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2023-03-22

コロナたぬき起源説が出たらしいがw

黒竜江とか雲南省とかで発見されてたらまだ「ロシアのせいだ!」「ベトナムのせいだ!」とかで通せたのにねえ

武漢って中国のど真ん中もいいとこだから

2022-11-19

今更なんだけどさ、新型コロナウイルス拡散させたのは武漢ウイルス研究所で間違いないよな

新型コロナウイルスに96%類似していると言われている、

雲南省に生息するコウモリ宿主とするウイルス

これを採取、保管していた武漢ウイルス研究所から拡散され、

武漢市民感染し、中国は元より世界中拡散

感染させる事となったと認識してるんだけど、間違いないかな?


今更、雲南省コウモリが1600km離れた湖北省武漢市民を、

直接攻撃して感染させたというのは無理が有るだろ。

2022-09-14

野田佳彦「(直前の中国雲南省の)震災、大変でしたね。いつでも支援します」

胡錦濤「(尖閣諸島国有化に)断固反対する」

約15分のやりとりは、まったくかみあわなかった。

相手家族心配をするなんて

まるでヤクザの話法だ

2022-07-24

anond:20220722102558

調べた

・エデン    :旧約聖書理想郷。今のチグリス・ユーフラテス川付近

シャングリラ :チベットの山奥

アルカディア :ギリシャの牧草地帯

ラピュータ  :空飛ぶ小島

ザナドゥ   :モンゴルの夏の都

シャンバラ  :理想仏教国。中央アジア

ニライカナイ :海の底あるいは海の果て。鹿児島奄美

・エルドラード :南米にある黄金

アヴァロン  :イギリス架空の島。りんごが有名

桃源郷    :仙境。俗世を離れた所。中国湖南省雲南省あたり

大きく分けて3つだな

2022-01-10

anond:20220108133858

15年くらい前に仕事雲南省昆明にいったとき、休憩時間中の町歩きでふと公衆便所に入ったのが最初体験だった。

中に入ったら踏ん張ってる人達が一斉にこちらを見たんで、「ギャア」と叫んで飛び出てきたけど、用は足さなきゃならないんで恐る恐る入って何とか頑張った。

その後も旅行仕事で何度も中国に足を運んでいるが、イスラム系住民居住地も含めて、外国人が行かないような場所トイレは今でもけっこうニーハオなのね。

インドインドネシアだと、今度はお尻を左手で拭く文化最初は慣れなかった。

世界各国のトイレ事情台所事情は刺激的なカルチャーショック体験が多いので、海外ではこういうのを見るのも面白い

2021-10-29

28日島根のコロナ患者11人

内訳は浜田1人、出雲1人、雲南市9人

毎度毎度、なんで雲南市だけこんなにコロナ患者出てんの???

県内唯一、雲南市だけ市役所クラスターで閉鎖したりしてるだろ

何が起きてるんだ?

中国人多いの?じつは雲南省ワープで行き来できるの??

2021-06-29

小室圭とマーク・ザッカーバーグ立花孝志が出てくる日記

六月二十四日(木)

小室圭とマーク・ザッカーバーグ立花孝志(敬称略)の三名に恨みがあるわけではないが、この三名の顔から似た印象を受ける。失礼を承知で書くと胡散臭さを感じる。顔立ちが特に似通っていないのに不思議だ。強いて似ている点を挙げればアゴの形かもしれないが、じっくり見てみるとそこまで似ているわけでもないし、彼らの性格共通しているわけでもない。三人ともメディアで悪く言われることが多いので、偏見を持ってしまったに違いない。

直接彼らと対面して、彼らなりに抱えている事情について聞いてみれば考えも改まるかもしれないが、おそらくそんな機会はない。

書いてみて本当に失礼な日記だと思う。たぶん自分根拠のない自信にあふれた相手が嫌いなだけだ。ある種のひがみだろう。

六月二十五日(金)

異世界ファンタジーなんかでビキニアーマーを見るたびに「こんな戦士なんているわけないだろ」的な気分になるのだが、古代ピクト人だったかケルト人だったかは、全裸に帯をまいただけの姿でローマ軍に襲い掛かってきたそうだから、全くのでたらめというわけではなさそうである。実際、全裸おっさんが襲ってきたらかなり怖い。ところで、九十年代ビキニアーマーや前垂れ(ふんどし? スリット?)で目覚めた性癖を持つ、自分と同年齢の男性は少なくないんじゃなかろうか。

そういえば、三国志には蜀の南方位置する敵である孟獲の妻、祝融夫人が出てくるが、最近ゲームだとこれもビキニアーマーだったり毛皮ビキニだったりする。実際、当時の雲南省人間がどんな格好をしていたのか知らないのだが、これはさすがに違うだろう。もっとも、実は漢の服装もわかってない。

ちなみに、調べたら孟獲は元来漢の人であり、南蛮人になったのは三国志演義の演出らしい。

六月二十六日(土)

用事があって横浜駅西口カラオケ屋に数年ぶりに行ったのだが、廊下まで聞こえる音量で奇声を上げている連中がいて閉口した。夜の客引きも増えたことだし、治安悪化しているのではないか。というか、そもそもまん延防止措置下でも「お酒ありますよ」という呼び込みが多数あった。やれやれ

入口の前で溜まりこんでいた大学生不倫を自慢げに話していたのでこれも不愉快であった。だいたい、こうした話はフィクションから面白いのであって、実話ではちっとも面白くない。本当はもっと落ち着いたパセラあたりでやりたかったのだが、満員だった。向かう直前に電話すべきだった。

ところで、公共の場ではできない重大な話を自宅以外でするときはどこですればいいのだろう。会議室だろうか?

……これを書いている途中、surfaceマウス認識したりしなかったりする。いちいち抜き差しする音がするのだが、マウス寿命かもしれない。

六月二十七日(日)

熱中こそしていなかったがクラスのみんなが見ていたアニメの細部を、何の脈絡もなく思い出す。たとえば「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」に「二郎スペシャルスペシャルスペシャルスペシャルスペシャル」という実況泣かせのマシンがあった。なんか「ダスダスダスダス!」と叫びながらマシンを加速させていた覚えがある。

近頃はウィキペディア漫画アニメ記事がやたらと充実しており、調べては懐かしい思いに浸るのだが、最近になって土方レイ女の子ではないことを知ったのである

この頃のアニメ思い出補正もあるせいだろうか、当時のアニメ画像を見ると、思っていたよりも絵が荒いというか、癖のある画風である。九十年代アニメスレイヤーズをはじめとして目鼻をクシャっとさせた画風だった。あるいは、アゴと比べて不思議場所に口があった。スレイヤーズは見ていないけれども。

この日は個人的な調べ物をしていたらあっという間に夜になってしまった。七時が日没だったのに。日が暮れてからはだらだらと増田を眺めてしまって無為時間を過ごす。大体、九時半から十時半が一番眠く、寝床に入るのは自慰をしない限り十一時頃であるとはいえ人生時間をすべて有意義に使おうとするのも一つの強迫観念ではある。

自慰といえば、最近コンドームなしで自慰をしたら、精液を飛ばし過ぎたりティッシュからこぼしたりしたので懲りた。

六月二十八日(月)

手帳日記を書いてから郵便局へ行って、ちょっとだけ家事をやってから筋トレジョギングをし、アガパンサスヒマワリオシロイバナが咲いていたので写真に撮ってランチ垢に載せた。で、シャワーを浴びてから靴下プロテインを買った。ところで、近頃の薬局コンドーム紙袋に包まないと以前に書いたが、店によるようだ。

それからネットをだらだら見ていたら、いつの間にか有給休暇がほぼ終わった。

数年前は休日無駄に過ごすことを惜しむように美術館に足しげく通ったものだが、緊急事態宣言のせいで美術館なしでもやっていけることに気づいてしまったせいだろうか、近頃は月に一度しか行かない。

すっかり出不精になってしまっており、いよいよ終映が近づいているエヴァンゲリオンを見るのもだるい。確かに薄い本は欲しいし、一度目に見逃がした細部も気になるが、そんなことよりも自分の中でエヴァンゲリオンが完全に成仏してしまっており、過去のものになってしまっている。庵野秀明の目論見通りだ。

うそう、ジョギングの成果だろうか、数年前は右脚の付け根の骨が骨盤(?)から外れそうなゴリゴリした音を立てていたのだが、近頃はそんな様子は全くない。

しかし、さっき口の中で皮がむけて血が出た。なぜだ。

六月二十九日(火)

これから仕事に行くのがめんどくさい。めんどくさいが、達成感はあるのが救いだ。

2021-06-05

ニューズウィークのお粗末に過ぎる陰謀論

「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」!|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

武漢研究所は長年、危険なコロナウイルスの機能獲得実験を行っていた|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

ニューズウィークが新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の武漢ウィルス研究所(WIV)起源説をぶち上げているがひどくお粗末だ。

なぜお粗末かと言うと、ほぼデバンク済みの『コロナウィルス人工説』である上にその中でも完全に粉砕されている『RaTG13起源説』を提唱しているかである

RaTG13は新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)と最も近縁だが、これをいじってSARS-CoV-2を作ったという主張は既に反証済みなのだ

詳しく説明しよう。

RaTG13では遠すぎる

SARS-CoV-2とRaTG13のゲノムの相同性は約96%。しかしそれでは遠すぎる。

SARS-CoV-2の最も近い親類は、武漢ウイルス学研究所に保管されていたRaTG13という名前コウモリウイルスです。このウイルスSARS-CoV-2の起源であるという根拠のない憶測がいくつかあります

ただし、

(i) RaTG13はCOVID-19が最初に発生した武漢(湖北省)とは別の省(雲南省)からサンプリングされました。

(ii) SARS-CoV-2とRaTG13の間のゲノム配列の相違のレベルは、平均50年(少なくとも20年)の進化距離に相当します。

したがって、SARS-CoV-2はRaTG13から派生したものではありません。

―――エドワード・ホームズ,シドニー大学教授

実際、Boni et al. (2020)推定ではSARS-CoV-2とRaTG13が共通祖先から分岐したのは約39~71年前であった。さらに言えばSARS-CoV-2とRaTG13は祖先と子孫ではなく同じ祖先もつ兄弟である

研究室でRaTG13を培養して進化させてもSARS-CoV-2にはならないし、仮になり得るとしてもそれにはうん十年かかる。

WIVがRaTG13を見つける前、何なら研究所設立から培養してなきゃいけないねえ。

RaTG13からは作れない

距離が遠いなら科学の力で乗り越えよう!

Gain-of-Function research (GOF機能獲得研究)には培養だけでなくゲノム切り貼りしたキメラウィルスを作製する方法がある。これだ!

しかしこれも問屋が卸さない。

ゲノムを組み替えてキメラウィルスを作った場合、組み替えた部分だけ違っていて他のゲノム領域はほぼ同一になる。仮に組み換え後に培養を経ても変異分布痕跡が残る。

しかし、RaTG13とSARS-CoV-2の相違(変異)はゲノム全域にわたりほぼ均等に分布している(Zhou et al., 2020)。これはRaTG13のゲノムを組み替えてSARS-CoV-2を作ったとする主張の決定的な反証である

その他

これはRaTG13に限った話じゃないが、SARS-CoV-2は近縁のコロナウィルス(CoV)が持っていない特徴をいくつも持っている。

つのスパイクたんぱくのRBD配列2019年時点では他に類似配列を持つものがいなかったし、フューリン塩基切断部位とO-結合型グリカンも近縁のCoVでは見られなかった。

仮にSARS-CoV-2を研究室で作製するなら、これらの当時未知だった特徴をどうやって組み込んだのか説明できない。

意図的に組み込んだのではなく、培養中に進化して偶然できたと答えようにも、2020年に野生動物(センザンコウ)から発見されたCoVもつRBD配列SARS-CoV-2とほぼ同じだったという事実が立ちふさがる。

研究室選択圧のもと進化した配列が、自然環境下で進化してできたそれと偶然一致するのはまずあり得ない。

あり得たとしても、『自然環境にはSARS-CoV-2に類似した特徴を持つ未知のCoVが色々いる』可能性の方がはるかに高い。

以上から、RaTG13に限らず当時の地球においてSARS-CoV-2を人工的に生み出すためのバックボーンウィルス人類は持っておらず、このウィルス自然環境下で進化したものだと考えるのが妥当である(Andersen et al., 2020)、と言うわけだ。

結論として

『RaTG13起源説』は科学的に完膚なきまでに粉砕されている陰謀論である

証拠がない”ではなく“否定する証拠がある”レベルの仮説である。WIV起源説好意的研究者ですら肯定していない。

ニューズウィーク記事の前編のタイトルは『「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」!』であるが、『RaTG13はSARS-CoV-2の始祖ウィルスではない』という科学事実の前には滑稽と言うしかない。

“「研究所流出説」を甦らせた”と言うのも嘘で、最近のWIVへの追及は『研究所経由説』とでも呼ぶべき新しい(本当は古いけど陰謀論に隠れて無視されてた)説による。

ニューズウィーク記事の前編も後編も、あれが怪しいこれが怪しいと疑惑てんこ盛りにしていたが、その怪しさを全部『RaTG13起源説』に紐づけしたせいで、台無し

過激陰謀論ピックアップされてしまえば、類似のしかし陰謀論とはとても言えない“あり得る仮説”でさえ、十把一絡げに陰謀論扱いされてしまうという危機感を持ってほしい。

『RaTG13起源説』みたいな糞陰謀論で『研究所経由説』をつぶそうとするのはやめてくれ。

研究所経由説』

Andersen et al. (2020)やLiu et al. (2020)Hakim (2021)など、SARS-CoV-2を研究室内で作り出すのは合理的に考えれば不可能であることがわかり、初期の雑い陰謀論(含『RaTG13起源説』)はだいたい駆逐された。

そのおかげで『ウィルス自然起源だが拡散にはWIVが関わっているかもしれない』という元々あった穏当な仮説が台頭してきた。

親愛なるブックマーカー諸氏のため詳しく説明いたしましょう。

研究所経由

SARS-CoV-2は野生動物起源もつが、WIVの研究員がそれを武漢に持って来たかもしれないと言う説です。厳密に言えば研究所起源の説ではありません。

最近の、WIVを追求する流れは主にこの説が念頭に置かれています

SARS-CoV-2の起源に関する現在の最有力な仮説は以下ですが、

宿主(起源):祖先ウィルス宿主。人との接触が少ない野生動物コウモリが有力。

中間宿主:人との接触が頻繁な動物ウィルス媒介するほか、感染中にウィルス進化する場合も。SARSの時はハクビシン(有力)、MERSの時はラクダ(確信)、COVID-19では……?

ヒト集団

中間宿主ポジションあるいは中間宿主とヒト集団の間のポジションに“研究員/研究所”を置いたのが研究所経由説です。

ウィルス探してフィールドワークコウモリひしめく洞窟で、SARS-CoV-2に感染して武漢に帰ってきました』と言うわけです。亜種として『サンプルをラボに持ち込んでから流出しちゃった』バージョンもありますが大意は変わりません。

この説の利点は『まったく無理がない』ことです。ウィルス学的なエビデンスと競合することもなければ未知のウィルスでっちあげる必要もない。

ウィルス感染しているかもしれない動物ウィルスを含んでいるかもしれないサンプルを採取する立場の人が、その途上でウィルス感染たかもしれないと言うのは非常に合理的な考えです。

もちろん、食卓に並ぶべく中国各地で採集された野生動物たちによって武漢の生鮮市場ウィルスが持ち込まれ可能性も当然あります

あるいはミンクなどの家畜の群れでウィルスがサーキュレートしていたかもしれません。

たまたま山歩きをしていた市民コウモリバッティング(激うまギャグ)して感染した可能性もあるでしょう。

重要なのは、これが“あり得る仮説”であり、検証可能であることです。

そう、検証可能なのです。中国側が研究所職員学生血液サンプルや、武漢血液銀行のサンプル(19年12月より古いやつ)を提供してくれれば、非常に多くのことがわかるはずです。

WIVの職員が皆陰性であれば、選択肢が一つ消え、他の仮説がより確からしくなります

陽性であれば、その陽性者の行動を追跡することでわかることが多々あります。野外採集には行かず生鮮市場を訪れていれば、感染源は市場かも知れません。野外採集に行っていれば、その行先に祖先ウィルスいるかもしれません。

あるいはWIVとは関係なく12月よりずっと前からCOVID-19が蔓延していたことが明るみに出るかもしれません。

しかし、中国データ資料の提出を拒否しています

WHOは19年12月よりずっと前に武漢COVID-19のような症状を出した人を見つけました。それも90人以上。

アメリカはWIVの職員3人が11月COVID-19のような症状で入院したのを明らかにしました。バイデン大統領継続調査を求めました。

しかし、中国データ資料の提出を拒否しています

今、中国やWIVに対しての批判とはつまり検証への非協力への非難であるともいえましょう。

何故データを出さないのか?出しさえすれば否定できる仮説に対して、何故データを出さずに否定しようとするのか?何を隠しているんだ?HEY!!

研究所経由説を選択から外しはしない』という各国の研究者やWHO声明は、ほっかむりは許さんぞという宣言なのです。

野生動物起源一本やり(WIVの関与は無視)にすると、どうしたって武漢血液データへの追及は弱まりますからね。

親愛なるブックマーカー諸氏におきましては、同じラベルでも中身は違いますので糞(『RaTG13起源説』等)も味噌も一緒くたにししまわないようお願いいたします。

2021-05-30

anond:20210529201914

ロシア国境黒竜江とかベトナム国境の広東省雲南省で発生してたら、まだ他国のせいにできたのになw

ど真ん中で起きちゃったか隠蔽のしようがない

2021-02-22

anond:20210222181938

武漢肺炎も、よりによって中国のど真ん中で拡散させちゃったからなあ

隠ぺいしようがないよな

雲南省とか海南省だったらまだ隠し通せたものをw

2021-01-31

やっぱコウモリ関係してるのかな・・・

鉱山を目指し、町から山奥へ車を走らせた。曲がりくねった道を約1時間住民だと言う男性9人が5メートルほどの木の棒を横にわたして道をふさいでいた。

ウイルス「RaTG13」が見つかった中国雲南省・通関の鉱山付近道路をふさぐ人たち

 1人が言った。「ここからは、市の身分証がないと進ませない」。外国メディア鉱山取材を嫌う当局意向かと思ったが、「新型コロナの防疫対策だ。部外者集落に入らないようにしている」のだという。

 鉱山を巡っては12年、坑道でコウモリのふんを清掃した作業員重症肺炎を相次いで発症し、死者も出たことが、同研究所が昨年11月に英科学誌ネイチャー電子版)に発表した報告でわかっている。

 鉱山はすでに閉鎖されているが、周辺の住民にとっては今も、過去の話ではない。

 少数民族ハニ族のお年寄りは「死の鉱山だとみんな知っている。近寄る人はいない」と言葉少な。ある女性(60)は、コウモリという言葉を出しただけでおびえた表情になり、「あんな所、だれが行くものか」とつぶやいた。

なんかRPG世界みたいでちょっとわくくわくした

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210122-OYT1T50295/

2019-04-12

就職氷河期世代対策とか騒がれ始めてるけど

東南アジア中国雲南省中部高原海南島原住民パプアニューギニアを参考にして、氷河期世代現在年収350万円以下、直近の雇用保険納付3年未満の氷河期世代限界集落に住まわせて自給自足コミューン作ればいいじゃん

ネット環境だけは引いてやってさ、畑とか田んぼ焼畑農耕とかで作らせて、余った分を月に一回街に降りてきて売って現金収入を得てなんか買っていいみたいな感じで、医療自衛隊警察病院とかの経験を上げるために定期的に公務員系の医務官半年に一回くらい派遣させるとかで解決できるし

そんで国が就職氷河期世代っていうのを見世物にして観光資源化するとかどうよ、放っておけば勝手交尾して増えるかもしれないし治安対策にもなるし一石二鳥じゃね

2019-03-14

anond:20190314191516

ちゃん民明書房刊『伝奇具琉宇舞』を読めって。

中国雲南省の奥地にあるって書いてるだろ?

2018-03-27

https://anond.hatelabo.jp/20180326174814

 よく漬かった高菜漬を刻んで、白身魚と一緒にちょっと酸っぱいスープを作るとおいしいよ。辛いのが平気なら青唐辛子ちょっと刻んで入れる。

 

 あとは汽鍋っていう中国雲南省の鍋があって、下味をつけた具材を入れて火にかけておくだけでいいスープになるので、長時間鍋を火にかけられる環境があるならオススメ。鯛のアラとかおいしいよ。鱗取るの面倒くさいけど。

 鯛は普通に昆布ダシと塩でスープ作ってもうまい(大根ネギが味を吸うとうまい)。

2016-03-28

[] インド象

インドゾウはアジア分布しているアジアゾウの亜種で、ネパールからインドブータンバングラデシュなどを経て、ミャンマー

タイなどのインドシナ半島マレー半島中国雲南省南部の一部などに分布している。

  

アフリカゾウと共に最大の陸上動物としてよく知られているが、インドゾウはアジアゾウの中でも分布域が広く、生息数も多いことから

インドゾウを指してアジアゾウと呼ばれることが多い。

  

アフリカゾウよりは小さいが、それでも肩高3.4m程になるものも見られ、体は雄の方が大きい。

筋肉質の長い鼻が特徴なことは言うまでもないが、この「鼻」は鼻と上唇がいっしょに伸びたもので、この鼻を使って食べ物を口に

運んだりすることができる。

http://www.pz-garden.stardust31.com/choubi-usagi-iwa-moku/zou-ka/indo-zou.html

2011-07-26

中国のパチもん新幹線事故なんだが、実は、もっとたくさん死んでいるという話が出ている。大紀元の記事なんだが、

脱線・落下した6つの車両は満員時には600人乗れる。新華社数字に基づいて計算すると、600-211(負傷者数)-35(死亡者数)=354人。

http://www.epochtimes.jp/jp/2011/07/html/d31775.html

この354人はどこに消えたのか?なぜ慌てて埋めたのか?」

そもそも、「なんで35人死亡なのか?」という理由なんだが、どんな事件事故でも、35人を超えて死ぬと、その地区共産党委員会の書記が更迭されるという規則があり、なので、どんな事故災害でも必ず、死者は35人だそうでw

事故後、「35人は訳あり数字だ」と書き込むユーザーがいた。「今回の高速鉄道は35人死亡。河南省平頂山の炭鉱事故も35人死亡。重慶市の暴雨による死者も35人。雲南省の暴雨被害も死者35人。『35』のカラクリを教えよう。実は、死者36人以上の事故が起きた場合、市の共産党委員会の書記が更迭されることになっている。そのため、事故が起きた当初から死亡人数は35人以下と決まっていた」

中国だけに、ありそうな話ですw で、政府は必死に事態の沈静化を図っているようだが、

▼死傷者数は権威部門の発表に基づく▼報道頻度を控える▼市民献血タクシー運転手が搬送を支援するなどといった感動的な出来事に焦点を合わせる▼事故原因を掘り下げない、権威部門の発表に準ずる▼反省評論を避ける、というものだという。一連の中宣部の報道規制は、民間メディア政府の責任を問う声を封じ込める狙いがあるとみられる。

マスコミに余計な事は報道しないで、騒ぎを大きくするなと指令しているようだが、まぁ、今じゃ中国にもネットがあるので抑えようがないですねw

2010-11-29

http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news.htm

2010年11月28日 ー パキスタン温家宝に150億ドル期待ー

パキスタンの人は,個々には優秀な人が多い。昔のイスラマバードのJICA事務所でも,彼等を重く使っていた。事務所に入ると,ずらりと窓側に並んだパキスタンスタッフが立派な髭を蓄えて悠然と座っている姿を見ると,一見,日本人スタッフが使われているような錯覚に陥る。私たちをパキスタン北部の辺境に案内してくれたパキスタンスタッフは優秀で,かなり突っ込んだ議論が出来る。

雪の降りそうな初冬だったが,パキスタンの山奥深く分け入って,雪に霞む村落を眺めていると,人口1億を超すパキスタン構造が見えてくる。どこまで入っても人が住んでいる。チトラルを見上げるところまで入ったが,最後は泊まるところを捜して,一軒家を見つけ,電灯のないところで長靴を履いたまま一晩,眠られぬ夜を過ごした。帰途,スワット平野ホテルが,随分立派に見えたことだった。

この間,殆ど女性の姿を見ることはなく,途中ですれ違っても,顔を見せずに隠れて去って行く,イスラマバードに帰ってきて,顔を見せて颯爽と歩いている女性を見ると,こちらが恥ずかしいような錯覚に陥る,あの平和スワット平野は,今はアルカイダで厳しい状態が続いているという。イスラマバードホテル、奥さんを現地で亡くした日本人観光客に会ったが,奥さんは唐天竺を求めて来られた,幸せでしょう,と慰めてあげたことだった。

それほど奥の深いパキスタンであるが,しかし一方で,政府官僚傍若無人,無法な社会に戻ると,思わず印象は一変する。北西辺境州で州政府中央官庁が頭から対立していて,日本ODAの訪問も,その対立の前では忘れ去られる。結局あるプロジェクトの協定書に署名が出来ず,ペシャワールからイスラマバードに引き返したが,救急車が来るたびに,おい,サインを求めて追っかけてきたぞ,と冗談を言っていた。

帰国の空港についてパキスタン航空のチェックインカウンターに行くと,チケットの再確認の欄がペンで書いてある,無効だという。何を言っているのか,と大げんかをして手続き進めたが,単独出張のOECFの方は,結局載せて貰えなかった。当時はビジネスクラスで,機内に乗り込むと,軍人らしきグループが席を占めている,席のない軍人パイロットの横に潜り込んでいる,彼等を載せるために,我々のチケットを無効にしようとしていた。

アフガニスタンの問題が起こってから,米国を初め西側諸国はパキスタン支援を強化して行き,日本ODAでこれを支援する姿勢にあったが,JICAの緒方理事長もあるインタビューで,パキスタンは我々は入れない,と難しい治安問題を語っていた。しかパキスタンは,無尽蔵とも言えるような中国の資金攻勢に完全に征服されかかっている。結局,ミャンマースリランカカンボジアのように,心も売り渡す状況にある。

パキスタンのザルダリ大統領は,3ヶ月に一度は必ず北京に行く,と宣言して,北京で幹部に会って貰えないときは,雲南省昆明上海に回って,中国企業との会談に明け暮れている。パキスタンは電力不足で,政府国民を宥めるために大規模ダムの推進を喧伝しているが,なかなか資金が集まらない。それでも,中国企業によるダム建設約束が進んできている。原子力も含め,中国はそこまでパキスタンを支援出来るのか。

中国は,ミャンマーインド洋への進出拠点を求め,スリランカに手を差し伸べて,資源ルートの開発を進めており,最近は,ラオスを経てカンボジアに至るルートも開発している。パキスタンはそれこそ中国にとって,インド洋進出への第2のルートなのであるカラコルムハイウエーは実質中国が開発したものだが中国領の新疆ウイグル自治区jからこのルートを経て南下が可能である

これに,南西部のグワダール海港を繋げば,立派なエネルギー回廊が完成するわけで,この意図パキスタンの利害とも一致している。パキスタンは,イランからのガスパイプライン完成が一つのであるが,協力が出来そうな雰囲気であったインドへのパイプライン延長は,結局,パキスタンへのインドの警戒と米国が,イランインドとの繋がりを警戒して反対に回り,結局インドイランからのガスパイプライン構想から離脱した。

中国温家宝首相が,この12月半ば,イスラマバードを訪問する。今日パキスタン紙の記事では,パキスタン外務省が殆どの関係省庁に文書を回し,至急,中国との間で結ぶべきプロジェクトの協定書を準備せよ,と要請した。それはエネルギー問題と道路建設が主題で,電力では,タールの石炭火力,チャシュマの原子力インダス川上流にある大規模ダムなどで,パキスタンは150億ドルに上る支援または投資を期待している。

パキスタンが特に重要視しているのは,中国意図に沿ったエネルギー回廊の完成である。それは,中東の目の先に位置するグワダール港の整備,グワダールからケッタまでの道路整備,これをアフガニスタン方向とカラコルムハイウエー方向に連携する道路の整備,そうして究極は,イランのガスをイスラマバードを経由して中国新疆ウイグル自治区に繋ぐことであるパキスタンも,身も心も中国に売ることになる。

パキスタンの電力事情は厳しい,長期に亘って計画停電が続いている。政府は,大ダムが出来れば問題は解決する,もうすぐだ,と国民を宥めようとしているが,大規模ダムがそう簡単に出来るわけはない。それでも今日パキスタン紙は,電力の関する目標値を詳しく記事にしている。出所は,国家送電公社NTDCの資料のようである,折角だから,ここで順を追って数字を拾っておきたい

政府は2011年末の発電設備を,22,697MWとしており,これに対応するピーク需要は,21,705MWである。このピーク需要を満たすために必要な発電設備は,2,7131MWで,不足分は,4,434MWである。2012年には,ピーク需要は,2,3441MW,必要な設備は,29,301MW,不足は5,513MWに広がる。2013年には,ピークは25,306MW設備計画では,26279MW,必要設備は31,633MW,不足は5,354MWである

.同じように,2014年では,ピーク,27438MW,計画は,29,405MW,必要は,34,298MW,不足は,4,893MWである。2015年では,ピークは29463MW,計画は,33,630MW,必要は,36,929MW,不足は,3,199MWである。2010年時点の現状は,設備が,19,246MW,有効出力は,17,779MW,夏期の有効は,14,840MW,冬季になると激減,12,482MWである

WAPDAの水力設備は,6,444MWであるが,夏期には,6,250MW,更には冬季には,2,300MWに落ちる。GNCOSの設備は,4,829MWで有効は,3,580MWであるが,夏期には,2,780MW,冬季には3,222MWに落ちる。IPPは,設備が,7,911MW,有効が,7,695MW,夏期には5,750MW,冬季には,6,900MWであるレンタルは,約60MWである

明日から,黄海に於ける米韓軍事演習が始まる。中国の警戒に対しては,米国は一応公海上,として強硬の構えである。今後,南シナ海東シナ海制海権に対して,どの様な示唆があるのか,注目するが,中国で建造中の空母が完成すると,話は一変するのか。ベトナムにしても,マレーシアにしても,フィリッピンにしても,インドネシアにしても,目の前に中国空母を見ながら,石油生産を行うことになるのか。

昨日も書いたが,中国に言いたいのは,北朝鮮ミャンマーに対して,彼処までコミットしながら,北朝鮮の核,北朝鮮の砲撃,北朝鮮拉致ミャンマーの核開発などに対して,何も言えないのか。返って中国弱腰を追求する必要がある。説得できないなら,中国グルなのか,と言われても仕方がない。そんなに弱腰なら,経済的支援や目に余る投資を止めるべきだ,という世論が興るだおる。

この一触即発の東アジアの状況の中で,フィリッピンアキノ大統領韓国からの5万人のフィリッピン人の避難を受け入れて欲しい,と言っている。これは面白いいかである。まだ起こっていない状態を材料に,日本踏み絵を迫ったような感じ。広くフィリッピン看護士を受け入れる体制に日本はあるが,本気かどうか試されることになる。5万人を日本国内で自由にするのか,出来るのか,日本にとっては難問である

2009-08-01

気がつけば、中国軍事力に囲まれていたインド

バングラデシュの軍事・政治・経済保護国インドから中国へ移行していた

バングラディッシュにとって1971年独立戦争の折、力強い味方はインド、敵はパキスタンだった。バングラディッシュという国名は「ベンガル人の場所」という意味、旧名は「東パキスタン」。パキスタンはパシュトン人の場所、という意味だからベンガル人からみればとんでもない話だ。バングラディッシュにとって「敵の敵は味方」だからインド、その背後の米国もつよい味方の筈だった。

独立達成から四年間、中国バングラディッシュ独立国とは認めなかった。そして三十八年の歳月が流れた。

パキスタン中国と緊密な軍事同盟のままであり続けた。インド中国との敵対関係を緩和し、経済交流を始めた。いまやインド商人が大挙して中国に買い付けに行っている。そしてバングラディッシュ首都ダッカには五万人規模のチャイナ・タウンが出来ている。バングラディッシュに進出した中国の繊維企業が百万人のバングラ女性ミシン工として雇用している。繊維製品のクォータ(数量制限)を回避するため、アパレル産業はつぎつぎと中国以外の国へ移転するためである。

さて問題は中国海軍力の突出である。ミャンマーの沖合ココ島に中国は軍事レーダー基地を租借し、インド海軍の監視所を設置した。同様にバングラディッシュの港に軍事観察基地を租借する思惑がある(ジェイムズ財団発行『チャイナブリーフ』、09年7月22日号)

海軍力突出は資源戦略のためのシーレーン確保とセット

1975年中国バングラディッシュと国交を開いた。矢継ぎ早やの友好条約経済関係の緊密化、ソフトローンの貸与、文化交流そして、軍事技術供与へと至る。同時期にバングラディッシュ新世代の間でマオイストが跳梁跋扈した。

北京は「あのマオイスト中国関係がない」と言い続けた。ネパールに出現したマオイスト政権、それ以前から武器バングラディッシュマオイスト経由でネパールに流れ込んでいると観測されていた(実際に小生もダッカ大学で構内そこら中に毛沢東ポスターを目撃した)。

2006年中国バングラディッシュ軍に大量の武器供与したが、そのなかには65の対空砲、地対空ミサイル114基。戦車T―69,T-79。さらに兵員用の機関銃。くわえて中国2012年までに122ミリ砲、155ミリ砲も供与する。これらは「友好価格」にて中国から供与される。

中国海軍バングラディッシュ海軍との合同演習も行われ、艦発射ミサイル砲艦、ヘリ搭載駆逐艦などがベンガル湾に勢揃いした。チッタゴン港の港湾拡充工事中国が引き受ける手はずとなった。

パキスタンのグアィダール港は深海、将来は中国の原潜、空母寄港も可能。スリランカのハンバントタ港もしかり。そしてチッタゴンも。

1977年からはバングラディッシュ空軍ジェット戦闘機供与されはじめ、中国はF7,A5のほか、F-7BG16機を供与した。

インド軍高官は、バングラディッシュ国内に中国の観察基地が貸与されると、インドの北東部に位置する空軍基地バグドグダ基地にミグ21。ハジマラ基地にミグ27,テズプール基地にはスホイ30が展開されている)が、レーダーによってたちまち中国軍に掌握される危険性があるという。かくなればベンガル湾からアンダマン海にかけては「チャイナ湾」となりうる。

ミャンマーとの接合も総合的に地政学的に判断

軍事力ばかりではない。資源戦略と濃密にからむのが中国軍事力拠点の拡大とシーレーンの拠点確保という動きに繋がる。西側が制裁しているミャンマー中国の異常接近は前から指摘されてきた。

ミャンマー沖合海底に眠るガス田開発はシノペックが応札し、また同海域はバングラディッシュの領海と重なる微妙な区域だけに、両国中国の調整を望む。ガスのパイプラインミャンマーから2806キロ。年間120億立方メートルのガスを雲南省昆明へ輸送する。2012年完成予定。石油パイプラインは1100キロ、日量40万バーレルを運ぶプロジェクトだ。昆明からミャンマーへのハイウエィ900キロ。これをバングラディッシュのチッタゴンへと繋ぐ。ここまでの動きを地政学的に俯瞰するなら、すでに南アジア中国軍事力影響圏に入っていることが分かる。

はっと気がつけばインド中国海軍力に取り囲まれていたのだ。

2009-05-30

あたかもコミンテルンのごとく軍部政権少数民族ゲリラを両天秤の中国

欧米ミャンマー報道は「スーチー」偏向プリズムで目が腐乱している

アウンサン・スーチー女史だけが欧米にとってミャンマー報道の全て。

日本マスコミの取材力も解析力も貧弱だが、欧米マスコミのそれも変わりばえしない。スーチー女史が民主化シンボルというのは、盧武鉉韓国民主化シンボルだった、という嘘放送同様に悪質なデマゴギーに属する。

しかしスーチー問題はここでは論じない。詳しくは高山正之氏の『スーチー女史は善人か』(新潮社刊)を参照されたい。

ミャンマーを壟断しているのはたしかに軍人政権だが、社会構造は二重になっており、軍部より上位に仏教があり、国中いたるところパゴダばかり。敬虔なひとびと、穏和な性格農業国家倫理性が高い。それこそ欧米植民地時代の悪辣非道な統治に比べると、ミャンマー国民倫理の高さ、その潔さは比べようがないのではないか。

英国植民に狎れ、英国留学したスーチー女史には土着の思想も発想もない。東チモールグスマンのごとし。或いはパキスタンのブッド元首相のごとき。

ミャンマーを一週間旅行したことがあるが、その穏やかな人々と風景のどかさに、むしろ感動した。

さてミャンマーの北方地域から北東部にかけての山岳地帯は軍事政権も統治が及ばない無法地帯をかかえる。カチン族、カレン族、モン族が実効支配する地帯で、しかも麻薬栽培が盛ん。その無法地帯国境を接するのは?

中国です。

辺境地帯のゲリラは武装しており、独自の税金を取り立て、長年にわたって軍事政権と対峙してきた。

北東部はカチン族などの部族長らが指導権を握り、カチン民主戦線(NDA),シャン州軍(SSA),民主同盟軍(MNAA),ワ州軍(UWSA)等、反政府では同じでも、ゲリラ間の統制はとれておらず、お互いがいがみあっている。いがみ合えばあうだけ、ミャンマー軍事政権としては分断統治がやりやすい。

しかし国際的孤立にくわえ、国内政情不安民主化要求の板挟みにあって、ミャンマー軍幹部は、個別にこれらゲリラ頭目たちと会談しはじた。

年初から五月初旬にかけて密かに停戦を話し合ったが、長い戦闘による猜疑心が交錯したため交渉は難航し、結局、五月下旬になって破談におわっていたことが分かった(アジアタイムズ5月29日号)。

停戦条件は信用できない

軍が提出したのは、ゲリラ側の武装解除とひきかえに、かれら戦闘員をミャンマー政府の『軍人』として政府軍へ参入し、給与を支払うことなどが条件だった。

とくにUWSAは、中国テコ入れで対空砲、地対空ミサイル、190ミリ迫撃砲などで武装しており、軍部の出す条件はうっかり飲めないと踏んだ。

武装解除したあげく軍が急襲して殲滅させられた例を、カチン族らは見てきた。

UWSA軍は25000名。またワ州軍はカチン族の集団で武装兵士20000名を抱えると言われ、武装解除と自治が交換条件だが、やはり政府を信用しておらず、停戦交渉は決裂した。

これらの武器はどこから来たか

中国である。ワ州には中国が援助した武器工場まで存在する。

一方で、欧米が激しく非難するミャンマー軍事政権が制裁措置をもろともせずに存続する理由は最大の胴元が中国だからである。

国際的に孤立しても核武装を急ぎ、核実験を繰り返して平然としている北朝鮮も、結局は中国テコ入れをしているからだ。

中国国際社会の反対をよそに、堂々とミャンマー政府を支援してきた。

中国ミャンマー軍事政権への武器援助の交換として獲得したのは、インド洋アンダマン海沖合の無人島を二つ租借し中国海軍の観察基地としているほか、ミャンマー沖合の海底ガス油田開発権利をインドと競って獲得している。

後者は30年の長期契約である。

中国雲南省ミャンマー南方の港湾とを結ぶハイウェイ建設、山岳での発電所建設を援助し、さらに沖合からミャンマーを南北に縦断するガス輸送パイプライン中国が敷設する。

そうしてビジョンを持っていると同時に中国反政府ゲリラ組織へのテコ入れを行うのである。第一はパイプラインを安全にまもるためには山岳ゲリラとの妥協が必要であり、第二に中国が最大支援国としての発言力をバックにミャンマー軍事政権を説得できるからだ。

 

ビルマ共産党に一時期テコ入れしたのも中国だったが。。。。。

一方、中国1970年代から反政府ゲリラの肩入れしてきた。理由は彼らがビルマ共産党の流れを汲むからであり、また国境貿易の主体でもあり、麻薬の柱石地点でもある。

途中で中国ビルマ共産党の武装援助のテコ入れをやめる。理由はビルマ共産党は、とても組織的に脆弱で使い物にならないと判断したからである。

あたかもコミンテルン辛亥革命直前から清朝反政府組織テコ入れし、孫文日本から寝返らせて、周辺をソ連将校らが固め、さらに蒋介石毛沢東の双方を援助した。西安事件を命令して蒋介石毛沢東を共闘させるために国共内戦を終わらせ、抗日統一戦線を組ませた。当時の中国共産党は山岳ゲリラの類い、スターリンの命令には逆らえず、また蒋介石も息子の蒋経国モスクワ留学(という名の人質)にとられていた。

コミンテルン国民党共産党に両天秤をかけていた。

いま中国は、あたかもコミンテルンの謀略の現代版を実践するかのように、一方でミャンマー軍事政権に異常なテコ入れおこない、他方ではミャンマー反政府ゲリラ組織にもテコ入れしてきたのだ。

山岳ゲリラの跳梁に悩まされるミャンマー現地民はタイの難民キャンプへ逃れており、これは国際的な人権問題。次の難題がそこにある。

 
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