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はてなキーワード: 電子材料とは

2024-04-05

anond:20240405105104

TDKなら受付の電話出たお姉さんに「フェライトのことで教えて欲しいんですけど」って

電話してもOKだな!

フェライト誘電体、圧電体といった電子材料ベースとした電子部品全般世界的に高いシェアを持つ。

2022-06-27

電子材料(電材)扱いたいなぁと思って今の会社に入った。

なんでだっけ。

まず、食いっぱぐれないために(企業選択肢を広げるために)どんな企業でも取り組んでいる分野をやりたくて、

リサーチしたところ「エレクトロニクス」「環境エネルギー」「ライフサイエンス」の3つだと理解して、

そのうち一番いいと思ったのがエレクトロニクスだった。

ライフサイエンスもっと適したバイオ系の人間が沢山いると思った。

エネルギー系も、今最もホットなのはリチウムイオン電池では?と感じ、それなら電池系無機系の学生が求められてる気がした。

エレクトロニクスは無機材料有機材料もあり、まだ有機化学専攻の人間が求められているように感じた。

私は有機化学専攻だったので有機材料を扱いたいので。

分子高分子はこだわらなかった。というか妥協した。低分子有機物を扱う企業は医薬農薬を除いたらあんまりなくない?

まり、食いっぱぐれなさそうで、有機材料も多く扱っているから、電材をやりたかったんだな。


だいじょうぶだよ~とか噂で聞くから楽観視していたけれど、低分子高分子全然違うやんけ!学部レベル教科書から勉強し直しやんけ!

電子材料と言っても幅広いんだな!半導体とか基板とかディスプレイとか業界色々あるんだな、絶縁材料とか光学材料とか感光性材料とかジャンルも色々あるんだな、と全然からないながらも感じている。

ひええしんどい、と思ったときに支えになるのは「まあ自分でやりたくて選んだ道だしな」なので言語化するよ。

自分の中で納得できる道筋だったら論理展開はなんでもいいのよ。

というわけで学部生向け高分子化学教科書のお勉強をするよ。

ぴえぴえ

2021-06-18

人生ガチャである高卒年収850万の研究である私が保証する。

現在自分ステータスは次の通り。

年齢:43歳

職業半導体ケミカル研究職、専門はエポキシ・アクリル樹脂組成

勤務先:電子材料大手

実績:日本特許出願数15(内筆頭12)権利化6、海外PCT出願数10(内筆頭8)

年収:昨年源泉740万、今年見込み850万

学歴高卒普通高校

自分は非常に人生ガチャの運が良い。

この時代に生まれたのは良いのか悪いのか分からないが、少なくとも父親ガチャSSRである某国大の教授だった。しか学会長を歴任した等、経歴的に素晴らしいレベル教授で、専門分野ではとても有名人だったと後で知った。もちろん上級国民である

母親ガチャはNで、こっちがR以上だったらもう少し上に行けたかも知れない。色々と私の人生の脚を引っ張ってくれた。父の知り合いの米大教授斡旋してくれた留学許可しなかったし、家庭内不和を招いたのも常に母親だった。私は非常にこの母親を憎んでいる。あまりにムカついたので、父の退職離婚させた。今はナマポ生活しているようで、いい気味である

私は努力が大嫌いだ。ゆえに勉強も大嫌いだ。なので、大学はどこにも受からなかった。父は「お前は日本教育が合わないのだろうからアメリカにでも行け」と留学させようとした。結局それも叶わず高校卒業と同時にニートになった。時折バイト等してある程度収入はあったし恋人も出来たが、そこから13年あまりニートを決め込んでいた。

しかし私が英一郎されなかった理由人生ガチャだ。転換期が訪れたのは父の退職が切欠だった。それまでは父の家族カードで月に20万円程度遊びに使い、なかば英一郎状態だったが、退職してしまってはもうそんな生活は出来そうにない。そこで私は親コネでの就職を考えた。父は産業界には疎いタイプだったので、「俺が現役時代だったらもっと良い企業を紹介出来たのに惜しい」などと言いつつ、何社か紹介してくれた。それらをすべて受けてみて、唯一内定したのが今勤めている企業である。この企業の主力商材について、父はまったく何も知らなかった。ゆえに私も一切知らなかった。電子材料というのがどれほど強いのかを嫌というほど知るのは入社後の事である会社ガチャ文句なくURだ。

コネなので、高卒バカがいきなり正社員技術採用になった。商品開発部の課の一つに配属された。当時からアホのように儲かりまくっている会社だったため、周囲は温厚な人物ばかりで、遅刻しようが無断欠勤だろうが大して怒られもせず、ボーナスちょっと減るくらいのペナルティで済んでいた。が、客先でケンカになった事だけは重く受け止められ、アイツを社外に出すのはマズイ、というような話になって研究部門へ転属になった。

この研究部門はチームで何かをやるという発想がそもそも存在せず、すべて個人で考え計画し実行し結果を残すという、実績評価の1人屋台状態だったことが幸いした。配属ガチャSRくらいだろう。私は、周囲の技術部等の人が、時間がなくて出来ない研究を片っ端からやっていった。その結果、エポキシ樹脂組成物、アクリレート樹脂組成物においての知識力は社内で指折りという研究者になった。まさに門前小僧習わぬ経を読むだろうか。

電子材料業界において樹脂組成物の研究者というのは希少価値の高いキャリアであるため、ヘッドハンティングオファーはそれなりに来るし、外資に移れば4桁万円プレイヤーになるのも容易である。今の立場の方が色々と楽なので、特に考えてはいないが、まかり間違ってこの会社左前になったとしても、転職はいくらでもあるだろう。

コロナ騒ぎで、電子材料業界は空前の好景気となった。私がそれを知ったのは昨年5月の狂気じみた受注量によってであるインサイダーにならないように少し外れた関連銘柄を買い漁って、平均4倍程度になった。売却益で新車1台買えた。

私は別に努力して今の立場になったわけではない。単に親ガチャ就職ガチャ会社ガチャSR以上引きまくっただけだ。故に、人生とはガチャである確信している。人生を決める最大の要素は運だ。

ちなみに嫁ガチャはNだった。家も買ったがRくらいだった。クルマもNだろう。子供は居ない。生活ガチャはあまり良くないようだ。

2021-06-06

人生ガチャである高卒年収850万の研究である私が保証する。

現在自分ステータスは次の通り。

年齢:43歳

職業半導体ケミカル研究職、専門はエポキシ・アクリル樹脂組成

勤務先:電子材料大手

実績:日本特許出願数15(内筆頭12)権利化6、海外PCT出願数10(内筆頭8)

年収:昨年源泉740万、今年見込み850万

学歴高卒普通高校

自分は非常に人生ガチャの運が良い。

この時代に生まれたのは良いのか悪いのか分からないが、少なくとも父親ガチャSSRである某国大の教授だった。しか学会長を歴任した等、経歴的に素晴らしいレベル教授で、専門分野ではとても有名人だったと後で知った。もちろん上級国民である

母親ガチャはNで、こっちがR以上だったらもう少し上に行けたかも知れない。色々と私の人生の脚を引っ張ってくれた。父の知り合いの米大教授斡旋してくれた留学許可しなかったし、家庭内不和を招いたのも常に母親だった。私は非常にこの母親を憎んでいる。あまりにムカついたので、父の退職離婚させた。今はナマポ生活しているようで、いい気味である

私は努力が大嫌いだ。ゆえに勉強も大嫌いだ。なので、大学はどこにも受からなかった。父は「お前は日本教育が合わないのだろうからアメリカにでも行け」と留学させようとした。結局それも叶わず高校卒業と同時にニートになった。時折バイト等してある程度収入はあったし恋人も出来たが、そこから13年あまりニートを決め込んでいた。

しかし私が英一郎されなかった理由人生ガチャだ。転換期が訪れたのは父の退職が切欠だった。それまでは父の家族カードで月に20万円程度遊びに使い、なかば英一郎状態だったが、退職してしまってはもうそんな生活は出来そうにない。そこで私は親コネでの就職を考えた。父は産業界には疎いタイプだったので、「俺が現役時代だったらもっと良い企業を紹介出来たのに惜しい」などと言いつつ、何社か紹介してくれた。それらをすべて受けてみて、唯一内定したのが今勤めている企業である。この企業の主力商材について、父はまったく何も知らなかった。ゆえに私も一切知らなかった。電子材料というのがどれほど強いのかを嫌というほど知るのは入社後の事である会社ガチャ文句なくURだ。

コネなので、高卒バカがいきなり正社員技術採用になった。商品開発部の課の一つに配属された。当時からアホのように儲かりまくっている会社だったため、周囲は温厚な人物ばかりで、遅刻しようが無断欠勤だろうが大して怒られもせず、ボーナスちょっと減るくらいのペナルティで済んでいた。が、客先でケンカになった事だけは重く受け止められ、アイツを社外に出すのはマズイ、というような話になって研究部門へ転属になった。

この研究部門はチームで何かをやるという発想がそもそも存在せず、すべて個人で考え計画し実行し結果を残すという、実績評価の1人屋台状態だったことが幸いした。配属ガチャSRくらいだろう。私は、周囲の技術部等の人が、時間がなくて出来ない研究を片っ端からやっていった。その結果、エポキシ樹脂組成物、アクリレート樹脂組成物においての知識力は社内で指折りという研究者になった。まさに門前小僧習わぬ経を読むだろうか。

電子材料業界において樹脂組成物の研究者というのは希少価値の高いキャリアであるため、ヘッドハンティングオファーはそれなりに来るし、外資に移れば4桁万円プレイヤーになるのも容易である。今の立場の方が色々と楽なので、特に考えてはいないが、まかり間違ってこの会社左前になったとしても、転職はいくらでもあるだろう。

コロナ騒ぎで、電子材料業界は空前の好景気となった。私がそれを知ったのは昨年5月の狂気じみた受注量によってであるインサイダーにならないように少し外れた関連銘柄を買い漁って、平均4倍程度になった。売却益で新車1台買えた。

私は別に努力して今の立場になったわけではない。単に親ガチャ就職ガチャ会社ガチャSR以上引きまくっただけだ。故に、人生とはガチャである確信している。人生を決める最大の要素は運だ。

ちなみに嫁ガチャはNだった。家も買ったがRくらいだった。クルマもNだろう。子供は居ない。生活ガチャはあまり良くないようだ。

2012-04-09

突然「理系の子」をdis

文芸春秋が先月出した単行本で、「理系の子」というのがある。書評検索したところ、おおむね好評であるようだ。

しかに本はとても面白かった。登場人物はそれぞれ個性的だし、エピソードは魅力的で印象に残る。構成もよく練られていてとても読みやすい。

だが、おれは気に入らない。この本は文系の著者による文系の読者のための文系ならざるところはない本だからだ。あいまい科学的厳密性に欠けるものからだ。

たとえば、第二章では、「太陽エネルギーによって部屋を暖め、湯をわかすヒーター」が登場する。著者は次のように説明している。

太陽の光がプレキシガラスを通過し、光を最大限に吸収するよう黒く塗られた炭酸飲料の缶に囲まれたラジエーターを暖める。そこから暖かな光がパイプを通じて部屋へ送られ、室温を摂氏三十度以上にすることができ、さら沸点近くの九十五度くらいまでの湯をわかすことも可能だというのだ。

お前らこれでどんな装置想像できるか。水温測ったら九十五度でした、以上の情報はおれには読み取れない。

ラジエーターは何のためについてるんだ?装置内で水は循環してるのか?そういう説明は一切ない。

また第六章では、水中のポリフルオロオクタン酸(PFOA)の濃度を正確に計測する方法として

PFOAを含む水を煮詰めて振り、表面にどれほどの泡を生じるか観察するだけでいいのではないか

と書いている。いいわけないだろ。あのな、お前本当に知らないかもしれないから言っておくけど、界面張力ってすごく微妙で他の有機物はもちろんちょいと無機塩が溶けるだけで変わってきちゃうんだぞ。

そして、この測定法について「この方法でも九十二パーセントの精度で水に含まれるPFOAの量を測定できることがわかった」と書いているが、九十二パーセントの精度ってどういう意味なのかおれにはわからない。測定誤差が八パーセントってことか、ばらつきが九十二パーセントあるってことか、どっちだよ。

測定誤差が八パーセントなら測定誤差が八パーセントと書くべきで、訳文から感じ取れる「こんなに正確に測れるなんてすごい!」的ニュアンスからすると多分こっちかなあという気がするが、でも一○八パーセントの方はどうなっちゃうの、と思わざるを得ない。あるいは、この方法は簡易測定法なんだから、ばらつきが九十二パーセントあったって充分有用なのかもしれない。でも、それならそれでもうちょっと他の書き方があるだろ。測定誤差が大きい測定法なのに、そのことについて触れないとしたら、それは不誠実な態度ってもんだ。

第十一章はカーボンナノチューブネタだが、ナノ粒子についてこう書いている。

ナノ粒子は髪の毛のおよそ十万分の一、分子よりもわずかに大きいだけだ。

お前なあ、と書いて終わらせたいところだが、一応二点だけ突っ込んでおく。

髪の毛のおよそ十万分の一、というのは「髪の毛の太さの十万分の一」というつもりだろうが、太さという重要なタームを省略する感性は理解しがたい。それに、髪の毛の太さが何ミリかお前ら知ってるのか。おれは知らない。ナノ粒子ってすごく小さいんですよ、と言いたいのならもっと具体的にイメージできるもの比較しろよ。「分子よりもわずかに大きいだけだ」って、大きさをどう評価するべきか、という議論も可能だし、そもそも粒子と分子を無造作に並記する鈍感さにうんざりさせられる。

他にもいくらでもあるが、以上を要するに、著者は彼らの研究内容を理解していない。

そして(著者略歴によれば)他の雑誌はともかくWiredに寄稿していることからして、自分が理解していないということは認識していただろう。つまり、理解しようという気がなかったと断定していい。この本の帯には「科学はこんなに楽しく、熱い」と書いてあるが、著者が書いているのは科学の楽しさや熱さではなく、参加した高校生が楽しんだり熱中したりしているその姿である。著者にとっては、そしておそらくこの本のメインターゲットであろう多くの文系の読者にとっては、研究内容などどうでもいいことなのだ

消費される娯楽。この本に対するおれの評価はそれに尽きる。こういう本が出版されること自体が遠まわしな科学へのdisではないのか。

だいたいからして電子材料ハンドブックだって充分すぎるほど楽しく、熱いよ。

 
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