「青少年育成条例」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 青少年育成条例とは

2023-12-15

anond:20231215110728

最近の子青少年育成条例も知らないのか

あるいは性に開放的環境で育った層と厳格な環境で育った層の対立なのか。

2023-07-16

通報しました。

https://hatena.zendesk.com/hc/ja

匿名ダイアリーでの青少年育成条例違反投稿について

以下の匿名ダイアリーにて、青少年育成条例違反可能性が高い内容が投稿されていました。記事の削除、アカウントの停止などの適切な対処をお願いします。

https://anond.hatelabo.jp/20230716170529

「■フェラ慣れてませんって女子高生かわいかった

ペロペロと先っぽだけ舐めてるだけの口に無理やり突っ込んだら

涙目。へー。とみてたら案の定ノド突いちゃってねえ。顔真っ赤にして嘔吐くのはいい眺めだったわ。」

2023-06-13

anond:20230613144006

なぜ疑問があるのですか、どのような疑問なのですか?

ちなみに私はその時代に合ったものなら『性的秩序を守り、最小限度の性道徳を維持することが公共の福祉の内容をなすことについて疑問の余地がない』には賛成です。

俺は人権を制約するならば相応の理由必要だと考える。

そう考えた時、レイプダメ痴漢ダメ合意の上であっても11相手に性行為類似行為(手コキさせる等)はダメ。それは当然であるが、それは既に強制性行罪や強制わいせつ罪で規定されている。

刑法175条が必要だというならば当然、「レイプダメ以下略」以上のところに『最低限の性的秩序』があり、それを維持することに何らかの利益があるはずだが、俺はそれが分からない。

ついでに言うならば俺は性的秩序に関して言うならば『成人したら、ヤリチンビッチでも良いし、貞淑でも良い。そのことで好き嫌いは構わないが、法的もしくは社会的差別されない。パートナーを裏切ることへの制裁に関する法は必要』が理想だと思うのだが、元増田は違うのだろうか?

それでは「未成年に見せないためのゾーニング」はどの法律によって義務化されるべきでしょうか、

それとも法的な規制は無しで善意に期待してゾーニングを行うべきなのでしょうか?

俺より先に言及した人がいるが、各都道府県青少年育成条例で規程されている。

個別文句を言いたいことはあるのだが(有害指定された書籍18禁扱いで売れなくなることについて取次に改善を求める必要があるなど)大枠としては合意する。

国の法律で定めることについては憲法の定める検閲禁止を直撃し得るだろうな。

性交同意年齢の引き上げについては私は賛成です。

なぜなら13〜15歳には性行為をする自己決定権がないという意見からです。

俺は性行為同意は“理想的には”本人が性行為やその影響について理解しているかという能力判断されるべきだと思っている。もちろんそれは不可能から年齢で区切るしかないという点は同意する。

そして、『一般的な15歳が最低限持っている程度の性行為や影響に関する理解が無い者は性行為をするべきではない』とするならば知的障害者へのセックスボランティアボランティア側が強制性行として違法にされるべきなのだろうか。そこを考えると、むしろ現状の13歳未満という区切りの方が妥当だと考えている。

2023-02-26

anond:20230226050141

ふーんおもしろいじゃん。

俺が思うに、提言1~3は本来全部、いらねえよな。

方策

そもそも深海誠風などと個人名をいれるAI創作はすでに30条4の例外にあたってるんだから著作権侵害で訴えるぞ」をかたっぱしからやりゃいいんじゃねえかな。

たとえば命令にくみこみやすキャラ名はアニメ会社とか著作権者が。

写真肖像権者あるいは役者組合が。

それぞれ、AI合成のスクリプト文にいれることを全面禁止(やったら訴える、あるいは権利継続中のタグのものを削除させる。「ピカソ」「ゴッホ」とか「自然派」は権利がきれているので、残して偽ひまわりでもなんでもつくりまくればいい)すればいい。

方策

すべての著作権条約加盟国からdanbooluなどの違法サイト接続制限はかけるべき(漫画村ですでにやったとこだよね)。

方策

エロは当然児童ポルノ法リベンジポルノ法・青少年育成条例でどこのSNSにも出せないね(いままでどおりだね)。

方策

やっぱり印刷物クオリティネットでころがってる画像解像度と色域の壁で隔てられてて、おもちゃと精密製品くらいの差がある。

商業作品サンプルをネットに転がすときは派手に透かし・サインを入れることを徹底すれば

学習側も「透かしをはずす」→「解像度をあげる」→つかいものにならねえ…でいいんじゃねえかな。

  

クリエイターからみて『思想感情を「表現」したもの著作権だ。AIのものには感情なんかないはずだ。』そうおもったからこのわけのわからん提言3がでたんだろう。

しかAIを利用することによって思想感情表現することはたとえばVtuberが毎日のようにやってることだ、AIがもといたオジサン画像を生き生きとした萌絵に変換してくれてる。

また人間盗作という形で思想感情表現してしまう人がいる(cf CDジャケット盗作炎上事件)。

その盗作思想感情表現されてるどうかが裁判で争われたことはない(著作権侵害は、侵害サレも侵害スルも両方著作ブツでないとそもそもなりたたない議論なのだ

(※ワイナリー看板事件のような情報メインの絵では、さすがに思想感情がないか著作権侵害がないと判決されているが、AIを利用して出力したいのはエモいなのだ

 

一応、今のところはAIを経由したこと人間がみればわかるものが多く、SNS投稿SF雑誌でも「質が悪いAI作品投稿してくんなバーカ」とはいっているが、

稚拙(指六本w)ながら読もうとすれば読める程度の思想感情は出てきているからこそ、クリエイター経済的に脅威を感じているわけだ。

提言3の「・」以下のは悪手というか、「画像AI生成物においては、すべて又は大部分が画像AI生成物である制作物を著作権保護対象とせず、創作寄与が明確に認められるもののみ保護対象とすること。」はおまえらの使ってる作画ツールだってそろそろAI学習ずみのが混じってんだろ、それを利用しないほうがバカじゃねーのとしか

あとAI画像じゃなくてすでに出回りまくってる「いらすとやさん」「chatGPT」みたいなののほうが実は脅威度が高いんじゃねえかな。

 

※かといって政府提言もうけつけずなにもしなくていい…ともおもわない。

CD収録曲ユーチューブにでたらレコード会社申請により消してくれるのに、画像がdanbooluにのってもだれも消せよとはたらきかけられないのは、著作権管理団体が存在しないからだ。

電子同人仲介サイト違法アップロードに目を光らせているというところもあるが、pixivツイッターは一枚イラスト代理で訴えることはしていない。

 

消防車を誰も呼んでいないのである

2023-01-28

anond:20230128141206

おまえが巨乳などの人体拡張表現特に嫌いなのは了解したが、

それと世間青少年育成条例基準とはまた全然ちがうもの

自殺暴力麻薬などのコンテンツ性的コンテンツ以上に厳重なすみ分けを要する。

悪魔呪い・鬼のほうが怖いから」などで少年誌に紛れ込みがちだが人間社会には悪魔呪い・鬼はなく、犯罪を許さないし犯罪賛美も許さない。だからすみ分けはなくならない。

 

もしおまえが巨乳などの性的目的での人体拡張表現が嫌いならば

まず刑法175条(わいせつ図画)をなくして

リアルでぺちゃんこで垂れてて毛穴ニキビやシミもある女性の体を、

やはりそれでもきれいなものがあると観賞する高度な芸術合法にすることからはじめるべきだ。

そうしてこそ差別がなくなるだろう。そのときすみ分けはもちろん差別解消の一助になる。

 

今のままでは「毛と乳首うつってないか合法」とか「ランドセル背負ってないか幼女じゃなく合法」などの記号をもちいた屁理屈基準出せ合戦しかならない。

実写であるがままの女性、脇毛も万げも無駄だろうが普通に生える自分の体を尊重しつつ愛でられる女性

男性に対して性的に興奮することがある実在女性ゴムセックスのほうがリラックスできて濡れる実在女性

その存在表現をまず認めよう。漫画のまるで奇獣みたいな女性表現など真実のまえには無力だ。

そもそもAV業界ソープランド公的には存在しないからAV女優組合ソープ嬢組合がないんだ。

 

もちろんすみ分けは重要だ。元増田はすみわけが本質的解決手段でないことまでは見抜いたが、それでもなおすみ分けが社会的に重要だということにまではきづいていない。

子供に対してすみわけなければ庇護されるべき女児男児脳内児童のままの18歳が、大人としての賛美や金ほしさに悪い大人搾取される。

2022-07-05

anond:20220705143706

でしょ?それを「規制」だのとよんで大げさに痛がってみせるのやめてくんね?

本当の規制は175条、じぽ法、青少年育成条例でしょ

2022-04-16

anond:20220416193927

おまえがハフポストにある漫画広告エロいとおもったかエロって判断したんだろ。

おまえのほうこそエロ偏見ありそう。

偏見じゃないなら実例みせてくれ。燃やすから

あと小説はもともと青少年育成条例対象になりにくいし絵で広告載せることはないんだよなぁ

2022-01-25

anond:20220125141742

日本のどこの条例でも青少年に対する「みだらな性行為」または「わいせつ行為」を禁じている。

から、「おばさん@中の人JK」は普通に違法だろう。

これはVRじゃなくて通常のチャHや電話Hでも同じ。

ただし、JKであるという事実を知らないのであれば、

警察のお世話になるようなことはそうそうないだろう。

JK@中の人おばさん」は議論の分かれるところだね。

青少年育成条例本質的保護したいのは、風紀や社会ではなく現実存在する青少年であるから

JK@中の人おばさん」とのVRチャHは条例違反とならないと思われる。

ただし、誰でもアクセスできるサーバで事を行うと猥褻物陳列罪には該当しそうだ。

クローズドサーバでも国によっては児童ポルノ作成罪に該当するのかもしれない。

誰か社会学部生とかこれを卒論にしてみてくれないか

2022-01-09

anond:20220108030826

揉めてるってのは片方が「気に食わないことをされた」って主張してるだけでも含まれると思ってるのかな

エロゾーニングなんてとっくにわいせつ物陳列罪とか法律で最終目的地はきまってるの

理由だってからわかってることなんよ それを当たり前の顔して便乗すんなよ

すごい事発見したわみたいにいわれても今更感しかないんよ

今新しいのは暴力犯罪青少年育成条例によるゾーニングだけど

これも条例から格上げされるかどうかなのよね

そういう今の話しようね

勉強して出直してね

2021-05-19

エロアプリ未成年

箱根駅伝優勝 駒澤大アンカー逮捕 女子高校生にわいせつ行為か

児童買春の疑い、小学校教員(31)を逮捕 マッチングアプリで知り合う 名古屋

このところ立て続けに2件,マッチングアプリ未成年出会って逮捕という事件報道された.二人とも,相手未成年認識していなかったのがなかなか怖い事例である.二人の罪状が異なっていたのがよく分からなかったのもあり,いろいろ調べてみたので記録しようと思う.筆者は法律については素人であり,間違いの指摘をしてほしいためここに書く.

児童に対する性犯罪を整理してみましたに詳しいことが載っている.複雑に入り組んでいて,とてもややこしい.

言葉定義

児童

ここでは18歳未満の者を指す.

性交

fuck,AF,笛のこと.刑法177条により,「強制性交等」という犯罪定義されている.

わいせつ

性交等以外のエロい行為刑法176条により,「強制わいせつ」という犯罪定義されている.

みだらな行為

淫行のこと.エロい行為全般.各地域青少年健全育成条例によって言及されている.

青少年健全育成条例

都道府県が定めている青少年に関する条例特にみだらな行為についての決まりは「淫行条例」ともいわれる.後述するが,淫行地域によって違反定義バラバラである

何の罪があるのか

児童淫行に関する罪は多く,とてもややこしい.ある行為がどの罪にあたるのか,ポイントごとに整理する.

相手の年齢

相手が13歳未満の場合わいせつ行為は「強制わいせつ罪」,性交は「強制性交等罪」になる.例えばこの事件では,交際していてもアウトになった.

脅迫の有無

相手が13歳以上の場合脅迫をしてのわいせつ行為は「強制わいせつ罪」になる.脅迫をしての性交は,「強制性交等罪」になる.脅迫がなかった場合にはならない.例えばこの事件.また,脅迫が無くても,騙したり立場を利用すると,「準強制性交等罪」か「準強制わいせつ罪」となる.例えばこの事件

金銭授受の有無

相手未成年場合金銭を渡して性交等をすると「児童買春罪」となる.金銭でなくても,対価があるとアウト.

住んでいる地域

金銭授受もなく,同意の上での13歳以上18歳未満との性交等は法令違反にはならない.しかし,青少年育成条例での「淫行」となり,条例違反となる場合がある.これは都道府県条例と,各地の警察判断による.実は,やってはいけない淫行定義都道府県バラバラである.例えば,大阪は「淫行」の定義が他県より狭いのが話題になったことがある.少し古いが,青少年健全育成条例・淫行条例 都道府県比較地域ごとの比較が見れる.また,この画像は,淫行定義の違いを都道府県別に示している.

最初に挙げた駒大生の事件は,神奈川県警が「21歳と17歳マッチングアプリでの出会い」を条例違反だと判断して逮捕したという事件だ.神奈川県警...あっ(察し).もし県が違えば何もなかったかもしれない.

18歳未満と知っていたか

刑法38条により,「罪を犯す意思がない行為は罰しない」と定義されているように,相手が18歳未満だと知らなかったのを示せた場合は罪にならないかもしれない.これは,「罪に当たるか」という観点では重要ポイントである狩野英孝が一時期17歳との淫行報道話題になったが,知らなかったのでセーフという理屈が通っている.

マッチングアプリを使う場合留意

マッチングアプリを使った場合相手の年齢を知らずに結果的未成年淫行をしてしま可能性がある.また,淫行が「児童買春」や「青少年健全育成条例違反」の罪になってしま可能性もある.これらが不運にも重なってしまうと,上記のような事例となってしまう.これを避ける方法はないのだろうか?

相手の年齢を確認する

もちろん,18歳以上としか淫行をするつもりがないのなら,年齢を確認するのがもっとも確実であるしかし,嘘をつかれていた場合は,逮捕されて初めて分かる,なんてことが起こるかもしれない.これを自衛するのは難しく,安全マッチングアプリを使うくらいしか方法がないように思われる.

千葉長野三重大阪京都山口で会う

これらの府県と他の都道県の違いは,「淫行定義が明確か」という点だ.これらの府県では,淫行を「威迫し、欺き若しくは困惑させ、又はその困惑に乗じてわいせつ行為を行わせること」と定義している.しかし,他の地域では単に「青少年とはエロいこと禁止」とだけ言っている.これにより,恣意的運用がなされてしま可能性があるのだ.逆に,これらの6府県でならマッチングアプリ出会いは合法であると思われる.

まとめ

マッチングアプリによって出会いが増えることで,法律条令が追い付かなくなってきた.「未成年とのみだらな行為」と一言でいっても,該当する罪状違反している法律はケースによって大きく違い,気づいたら違法行為逮捕,という可能性もある.現在自衛手段としては,千葉長野三重大阪京都山口移住して年齢確認をしっかりするという方法有効であると考えられる.

2021-04-06

弱者男性の真の敵は保守だぞ

性的尊厳の話に絞って言うと、そもそもわいせつ規制総本山刑法175条わいせつ頒布罪)なわけだよ。さらに、この数十年のわいせつ規制歴史を紐解けば、二次エロへの弾圧青少年保護育成条例の制定運動として行われてきた。そして、言うまでもなく、この手の政治運動保守的な家父長制の価値観と大いに関係がある。

もちろん、一部フェミニストの主張が保守的な内容を含んでいる(弱者男性自身尊厳貶める家父長制の価値観内面化しているのと同様に、女性の側にもそういう面はある。青少年育成条例も、その担い手男性保守政治家だけでなく「子ども健全な成長を願う母親であることも多かった)のも確かなので、それは表現の自由観点から掣肘する必要がある。ただ、基本的には「保守」が弱者男性女性尊厳を奪っている共通の敵であるという点を再認識した方がいいと思うんだけどな。

猥褻物頒布罪の廃止?…いや、冗談ではなくて、そういう事にしかならんのではないかそもそも表現の最大の敵は「保守」なのに近年は忘れられがち)。どういうネタで抜こうと自由。一方で男女平等化は粛々と進める。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4700814602038291234/comment/Dryad

別のブクマで「弱者男性尊厳を抑圧してるのはフェミよりも保守だぞ」と書いた者だが、即座に実例が出てきて微妙な顔をしている。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4700810613085061794/comment/Dryad

※いちおう書いておくと、僕は実際の女性被写体になっている三次エロ二次エロ区別すべきであり、二次エロ表現の自由範囲内という立場

追記: 三次エロ表現の自由に入らないとは言ってないぞ。ただ、被写体になってる女性が真っ当な取引や正常な判断ができない状況で出演させられている状況もままあるわけでな。実際に、日本児ポ規制が実写のみで漫画アニメCGが入らないのはそういう考え方に基づいている。

追記2: 今や表現規制の主役はフェミリベラルである、と言わんばかりのコメントがいっぱい来ているが、具体的にフェミ主体運動規制法や条例を成立まで持っていった事例の数を数えて教えて欲しい。お前らの好きなファクトチェックだぞ。ちょっと違う話だが、香川ゲーム規制条例を誰が推進していたか覚えてないんだろうか。

anond:20210405201511

2018-10-08

anond:20181008033640

ゾーニングする事とわいせつ物かどうかは別だから

青少年育成条例なんかも同様

仮にわいせつ物だと「わいせつ頒布等の罪」って犯罪になるから

日本には合法的わいせつ物は存在しないのです

2017-09-23

anond:20170923071821

都道府県の「青少年育成条例」で、未成年エロ本を読ませたり売ったりしちゃダメよって決まりがあるんですが、

今更「条例に納得いかない」とか言ってもどうしようもないですよ。

法律条例に従ってエロ本エロ本らしくちゃんとしよう、って話なのに

BL愛好者の皆さんはなぜレーティングをそこまで嫌がるのか。

しろエロ表現の場から未成年(クソガキ)がいなくなったほうが気楽だと思うんですが、

BL未成年が読めなくなることによる不都合があるのでしょうか。

2016-11-08

インターネットでの女性差別表現問題を考える

インターネットで「(90年代オタクネイティブは秘していたような、女性に対して暴力的言語表現一般化してしまった」理由として、

00年代以前のインターネット社会では「女性マイノリティだった」というのが大きいのだと思う。

なお、タイトルで「女性差別表現」としたのは、

女性嫌悪的な記事や、『ま~ん()』『腹パン』『糞女』などの『女性に対する明確な差別的言論』やセクシズムに溢れた表現が、

住み分けされることなく偏在し、男女双方の性嫌悪再生産し続けている、という現状を重く捉えるためである

後半、ポルノメディアゾーニングについても触れるが、弊害が大きいのはむしろ差別言論のほうであるように感じる。

まとめサイト有害

インターネット社会は、公/私の領域区別が限りなく曖昧だ。

かつてアングラサイトだった2ちゃんねるは、まとめサイト存在によって「公」空間に引きずり出されてしまった。

ソース元となる「ニュース速報系」は、かつては「極端な思想同士が延々とプロレスをしている」一元さんお断り空間だったが、

雑談系板の分離、アフィリエイト排除のための板新設などを繰り返した結果、かつての「喪板(=モテない男性文化)」的な、

非モテミソジニー文化が幅を利かせる空間として先鋭化した。客層をターゲットした広告が配置され、結果として女性差別と、男性向けの性表現で溢れかえる

新たな住民流入し、育ち、巣立っていくサイクルの中で、一般的女性が見たら嫌悪感を持つ空間が醸成されてしまったのはほぼ必然といえる。

たまに誤解している女性がいるが、これを「日本社会差別性の象徴」と捉えるのは正確ではない。

まとめサイトによる、配慮を欠いた著作権侵害行為によって、

「もともと限られた男性たちが醸成した空間が、外部者である女性の目に触れるほどに一般化してしまった」が正しい。

なお、ここまでの推察は、既にあるまとめサイトをどうこうすべきという話ではなく、「結果としてやむを得ず現状がある」という過程の話である

解決案1:住み分けの徹底

多くのインターネットサービス提供しているのは、異文化衝突に対する、技術アプローチによる解決だ。

Google的な広告モデルは、個人需要に対して徹底的にパーソナライズされる仕様になっている。受け付けない広告は、右上などに表示された×ボタンを押せば表示を止められる。

例えばtwitter本来TLがデザインできる空間なので、攻撃的なタイプの「弱者男性(女性車両反対)」層、ツイッターレディースなどの、

IS○S的な用途は、本来サービスデザインに反する。「嫌いなものブロックして見ない」が正しい使い方となる。

また、facebookは年々ポリティカルコネクトネス的な締め付けを強めているので、猥雑なインターネット空間が受け付けない層はそちらへ行くのが妥当、という側面はある。

はいえ、情報リテラシーが高い、あるいは自制可能人間ばかりでない。

そして、往々にして人間は、自分空間デザインすることではなく、差別者批判することではなく、

『嫌いな』表現攻撃する行為に労力を割いてしまう。現状、技術手段有効活用されているとは言いがたい。

解決案2:規制する

二項目だが、人が一言目に求めがちなのがこれである

性差別を受ける体験から嫌悪を強め、あらゆるセクシズム的な表現に対するアレルギー発症する人は多い。

社会における表現の自由は「人権の総量」と同義であるといって過言でない。

表現規制基本的人権侵害に及んだ場合社会的人権確立が十分でない子供、そして次に女性権利を奪われる。

この例は、事実上男性向けポルノ規制である青少年育成条例周辺の改正案が、全て、「子供権利を奪う」方向に進んでいることに顕著だ。

焚書を及んだナチス・ドイツや、青少年健全育成法との内容的類似が指摘される、戦前国家総動員法物語る通りである

一部東南アジア国家では強硬規制政策が取られているが、独裁政権が横行し、「エロ本を買うより女を買うほうが安い」といった状況だ。

タイでは軍事政権に対するクーデターが起きたものの、短い平穏のあと、名君の死による大変な混乱が起きているのは周知の通り。

さて、「表現の自由」論について多くの行数を割くことは、ここではせず、過去他国の先例に触れるに留める。

論じたいのは、見た目のイージーさに対して重要リスクを持つ「社会法による規制」に訴えず、

女性差別表現に傷つかないネット空間を用意するにはどうしたら良いのか、という部分だ。

解決案3:女性にとって「クリーンな」サービス新規に作る

まとめサイト女性の目に触れる、ということは、扱われるトピックに、女性にも共通する需要があり、

一般メディアのセクシズムに不満が出る、というのは、逆に捉えれば「セクシズムが除外された空間需要がある」ということだ。

クリーンな」と書いたが、女性向けキュレーションメディアの多くは

女性趣味嗜好は細分化やすいので、隙間需要はおそらく多い。

女性向けで、かつ、現行のまとめサイトに近いものとして「ガールズちゃんねる」「GIRL'S TALK」などがある。

まだ十分に一般化していない印象があるが、これらは、需要を上手く捉えたサービスだと思う。

ところで、女性向けキュレーションメディアの大半が「セックス」「恋愛」を全面に出している。

セクシズムこそが人を惹きつけ、湯水のように金を出させることは否定のしようがない。セクシズムは男性のみならず、女性にも深く根付いている。

社会的な建前が排除された女性向けメディア、「ガールズちゃんねる」「大手小町」あたりを見ても、女性女性による女叩きは溢れかえっている。

それらを除外したサービスを作ったところで、収益を上げづらい(作るメリットが薄い)であろう、という推論は成り立つ。

視界内からセクシズムを排除したいならば、自らをゾーニングし、徹底的に安全場所に引きこもる他はないだろう。

解決案4:女性向けの性文化の氾濫を起こす

ここまで敢えて触れなかったが、女性向けのネット文化は、存在しなかったわけではない。

日本は性文化においても、女性への「slat shaming(ふしだら侮蔑)」的感覚が強く、また、女性のほうが趣味が細分化やす事情もあり、

女性向けの性表現は自ら「隠れている」のが実情だ。学級会文化、と揶揄されるように、同調圧力が非常に強い。

一般化する前の、かつてのオタク文化に近い傾向を持っているとも言える。

ただし、女性男性向けの性表現嫌悪感を抱くのと同様、本邦の男性女性向けの性表現嫌悪を抱く。

あらゆるネットサービス問題となる、「腐叩き」に顕著だが、「腐叩き」が問題になっても、「女叩き」が問題になることは少ない。

マイノリティ」の弱みだが、女性インターネット利用は既に一般化しており、そもそも男女の大きな人口差はないので、人数的にはマイノリティではない。

最近腐女子がやりすぎている」のではない。男性向けの性暴力表現一般性を考えれば、表に出てくるのは至極自然現象だろう。迫害するほうが不当だ。

男性性への嫌悪から女性差別表現と共に氾濫している男性向けポルノ規制を求めれば、女性向けの性表現規制を受ける。

ミラーリング」に必要なのは個別キンタマ潰しでもなく、ポルノバッシングでもなく、女性向けのポルノを、公空間に氾濫させることだと思う。

女性向けイラスト投稿SNSというのもできている。

なお、筆者は少女表象を好み、男性向け文化を主に嗜好してきた性別女性だが、

BL愛好女性の語りが好きだし、女性向けのゴア表現の行き着く先がどのようなものなのか、強い興味がある。

同性が表象によって「性的消費」されることに抵抗はないし、異性に対しても特にない。

個人イリーガル侵害しない範囲に限るが(実在者の加害行為扇動する気はない)、文化としては、更なる先鋭化に期待する。

最後

ここまで、もうひとつ、敢えて書かなかった選択肢がある。

攻撃的に、あるいは非攻撃的に、「自粛を求める」というものだ。何故書かなかったか。そもそも無理だと考えるからだ。

殴ったところで、他者加害傾向の強い人間は「反応があった」事実に溜飲を下げるだろうし、

攻撃的でない人は傷つき、嫌悪ないし憎悪を増幅させる。前向きな進展が起こるとは考えづらい。

空間のパーソナライズという形での技術解決は更に模索されるべきだが、人間はそも身勝手で、経験外の事象への想像力を欠いた生き物だ。配慮を求めるのは非常に難しい。

一般社会では許されないような表現が溢れかえるインターネットの「公空間」だが、「すでにそのように形成されてしまった空間」において、性差別欲望抗うのは難しい。

現在の本邦において、男性女性も、「男性嫌悪」「女性嫌悪」を内在させている。

女性向け」のインターネット空間では、女性は性表現への渇望を隠さないし、お行儀よく振舞っているわけでもないし、男性を「消費」しもする。

最初から女性インターネット空間マジョリティだったとして、「自粛」などできる筈がない。これはそういう問題だ。

想像不可能事象人間は「配慮」なぞしないし、想像力の欠如は、体験することによってしか補われない。

男性にも、目に見える範囲で同性の表象理想化され、客視され、消費される体験必要なのだと思う。それこそが戦うこと、ミラーリングになる。

裏返しに言えば、とき男性オタクが憧れるように、「憧憬され」「求められる」のは、「女性」の特権ではないはずだ。

相互に消費し、消費され尽くす経験を経て、住み分けやお互いの線引きを探るか。社会法による規制という形で表現の自由幸福に生きる権利が奪われることを望み、

共に滅ぶことを選ぶか。

女性の生きづらさ」を改善するためには、空気を、構造を変えなければならない。

それは、「黙らせる」のではなく、自らが声を挙げ、表現することによってしか実現されない。

追記:本稿で取り扱いたかったのは、主として「女性に対する差別言論」が全く住み分けされない(されづらい)現状だったのですが、

表現上、ポルノメディアとの区別曖昧になっていたので、一部をリライトしました。

ポルノメディアはかなりの割合でsexismを含むと認識していますが、それが単純な女性差別であるとは捉えていません(17:38)

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん