありと思います。
以下、過激さについて補足させてください。ネタバレを含みます。
映画の中で4回過激なシーンがあるとして、3回は合意のもとでのこと。残りの1回のデボラは合意がなかったのではありますが、ヌードルス自身の振る舞いからは、他の3回と比べるといかにデボラを愛しているかが伝わってきて、自分はデボラがかわいそうというよりも、ヌードルスがかわいそうと思ってしまいました。車から降りて我に返ったヌードルスが、はだけた情けなくセクシーな正装とソフト帽で、草むらと海を背景に俯きながら歩くロングショットが続きます。
そもそも、その前段階でデボラがヌードルスに迫り過ぎていますし、そこまでしておきながらなぜデボラはヌードルスを拒否したのかと。場所がいやなのであれば「ここじゃイヤ」と言えばヌードルスはきちんと場所を変えたと思うのです。私の解釈ですが、デボラはハリウッドで成功するために初めてを取っておきたかったのではないかと。映画のデボラは、そのように解釈できるような描かれ方をしています(例えばデボラは、未成年期にヌードルスが覗いているのをわかっていながら着替えを始めます)。